【ダンジョン飯】ダンジョン汗 ──汗だくナマリとライオスの交尾── 作:テコキハジメ
原作:ダンジョン飯
タグ:R-18 ダンジョン飯 ナマリ ライオス ラブラブ 汗だく フェラ 口内発射 口内射精 ムチムチ むちむち ドワーフ マルシル ファリン インキュバス
※pixivと同時展開ですわ
ライオスは思っていた。
準備は万全。
戦力は整っている。
シュローとナマリ、そして自分の前衛は強力だ。
マルシルの攻撃魔法に耐えられる怪物は少ない。
もし手負いになったとしても、ファリンのバックアップがあれば問題はない。
ダンジョンにはびこる手強い罠も、熟練の腕を持つチルチャックに任せれば問題はない。
もちろん多少問題はある。小さい問題としては、多少食料が尽きかけていることがある。だがこれは、早急にドラゴンを倒せば済むことだ。だが、まさに今、たった今、挽回するには相当難しい問題が発生しつつあった。
それは、自分が──淫魔・インキュバスに取り憑かれていることであった。
「あっついー! 何なのよここー!」
長い金髪をかきわけ、かなり湿ったハンカチで汗を拭くマルシルの後ろから、ファリンが笑みを浮かべて言う。
「いっそのこと、まわりに冷気の魔法をただよわせてみたら?」
「ええぇー、私がやってみたとしてもちっちゃい氷か猛吹雪しか出せないと知っててそういうこというー?」
「そうね。なら、暑くても我慢しないと……」
「お前はこの暑さなのに全く平気そうだな……」
こちらも汗だくになっているナマリに、シュローが──事もなげ、といった表情で答える。
「心頭滅却すれば火もまた涼し、国に伝わる言葉だ」
「そんな精神論で体感温度が下がるもんなのかねぇー。ねぇチルチャック、なんでこんなに熱いの~」
「わかんねぇよ」
いつも首に巻いている首巻きをはずすほどに、こちらも暑さにまいっているチルチャックがうんざりしたように言う。
「ドラゴンが近いから熱源に近いのか、とか理由があるかもだが、この迷宮にそういう自然の摂理はほとんど通じないわけだろ? このフロアのすぐ次が溶岩のたまり場、でも俺は驚かねえよ」
「そうだな……あーもうでも限界だわー。ちょっと休みたい……おっ、あれ!」
ナマリが嬉しそうに指さした先にあったのは、石畳に覆われた区画に、魔法の力なのかコンコンと湧き出る泉、そして──いくつかの部屋であった。
「ちょうどいいところがあるけど、チルチャック、どう?」
その言葉にチルチャックがひょいひょいと石造りの区画に入っていき、そして泉や部屋の様子を確かめる。
「うん、この迷宮によくある"休憩"できそうなところだな。石畳のせいなのか温度もそれほどではないし、水もある。野営するにはよさそうだが」
「しようしようー! もうこの汗ぬぐいたいー!」
「マルシルも大変そう、兄さんに聞いてみる? ナマリ?」
「そうだな。おーいライオスー! みんなの体力消費も激しいようだし、ちょうどいいところがあるから今日はここで……どうした? ライオス?」
「あ、ああ……」
5人の後ろから現れたライオスは──明らかに顔色がおかしく、足取りもヨロヨロと弱々しかった。
「ど、どうしたんだライオス?」
「あ、ああ。すまんナマリ。ちょっと……暑さに、やられてな……」
「大丈夫か? ならなおさら休んだほうが……」
「あ、ああ。ちょうど部屋も3つあるしな、そこの左の部屋は男性陣が、右は女性陣が使い、互いが泉で身体を拭く……水浴び……裸になる……と、時は、入り口を締めておこう。もう1つの部屋は……つかわないでおこ……う」
「あ、ああ。おい大丈夫か本当に……」
マルシルやファリンとは違い──ナマリには、ライオスに取り憑いているその──淫魔の気配を感じることはできなかったのであった。
「う~‥‥ねぐるしぃ~」
体感時間的には深夜であろう時刻に、ナマリはむっくりと起き上がった。ここに来るまでの道程よりははるかにマシな上に水場まであるところだったが、それでもまるで熱帯夜のようにじっとりとした暑さにより、快適とはいえない眠りになっていたのである。
「あー、もう一度身体拭こう……ちょうど水場に誰もいないs」
「ナマリ」
「うわああああっ!」
ナマリが思わず大声をあげかけて口を抑える。部屋から出たところにある水場にいる彼女に声をかけてきたのは──
「ど、どうしたんだライオス?」
「君に……頼みがあるんだ」
「え? こんな夜更けに?」
上下ともシャツに下着、という薄着のまま首をひねるナマリに、ライオスが──相変わらず体調の悪そうな声で言う。
「あそこに誰もいない部屋があるだろう。今から俺があそこに入り、松明で明かりをともすから……君はそのあとに入ってきてくれないか」
「あ、ああ、いいけど……」
「頼む」
そう言うとこちらもシャツにステテコパンツ姿の薄着のライオスが部屋に入り、そして言った通りに火のついた松明を明かり置き場に起き、部屋の暗がりを照らす。
「んー……なんでこの部屋で相談するんだ? 別にそこの水場で
パク、パクパクパクパク
──?!
言葉の途中で口だけが開き──まったく音が出ないことにナマリが目を丸くして驚いた瞬間、ライオスが素早く音もなく部屋の扉を閉め、そして──ナマリに自らの手帳を見せる。
"この部屋には静寂の魔法陣を描いた。音はまったく伝わらない"
?!
なんでそんなことを、と言いたげなナマリに、ライオスが手帳の次のページを見せる。
"実はいま、僕はインキュバスに取り憑かれている"
"はぁ?!"
口とパクパクとさせるナマリの目に、さらに文章が飛び込んでくる──
"インキュバスは生物の性欲を高め、その発散をエネルギーにして食す魔物だ。俺はみんなが知らないうちに取り憑かれてしまった。こいつを退散させるには……性欲を満足させるしかないんだ"
"え、えええ?!"
ナマリがよく見ると──ライオスのステテコパンツから見えるその股間は、明らかに性的興奮状態を示し、こんもりと盛り上がっている。それを見たナマリが狼狽し──
"え……私、なの?! そりゃこのパーティーだと私しか相手できねーかもだけどさ!"
ライオスを指差し、詰問するように口をパクパクとさせる。
"壁のすぐ向こうにあんたの妹とマルシルがいるんだぞ?! そ……それでもするのか?!"
静寂の魔法陣により声は聞こえないが──ナマリの言っていることは完全に理解できたのか、ライオスは力なく首を振り、そして手帳を見せる。
"君しかいない。頼む。本当にすまない"
"ちょ……あっ!"
そうライオスが文字を名乗った途端──もう我慢の限度、とばかりに手の届くところにいたナマリを抱きしめ、そして──その唇に自分の唇を重ねる。
"うっ……ああ……"
思わぬやわらかい感触に思わず膝から崩折れるナマリの服を──汗にまとわりつかれながら脱がすと、ドワーフらしい豊かな胸が丸出しになる
"いやっ……んんっ……!"
ライオスがナマリの豊かな胸を揉みしだき、そしてその先端に摘まれた──大きめで色の濃い乳首に吸い付くと、ナマリが思わず嬌声をあげる。
"ううっ……こいつの口、湿って暖かくて……うえ……”
ナマリがその気持ちよさに力なく床ぶ寝そべると──ライオスがその力の抜ける瞬間を狙うように、ナマリの腕を上げ、その脇に顔を近づける。
"だ、ダメ! いま汗かいてすごいくさいからっ! それに毛も処理して……! ううああっ!"
ライオスが汗にまみれたナマリのムダ毛を口で舐めながら──己の下半身をナマリの腰にすりつけるように動いていく。
"うっわ……硬い……こいつ、私の汗まみれの身体に……興奮してる……"
ナマリが己の汗まみれの身体をベロベロと興奮したように舐め回しているライオスの顔を見た時であった。
"あ……"
それは快楽に狂っている男のだらしない顔ではなく──己に取り憑いたインキュバスの言うことを聞かざるを得ない、苦悩にみちた辛そうな表情であった。
"ら、ライオスな……"
聞こえないとわかっていても、思わず習性でナマリが口を開ける。
"そ、そんなに辛そうな顔すんなよ……わかった、私も腹くくったから、ほら、少しでも苦しいの……なんとかしてあげるから……"
ナマリがライオスの下履きを脱がせると──汗まみれになり、そして痛そうなほどに勃起したペニスがボロリとこぼれ落ちる。
"わ、私の恥ずかしいところを散々舐めしゃぶったお返しだ!"
そう言いながらナマリがライオスのペニスを口に含み、そして──口の中でペニスを舌で舐めると、ライオスの力がぐったりと抜け、その快楽に身を委ねるように床に力なく座る。
"うわ……熱い……血がドクドクいってるのがわかる……それに汗臭い……"
ナマリがそう思いながらライオスのペニスをしゃぶっていた──その時であった。
バンバン!
突如としてライオスが(音は伝わらないが)両手で石の床を叩く。
"な、なんだどうした?!"
ナマリがそう訝しんだ時であった。
ビューーーーッ! ビュビュビュビューッ!
"うっ、ぐおっ、うええええっ!"
ライオスが──ナマリの口の中で精液を勢いよく暴発させる。
"うううっ……うええ……"
ナマリはライオスの射精が止まるまで口の中でそれを受け続け、そして──
"お、おええええ……うえええっ!"
床に、ライオスの精液を吐き出す。
"な、なんだこれっ! 淫魔に取り憑かれてるからなのか?! 量もすごいし熱いし飲み薬みたいに苦いぞ?!"
ナマリがそう思いながら四つん這いになり、ライオスの精液を吐き出していたその時であった。
むんず──と、ライオスが四つん這いになったナマリの尻をつかみ、そして下履きを脱がせる。
"えっ……あ……抜いたけど……だめなの……"
ナマリが思わず反射でライオスをはねのけようとしたその時であった。
"うっ……あああああああああああああっ"
ナマリの腟内にライオスのペニスが勢いよくズブリ、と突きこまれる。
"ひ、ひゃああああっ! デカいっ! でかいって!"
そもそもとして──トールマンであり185cm以上はあるライオスのペニスが、130cmあまりのナマリの腟内に入り切るかというと──
"あああああっ! 奥っ! 奥まで届いてるって! だめぇ!"
まるでナマリの腟内をむさぼるように必死で動くライオスに、ナマリが悲鳴をあげ──聞こえないのだが──絶叫する。それはまるでトールマンの大人が子供を犯しているような背徳的な姿であったが、丈夫な身体を持つドワーフにとっては──
"ひ、ひやああ……でも……すごいっ……!"
少しくらい乱暴なほうが好き、と思っているナマリには、正直このくらいの刺激のほうが良いものであった。それに──
"あ、ライオスすごい足長い……ああっ"
下を向けば自分に必死に食らいつき、腰を振っているライオスの長い足が見え──トールマンの長い脚に魅力を感じる彼女のにとって、それは──正直、当初の目的である淫魔を退散させるということを忘れさせるほどの快楽に満ちたセックスであった。
"……あ、あっ、それはダメッ!"
快楽に浸っていたナマリが、ライオスの腰の動きが止まりかけるのに気づき──そして我に帰る。この動きを男がしたら──その後に来るのは、すなわち射精である。
"さすがにファリンの姉さんになる気はないって!"
次の瞬間──ナマリが思い切り太い足でライオスを蹴り飛ばすっ!
バキッ!
ドガッ!
全ての神経をペニスに集中していたライオスが不意をうたれたように吹っ飛び、そして壁にその背中を打ち付けた時であった。
ビューーーーーーーーーーーーッ!
ビュッ、ビュツ、ビューーーーーーーッ!
ライオスの勃起したペニスから、白い液体が弧を描くように噴射する!
"う、うわ、ライオス! 大丈夫か!"
その──あまりにも量の多い精液にナマリが驚いたその時であった──
"な、な、なんだぁ?!"
さきほどナマリが口から吐き出した精液と──今放出された精液が混じり合い、そして──みるみるうちにライオスと同じくらいの大きさの人間型の姿になっていく。
"い、インキュバスか?!"
ナマリの目の前に立っていたのは、頭が黒山羊に立派な角をはやし、首から下は全裸の男という──インキュバスの姿であった。
"ま、まずい……まさか今度は私を?!"
ナマリと目があったインキュバスが、一歩ナマリのほうへ向かい──
「ゲエエエエエッ」
「ん?!」
腹をさすりながら、大きなゲップを部屋に響かせる。
「な、なんだ?! ゲップの音が聞こえて……う、うわ?!」
インキュバスはまるで──ごちそうを平らげた人間ように満足したようすで、ゆっくりと部屋の扉を開け、そのまま出ていく。
「よ、よかった……腹いっぱいになったみたいだな……で、声は……あ、精液で魔法陣が流れ落ちたのか。……って、ライオス! ライオス!」
裸のままぐったりとしたライオスに、ナマリがあわてて駆け寄る。
「大丈夫かおい! いま水とか持ってくるからな! しっかりしろよ!」
ナマリは裸のまま──水場へ飛び出し、水を組んできて──ライオスの身体を拭く。
「……わ、私だって女なんだから、汗臭いのとか気にするんだぞ! それを気にもしないで、お前は人の体を貪りやがって……聞いてるのかライオス! おい!」
ナマリの怒っているのか照れているのかわからない言葉にも、ライオスはぐったりとしたまま──反応しなかった。
──外の時間でいえば、1日半後。
「みんな……すまなかった」
「よかった、兄さん……熱が引いたんだね」
鎧姿のライオスに、ファリンが駆け寄る。そのファリンにライオスが力ない笑顔で微笑む。
「いやぁごめん、まさか熱が出てしまうとはな……」
「うん、病気自体は私の回復魔法でだいぶ抑えられたけど、疲労がすごかったからね……」
「ああ、もしかしたら病気を移してしまうかと思ってな。あっちの部屋にずっと隔離させてもらったよ」
「そういえばさ」
マルシルがナマリに、こともなげに言う。
「ナマリ、ずいぶんあの部屋に出入りしてたよね。ライオスに水運んだり、体拭いたりさ。なんかあったのかな?」
「い、いや……いやさ、なんかライオスが元気ないのが面白くてさ! せ、世話してくなっちゃってさ! あ、あはははは!」
「そうなの、ナマリにしては珍しいね」
「そ、そうかな……アハハハハハ……」
焦ったように笑うナマリを不思議そうに見るマルシル。その姿を側から見ていたのは──チルチャックであった。
彼は──思う。
自分の鼻はよく効く。その鼻が間違いなければ、ナマリと、そしてライオスから漂う匂いは──精液の匂いであった。しかし鼻と同じように効くその耳には、ライオスとナマリが"そういう"関係になっている音は全く聞こえなかったのである。
まあ、いいやとチルチャックは思った。他人の関係に顔を突っ込みたがらない彼のことである。ライオスとナマリがたとえそういった関係になっても、彼にとっては預かり知らぬところであったのだ。
「さあ行こう。食料も乏しくなってきたし、早いところ目的を達しないとな」
シュローの号令に、一同は──しばらくを過ごした水場を後にした。
シュー──
インキュバスが声を押し殺しながら、次の獲物を標的にする。
それは、見るからに性欲の強そうな──小さくて毛だらけのオス──
ザシュウウッ!
次の瞬間、インキュバスの意識は飛ぶ。彼の標的は──野生の勘で、インキュバスが近づいていることなどお見通しだったのだ。するどい戦斧の一撃により、首と身体が2つに別れたインキュバスの亡骸に、男がゆっくりと近づき──
「ほう淫魔とは珍しい。さすがに胴体部分は人間のようだから食う気にはならんが……」
男が手持ちの包丁で、インキュバスのペニスをばっさりと切断する。
「淫魔のペニスを砕いて乾燥することで精力剤になる。これは街で高く売れる。ちょうど武器や包丁を新しくしたかったところだ。その足しにさせてもらおう」
大きな鍋を背負ったドワーフの戦士は、戦利品を皮の袋にいれると──その場を立ち去っていった。
完