はるか昔ねちょコンペ(知ってる?)に出したやつ。ねちょコンペのお題は「逆転」でした。
ピクシブにも掲載してます
梅雨も終わりに近づき、夏の訪れも近いと思われた、ある七月の日。
筆者は、約束の時間にその家を訪れた。
すっきりとした門構えに、よく手入れされた庭。雨上がりの午後に、その家のたたずまいは実に風流なものに見えた。
筆者は玄関にて
家の主は筆者を茶室に招き入れ、流暢な手付きで茶をたてた。
筆者も茶の道に詳しいわけではないが、素人目からしてもその手前は見事なものであったように思える。
しばしの歓談のあと、筆者は主――九代目阿礼乙女、
稗田氏はわたしの質問にすぐには答えてはくれなかったが、再三お願いしたところ、筆者の熱意に負けたのか、ついにその重い口を開いた。
「ほんとうは、このことは誰にも話さず、書物にも残さず、
稗田氏はまだ十代の少女である。今の所は幼さを残している人間のこどもにすぎない。しかし非常に整った顔立ちをしていて、十年後にはどんなにか美人の女性に成長するだろうと思わせた。花開く前のつぼみの美しさ、明るい色の着物に包まれたその少女を見れば、だれしもが頬を
だが、筆者にその話を始めた時の稗田氏の態度は、あどけなさもなく、感情の揺れも見せず、まるで長年昔語りを続けてきた百歳の老婆のように淡々としたものであった。
事実、彼女はただの人間ではなく、千年以上の間転生を繰り返し、この幻想郷の歴史を記録し続ける特別な家系の人物である。
稗田家の当主は寿命が三十年ほどしかない。目の前のこの少女もあと十数年もすればこの世から去ることとなる。それを思うにつけ、筆者は、人間の命の
閑話休題。本題に戻ろう。
稗田氏は「あのこと」について語るのを好まないばかりか、思い出すだけで苦痛だと言った。だがそれがどんなにおぞましい内容の物語であろうと、稗田家の当主として転生した以上それを語るのは自らの義務であると最近考えるようになったそうである。
それが今まで固く口を閉ざして決して語ることのなかった物語を筆者に伝える気になった一番の理由らしい。
「私は偶然、その場に居合わせました」
茶室に飾られた一輪挿しの花を見つめながら、稗田氏は静かに語り始めた。
「私には何も出来ませんでした。転生を繰り返している身なれど、私はただの人間に過ぎないのですから。私は
物語は、湖畔を散歩していた稗田氏が、博麗の巫女の姿を認めたところから始まる。
声をかけるにも遠く、特に用事があるわけでもなかったので、湖畔に寝転んでいた――日向ぼっこでもしていたのであろうか――博麗神社の現在の巫女、博麗霊夢にさほど注意を払うことはなかったという。
幻想郷に棲むモノであれば誰もが知っている通り、博麗の巫女は大結界によって外界からこの世界を守っている重要人物であり、彼女に本気で逆らえるモノはこの幻想郷には存在しない。彼女を殺せば幻想郷そのものが崩壊し、自らもその存在が消え去ることとなる。そもそもそれ以前に、彼女の実力も相当なものであり、彼女を殺せるほどの力をもった妖怪は片手で数える程度しかいない。
だから、寝ている彼女のそばに低級な妖精が集まってくるのを見たときも稗田氏は特になんの危機感も抱かなかった、という。
ここからは稗田氏の言葉を借りて記そう。
――私は博麗の巫女から四、五間ほど離れた
妖精は五匹おりました。
取るに足らぬ小さな妖精が三匹、それにひとまわり大きな妖精と、氷の妖精でした。
寝ている博麗の巫女に近づき、なにか悪戯をしようとしているように見えました。
どんな悪戯をするのか多少の興味もありましたので、そのまま見ていると、二匹の小さな妖精が巫女の両手を押さえつけたのです。
妖精たちが人間に悪戯することは珍しいことではありません。ただ、その相手が博麗の巫女だということを妖精たちも知っているはずなのに、なぜ直接触れるような危険なことをするのかと
氷の妖精――はい、そうです、チルノです。チルノの指示のもと、妖精たちは霊夢の身体をおさえつけました。二匹が両手を、一匹が足を。霊夢は眠ったままです。
大きな妖精、大きいといってもチルノとそう背丈は変わらないのですが、はい、霊夢たちが大妖精と呼ぶ個体です、その大妖精は霊夢の頭側に座り込み、霊夢の頬を撫でていました。霊夢は眠ったままでしたが、少し、微笑んでいたようにも思います。
これで霊夢の動きを封じたと思ったのか、チルノは満足げな笑みを浮かべておりました。
ああ、なんという浅はかな考えなのでしょう。妖精たちは本当に頭が悪い。この程度、霊夢が目を覚ませばたちどころに振り払われ、妖精たちは
私はむしろ妖精たちのために、霊夢が目を覚まさないことを祈ってしまいました。妖精たちがいくら愚かな存在といっても、相手を選ぶくらいの脳は持っているはずなのに。
……いえ。愚かだったのは、私の方だったのです。
霊夢は目を覚ましません。
大妖精はひとしきり霊夢の頬を撫でると――霊夢に覆い被さり、…………いえ、大丈夫です、今日はちょっと暑いので顔が
稗田氏はそこでいったん言葉を切り、庭の方に目をやった。その時のことを思い出しているのか、稗田氏の頬は朱に染まっており、庭の松の木をみつめたまま、ほうっ、と息を吐いた。
うら若き乙女である稗田氏はその横顔も美しく、赤く染めた
おそらく、稗田氏にはそのような性的な経験というものが皆無なのであろう。寿命がおよそ三十年と言われる稗田氏には将来を約束するような恋愛は許されない。この出来事は稗田氏の短い人生の中でもとりわけて刺激的な出来事であったに違いない。
筆者は物語の内容よりも、そんな稗田氏の口から性的な言葉が紡がれるのを見たくて先を促した。
はい、確かに、……接吻、でした。
あの、その……ちゅぱちゅぱという音まで私に聞こえて参りまして……わたしが思うに、あの時大妖精は霊夢に口移しでなにか薬のようなものを飲ませたのではないかと……。
そうでもなければその後起こったことがあまりにも不可解なのです。
大妖精は口を離した後も、霊夢のおでこや頬に軽い接吻を続けておりました。
それから、チルノが腕を押さえている妖精たちに、
「あんたたちも舐めてあげるのよ」と言いました。
妖精たちは霊夢の腕を押さえたまま、……あの、霊夢の、脇の下に顔を潜り込ませるように、あの、やっぱりそこにも接吻をしたのでございます。
妖精たちはぴたぴたという音をたてて霊夢の脇の下を舐めました。
わたしはさすがに霊夢も目を覚ますだろう、と思いました。ところが、霊夢は目を閉じたままなのです。抵抗するどころか、なんというかその、気持ちよさそうなというか、そんなような
やはり、大妖精に薬を飲まされたのだと思います。きっとそうです。そうに違いありません。
霊夢は妖精たちの舌が奏でる音に合わせて、
………………あの、まだ続けなければいけませんか?
はい。……そうですか。ええと、チルノが指示をすると、妖精たちはいったん霊夢から離れました。そうしてから、チルノが霊夢を抱きおこしたのです。
草の上で足を広げるように霊夢を座らせると、チルノはその後ろから抱きつくような体勢になりまして、霊夢の上着のファスナーをおろしたのでございます。
チルノは霊夢の上着を脱がせると、それを傍らに放り投げました。
霊夢はサラシを胸にまいておりました。
……いえ、すいません、大丈夫です、風邪はひいておりません、どうしたのでしょう、今日はとても蒸し暑い日ですね……。
チルノは霊夢の胸を、胸をですね、ええと、サラシの上から、はい、ええと、こんな感じの手付きです、あの、あんまり見ないでください、恥ずかしいです……。こうして、霊夢の胸を揉みましたのでございます。そして霊夢の首筋に顔を
その間、大妖精とほかの三匹の妖精はですね、霊夢の手と足をですね、…………。
あの、霊夢の指にしゃぶりつくようにしてです。はい、足の指もです。靴は脱がせて、そこに二匹の妖精が、ですね、ええと、あの、ええと、いや、言葉ではちょっと表現が難しいというか……。
ええ!? ここでですか?
え、いや、あの、駄目です、汚いですよ、いや、汚いのは私の口で、あ、あなた様の指ではなくてですね。
……どうしてもですか?
…………本当に? 絶対やらなければいけないのですか?
……いえ、はい、私もあなたの職務は知っておりますので、でも、そんな、……。
筆者は稗田氏の前に自分の手を差し出すと、どのような感じで妖精たちが霊夢の指を舐めたのかやってみてくれと言った。
稗田氏は顔を赤くしたり青くしたりしながら渋っていたが、
「あの、では、少しだけですよ?」
と言って、筆者の指に顔を近づけた。
稗田氏の顔は鳳仙花のように真っ赤になっていた。そうして、
あと数寸、というところで一瞬動きを止め、筆者の手首を両手でそっと持つと、目をぎゅっと閉じ、ゆっくりと筆者の指を舐め始めた。
べろりと手のひらを舐めあげ、舌を細かく振動させて指の先を舐める。かと思うとそのまま筆者の人差し指を口の中にふくむ。
稗田氏の唇は熱く感じるほどであった。筆者の指は稗田氏の口の中で、ぬるぬるの舌によってさらに刺激された。稗田氏のかわいらしく小さな鼻から吐き出される熱い息が、筆者の手の甲にかかる。
唾液がちょうどいい潤滑剤となり、そのとろりとした感触と、稗田氏の唇や舌の熱さで、筆者の指はそのまま溶けてしまうかと思ったほどであった。
いや、かなり興奮した、とここで白状せざるを得ない。新聞記者としてはあるまじき感情を筆者は持ってしまったのである。
このままでは我慢できなくなるぎりぎりのところで、稗田氏は筆者の指から口を離した。
正直、ほっとした。
稗田氏はそのままうつむいて筆者から離れ、怪しく輝く瞳で上目遣いに筆者を見た。
『女』の目だ、と思った。
「なるほど、よくわかりました。続きをお願いします」
と筆者が言うと、稗田氏は、
「はい……これからも、言葉で表せない時には、実地でやらせていただいてよろしいですか?」
と顔を真っ赤にして断りを入れてから、その物語の先を話し始めた。
それから、ですね……、チルノは、霊夢のサラシに手をかけました。そしてそれを器用にとりはずしました。
はい、霊夢の、あの、胸というか、あの、その、お、お、おっぱい……が、丸見えでした。
え? 大きさですか? えーとですね、私の手のひらにちょうどおさまるくらいの大きさで、あ、駄目、その指舐めないでください! 私がさっき舐めたところですよ、汚いですよ! 駄目です! …………お願い、やめて……。
あ、はい、ええ、続きですね、あの、色? 乳首の色ですか? ええと私と同じような……、いや、見せませんよ? ええときれいな桃色でした。
いや、私の乳首がきれいなんじゃなくて、霊夢のです、霊夢の乳首がきれいでしたのでございますです、いや私は物書きですから日本語のぷろふぇっしょなるですから言葉の乱れなどあるわけがございませんですのことですよ。
それでですね、チルノは霊夢の乳首をこう、
そこで、霊夢は少し、声をあげました。「あっ」とか、「うんっ」のような声でした。もしかしたらその時点ですでに目を覚ましていたのかもしれません。しかし、いずれにしても大妖精に飲まされたのであろう薬のせいで、もはや自分を失っているようでございました。
チルノがそのようにして、後ろから霊夢の、ち、乳首を刺激している間にも、大妖精は霊夢のスカートに手をかけたのでございます。
大妖精はスカートのホックをはずすと、それを脱がせました。霊夢が協力するかのように腰を浮かせたのが今でも
はい、霊夢の下着はドロワーズでございました。
へあ!? わ、私ですか? あの一応、和服ですので下着はつけてないのですけれども、……こんな情報、必要ですか? ああ、そうなんですか、新聞記者というのも大変でいらっしゃるのですね……。はい、洋風の下着はつけたことがございません。
あの、続き、いいですか?
それからですね、大妖精は霊夢のドロワーズも脱がせたのでございます。そのとき霊夢はやはり自分から腰を浮かせて脱がせやすくしたように見えました。その間、ほかの妖精たちは霊夢の腕や足などを舐めておりました。
ドロワーズも脱がせられ、霊夢はその、いわゆる素っ裸になったわけです。そうしてから、チルノは霊夢の胸を触っていた手をですね、その、下の方にむけたのでございます。
それで、大妖精は前から霊夢の、……乳首をですね、こう、口に含みまして、チルノが後ろから手を伸ばして、このように、霊夢の、あそこを、え、あそこ? いや、だから、あそこはあそこですよ、そのくらいは射命丸殿もお察しくださいませ、いえ、もちろん知ってますよ、知ってますとも、馬鹿になさらないでください。
…………そんな勘違いなどなさらないでしょう。おヘソではないです、もっと下の方です。
そうですね、別に恥ずかしいことではないですよね。はい、私は事実を淡々と述べるだけでございます。
チルノは霊夢の女性器をですね、……ええ? いや、そんな必要はないでしょう、なぜわざわざ下世話な言葉に言い直さなければいけないのですか? 知ってますよ、知らないわけないでしょう、私だって幻想郷の知識人でございます。いいですよ、言いますよ。
あの、その、霊夢の、お、お、お、おま、……おまんまんをですね、……。
なんでそんなに笑うんですか! いいじゃないですか、お、おまんまんの方がかわいいでしょう?
それでですね! おまんまんを! チルノが霊夢のおまんまんを! こう、指で刺激したのでございますぅ! 別にムキになんかなってませんよ、失礼なことを言わないでください。
それでですね、そのときなぜか、別にキスをしているわけでもないのに、くちゅくちゅという音がですね、いえ、大妖精が乳首を舐めている音とは別にです、音が聞こえてきたのです。どこから聞こえてきたのか……。
へ? 嘘。そうなんですか? 触られるとそういう風になるものなんですか? いやもちろん知ってましたよ、知ってますとも。はい、私だっていつでもくちゅくちゅです。あ、なんでまた笑うんですか。失礼ですね。
あ、ちょっとやめてください。
だめです……。
おやめになって……。
………………。
射命丸殿の腕って、見た目よりもたくましいのですね。殿方に抱きしめられるとこんな感じなのでしょうか……。
え? いや、もちろん、したことあり……ませんけど。
でも。
確かに、知識があるだけよりも体験しておいた方がいい文章を書けるでしょうけれども。
興味なんかないです! 興味なんか、……ない、です……。
ないですけど、ちょっとだけ。
ちょっとだけなら。
目を閉じるんですね。そのくらいは知っていますよ。
あ、やっぱりだめ!
だって……、女の子同士で接吻なんて……。
はい。
はい。
うん。
うん。
約束ですよ?
軽く、ですよ?
ほんとにほんとに約束ですからね?
触れるだけ、触れるだけですよ?
……はい。
いえ、これはほお紅ですよ。ちょっとお化粧濃かっただけです。赤くなんてなってませんとも。
じゃあ、ん、どうぞ。
……ん。
はあ。なるほど、これが接吻というものなんですね。もういいでしょう、離れてください。
放してくださいってば。
そんな、抱きしめているのは文さんではありませんか。
ほら、離れて。
いえ。
うん。……ぅん。
いや確かに抱きしめているのは私の方ですけれど、だってそれは、文さんが。
だって。もう少し、接吻の勉強、したいな……。
ほんとに? じゃあ、もう一回だけ……。
ええ? 舌を? どうするんですか? 難しそうです。
はい。じゃあ、文さんにおまかせしますね。
じゃあ、もう一回だけ。
これは勉強ですからね! いやらしい気持ちなんかないんですからね! み、耳は、暑い日は耳が赤くなる体質なんです! 私は冷静です。
では。はい、どうぞ。
……ん。んんん。あっ、ぁん、んふうう……。
ああ、うん、……んっ………………………………。
ぷはぁ……。
こ、これが大人の接吻というものですか……。ああはい、勉強になりました。それで、霊夢の話の続きを……。
駄目、いやだって、駄目です、駄目……。
うんっ……ぁん、違う、いやですってば、なに帯を外そうとしているんですか、やめてくださいよ。
あ、んっ、…………ぷは。そんな、ずるい……。射命丸殿の唇ってとっても柔らかいんですね……。ゃぁん、変なところ引っ張らないでください。そんなことしても外れませんよ。
………………。
…………………………。
………………………………。
そこじゃなくて……、そう、それを外すんです……。あ、うん、ここは難しいですからね、私が自分で外します、ほら、こうして、簡単でしょう? ぁん、うん、もっと髪撫でてぇ……。
そう、それで、ここの、この腰紐を引っ張るのぉ……。そうするとねぇ、ほらぁ、全部脱げちゃうのぉ。
……ばかぁ。
へへ。ありがと。文ちゃんだってかわいいよお。
うん、それでねぇ、チルノがねぇ、後ろから、うん、そんな感じでおっぱいを、触って……。
ぁん、ぅん、ぃやぁん……。
なんか、変な感じ……。
え、ほんと? ほんとに大きくなるの? 実はね、もうちょっと大きかったらなあって思ってたの……。うん、いいよ、もっといっぱい触って……。あ、なに、なにこれ、変なの、変だよぉ、じんじんって、なんかじんじんするぅ。
あん、ち、ち、乳首らめえ、らめらったら、え、なに、今なにがどうなってるの? でも、でも、もっと、もっと強くいじってぇ。うん、あん、はあ、んんん、あん……。
はあ、はあ、はあ、それからあ、だいようせえがあ、私の、じゃない、れいむのお、おっぱいをねえ、うん、そうやって、いやあああああん!!!
いやん、すごい、舌で、舌でころころしないでえ! あん、あ、それ、気持ちいい、もっと吸って、吸って、すごい、すごい音、ちゅばちゅばって音、いやらしいぃ。
でね、でね、聞いて聞いてよお、その後ちるのがねえ、れいむをねえ、ねかせてえ、足をひろげさせたのお。
いやあ、うん、こんな、こんな……。
自分でやるとこんなに恥ずかしい格好なのぉ?
なんで私だけ裸なの……。
文ちゃんは服着てるのにぃ……。
はずかしいよぉ……。
いじわるぅ……。
でもこういうのもなんか、いいかも……。
え? 見えてる? やだ、だめ、見ちゃだめ! あ、ごめんなさい、膝で挟んじゃった、痛くなかった?
うん、ほんと? うん、恥ずかしいけどがんばる……。
……。
…………。
………………。
どう、ですか?
ほんと!?
ほんとにきれい?
……うん、うれしい。
でね、チルノが霊夢のおまんまんをね、なめたのお。
うん、……。
いいよ……。
……。
………………。
……………………。
うひゃぁぁぁん!
ぁん、ひゃぁん! にゃあああん!
すごい、なに、なに、なんなのこれ、すごい、文ちゃんのベロとってもすごい、あ、や、ちょっと待って、お豆は、
うにゃあぁぁぁぁぁん!!!
恥ずかし、声、でちゃ、でちゃ、あ、入れないで入れないで、舌おまんまんの中にいれ、……。
っっっっっっっぁひゃん!
おっ、おっ、いっ、いっ、あっ、えへっ、は、は、はあ、はあん……!
すごおい……。
すごいよ、こうなるなんて知らなかった……文ちゃんの言った通りだねぇ、ぐちゅぐちゅになっちゃったあ……。
あん、私のおまん、まん、うんっ、霊夢のと、おんなじくちゅくちゅって音するうっ。私、こういうの、はじめてだよぉっ。
でねえ、大妖精がねえ、パンツを脱いでえ、霊夢の顔にまたがっておまんまんくっつけたんだけどお、でもだめ、やめないで。もっと舐めて。
え?
なにこれ。
こんなの……。
しっくすないん? 知らない……。
なんか、目の前が文ちゃんのパンツでいっぱいになって、変な感じ……。
うん、パンツ脱がせていいの?
じゃ、脱がせるよ……。
…………。
ふわあ…………。
女の子のここって、こういう風になってるんだあ。こうやって見たの、初めて……。
あの、いいの? ちょっと、なんか、ぬるぬるしてる……。うん、汚くないよ、舐めるよ。舐めたいよぉ。うん。だいじょうぶぅ……。
あ、なんか、いいにおい。文ちゃんのおまんまん、甘いにおいがするぅ。
うん。
じゃ、ちょっとだけね。
……ん。
甘い。
文ちゃんのおまんまんの汁、甘いよ。
もっと? うん。なんかすごいいっぱい出てきてる……。
もっと舐めていいの? もっと舐めていい?
これ、おしっこ、じゃないんだよね? え、そうなの? 私がかわいいから? えへへへへ、うれしい。
すごおい、文ちゃんのおまんまんから、いっぱいいっぱいお汁が出てくる。お顔がべたべたになっちゃうよぉ……。
ここ? この辺?
うん、おいしい、うん、うみゅ、窒息しそう、でも、ふにゃ、おいし。
あ、そこ気持ちいい! あ、あ、あ、あ、あ、あ!
うはいやああん!
あん、あん、あん、うん、私も、もっとがんばる。
私、いや、筆者は、処女の女性器に興奮していた。
それは愛液にまみれ、宝石もかくやと思われるほど光り輝いていた。
ちょろちょろと申し訳程度に生えている陰毛もかわいらしく、
わた、筆者は、あっきゅ……稗田氏を下にし、その上からいわゆる69と呼ばれる体勢でそのおまんま……女性器をなめ回した。
それはまだ子供のにおいを残していながらも香木のように高貴な香りに満ちあふれ、甘露のように甘かった。
筆者は稗田氏の……ああもういいや、私はあっきゅんのおまんまんを吸う。
おまんまんの奥からはとめどもなく愛液があふれ出てきて、処女の蜜を、広い邸宅内の隅々《すみずみ》まで響き渡るほど大きな音を出して吸った。
あっきゅんは私が音を立てる度に、恥ずかしい、恥ずかしいと言っていたが、あまりの快感に我を忘れたのだろう、すぐにもっと、もっと、とおねだりをするようになった。
私は自分の陰部をあっきゅんの顔におしつける。あっきゅんの小さな舌が一生懸命動き回って、陰部をなめ回す。
股間をあっきゅんの舌がちろちろと不慣れに舐め回すその感覚が、私のクリトリスや陰唇をかつてないほどの快感へとおしあげる。
私も負けじとあっきゅんのおまんまんを責め続けた。そこからはまるで泉のように次から次へと愛液が溢れ出す。あっきゅんのおまんまん汁は吸っても吸ってもいくらでも湧きつづけるのだ。
ちゅばちゅば、ちゅぶちゅぶ、という私たちのおまんまんが奏でる音は、幻想的な二重奏となる。
あっきゅんの繊細できれいなひだひだはぬるぬるの粘液でびしょびしょのとろとろになっていて、際限なく噴出するその愛液は私が一滴残らず飲み干したかったのに、こぼれてしまって畳にシミをつくった。
そのまま二人で愛の演奏を続けていたが、
「首が痛くなっちゃった」
とあっきゅんが言うので、
「じゃ、横になろう。お互いの太ももを枕にするんだよ」
「うん、こう? あ、ほんとだ、楽だ。そいじゃあねえ、もっともっともっともっとあやちゃんのおまんまんをなめるからねえ」
それからのあっきゅんの舌使いは恐ろしく激しかった。処女とは思えない。私のおまんまんからあふれ出る愛液で顔をべたべたに汚しながら、一心不乱、猪突猛進、一気呵成、疾風迅雷、不器用ながらも一生懸命舐め、吸い、
わたしももう我慢できなくなり、
「あっきゅん、指、入れてぇ」
とおねだりした。
「あの、指、入れていいの? 痛くないの?」
「大丈夫だよ、気持ちいいから、あっきゅんの指で、私のおまんまんを犯してぇ」
あっきゅんはこういうことに慣れていない。本人は優しくしたつもりなのかもしれないけれど、あっきゅんはとても不器用に、無造作に、乱暴に、ずぶりと私のおまんまんの中へ指を突き刺した。
「あ、はっ!」
思わず声をあげる。全身がしびれる。そのままずぼずぼと荒っぽく出し入れされ、その上クリトリスまで同時に刺激されてはさすがの私も絶頂に達しそうになった。
だけど、私だけが気持ちよくなるわけにはいかない。
わたしも同じようにあっきゅんのおまんまんに指をそっと入れる。繊細な処女のおまんまんを傷つけてしまわないように、第一関節のちょっと先まで入れると、それをくりくりと円を描くように動かし、充血したクリトリスにも親指で刺激を与える。
あっきゅんの身体がびくんと跳ねる。
「いや、だめ、それ、すご、すぎょい、ひゃん、だめ、あひゃ、きもちいひひゃふわ」
のたうち回ろうとする太ももをしっかりと抱え、さらに刺激を加える。
「わたひも、もっとぎゃんばるきゃら、あやしゃん、きもちよくなってにぇ」
私のおまんまんもさらに激しさを増したあっきゅんの指に責め立てられる。
指を使うのすらもどかしく思えてきた。やっぱり粘膜と粘膜同士が一番いい。
二人はいつの間にか再び口だけで互いのおまんまんを味わいはじめる。
じゅるじゅる、ぴちゃぴちゃ、という私たちの愛のメロディーはテンポをあげ、いっそう情熱的になる。
じゅるじゅるぴちゃぴちゃちゅぱちゅぱぶちゅぶちゅぐじゅぐじゅぷちゅる……
もう、何も考えられなくなってきた。
真っ白。
この世界には私とあっきゅんしかいなくて、それで私とあっきゅんはひとつに繋がっていて、お互いの体液を吸い、吸われ、私たちは一個の生命体となり、すべてが満たされ、ほかに足りないものは何もない、いまここで二人がひとつになっていることこそが宇宙の真実だった。
あっきゅんの愛が私のおまんまんから子宮へと伝わり、それが私のあっきゅんへの愛を増幅させる。
それはまた私の舌からあっきゅんのおまんまん、そして子宮へと還元され、二人は無限に大きくなる愛で包まれた。
私の舌と唇はあっきゅんのおまんまんと一体となり、あっきゅんの舌と唇も私のおまんまんと一体となる。
二人は螺旋状の階段を上るように高みへ高みへと登っていく。
私とあっきゅんは顔全体がお互いの愛液でぬるぬるのてかてかになっている。私たちはこのままくっついてしまうに違いない、いやこれが二人の正しい姿だったんだ、と思った。
そして、二人はついに絶頂へ、
「いやはははあああああああああああああああああああああああんん!!!!!!!!」
「んにゃひゃひゃああああああああぁぁぁぁああああああぁぁああん!!!!!!!!」
登り詰めた。
私の身体の下で、あっきゅんの
……。
…………。
目を覚ますと、稗田氏はまだ筆者の身体の下で失神していた。立ち上がり、稗田氏の傍らにあった下着をはく。筆者の性器は依然としてぬるぬるしていた。スカートにシミがついてしまったが致し方があるまい。
稗田氏を見下ろす。
裸である。
今更ながらだが、十代の青い果実を思わせる幼い身体の美しさに、筆者はため息をついた。このか細い処女を、
稗田氏は安らかな寝息をたてている。
風邪をひかぬよう、さきほど脱がせた
筆者の愛液が未だ乾かずに稗田氏の顔についていた。
切ない想いで胸がいっぱいになり、彼女にやさしく口づけをする。
そして、その寝姿に向けて丁寧にお辞儀をした。
「ごちそうさまでした。結構なお手前でございました」
心からお礼を言い、稗田家をあとにしたのだった。
そういえば、霊夢がそれからどうなったかを聞くのを忘れたと気づいたのは、帰路、妖怪の山が見えてきてからだった。
〈特集コラム・稗田阿求は見た! 博麗霊夢の妖精オナニー! おわり)
(文責 : 文々。新聞 論説主幹 射命丸 文)
†
博麗霊夢は新聞を手に、ぷるぷると身体を震わせていた。
「な、なによ、これ……。突っ込みたいところはたくさんあるんだけど、まずどういうことか最初から説明してもらおうかしら」
射命丸文は屈託のない笑みで、
「いやっはっは、あっきゅんがですね、霊夢が妖精とエッチなことしてたって言ってたもので、あ、これは紫から噂で聞いた、霊夢が妖精を手なずけてオナニーに使ってるってやつだとピンときて、取材に行ったんですよ。そしたらいつの間にか目的と手段が逆転しちゃいまして。いやあ、お恥ずかしい」
「恥ずかしいのは私の方でしょ!? ……あのとき見られてたっての……? そんな……。だれもいなかったはずなのに……。不覚! それになによ、途中から私の話なんかどっかにふっとんじゃってるじゃないの! これじゃあんたと阿求のエロ特集よ! 結局私のことなんかどうでもいいってこと? 二重の意味で恥ずかしいわよ! こんなの、回収よ、回収!」
霊夢は新聞をぐちゃぐちゃに丸め、それを文に投げつけながらそう言った。
「いやあ、そう言われると思って、貴方のところには最後に配達しにきたんです。もう幻想郷中がこの記事読んでますよ」
「な、な、な、…………」
――私のトップシークレットを幻想郷のみんなに知られた!?
身体全体をわなわなと震わせ、唖然とした表情で文を見る。
「まあそう怒らないで。さっきあっきゅんにも新聞配ってきたんだけど、この記事読むなり寝込んじゃって……。あっきゅんあれで人気者だから、みんな素直にあっきゅんの初体験を喜んでくれてたのになあ。なんであんなに顔面蒼白にしてたんだろ」
「あ、あ、あったりまえでしょうが!」
霊夢の怒りを無視して文は手帳を取り出した。それをひらきながら興味津々の顔で尋ねる。
「で、どうやってチルノ達をバター犬……じゃないね、バター妖精に仕立て上げたんですか? 次はちゃんと霊夢を主人公にして特集記事組みなおしますから、取材させてくださいよ」
「ばっ、出て行きなさい! 取材お断りよ! 出てけーーーーー!!!!!!!」
そこに白黒の服を着た魔法使いがほうきに乗ってやってきた。
「よお、霊夢、今日も宴会やろうぜ……。ぷ、くくく、チ、チルノも呼んでやろうか……? ぷは、くくくくく」
その手には文々。新聞が。
日傘を持たせた従者を伴って、吸血鬼もやってきた。
「霊夢、宴会にきてあげたわよ。……ねえ、欲求不満だったなら、なんで私を呼んでくれなかったの? 夜だったらいつだってつきあってあげたのに……ぐす」
「お嬢様、私がいるではないですか。そんな妖精で性欲処理を……くっ、くく、する淫乱巫女なんて、くっくっくくくくくブォハ、もう駄目あはははは」
彼女達の手にも文々。新聞が。
まだ外は明るいというのに、亡霊と半人半霊までやってきて、
「あら霊夢、さっきそこでチルノちゃんと会ったわよ。一緒に連れてきた方がよかったかしら。ふふふ、生きていた頃のことは忘れちゃったけど、人間にも発情期ってあるのねえ。ふふふふ」
「幽々子様、不潔です。…………ぷっ、でもそんなに相手に困っていたとは、ぷぷ、霊夢は脳みそが春ですね、きっと桜も満開に……ぷっ、ひっ、ひっ、ひっ、おえ」
やっぱり文々。新聞を手にそう言った。ちなみに半人半霊は笑いすぎて吐きそうになっていた。そのほかにも、
「いやあ、これ読んでびっくりしちゃって。ネトゲ放り出して慌ててきちゃったわよ。なにこれ? きゃははははは」
「姫様。実は妖精を意のままに操る薬をつくったのは私でして。でもまさかこんな用途に……あのね、妖精といったって女の子なんだから、性欲処理の道具に使っちゃ駄目よ。ちゃんと愛し合わないと。で、でも、あの薬使ってなにするのかと思ったら妖精をバター犬代わりに使うなんて、……ふ、ふふ、あはははは、あーはっははは、げほっ、げほっ」
「……これで信仰はうちのものね。みんな淫乱巫女を見限って私のように貞淑な巫女を選ぶにきまっているわ。……でも、あはは、よ、妖精、オ、オナニー……くっ、ぷっ、ぷぷぷぷぷぷ」
「うーん、博麗の巫女ともあろうものが外でこういうことしちゃあいけないなあ。こないだ、だっちわいふなるものを仕入れたんだ。僕も試してみたけどなかなかいいもんだよ。使い古しで良ければ買うかい?」
なんだかいろんなのが集まってきていた。
スキマから顔だけ出してにやにや笑っている少女もいたりして。
霊夢は顔を真っ赤にしてお祓い棒をめちゃくちゃに振り回し、
「宴会はちゅうしいいいいい!!!! でていけええええ! みんなみんな、でていけええええええええええ!」
その声は十里四方まで届いたという。
ちなみに、稗田阿求はほとぼりが覚めるまでの二ヶ月間、一歩も家を出ることがなかったということである。この出来事が幻想郷縁起に載ることはあるまい。
〈了〉