触手が出ます。そして幼い容姿の少女二人がふたなりレズえっちします。
ハッピーエンドは約束しますが、割とシリアスを詰め込んでおりますのでいつもの私らしさ(ギャグ要素)は薄めですね。
全く無いわけではありませんが。私ですので♪
では、それでもよかったらしばらくの間お付き合いください♪
ある所に、“触手の森”と呼ばれる森があった。
いつ出来たのか、どうして出来たのかはまるで分からないが、気がついたらそこにあった。人間がそこに気づいたときにはすでに存在していたのだ。
その森は見晴らしのよい平地の一部分を覆うように、それこそ樹木の代わりに触手が乱立しており、その触手それぞれが独立した意思を持っていた。それはすなわち、食欲と性欲である。
触手たちは種を問わず、雌を索敵範囲に発見すると即座に襲って決して殺さずに犯し続ける。雄の場合は即座に殺して食らう。
だから生物は住めないし、近づくのも危険だ。
……だが、触手の森はその住処とする開けた平地をほんの少しずつ、森を拡げているのだ。
そのことに気づいた人間達は触手の森を駆逐するために討伐隊を編成したが、森の触手たちは恐ろしい程に強かった。
鍛え抜かれた屈強な兵士でさえ、知覚できないほどに高速の突きで全身を貫かれて死ぬ。フルプレートアーマーと大盾を構えた防御特化の重装備でさえ紙切れのようになぎ払う触手の攻撃に、人類は手も足も出なかった。
しかし、女性は別だった。
奴らは女性に対しては犯し孕ませ種の繁栄のために決して殺そうとはしなかった。
勿論、だからと言ってそれが良いことかといえばむしろ悪いことだろう。
触手に捕まった女性は奴らに穴という穴を犯し尽くされ、媚薬効果のある触手液を常時注入され、老いることも餓死することもなく、永遠に子を産まされ続けるのだから。
だがそれは僥倖でもあった。確かに触手に捕まってしまえば危険だが、女性たちは決して殺されない。
そのため触手たちも攻撃に殺意を出すことはできず、単調な攻撃しか繰り出せない。
そこに人間たちは目をつけた。唯一の触手の森の弱点に。
触手の根絶は難しいかもしれない。だが森の拡大を防ぐためにも適度に触手たちを刈り取る必要がある。
そうしていつからか、“触手の森”の触手狩りを生業とする“木こり”と呼ばれる女性たちが“触手の森”の周辺に集落を作り始めたのだ。
国からは森の拡大を阻止するための報酬が入り、集落は潤う。
“木こり”たちが刈り取った触手からは“薬師”が様々な薬を作り、“商人”は“貴族”に売りに行く。
“鍛冶屋”は新たな触手素材で強固な武具を作る。触手が商売の種になっていったのだ。
そうして多種多様な職業の人々が集い、“触手の森”付近の集落は急速に栄えることとなった。
奇しくも人類の敵である触手の恩恵によって。
そして、物語は始まる。
触手の森の“最初の獲物”であった少女が五百年ぶりに森の外の光を見たところから。
彼女は、全てを失いながらも得た力を用いて、“木こり”となる道を選んだ……。
触手の陵辱を何百年受け続けても汚れなかった誇り高い魂を持つ少女は木こりとなったのだ。
後の歴史家が揃って伝説の木こりと語る少女、キャロライン・ディスパーダは今日も触手たちを刈るのだった。