⑤相互オナニー
純子さんと関係を持った翌日は日曜日だったが、どこにも私は外出せず部屋にこもって、彼女と初めて体験したセックスのことばかりを思い起こして一日をすごした。
彼女の乳房感触や性器に挿入した時の快楽を思い出すと、ひとりでに股間はビンビンに勃起した。
私は無意識のうちにパンツの中に手を入れてペニスを握りしめたが、射精するまでしごくことは我慢した。
前日の別れ際に、
「明日は人目につかないように、夜の8時頃にいらっしゃい」
と、彼女から言われていたからだった。
私は家族と夕食を済ませると、早々に風呂に入り、母親には友達のところに遊びに行くと偽り、彼女のところへ出かけて行った。
彼女は私を笑顔で迎えると、そそくさと玄関ドアの鍵をかけ、私を奥の部屋に連れて行った。
そこは夫婦の寝室のようで、すでに1組だけ布団が敷き延べられていた。
「今日は恵一くんのおちんちん。たっぷりしゃぶってあげるからね、ほら・・・・・・早く服を脱いで」
彼女はそう言うと、自分から全裸になり私も裸にすると、布団に仰向けに寝かせ、
「うふふ、もう勃っている。やっぱり、若いおちんちんはステキだわ」
と、さっそくペニスを握ってきた。
昨日と違って、私も心にゆとりができていた。
自慢げに腰を突き上げ、ペニスの勢いを誇示してみせた。
すると、彼女はうっとりとペニスを撫でてみたり、軽くしごいたりしていたが、間もなく私の下腹部に顔を伏せてきた。
「あら、お風呂に入ってきたのね。わたし、臭いのするおちんちん、嫌いじゃないのに・・・・・・」
昨日にも何度か見せた淫靡な笑みを浮かべると、舌を出してペロペロと亀頭を舐めてきた。
「うっ、ううっ・・・・・・」
とたんに腰に強い快感が走り、私は呻いてしまった。
「うふっ、もうオツユが出てきたじゃないの。恵一くんてスケベなのね」
彼女が一旦顔を起こし、小さく笑いかけた。が、すぐに、再び顔を伏せると、今度は亀頭にズッポリと唇をかぶせてくる。
「ううっ、・・・・・・」
「どっちがスケベなんだよっ・・・・・・!」
「正直、私の方かな・・・・・・恵一くんが帰ってから、わたし、肉体が燃えちゃって、硬いおちんちん思い出しながら、2回もオナニーしたくらいだもん」
私は彼女の露骨な告白に驚きながらも、自分のことをそんな風に思ってくれているのは嬉しかった。
男としての自信めいたものも湧いてくる。
と、同時に、男と同じで、女もセックスしたがっているものだと知らされた思いがした。
「純子さんも、よくオナニーするの?」
「うふふ、恵一くんほど頻繁にはしてないけどね・・・・・・」
彼女は舌をもう一度亀頭に這い回らせると、深く咥えてきて、しゃぶりたてる。
柔らかくて温かな口中粘膜と、亀頭や棒状部分のあちこちにねっとりと絡みついてくる舌。
私は、たまらず四肢をピーンと突っ張らせた。
たちまち、ペニスがジーンと麻痺してくる感覚にうろたえた。
「ねえ、夕べ2回もオナニーしたという彼女のオマンコ、俺に舐めさせてよ」
このままだと、すぐに射精してしまいそうな予感におののきあわててそう言った。
私は夕べから一度もオナニーで射精しなかったことを悔いた。
一度でも出しておいたなら、こうもすぐに射精してしまいそうな不安に捉われないですんだのだ。
「そうね。舐めてもらおうかしらね、私のいやらしいアソコ・・・・・・」
彼女がペニスを吐き出したと思ったら、そのまま私の顔面を跨いできた。
そして、ゆっくりと腰を落してきて、性器を私の口元に押しつけてきた。
「うっ、ううむ・・・・・・!」
私は歓喜の呻き声を上げていた。
顔の殆どが彼女の柔らかくて湿り気を帯びた尻肉に覆われ、しかも、口元には柔媚な女陰が押しつけられているのだ。
彼女の生臭くも、どこか甘い性臭が肺いっぱいに流れこんでくる。
その瞬間は、わたしにとっては、まさに至福のときであった。
「何してるのよ。早く舐めなさいよぉ」
彼女の尻肉の感触と性器の臭いにうっとりしていたら、彼女が腰を振って焦れったそうに促した。
私は彼女の機嫌を損ねてはならないと思い、あわてて舌を動かしはじめる。
膣に舌を入れて淫肉をかき回しながら、指ではクリトリスを摘まむ。
そうすると、彼女はたちまち、
「そうよ、ああっ、いいわよ・・・・・・もっと、舐めるのよぉ」
と、甘く細い声を漏らし、さらに腰をふって私の唇に淫肉をこすりつける。
愛液にぬめり返る秘奥から、更なる愛液があふれ出た。私はそれを夢中になって啜った。
「ああ~っ、それって感じるわ」
彼女が声を見出し、のけ反って腰を激しく震わせた。
⑥バレバレだった2人の蜜会
「わたし、恵一くんの舌でイキそうになっちゃったわ」
彼女は私の顔の上から腰を浮かせると、そのまま腰まで移動してきた。
「今日はわたしが上にさせてもらうわ」
私の下腹部で、彼女は屹立するペニスを逆手に握り、亀頭を膣口にあてがいながら、そのままの姿勢でゆっくり尻を落とし、騎乗位と言われている体位をとったのだ。
「く~っ」
ペニスが彼女の体内に埋まっていく。
濡れきった淫肉がヒクヒクとうごめきながら、ペニスをしっかりと包み込んできた。
私は昨日より、なお強く感じられる快感に呻き、彼女の括れた腰を両手でしっかりと掴んだ。
「あああ・・・・・・恵一くんが子宮まで届いている。凄く気持ちいいわぁ~」
彼女が放心したように喘ぎ、腰を小さくくねらせた。
そして、自分でクリトリスに触っていたが、しばらくすると、
「ねえ、このまま起きて」
と、彼女は言ってから、上半身を前に倒し私の頭の後ろに左手を入れ、私の躰を持ち上げるしぐさをする。
「起き上がればいいんだね」
少し厄介だったが、私は肘を使って上半身を起こした。
すると、彼女はすぐに私の首に両腕を巻きつけてきた。
「今日はこの格好でしましょうね」
唇にキスをすると、ゆっくりと静かに腰を上下に動かし始める。
いわゆる座位といわれる体位だった。
淫肉が亀頭のカリの部分にひっかかるのが感じられた。
昨日の体位とはまた違った快感がペニスを包み込む。
「う~っ、いいよ~」
私も彼女の背中に両手を回し肉体をしっかり抱きしめた。
彼女は、しばらくすると腰を上下に動かすのをやめ、ペニスをこねるように腰を動かし回してきた。
どうやら、クリトリスへの刺激を楽しんでいるようだったが、そのうちまた腰を上下に動かし始めた。
「いいわ。あっ、あっ、いいわ~」
のけ反って、喘いだかと思うと急に、私の唇を求めてキスをしてくる。
それも・・・・・・舌を入れてのディープなキスだ。
「ううっ・・・・・・」
私はもう身も心もとろけてしまいそうである。
「何してるのよ。昨日も言ったように、恵一くんも腰を使うのよぉ」
彼女が怒ったように言った。
なかば、茫然自失の体だった私は、夢から醒めたように腰をクイックイッと突き上げ始めた。
「そうよ。そう・・・・・・いいわ~。突き抜けそうよ、恵一くんのおちんちん。すごく、いいわぁ~」
彼女がたちまち歓喜の声を張り上げ、なおも大きく腰を縦横無尽に躍らせる。
「お、俺もいいですっ。純子さんとオマンコできて、もう最高に幸せです」
この時は私の本心でもあった。
「うれしいわ。だったら、あああっ・・・・・・もっと。・・・・・・もっと、して頂戴」
彼女はなおも昂ぶり、さらには嗚咽を漏らし始める。
嗚咽しながら彼女が腰を上下し、グラインドさせていたその時に、
「ああっ、わたしもうダメぇ~」
と、彼女が絶叫するなり、私の上からゴロンと転がり落ちて布団に長々と寝そべった。
性器による結合がほどけた彼女のワレメは、無惨にもだらしなく口を開け、内部の鮮やかなピンク色の淫肉をのぞかせている。
それは呆れるほどに濡れそぼり、さも心地よさそうにヒクついている。
それを目にして、私はさらなる欲情に捉われてしまった。
それより何より、とにかく射精しないことには若い肉欲が承知しない。
私はまるで、野獣が小動物に襲いかかるように彼女に重なっていき、滾るペニスを一気に深々と貫き通していった。
「ああっ」
彼女が覚醒したように私にしがみついてきた。
「もう勘弁してぇ」
と、彼女は懇願しつつも、私がかまわず腰を突き込みはじめると、たちまち声を乱して喘ぎ泣き、私の拙い動きに合わせて腰を使ってくる。
「純子さんて、やっぱりスケベだね」
「あぁ~ん、いやぁ~。そんな意地悪を言わないでぇ」
年上の女性とはとても思えない甘え方をしてくる。
私の情欲は激しくそそられた。
そして、たちまち彼女の温かい肉体の奥で射精していたのだった。
それ以降、私たちはチャンスを見つけては、お互いの肉体を貪りあい、性欲を充分に満たしていた。
セックスをするのは必ず彼女の家と決めていた。
何しろ、彼女の夫は月のうち20日近くも出張で留守にするのだ。
それに、それ以外の場所で2人が会うのは人の目に触れて危険だ。
私はいつも夜の闇に紛れて彼女の家へと向かった。
私は間断なくこみ上げる思春期の激しい性欲と好奇心を彼女の豊熟な肉体で満たし、一方では彼女もまた孤閨妻の渇いた肉欲を少年の瑞々しくも疲れを知らないペニスで潤していたのだろう。
しかし、そんな関係が長く続くはずもなかった。
彼女と知り合ってから3ヶ月が経った7月のなかば、部屋でゴロゴロしていたら姉がやってきて、
「恵一っ、あんたは引っ越してきた田中って奥さんとおかしなことになっているって本当? お父さんとお母さんがそんな話をしていたわよ」
と、ニヤニヤ笑いながら話しかけてきた。
「・・・・・・!?」
瞬間。私は目の前が真っ黒になった。
そして、その晩。
やはり、私は父親の部屋に呼ばれた。
父は私を正面に座らせると、いつものように高圧的に口を開いた。
「恵一、夏休みの間、東京に行って明美ちゃんの勉強を見てやれ」
明美というのは東京にいる叔父の娘で小学校6年生である。
すると、すぐに母親が私の機嫌を取るようにつづけた。
「ほら、恵ちゃんも来年は東京の大学を受けると言ってたじゃない。だから、下見がてらというか、東京見物でもするつもりで次郎叔父さんのところで過ごしてきなさいよ」
彼女とのことを知られた弱みもあり、私は拒むことができず、夏休みになると仕方なく東京へと向かった。
そして、1か月後に帰ってきたら、彼女の家は引っ越したあとだった。
その間に何があったのか、私はすぐに見当がつかなかった。
母も姉も素知らぬ顔をしているが、ただ父が金にものを言わせて、無理やり引っ越しさせたことは間違いない気がした。
完