がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻の二次創作。くの一のヤエちゃんがおたふく隊に捕まって拷問されます。R-18のため注意。

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がんばれゴエモン ヤエの受難

大和の国、盗賊団おたふく隊の根城であるからくり屋敷。

その広大な敷地の片隅には、おたふく隊に逆らう者を尋問する拷問蔵がある。

そして今日もこの場所で、潜入に失敗したくの一への苛烈な拷問が行われていた。

 

「くぅっ、ううっ……」

 

薄暗い部屋の中。

後ろ手に縛られ柱に括り付けられた忍装束の女が、苦しげな呼吸を繰り返す。

三角形の木を並べた板の上に正座させされた女の太股には、重たい二枚の平石が積まれていた。

 

「女、確かヤエとか申したな。なにが狙いだ、どうして我らを探っている?」

 

力士の姿をした男が、石抱きの拷問を受けるくの一の顎を指でクイッと上げる。

おたふく隊の首領、若乃福である。

 

「何を言っているのか全然わからないわ……」

 

「嘘を申すな!」

 

怒声を上げた弟の貴乃福が、三枚目の石を持ち上げた。

そして乱暴にヤエの脚の上に積む。

 

「ぐぅっ!!」

 

堪えきれぬ呻きを漏らすヤエ。

全身は苦痛の汗でびっしょりと濡れている。

 

「ほぅ、そんなに暑いか、なら少し涼しくしてやろう」

 

嘲るように笑いながら、若乃福がヤエの服に手をかけた。

上肢の装束を剥ぐと、ヤエの両胸の果実がぽろりと露になる。

 

「なかなか形の良い胸をしているではないか」

 

貴乃福が太い指でヤエの豊かな乳房を揉みしだく。

 

「くの一は女も武器にすると聞く。今までこの乳でどれだけの男を喜ばせて来たのだ?」

 

はっはっはっと、拷問蔵に力士兄弟の嘲笑が響く。

しかしヤエは果敢にも兄弟を睨みつけた。

 

「なかなかいい度胸だ」

 

貴乃福が、四枚目の石をヤエの前に積んだ。

 

「ギャァァァァァァ!!」

 

甲高い悲鳴をあげるヤエ。

痛みに息がつまり、瞳から涙がこぼれる。

そして必死に苦痛から逃れようと足掻き始めた。

 

「ほれ、暴れるな。せっかく積んだ石が崩れてしまうではないか」

 

若乃福はヤエの脚の上に乗せた石を縄で縛る。

そしてその縄をヤエの首に掛けた。

これでどんなにヤエが暴れても、積まれた石から逃れることはできなくなった。

 

力士兄弟は、両胸を露にして石抱きの責めに悶えるくの一の様子を眺る。

それはヤエにとっては、苦痛と恥辱に耐える地獄のような時間であった。

顎先からは汗が滴り、重石の上に小さな水溜りができる。

責める者、耐える者ともに無言のまま、時はゆっくりと残酷に流れて行く。

 

「貴様の正体は、だいたい想像はついている」

 

ヤエが浅く息をつき、こらえ切れぬ呻きを漏らし始めた頃を見計らい、若乃福が詰問を再開した。

 

「大方、江戸の秘密特捜忍者隊に所属するくの一であろう。今の公儀を見よ、あれが命を賭けるほどの存在と思うか?」

 

「……………」

 

ヤエは無言で答えた。

 

「さっさと白状して楽になれ、今なら命だけは助けてやらんことも無い。せっかく美しく生まれたのだ、こんな所で命を散らせたくも無かろう」

 

しかし貴乃福の言葉にも、ヤエは無反応であった。

 

「仕方ないな」

 

若乃福が抱き石に足が掛け、重石を揺さぶる。

 

「ギャァァァァァァ!!」

 

眼を見開き、悲声を張り上げるヤエ。

緑の髪を振り乱し、上体をよじって暴れ始める。

しかし縄で幾重にも縛られた身体は、その程度で自由になるはずもない。

 

「た……たすけ……て……」

 

遂にヤエの頬から涙が流れ落ちた。

 

「ならば吐け、吐くまでこの苦しみは続くぞ」

 

若乃福がヤエの左胸の乳首を摘むと、くいっと捻る。

 

「ヒィィィッ!!」

 

「いい声を出せるではないか」

 

情けない悲鳴をあげるヤエに、貴乃福が嘲笑を浴びせる。

 

「吐かんのならそれでも良いぞ、貴様のような美女を責めるのは、我々には最高の愉悦だからな」

 

ヤエは貴乃福に何か言い返そうとした。

しかし苦痛を堪えるだけで精一杯の身体は、言葉を発することも許さない。

 

「では我々をせいぜい楽しませてくれ、苦しみ抜いて死ぬまでな」

 

若乃福は竹刀を手にヤエの背後に立った。

顔を真っ青にしたヤエは、歯を食いしばり来るべき激痛に備える。

 

「あうッ!」

 

肩を打つ鋭い痛みに、ヤエは呻いた。

続いて貴乃福が容赦なく、背中を竹刀で打ち据える。

 

「うッ! ああッ! あぐっ! ひいっ!」

 

重石で下腿を責められ、更に上肢を竹刀の打撃で責められたヤエが悲鳴をあげ続ける。

 

「吐け、吐かぬかっ!」

 

若乃福が怒声をあげて竹刀を振り下ろす。

 

「うぐッ!」

 

乳房を打たれ、ヤエは息を詰まらせた。

そしてがっくりと頭を垂れる。

太股の上に乗せられた石の上に、だらりと涎を垂らしながら、ヤエは失神していた。

 

 

 

この日のヤエへの拷問は、これで終了した。

しかし力士兄弟の拷問は、次の日も、その次の日も、更にその次の日も行われた。

その度に拷問蔵には、苦痛に呻き、そして鳴き声が響き渡った。

その地獄の日々は、ゴエモンという名の義賊がおたふく隊の基地に攻め込み、力士兄弟を倒すまで続いたのである。


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