みたいなお話。
小生、金曜ロードショーを見ただけのニワカもいいとこであるため、内容の矛盾で恥をかかないよう匿名で投稿致し申し早漏。
「50年ぶりだね。君は昔の姿のままだ」
魔王を倒した勇者のパーティ。勇者ヒンメル、戦士アイゼン、僧侶ハイター、魔法使いフリーレンの一行に──かつての面影は残っていなかった。
艶やかな青髪で自他共に認める美貌を誇っていたヒンメルは──髪は抜け落ち、蓄えた髭も長い年月で色を失った。腰も曲がって目線も数段下がった今では、誰も彼が伝説の勇者であると一目で気づける者は少ないだろう。
ハイターはヒンメルと違って若い頃から老け顔だったからか、ヒンメルほどの変化は感じられない。しかし彼の顔に刻まれたいくつもの皺は長い年月が経った事を想起させる。
アイゼンは......アイゼンは二人ほど変化はないけれども。だって寿命が数百年あるドワーフだし......そもそも顔の多くを覆い隠しているから見た目の変化に気づきにくいんだもん......。
──とにかく、彼ら勇者のパーティが魔王を倒してから長い時が既に流れており、魔王を倒したその後、彼らは「英雄」として額に刻んだ皺の数だけ共に時を過ごしてきた──という訳でもなかった。
フリーレンが「たまには顔を出すよ」と言い残した4人最後の会合から実に50年ぶりの再会だ。しかしフリーレンに悪気がある訳ではない。長い寿命を持つエルフと人間の時間感覚には隔たる差が存在する。エルフのフリーレンにとっての50年とは、まさしく「たまには」程度の長さでしかないのであろう。
──ともかく、50年という、人間にとっては長い時間の末に再び英雄は揃った。そして50年前に約束した「エーラ流星を見に行く」ために、一同は全員揃った最後の旅に出かける。
「......きれいだ」
こうしてフリーレンに導かれて辿り着いのはとある丘。人の気配がない静寂の中、耳に届くのは鈴虫達の演奏会。風と共に漂う野原の青々とした香ばしさを全身に浴びながら窪みにある湖が天然のスクリーンとなって天空の流星を映し出す。その圧巻の光景に、ヒンメル達は昔の旅を重ねて自然と涙が出る。
「(ありがとうフリーレン。君のおかげだ)」
ヒンメルはそう、隣に座るフリーレンにお礼を言おうとした時......
「」
世界が止まった。
「フ、フリーレン。その格好は......」
「ん? ああ、懐にしまっておいた『服を溶かす薬』の蓋が少し緩んでいたようだね。ちょっと寒いな」
「............」
なぜそんな物を......というヒンメルの思考はその圧倒的視覚情報量に遮られる。右の腰辺りに仕舞っていたのだろうその薬は放射状にフリーレンの躰を侵略したようで、彼女のスラリと伸びる白い太ももや、小ぶりながらも綺麗な形を保った横乳がフリーレンの右隣に座るヒンメルにだけ見えるよう露わとなっていた。その光景を目の当たりにしたヒンメルは......
「(エッロ......)」
自らの年も忘れて興奮した。冒険をした時から恋焦がれた相手で、その姿はあの時とまるで同じ。しかし冒険の時には見せなかったような扇状的な光景はヒンメルを昔の少年に引き戻した。もう遥か昔に置いてきたはずの、ほとばしる熱き情欲が胸に宿る。......だがヒンメルは理解している。
「(エルフのフリーレンは私達とは違って寿命が長い。だからこそか、性欲の概念が私達とは違う。私は......最後までフリーレンの仲間でいたいね)」
ヒンメルは、フリーレンに対する気持ちにだけは自分に嘘を吐く事ができない。彼は今、初恋の相手たるフリーレンに対して年甲斐もなく劣情を抱いている。しかし人間とエルフという種族の違いから、この感情が絶対的に一方通行である事もヒンメルは理解していた。フリーレンと交わりたいという気持ちはヒンメルの偽りなき本心ではあったが、しかしフリーレンとの関係性が崩壊し、彼の中に宿る温かな思い出が変容する事に限りない恐怖を抱いている事もまた事実であった。
「(そうだね。僕と君は......元々そういう運命になかったんだ)」
人間とエルフの差という、大きすぎる二人の違いに、フリーレンが人間でない事に──そして自分がエルフではない事に、ヒンメルは心の底から自分の運命を呪った。
「ヒンメル......。それ、苦しそうだね」
「えっ?」
が、ヒンメルの呪いは50年の長い時を超えて今、ようやく結び目に手が掛かろうとしていた。
「......フリーレン。今、何て言った?」
フリーレンの言葉に、ヒンメルは強い違和感を抱いた。口には出さなかったが今の口ぶりからしてフリーレンは「勃起」という現象を知っているようなものだったから。
「(フリーレンには性欲がない。知っている訳が無い)」
「別に。経験はないけど知識として知ってるってだけ」
「昔からナチュラルに心読んでくるね君は」
ヒンメルの抱いた疑問はフリーレンによって解消された。
「それ......私のせいだね。確か女性の破廉恥な姿を見れば男の人はこうなるんだよね」
「破廉恥って......まあ、間違ってはいないけど......。ちなみに経験ないのにどうやってそんな知識を?」
「新しい魔法を知る過程で知ったんだよ。見るのは初めてだけど」
ヒンメルは内心でガッツポーズをした。自分が想い人と結ばれないのなら、せめて他の誰とも結ばれて欲しくないというのは人間として自然な感情だ。
「だからその......収めてあげようか?」
「......はい?」
「だから。それ、結構苦しいんでしょ? 私は男じゃないから分からないけど」
「え、ええと......じゃあつまり......」
「ソレ、収めるにはどうすればいいんだっけ?」
「えっ......。そりゃあ溜まってるのを出せば解消されるけど......」
「そう......。ヒンメルがそうなったのも私のせいみたいなものだし、私はやり方とかよく分からないから──好きにしていいよ」
「ッ!? ほ、本当にいいのかい?」
「むしろ私でいいのかって逆に思うけどね。私、多分何されても感じないと思うし。......反応ない子はあまり良くないんでしょ? 確か魚の名前で......シャケだっけ?」
「(マグロだよフリーレン......)」
確かに一般にはフリーレンの言う通り、マグロな女は敬遠される。が、フリーレンの事を一途に想い続け、結ばれるとしたらフリーレンだけだという拗らせた縛りを自らに課した結果、この歳まで童貞を守り続けたヒンメルにとってはそんな事──些細な事でしかない。
「そっか。じゃあ私は細かいところはよく分からないし、ハイターとアイゼンと話し合ってね」
「え?」
一体なぜそこでハイターとアイゼンの名前が出てくるのか。
「流石にあれだけ大きな声で話していたら聞こえます」
「流星も一通り流れたしな」
フリーレンの後ろからひょこりと顔を出した二人の股間は──ヒンメルと同様にいきり勃っていた。
一緒に旅をし、フリーレンのあまりにあんまりな言動を見続けてきた二人だが、フリーレンが女として魅力的である事に疑いはない。
──ヒンメルに選択の時が訪れる──
ハイターやアイゼンとは違い、この歳まで純潔を守り続けたヒンメルのフリーレンに対する感情は──純愛だ。ハイターやアイゼンとフリーレンが交わるとこなど見たくない。
しかしフリーレンにとってはこれから行うであろう行為はあくまで自分達の勃起を収めるためだけのものであり、ハイターとアイゼンの介入を防げば──そもそもフリーレンと交わる事ができない可能性がある。
純愛か劣情か。ヒンメルの心は揺れ動いていた。
「(いや、そんなの初めから決まっているね)」
ヒンメルはフリーレンの事を一途に想い続け、腰の曲がるこの歳まで貞操を保ち続けた。それは生涯童貞を貫く覚悟がなければ敢行する事などとてもできぬほどのもので、その心はまさしく──純愛以外の何物でもない。初めから答えは決まりきっていた。
「じゃあハイター、アイゼン。3人で楽しもうか」
──やらなきゃ意味ないよ
「えっと......じゃあ私は座ってたらいいのかな?」
4人以外誰もおらず、人の気配も全くないこの丘で──フリーレンはいきり勃った3本もの肉棒に囲まれていた。
「そうだね。色々あるけど、まずは座っててね。じゃあ......始めるよ」
先駆者ヒンメルが動く。彼は童貞で、何の経験値もなかったがフリーレンに対する熱い気持ちが彼の背中を突き動かした。
とは言っても何をすればいいのか、童貞のヒンメルには分からない。
「(や、やっぱり最初はキスとかからかな?)」
そう思い立ったヒンメルはぎこちない動作でフリーレンと唇を重ねる。人形のように無反応なフリーレンだったが、初めて味わう女の唇は──柔らかかった。が、童貞のヒンメルにはその次どうすればいいのかが分からない。二人はただ唇を接着させただけで止まってしまった。
「............」
「............」
「......ヒンメルもフリーレンも何も言わないんですね」
童貞のヒンメルは念願のフリーレンとの接吻に顔をゆでダコのように赤くし黙りこくるしかできず、マグロのフリーレンは何も感じなかったからだ。
「ヒンメルはキス魔でしたか。ではフリーレン、私も失礼しますよ」
次に動いたのはハイターだった。実際にはヒンメルはフリーレンとのキスで頭が真っ白になってしまい、また経験値の乏しさから次に何をすればいいのか分からなかっただけなのだが......。
ハイターはフリーレンの背後に回り込み、後ろから華奢な肉体を抱きしめるかのように手を回して双丘を揉みしだき始めた。決して豊かさがある訳ではないが、しかし手先に感じる柔らかな触感はフリーレンが女の子である事を如実に表していた。ヒンメルとは違い経験値豊富なハイターは強弱緩急をつけながらフリーレンの胸を刺激していくが......
「............」
「............」
マグロのフリーレンは黙ったままだった。
「そ、そうか。おっぱいも触らないと」
童貞のヒンメルはハイターの行動に着想を得たのか、丁度ハイターが脇の辺りのスペンス乳腺を両手でイジり、開発を試みている隙にフリーレンのおっぱいの占有権を強奪した。おっぱいの権利を奪われてしまったハイターは溜息を一回つき秘所へと目標を転身した。
しかしこうなると困ったのはアイゼンだ。彼女の双丘も秘所も既に占領されている。もう責める場所がない。手持ち無沙汰なアイゼンはタイツ越しにフリーレンの太ももを愛撫し始めた。
「フリーレン。どんな感じ?」
ヒンメルとハイターついでにアイゼンによって、衣服越しにではあるが全身の性感帯を刺激されているフリーレンは答える。
「何も感じない。ずっと肘を触られているみたい」
「それは確かに気持ちよくないね」
「私はシャケだからね。それより、本当にこんな事でソレ収まるの? 収まるどころか余計に悪化しているように見えるけど」
「ヒンメル。フリーレンの場合、前戯は意味ないかもしれません。マ──シャケですから。それに......」
「それに?」
「早く挿れたいです」
「たまに君、真顔でとんでもない事言うよね」
「随分とご無沙汰ですから」
「そんなもんか」
ひたすらフリーレンの太ももを愛撫し続けるアイゼンを置いて、ヒンメルとハイターはフリーレンの服に手をかける。
「フリーレンの事を想い続けていたのは君ですヒンメル。最初はあなたでしょう」
「ありがとうハイター。──フリーレン、最初は痛いって聞くけど──ごめんね」
「ッ!」
露わとなったフリーレンの秘所に、大きさだけは勇者クラスの肉棒が推し沈められていく。性欲のないフリーレンは先ほどの前戯でも全く濡れられず、また童貞のヒンメルではローションで濡らしてあげるなどといった発想も得られなかった。
天然のシャケたるフリーレンは、前戯だけでなく挿れられても濡れる事がない。抽送を続けてもその湿度に変化は見出せない。何も濡れていない膣に挿れても正直あまり気持ちよくない。が......
「フリーレン! フリーレン!!」
彼女の上に跨って腰を振るヒンメルにはそのような事関係なかった。自らをシャケと称し、何も感じないと言わんばかりに動かないフリーレンの表情は──むしろヒンメルを滾らせていたからだ。フリーレンの表情は旅を続けたあの時と何一つ変わらない。眼下に広がるフリーレンは、まさに遠い昔に思い描いていた妄想が現実となった光景で──ヒンメルの刺激となっていたからだ。それにヒンメルは童貞だ。他の女と交わった事のある男ならその比較ができたのだが──ヒンメルにとってはフリーレンが初めての女だ。後にも先にも彼にとっての性行為は乾いた穴に挿入する行為として定義されるのだろう。
程なくしてヒンメルは射精し、ハイターも続く。ヒンメルの精液によってフリーレンの中は先ほどまでよりスムーズに動かす事ができるようになっていた。
......アイゼンはフリーレンの太ももに肉棒を擦り始めた。
次回、ハイター参戦!多分続かないけど
尚、アイゼンは身長が低いから女の子の脚、お尻にしか興味がないんじゃないかという酷すぎる偏見。