わさびや七味といった香辛料が人間の女性化して、主人公とエッチすることとなる物語です。当然、香辛料なので、エッチの後は大変なことに……⁉
ぜひ、お楽しみください!
家に帰ると、三色の華やかな声が飛んできた。
「うふふ、お帰りなさい」
「おっかえりー!」
「お帰りなさいませ」
これは、普通の高校生ならうらやむ状況だろう。
なぜなら、僕の部屋から姿を現したのは、同じくらいの年頃の美少女三人だからだ。
一人は少し大人びた赤毛ロングヘアの女性、もう一人は金髪ツインテールの妹風女の子、そして最後に緑色ボブカットの清楚な雰囲気の女子。
それぞれ順番に、七味、からし、わさび、と名前がある。
香辛料と同じ名前? うん、まったくその通り。
なぜなら、彼女らは、僕の持っていた香辛料が、そのまま人間へと変化した存在だからだ。
「ねえねえ、士波にい! エッチしよ!」
いつも元気なからしは、屈託なくとんでもないことを言いながら、僕に抱きついてきた。
まだ彼女らに慣れていない僕は、こんな風に密着されてしまい、戸惑いの表情を浮かべる。唯一の救いは、からしが推定Aカップということだ。抱きつかれてもインパクトは小さい。これが、もしも、七味さんだったら……
「あら、士波さんは、どうせなら私とされたいですよね」
いつの間に後ろに回り込んでいたのか、七味さんは僕の背後から、そっと体を寄せてきた。推定Gカップの七味さんのおっぱいが、僕の背中にムニュッと押し当てられてくる。
「ふ、ぐ、おおお」
つい最近童貞を卒業したばかりの僕に、このおっぱい攻撃はキツい。いや、たぶん何年経っても、この巨乳攻撃には勝てないと思う。
「もう。今晩は、私が士波さんとエッチをするという決まりのはずですよ」
わさびさんがプクッと頬を膨らませた。
積極的な他の二人と違って、わさびさんは比較的おとなしい。だからと言って、油断はできない。
ベッドの上で一番豹変するのは、もしかしたら、わさびさんかもしれないからだ。
「ぶー、今日が一番、気分的に盛り上がってるのに~」
「からしちゃん、仕方がないわ。約束だもの。今回はわさびちゃんに譲ってあげましょう」
「はーい」
渋々といった様子で、からしは僕から離れた。
七味さんも僕の背中から体を離すと、後ろからヒョイっと僕の顔を覗いてきた。
「まずは夕飯食べないとね」
キッチンの方からいい香りが漂ってくる。
今日は粕汁のようだ。
さすが七味さん、香辛料時代の彼女自身が一番マッチしている食べ物をチョイスしている。
部活帰りで疲れている体に、粕汁はありがたい。夕飯の時間が楽しみだ。
だけど、今晩のことを考えると、あまり喜んでもいられない。
同級生にバレたら散々なじられそうなほど、男子にとっては理想的なシチュエーションではあるけど、いまの僕は、ため息が絶えない日々を過ごしている。
彼女達は、それこそ香辛料の化身らしく、毎日燃えるようなエッチを強要してくるからだ。
※ ※ ※
そもそも、悪魔からもらった「なんでも女体化させる薬」を、香辛料に使う気なんてなかった。
ある晩、どこからやって来た悪魔の気まぐれで、ランダムに人選されて、渡された魔法の薬。
『なんとなくお前に決めた』
そんなことを言って、僕に薬を渡すと、人間離れした風貌の悪魔は、さっさとどこかへ飛び去っていってしまった。
半信半疑であったけど、実際に悪魔が空を飛んでいる姿を目の当たりにした僕は、あんな不思議な存在がいるのだから、たぶん薬は本物なんだろうな、と思っていた。
さて、何に使ってみようかと悩んだ末に、たどり着いた結論が、当初は「僕自身に使ってみる」というものだった。
あの時、僕は色々な理由から、「女の子になったら楽そうだなぁ」と思っていた。
長期出張から帰ってきた両親を驚かせるかもしれないが、それでもかまわない、本気で女の子になってみたいと思っていた。
部活で色々あって、くたびれていたのかもしれない。
それで、薬を全部入れたコップを、キッチンに置きっ放しにしたまま、急に尿意をもよおしてきたので、トイレに行ってくるか……とちょっと離れている間に、まさかの地震が起きた。
震動でコップが倒れ、キッチンの床に置いてあった香辛料入れの中に、全部薬がぶちまけられてしまった。
その結果生まれたのが、七味さん、からしちゃん、わさびちゃんなのである。
突然目の前に裸の美少女三人が現れた時には、混乱するあまり、あれ? 薬は容器にかかったのだから、女体化するなら容器からではないのか? とか、どうでもいいことを考えて現実逃避してしまった。
三人同時に抱きついてきたところから、もう何もかもわけがわからなくなっていた。
気がつけば、ベッドの上だった。
「じゅる……ちゅぱ……人間の体を与えてくれたお礼に、私達で、ご奉仕するわ……じゅぽ……」
「はぁん、士波にいのおちん◯ん、すごいおいしい……」
仰向けに寝かせられた僕を、三者三様のやり方で攻めてくる。
七味さんと、からしちゃんが、かわるばんこに僕の肉棒を咥えこみ、玉袋を吸ってくる。大人びた七味さんの巧みな舌遣いと、天真爛漫なからしちゃんの熱心なおしゃぶり。ダブルフェラを前に、僕は何度も達しそうになった。
そうやって絶頂を迎えそうになる度に、わさびちゃんが、僕の乳首や唇を吸ってきて、イクのを阻止してくる。
三人の連係プレイを受けて、頭がどうかなってしまいそうな快楽の中、ついに僕は射精の瞬間を迎えてしまった。
大量に放出された精液が、七味さんとからしちゃんの顔にかかる。顔面をベトベトに汚された二人は、うっとりとした表情で僕のことを見つめた後、やがてお互いに向かい合って、それぞれの顔にこびりついた精液を舐め合い始めた。時に、舌や唇を絡め合って、女同士で愛し合う。
そんな扇情的な光景を見ているうちに、僕の肉棒は再び元気を取り戻し、ムクムクとそそり立った。
ついに、わさびちゃんが、彼女自身の秘部へと、僕のイチモツを押し当ててきた。
「初めてなので……優しくしてくださいね」
照れくさそうにほほ笑みながら、わさびちゃんは、グッと腰を落とした。ズブズブと、濡れた割れ目の中に、僕の肉欲の塊は入りこんでいった。
「あ、ふあぁ」
もちろん僕だって初めてだった。
脳味噌の奥までヒリヒリとするような興奮の中、初めて同士の激しい絡み合いは、何時間にもわたって繰り広げられた。正直、どんな感じで求め合ったのか、憶えていない。だけど、かなり燃え上がっていたのは確かだ。
それが、僕の童貞卒業であった。
僕にとって、人生初の相手は、まさかのわさびが女体化した存在だったのである。
それから毎日、交代で、三人の香辛料系美少女とエッチを繰り返していった。
七味さんも、からしちゃんも、そのプレイはたまらないくらい気持ちいい。
でも、やっぱり一番特別なのは、わさびちゃんだった。
※ ※ ※
「ぁん! ん! 士波さん、もっと、激しく、突いてください! ふぁああん!」
僕らはベッドに腰かけ、対面座位で交わっている。ペニスが根本から折れそうな感じで大変だけど、敏感なところがこすれる度に、刺激的な快感がピリピリと伝わってくる。
わさびちゃんとのセックスは、彼女の元の姿ゆえか、アソコがツーンと痛気持ちよくなる。
「っはぁ! あ! くぁ! わさび、ちゃん!」
「あ! あ! あ! 士波、さぁん!」
お互いのよだれが混じり合うくらいに濃厚にキスを交わしながら、一緒に腰を振りまくる。
しばらく続けているうちに、さらにわさびちゃんの秘部から、トロトロの体液が溢れてきた。それは、きっと、普通の女性の愛液とは違う液だと思う。
お寿司やお刺身を食べている時に、誤ってわさびを大量につけてしまい、ギャッとのたうち回る、あの感覚。
息が詰まるような刺激が、脳髄にまで響いてくる。
でも、それが、なぜか心地良い。
「士波さんっ、私、もう、イキそうです!」
「僕も、我慢、できない!」
「あ、ふぁ、あ……ああああ!」
「わさびちゃん……!」
彼女の膣内に、思いきり精液をぶちまけてしまった。
同時に、わさびちゃんも達してしまったようで、アソコがギュッと締まってくる。ペニスを食いちぎらんばかりの強さで、僕は思わず小さな悲鳴を上げた。
「すごく……よかった……です」
絶頂を迎えて、二人ともグッタリとベッドに横たわっている中、わさびちゃんは小声で僕の耳元に囁きかけてきた。
チュ、と僕の頬にキスをしてくる。
ああ……幸せだなあ……と僕はうっとりしながら、わさびちゃんを優しく抱き寄せた。
しばらくしてから、おしっこに行きたくなった。
トイレに行くために廊下に出た僕は、隣室の中から聞こえてくる喘ぎ声に気が付いた。
「あぁん……七味ねえ……」
「からしちゃん……好きよ……」
甘い声が廊下に流れてくる。
ドアをそっと開けて、中を覗いてみると、父さんと母さんのベッドの上で、七味さんとからしちゃんが抱き合って、それぞれの乳首や秘部を愛撫しているところだった。
七味さんはベビードールを着ており、からしちゃんは白いパンツ一枚。
二人がキスをする度に、淫らな水音が室内に響いている。
(まずい。あんなの見たら、また……)
時すでに遅く、僕のアソコは早くも再び屹立していた。
それを見逃さなかったのが、わさびちゃんだ。
「士波さんってば、まだまだ元気ですね」
クスクスと笑いながら、僕の後ろに立っている。
やばい、見られた、と思った直後、グイッと部屋の中に引きずり込まれた。
「いや、僕は、その、おしっこに行きたいんだけど」
「じゃあ、私のお口の中に、出してください」
「え? えええ!? それは、さすがに汚いよ!」
「大丈夫ですよ。私を誰だと思っているんですか? わさびですよ。毒素は全て消してしまいます」
「そういうことじゃなくって! その、色々と、ビジュアル的な意味で汚い、というか」
「もう。始めますよ」
わさびちゃんは強引に僕の肉棒を咥えてきた。そこから、頭を激しく前後させて、裏筋や亀頭に刺激を与えてくる。
「じゅぽ……じゅりゅ……じゅぽ……」
また、わさびを食べた時のような、あのツーンとした感覚が頭の中を走り出す。身悶えしそうなほど痺れるのに、それでも病みつきになりそうなほど、気持ちいい。
尿意が、こみ上げてきた。
「だ、だめ。本当に、君の口の中に、出しちゃう」
「だひへふははい(出してください)」
口いっぱいにペニスを頬張っている状態で、わさびちゃんはモゴモゴと喋ってくる。
女の子の口内に、放尿はダメだ……と僕は強く思いつつ、なんとか射精感の方を引き出すように努力した。
その想いは実ったか、アソコから伝わってくるむず痒さは、放尿よりも射精の度合いの方が強くなってきた。
「ん! く!」
ついに、限界を迎えた。ドクン! と肉棒が脈打ち、わさびちゃんの口の中に、いっぱい液体を放出する。
「むぐぅううう!」
わさびちゃんはくぐもった悲鳴を上げた。
口の中に入っている液体を、わさびちゃんは自分の手の平の上に、ドロリと吐き出した。白い液だった。
「ああ、よかった……!」
女の子におしっこを飲ませずに済んだ、と安心した僕は、すぐにまた尿意がぶり返してきて、慌てて部屋の外に出た。
トイレで用を足す。
スッキリした、と思ったら、アソコがヒリヒリし始めた。
「んん……? なんだろ……?」
皮の剥けた亀頭を、指先で軽く触れてみる。
たちまち激痛を感じて、僕は絶叫を上げてしまった。
※ ※ ※
翌日、学校を休み、ベッドで寝こんでいる僕の横に、わさびちゃんが泣きそうな顔で立っていた。
「あああ、ごめんなさい! 私のせいで!」
「わさびだけのせいじゃないわ。私達とのプレイの積み重ねが、おちん○んに影響を与えたんだと思う」
「士波にい、ごめんね。私達が香辛料だったせいで」
七味さんと、からしちゃんも、そう言って謝ってきた。
ずっと、彼女達とエッチし続けていた。
要するに、僕は毎日少しずつ、唐辛子やわさびをアソコに塗り続けていたようなものだ。そりゃ、ある日突然、こんな感じで変調を来したとしても、おかしくはない。
「平気だよ。僕は、むしろ、三人とエッチをするのがクセになってきてるくらいだから」
本音を言うと、まだ疲れてしまう面もあるけど、三割くらいはちゃんと快楽の中にいる。
だから、彼女達を、疎ましく思うようなことはない。
「よかった……もう二度とエッチしない、って言われたら、どうしようかと思っていました……」
わさびちゃんがホッとした表情を浮かべた。その表情を見れただけでも、強がった甲斐があった。
「ところで、士波くん。相談があるんだけど」
急に、七味さんが話題を変えてきた。
「なんでしょう?」
「実は、あの時、女体化の薬がかかった香辛料って、他にもいくつかあったけど……その中に、ハバネロがあったの」
まさか、と僕は身構えた。
「そのハバネロが、一度は自由を求めて外に出たけど、やっぱりこの家に住みたい、って言ってきたんだけど」
大変だ、と僕は青ざめた。
七味やからしやわさびの化身ですら、エッチをしたら、こうやって体調を壊してしまうのだ。
もしも、ハバネロの化身にエッチを求められたら。
その時のことを想像して、僕は震え上がっていたが、そんな気持ちとは裏腹に、ついこう答えてしまった。
「い、いいよ」
たちまちワッと喜ぶ三人。そんな彼女達の姿を見てしまうと、もう前言撤回なんて言い出せない。
いつまで身がもつか……なんてことを考えながら、僕は苦笑した。もう、なるようになれ、である。
こうして、香辛料の化身達と過ごす不思議な日々、言うなればスパイス・ハーレムの生活が、幕を開けたのだった。