北条加蓮さんが妻子持ちの担当Pを逆NTRしていくお話 作:ふりーじ屋/家庭内禁書
原作:アイドルマスター
タグ:R-18 アイドルマスターシンデレラガールズ 北条加蓮 Pドル 逆NTR パイズリ
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ご参考→https://skeb.jp/@freege_affected/works/30
2024年もよろしくお願いします 逆NTRってもみやでと先生以来でしょうか?
※転載 pixiv、ハーメルンとくるっぷに転載しています。
家でパパにレイプされたって思い出しながらするオナニーがけっこう好きだ――わざと語弊だらけの言い方をする。
最初の“家で”は、レイプされた場所が家なのか、思い出してオナニーしてる場所が家なのかぼんやりしてる。実はどっちでもある。アタシは家でパパにレイプされて家で思い出して家でオナニーしてる。
“思い出しながら”にも語弊がある。“レイプされた”というふうに思い出すとアタシが興奮するからそう思い出しているだけで、実際はレイプされた体裁で愉しくセックスしている。
“パパ”にも語弊がある。実父でも義父でも隠語でもモノのたとえでもなくアタシがパパって呼びたいからそう呼んでいる。ふだんはプロデューサーさんと呼んでいる。アタシ、北条加蓮、アイドルやってますっ、担当プロデューサーさんとセックスしちゃってまぁす♥
そもそもオナニー関係なくパパとセックスしたって思い出すだけなのも好きだよ~。
プロデューサーとアイドルって関係だし、おまけにプロデューサーったら奥さんとかアタシよりちょっとだけの年下の娘さんとかいる既婚者だし……で、現実にセックスする機会がとりにくくって困る。寂しいのにおしゃべりもイタズラもえっちもできないとき思い出すしかなくて、思い出すと寂しいの上塗りされて悪循環で、ずぶずぶイク。こんなの嫌になりそうだけどアタシの場合だと一人に慣れてるってのが良いのか悪いのかハマっちゃってる。
もしプロデューサーがこういうの好きならギャップを感じる。事務所や業界の中では外見も面倒見もいいって評判だし同期で最初に役員になりそうだし、こんな危ない橋を避けそうなイメージしてて……そうそう、アタシの担当プロデューサーって最初はパパじゃなくて別のプロデューサーだった……アタシの最初のプロデューサーもパパのお世話になってる。
最初のプロデューサーはパパよりずっと若くて“お兄さん”って感じだった。アタシを街中でいきなりスカウトしてきた。アタシはうっかり乗ってしまった。病み上がりのカラダでひぃひぃ言いながら芸能活動やってて馴染んできたころアタシがプロジェクト・クローネに抜擢された。このクローネの旗を振ってた常務――いまは専務だっけ――のやり方にお兄さんプロデューサーが反発して常務(当時)に飛ばされそうになったところ、あいだに入ってなぁなぁまとめたのがパパ……それがアタシとパパの出会いだった。
常務と一緒に海外を飛び回ってたってパパの経歴を聞いて、あぁいうキツい人なのかと思ってたら案外そうでも――『あの常務サマが強引なのってたぶんアイドルとかが大好きだから』『へぇ?』『人間がこだわるのなんて好き嫌い絡むときぐらいでしょ』『……なるほど』『あの人以外の創業家って株を持ってるだけの純粋なオーナーであがりをファンドに転がさせて左うちわで、むしろあの人が浮いてる側』――意外とウマが合いそうだと思った。
そのあと、アタシが《シンデレラガール》まであと一歩のところに来て、最後の一押しのためにパパが担当に入ってくれた。そのあとお兄ちゃんが別の子たちで忙しくなって。パパがメインの担当になった。
“馴れ初め”もそのあたりなのです~♥ 詳しくは……ええと、不倫させたの自慢するのは……あと、取れるに決まってるやり方をしてるから。
アタシはセフレと娘とアイドルと一人三役で3倍パパのココロを引いてる。
※
さっきはアタシの家のお風呂でパパとしたえっちを思い出してた。本当のお父さんとお母さんが珍しくどっちも留守だったからせっかくだし、って。あとでこっちのアタシの部屋でもしたけど。
プロデューサーがアタシの家でする直前になって珍しくすごく渋ったからアタシは『アタシの高校の卒業式に来てくれなかった~! 埋め合わせが欲しい~!』と意味不明なダダをこねて折れてもらった。ふつうこんなので折れないよね?
その日の朝は夏がフライングしてきて蒸し暑かった。アタシはちょっとがっかりしていた。家でのえっちはもともとの予定外だった。仕事に学業に忙しいスケジュールの合間をこじ開けてその日を指折り待っていた数週間前は、パパと外に遊びに行くのをそわそわ待ってた。その日までのあいだ天気予報を見るたび予想最高気温や湿度が上がっていって、暑さにカラダが慣れてないうちにこの陽気のなかお出かけじゃあ、かよわいアタシには……と、家でイチャイチャするのに切り替えた。
アタシの家に招き入れたときのパパはデオドラントごしにもうっすら汗臭くって、アタシが腕に抱きついてべたべたしながら『汗かいちゃってるねぇ~匂っちゃう~』ってからかうと『うわぁ加齢臭か……』としょんぼりされた。お風呂は沸かしておいた。これこそおもてなしの精神~♥
当然アタシもいっしょに入る。『パパの背中を流してあげるの~♥』って言ったら洗い場の鏡越しに引きつった笑いを見た。アタシは自分の笑みがニタニタやらしくなっちゃったのを隠した。
アタシは、ボディタオルでボディソープをしゃわしゃわ泡立ててパパをバスチェアに座らせて娘のように堂々と背中をこすってあげる。むんむんする汗を味わう。スーツの上ではさほど目立たないけどアタシがぐいって寄りかかっても支えてくれる骨と肉のがっしりして厚くて硬いのも味わう。筋肉質な背中の背骨あたりがくぼんでるのを指でなぞる。くぼみは、むしろそこ以外が僧帽筋だか広背筋だかでふくらんでるから、って志希かマキノからいつかのおしゃべりで聞いた――『男の背中って感じだね♥ 鍛えてるの?』『カラダのたるみが気になるお年ごろだから』――ごつごつしてて岩みたいだ。岩なのに火照って温かいけど。泡で覆ってなかったら頬ずりとかしちゃったかな――『ごしごししないと物足りないかな?』『いやいや、おじさんもなかなか繊細な肌なんだぞ』――パパのうなじに跡がつくほど爪を立てる。にじんだ血を舐める。タオルを着けてられないぐらいカラダの肌がざわざわする。
おじさん、なんて他人行儀は嫌だよ。二人きりのときぐらい『パパ』になっててよ。
前は、事務所でも堂々とパパと呼んでいた。お兄ちゃんが別の子で忙しくなってアタシの担当から外れる前は『お兄ちゃん』『パパ』って呼び分けていた――『アタシがパパをプロデューサーさんって呼んでるの、パパがアタシをアイドルさんって呼んでるようなもんでしょ、へんなの!』――とかなんとか言って強引に認めさせて呼んでた。
でもある日ちひろさんから『なんだか意味深ですね……』って言われたりとか周りから冗談と見てもらえなくなって、いまは二人きり以外で呼ぶのを止めている。半分だけ残念だ。
娘になりきって、しっかりごしごしする。『アタマも洗ってあげようか?』とか言いながら、洗ったらやばいな、匂いがキツすぎてアタシがおかしくなりすぎる、って思う。
パパの背中がすっかり泡だらけになって、泡の薄いところではアタシがこすりすぎて赤くなったパパの肌が見えてしまって、もうしょうがないなって泡を洗い流……さず、アタシの巻いてたタオルをほどいてくるくる丸めて投げて、腕とおっぱいでパパの背中をぎゅーって抱きつく。
『気持ちいい?』
『か、加蓮……!』
自分のおっぱいがパパの背中でぎゅーってされてひしゃげられてパパのカタチになっちゃいそう。アタシのやわらかくておっきくて水着グラビアに載せたらアタシより年下の男の子からパパより年上のおじさんまで虜にできる危険物。むにゅむにゅ、むにゅっ、パパの背中をすっかり覆いたくて痛むぐらいバストを押しつける。胸に腕を回して力を込める。
背中へパイズリするあいまに、パパの肩越しに姿見をそっとのぞく。気持ちいいのときまり悪いのが入り混じってぴくぴくしているパパの目元口元を味わう。アタシの大好きな表情。親近感が湧いちゃう。すっごく幸せなことってそれが台無しになる前から不吉な予感が混じってくる……よね? やりたいこと邪魔され慣れるとそうなる。
ただ、不吉に見えたのは顔まで。ほんのちょっと視線を下げただけで、腹筋にくっつきそうなほどおっきくなってるおちんちんまで目に入ってしまう。きまり悪いとか不吉とか冗談のように元気よく太く大きく、笑ってしまう。
『パパ~っ、アタシに洗ってもらって興奮しちゃった? イケないんだ~♥』
『加蓮が……その、えっちで……うぅ』
『んもー、パパのえっちー!』
どう反応したらいいものかって戸惑いが、声からも表情からも背中からも伝わる。
『じゃあ……加蓮ちゃんがスッキリさせちゃうよ~』
戸惑いに乗じて背中側からいきなりパパの正面にずるっと移動する。ヒザとヒザのあいだに割りこむ。おっきなおちんちんに泡まみれの手で根本からぬるぬるしごく。キノコの傘みたいに張り出してるところがふわって別の生き物みたいに一回りだけふくらむ。
アタシはヒザ立ちになって、パパが大好きなアタシのおっぱいでぎゅって挟みこむ。びくっびくって震える。たいへんだね~、でもパイズリってやってる側もたいへんなんだよ、背中よりずっと熱くてのぼせちゃいそう。
『ぁ、うっ……くぁ、あっ……!』
おちんちん以外刺激していないのにパパの反応がパパのカラダいっぱいに広がってアタシをどんどん煽る。背中と同じぐらいガッチリした胸板や太ももも、ほんのりプニプニしてきちゃったおなかもよくわかる。パパが噛み殺したらしき吐息がアタシの髪をそよそよって撫でる。
『パパ~、かゆいところない~?』
『ぜんぜんない……かゆいどころじゃない……!』
『気持ちいい~?』
『気持ち良すぎる……』
『じゃあさぁ……そうだねぇ……』
キノコの傘のいちばん上から、くびれたところの少し下までを谷間ですっぽり包んで、左右から往復ビンタみたいにむにゅむにゅ圧迫する。おちんちんの気配と自分の愛撫がごちゃまぜになって、おっぱいの内側で胸筋――カタチの良いバストのためにがんばっちゃってる――や、気管支――昔ひゅうひゅう発作起こしてたときより苦しいのにもっと欲しいって感じちゃう――や、心肺――ダンスレッスンをこなせるぐらい強くなってもドキドキしちゃう――やらジンジンさせる。
『強くしたり、弱くしたりするから……ちょうどいいぐらい気持ち良くなったら、いい子いい子~って撫でて~♥』
いったん刺激を止めて上目遣いともにおねだりする。おっぱいをおちんちんから離すと、ぬろぉって白く濁った糸が何本か引いてパパの太ももに落ちる。ボディソープだけじゃこうならないよ~?
コリコリにふくらんできちゃった乳首でカリ首のあたりをツンツンこづく。さっきと比べたら生やさしい刺激のはずなのにアタシはピリピリしちゃうしパパのおちんちんはビクビクする。“ちょうどいいぐらい”って言っておいて気持ち良くなりすぎちゃいそう。
『はぁ~い、こんな感じはどう?』
またカリ首をぎゅっと包みこんで、上からだらぁって唾を垂らして、さっきより細かい刺激でグチュグチュ水音を立てて泡立てる。“ちょうどいい”を、手を替え品を替え探っちゃう。でもパパがなかなかアタシのアタマを撫でてくれなくってアタシじれちゃう。このままじゃおっぱいの肌が溶けちゃう……その前にふやけちゃう。パパの手は自分のヒザや太ももに爪をぎゅうぎゅう立てている。射精がまんしてる? がまんなんてカラダに毒だしココロに損だし止めさせちゃう。
『んもう、こうなったら……アタシの好きにしちゃうから』
おちんちんを逃さないようおっぱいでホールドしながら先っぽだけを口に含む。先走りとボディソープとで苦くて唾がもっとじわぁってあふれて好都合。くちびるだけで噛みついてジュプジュプ鳴らす。
『う、ぉっ!? あ、ぅ……加蓮、やめなっ、さ、ぁ……!』
『ダメぇ?』
『……苦いだろ、そんなの舐めたら』
『オトナの味かな~?』
『俺ぁ舐めたことないが』
お行儀悪いから止めなさい、って言ってもらえるつもりでアテが外れてアタシ自身のことを笑ってしまいそう。自嘲をかき消すように苦ぁ~いおちんちんをペロペロ味わう。ちゅるちゅるしゃぶる。味がほんのりしょっぱくなってくる。パクパクしている尿道口に優しくキスする。キノコの傘……亀頭って言うんだっけ……まんべんなく舐めまわす。
『それじゃ……味わってみよっか!』
ヒザ立ちからめいっぱい背筋を伸ばす。これだけじゃ届かないけど、パパが合わせてくれる。んちゅっ、ちゅぱっ、ぢゅる……ってけっこうディープなの、オーラルセックスの直後にキスって恋人どうしでも引いちゃう人がいるらしいけどアタシとパパはできちゃった。
興奮して鼻息が荒くなってパパの鼻先やほっぺたに当たっちゃってるだろうなぁ恥ずかしいなぁって息を抑えてたらアタマがくらくらきてめまいまでしたところを抱いて支えてもらった。
『……ぇへ、へへ、お風呂で、シたら、気持ちいいんじゃない……♥』
ぬるいシャワーで泡を流してもらっているあいだアタシはお風呂でセックスするつもりだったけど、パパはアタシをぎゅって抱き上げてお風呂場から外へ運んでしまった――『加蓮、お前のぼせてる』『アタシはいつだってパパにのぼせてるの~♥』――文句を言おうと思ったけど、言いそびれた。これお姫さまだっこだ~って気づいて、のぼせた体のぐったり重い感覚が泡よりはかなく流れ落ちて舞い上がっちゃったから。
髪や肌の水分を落としたあとコップ入りの麦茶を渡してもらった。飲むと爽やかなほどおいしくてさっきの味が洗い落とされて寂しかった。
『抱っこされてるとき、さ。気持ち良かった』
『お気に召されたならありがたいな』
『イッちゃったって思うぐらい気持ち良かった、このままだったらずっとイキっぱなしで死ぬまで幸せでアタマがおかしくなっちゃったかな』
『死ぬまで幸せ、ってのは……』
パパが自分のぶんの麦茶に口をつけて飲んだ。ごくんってノドボトケの浮き沈みが目についた。アタシはコップを――投げ捨てかけ――置いて、パパのほっぺたをぐいぐいつついた。
『ナニ言いかけたのかな~?』
『……辛気臭い思い出を』
『じゃあいつか聞かせてね』
ノドボトケから“思い出”を絞り出したいのをこらえながら、首に腕を回した。
『のぼせちゃったのが引いたら、続きね』
そこからはアタシの部屋でえっちした。
まずパパをアタシのベッドに座らせる。ゆっくり静かに腰を下ろそうとしている。ぎしぃってかすかな音がむしろ目立つ。ベッドの高さに対してヒザ下が余っててスネや足首やつま先をやや前に出している。自分がいつも寝起きしてる――病院のベッドで寝起きした回数より、さすがにもう多いかな?――ベッドにパパが裸で座っていて、ベッドシーツがベコってゆがんでいて、アタシは見ているうちにカラダまでパパの下敷きにされる錯覚を催して気分がねっとりした。
アタシは裸で手をぶらぶら、足をぼやぁって楽に広げて立っていた。グラビアでさんざん練習したポーズでもやって間をもたせようとしたらパパの視線に止められた。
『えろいな、加蓮は』
『どこ見て言ってるのやら』
何の意図も語らせてくれないポーズのままだと、アタシの体が勝手に語ることが目立つ。つまり乳首や乳輪がぷっくりしちゃったままなようすとか、心臓や呼吸が落ち着かなくておっぱいがかすかにゆさゆさしちゃってるようすとか、あそこがふっくらほぐれてじっとり湿っちゃってるようすとかが目立つ。それをパパが舐めるように……というより少しおとなしく、ちゅ、ちゅ、ってキスするぐらいの視線で……見てくれる。おっぱいからあそこに移るところで、あそこの奥がウズウズしてるって肌を透かして見られてしまいそう……恥ずかしくないもん、みっちりレッスンでウエストをしぼっている賜物ですぅ~。
『じゃあ、こっちに』
パパのヒザの上に座らせてもらう――『足、しびれちゃわない?』――しびれさせるぐらい居座るつもりだ――『だいじょうぶだろ、さっき加蓮が軽くてびっくりして』――運ばれちゃったときの気持ち良さがもうぶり返す。
腰を下ろそうとしたところを手を引かれてそのままずぶっずぶって入れられる。わかってたけど……おっきなままのおちんちんがぴっちりゴムをかぶせてて待ち構えてたの見ないようにしてたんだ……見ちゃったらそれだけでセックスしてる気分になっちゃいそうなのが怖かったんだよ~。
その怖さがおちんちん奥まで入れこまれるまでに飛ぶ。背面座位のピストンがアタシの奥のほうばっかりしつこくいじめてくれる。やられてるのお腹の底なのにアタマの上までずんずん気持ち良くってあそこに勝手に力が入ってあっさりイク。わかってたつもりだったけどびっくりして背筋が丸まる。後ろから抱きすくめられる。パパの腕、手、太い、おっぱいぎゅってして、お腹も、とにかくぎゅってして。
『あ、あぁ~……加蓮……』
『ひふっ、きゅ、ぅ……っ! ふ、ふふっ、あは、は……いいお湯だぁ、みたいな反応、しないで……?』
お風呂気分が残ってて変な言葉を口走ってアタシ自身で笑ってお腹がきゅってなっちゃう。きゅっ、ぐらいのつもりがあそこにはギューンぐらいの勢いで響いて手足までわちゃわちゃしてしまう。パパが落ちないように支えてくれる。パイズリよりキツい刺激だと思うけど余裕ありそう。まぁ、同じぐらいの刺激でも主導権握ってるか握られてるかでぜんぜん違うもんね。
『ふぁあ、はぁ、ッ、くぅ、あぁ、きもち、ぃ……んひぃっ、お゙っ、ほぉぉおっ……!』
かわいく喘ぎたいけどパパが許してくれない。おっぱいを先っぽからふもとまでゆっくり撫でてくれる。さっきアタマをこのぐらいの加減で撫でて欲しかった。お腹はもっとぎゅっぎゅって力がこもってて子宮とか卵巣とかを指先と手のひらで探られてるって想像する。
めちゃくちゃにされちゃう。
『ぱ……ぱぱ、の……あかちゃん、ほし、いっ……♥』
パパがアタシを抱きしめながら、あそこの奥をこつこつしてくる。ワガママをなだめてるつもりなの? わかってるけどさ、妊娠したら……でもアタシは物分りの悪いワガママを聞かせたくなる。
何度もこつこつされる。あそこからぴゅうぅ~って何かの汁をまき散らしちゃう。
『ぁ、あっ、あかちゃん……ほしいぃ……ぱぱと……けっこん……したぃい……♥』
完全に冗談に聞こえるから――おしっこか何か漏らしながら言えるセリフじゃない――遠慮なく言えてしまう。パパと結婚したら毎晩こんな調子に気持ち良くさせられちゃう――ありえないってわかってても夢を見ちゃう――夢なら望む以上に味わえる。あそこがビクビクって痙攣してる。支えてくれてる腕が腋下とアンダーバストのあたり縛りつけるぐらい強く抱いてくれてる。あはは、そこまでしないとダメってぐらいアタシったらバタバタしちゃってる?
『あっ、ぁ……お、お、く、ま、た……ぁ、あ、い、イク、ぅ、ぁ、ああぁあっ……!』
お風呂上がりに抱き上げられたときと同じぐらいしっかり、けれどずいぶん違う趣でパパにぎゅうぎゅうされる。アタシは相変わらずおしっこか愛液か何かをダラダラこぼしながらおちんちんぎゅうぎゅう締めつけてぐぷぐぷ反撃してそのたびにあそこの奥がひどく震える。パパのおちんちんがビクビクするのとイクとき漏らす吐息を感じてゆらゆらしながらイク。何度かわからないぐらいイク。どぷっどぷっ、って種付けされるのを想像する。ゴム着けてるの忘れそう。このゴムってアタシの部屋のゴミ箱に捨ててくれちゃうのかな。
『っ……っっうぅー……ぅ……!』
記憶はそこで一区切り。
『パパってさぁ、したことある?』
『何を?』
『“娘さん”のオムツ替え』
『10年以上前なら』
アタシは部屋の床もシーツもビショビショにしてて、パパに手伝ってもらいながらお片付けした。被害がシーツやクッションまででよかった。カーペットまで濡らしてたらたいへんだった。
『アタシ、親におむつ替えてもらった覚えないなぁ、替えられたことあるはずなんだけど』
『ふつうそんなの覚えてないよ』
『そうなの?』
『人間は3、4歳ぐらいまで海馬が未発達で、エピソード記憶ができないんだと』
『詳しいんだ』
『……加蓮の年じゃ知らないか』
『ホントかどうか試してみようよ』
『どうやって』
『アタシが産んであげる』
冷たく硬いフローリングに押し倒されて泣きながら気絶するほどイカされた。最低で最高だった。
ね、ちゃんとレイプされてたでしょ、ひどいよ。
これで“辛気臭い思い出”とやらが少しは洗い流されていて欲しい。
※
ひどいイカされ方ってんならもっとひどい思い出がある。
パパに『この前ワガママ聞いてくれたパパにお返し~♥ なんかワガママ言って~』って聞いてあげたら東京近郊の某テーマパークでデートする話になった。パパのリクエストにちょっと驚いた。お仕事の下見って体裁で行きやすいのはわかるけど『……それアタシがねだることでは?』という気がした。
どっぷり楽しんだけど~。
アタシはふつうの子供みたいにはしゃいだ。パパからたくさんはしゃげ、ってさりげなく乗せられ、張りあうようにはしゃぎまくった。もともと遊園地みたいな場所が好きだし、あと自分が人並みに遊んでいるっていう状況が格別いいんだ。もしかしたらパパも似たようなもので、ふつうの父親みたいに娘に遊園地でくたくたになるまで振り回されたいんだ。そう信じこみたいのをがまんして“もしかしたら”ってつけると歯噛みしてしまう。
みんな見逃してそうだけど、パパは外面では本音以上に仕事を好きなふりをしてる気配がある。
アタシはお仕事のために本音以上に――これパパとおそろいならいいな――健気ぶってる。病気に負けずにアイドルとしてがんばる健気キャラってホントならガラじゃない、ってお兄ちゃんとパパだけ知ってる――アタシは退院してからアイドルにされるまでしばらく抜け殻だった――気合いとか根性とかそーゆーキャラじゃないのは相変わらず。
まぁ、かわいがられたいから健気なふりしちゃう……身も心もアイドルに捧げている……ふりまでにしている。本音だと、アイドルはできるうちにやっておきたこと、ぐらいに収まっている。アタシがいまいくらキラキラしてても来年に病気がリターンマッチしかけてきて負けちゃうこともありうる。アタシだけじゃなく、ごく狭い芸能界だけでも病気で活動休止とか死んじゃう人の話をぼちぼち聞く。聞いてみんながかわいそうがる。入院歴ないままいきなり白血病とか膵臓がんとかだと、特に生き生きと同情してみせる。アタシは同情のふりが苦手で、アタシよりかわいそうレベルが明らかに高いと憐れみ混じりの敗北感を抑えきれないし、そう感じるときの自己嫌悪もしんどい。
遊園地ではしゃいでるあいだは、そういうことを忘れられる。パパといっしょでも。
ぶっちゃけアタシってアイドルの中だと、かわいがられることにかなり飢えている人間だと思う。アイドルデビューできる子は何もしなくても順当にかわいくてデビュー前からかわいがられてきたのがふつう。対してアタシが病院にいたころは同情されるのがふつう。アタシ当時からけっこうな美少女だったと思うけど、それでも同情されたら、もうかわいがられるのはムリ……これは同情される側にいたらわかる。
で、パパは娘をかわいがりたくって、アタシがかわいがられてあげる――テーマパーク満喫するのにぴったりの2人連れ――パパの家族とか業界の人とかだと想像しにくいだろう。パパがまだアタシの誘惑を受け流していたころ『俺は金と出世ばっかりの男だから』ってアタシにこぼしたことがある。思い出して、笑っちゃう。いっしょに遊園地ではしゃいだあとだと、『金と出世ばっかり』ってパパ自身に言い聞かせてただけだね~ってかわいく見えちゃう。
いい加減、話をデートに戻そう。“ひどいイカされ方”の前フリを終わらせよう。
アタシの気分では時間いっぱい満喫したんだけど、実質2時間ぐらいの中休みがあった。
一通り遊んで小休止しようかってタイミングで5歳ぐらいの女の子が一人で泣いてるのを見つけた。アタシが手を引いてパパと一緒に案内所に連れて行った。あとは案内所のお姉さんたちに任せておけばいいのにアタシは女の子の遊び相手のつもりでキャッキャしていた。パパの前でお姉ちゃんぶったらどんな反応してくれるかな~ってつもりで始めて、いつのまにか自分が楽しんでた。女の子もそれなりに楽しんでくれたらしくあとでご家族からお礼を言ってもらった。『お父さんと仲がいいんですね』ってほめられて『きょうは娘がパパに家族サービスしてあげてます~♥』って見せつけちゃった。
ここはパパにとって中休みだったと思う。
この中休みのおかげかデートの終わりもガンガンにセックスできる体力が残ってた。ホテルでパパ活“ごっこ”をした。おかしいね、現実がパパ活じみてるのに――パパもアタシとここまでしてるとプロデューサーとしてどこかでアタシをヒイキしちゃってるはず――現実で“そう”である人が“ごっこ”をやると笑いをこらえるのたいへん――本職のお医者さんにお医者さんごっこ付き合ってもらったことある?――そういえばアイドルは“ごっこ”のプロでもある。
おかしいと思いつつハマっちゃう。
シャワー浴びたあと、パパにベッドへ座っててもらってそのヒザのあいだにアタシが陣取ってフェラ――の前に一つ小道具――卒業してもう使わなくなった学生証をパパに見せる。
唖然とされる。
『これアタシにくわえさせながら、おちんちんこすりつけながら、撮っちゃって♥』
『……どうしてまた』
『そしたら正真正銘の北条加蓮だってわかりやすいの』
『ごめん、ちょっと話についていけてない』
『アタシの顔ならともかく、学生番号まででっち上げるのそうそう無理でしょ』
『俺も知らないぞ、正真正銘の加蓮の学生番号って』
パパはアタシがどれだけねだっても泣いてもおどかしても撮ってくれなかった。パパのスマホにアタシのそんな写真が入ってたかもしれないってだけでドキドキできる……なんなら困らせてるだけでも楽しいよ……ってアタシが内心ニヤニヤしてたの、パパだから見透かしてたんでしょ。お仕事のときみたいにチクチク怒られた。
この関係がバレたときいっしょに手遅れになりたいから、って聞かせてカンカンに怒ってもらうのは思いとどまる。
こんな悪趣味なワガママをしつこくしてるうちにお仕置きしてもらえる流れになる。
『アタシがこんなことしてるって親が知ったら泣く、とかマヌケなお説教しながらお仕置きして♥』
『マヌケって思うことをさせるなよ』
『お仕置きってなんだろう。アタシのお父さんもお母さんもお仕置きらしいお仕置きしなかったの』
お仕置きで、息がひゅうひゅうして目がちかちかしてお腹の底からアタマのてっぺんまでどくどくしちゃうほどイカされちゃう。される側が期待し始めたらお仕置きとかわいがりの差は紙一重になる。これが反省をまったく促さないってアタシもパパも重々承知で、2人とも同じぐらい“ごっこ”に浸れる。
まずクリトリスをお仕置きされる。アタシがベッドに押し倒されて足を開かされる。ホテルのベッドがすごくふかふかにアタシの体を沈めていって、ぬるくてやわらかい水から背中に絡みつかれている気分になる。そのままパパにクンニされる……違う、あそこにキスされてるだけ……まだ気持ちいいより恥ずかしいが勝ってる。手足をバタバタしたくなる。ぱたぱた、って音も立てられずベッドに止められる。ベッドが言い聞かせてくる――ここは体を横たえるための場所です――ひとりなら眠るだけの場所なんだけど、いまはお仕置きしてくれるパパもいっしょだから――おとなしくお仕置きされなさい――クリトリスの周りをそっとなでられただけでお腹やお尻がぎゅううって反応しちゃう。お尻に力が入るとふくらんでるヒップラインがぎゅうって凹むけど凹んだぶんだけベッドが埋めてくれる。
『あっ、ゃ、あ……くり、くりっ……んんっ……ひぁ……!』
ふわっ、って吐息をかけられる。またキスされる。クリトリスの包皮を上下のくちびるで挟まれる。もっとくにくに、こりこりって刺激して欲しいけどねだらずにお仕置きしてもらう。
『はぁっ、ぁう! あっ! ぁはあっ……やぁっ、あぁっ……!』
クリトリスしか触られていないのにあそこの奥までウズウズ先走ってジトジト濡れる。くちびるに続いて舌先で優しくこすられる。すごく気持ち良くて腰が勝手に持ち上がってしまう。クリトリスなんてちっちゃいところに、パパがそーっと触れてくれてるだけでなんでアタシ全身で反応できちゃうんだろう。この瞬間パパがアタシに幻滅してクリトリスぐじゅってしたらアタシのカラダつぶれて死んじゃう。ぴちゃ、ぴちゃ、ちゅう、ちゅうって舐められながらグロい妄想に浸る。
イカされすぎてるときはココロもカラダもぐじゅぐじゅだから妄想と言いきれない気もする。
『……加蓮?』
『あっ、あ、あ……んっ! ぱぱ、ぁ……や、やぁっ、やだ、やだぁ……!』
『いや、かぁ』
いきなりあそこをぐいって広げられて、奥までひくひくしてるところを見られちゃう。視線を浴びてるだけで体の奥から何かがじわっとしみ出す。ひくひくが止まらないまま、熱くて白くてどろどろしてるのがこぼれてお尻のほうまで濡らすのまで感じる。
『本気汁かなぁ』
『ち、ちがう、よぉ……やぁ、ぁっ……! だ、め、ぇ……こ、こんなの……!』
パパが舌をすぼめてゆっくりアソコに触れてくる。クリトリスのすぐ下、入り口のところ、ちゅうちゅう、ちゅぱちゅぱ、吸ったり離したり舐めたりする。じれったい、ぜんぜん足りない……おかげで、これがお仕置きだぁって気分に浸れる……うれしい、正しいパパが間違ってるアタシを正してくれる。
本当はアタシもパパも間違ってる。
『んっ、ふぁぁっ……そ、そこっ……んっ、んくっ……!』
パパが指でアソコを広げるのを止めて、入り口の浅いところにずるって差しこんでくる。クリトリスを裏からクニクニ責めてくる。アタシの指より太くてごつごつしてる。
ぐりぐりされる。指じゃ届かないって知ってる奥の奥まで欲しくて、もっと深く責めて欲しくてアタシの腰がつい動いちゃう。アソコにきゅーって力が入るとパパの指がもっと強くこすれる。
もうクリトリスがぷっくり、ぴんぴんになっちゃってる。
『うあっあぁぁ……く、クリっ、お、おかしく、なっちゃ……ぁ、ふぁ、あ、あぁ……っ!』
まるでクリトリスがまだおかしくなってないみたいに、あるいはおかしくなってるのがクリトリスだけみたいに、言い訳する。本当はアタマのてっぺんから手足の爪先まで甘酸っぱく泣きたくなる気分がしゅわしゅわしている。パパの愛撫がこれ以上なるのかってぐらいねちっこくなる。ちゅこちゅこ、くちゅくちゅ。じれったすぎて、アソコや足に力を入れてパパを引き離そうとするけどぴったりくっつかれて、ついにアタシがイク、イクしか言えなくなっても……パパってさぁ、ほかのオンナとえっちするときもこの調子なのかしら……“趣味”なの? 奥さんとうまくいってないのもしかしてこれのせいだったりして、夫婦でセックスが合わないってかなり致命的でしょう。
じゃあ娘さんは関係ないからたっぷり恨まれてあげてよ……寂しがらされた娘の気持ちなら少しだけわかる……アタシがその道連れになってあげる。
娘さんがアタシみたいになっちゃうかもしれないもんね。
アタシはパパと出会ってから楽しいけど。
『ひっ、い……ふぁっ、ひ、ぁああっ……ぇ、へへ、パパ、ぁ……』
クンニされっぱなしがしんどくなってきて、ベッドのふかふかの上で強引にカラダをゴロゴロ転がしてようやく逃れる。こんどはアタシがパパの上に乗っかる。体重を預けられるところがふかふかからゴツゴツに変わってだいぶ安心できる。おっきくなってるおちんちんを見てしょうがないなぁって顔をしながらそっちに顔と上体を持っていく体勢へもぞもぞ動く。パパにお尻を向けて顔を隠してからへらへら笑う。
『なぁにこれぇ……♥ お仕置きして楽しくなっちゃった? まだお仕置きしたりない?』
『お仕置きされる側が言うことかよ、笑わせるなって』
『アタシが気持ち良くできたら、ちょっと手加減してね』
続きはシックスナインでまとまる。太ももを広げてパパの肩をまたぐと、あらためて広い胸板や肩幅を感じる。それから勃起して先走りでぬらぬらしてるおちんちんに頬ずりしてあげる。ゴムなしのおちんちんを味わいながら再びクリトリスとかあそこのぴらぴらとか気持ち良くされちゃう。
『くひっ、ひんっ♥ んや、ぁっ♥ 気持ち良く、したげるから、許してぇ……♥』
内心はぜんぜん哀願していなくって、むしろパパのうえに居座っておちんちんにしがみついている。いままで一回も生おちんちん入れてもらったことがなくて生おちんちんでナカイキしたこともないから、せめてしゃぶりながらイカせてもらおう。
パパがアタシのあそこの浅いところを指でそろそろって撫でてくる。もう切ない声が口から止まらなくなっちゃう。まだ手加減してあげてるよ、って指から聞こえてドキドキする。お尻のくぼみや穴までビクビクしちゃってる。恥ずかしくておちんちんの根本に噛みつくと、パパの太ももやふくらはぎや足の親指がぐうって反応してるのが見える。
『ふぁぁっ……!! あっ、はぁあっ……お゙ッ……♥』
噛みつかれた、となるとパパも腹が立ったのか――ずちゅるっ、じゅぶっ、にゅうう、ぐぅぅう――アソコへの責めが激しくなる。ねじこまれてるのがパパの舌や指だけなのにアタシのナカはお腹の底から肺とか心臓とかまでぐいぐいって反応してまるで挿入されてるみたい。アタシはおちんちんに舌を絡めて先走りをしゃぶってしょっぱいの味わうのがせいいっぱいになる。
『ふぁぁっ……そ、そこっ……んっ、んくっ……うはぁ!? ぁ、あァ、ぉおおお゙っ……!』
『そういえば、お仕置きったらお尻だったな』
『ぇ、え……!? お尻でお仕置きって、ぺちぺち叩くとかでしょ……』
お尻の穴を指先でむにゅむにゅいじられお尻の骨やお腹の裏側までくすぐられたように感じてびっくりして泣いちゃう。お尻の穴のしわを拡げられたりすぼめられたりするともうアナルセックスしてる気分に……したことないけど……指先で何かぬめっとした液体を塗られる。アタシがアソコから漏らしたえっちなお汁だってわかっちゃう。これで滑りをよくさせられてホントにお尻で……? お尻とアソコでつながってる筋肉がひくひくする。どうしようもなくなる。お尻ダメぇ、って指を追い出そうと引き締めるとなんだかアソコからお汁が余計にダラダラ滴ってもっと塗ってってねだってるんじゃないかってわれながら勘違いしそう。
『おッ、ひ……う、お、ぁ……そ、そんなぁ、両方、なん、て……♥』
『尻穴でイカせてやったらお仕置きになるかな』
『……お尻ではイケないと思うよ』
『じゃあお尻に突っこんだままこっちでイカせてやれば』
『なにが“じゃあ”なの……っほ、お゙っ♥』
アタシのお尻の穴に細い指が一本――もしかして小指かなぁ、って思うとこんなシチュエーションなのに恋人を連想してしまう――入れられて、あとたぶん別の手でアソコとクリトリスを責められる。ぐじゅぐじゅ、ぬちゅぬちゅ。これやばい、ホントにイカされる。
『そ、そこっ……んっ、お゙っ♥ くぅ、んんんっ……!』
お尻でイカされるなんて完全にヘンタイで困る。アタシはおちんちんにむしゃぶりつく。先にパパをイカセてアタマを冷やしてもらう。
『んぷ、ちゅっ、ぢゅぅうぅ……! っっほ、おっ♥ ぱ、パパ、ぁ……!』
処女のときより必死になる。口の周りどころか首までべとべとになるぐらい亀頭を舐める。手で裏筋をしごく。くわえれば口の中まですっかり使えるけど、ダメ、そうするとお尻いじられて歯を食いしばったときおちんちんに歯型がついちゃいそう。ぐじゅ、にゅぶぶっ、ぷちゅっ、ずちゅぅぅ。アソコがもうダダ漏れでぜんぜん自分の力じゃ収まらない。さっきクリトリスでぜんぶカラダがダメにされるって妄想してたけど、実際にパパにお尻をいじられながらクリトリスだかアソコだかでイカされるって現実がいきなり近づいてきてアタマが恥ずかしくてパンクしそう。
『んぐっ、ぢゅっ、ぷふ、んぐ……っ! ぁ……だ、めぇ……も、ぉ……アタシ、い、イッちゃ、あ゙……♥』
『ケツアクメ覚えさせられた加蓮は、少ししおらしくなっちゃうかな』
『は、あっ!? そんな言い方、しないでしょ、ふだんっ』
パパが“趣味”のせいで奥さんから愛想をつかされたんじゃないかって、その一瞬は本気で思った。
『まぁ、一回イッておいたら』
『ふぁっ、あ゙ぁっ、あ゙っひっ、や、やら、ぁっ! お尻、や、あ……や、め゙ぇ……っ……』
『イけ、加蓮、イけっ』
『ぁ……ぉ、っ……! お、おく……ぅ、ぅゔ……』
イけ、イけって勝手なこと言われながらイカされる。
イクときもしょうがないからイッておこうかってときと、遊園地のとかで記念写真を撮るときニコニコ笑ってピースするみたいにノリノリでイケるときがあるよね。
『いっ、っっうぅ……ーっ! あ、ァア、あ゙……っ♥』
パパがこんな駄々こねるみたいなんて珍しくって、ついイッてしまう。ワガママを受け止めたくなって受け止めるなんて、珍しいなアタシ。
そのワガママがパパに言わせたワガママでもうれしいなんて、おかしいなアタシ。
『……ふつうにイカせるのでいいか』
パパのため息を浴びて、それを踏み消すようにわざとアソコをドシドシ顔にこすりつける。イカされたばかりでジンジンしてしょうがなかったけど何度も、何度も、やりすぎていい加減にしろってパパの上から転げ落とされる。
『ひどいっ、傷ついたっ! いままででいちばん傷ついたっ』
『俺は加蓮のこといつまで経っても理解できそうにないな』
『カンタンなオンナじゃないんだよ~♥』
このひどいイカされ方にはまだ続きがある。“ケツアクメ”で足腰ガクガクになっちゃったけどパパにどうにか反撃したくって『おちんちんしゃぶったままこんなにイカされたら、しゃぶってるだけでシたくなるオンナになっちゃう』とか茶化したら無理やり立たされてベッドに手首とヒジつかされて立ちバックさせられる。
『シたくなるほうが先で、しゃぶってやるほうがあとだろ』
『いまアタシ足腰ダメになってるんですけど……』
『腰砕けにならないでくれ、中折れしちゃうかも』
『なによそれ~!』
怒らされながらナカイキさせられそうになる。泣きそう。イッたら腰砕け確定なので必死にがまんする。なんでアタシががまんしなきゃいけないんだろうって一瞬だけわれに返って、すぐおちんちんゴリゴリされてなんにもわかんなくなっちゃう。
『お゙っ、ひ……♥ お、お、く……ぁ、あ、い゙っ、イって、ぅ、ぁ、あ゙あ……!』
アタシが本当に限界になってきたころ、パパがアタシの下腹に腕を回してがっしり抱えてくる。ああ、こうしたらアタシが腰砕けになっても支えられるね、中折れしなくて済むね、あはは……怒りを通り越して呆れながらイカされる。子宮までひくひく痙攣してる。もう足腰だけじゃなくてカラダのどこにも力が入らなくなってパパにされるがまま、そこにおちんちんが嫌味なぐらい元気にどちゅどちゅってピストンしてくれて、フェラしてたときのアタシの期待以上。アタマが真っ白になってお腹の奥がきゅーっと締まる。パパがううぅってうめいて腰をぶるぶる震わせる。遠慮のない射精っぷりで、ゴムを着けるぐらいは冷静だったんだって気づいてしまう。
『っ……っあ、ぅ、……ぅ、うっ、うっ……!』
アタシ自身の体重でパパの腕が下腹に食いこむのを感じながらちょろちょろおもらししてしまう。おしっこ引っかけるなんてイケない子、ってお尻ぺんぺんされたらどうしようかと思ったけどパパも燃え尽きたらしく、アタシをベッドに転がしたあと自分はさっきまでのアタシみたいに上体だけベッドに突っ伏してしばらくぜぇぜぇ言うだけになってた。
ホテルから出る寸前、ちくりと投げつけておいた。
『パパの若かりしころにいまのアタシが出会ってたら、なんかいけ好かない男だな~って思ってたよぜったい』
『俺だって……若いころは……ええと……とにかく若かったんだぞ~!』
『あははっ』
仮に同年代の男や女にここまで見透かされたら、うれしいどころか悔しかったり恐ろしかったり、じゃないかなぁ。
『奥さんはともかく娘さんは捨てちゃダメだよ』
ちくり、の下書きラインにそってグサリとやっちゃう。罪悪感は半分でちょうど良い。
※
罪悪感っていうのは優越感の裏返しだと思う。いつか奏が言ってたサバイバーズギルトに似ているけど不倫はもっと俗っぽく裏返す。他人が望んでも得られない快楽を出し抜いて得ているって状況が、優越感を催す。アタシたち特別な人間になっちゃった気がする。
『めちゃくちゃ甘やかしてますね、加蓮のこと』
『アタシが……プロデューサーにしてあげてるのに?』
ある日のアタシは、事務所で一服してるパパの両手をはりつけにしていた。といってもイバラの冠を被せたり十字架に釘で打ちつけたりせず、パパの執務机の天板にありあわせの白いガーゼを敷いてその上に手のひらをぺたっとくっつけさせていた。
そんな光景がお兄ちゃんプロデューサーの目に止まったらしく、声をかけられた。
『加蓮がやりたがったんでしょ……お子さんにもそのぐらい甘いんですか?』
『ノーコメントで』
『動かないでよ~』
『動いてないだろ……』
お兄ちゃんが声をかけてきたとき、アタシはパパの爪にベースコートを塗っていた。
その直前にはパパの爪を濡れタオルでふやかしてニッパーで甘皮を切って180/240グリッドのエメリーボードで整えていた。その場の思いつきだったから、持ち歩いていたアタシのボードでパパの爪にやすりがけした。ボードにこすられていない自分の爪先までぞくぞくする――『俺、そんなに爪の手入れできてなかったかなぁ』『左右に往復がけじゃなくて一つの方向にかけるんだよ』――もっとパパにぼやかせるため必要以上にていねいにやったつもりが、やりすぎてダストが残ってしまってコットンで払った。
“その場の思いつき”は、アタシがパパの爪にネイルを塗ってしまうことだった。
その日の少し前、アタシにとってとてもしんどい仕事がやってきて――『すまない、断りきれず』『なんでも言うこと聞いて、ひとつでいいから』――終わらせてきた。
しんどい仕事とは……アタシの大ファンだって子が長期入院しててベッドからの上り下りもままならないけど一度でいいから会いたいって感動ポルノ的な……いつもの健気な加蓮ちゃんを演じれば済む仕事だけど、それがしんどかった。アタシは昔の自分よりかわいそうな人間がとても苦手だ。苦手をおしてやる価値はあるんだけどさ。
元・重病人キャラは芸能人としての大事なお守りだ――かつてのパパいわく『世間の人は、大病から回復した人間のことをいいヤツ“だから”回復できたって思いたがる』――この“だから”って思いこみは世間より芸能人のほうがひどいんだ。たぶん環境のせいで、芸能人の売れ具合って最後は運しだい――例えばアイドルだと、ランクにFからSまでそれぞれ枠があるうち、同じ枠で仕事を争うアイドルどうしを比べたら実力もコネもほぼ同等……ボクシングや将棋の対戦相手がこれまでの戦績で決まるのと似ている……でもボクシングや将棋の勝負ほど白黒はっきりしてない、じゃあ最後の決め手は――らしいんだけど、そう認めたくないのが当事者としての感情だ。ひどいと、認めたくないあまりスピリチュアルや占いでもらったコジツケの“だから”にすがる――『芸能人は昔からいいカモだ』『パパは会社の勤め人だから他人事だよね~』――アイドルになる前のアタシだって“だから”がよくわからない病気に付きあわされてなかったら……ついグチっちゃった。
そうして手に入れたパパに言うこと聞かせる権利を思いつきでいきなり使ってしまった。
『じっとしててよ』
ベースコートを爪先に塗られるとき、パパの指関節がかすかに震える――爪の表面よりくすぐったいよね――いつもアタシをいいようにしてくれるパパの指が。
『うわぁ、真っ赤だ』
『色っぽいでしょ~』
さてネイルカラーだ。
『俺、きょうの仕事これで終わっていいかな』
『そしたらアタシに付き合って♪』
『ダメですよ、加蓮も何言ってるんだ』
アタシでもちょっと覚悟のいる真っ赤なネイル。オトコの爪に塗ったら浮いて浮きまくってしょうがない。
『動かないでね?』
『やけに念を押して……前フリか?』
『……塗っちゃいけないところに、塗っちゃわないように』
パパの左手薬指にある指輪を、アタシの小指でつっつく。
『そこシャレにならん』
『塗っちゃったら落とすよ』
『金属に除光液って……だいじょうぶなんですか?』
『……さぁ、縁遠いもんで』
『黒ずみがとれるかもよ~』
お兄ちゃんが珍しがるほどパパは言葉少なになってる。アタシに一方的にいじられてるせい?
『真っ赤にしてあげる』
塗りムラにならないよう、素早く――同じぐらいの時間に乾かないとダメ――テンポよく、はみ出しや塗り残しもないように。
塗るあいまに指輪をかりかりっていじって横で見てるお兄ちゃんに呆れられる。
『動かないで、ね』
真っ赤なネイルカラーが、太くごつごつしているパパの手に、グロテスクなほど不似合いだ。それを見て触れて、アタシはイキそうになるほど舞い上がっている。
指輪をかりかりしながら無言で語りかける――『夫婦仲、冷えきっちゃって長いんだね……パパはアタシが相手してあげてるからいいけど、奥さんは……がまんしてるのかな』――ぬりぬり、かりかり――『まぁ、がまんって自己満足だけど……アタシも入院中いろいろがまんしたけど、同情されただけで誰からもありがたがってもらえなかった』――ぬりぬり、かりかり――『いっそ、芸能界の若い男の子をお小遣いで釣って、誘わせて、奥さんにもこっそり楽しんでもらおっか』――ぬりぬり、かりかり――『さすがに娘さんに悪いと思う? それとも信じてる?』――ぬりぬり、かりっ――『信じるっていうとキレイだけどね……願望を現実に押しつけてるだけじゃないの?』――あうっ。
しまった。
『加蓮~!?』
『ごめ~ん!』
はみ出した。指まで赤く塗っちゃった。
『……これ以上やられたら、俺も手がそわそわしてたまらないよ』
『はい、はい、落としてあげるよ』
もう休み時間も少なくなっていた。アタシは聞き分けよくリムーバーを取り出した。
乾ききっていないネイルカラーを落としながら、アタシはなんでさっきあんなに舞い上がってたのか考える。さっきは強くて熱くて危うくて愉しかった。それを冷静ぶって振り返るのもこれはこれで心地いい。真夏の太陽を浴びたあとひんやりした水をちゃぷちゃぷしてるみたい。自分がなんで幸せを感じたんだろうって気持ち良く考えるのは贅沢な余韻だ。
『加蓮』
パパが、アタシにしか聞こえないように、いきなりささやいてくる。
余韻が巻き戻される。
『一本だけ残して』
休み時間のあと、何事にも動じないようなちひろさんが『あらら』って声に出してた。パパの左手薬指の爪だけ赤いまま。
『娘にイタズラされちゃいまして』
パパの左手首を力いっぱい握った。
『……きょうの仕事、これで終わりか』
パパが内線一本で小さめの社内会議室を2時間ぶんこじ開けた。いきなりよく空けてもらって――『こんな用件で貸しを使うなんて、ってかえって怪しまれた』――止められない。
『はうっ、ひあっ、い、いいっ……♥ ぅう、くひゅぅっ!』
スムーズな手配のおかげで会議室に入ったときアタシは濡れたままだった。机に突っ伏すように押し倒されて、パパの手で私服のショーパン引き下ろされてるとき腰砕けになりそうだった。これがパパの、アタシの、指。
引き下ろされきらないうちに、アタシはアソコをぐりぐりされる。
『はぅ、ほぁっ、は……あ、あっ、アタシ、着替え、ないよ……っ♥』
『止めておくか』
『ばかぁ♥』
アソコどころか胴体ぜんぶみっちみちに気持ちいいのが詰めこまれる。
『んひぃっ、お゙っ、おっぐ……ぱ、パパがっ、悪いんだからぁ! アタシに、そんなとこ見せて……! っえぅゔっ♥』
ラブホのパパ活ごっこのときと違ってそれなりの高さのある机に上体を預けている。でも、つるつる、ひんやり、つかみどころがなくて必死で手と腕とでへばりつく。パパにガンガンってアソコを使ってもらえるように。
『ぁううっ、へううっ……そ、そんな、ぁ、あーっ、あんっ、はぁぁっ……♥』
パパがおちんちん突っこんだまま手を伸ばしてアタシのおっぱいをぎゅううっていじめてくる。心臓が口から飛び出るかと思う。だから、それは――パパの、だけど――アタシの手と、指、で。
『ああ、ぁああ……い、いくっ! イッてる、イっ……イってるっ……!』
本当にあっけなく絶頂する。快感が半端じゃなくって、嬌声も出せずゲホッゲホッてむせて、パパがアタシを気遣ってかピストン止めてくれるけど入れっぱなしのまま。快感もそのまま。おっぱいぎゅううってされたときの私服のキャミソールもくしゃくしゃのまま。このまま外に出たら北条加蓮はレイプされましたぁって言って回ることにならないかな。
歩いてるだけで気絶しそう。
『……加蓮……?』
『う、ふふ、へへ……ナマで、シちゃった、の……?』
『着けているが……もう、着けてりゃいいってセックスじゃないんだよな』
『……あは、ぁ、はははっ……んぎゃっ♥』
『わ、笑うと、しま、るっ……!』
パパはお仕事中でセックスの予定がなくてもゴム常備なんですって。男子高校生みたい。それともオトナのたしなみ?
『んっ、うっ、あ、あっ……! お、おっぱぃ、も、なんて……だっ、ダメ、ぇ……♥』
『加蓮……』
『そんな゙っ、なまえ、よんでも、だぇ、ダメっ、なんだか、らっ……!』
パパは腰の動きを止めたまま胸をまさぐってくる。キャミソールとブラごしなのに指先があっさり乳首を取り囲む。アタシはアソコきゅってさせて正解だよって教えちゃう。パパには服の上でも背中越しでもアタシのえっちなところまるわかりなんだ。パパにレイプされる妄想がますますはかどっちゃう。
『はぁっ、あ、あ……ふあああぁぁ……っ!』
ただただうれしいため息を漏らす。そうされるのが気持ちいいの、って伝えてうれしくなっちゃう。“ごっこ”じゃない。えっちって、どこかに――実際よりも気持良がってあげようかなぁ、って――演技があるけど、そんな余地が塗りつぶされていく。たぶんアタシのネイルと同じぐらい真っ赤な色だ。
『あぅっ、んぅぅぅっ、うんぅぅぅっ……へふっ、ぇへ、ぱぱ、すごぉい……♥』
あの指先で乳首をコリコリされると、服ごしなのに泣きたくなるほど切なくうずく。どんどんダメになる。おっぱいをもっとよくしてもらえるようにがんばってヒジを立てて背中を反らせる。もっと、もっとしてって。乳首つねられるだけで心臓まで愛してもらえる気がする。こんなの止められない。
『あお゙……ぉお゙ッ♥ ふ、ひ、いっ……っ……』
ウソだった、アソコきゅうきゅうしてておちんちんズンッてされて全身ぼわって燃えて、ヒジがべしゃって倒れて机にへばりつくのがせいいっぱいに戻る。
『ね、ねぇ……やっぱり……ぱぱの、あかちゃん、ほし、ぃ……♥』
『加蓮……っ……』
パパだってそうしたいでしょ? 奥のアタシの子宮こつこついじめて、妊娠させて、アタシのおっぱい、乳首から母乳出させて……飲みたい? オトナじゃない味。
アタシのおねだりにパパがピストンでご返事する。いっぱいイく。ぶしゅっぶしゅってあちこちから何か漏らしちゃってる。立ちバックでよかった。あんな顔を見られたらパパのこと好きなまま嫌いになっちゃう。さすがにそれはしんどい。
そこから先はえっちの記憶が飛んでる。
覚えてるのは、急な予定変更と着替えがないのとを仮病でどうにかしてもらったこと。
いままでたくさんウソをついてきたけど、仮病は使ったことなかったの。
責任とって。
※
と、パパとセックスを思い出すのが好きなアタシだけど。
「もう卒業式をすっぽかしてもらわなくてもいいね」
「あれ……すっぽかしたカウントなのか」
久しぶりの家でのパパとのセックスを目前にしてココロやカラダがパンパンに張り詰めて思い出すどころじゃない。期待もふくらみすぎると息苦しい。
「アタシのパパがアタシの卒業式に出るのは当然でしょ~」
「出るものなのか……高校のも」
「ちなみにアタシ自分の卒業式に出そこねたことがあるよ」
どう反応したものか、ってパパのようすを楽しむ。そういうわけでウソかホントかないしょ。
「卒業アルバムを見れば良いのか、写真が……」
ここアタシの部屋だからその手があった。
「や~だ~、さ~が~す~な~」
「ごめんなさい」
「騒ぐと起きちゃうよ? “お父さん”と“お母さん”が」
家にはお父さんとお母さんがいる。もう深夜だから寝静まっている。そこにアタシがこっそりパパを招き入れている。『うちでえっちしよ~』ってパパに言ったら――その日の夜じゃなかったけど――来てくれた。こっそり玄関を開けたとき『こんな夜中の住宅街じゃクルマも使えないのに』って文句言われて『不審者でしかないよね』って自分の返事に笑ってしまった。
こうしてやっとアタシの家の敷居をまたいただパパは、アタシの部屋を家探しするの? 時間にもアタシの気分にもゆとりがないんだけど。
「この暗い部屋じゃ探せないでしょ」
「点けたら?」
「ダメ~、夜中にアタシの部屋だけ電気ついてるの見られたら……」
23区に実家があって進学や就職が都内だと、実家を出そびれる人がいる。凛とか奏とか李衣菜とかどうしてたっけ。アイドルだとせっかく部屋を借りても遠くのロケで空けることもあるし部屋にオトコを連れこめないしでますます出そびれやすい。
アタシは実家にパパを連れこんでるけど。
「こういうほとんど真っ暗なところでくっつくのが、したいの♥」
「……こんどお化け屋敷にも行くか」
「お化け屋敷じゃえっちできないじゃん」
座布団に座らせたままのパパにすりよって、スラックス越しのおちんちんをそっと撫でる。ワイシャツの合わせ目に頬ずりして、シャワー浴びてきたんだぁって確信する。これだけの触れ合いでカラダにもココロにも火がつく。他人に見られたら立場にも火がつく。
「アタシがいじっておっきくなったら、もう入れていいよ」
「そうなるとむしろ慌ただしいな……」
「パパのせいで、しゃぶってるだけでシたくなるオンナになっちゃったから」
これは“しゃぶってるだけで”のとこだけ語弊がある。パパがやってくる予定時刻までパパとのえっちを思い出しながらオナニーしててもうアタシはえっちしたい。
「ん、ふ、ぁ……は、ぁはっ……くすぐったぁい♥」
パパはおちんちんをいじられながらアタシの背中を撫でてくれる。背筋にふわふわって感覚が走る。肩や腰をくねくねさせながらパパのベルトを緩めてスラックスのファスナーを下ろす。ボクサーパンツごしにおちんちんが首をもたげかけているのを、いい子いい子って撫でかえす。
「……ふふっ、楽しみにしてた?」
「もちろん、な」
温まってきて、パパも声や言葉が溶けている気がする。
ゴムをくいくい引っ張って腰を浮かさせてパンツを引き下ろしてすぐにおちんちんを露出させる。直に触るとぽかぽか熱っぽいけどまだやわらかい。
舌先でいちばん上をぺろっと舐めあげる。味と匂いだけでセックスしたいオンナにされてしまう。裏筋をてろってろと舐めるとパパの呻きが聞こえて心地よくなれる。調子に乗って、ちゅっちゅとキスを下げてタマタマのほうまで濡らす。陰毛の一本いっぽんしわの一つひとつにアタシの唾液を染みこませる。ボディソープの匂いが濃くなってて、パパの羞恥心をかいでアタシのそれもはち切れそう。
いますぐ口の中にくわえたくなるけど、あえて裏筋とカリにキスをまぶす。もう幹までビンビン固くなってて焦らすとパパの味がどんどんあふれる。
「ゴム着けてあげる~♥」
「……え? あ、そう……」
「もっとうれしがってよ~」
「オンナに着けてもらうって……そういうのもあるか」
「えぇ~パパ遅れてるぅ~」
遅れているとは言えない。前に女性誌のセックス特集でゴムの付け方を載せてちょっぴり話題になったぐらい。セックスについてパパはアタシよりだいぶ保守的っぽい。
「座ってて……こうやって、ね……れぅ、んっ、んーっ……」
用意していたゴムの包装をぴりぴり破いて引っぱって端っこを口でくわえる。勃起おちんちんにかぶせて引っぱってフィットさせる。紛れて、こっそり細工する――部屋が暗いのと、アタシがいきなり妙な趣向してるのとで、さすがのパパでも見抜けないはず――もうイキそうになる。
「そのままで、アタシが入れる」
「……ここじゃ、腰が……」
「いつもみたいにパパがガンガンやってくれちゃうと、響くから」
「おとなしくしてろ、ってか」
「そのぶんアタシががんばるよ~♥」
パパに座布団のうえであぐらをかかせたまま、アタシがまたいで上から入れる。シャツもスラックスも着たままだけど、パパは着替えを用意してるだろうし、なんなら濡らされたまま外を歩いてくれる。カラダをこすりつけて肌を頼りにアソコとおちんちんを近づける。おっぱいがパパの髪の毛や鼻やほっぺたにむにゅむにゅぶつかってむふふって笑っちゃう。整髪料の匂いをかぐ。こんなスカッと爽やかなのイヤ、こんどからアタシが選ぶ。
「っん、ふ、あっ、あぅ、んんっ……」
アソコの入り口がおちんちんにこすれる。手持ち無沙汰だったらしきパパの手がアタシのお尻近くでふらふら宙を撫でている。
「そっちも触りたい……? アタシが入れてから、ね……すぐ、入れるよ……♥」
ずぶ、って重たい音を立ててゆっくり挿入。入りきらないうちから気分が先走ってぱんぱんになる。パパがふがふが言ってるのをおっぱいの谷間で覆ってしまう。
「ふぅ、は、ぁ、あっ……! はぃ、った、ね……?」
「へぷ、んぅんっ……ぷはっ、あ、あんまりくっつけられると、息が……」
「じゃあ、しゃぶって♥ おっぱい、ちゅうちゅうってっ」
アソコがきゅうって締まる。パパがアタシのおっぱいを吸うのを感じて悶えちゃう。アソコをぎゅうって“締め”る。いまはパパもアタシも腰を上下に使えないから、そのぶんアタシのアソコをめいっぱい使ってナカダシしてもらわなきゃ。
「ひゃんっ、あ、あっ……はぁっ♥ ぺろぺろ、ダメ、ぇ……♥」
パパがアタシの乳首を舐めながら、アタシのお尻をむちっとつかんでくる――ぐちゅ、ずぷっ、じゅぶっ、にちゃっ――アソコの音と、パパのしゃぶる音が混じって聞こえる。静かだと音を抑えても響く。抑えれば抑えるほど気持ちいいのもイケないのもふくらむ。
「ん、ダメ、んっ、はぅ、んっ……パパは、動かないで、アタシに、任せて……♥」
パパに乳首をちゅうちゅう吸ってもらってると、パパが赤ちゃんになってくれないかなぁって気分になる――そうなったらアタシが甘えられなくなるからまねだけでいい――乳首を押しつけてもっとねだる。
「は、ぁ……あ゙ぅっ……♥ ぉ、ふ……っ」
上体を振った拍子にナカが予想外の奥底までずちゅっと入る。パパの呻き声をおっぱいで味わう。アソコがぎゅうって締まる――もっと強く、もっと強く、強く、出してくれるまで――アソコが、パパの精液を欲しがってる。
「……ぁ、んっ……!」
パパがイク。アタシは必死で声を殺す。
子宮がうずく。ふくらむ。背筋がくらくらして失神しそうになってパパのアタマとか肩とかにしがみつく。
イってる。
イキながら、涙かよだれか何かでパパのアタマをぐしょぐしょにしちゃった。
「もし、アタシが本当にパパの赤ちゃんを妊娠してたらどうする?」
まるで骨まで溶けたように頼りない足腰に鞭打ってやっとの思いで抜いて、お腹をさすりながらブラフのように聞かせた。
「子供に手がかかって、いまほど加蓮を甘やかしてやれなくなるな」
「アタシがしっかり産める前提なんだ?」
子供が欲しいと思ってた。それは割りきれるぐらいの欲望だと思ってた。それ以外の欲望を満たしてもらって割りきれると思ってた。
「パパは不妊じゃないもんね、確実に。アタシは未確認だけど」
ほかが満たされると、それだけ浮いちゃって、かえって割りきれなくなる。
「あと、生まれたら、たぶん……」
「たぶん?」
「加蓮は、俺のスリッパの脱ぎ方とか鼻かんだのくずかごに投げるのとか気になり始める」
「アタシそこまで神経質じゃないよ」
「子供が見ててマネしたらどうするんだ、とか」
アタシがお母さんになったら娘役がムリになって……ここからが本当の取りあいかな?
(おしまい)