上の作品を見たものだけ石を投げなさい。
不定期更新です。本編以上に。
本編
https://syosetu.org/novel/315567/
頭に降り注ぐシャワーの雨を感じながら、わたくしは鏡を見た。
自分で綺麗な体、と思ったことはない。それどころか、無駄に肉がつきやすい気がして好きじゃない。
しかし、性行為では好ましいという話も聞く。彼女が好きかは……知らない。
わたくし、狐坂ワカモは、モブ子さんと、そういう行為をする。
……実は、モブ子さんとしたことがないわけではない。ストレス発散だとか、仕事だとかで。
しかし、恋仲になってからは初めてになる。
なるじゃない。なるじゃない!
「……ドキドキが、止まらない……」
このシャワー室を出れば、彼女が、準備を済まして待っている。
待っているじゃない。待っているじゃない!あっちではモブ子さんがいるじゃない(AUR)
いや小ボケを挟んでいる暇はない。
鏡をもう一度見る。
顔が朱い。まるで生娘のような――いや、先生に恋していた時はこの顔を良くしていた気がする……その時よりはもっと朱いかも。
「……いや、こんなところで止まるのはわたくしじゃない。言ってみせましょう……!」
きゅっ、とシャワーを止めて、最後にもう一度見る。
素肌を露にしているわたくしの体は、彼女に気に入られているのでしょうか。
バスタオルで体を隠し、シャワー室を出る。
シャワー室から出て右側に、ベッドが置いてあり、そこにわたくしに背を向けるように、肩から下を隠すように、バスタオルで体に巻いた彼女が座っていた。
呼吸を整え、ゆっくりと近づく。
ベッドとの距離が、1cmも無くなってから、やっとわたくしは口を開いた。
「……で、でました」
「うん、そうみたいだね」
そこで話が終わる。
どこかの覚悟シスターみたいな顔を浮かべながら、おずおずと背を向けるようにベッドに座る。
「……ねぇ」
「ひゃっ!?……はい」
突然声をかけられ、驚いてしまう。
まずい。何がまずい?言ってみろ(MZN)だからボケを挟む暇はないでしょうがわたくし!
「……ふふっ、なにビビってるの。らしくないじゃん?」
「らしくない……ですか」
「というかすでに何度もしてるんだから、そんながちがちにならなくていいのに」
「……そんなことを言われましても」
好きと自覚、愛していると自覚して、更に愛されていると知っての、性行為。
このワカモ、初めての事ばかりで少々気が狂いそう。
「……じゃあ、やめとく?」
「え?」
「だって嫌なんでしょ。私とするの。そもそも私がやりたいからって言い始めたからこうなってるわけだし。ごめんね、無理言っ「違います!」うわっ」
「嫌とかではなくて、そのっ、えっと、恥ずかしくなったんです。……ありのままの、わたくしで、その、愛してくれるのだろうか、と」
わたくしは勢いよく振り向き、そしてモブ子さんも肩を掴んで振り向かせて、想いを伝えた。
「……そっか。そっかそっか。ふーん?」
「な、なんですか。その反応」
「べっつにー?そ、れ、よ、り、やっと顔あわせてくれたなー?」
「あっ、す、すいません……」
「なんで謝るんだよ。うへへ、顔あっか~」
「なんでホシノさんみたいな喋り方」
モブ子さんも少し赤いのは、黙っておくことにする。
「……じゃ、あ。始め……ますか?」
「その前に。見てほしいんです」
何を。そう言おうとする前に、モブ子さんは自身のバスタオルを落とした。
モブ子さんの体には、下着が着けられていた。
黒色の、色気たっぷりの、下着が。
わたくしは突然見えた情報に、言葉が詰まった。
「じゃん。どうですか?」
「……」
「……」
「……」
「……」
「…「いやそろそろ喋れ。……そんなに似合ってなかった?」
「いや、その……エロ……すぎて……」
お互い顔を見つめながら、黙ってしまう。
わたくしは顔が熱くなり、モブ子さんは赤さが濃くなる。
一分ほど無言の時間が続く。
「ひゃっ」
この状態が続くかと思った次の瞬間、モブ子さんの小さい悲鳴でその時間は終わった。
急にどうして。
そう思いながら、自身の指の先に視線を移すと
モブ子さんの胸の先に触れていた。
「ア"ッすいませんつい本能、いや無意識に!」
「いや大丈夫だよ。するならいやでも触るし。……そっか。気に入ってくれたんだ」
「……はい」
「良かった。……自分で、選んでよかった」
たっぷりと目で堪能した後、ついにわたくし達は始めることにした。
ベッドの上で、いわゆる女の子座りで向かい合わせになる。
モブ子さんの肩を掴み、火照った顔をゆっくりと近づけ、そして唇を合わせた。
……んっ……♡
唇が触れ合うだけのキス。そこから、舌で唇をこじ開けて、舌を絡めとる。
ん……くちゅ……れろ……♡
いやらしい音を立てながら、互いの熱を感じる。
音と熱で彼女を感じ、あそこが濡れていく。
薄目で必死に舌を絡めようとする、いつもからは考えられない小動物のようなモブ子さんがとてもかわいい。
「ぷはっ……外し、ますね……」
「ん……ワカモ、さん……」
もう少し目にしておきたいと思いながらも、片手でモブ子さんのブラを外す。
はらりとブラが落ち、現れた乳房には桜色の富士が。……富士と例えるのは気持ち悪いのでは?
そんなどうでもいいことを振り払い、今は目の前の想い人に集中する。
興奮で頭が爆発する前に、サッと齧り付く。
「あっ、んっ、うぅ……♡」
頭上から嬌声が聞こえ、それに反応して、わたくしの秘部が更に濡れ、口の隙間から吐息が漏れる。
空いている片方の乳に手を添え、恐れを抱きながら揉み始める。
痛くならないように、軽く、ゆっくりと。
「ひぅっ♡」
「っ、痛かったですか?」
「う、ううん。きもちいい、よ」
恥ずかしそうに、心地よさそうに、にへらと笑って。
そんな姿のモブ子さんが、とても素敵な絵画のように見えて。
「んん、あっ……♡」
そして、いつもテンションが高く、どこか達観していて、大人と子どもの狭間にいるような彼女が。
惚けた声を、我慢していて。
それが、とても、エッチで。
それが、わたくしの手で出していることが。
ああ……
ああ……!
ああ……!!
とても、とても、とても!
「とても、興奮いたします♡」
「ぇ――きゃっ!?」
嗚呼、もう止められない。
わたくしは彼女を回すように押し倒し、覆いかぶさって見つめ、舌なめずりをした。
左手で彼女の両腕を頭上に止めることで、彼女は動けなくなる。腕は私の力で動かせず、足はわたくしが乗っていることでジタバタとしか出来ない。
そんなことをしても逃げることは出来るはずもないのに、そう思いながら下着をずらす。
そして、右手で、ついに、愛しい人の秘部に触れた。
「あら♡もうこんなに濡れて……♡」
「わ、ワカモさんっ、いっかいおちついて……」
「ふふふ……そう言いながら、とても欲しがっているではありませんか♡」
ぬるぬると、愛液が入口から溢れ出ている。二本の指でなぞると、ぴくっ、と愛しい人が少し跳ねる。
うふふ、と笑いを溢しながら胸を吸う。その間もアソコを愛撫するのは止めない。
「ひゅっ……♡いっ、やぁぁ♡」
「んむ…ちゅぱ…れろ……んふふ、嫌、ですか?」
「……う」
「なんです?」
「……ワカモさんは、ひきょっ♡……はぁ、はぁ……ひきょう……」
涙を薄く溜めた目でわたくしを見つめるその姿。それはわたくしを昂らせることしか出来ない。
きっとそれは、とても愛しい人にとって嬉しいことだけれど。
「モブ子さん」
「ふぅ……ふぅ……なに……?」
「入れますね♡」
「!?ちょっ、まっ」
秘部を撫でていた二本指を、ぐいっと突っ込んだ。
「――ああっ♡♡♡」
大きく跳ねる体と共に、甲高い声が鳴り響く。
よがりながら身体全体を揺らし、その快楽から逃げようとするも、逃げられるはずもない。
「あっ♡んぅっ♡もっ、もう……♡」
歯を食いしばって、声を押し殺そうとするその姿に興奮が止まらない。
ぐちゅぐちゅと淫らな音を大きくしていく。わたくしにも、彼女にも、聞かせるために。
「うふふ♡ほーら、こんなにエッチな音が、あなたから聞こえているんですよ♡」
「きかせっ♡ないでっ♡」
「い、や、です♡」
このままイかそう、そして美しい彼女のイき顔を脳に焼き付けよう。
そう思った次の瞬間だった。
「やっ♡やだ♡イくのっ、いっしょが、イイ……♡」
火照った、涙が溢れた顔で懇願されてしまったら、止めるほかない。
「……ごめんなさい、独りよがりでした。あなたの、気持ちを考えていなかった。だから、一緒に……」
「うん……いっしょに……イこ?♡」
態勢を変えてわたくしとモブ子さんの秘部を合わせる。
片足を持ち上げる途中で太ももを撫でると、ぺしぺしと叩かれた。
そんなことがありながらも、ついに密着した。
「では……動かしますね」
「……うん♡」
ぬちゅ、にちゅ、と前後に動かすたびに、淫靡な音が両者から立てられる。
「んんっ……♡」
「ああっ♡きもち……♡」
「わかもしゃ……きもちぃ?♡」
「ええ……ええ♡とても、とーっても♡」
「そっか……♡じゃあ……」
モブ子さんはわたくしの耳元に近づき、
「イけ♡イけ♡」
と囁いた。
一人でイかせようとした仕返しだろうか。
少なくとも、わたくしは体を跳ねさせ、はぁっと吸い込むような声で既にイきかけている。
そして腰も速くなっていく。
「もうっ♡イっちゃいそうです……!♡」
「ホントっ?じゃあっイこ♡」
「はい♡いっしょにっ♡」
「んぅ!?♡イく♡イく♡」
「イっちゃ――!?」
モブ子さんからのキスで口を塞がれ、更に舌を絡めようとしてきた。
わたくしも負けじと伸ばし、上も下もびちゃびちゃとなり――
「「――――♡♡♡♡♡」」
――ついに、わたくし達は絶頂した。
声を上げることも出来ないほどの、心地よさに、身を支配された。
「はぁ、はぁ、はぁ……ちょ、ちょっときゅうけ……い?」
「……」
「わ、ワカモさん?ちょちょちょ……なんで覆いかぶさるの?ねえ聞いてる?ちょい?ちょ――んっ♡」
ちゅんちゅんと、小鳥の可愛らしい鳴き声が聞こえてくる。
可愛らしく朝を迎えたことを教えてくれるその声は、今のわたくしにとっては裁判所の死刑の申告と同じに感じていた。
やってしまった。
流石に朝までぶっ続けは……マズいのでは。
頭から、腕から、背中から、全身から。汗が止まらない。汗が止まらない。
「くぅ……くぅ……」
隣で静かに、可愛い顔を浮かべて寝ているモブ子さん。
申し訳なく感じながら、じっと眺める。
「……ずっと、傍にいます。ずっと、お守りします。愛しい人」
と、言ったら、許してくれるだろうか。
起こさないように息を潜め、モブ子さんの指の太さを図りながら、そんなことを考えていた。
じゃあ、次はモブ子拷問ヤク漬けレイプにするね……