居候のぐうたら従姉を働かせようとしたらむちむちふとももコキで夜這いされて永久就職させてしまった話 作:どなべ。
オリジナル:現代/ノンジャンル
タグ:R-18 太ももコキ 女性上位 ぱふぱふ むちむち 夜這い
大学を出て都会の会社に就職してから、そろそろ一年が経とうとしている。
未だに仕事はわからないことのほうが多いけれど、同僚や先輩に支えられて、なんとかやれている。
仕事では人に囲まれているけれど、家に帰ればひとりきり。
就職のタイミングで一人暮らしを始めたからだ。
一人は気楽だけども、帰りを迎えてくれる人も、自分が迎える人もいないというのは、少し人恋しくもなる。
そんな心情だったからだろう。
数年間会っていなかった従姉が、何故か突然家に来たいと連絡を寄越してきて、それを二つ返事で受け入れたのは。
住所も送った。
また返事が来た。近くにいるらしい。
歳は近くて、確か一つ上。
何事にもきちっとしていて、勉強もよくできた。
難関大学に受かったと言って一人暮らしをするために引っ越していって、それきり会っていない。
単純計算で6年近く会っていないことになる。
記憶の中の従姉は、すらりとした美人だった。
6年経った今は、どんな姿をしているだろうか。
いい大学に入ったのだから、やっぱり名の知れた大企業に入ったのだろうか。
あれこれ予想を巡らせて、わくわくした気持ちで来訪を待った。
呼び鈴が鳴った。
きっと従姉が来たのだと、ぱたぱたと早足で玄関に向かい、扉を開く。
やはり、女性が一人立っていた。
「え――」
スレンダーとは程遠い、むちむちとした身体の女性が。
こんな知り合いなんかいない。
もしいたなら絶対に覚えているはずだ。
いや、もしかして。
「知沙姉ぇ……なの……?」
「うん。入れて」
声は記憶していたものとあまり変わっていなかった。
たぶん、おそらく、従姉の知沙姉ぇだ。
そう意識した上で見てみれば、面影があるような気がする。
念の為に連絡に使っていたメッセージアプリの画面を見せてもらった。
少し不機嫌になった彼女を、家に迎え入れた。
「あのさ、なんで急にうち来たの?」
「親に家追い出されたの」
「はあ!?……え、一人暮らしやめてたの?仕事は?」
「……マジでブラックで身体壊して辞めた……」
「あ、ああ……そうなの……大変だね……でも追い出されたんだ……」
「仕事辞めたあと働きたくなくて家でぐだぐだしてたら『いい加減働け』って……」
「……ちなみにそれ、どのくらい?」
「仕事辞めたのが入って半年くらいだから……一年半くらいかなあ」
「うーーわ……」
迎えといてなんだけど、ちょっともう出ていってほしくなってきた。
ブラック企業で体を壊したことには、大いに同情の余地はあるのだけど。
ちょっと嫌な顔をしたのがバレたのか、血相を変えて泣きついてくる。
「お願いお願いお願い!もうあんたしか頼れる人いないの!野垂れ死んじゃう!」
「ああもうわかったわかったから!しばらく居ていいけどその代わり絶対仕事探してよ!?」
「探します探しますもう明日からすぐに探して可及的速やかに再就職しまあああああす!!!」
思いがけない形で同居人、というか居候ができて1ヶ月くらい経った。
家に帰れば誰かがいる、というのは自分にとって有り難かったようで、仕事から帰って知沙姉ぇに迎えられる気分は悪くない。
時間があるときや休日は二人で肩を並べてゲームしている。
単純に息抜きにもなるし、一緒にゲームをする相手がいるというのはいいものだ。
……ただ残念なことに、それくらいしか良かったことがない。
6年前までは確かにこの世に存在していたはずのあのきちっとした才媛は、一体どこに行ってしまったのだろうか。
そんなことを思わずにはいられないくらい、知沙姉ぇはダメ人間になっていて、僕は足を引っ張られ続けていた。
僕の家に来るまでの間で使い果たしてしまったらしく、知沙姉ぇはほとんど金銭を持っていなかった。
食費は全部こちら持ちで、単純計算で食費が二倍に増えた。
自炊のスキルは僕の方が高かった……というか、知沙姉ぇは料理がほとんどできなかったので、食事を作るのは消去法で僕の仕事になった。
知沙姉ぇ、居候なんだけど。
本当に一人暮らしに必要な最低限のものしか家になかったので、知沙姉ぇが使う分の布団やら食器やらは僕の財布から金を出して買った。
一人暮らししかできないような居住空間に二人入っているので、単純に狭くて仕方ない。
有無を言わせず追い出されたのか、それとも衝動的に出てきたのか、着替えすら持っていなかった。
部屋着や下着を買わされて貯金がそこそこ消えた。
ちなみに洗い物や洗濯は期待できないような頻度でしかしてくれない。
……それと、下世話な話なのだけど、知沙姉ぇが美人というのも困りごとだった。
今の知沙姉ぇは昔とタイプは違えど美人であることに変わりない。
むしろ、今のむちむちとしたスタイルの彼女のほうが僕には好みなくらいなのだ。
そんな美人と一人暮らし用の狭い部屋で一緒に暮らしているとなると、どうしても胸やふとももに目が行ってしまう。大変目に毒である。
部屋が一緒、寝るのも同じ部屋なので、性欲の発散もままならない。結果、1ヶ月間ずっとオナ禁状態だ。
まあ、これらもいとこの誼だと諦めて、過ぎ去るのを待つだけだったなら良いのだけど、1ヶ月も同居しているとさすがに気づく。
この嵐は自然に止むことはないだろう、と。
つまり。
こいつ絶対就活してないと。
なんたって生活リズムがグチャグチャなのだ。
朝は僕の出勤時間までずっとゴロゴロしてるし夜は僕が寝た後でもゲームしている。
僕が寝ようとしているすぐ横でモニターをずっと明るくしているので、寝付きが良くなくて地味に困っている。朝起きたら隣で寝落ちしていることもしょっちゅうだ。
とても日勤の仕事ができる生活リズムをしていないし、夜に外出しているのを一度も見たことがないので夜勤もしていない。
それでいて在宅でできる副業みたいなこともしている気配がない。
……さすがに、これ以上野放しにはできない。
一度ガツンと言ってやらないと、知沙姉ぇのためにもならない。
「知沙姉ぇ、話あるんだけど」
「なーに?」
食後のゲームに勤しむ知沙姉ぇの後ろから声をかけると、振り返りもせずに返事をされる。
半ば強引にこちらへ向かせると、「いいとこなのに」と不満の声を上げていた。
「あのさ、そろそろ働くとこ見つかった?」
「あー……まだ見つかってない。ごめんねえ」
ヘラヘラとした調子の返答。
それが欺瞞であることは、もうわかっている。
「見つかってないんじゃなくて、見つけようとしてないんでしょ。知沙姉ぇ」
ぎくっ、と擬音が出てきそうなくらいに身体を強張らせて、露骨に目を泳がせている。
「あ、えーと、そのう……。……はい……」
何かしらの言い訳をあれこれ考えていたらしいが、結局何も思いつかなかったようだ。
しょんぼりした暗い顔で、自分のニートを認めた。
「1日中何してたの……1ヶ月も……」
「え……ゲームしたり、あんたのパソコンで動画見たり……とか……?」
要するに一日中遊んでたってことじゃないか。
ずっとこんな生活をしていたというなら、流石に親御さんに追い出されても納得がいってしまう。
「とにかく、せめてバイトくらいしてよ。一応社会人の経験はあるんだし、すぐ見つかるでしょ?」
「やだ……はたらきたくない……日本の仕事はぜんぶブラックなんだあ……」
そんなことはない、ソースは僕の職場だ……などと反論してみるが、取り付く島もない。
何を言っても働きたくないの一点張り。
決して揺らがない固い意地はいっそ侍を彷彿とさせるが、別に褒めるところではない。
ブラック企業に心身を壊されたことは気の毒だ。
でも、それに甘えてばかりの現状は、知沙姉ぇにとってきっと良いものではないだろう。
そう思ったから、伯父さんたちは心を鬼にして知沙姉ぇを家から追い出したのだろうと想像した。
もしそうだとしたら、僕は1ヶ月もの間、その覚悟を無下にしてしまっていたのかもしれない。
ならば、僕も、鬼にならなければ。
「知沙姉ぇ」
「出てって、ここから」
「……へ?」
知沙姉ぇは一瞬呆然とした顔をして、それから顔をくしゃくしゃにして縋りついてくる。
可哀想だけど、揺らいではならない。鬼だ。
「そっ……それだけは勘弁してよ!今度こそ本当に野垂れ死んじゃうよ!?」
「野垂れ死んじゃうから居候させてくれって言ったのはどこの誰だった?それに言ってただろ、すぐに仕事探して働くって」
「……あれ、嘘だったの?」
「僕が貯金使って服とか買ったのも、料理作ってるのも、お昼ごはんの買い置きをしてるのも、知沙姉ぇが頑張ろうとしてるんだと思ってやってたんだけどな」
「嘘だったんなら出てってよ。僕を騙して食っちゃ寝するつもりで来たんだろ?もう騙されないから」
「……野垂れ死ぬのが1ヶ月伸びてよかったね」
1ヶ月分の鬱憤を鋭く尖らせて、矢継ぎ早に突き刺していく。
人生でここまでボロクソに他人を貶したことは無い。
正直なところかなり心が痛いが、知沙姉ぇを思うのならこれはきっと必要なことなのだ。
ほとんど連絡を絶っていた従弟に泣きついてくるくらいだから、もう本当に後はないはずだ。
この家からも追い出されれば、今度こそ本当に野垂れ死にするかもしれない。
従姉が真っ青の顔でオロオロしているのなんか見たくなかったけど、ここで甘やかしてはいけない。
全て、知沙姉ぇを社会復帰させるためだ。
「うぅ……わかった……」
「働くから追い出さないでください……」
ここまで脅して、ようやく首を縦に振った。
……その後、すぐにネットでバイトの申込みをさせた。
申込みフォームに入力している間、知沙姉ぇはずっと不服そうに呻いていた。
どんだけ働きたくないんだ。
家に白紙の履歴書がなく、引きこもっていた知沙姉ぇの証明写真があるはずもないので、バイトの面接日は少し先の日にちを希望しておいた。
ちょうど明日が休日なので、撮影や履歴書の記入を一緒にすることを約束して、今日は終わりにした。
仕事で疲れた心身に追い打ちされた格好で、もう何もする気が起きなくなった。
ベッドに仰向けに身を投げると、間もなく意識が落ちた。
ずしんとした重さを腰のあたりに感じた。
空気の出入りが急になくなって、息苦しい。
異変を感じた身体が、閉じていた瞼を強制的に開かせる。
開いた視界は、一面が白に覆い尽くされていた。
顔に柔らかいものが押し付けられている。
呼吸の度に、それが纏っている空気を一緒に吸い込んでしまう。
なぜだか甘い匂いがして、頭の中が熱くなる。
熱したチョコが溶けるような、どろりとした感覚が頭の中でしている。
頭を起点として、身体に熱い血が通う。
何か重いものに押し潰されていた腰が立ち上がって、それをぐいっと押し返した。
「おお〜……勃ってきた」
そんな聞き慣れた声が聞こえてきてようやく、今の状況を理解した。
「何……してんのっ、知沙姉ぇっ」
顔に押し付けられている柔らかいもの――キャミソールから飛び出して露わになっている知沙姉ぇのおっぱいを左右にかき分けて、なんとか言葉を発する。
寝起きの身体と酸欠気味の状態で上から伸し掛かられていて、思うように動けない。
……あと、単純に、結構重い。
「何って、こういうの好きなんでしょ?」
「むちむちの女の子に、上からどさってされるの。そういうのいっぱいブクマして、いい趣味してるよ」
こいつ人が働いてる間にパソコン勝手に使ってエロ画像漁ってたのか。
一人暮らしだからとイラストサイトのページを開きっぱなしにしていたのが仇になった。
思いがけず憧れのシチュエーションを再現されているが、それに浸る余裕は今の自分にはなかった。
「うりうり〜♡もうガッチガチ♡やっぱ好きなんじゃ〜ん♡」
着衣の上から股ぐらを擦り付けられ、勃起を咎められる。
摩擦で責められている肉棒が、服の中でどんどん硬さを増していく。
しょうがないだろ。
こちとら知沙姉ぇが1日中家にいるせいで1ヶ月オナ禁状態だったんだぞ。
そんな言い訳は塞がれた口からは発することができずに、自分の内面だけに響く。
1ヶ月オナ禁していたんだから快感を感じてしまっても仕方ない、という自分への言い訳になっていく。
「な……で、こんな、急に……」
「そりゃねえ……?あんたに養ってもらおうと思って」
点と点が繋がらない。
何を言ってるのかわからない。
「さっきは働くって言ったけど、正直やっぱり無理なんだよねえ。あの時はマジで追い出されそうだったからその場しのぎで言っただけ」
「だからまあ、働く代わり。あんたが私を養う代わりに、私はあんたを気持ちよーくしてあげる」
「永久就職ってやつ?……んーちょっと違うか」
「ふざけっ――んぶっ」
滅茶苦茶な言い分に言い返そうとした途端に、口をおっぱいで塞がれる。
反抗的な心をよそに、知沙姉ぇと密着している身体はどんどん高められてしまう。
ゆらゆらと揺れる腰の動きに息を乱されて、整えようにもおっぱいが邪魔をする。
無理に息を吸うと生おっぱいの匂いを直に嗅いでしまって、淫臭にやられた脳が火花を散らしてしまう。
おっぱいを押し付けられて伸し掛かられ、それだけで性感をひどく煽られ、制圧されかかっている。
それはいくつもの作品越しに見ていた夢だった。
今まさに現実として味わっていると認識すると、身体の真ん中が火照るような感覚がした。
身体はぴりぴりと快楽に痺れている。
時折、もう屈服していいじゃないかと、脳が諦めようとする。
けれど、そういう訳にはいかないと、首の皮一枚だけになった理性をなんとか保ち続けている。
「強情だなあ……」
腰の圧迫感が収まり、続いて僅かに寒気を感じた。
相変わらずおっぱいに視界を埋められているが、下衣がずり降ろされたことがわかる。
勃起しきった肉棒が、びんと上を向いた。
「――えい♡」
声に合わせて、もちっとした何かが肉棒を挟んだ。
その何かは互い違いに擦り合ったり、左右から同時にぎゅっと圧迫してきたりして、服越しの摩擦とは一段も二段も違う快感を与えてくる。
耐えきれずに喘ぐ代わりに、塞がれた口から不格好なうめき声が漏れた。
「これ、何かわかる?」
「正解は――ふともも♡」
ふともも。
聞いた瞬間に、どくんと身体が跳ねた。
「あ〜〜♡反応した。そうだよね、大好きだよね?」
「ぶっといふとももでおちんちん挟まれるえっちな絵、いっぱい見てたもんねえ……♡」
女の子の肉付きの良いふとももに挟まれ扱かれて、精液で汚してしまう。
そんな絵を妄想の種として、何度一人で精を吐いたか、もう数える気にもならない。
ミチミチに閉じたふとももとの疑似性交。
本気セックスだと勘違いして、一人で腰振って無駄射精。
その妄想を、現実にされてしまっている。
長い引きこもり生活で腹立たしくもむちむちもちもちに実った、知沙姉ぇのふともも。
普通に歩くだけで擦れ合いそうになるほど厚いふともも。
それが肉棒を両側から挟み、吸い付き、性感を起こして精神を苛む。
「どーお?私のふともも……♡気持ちいい〜?♡」
けらけらと嘲笑いながらふとももを擦り合わせる。
気持ちいい、なんてもんじゃない。
常日頃から目を奪われて、1ヶ月劣情を催し続けていたおっぱいとふともも。
それらに顔と肉棒を掌握されて弄ばれ、身体は待ちわびていたかのように歓喜に震えて、とっくに堕ちている。
既に身体は完全に目覚めていて、身体の力点を押さえていない知沙姉ぇの拘束など、力の差で簡単に解いてしまえるだろう。
けれどそれが出来ない。身体が言うことを聞かない。
身体を起こして振りほどけ、という脳の司令をシャットアウトして、快感を享受したいがためにだらんと寝そべっている。
「んっ、んうっ、んんんっ!」
声がおっぱいに飲み込まれて、くぐもった呻きだけが残る。
……この声は快感に抗っている声じゃない。
ふとももに肉棒をもみくちゃにされる快楽に酔わされて、身体が勝手に甘く切ない嬌声を上げてしまっている。
それがおっぱいに潰されて、偶然抵抗しているような響きになっているだけなのだ。
快感に負けては駄目だ、知沙姉ぇの思う壺だと、心だけが意固地になっている。
「ほんとに意地張ってさあ、おちんちんはこんなに素直なのに♡我慢しないで気持ちよくなっちゃえば?ほら、ほら♡」
ふとももの締め付けを一層きつくされる。
動きに合わせてくちゅりとした水音が立つようになった。
先端から滲み出た我慢汁が潤滑油になって、ふとももの締めつけと責めの速度を両立させてしまっている。
閉じた両足を小刻みに揺らされて、追い立てられる。
絶頂が顔を覗かせてくる。
「わっと――」
不安定な姿勢で動き続けたせいか、身体の上の知沙姉ぇがバランスを崩す。
真正面から被せられていた肉布団が横にずれて、顔がおっぱいの牢から解放される。
と同時に、きつく閉じられたままのふとももが、バランスを崩した身体につられて、ぐにゅうっと強く捻られた。
「あはあっ……!?♡」
ふとももの中にあった肉棒もまた強く捻られた。
思いがけずにやってきた突然の快感に耐えかねて、高い嬌声を上げてしまう。
おっぱいに口をつけて誤魔化し続けてきた、感じてしまっている証拠。
「へぇ〜……♡しっかり感じてんじゃん♡」
「おっぱいで見えてなかったけど顔真っ赤だし♡ふともも好きだもんねえ?」
したり顔の知沙姉ぇが見下ろしている。
ふとももに夢中になっていたことを、すっかり見破られてしまっている。
「ち、違っ」
「違わな〜い♡えいえい♡」
「やっ、あ♡やめっ♡」
否定しようにも、ふとももの一擦りで喘がされてしまってはどうしようもない。
すっかり調子づいた知沙姉ぇにからかわれながらふとももを動かされ、その度に蕩けた声が出る。
自分の声に、ふとももで感じていると実感させられてしまう。
絶対に感じてはいけなかったのに、こんな色仕掛けめいた馬鹿なこと、やめさせなければならなかったのに。
それなのに気持ちよくなってしまっている事実が、快感を腫れ上がらせてしまう。
「ふともも気持ちいいね〜♡もちもちのふとももでおちんちんこすこすされると気持ちいい声出ちゃうね〜♡」
「こ〜んな気持ちいいふともも……♡追い出しちゃうなんてもったいないよ?ね?♡」
「あんたが私を養ってくれるならぁ……あんたの好きな時に、ふともも♡使わせてあげる……♡」
罠だ。
見え見えの。
そうだとわかっているのに、首を縦に振ってしまいそうになる。
性欲が意思を揺らがせている。
こんなに気持ちいいふとももを好きにできるならいいじゃないかと、心の中の悪魔が囁く。
そんなのは駄目だと引き止める、対の天使の声が、どんどん小さくなっていく。
「ふーん、粘るねぇ。……じゃ、こうしよう」
ふとももが交差して、肉棒をギチギチに締め上げた。
また大きく身体が跳ね、えづくような声が出る。
ボリューミーなおっぱいが、ぼふっと音を鳴らすような勢いで顔を押し潰す。
「私はこの状態から動かないから、あんたが抜け出したいならそうすればいいよ。もし抜け出せたら、私は諦める」
「でも抜け出せずに、びゅー……♡って射精しちゃったら、私を養って。……いいでしょ?私は動かないんだから、射精するかはあんたの自由♡」
そう言ったきり、知沙姉ぇは動きを止めた。
相変わらず、乗っかっているだけのような拘束。
ふとももの愛撫も止まっている。
先程にも増して、脱出には苦労しない状況だった。
けれど。
「あれあれ?どうしたの?」
「……逃げなくていいの?♡」
どうしても身体が動かない。
動かそうとしても動かせない。
これが絶好の機会だと、抜け出すための最後のチャンスだと、自分に言い聞かせても変わらない。
ろくに身じろぎもしないで、ぎゅっと締まった知沙姉ぇのふとももから、じわりとした性感を与えられ続けられるのみだ。
動け、動け。
動かない。
「イきたいんなら自分で腰振ってね。私ちょっと疲れちゃったから」
動いた。
腰が上下に揺れ動く。
抜け出すためではなく。
腰の動きに合わせてふとももに咥えられた肉棒が行き来し、摩擦される。
柔軟に形を変えるむちむちのふとももが動き回る肉棒にしっかりとフィットし、包み扱いてくる。
自分で腰を振れ、と言葉を受けた身体が、覆い被さった肉布団を下から突き上げていた。
ぴくりとも動かないでいた身体が、ふとももの快楽を貪るように。
そこでようやく理解した。
抜け出そうなどとは、してはいなかったのだと。
身体の全部と心の殆どが、ふとももの快感に屈服してしまっていて、快感に抗おうという意思は、自分の中ではとっくに矮小なものへと成り果てていた。
そんなちっぽけな意思をもって、快感を引き剥がすために身体を動かすことなど、できるはずがなかったのだ。
先程までぴくりともしなかった身体は今、ふとももピストンで快感を貪るために気に跳ね回っている。
それが何よりの証拠だった。
「ふう、んんう♡ううう……っ♡」
おっぱいの真ん中で高い声を荒げ、ふとももに飲み込まれている肉棒を腰の動きで上下させる。
きつい締付けといやらしい水音、何よりその気持ちよさが、性的な交わりを想起させて身体を火照らせる。
挿れているのは女性器ではなくふとももだと、わかっているのに。
「気持ちよくなってるんだ?ふとももパンパンで♡必死で腰振っちゃってさあ……♡」
「ふとももとえっちしてると勘違いしちゃってるのかな?それとも……ふとももだから、必死になっちゃってるの?♡」
「ここでいくら腰振っても私は気持ちよくないよ〜?精液出してもぜんぶ無駄打ち♡だよ……?♡」
ふとももえっち。
ふとももは性感帯じゃない。
いくら腰を振っても自分が気持ちよくなるだけ。
ふとももピストンしても気持ちよくさせられない。
射精しても、無駄打ち。無駄射精。
投げかけられた言葉を受け止め、自分がどんなに情けない行為をしているのかを反芻する。
反芻した言葉が心に刻みこまれていくほどに、身体と心が昂って、催した劣情をふとももに叩きつける。
「あは……♡そっか、あんたそういうのが好きだったんだったね……♡」
「いーんじゃない?しちゃえば……ふとももに全力ピストンして、びゅ〜〜って無駄打ち♡」
わかっている。
ふとももの隙間の先には何もない。
何もないところを目掛けて、精液を放つことになるだけだ。
それでいい。
それがいい。
むちむちのふとももに性欲を煽られて。
閉じたふとももに欲情して肉棒を挟まれて。
腰と腰を合わせているのに一人だけ絶頂して。
ふとももの間から、屈服の証を虚空に撒き散らす。
気持ちよくなりたい。
イきたい。
出したい。
イく。
ふとももの中でイく。
無駄打ちする。
「――――♡」
心の隅から隅までふとももに飲まれた瞬間、頭の中が白くフラッシュした。
脊髄が震えて身体全体が一際強く跳ね、仰向けの真上を向いた肉棒から、白濁が噴水のような勢いで打ち上がる。
溜め込んでいた1ヶ月分の劣情が、一気に開放された。
どくん、どくん、どくん、どくん。
興奮しきった心臓のリズムと同じペースで、精液が搾り出されていく。
「あ、うっわ……出しすぎでしょ……。ってかふとももの裏、あっつ……」
無駄打ちした精液は天井めがけて真っ直ぐ打ち上がった後、重力に従ってぼたぼたと落ち、知沙姉ぇのふとももの裏を汚したようだ。
ふとももの丸みを伝って、谷間へと流れ込むものがあったことを、挿れっぱなしの肉棒の感覚で悟った。
どろついた精液が、ふとももと肉棒に絡みつく。
それを潤滑油として、改めて腰を打ち付け始める。
「へ?……え?まだすんの……?」
大量に打ち出したとはいえ、たかが一回の射精。
1ヶ月間積み重なった劣情を吐き出し切るには足りない。
困惑して力が緩まったふとももに自分の足を絡ませて、無理やり締め付けさせ、同時に両腕を背中に回してしがみつく。
そして、腰を振る。
締まったふともも目掛けて。
「はあ、ああっ♡ふともも、ふとももっ♡」
快楽にのぼせて語彙を全部飛ばして、うわ言のように喘ぎながらふとももの中に肉棒を泳がせる。
精液の水たまりができたふとももは、肉棒にねちょりと絡みつき、剥き出しの亀頭を舐める。
「はっ♡はっ♡きもちぃっ♡ふともも♡知沙姉ぇのふともも♡♡」
「うーわ……ちょっと引くわぁ……」
完全にふとももに支配された頭はブレーキをかけない。
全精力をふとももえっちに費やし、残った精液を全部無駄打ちして捨てようとしている。
それがどうしようもなく気持ちいいということを現実として知ってしまった脳の、極めて動物的な衝動。
発情しきった犬のように、一心不乱に腰をヘコる。
「まあいっか……ここまでハマってたら追い出したりしないっしょ……」
「……ふともも、気持ちいい?また出る?」
「きもちいい♡しゅごいっ♡もうイキそう♡♡」
「あーもう、蕩けちゃってまあ……。めんどくさいから次で全部出してよ、手伝ってあげるからさ……」
抱きつく格好になっていて、目と鼻の先に顔がある。
顔を逸らして耳元に口を寄せられ、唇から立つノイズに脳がぴりつく。
「ふとももえっち、気持ちいいね……」
吐息混じりの囁きが劣情をいや増す。
「イっていいよ……ふとももに全部出そうね……♡」
射精を許可される。
ふとももを汚させてくれる。
一段飛ばしに腰が加速して、絶頂まで一気に駆け上がる。
「ほら……またイっちゃえ……♡」
イく。
また絶頂する。
耳から伝わった射精指示に、頭が乗っ取られる。
「あ♡あ〜……♡ふわああぁ……♡♡」
鈴口の栓が飛んで、中の白濁がまた噴き出る。
開放感とともに、全身が痙攣して快感に咽ぶ。
「射精止めない……全部出して……♡どぴゅー……びゅるるる〜……っ♡」
びゅっ♡どぴゅっ♡びゅるるるっ♡♡
吐精のオノマトペに合わせて腰を打ち、身体に残る精液を何度も搾り出す。
囁きに導かれ、長く長く、甘い絶頂に浸る。
ふとももの中で精魂尽きた肉棒が萎れるまで、射精は長く続いて。
その後もしばらく、余韻を味わうように、腰をへこへこ揺らしていた。
ふとももに支配されていた頭が幾分かの冷静さを取り戻すと、すぐさま頭を抱えこんでしまった。
性欲に任せて、完全に道を誤ってしまった。
「そういうわけだから、ちゃんと養ってよ?バイトの申込みもキャンセルしといて」
「……せめてバイトくらいは……」
「じゃあふとももはもう使わせてあげなーい」
「えっ……うう……わかった……」
知沙姉ぇのふとももに正気を奪われるほど夢中になってしまったことは、そのまま僕の弱みになってしまった。
ふとももを取り上げられると脅されてしまえば、どうしても逆らえなくなってしまう。
それほどに強烈で、忘れられない快感だった。
「まあその代わりじゃないけど、ふとももはいつでも使わせてあげるからさ。好きな時にびゅ〜♡ってしていいよ♡」
「う……♡」
……これも悪くないかな、と、そんなことを思った。
「……せめて料理と洗濯はお願いしたいんだけど……」
「えぇー?……考えとく」