今回はロックマンX4より、サイバー・クジャッカーとマグマード・ドラグーンの入れ替わりものです。
サイバー・クジャッカーの根性を叩き直そうとしたマグマード・ドラグーン。ところが、ボディを入れ替えられてしまいさあ大変!

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誕生、オカマード・ドラグーン!?

「おほほ、いい気味ねぇ……」

「こ、こら、何をするのよ!? えっ、何よ、この喋り方!?」

 マグマード・ドラグーンが妙な口調で喋っている目の前にいるのは、やたらと焦っているサイバー・クジャッカー。

「あらあら、なぁんにも変じゃないわよ? だってあなた、元からそんな喋り方じゃない?」

 いかにも格闘家然とした、ドラゴン型のドラグーンがクジャッカーを煽る。

「ち、違うわよ! 私がドラグーンなのよ、返しなさいよ!?」

「おいおい、冗談も程々にしろよ? 俺のどこがクジャッカーなんだよ……なんちゃって。どう、私にかかればレプリロイド同士の精神交換なんて簡単なのよ?」

 クジャッカーに見せつけるように妙な言動をしているドラグーン。

 その中身は実は、クジャッカー本人なのであった!

「どうしてこんな酷い事するのよ、ああもう、なんで私が、こんな口調で喋らないといけないわけ!?」

 ヒステリックな声で喚いているクジャッカーの精神はドラグーンの物……のはずなのだが、どうも様子がおかしい。

「ふん! 貴様が卑怯な事ばかりしていると聞いて、俺が根性を叩き直しにきてやったんだぞ! ほらほら、五分前の真似だけど、似てるかしらぁ?」

「や、やめなさいっ!」

 クジャッカーが顔を真っ赤にして組みかかろうとするも、ドラグーンの鍛えられたボディには敵わない。

「おらおら、そんなヒョロいボディじゃ俺に太刀打ちなんてできないぞ!」

 ドラグーンのボディにインプットされた武術が、クジャッカーの精神によって活用される。

「あっ、きゃあぁぁ!?」

 クジャッカーのボディは木の葉のように放り投げられ、叩きつけられてしまい。

「あーら、どうしたのかしらぁ? 叩き直されるのは、格闘バカの貴方じゃなくて? あらやだ! 今、格闘バカのボディは私だったわねぇ〜!」

 いかにも性格の悪い残虐気質といったところか。

 優秀な相手のボディを奪い、使えないとまるで無力な自分のボディを押し付け。

「ふ、ふざけないでよ!? わ、私だって、私のボディだったらアンタくらい!」

「あらあら、今、貴方のボディじゃない? うふふ、その喋り方、お似合いよぉ」

 誇り高いはずのドラグーンの顔が品無く歪み、クジャッカーを見下してくる。

「喋り方、私のせいじゃないわよ!? わ、私だって、こんな喋り方したくないんだから!」

 ファイティングポーズを取っても締まらない、細身の体。

 勢いのあることを言おうとしても、どこか情けなく聞こえる口調と声。

「何言ってるんだ。お前はサイバー・クジャッカー、いつもそんな喋り方だろう? 俺も、いつも通りの喋り方だぞ!」

「い、いい加減にしなさいってば!」

「おほほほ、あー面白いったらありゃしないわ。ボディを交換した際に、アンタの口調は私の口調にロックしてあげたのよ。お次は性格も、私と同じにしてあげちゃおうかしら?」

「うっ……!」

 ボディ性能でも勝てず、電子戦闘でも勝てず。

「それに、分かったでしょう? 私にかかれば、どんなボディだって完璧に能力を引き出すことができるのよぉ? ……まあ、あの二人はわからない事だらけだから怪しいんだけど」

「ん、んもぉ! 私も、あの二人と全力で戦いたいんだってばぁ!」

「いいじゃないのよぉ、戦っちゃえば! と・く・べ・つ・に、その体、あげちゃうからぁ」

「わ、私はドラグーンなのよぉ!?」

 徐々に冷静さを失い、行動が直情的になり始めるドラグーンの精神。

「ええっと……こうかしら?」

 クジャッカーに向け、手首を合わせつつ、両方の掌を見せるようなポーズを取る。

「なっ……!」

 自分の技は自分が一番よく分かっている。

 クジャッカーは姿勢を低くし、射線に入らないようにしながらスライディングを繰り出す。

「はーい、引っかかったわね」

 低い声を弾ませ、ドラグーンが逞しい脚で勢いよくクジャッカーの足を踏みつける。

「きゃぁあああ!?」

 想像以上の痛みに顔を歪ませるが……足を固定され、動くのもままならない!

「これを予想してたんでしょぉ? 正解者には、ご褒美をあげないとね? 波動拳!」

 急に通常時のようなドラグーンの声を出し、手から火球を放つ。

「あっ、ぎゃぁあああ!?!?」

 動けないクジャッカーは避けられるはずもなく……まともにそれを食らってしまい。

「おいおい、クジャッカー。そんな弱くて、役に立つのかぁ?」

「あ、あ、ひ、酷いわぁ……」

 口調固定も手伝い、ドラグーンとは思えないほど情けない発言が飛び出す。

「ま、一応元私の体だものねぇ、このくらいにしてあげるわよ」

 ダメおしの蹴りを入れつつも、満足そうにドラグーンが後ろに引く。

「そ・の・か・わ・り、身の程知らずだった罰としてアンタは一生そのボディよ? うっふふ、私、マグマード・ドラグーンよぉ♡ 趣味は正々堂々に見せかけて、卑怯な手で相手を倒すことよ♡ んもう、全力だとか、勝負だとか、ばーっかみたいよねぇ!」

 わざとクネクネとした動きをして、舌を出して挑発し。

「く、くぅ、い、いい加減にしなさいよ、あんた!?」

「おいおい、もうボロボロじゃないかクジャッカー。 お前のような奴は倒す価値もない。今のうちに逃げるなら、命までは取らないぞ? うふふ、うふふふふ! あー、強いっていいわねぇ! なんでも好き放題言えちゃうじゃない、このボディ、最高ね!」

「ふ、ふざけないでよ! こ、こうなったら、こっちだってぇ!」

「あらぁ、ただの格闘おバカさんに何ができるのかしら? あら、そうだったわね。中身は格闘バカでも、ボディは肉弾戦ダメダメだったわねぇ、おーっほっほっほ!」

 激昂するクジャッカーの情けない見た目に、ドラグーンは高笑いをしてみせ。

「あ、あんたの技、知らないわけじゃないのよ! ただ、こう、私の美学に反するっていうか……ええい、見てなさい!」

 ボディに似つかわしくない、気合を入れる姿勢を取ったクジャッカー。

 その次の瞬間、その姿はノイズのようにかき消え……

「あら! やるじゃないの。でも、気をつけなさいよ? それ、失敗すると永遠にデータの破片になっちゃうわよぉ?」

「どこ見てるの!」

 背後から突然現れたクジャッカーが、ドラグーンに襲いかかる。

 が、しかし。

「はーい、残念だったわねぇ?」

 ドラグーンのボディの反射速度が上回り、見事な後ろ回し蹴りがクジャッカーを捉えた。

「いやぁっ!?」

 またもや吹き飛ばされ、情けなく地に転がり。

「んもう、本当におバカさんねぇ。自分自身の強さも覚えてないわ、今の自分の技も分かっていないわ、どうしようもないんじゃないかしら?」

「し、失礼しちゃうわ! いくわよ!」

 性懲りも無く、クジャッカーが姿をくらませる。

「あーあ、面倒になってきちゃったわ。こうなったら、至近距離で消し飛ばしちゃいましょっと! うっふふ、自分の技で自分が消えちゃう時って、どんな顔するのかしら?」

 ドラグーンのボディとはいえ、センサーがないわけではない。

 ドラグーンとは違い、クジャッカーの精神はちゃんと自分のボディの癖を知っている。

「……そこ!」

 一見何も無い空間に駆け寄り、素早く波動拳の構えをし。

「えっ……!?」

 見事、触れられるほど近くにクジャッカーが姿を現した。

 そこまでは良かった、のだが。

 クジャッカーのボディのドラグーンが著しく動揺したせいか……まだ完全に実体化していなかったクジャッカーのボディが歪み、そのまドラグーンのボディに重なり。

「えっ、何が起きてるのよ!?」

「わ、私も分からないわよ!?」

 本当の一瞬で、二人のレプリロイドのボディは見事に一つになってしまったのである!

 ドラグーンの体格をベースにしつつ、派手な孔雀の尾、頭部は青いクジャッカーの部分がメインの位置にあり。

 体のあちこちに二人の色が散りばめられた、奇妙なレプリロイドが誕生してしまう。

「あ、あらぁ、これ、すごいわね? お、おい、俺のボディだぞ!? いーえ、私のよぉ?」

 左右で違う目が異なる表情をし、鳥の嘴のように黄色くなったドラグーンのマズルが動いて言葉を発し。

「なかなかいいんじゃ無いかしら、アンタのパワーも合わさって、出力すごいわよ? う、うるさい! 貴様の好きに俺の力を使わせるものか、ん、うむ!?」

 合体レプリロイドがシャドーボクシングのように、軽いフットワークでパンチを繰り出す。

「あらぁ、気持ちいいわねぇ。おい、卑怯だぞ! 何よぉ、今度は? 俺に、体を動かさせろ! え? それ、私は知らないわよ? な、なにぃ!?」

 クジャッカーがわざと、クネクネとボディを動かしてみせる。

 同居しているドラグーンの精神も動かせるのなら、すぐにでも止めさせるはず、なのだが……

「く、くそ、指一本も、動かん、ぬぅ!? あらあら、お馬鹿さんねぇ。これ、そっちのせいよ? なんだとぉ!? だって、そうじゃないのよ。勝手に私の能力使って、制御失敗したじゃない? そ、それは、そうだが……その結果、二人のボディが融合しちゃって、しかもこの状態ってわけ。私、悪いのかしらぁ? も、元はと言えば、お前が入れ替えたからだろう!? それを言ったら、いきなり押しかけてきたあなたのせいよねぇ〜? う、う、ううむ……」

 口がうまいクジャッカーに敵うはずもなく、完全に押し負けるドラグーン。

 しかも今は、肉体の主導権すらない状態。まさに、手も足も出ないのだ。

「それにしても、あなた……ちょっと、禁欲しすぎじゃないかしらぁ? な、何の事だ!? あらあら、隠しても無駄よぉ? 下半身に、余剰エネルギーが溜まりすぎじゃないかしらぁ? そ、それは、お前のだろう!? あら、ざーんねん! 私、毎日ちゃんと抜いて処理してるのよ? は、破廉恥な!」

 しょうもない言い争いをしている間にも、太い腕が股間に伸びていく。

「お、おい、こら! あらぁ、これは私の体よぉ? こぉんなにたまっちゃっていたら、ムラムラして集中できないわぁ♡ お、俺は、別に、あっ、ぉおおおおおっ!?」

 軽く撫であげただけで、ドラグーンの精神がうめくような声を漏らしてしまう。

「うふふ、面白いわねぇ♡ じゃあ、勝負しないかしら? しょ、勝負だと!? 今から、私がこの体のまま一回抜くわよ。う、うむ……抜いた直後に、あなたが『気持ち良くも何ともない、早く元に戻せ』って叫べたらあなたの勝ち。私の見立てだと戻せるから、元に戻してあげるわ。本当だな!? ええ、もちろん。その代わり、五秒以内に言い出せなかった場合は私の勝ち。一生、合体レプリロイドのままでいちゃうわよぉ♡」

 あまりにも不利な話だが、断るわけにもいかない。

「よ、よし! 『気持ち良くも何ともない、早く元に戻せ』で合ってるな? ええ、その通りよ。ちゃんとイッてから言わないと、無効にしちゃうわよぉ? い、いつでも、こい! じゃあ、お言葉に甘えちゃうわよぉ♡」

 股間に指を這わせ、割れ目をやらしくいじる。

「あっ、結構、敏感じゃないのよぉ、よ、余計な事を、言うんじゃない! あらあら、声に余裕がないじゃなぁい? う、うるさ、んおっ!?」

 刺激に触発させ、余剰エネルギーを排出する棒状のナニかが顔をもたげ始める。

「わっ、あ、あなた、大きいのね……く、くそ、修行の邪魔だから、好きではないんだがな、へぇ〜、私は羨しいんだけどぉ? 変な事を言う、あっ、おっ、いやぁ〜ん、感度、すごいじゃないのよぉ♡」

 二人の特徴が絡まり合った声が甘く鳴き、体が興奮を始める。

「う、ふふふ、こんなに、気持ちいいの、体、おかしくなっちゃいそうねぇ、おっ、おっ、何をっ、うっふふ、私も何でか分からないんだけどぉ、胸のこれ、いい、のよぉ、あぁ〜ん♡ あ、あ、あ、あ、な、なんだ、これ、あぁあああああ♡」

 クジャッカーの特徴である、胸にある丸い透明な部品。

 それをトラックボールのように触ってやるだけで、合体した肉体はますます悦びを露わにしていく。

「あぁっ、あぁっ、気持ちいい、気持ちいいわぁ♡ おっ、おぉーっ、お、俺は、そ、そんな事、んもう、素直じゃないわねえ、こんなにぃ、快感信号、いいっ、いいっ、来る、来るぅ♡ こ、この程度、俺、俺はぁ、不器用なんだからぁ、イくまで何言ってもいいのよ、イッた時に言えたらいいんだからぁ、いいっ、いいっ、たまらないわぁ〜……♡」

 クジャッカーがドラグーンを誘いつつ、自慰を続けていく。

 口から炎が漏れ、体温が上昇し。

「あっ、ドラグーン、ドラグーン、いいっ、いいっ、あなたの、チンポ、たまらないわよぉ、ん、お、お、俺も、あっ、気、気持ち、いいっ、いいっ、ぞぉ……♡」

 とうとう快楽に負け、ドラグーンの精神が同調を始めてしまう。

 それに反応するかのように、肉体は一段と興奮をしていき。

「ちょっと、ちょっとぉ、こんな、こぉんなに、よく我慢できたわねぇ、こ、これもしゅ、修行、あぁあああ、もっと、もっと強く、してくれぇ♡ 修行と、オナニー、どっちがいいかしらぁ? そ、それはっ、しゅぎょ、ぉおおおおんっ!?!? うっふふ、私の胸パーツと、あなたのチンポ、両方気持ちいいの、修行より、いいっ、いいっ、いいわぁああああ、このボディもぉ、喜んでるわぁ、おっ、おっ、おおおっ、おおおおおおおっ♡♡♡」

 余剰エネルギーが徐々に股間に集まりだし、今にも発射されそうになる。

「うふ、うふふぅ、もう、もう、出ちゃう、出ちゃうわぁ、あっ、おっ、俺、俺、私、あぁ〜、いいっ、いいっ、出る、出る、出る、出るぅうううううう♡♡♡♡♡」

 びく、びくと全身が震え、大量の白い余剰エネルギーが放出される。

「うふ、うふふ♡」

 合体したボディの口が、ニヤリと歪み……

「気持ちいいったらないわぁ、俺の心まで、私と一緒になっちゃったものぉ♡ あらあら、精神の修行が聞いて呆れちゃうわねぇ♡ 仕方ないじゃないのよぉ、おちんちん気持ち良すぎて、イった弾みに私の心とシンクロしちゃったんですものぉ♡ はい、じゃあルール通り、私の勝ちよ! やったわぁ〜、もう俺、クジャッカーなんだからぁ、元に戻されても困っちゃうところだったわよ♡」

 なんと、絶頂の瞬間にドラグーンはクジャッカーと心が繋がってしまったのだ。

 たちまちにして、彼の武人としての精神はクジャッカーのものに置き換わってしまう。

 自分はドラグーンである……と言う自覚はあるものの、クジャッカーと同じなのだ、気持ちいいのがたまらない、とどうしようもない思考になってしまったのであった。

「うふふ、私、クジャッカーと俺、ドラグーンが一緒になって、新しいレプリロイドになっちゃったのよぉ♡ そうねぇ、マグサイバー・クジャグーンなんてどうかしらぁ? あらぁ、いい名前じゃないのよぉ♡ うふふ、じゃあ、クジャグーンになったお祝いに、もう一度気持ち良くなっちゃいましょう? いいわねぇ、このボディ、すぐに溜まっちゃうから……いーっぱい、しちゃいましょ♡」

 完全に一致した精神がボディを動かす。

 抵抗する事なく快感に溺れる精神により、ボディが、心が、先ほどとは比べ物にならないほど激しく燃えていき。

「嬉しいわぁ〜、気持ちいいわぁ、今日からぁ、今日から私ぃ、強いしぃ、気持ちいいしぃ、エネルギーも無尽蔵だしぃ、いいとこ取りだしぃ、最っ高の気分よぉ、合体って、幸せだわぁ〜、あっ、出るぅ、出る、イくっ、あぁあ〜〜〜ん♡♡♡」

 恥じらう事なく、大声をあげ絶頂。

 膝が笑い、爆発したかのような勢いで液体が放出され。

「うっふふ……二人のパワーのおかげで、もっとイタズラできそうねぇ。そうだわ、あのいけすかないカーネルとか言うやつと、あのアホのキバトドスの知能回路を交換してやりましょっと! あぁっ、その後の二人を見ながら……いーっぱい、チンポいじっちゃいましょっと♡」

 とんでもない悪事を計画しつつ、合体レプリロイド・クジャグーンは姿を消す。

 合体した彼が好き放題した結果、たちまちにして世の中はますます混迷を極めてしまうのであった。

 

 

 おしまい


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