ある日、カレンがアジトのラウンジでくつろいでいると、C.C.が無言で近寄ってきた。
「な、何よ…」
C.C.は警戒するカレンの首元に顔を近付けると、ニヤリと笑う。
「その小さなアザは、何だ?いやらしい虫にでも刺されたか」
「!?」
その意味を何となく察したカレンは、手鏡で自分の首元を見る。すると小さな赤いアザが制服の際から見えて、カレンは顔を赤くした。
「なっ、別に…虫刺されじゃないの?」
「では何故、動揺する?わかりやすい奴だな」
「くっ…それが、何だってのよ」
「いや、お前達に生活指導をするつもりはないが、一応キスマークの位置には気を付けろと、老婆心からの忠告さ」
「絶対、面白がってるだけでしょうが」
カレンが睨むと、C.C.は笑った。
「そうでもないぞ。お前だって、人に見られて恥ずかしい事くらいあるだろう?円滑な交際を続けたいなら、その辺は話し合えよ、じゃあな」
「何なのよ、もう…」
立ち去るC.C.を見ながら、カレンは首元を手でなぞるのだった。
その後、カレンは自室に入って裸になると、全身を映す鏡の前で、他にキスマークがないか調べ始めた。
「全然意識しなかったけど、いきなり言われたら気になるっての。首元は…さっきの所だけか。あら、胸にはやっぱりあった…」
カレンが調べた結果、数は多くないが、乳房や腹に数ヶ所、首元と同じ赤いアザが見つかった。
「背中側はよくわからないけど、お尻にはない…みたいね。ライって、意識して付けてくるのかしら。薄着になった時や着替えの最中に、さっきのC.C.みたいに見つけてる人、いたりするのかな」
変に意識してしまったカレンは、今夜ライに確認しようと、心に決めたのだった。
夜になり、アジトから人気がなくなった頃、カレンはライの部屋に来ていた。ソファに並んで腰掛け、恥ずかしそうに自分を見る彼女を見て、彼は首を傾げた。
「どうかしたのか?」
「えっと、あの…少し確かめたい事があるの。私のここ…見える?」
カレンが首元のキスマークを見せると、ライは彼女の顔を見た。
「虫刺され…か?」
「多分違うと思う、ライが…き、キスをした跡だわ」
「キス?それだけで、こんなに赤くなるのか」
「強く吸えば、ね。これが胸とかお腹に、数ヶ所あったわ」
「それは悪かった、痛かったりするのか?」
頭を下げたライに対し、カレンは手を振って答える。
「いやいや、痛くはないし、謝って欲しいんじゃないの。ただ、意識してキスマーク…って言うんだけど、これを付けてきてるのかなって」
「意識はしていないな。夢中になって強く吸い過ぎた事はあったから、その時に付けてしまったんだろう。これは他人に知られると、恥ずかしい事なんじゃないか?その…二人の行為が伺い知れてしまうから」
「まあ…そうなるわね。ただ故意にやっていたなら『目立つ場所にするな』ってなるけど、無意識なら言いようがないし…」
「…ん?一切付けないで欲しいわけでは、ないのか?」
「へ?あ…い、いやっ、それは…」
ライに指摘され、ただでさえ赤いカレンの顔が、耳まで真っ赤になった。
「だって、ライが私を夢中になって求めてくれた証でしょ?そりゃ人に見られたら恥ずかしいけど、その…求めてくれる貴方を拒むような真似は、したくないから」
「そうなのか。だが僕も加減を覚えないと、カレンに恥ずかしい思いをさせてしまう。これからは、あまりキスをしない方がいいのかも」
「そっ、それはイヤ…かも」
カレンがライにもたれ掛かり、上目遣いに彼を見る。
「ライには、今までと同じように求めて欲しい。だってそれが、一番幸せで大好きな時間だから。ただほんの少しだけ、キスマークを付ける場所を、目立たない所にして。それか、付かないようにキスを上手にするか…かしら」
「上手なキスって、あるのか?」
「わからないけど、あるんじゃない?何なら今から…練習、する?」
潤んだ瞳でカレンに見つめられ、ライは自然と彼女を抱き締め、唇にキスを始めていた。やがてキスを終えた二人はベッドへと向かい、服を脱ぎ捨てるのだった。
ベッドに横たわるカレンの裸身に、ライが指を這わせる。乳房に付いたキスマークに気付くと、彼は優しくそこを撫で、静かに口付けをした。
「カレンの肌は白いから、余計に目立つな。ああ…反対側の胸にもあったのか、すまなかった」
「んっ…いいの、ライが胸を好きなのは…あっ、知ってるから」
「だが夢中になり過ぎるのは、どうだろうな」
「だからって、夢中にならない範囲で抑えられる?」
「君と愛し合う時間は、基本的に抑えられない。だが善処はする」
「あっ、あまり優しく舐めたらくすぐったい…んんっ、乳首はもっとくすぐったいよぉ。でも…何だかこれもいいっ…かもぉ」
ライが乳房や乳首を優しく舐めていき、カレンは全身が悶えるような熱を感じて、体をくねらせながら甘い声を上げた。
「やはりカレン、君は美しいな。加減して愛するのは難しい」
「んんっ、変に抑えなくていいからぁ…ふあっ、思うように愛してぇ。目立たない場所なら強く、吸っていいからぁっ」
乳房にキスをしていたライが、腹部や下半身にキスを始めていき、やがてカレンの両脚を押し広げ、クリトリスや秘部に唇を這わせていく。すると彼女の吐息が熱量を増して、全身を震わせ始めた。
「はぁっ、ライぃ…!感じてぇ、そして感じさせてぇ…あっ、中に舌がぁ…!」
ライが膣内に舌を差し込んで舐め始めると、カレンが愛液を溢れさせながら悶えた。そんな彼女を求めながら、彼の股間は熱くなり、ペニスは膣内の柔らかさを欲して固くなっていた。
「カレン、入れてもいいか?」
体を起こしたライが尋ねると、カレンは微笑み、下腹部を撫でながら頷いた。
「もちろんよ、私も入れて欲しい。この中はどうやっても誰にもバレない、ライだけのもの。キスマークの代わりに、いっぱい動いて、貴方の愛した跡を付けて。そして…いっぱい中に出して、貴方だけの私にして」
「ああ、これだけは加減しない。カレンはずっと僕が愛する、大切な…人だから」
「はぁぁ…固いのが中にぃ、この時だけはぁ…激しくしてぇ」
「ああ、もちろん激しく…ふっ、愛する!カレンに僕の跡を、数え切れないくらいっ…!」
「うんっ、付けてぇ!私の中っ、ひゃっ、ライの跡をいっぱい付けてぇ!」
ライが今まで加減していた想いを解放し、激しく腰を振ってペニスを膣奥にぶつけ始めると、カレンの悶え方がより激しくなった。
「うぁっ、やっぱりぃ…激しくされるのも、すっ…好きぃ!あんっ、優しくても激しくてもぉ、ライに愛されるのが一番、一番幸せなのぉ!」
「くっ、僕もカレンを愛する時間が一番…好きだっ!色々なやり方で…君を愛したいっ、色々なやり方を覚えたい!」
「うんっ、一緒にぃ…一緒に覚えたい!色々なやり方でライと…んんっ!」
ライは腰を振りながら、激しく揺れる乳房に両手を伸ばすと、大きく揉みながら腰の動きを加速させた。
「はぁっ、胸と同時もぉ…気持ちいいよぉ!もっとぉ、私を求めてぇ!」
ライは乳房を揉みながら腰を振り続け、やがてカレンに自分の体を密着させると、唇にキスをしながら腰を大きく打ち付け始めた。
「ちゅるっ、んむっ…んんっ!」
「んっ…くっ、むっ!」
膣内がきつく締まってペニスを包み、ライは射精が近いのを感じると、キスを止めてカレンに告げた。
「だっ、出すぞ!カレンの…一番奥にっ!」
「うんっ、いっぱい出してぇ!子宮の奥まで…ふあっ、いっぱい出してぇ!」
カレンが両脚をライの腰に絡ませると、彼は数回激しく腰を振った後、股間を彼女の秘部に強く押し付けた。その直後、熱い精液が膣奥で弾けそうな勢いで噴き出した。
「はぁぁっ、いっぱい中出しされてるぅ!ライの跡…中にいっぱい付けられてるぅ…!」
二人は再び唇を重ね合わせ、膣奥を精液が満たす快感を一緒に味わうのだった。
「それで…キスマークが付かないような加減は、できそう?」
ライに抱かれながらカレンが尋ねると、彼は彼女の髪を撫でて答える。
「努力はする。見える部分には優しくして、見えない部分には激しく…とか」
「うん、他人の目もあるから、お互いに気を付けようね。キスマークに関しては、私もライに付けちゃいそうだし」
「ああ、その可能性もあったか。そうだな、目立たないようにしよう」
「そうね。代わりに見えない部分にはより激しく…ね」
ペニスが繋がったままの下腹部を、カレンが撫でる。
「そんな事を言われたら、本気にしてしまうぞ」
「全然構わないわよ、私の中で一向に収まらないモノで、いっぱい求めてくれても」
「それは、今この瞬間もか?」
「ふふっ、もちろん…ふぁっ、らっ…ライ、そう…いっぱい求めてぇ。私に跡をいっぱい付けてぇ!」
二人はそのまま二回戦に入り、その後も体力が尽きるまで、熱く求め合った。互いに何とか配慮して、二人の肌にキスマークは、ギリギリ目立たない部分に付くのみだった。だがカレンの膣内はライのペニスで掻き回され、精液が隙間なく埋め尽くして、彼女は大いに満たされたのだった。