「次の方、どうぞ」
親から継いだ診療所で院長を務めており、貯蓄はかなりの額。両親はすでに他界しており、のちのち介護の必要もない。――と、条件だけ並べれば良物件に思えるが、実際の彼は四十半ばに差し掛かってなお独身だった。
その診療所が、人口より野生動物のほうが多い僻地にあるのが原因のひとつだ。建物は寂れたとまではいえないにしても、ずいぶんとひなびた風情を醸し出しており、時代に取り残されている。看護師の確保すら難しく、今だってワンオペ診療をしているくらいだった。
第二に、彼は醜男だった。ガマガエルとヤギをミックスして縦に潰し血色を悪くしたような顔つきで、学生時代はまあ苛められたものだ。当然、モテなどしない。婚活パーティに参加してみても、彼の周りにだけぽっかりと空間ができ、酒だけ飲んで帰る有様だった。
「お……、早苗ちゃんか。よく来たね。今日はインフルの予防接種だっけね」
結局、彼の暮らしに潤いなど欠片もなかった。そもそもこんなド田舎に住んでいるのは、棺桶に片足を突っ込んでいる爺さん婆さんばかりだ。色気を期待するほうが間違っている。この大して広くもない診療室で毎日を過ごしていくのだと、彼は己の男女関係を半ば諦めていた。
そんな中、唯一の清涼剤ともいえるのが、東風谷早苗だ。道を歩けばモデルにスカウトされるような、超弩級の美少女である。セーラー服の上からでもわかる、メリハリのきいた体付きも素晴らしかった。
幼いころからのかかりつけで、昔は風邪やら何やらひくたびに診たものだ。だからか、この醜い顔を前にしても平然としている希有な少女だった。
ここ数年は丈夫になったのか、年に一度の予防接種に訪れるくらいだが――相変わらず愛くるしく、麗しい。医者と患者の関係でなければ、掌をあわせて拝んですらいただろう。
「久しぶりだね。どう? 学校のほうは」
「お久しぶりです。学校は……、まあぼちぼちって感じですよ。私は帰宅部ですし、家のこともあるから行事にあんまり参加できたりもしなくて、話せることが少ないんですよね……」
「ああ、神社だっけね、早苗ちゃんのお家は」
ちょうど、午後の診療も彼女で最後だ。急患もくるまいし、世間話を振る。コミュニケーションは重要だ――天然美少女と少しでもお近づきになりたいとう、下心がないとは言えなかったが。なにせ、金を払わなければ若い娘などと会話もできない顔ゆえ。
「じゃあ、針を打つよ。手先が痺れたりしたら言ってね」
「はい。……大丈夫そうです」
「そうかい。いやあ、すんなり受けてくれて助かるよ。最近はどこで聞きかじってくるんだか、予防接種を受けると5Gに接続されて精神を支配されるんだ~、なんて言ってくる爺さん婆さんがいてね。そういう人に限って、ちゃんとした情報源からの情報は信じてくれなかったりするモンだから……」
「あはは、そんな人いるんですね。……あ」
「ん? ……早苗ちゃん?」
針を抜く。途端、かくんと早苗の頭が傾いた。すわ失神かと、慌てて立ち上がる。
注射後、まれに体調を崩す患者がいるのだ。彼女にそのケースは一度もなかったはずだが……と過去の記憶を洗いつつも、声をかける。
覗き込んだ彼女の表情は虚ろで、いっさいの思考が抜け落ちたように見えた。気を失っているのもと違うらしいと訝っていると、艶やかな唇が無感情に動く。
「5Gへの接続が完了しました。なんでもご命令ください」
「……えっ」
何を言われているか理解できず、呆けていると、もう一度同じ言葉が繰り返された。それでようやく、雑談の内容を踏まえたギャグだと気付く。医療行為のさなかであることを思えば、いささかタチが悪かったが。
「5Gへの接続が完了しました。なんでもご命令ください」
にしても、まるで音飛びしたCDプレーヤーだ。唇以外ぴくりともさせないのは、なかなか器用だった。
「そうかい。なら……早苗ちゃんのファーストキスでももらおうかな。……なんてネ!」
「……」
「……あっいや、冗談冗談。ごめんよ……」
口にしてから、今のは一線を越えた発言だったと後悔する。いくら前提に相手のジョークがあったとしても、異性に対してこれは完全なセクシャルハラスメントだ。こうした失言もまた、彼が恋愛に恵まれない原因の一つだった。
看護師がいないタイミングでよかった。聞かれていたら本当にお終いだった。とはいえ、いままで築き上げてきた、医師と患者の信頼関係を破壊するミスである。早苗はよっぽど引いているのか、まったくの無言だった。やってしまったと、内心で冷や汗をかきながら、冗談だよと繰り返す。
「承知しました。ファーストキスを捧げさせていただきます」
「エッ」
すっくと、早苗が立ち上がる。相変わらずの無表情で、こちらのやらかしに何を思っているかは分からない。
何も言わず、ただ近づいてくる。同じ人間かと思うほど整った美貌が、眼前に迫った。
「ォワッ……」
シトラスを思わせる香りが、ほんのりと鼻孔を擽る。同時にどこか甘く、男の肉欲を刺激する。
驚愕するかたわら、もっと堪能したいとも思う。が、すぐそれどころではなくなった。
首に腕が回される。そのまま早苗は、あろうことか、こちらの唇に瑞々しい少女のリップを重ねてきた。
「ンムゥッ!?」
むちゅむちゅと、唇が押しつけられ、柔軟に形を変える。美少女の弾力ある口唇は、彼の人生において有数の魅力的感触を伴っていた。
冗談だったとはいえ、キスせよと言ったほうが驚くというあべこべな構図だ。しかし、まだ衝撃は終わらなかった。
「んぢゅる……んっふっ、んちゅ、んぅっ」
「ンムゥウウウッ!?」
繋がった唇の隙間から、薄桃色の舌がぬるりと這い出る。それはそのまま、男の口内へと侵入を果たした。
ぬちゅっ、ぬっちゅと、粘っこい音が診療室内に響く。清潔・清廉であるべき医療機関に不釣り合いな、生っぽく汁っぽい音だった。
男はその音を耳裏で感じながら、思考を吹き飛ばされていた。なにせ東風谷早苗という、県内――いや国内有数レベルの美少女から、濃厚極まるファースト・ディープキッスを捧げられているのだ。
さすがにこれは、冗談の域を超えている。かといって、うら若き乙女が自分に振り向いてくれるなどと、夢を抱いてもいない。であれば、答えは一つ。
――予防接種で5Gに繋がって精神を支配されるというのは、事実だったのだ!
「んぢゅるるッ、ぢゅるッ、れろッ、ぢゅっる、ぢゅるぅッ」
情熱的に抱きつかれながら、口内粘膜をヌルヌルとねぶり回されて、唾液を送り込まれている。彼のように女へ免疫のない男が、生じる法悦を前に、冷静でいられるわけもなかった。気付けば自ら舌を蠢かし、鼻息も荒く早苗の魅惑のリップへしゃぶりつき吸い付いていた。
「んんっは……ぶっはぁッ」
「ん、ぷは。……」
貪るの四音節がぴったりな勢いで、ずいぶん長い時間むしゃぶりついていた。が、やがて限界がくる。息が続かなくなり、口を離した。
唇の間を、ねっとりとした透明な糸が伝う。早苗がファーストキスを捧げた、何よりの証拠だった。
解放された彼女は、相変わらず忘我したかのごとく微動だにしない。瞳は虚ろなままだったが、頬はほんのりと紅潮していた。長すぎる口交による酸素不足ゆえか、はたまた性の興奮を覚えているのか。男は、自分にとって都合のよいほうだと解釈した。
「じ……じゃあ、次は……。ここで着替えてもらおうか。ぼッ、僕の目の前でね」
前後不覚の少女に命令して、不埒な行為をはたらく。良心が咎めたものの、もう唇の初めてを――彼に言わせれば事故じみた経緯で――貰ってしまっているのだ。”毒を食らわば皿まで”ではないが、やるならどこまでやってしまっても同じだと考えた。
とはいえ、心理的な緊張は生じる。5Gへの接続とやらがどういうものか、具体的にはまったく分からないのだ。うっかり何かの拍子で、切断されて正気を取り戻すかもしれない。心臓はバクバクと鼓動し、声は上ずっていた。
「かしこまりました。ここで着替えさせていただきます」
が、早苗が我に返ることはなかった。小さく頷くと、相変わらずの無表情のまま、自らの衣服へと手をかける。恋人でもない男の前で、ゆっくりと、肌を曝け出していった。
さらりと滑らかかつ艶やかな髪、ぱっちりと快活な二重瞼と、深みのある澄んだ翠玉色の瞳。滑らかな頬と、ぷるっとした――先ほど純潔を奪われた――唇。抜群に整っていながらも嫌味のない、天然物の美少女が早苗だ。道を歩けば誰もが振り返り、ちょっとばかり気分が上向くに違いない。神の実在を信じているので、校内では若干遠巻きにされているが、それでも男女を問わず人気なのは間違いなかった。
体付きも、顔立ちに負けず劣らず群を抜いた美しさだった。若者ならではの瑞々しく潤った白い肌が輝いている。ボディラインは衣服の上からでも分かるほど女らしい起伏に満ちていたし、こうして露わになっていればなおさらだ。ぷりぷりとした肉付きは、健康的であると同時に、あらゆる雄に欲望を抱かせるたちのものだった。
首はしなやかな曲線を描いている。健やかなる鎖骨の窪みはなんともフェティッシュで、見るものの視線を惹きつけた。
豊かな乳房が、露草色のフルカップブラに支えられている。Gカップバストは見るからに柔らかで、谷間はしっかりくっきりと深い。女子高生のバストとして、これ以上のものはないといえた。
腹回りはきゅっとくびれていた。帰宅部だといっていたが、なにか運動でもしているのか? と思うくらいの、健全なくびれだ。一方で、乙女ならではの脂の乗り具合もしている。柔和で、見ていて飽きないウェストラインだった。
骨盤は豊かに広がって、安産型の下半身を形成している。穿いているのは、リブストライプとサイドレースが可愛らしいショーツだ。清楚さを感じさせるチョイスは、むしろ男を興奮させた。ぐんぐんと、下半身に血が集まっていくのを感じる。
脚はすらりと長く、いっぽうで適度に脂肪を纏ってもいた。こんなものがスカートの裾からちらちら姿を覗かせるのだ。ときにはサイハイや、タイツを穿いた状態で。なんてフェティッシュなのだろう。よく教員の皆さんや、男子生徒の諸君は平気でいられるな……と、感心せずにはいられなかった。
「早苗ちゃん……ブラとパンティーも脱ぐんだよ? 必要なことだからね。あッ、脱いだ下着は、こっちによこしてね」
「かしこまりました」
男の指示は、だんだんと大胆になり、遠慮がなくなっていた。ペニスに血が集まったぶん、脳への血行が滞り、判断力が喪われているともいえる。男性とは概して、そうしたものだった。
醜男の不遜な命令にも、早苗は嫌な顔ひとつしなかった。背中に手を回し、ホックを外す。とたん、ぷるんっ! ――否、ばるんっ! と、戒められた肉鞠がこぼれ出た。
ブラジャーとは乳房の形を美しく保ち、崩れるのを防ぎつつ、同時にサイズアップするためのインナーだ。が、彼女の場合はそのどれも果たせていないように思えた。
あふれんばかりのGカップバストは、むしろ戒めを喪った今こそがもっとも自然で美しく見える。前方に突き出した、いわゆるロケットおっぱいで、サイズ感は圧倒されるほどだ。白い肌に、桜色の先端が照り映えている。
たったいま脱いだばかりのブラジャーが手渡される。カップ部分に顔を押し当て、香りを堪能する。ほんのりと汗と、そして甘い匂いが鼻孔を刺激する。男根に充血を促す、雄の欲望を煽りまくるアロマだった。
だがいつまでも、そちらへ夢中になってはいられない。いくら積んでも見られない、現役JKによる生ショーツストリップショーが今から行われるのだから。
両サイド指をかけ、ゆっくりと下ろしていく。クロッチ部は最後まで恥丘に張り付いていたが、物理法則には抗えずぺろりと剥がれる。そのまま膝のあたりまで下ろして、左レッグホール、ついで右レッグホールから脚を抜く。そうしてとうとう、彼女の下半身を守るものはなくなった。
露わになった三角地帯には、ふんわりと陰毛が茂っている。草むらが丁寧に整えられた様は、本人の几帳面さを物語っている。
秘裂は、二枚貝のごとくぴっちりと閉じていた。産婦人科医でもない彼に、女子高生の恥部を見る機会などなかったが――男性経験の少なさは見て取れた。
「早苗ちゃん。もしかして君、ヴァージン?」
首肯が返ってくる。ホッと、男の鼻が鳴った。ビキビキと、ズボンの内側で張り詰めるモノが痛くてしょうがない。
「ちょっと待ってなよ?」
早苗から脱ぎたてのショーツを受け取り、ほんのりと酸味のある香りを堪能したのち、いったん物置を漁りにいく。ついでに、本日休診の看板も出しておいた。
待たされている間、早苗はぼうっと突っ立ったままだった。待ってなよという命令を、忠実に守っていたらしい。
どうやら、5Gによる精神の支配とやらは相当に強力らしかった。これなら、本当に何をしてもバレないのだろう――男の鼻腔が、二度、三度とヒクついた。
「さあほら、これに着替えるんだ」
手渡したのは、ナースのコスプレ衣装だった。看護師が着用する、正式なものではない。――あれらには「夢」がないので。
こちらはあくまでコスチュームプレイ用。つまり色事を前提とした服なので、全体的にタイトで、ボディラインがくっきりと浮かび上がる。丈は恥丘を隠すギリギリくらいまでしかなく、ちょっと屈みでもしたら、ぷりぷりした魅惑のノーパンヒップが丸出しになるだろう。
「着替えました」
「え、やっば」
思わず呟く。胸回り・尻周りがぱつぱつだ。そもそものサイズが合っていないのもあるが、それ以上に、彼女の巨乳・巨尻っぷりがすさまじかった。薄手、もとい安物な製品ゆえ、きつく戒められた乳肉の先端がぽっちりと浮かび上がっていた。
「両腕上げて」
思わず、スリーサイズ計測用のメジャーを取りだした。服の上から測れば、なんと92・62・94。バツグンのプロポーションだ。
「は……あっ、ん」
計測にあたって、事故を装いながら乳頭を擦る。小さく漏れる声は、幼いころから見守っていた少女が「女」であると、彼にはっきりと感じさせた。
「こんなの服飾規定に違反してるだろ……院長として指導しなくちゃなぁ」
「んっ、は、アッ、ンッ、んぅ」
着せたのが誰かという点を思いきり棚に上げ、乳肉へ指を沈み込ませる。彼が知っている乳房とは、すなわち風俗嬢のソレだ――比較にもならないほどの柔らかさと反発に、目を見開く。あっという間にそれの虜となり、夢中で揉みし抱きはじめた。
5Gとやらに接続された状態でも、官能は覚えるらしい。早苗の唇から、甘い吐息が漏れる。いつまでも聞いていたくなる、極上の音楽だ。
「どれ、こっちはどうだ」
調子に乗った彼は、彼女を半ば抱きしめながら、臀部も揉みしだく。押し当てられる乳肉の柔らかさを堪能しながら、尻肉をもっちもっちと寄せては開き、乳房とは違う弾力を楽しんだ。
「おや……?」
早苗の内腿が、擦り合わされている。命令して脚を開かせ、下から覗き込んでみれば、三角州はとろりとした蜜を滴らせて湿っていた。
汗や尿ではない、粘り気を帯びた、ほんのり牝臭をまとう体液。心あたりなど一つしかない。
彼の頭を衝撃が貫く。あの東風谷早苗が、日本有数の清楚系美少女が、己の手で感じ濡らしている。男としての最大級の存在承認だった。
「お、ぉお、ぉおお……ッ。なんて助平なんだ、早苗ちゃん。もしかして僕にカラダを弄られて感じてるのか。言ってごらん」
「はい。お医者様にカラダを弄られて感じて、股を濡らしました。……正確にいえば、最初のキスの時点で濡らしていました」
視界が暗くなるくらいの興奮を感じた。頭に血が上りすぎているぞと、診療用ベッドをぱんぱんと叩いて欲望を吐き出す。とはいえ、股間のいきり勃ちばかりは、もはやどうにもなりそうもなかった。
「お医者様、というのはあまりに他人行儀じゃないかな早苗ちゃん。僕のことはパパと呼びなさい。そしてよぉく甘えるように」
「はい、分かりました、パパ」
「ッオォ~ッ……。よ、よすぎる……」
早苗ほどの美少女に、パパと呼ばせる悦楽は、ふたたび彼の視界を暗くさせる。ぐぅっと腹筋に力を込めた。それでなんとかなると、医学的根拠は一切なかったが、少なくとも波は乗り越えられた。
「よし……しゃがみなさい早苗。そしたら僕のズボンを下ろして、チンポを出させるんだ」
「はぁい、パパ」
診療ベッドに腰掛け、自らの股間を指さす。命じたとおりの、甘ったるい返答が耳朶を擽った。
早苗が、己の眼前で跪いている。うっとりとした視線を、ズボンの膨らみへと浴びせている。雄のロマンのひとつともいえるシチュエーションに、胸中は歓喜と興奮で満ちていた。
「うぉッ! え、サービスすご……」
スラックスのホックが外される。ついで早苗は、あろうことか自らの唇でもって、ジッパーを下ろし始めた。美少女が甲斐甲斐しく男根露出させてくれるだけでも、夢のような話なのだ。まして口を使ってなど、何回生まれ変わったら経験できるか、分かったものではなかった。
ボクサーの裾も唇でつまみ、ゆっくりと下ろしていく。内側で張り詰めているモノがつっかえ、なかなか難しい。ある一点を越えた瞬間、ブルンッ! とバネ仕掛けのごとくソレは姿を現わした。
全長十四センチ、左曲がりの代物だ。色素沈着して黒ずんでおり、中年男性らしいグロテスクなペニスに仕上がっていた。
「はぁあ……っ」
むわっと、蒸れた汗の匂いが漂う。決して快いものではない。彼自身そう思う。だが早苗は、ソレを前にして、熱い溜息を零してみせた。
なんと陰茎を刺激する娘なのだろうと、もはや今日何度目も分からぬ驚愕を抱く。これが彼女の本性なのか、はたまた5Gとやらの力なのかは分からない。ともあれ、彼は大いに肉欲を煽られていた。目の前の娘を、己色に染め上げたい気持ちでいっぱいだ。
「よし、早苗。僕のチンポを嗅ぐんだ。よぉく嗅いで、匂いを覚えるように」
「はい、パパ」
素直な返事とともに、早苗は男のペニスに――恋人でもない男のシモに、形のよい鼻先を近づける。すん、すんと音をたてて、肺いっぱいに男根臭を溜め込んでいく。
「どうだい、チンポの匂いは」
「臭くて……へんな匂いだと思います。少なくとも、快くはないです」
「ムッ、それはいけない。いいかい。早苗はこのチンポの匂いを嗅ぐと発情するんだ。発情しておまんこを濡らしてしまうし、もっと嗅ぎたくなる。しかもこの匂いのチンポをもった男が大好きになって、結婚したくなるんだ。いいね?」
「はい、分かりました……あはぁ……ッ」
こうした命令も、5Gの力は叶えてくれるのだろうか。はなから漫画じみた、荒唐無稽な状況なのだ。言ってみるだけ言ってみてしまえと、無茶苦茶を口にする。
果たして、要求は通った。男の言葉を受けたとたん、早苗の無表情が崩れる。目尻は垂れ下がり、口元は曖昧な笑みを形作る。漏れる吐息は熱く、甘ったるい。
女性といえば患者の婆連中か、さもなくば繁華街の風俗嬢くらいしか知らない彼にも、理解できた。これこそが牝の顔だ。
「んっ、はぁ、あぁッ、はぁあ……ッ」
「ぅおッ、ぉお……」
今すぐアイドルになれるくらいの美人JKが、だらしない発情顔をさらしている。もっと堪能したいのだとばかりに、陰毛の茂みに鼻先を沈ませ、くんかくんかと鼻腔を鳴らしている。
しかも、それだけではなかった。早苗の白い手が、ミニスカナースコスチュームの裾をまくり上げている。ノーパンの恥部に白魚のごとき指が這わされ、くちゅくちゅと恥裂をこね回していた。
下腹の底でぐるんぐるんと渦巻く強烈な獣欲に、思わず呻き声を漏らす。少しでも気を抜けば、空撃ちしてしまいそうだった。今ですら、鈴口からねっとりとした汁が分泌され、糸を引いている始末なのだ。
当初の想定では、このまましゃぶらせて、美少女のリップの感触を愉しむつもりだった。が、無理だと悟る。
これほどの助平美少女に、よりによって今そんなことをさせたら、たぶん陰嚢の中身が全部吐き出されてしまうだろう。無論、素晴らしく気持ちよく、忘れがたい経験にはなるのだろうが――あまりにももったいない。
二度とないようなチャンスなのだ。どうせ発射するなら、もっと別の方法で、別の場所にしたほうが良い。
ごくりと生唾を飲む。意味もなくグッと腹筋に力を込め、早苗に命じた。
「よし、早苗……ベッドに上がりなさい。四つん這いになって、こっちにそのいやらしい尻を向けるんだ」
「はぁい」
顔はうっとりとして、声は恍惚を帯びていた。今までに見たどんな風俗嬢より、どんなAV女優よりも淫らな様だった。
そうさせたのが己だと思うと、雄としての承認欲求が強烈に煽られる。降って湧いた偶然を前に、全能感すら得ていた。
命じられるがまま、早苗は畜生の姿勢をとる。股下何センチだといいたくなる、コスプレ用のマイクロミニナース服だ。当然、下半身は思いきり曝け出された。満月のようにぷりぷりとしたシミ一つないヒップや、とろとろと涎を滴らせてベッドを濡らす秘貝が、余すところなく男へ向けられる。
むわっ……と、牝臭が漂ってくる。彼の知る東風谷早苗から立ち上っているとはとても思えない、雄の情欲を刺激する香りだった。
「おマンコを開いて、よぉ~く見せるんだ」
「はい。どうぞ……ンッ」
剥き出しの下半身に、早苗の指が伸びる。濡れそぼつ肉貝を、にちゃぁ……と割り開く。
「ぉお~……!」
彼とて医者の端くれだ。女性器の構造くらい知っているし、そうでなくても風俗やらアダルトビデオやらで知っていた。だがコレは、現役JKの若々しい生ヴァギナは、それらとは一線を画していた。
コーラルピンクの瑞々しい粘膜が、うっすらと白濁した本気の涎に濡れている。視線を浴びて恥じ入るようにヒクつくさまが、なんとも愛くるしく淫らであった。
そしてなにより、セックスを売り物にしている女達にはありえない器官が、曝けられた肉洞の奥で待ち構えていた。すなわち、彼女が未通女であることを示す何よりの証拠、処女膜が。淫汁にまみれてぬらぬらと輝きながら、貫かれる瞬間を今か今かと待っていた。
「おお~。マンコこんなにヒクつかせて、セックスしたくて仕方なさそうだなぁ……。どうだ? 早苗、パパとセックスしたいんじゃないのか、えぇ?」
「はい、早苗はパパとセックスしたいです……パパのおちんぽがほしくて、おまんこをトロトロに濡らしています」
「っくぅ~ッ」
おちんぽと来た。この娘は一体どれだけ、男の股間を刺激すれば気が済むのか。今にも飛びかかり、あの安産型のむっちりした尻へ腰を打ち付けたいのを堪えながら、もう一つ早苗へと命じた。
「そうかそうか。それなら、おねだりするんだ。ホジッてほしい穴を自分でおっぴろげながら、下品な言葉で誘惑してごらん。そうしたらお望みどおり、ハメてあげようじゃないか」
この際、男のロマン――いささか偏っているが――を全部やってしまおうと思ったのだ。いわゆる「おねだり」も、その一つだった。
命じられるまま、早苗は口を開く。そうして、口上を述べ始めた。
「私、東風谷早苗は、予防接種で5Gに精神を支配されて、パパの命令を何でも聞く言いなり人形になったラブドールJKです。今もパパのおちんぽを突っ込んで、ズポズポしてほしくて、あまりの切なさにGカップふわとろおっぱいの先っちょをピンピンに尖らせて、敏感クリちゃんを硬くさせながら、おまんこから粘っこいおマン汁を垂れながしにしています。こんなだらしのない淫乱アホアホウシチチJKの、そのくせセックスを知らない未通未使用新品肉オナホでよければ、どうかパパの硬くて臭くて熱くて逞し~い勃起おちんぽを突っ込んではいただけないでしょうか。生交尾したくてムチムチに育ったエロケツをお猿さんみたいにいっぱい振って、好きなひとのために守ってきたおまんこをキュッキュって締め付けておちんぽを気持ちよくして、パパに最高のお射精をしてもらって、お金玉の中にたっぷり詰まった濃厚お精子をぜ~んぶ搾り取ってみせます。ですからどうか、この濡れ濡れ発禁猥褻穴にパパのおチンポを突っ込んで処女膜プチッて封切りして、我が物顔でズコズコして蹂躙して、ちり紙感覚でザーメン吐き捨てて、スペルマポイ捨てお便器にしてくださいませんでしょうか。どうか宜しくお願い致します」
「ぉッ、お、ぉお」
興奮する前に、圧倒されてしまう。よくもまあ、この純粋そうな娘の脳内に、これだけのどうしようもないボキャブラリーが詰まっていたものだ。そして同時に、雄竿は極限まで昂ぶっていた。これはもう、目の前の淫乱娘に種汁という種汁をぶちまけきってやらないと気が済まなかった。
「そうかそうか。それならお望み通りにしてやらないとなぁ……分かってると思うけど、避妊なんてしないぞ? はは。今日のコトが終わって、知らない間に子供孕んでても、責任もたないからな」
無責任生射精。倫理的にはともかく、彼が憧れるシチュエーションの一つだった。念願が叶った薄暗い悦びに浸りながら、男は早苗の後ろにつく。
「ぅぉッ……」
「あっ、は……!」
匂い立つ肉棒を、剥き出しの性粘膜に押し当て、擦りつける。もちろん、避妊具などという無粋な被せ物はいっさいなしだ。
いわゆる素人童貞であるところの彼にとって、初めての感覚だ。ヌルついた肉はあまりにも熱く、人体がどうやったらこれほどと思うほどだった。
「よし、入れるぞ、入れるぞォ……ブチッといくぞぉ、……ッそらッ!」
腰を突き出す。一四センチの肉竿が、未姦通の肉貝を貫く。なんぴとの侵入をも許してこなかった処女地をこじ開け、割り開く。そしてとうとう亀頭が、純潔の膜を引きちぎった。
ぶぢっと、肉を破る感触がペニスを通じて伝わってきた。脳味噌の裏側に刻みつけられるような、独特の感覚だった。なるほど、処女かどうかを気にする男が世の中に大勢いるわけだ。こんな、強烈に嗜虐欲と征服欲を刺激されるものを味わってしまっては、病みつきになるのも無理はなかった。
「ぉッ、ぉおッ、ぉお~ッ……よすぎる……」
もっとも、彼の場合はそれどころでなかった。早苗の肉穴の具合が、あまりにも素晴らしすぎたからだ。
無数の襞を備えた肉壁が、生暖かい粘液を纏って、ヌルつきながら締め付けてくる。ペニスの根元から先端まで、絶え間なく極上の愛撫をされている。しかも、ポリウレタンの無粋な防壁なしに、ダイレクトでそれを味わっているの。生じる感覚の鮮烈さたるや、語りようもないほどだった。
「ぉッ、ぉおッ、すごいぞ早苗ッ、最高のマンコだおまえはッ。オッ、おッ、ぉおッ」
「あはぁっ、すごいッ、パパのおチンポいいのッ、あっはッ、アんッ、ああぁッ!」
もはや我慢もならなかった。我も忘れて、たっぷりした腰を思いきり振りたくる。目の前の、白くぷりぷりした桃尻に、下腹を何度も打ち付けていく。
挿入しただけでも素晴らしかったが、こうしてピストンしてみると、早苗の具合は極上だった。突き入れれば、肉壁がヌルヌルヌルッ! と絡みつきながら歓待し、きゅうきゅうと絶妙の締め付けでもって刺激してくる。引き抜けば、ぷつぷつとした肉襞がめくり返され、ゾリッゾリッとカリ首や裏筋周りを愛撫してくるのだ。
どんな女も、これほどの名器は持ち合わせていまい。まして、貫通式を迎えたばかりでコレなのだ。使い倒してやればどれほどになるか――想像するだに興奮を抑えられない。何度も、雄棒をねじ入れる。
「あはぁぁ~んッ、すごいのっ、パパ、もっと、もっとぉッ」
「は、は、はッ。いいぞぉ早苗ぇ。わははッ……」
男はもはや、雄として絶頂にあった。比類なき美少処女が股を開いてセックスをねだり、ピストンのたびにキャンディボイスでよがって、くびれた腰をくねくねと振っているのだ。これほどの全能感をもたらす状況は、他になかった。
だが、それでも彼は満足しなかった。5Gのおかげでなんでもできると、調子に乗ること甚だしい。まさに天井知らずだ。雄が憧れるシチュエーションを、早苗で全て試すつもりだった。
「そうだ早苗。そのまま電話するんだ。コトが終わったら小腹も減るだろうからなぁ……ピザでも頼みなさい、ほら、っと」
「あはッ。あんッ! はぁいッ」
荷物籠から早苗のスマートフォンを取りだし、手渡す。後ろからゴスゴスと突かれて、嬌声を止めることすらできないにも関わらず、彼女は躊躇う素振りを見せなかった。官能に震える手でロックを外し、近くのデリバリーに電話をかける。
「アッ、は。あんっ、あの、注文、配達、んぅッ! いいですか? えっと、んぅ……あはッ。あっ、あっあッ、すご、おちんぽ……ッ。えっと、高麗カルビとぉ、んッ! 炭火焼きビーフで、ハーフアンドハーフでぇっ。あ、飲み物、どうしますかぁ?」
「んん? そうだな、コーラ以外だ。コーラは避妊に使えるからな。そんなことはさせないぞぉ、ワハハ!」
「じゃあえっと、ジンジャーエールで、お願いしまっ、あッ! 奥ごつごつ駄目ぇッ……!」
もちろん、オーダーの最中も腰を止めることはなかった。電話口の男性スタッフは、たいそう戸惑っていただろう。とんでもなくドスケベな声の娘がデリバリーを頼みにきたのだから。
それにしても、ハーフアンドハーフとはいいオーダーだった。ぜひとも遺伝子を混ぜくり返して、子宮の中に人間のハーフアンドハーフを宿させてやろうという気持ちになる。
「あは。注文、終わりましたぁ」
「よぉし。いいぞ早苗。ご褒美にもっと激しく突いてやろう!」
「アッ、あぁ~んッ!」
気分良く腰を打ち付けてやれば、それがたまらなく嬉しいのだとばかりに喘ぐ。今の早苗は、彼にとって実に都合のよい肉人形だった。
生じる官能に乱れ、髪を振り乱してよがる。ふと、ベッドのうえへ放り出されたスマートフォンに、チャット通知が来ていることに気付く。メッセージ主として表示されている名は、吉田敬。彼の知らぬ男の名前だった。ちらりと表示される文面から察するに、同級生かなにかだろう。
――まさか、彼氏か?
「なんだ早苗、その男の名前は。彼氏か、んんッ!? どうなんだ、エェッ!?」
きっと彼氏に違いない。強烈な嫉妬心にかられる。若造が俺のモノに手を出しやがってと、一人称が切り替わるほどの怒りすら抱いていた。
仮に恋人でなかったとしても、どうせ授業中やらなにやら、早苗をいやらしい目で見ているに違いなかった。東風谷早苗は、もはや自分のものであるのに。到底許せる事態ではなかった。
彼の現状は5Gによるものでしかない、その成果をもって早苗を我が物と主張するのは、他力本願であり筋違いだ。が、そんなのはどうでもよかった。ただ、目の前の淫乱娘が「浮気」をしているのではないかと、憤怒に震えていた。
「ちっ、あんッ! 違います、吉田くんはッ、あ! ただ、同じ委員会の、っひとでぇッ」
「やかましい! 聞く耳持たんぞ僕は! これは罰だ! そらッ!」
「アッ、ぉおおんッ!」
パァンと、破裂音が響く。平手が、生尻に打ち付けられたのだ。スパンキングだ。そういえばこれも、男としてやってみたいプレイのひとつだった。
「ひッ、ぉッ! ぉんッ! ぉっひ、ぉうッ、ぉおッ!」
何度も何度も、ビンタを繰りだしていく。彼女に対する気遣いなどない、本気の一撃だった。オナホとして好き使ってくださいといってきたのは向こうなのだ。多少乱暴にして、なんの問題があるだろう。
それに彼女も、こうして打ちながら腰をぶつけてやれば、悲鳴まじりとはいえ確かによがって尻を振っているのだ。叩いてほしいとばかりにヒップを突き出しているのだから、これはもう望み通りにしてやっているにすぎなかった。
「あっはッ、っひぃッ、あんッ、あぁッ、あぁ!」
抽送のたび、ノーブラのバストが、衣服の内で暴れている。ただでさえぱつぱつだった、Gカップバストだ。安物のコスプレ用衣装では糸が耐えきれず、ボタンがぱんと弾けた。
「ひッ、ひぃッ、あぁーッ!」
零れ落ちたたっぷりとした乳房が、ぷるんぷるんと弾む。それを思いきり鷲づかみにし、先端を捏ね潰してやる。これには早苗も堪えられなかったか、悲鳴じみた声をあげて悶えた。
「えぇッ!? その吉田とかいうお前の彼氏のガキのチンポと、このチンポと、どっちが良いんだ、言ってみろ!」
「あっはッ、そんなの、パパです、っ、パパのおチンポのほうがいいの、パパのおチンポが最高なのぉッ!」
早苗は処女であったわけで、吉田某と性交に至っているはずもない。そもそも本人が付き合っていないと行っているのだから、成り立ちようもない問いだった。
けれども早苗が返したのは、彼がにとって都合がよく、彼が悦ぶ答えだ。そうだろうそうだろうと彼は頷き、ストロークを早めていく。
「そうだろうが。淫乱JKのお前は、チンポがデカくてイイ男と、つまり俺と結婚するのが当然だ! そら、俺と結婚するって言え! チンポのデカさだけで結婚相手選びますって宣言しろ!」
「ああッ、ひぃ、そんなっ、そんなのぉッ」
「言わないとチンポ抜くぞ、オイ!」
「あぁんッ、言います、言いますからおチンポ抜かないでぇっ、します、パパと結婚します! おチンポがおっきくて強いパパと愛を誓います、セックスの上手さだけで生涯のパートナー選んじゃいますからぁッ!」
脅すように腰を引く。早苗は嫌々をするように首を振り、腰を振りながら、自ら尊厳をかなぐり捨てる口上を吐いてみせた。嗜虐心を満たされ、男は執拗に腰を振る。ずぼっずぼっと、我が物顔で美少女の処女穴を穿ち、己がものとして耕していく。
「ははは。良いな今の台詞。お前のスマホで録音しておいてやったからな。後で彼氏に送っておいてやる」
先ほどのピザ注文で、パスコードも確認しておいたのだ。取り上げた彼女のスマートフォンを見せびらかしながら、さらに命令を重ねる。
「あ~あ~、こんな淫乱娘と付き合ってたあげく、俺みたいな中年親父に取られるとか、吉田君も可哀想になぁ、そぉら謝っておけ早苗。録っといてやるから」
「あはっ、あんっ、あっ! 吉田君聞こえる? ごめんなさい、私パパのものになっちゃった。パパにバージン奪われて、パパのオナホおまんこ嫁になっちゃったっ。あなたのちっさくて弱くてすぐ射精しちゃう早漏おチンポじゃ、ずっと我慢できなくてっ。だからごめんね、これからはこの人とパコパコしてくからッ、あはぁッ!」
矛盾に満ちた発言だが、男は気にしなかった。世間知らずのガキから、分不相応な美少女を奪い取って、大人の味を教え込む。これもまた、雄として一度は夢見たシチュエーションの一つだったのだ。
「ぉう、おッ、ぉおッ。上ってきた上ってきたァ、精子が上ってきたぞぉッ。そぉ~ら、出るぞ出るぞ出るぞ、JKとして終わらすぞ、退学届の準備はしてるか早苗ェェッ……!」
そうして彼女をオモチャにし、己の欲を満たしながら気分良く腰を振っているうちに、強烈な射精欲がこみ上げてきた。東風谷早苗という極上の肉穴を相手に、よくぞ保ったというほうだった。
腹の奥から突き上げてくる衝動に任せて、勢いよく下腹をぶつける。スパンキングされ、猿のごとく真っ赤になった尻めがけて、ピストンを繰り返す。
どこに出してほしいとは聞かなかった。そんなもの、本人の自由意志など関係なく、一箇所しかない。つまり、子宮だ。
無責任に子種をばら撒いて気持ちよくなる――求められようと拒まれようと、彼のなかでそれは決まっていた。
「あっはッ、出して、中出ししてぇッ、早苗のお下品マン穴に、パパの濃厚子種汁注ぎ込んでッ、お下品卵子にブッ濃いザーメン浴びせて妊娠させてェッ!」
なので、早苗の台詞も意味はない。ただ、挿入前にした自らの宣言に従っただけだった。すなわち、男を気持ちよく射精へと導くという。彼女ほどの美少女に膣内射精をねだれて、射精欲を煽られない雄などいないのだ。
「よぉし出すぞ、出すぞ、出すぞッ、ぉッ、ぉおッ、ぉおおおおおおぉおおッ……!」
突き飛ばす勢いで、下腹を思いきり、早苗の尻へとぶつける。根元までみっちりと、ペニスを彼女の処女畑へとねじ込む。そうして、睾丸の中に溜めに溜めこんだDNAを解き放った。
きゅうっと萎み上がった陰嚢の動きによって、輸精管を通じて種汁が尿道へ流れ込み、鈴口からぶちまけられる。それ自体は、自慰で射精するときとなんら変わらない。単純なメカニズムだ。
だが全身を走る快感は、まったく違っていた。脳味噌が灼けるような快感は、店一番のテクだというベテラン風俗嬢に相手してもらったときですら得られないほど鮮烈だった。
「はひッ、イッ、っくッ、イくッ、ぉッ、あ、ッ、あぁああああああッ……!」
それを助長するのが、肉穴の蠕動だった。今までないほどにきゅうきゅうと締め付け、根元から先端にかけて搾り上げてくる。そうした動き、そしてなにより、ひときわ高い声などから、早苗がアクメを迎えたのは一目で分かる。
己のセックスで、膣内射精で、女を絶頂せしめた。これもまた、彼の自尊心を強烈に擽った。
「ぉッ、おぉう、ぉッ、ぉおおお……ッ」
「はひッ、あはッ、あぁ、あんっ、あぁ~……ッ」
人生観が変わるほどの、凄まじいセックス・そして射精だった。腰をぐりぐりと押しつけ、ポルチオに亀頭を密着させて、種を吐き出しきる。それだけやってようやく、腰を引いていった。
肉竿の先端が、ぢゅぽッ! と音をたてて引き抜ける。ぐったりと突っ伏した早苗の穴からは、破瓜血と愛液と種汁の混ざったミックスジュースが、とろとろと滴っていた。
「ぉお~……っ」
彼女の汗ばんだ身体、乱れた髪と崩れた服装、猿のごとく赤く染まった尻、そして体液を滴らせる穴。それら全て、己がそうさせたのだと思うと、たまらなかった。
「そら、何してるんだ早苗。掃除しなさい」
放り出された尻たぶをぺちりと叩き、覚醒を促す。もそもそと起き上がった早苗は、ベッドのへりに腰掛けた男のもとに跪く。先ほど、ペニスを嗅ぎ回ったのと同じ姿勢だ。しかし今度は、嗅ぐだけでは終わらない。
「んふ……んっぢゅぅッ、ぢゅぱっ、んぢゅぷっ」
「ハメてる最中もぶるんぶるん揺れて、目に毒だったからなぁこの乳は。学校でもさぞ男子連中を誘惑してるんだろうよ。誰のものか、しっかりマーキングしてやらないとなぁ?」
たわわきわまるGカップバストで、下卑た肉竿を挟ませる。むっちりとした柔肉は、膣とはまた違った感触でもって魔羅を愉しませた。
さらに亀頭を舐めしゃぶらせる。今朝はファーストキスもまだだった唇を、肉棒用の掃除機として活用させていく。
「おッ、ぉ、お。いいぞぉ~、ッ、もっと下品に、しゃぶれ、ぉおぅッ、キくぅ~ッ」
「んふッ、ぢゅるっ、ぢゅっぽッ、んぢゅる……いやらしぃく、撮ってくださいね、んぢゅぽ」
スマートフォンのカメラを向け、痴態を映像記録として残していく。頬を窄めて唇を突き出し、男根にむしゃぶりつく姿を撮影されるなど、一生モノの恥だろう。
にもかかわらず、彼女はむしろ撮ってほしいとばかりに、レンズへ目線を寄越していた。潤んだ視線を向けながら、授乳器官を男根奉仕のためだけに使う。雄棒を褒め称え労るように、唇と舌で愛撫していた。
「そらっ。元・彼氏に挨拶してやれ」
「んふぅ……んッ、吉田君、ごめんなさい、見ての通りで、私、このおじさまの……パパのオナホおまんこになりました。おじさまのおチンポでオンナにされて、イかされて、堕とされちゃって、中出しもされちゃいました……だからもう、話しかけてこないで、ね」
「よく言えたなぁ、そら、顔にぶちまけてやるぞッ、ぉッ、ぉおおッ……!」
「んっはぁッ……!」
射精後のペニスは敏感だ。こんな風に、掃除の域を超えた熱烈奉仕を受ければ、絶頂するに決まっていた。こみ上げてきた濁液を、無遠慮にぶちまけていく。
普通の射精数発分という、大量のスペルマが、顔面や胸にマーキングを施していく。とくに乳房の谷間などには、ネバついた糸がブリッジをかけるほどだった。
「あはぁっ、あんっ、素敵、パパのザーメン、濃くてすっごいの……」
「ははは、そうだろ? 吉田君とやらの精子とじゃどっちがいいんだ、ええ?」
「そんなの、こっちに決まってます……んちゅっんぅ」
白濁に塗れた美少女が、ぶちまけられた精子を指で掬っては、舐め取っている。カメラに向かってピースしながら、男がいかに雄として優れているかを讃える様は、どんな娼婦よりも淫らだった。
「いやあ、本当に5G様々だな……」
さすがに二度も子種を吐き出せば、多少頭も覚める。抱いたのは、この素晴らしき偶然への感謝だった。
注射の薬液に何かしらのマイクロチップが入っていて云々など、判断力が落ちた爺婆の荒唐無稽極まる与太話だと思っていた。まさか、事実だったとは。
しかもそれが、自分の身に、最高の形で降りかかったのだ。理系の端くれとしてなんだが、神様がいるなら土下座してでも謝意を示したい気分だった。
「よし、早苗。今日最後の命令だ。明日から毎日ウチに、レイプされに来るように。一週間もしないうちに妊娠させて、卒業と同時に結婚してやるからな。くく……」
「え、イヤですけど」
「……んっ?」
はい、分かりましたパパ、と返ってくるものと思っていた。ゆえに、返答を理解できなかった。
早苗をまじまじと見る。瞳は虚ろでもなければ、色情に蕩けてもいなかった。なんともまともだ。
――ふと、猛烈に嫌な予感がした。
「あの。……もしかして、5Gから切断された?」
「いや、というか、あんなの嘘っぱちですし。精神を支配とか、ないですよ。演技です」
ホントに信じるとは思ってなかったですけどー、と早苗は返す。悪戯がバレないんで最後まで通しちゃいましたけど、とあっけらかんと口にする。
対する男は、それどころではなかった。演技だった? 5G接続は実在しない? ということは、早苗は最初から正気だったということだ。
急速に血の気が引いていく。己の所業を思い返す。彼女が通報すれば、警察、逮捕、投獄……。真っ白になった頭のなかで、断片的な単語が巡る。視界が暗くなっていく。
「ふふ……いや、そんなに驚かないでくださいよぉ。ああいうふうに命令されて使われるの、とっても良かったんですから」
「へっ。へぇ?」
茫然自失する男へ、早苗はにじり寄る。その瞳は、再び色欲に染まっていた。
「だから、明日からレイプするとか、一週間以内に孕ますとか言わないで……今から明日の朝まで、ず~っとパコパコしまくって、今夜のうちに孕ませてくださいね。進路相談のプリントの第一希望、貴方の肉便器妻への永久就職って書きますから。お願いしますね?」
「えっ、え、あの」
絶望に萎えきったイチモツをゆるゆると撫でまわしながら、早苗は媚びた声色で淫らな台詞を並べる。持ち主の困惑によらず、男根は刺激に反応し、再び硬くなっていく。彼女は潤んだ瞳でソレを見ながら、舌なめずりをしてみせた。
「あ~……はは。……ははは」
なんてことだ、都合が良すぎる。
彼女が5Gに接続された操り人形なのか、自由な精神の淫乱マゾ娘であるのか、もう分からなくなってしまった。だがいずれにせよ、いえることが一つある。
これから待ち受けているのは、目の前の美少女を使いたい放題な、素晴らしい生活だということだった。