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https://skeb.jp/@aikosyaHoKoku/works/48
ご依頼、ありがとうございました!
宅配コーヒーを飲んだらポケモンになっちゃった女性。
徐々に倫理観がバグっちゃって、色んな事をするようになっちゃって!?
可愛らしい真っ赤なパッケージを開けると、芳醇な香りが漂ってくる。
「うぅ〜ん、いいコーヒーってこんなにすごいのね」
私は恐る恐るスプーンでお皿に移し、重さを測り。
「うふふ、タケルと一緒に飲むつもりだけど……味見はしなきゃね!」
豆から挽く方が良い、なんて言われるけどやっぱりそれは大変なわけで。
フィルターをセットしたドリッパーに粉を入れ、サーバーの上に置く。
「ふんふんふーん♪」
家事も終えた今、夫であるタケルが帰ってくるまでは自由時間なのだ。
沸かしたお湯をケトルに移し、粉にゆっくりとかけていく。
いかにも美味しいです、と言わんばかりの匂いがたってきて……
「こ、こういう宅配コーヒー、初めてだからドキドキしちゃうわね」
普通の豆では物足りなくなってきたので、色々調べてみたのが一週間前。
色々と種類が選べるし、お値段もそんなに高くないので選んだのがこのブランドだというわけだ。
蒸らしているこの間でも、格の違いがわかるほど。
まあ、でも、大事なのは味よね。
ちょっと緊張しつつも、私はいつものようにコーヒーを淹れ始める。
泡が立ちすぎないように、消えすぎないように気を使いお湯を注ぐ。
無色透明のお湯は粉砕された豆を通る間に変化していき、黒いコーヒーとなってサーバーに溜まっていき。
「よーし、こんなものかしら」
ドリッパーを取り外し、出来上がり。
本当は何かお菓子でもあれば良いんだけど、それは今度でもいっか。
お気に入りのカップに移し、飲んでみる。
あ、美味しい。
香りから想像したよりずっと苦味は落ち着いていて、華やかな酸味が追ってくる。
後味もさっぱりしていて、ゆっくり飲むつもりが一気に傾けてしまい。
うーん、ホットコーヒーってやっぱり良いわよね。
こう、体がポカポカして燃えているみたい。
あったかくて、カフェインも効いていて。
私はカップを片付ける暇もなく、眠たくなってきてしまう。
あー、早く洗わないとシミついちゃうんだけどなぁ……
ま、まぁ、いいかぁ。
よほど美味しくて満足したのか、私は眠気に逆らえず。
テーブルに突っ伏すように、お昼寝タイムに突入してしまうのだった。
「お、おーい、い、生きてる、か?」
う、うーん。
「こ、困ったなぁ、なんでこんな所に……」
あ、あー、タケルの声。
いっけない、帰ってきてたのね。
ぐっすり眠っちゃったらしい。
私はクワァっとあくびをしながら体を起こす。
「わ、お、起きた」
あれ、なんかこっちを見て驚いてる。
「バーシャァ?」
……ん?
「バシャ、シャモ?」
え、何これ?
「や、やっぱり、バシャーモ、だよな?」
「バ、バシャ、シャモ、シャもぉ!?」
え、え、いやいやいやいや、何これ何これ!?
全く訳がわからない。
なんか鳴き声しか出ないし、タケルも私を見てバシャーモだって言ってくるし、手を見たらた、確かにバシャーモだしこれ!?
い、いやいや、私、人間なんだけどぉ!?
「バシャ、シャモぉ、バシャバシャァ!?」
「い、いや、俺に怒られても困るって!? 弱ったなぁ、俺のワニノコで倒せるかなぁ……」
「バー、シャモシャモォ!?」
タイムタイム! 自分の奥さんを倒そうとしないで!?
そう言えたら楽なのに、出るのは鳴き声ばかり。
「お、落ち着いてくれって、ジュンサーさん呼んだほうがいいのか、これ? というかエリはどこ行っちゃったんだろ、うーん」
「わ、私、バシャ! バシャァ!?」
あ、喋れた。
「えっ、今、私って言ったか!?」
これにはタケルもびっくり仰天。
「バシャ、あー、あー、う、うん、シャモぉ、お、落ち着いたら、しゃべ、バシャッ、れるわね、うん、シャモぉ」
「しゃ、喋った!?」
ま、まあ、慌てるわよね、うん……
「え、えっと、おかえり、バシャ、モ」
何を言おうかしばらく悩んだのに、出たのは挨拶。
「お、おかえりって、え、もしかして、エリなのか!?」
私は返事をしようとしたけど……また鳴き声になっちゃいそうな気がしたので、刻々と首を縦に振った。
「しっかり書いてるじゃん、ポケモンになるコーヒーって」
「バシャァ!?」
タケルが呆れながら、添付されている紙を見せてくれる。
本当だ!
全然読んでなかった。
どうせただの納品書か何かだろうと、雑多に箱に戻していたのがよくなかった。
しかも、その紙にはさらに驚きの事実が。
「シャ、シャもぉ、しかもこれ、バシャ、一週間戻れない、バシャぁ!?」
「……って書いてるよなぁ」
やだぁ、完全に呆れられてる。
「え、えっと、結構美味しかったんだけど、タケルも……飲む?」
「やだよ、バシャーモになっちゃうんだろ」
「シャモぉ……」
とりつく島もないってこの事ね。
「まあでも、一週間で人間に戻れるならいいじゃないか。一生バシャーモのままだったら結構ヤバかっただろうし」
「まあそうねぇ……あっ、バシャぁ!?」
私はさらによろしくない事を思い出し、大声をあげてしまう。
「わ、な、なんだなんだ!?」
「え、えっと、お、怒らないでね」
「ど、どうしたんだ、もしかしてバシャーモのままでいたいとか?」
「ち、違う違う! バシャ、ええっと……年間契約、しちゃっててぇ……」
「えぇぇえええ!?!?」
そう、やらかしてしまった。
一年コースがめちゃくちゃお得だったので、何も考えずポチってしまったのだ。
つまり……一年間、飲むとポケモンになっちゃうコーヒーが定期的に届く、わけで。
「ど、どうしよう、シャモぉ」
「どうするもこうするも……と、とりあえず、一週間経って戻ってから考えたらどうだ?」
「そ、そうバシャね、うん」
もしかするとそもそも戻らない可能性もあるわけで。
あれ、でもそれ、一生バシャーモってワケ?
それはそれですごく困る、んだけどぉ……
「に、してもバシャーモ初めて生で見たんだけど、可愛いなぁ」
タケルが手を伸ばし、私の顔を撫でる。
「シャっ、バシャぁ!?」
ぞくっとした感触がして、びっくりした声をあげてしまい。
「わ、い、痛かったか?」
「ち、違うの、え、えっと、なんか、気持ち、シャモ、よくって」
「あ、え、そ、そうなのか? え、えーっと、あんまり触らないほうがいいか?」
「え、えっと、どっちかというと、も、もっと、触ってほしい、シャモ」
人間、のはずなんだけどなぁ。
大好きなタケルに触ってもらっている、という感覚がより大きくなっている感じがする。
も、もしかしたら、私の中では親トレーナーがタケルってことになってるのかも?
な、なんだか、すっごく恥ずかしい、で、でも、すっごく気持ちいい。
「あっ、あっ、タケル、あ、頭とか、なでてぇ……」
「う、うん、いいけど……ポケモンが言葉喋っているの、ちょ、ちょっと落ち着かないな、そりゃあエリだって事は分かってるけど」
「ば、バシャ、シャモぉ〜、バシャぁ〜!」
撫でて欲しい、撫でて欲しい。
それで頭がいっぱいになってしまい、言葉を喋るのも止めてしまい。
我慢できずに頭を擦り付け、自分から撫でられに行ってしまい。
や、やだぁ、これじゃ本当にポケモンじゃん……
でもでも、これはこれで、確かに気持ちよくって、心地よくって、ちょっと嬉しくってぇ。
な、なんか、アリかも、ポケモン。
「あー、なんか、落ち着かない〜」
「どうしたんだよ、せっかく人間に戻ったのに」
「だ、だって、服着てるもん、私」
「人間だからそうだろ、そりゃあ」
一週間立ち、とうとう人間に戻った……のはいいんだけども。
たかが一週間、されど一週間。
「でもぉ、ずっと何も着なくて良かったのに、着なきゃいけないの、なんか落ち着かなくってぇ」
バシャーモの体、慣れれば慣れるほど便利だったせいで全然落ち着かない。
「『服着られないのヤダ』とか『鳴き声出ちゃうの恥ずかしい』とか言ってたじゃないかよ」
「あ、本当だ、今鳴き声出ないわね。うわー、なんかやっぱり、落ち着かないんだけどぉ!」
「じゃあどうするんだよ、もう一回コーヒー飲むのか?」
タケルがちょっとからかうように言ってくる。
人間に戻ってホッとしたような顔はしてくれているけど、多分撫で撫で遊びできなくなってちょっと手を持て余しているようにも見える。
「どうしよっかなー……」
とは言え、ここで問題が発生する。
私、コーヒーを粉で注文しているのよね。
すでに挽いちゃった豆ってすぐに味が落ちちゃうわけで……
バシャーモになるためにもう一度飲むとしても、そんなに美味しくないのは目に見えている。
せっかく飲むなら美味しいほうがいい、わよねぇ。
んまあ、今はとりあえず夕ご飯作りましょ。
キッチンに歩いて行く足取りが妙に重い。
あ、そうか。私、もうバシャーモじゃないんだった。
スープを温め直そうと、鍋に顔を近づけて火を吐く……
あ、そうか、バシャーモじゃないから火、吐けないじゃん。
うわぁー、人間の体、ちょっと不便じゃないこれ?
戻りたかったはずなのに、いつの間にやら私はバシャーモの体を気に入っていたみたいで……
人間に戻ったばかりなのに、やっぱりポケモンになりたいと思ってしまうのだった。
新しいコーヒーは鮮烈な酸味。
レモンみたいにキンキンとくる酸っぱさで、体が痺れてしまいそうで。
「ははは、ダイエットしたいって行ってたのにこんなお腹になっちゃったんだ」
「エレッ、は、恥ずかしいからぁ、そ、そんな、ブゥ、お腹、お腹ぁ、撫でないでよぉ♡」
そうしたら、エレブーに変身してしまい。
ば、バシャーモにまたなれるかと思っていたのに、まさか全然違うなんて。
「黒い模様を撫でたほうが気持ちいい、とかあるのか?」
「ん、あっ、あっ、そこ、いい、いい、エレェ♡」
気持ちよくなると電流が体を走り、本当に電気エネルギーが生まれちゃって。
「おっとと、あんまり撫ですぎたら充電してるスマホ、壊れちゃいそうだな」
「ま、待って、エレェ、ちゃんと我慢、制御するから、お、お腹、も、もっと、撫でてほしい、ブゥ……」
食器棚のガラス戸に映る自分の姿。
横長のなんとも言えない顔、でも大きな口は気持ちよさそうに半開きになっていて。
あっ、あっ、私、本当に、エレブーなんだぁ……
タケルに撫でられているお腹の感覚と相まって、私はいっそうドキドキしてしまい。
「お、おい、おい、壊れる壊れる!」
「エッ、あっ、いけない、あっ、あっ!?」
う、うぅ〜ん、電気ポケモンって、結構加減が難しい、のねぇ……
その次のコーヒーは不思議な味。苦味、酸味、甘味。
どれもあるのに、それぞれがお互いに隠れているかのような。
まるでそれこそ……お化けみたいに!
「わ、わぁ、びっくりしたなぁ!」
「ゲーンゲンゲンゲン、ドッキリ大成功だゲン!」
ゲンガーになっちゃった私。
イタズラしたくてたまらない、そんな気持ちが抑えきれなくて。
影の中に隠れて待ち伏せして、タケルの影の顔部分から、自分の顔を覗かせちゃって!
「エレブーの次はゲンガーって、エリ……どんどんスマートじゃなくなってないか?」
「しょ、しょうがないゲン! 先に分かったらつまらないから、あえて見ずに飲んでるんだゲェ〜ん♡」
大きな舌であっかんべーしつつ、返事をする。
自分が何になるのか、どうなっちゃうのかわからないこの感覚。
一回ハマっちゃうと、なかなか抜けられないんだゲン♡
あ、いけない、ゲンガーでいるのが面白すぎて、ちょっと心までゲンガーになっちゃってるかもしれない♡
どっしりとした味わい。ボディ感が強い、とかいうのかも知れない。
土のような臭いが味わい深くて、ゆっくりと飲みたくなる。
「いやぁ、助かるよエリ」
「バァン、だから、人がいる所で名前で呼ばないで、バァン!」
というわけで、バンバドロ。
タケルを背中に乗せて、駅まで送ってあげるのは……こういうポケモンだからできる芸当。
「ごめんごめん、じゃあ行ってくるよ、バンバドロ!」
「あ、あ、そういう時は、名前で呼んでよぉ……」
「あれあれ、ポケモンが喋っててもいいのかな?」
「ん、もう、バン、バァン!」
ず、ずるいんだからぁ。
来るたびに、飲むたびに全然違うポケモンに変身してしまう。
味わいながら何になるのか想像して、当たるかどうかワクワクして……
私はすっかり、変身してポケモンでいることに躊躇しなくなっていく。
それどころか……大好きなタケルとポケモンとして一緒にいるのが、嬉しくて嬉しくて。
今日はすごくフローラルで、軽い口当たりのコーヒーだった。
多分飛行タイプ、きっと……
「ピジョォーット!!!」
「ははは、よしよし!」
ポケモンセンター横のスペース。
いろんな人が自分の手持ちポケモンを出して、一緒にご飯を食べたりしている。
あ、あそこにいるポケモン、この前なった事ある……
感覚を思い出すけど、今の私はピジョットだ。
「いやぁ、空を飛ぶってすごいなぁ。俺、アリゲイツしかいないから全然知らなかったよ」
「ピジョジョ、私も飛んでみて楽しさ知っちゃったピジョ!」
横を歩いていた人が、ギョッとした目で見てくる。
あっ、やべ。
「ピジョ、ピジョぉ〜!!!!」
そう、そう。今はポケモンなんだから、ちゃんと鳴き声じゃないとね、うん。
「よしよし、ピジョットは可愛いなぁ!」
サンドイッチを私のクチバシに運びつつ、頭をなでなでしてくれる。
「ピジョぉ〜♡」
あー、幸せ……
私はうっとりと夢心地。
なぜだか、気のせいかも知れないけど……タケルはすごく羨ましそうに私を見ている気がして。
さてと、さてと!
今日はどんなコーヒー、飲もうかしら?
るんるん気分でリビングに行く……あ、あれ?
なぜだか漂う、コーヒーの匂い。
テーブルを見ると、カップが倒れていてコーヒーがこぼれてて。
「あら?」
「え、エレェ……」
「わ、わ!?」
近寄ろうとした時、物陰から……まん丸お腹をしたエレブーが顔を覗かせる。
やだ、顔の前にお腹が見えてるじゃないの。
「え、エレブー……ああ、これ、前飲んだやつの残りね? ……じゃあ、タケル!?」
横長の顔が上下に動く。
「えっ、タケル、飲んじゃったの?」
「エレッ、ブゥ、だ、だって、エリ、ポケモンの姿だと、ブゥ、すっごく気持ちよさそう、エレェ、だから、き、気になって、残ってるの、飲んだんだけど、エレブーになるなんて、びっくり、エレェ……」
私はおかしくって、つい笑ってしまう。
結構イケメンで、すらっとしていたタケルが……今はずんぐりむっくりのエレブーになっているんんだから!
「わ、笑うなエレェ!」
「ご、ごめんごめん、可愛いわよ、タ・ケ・ル!」
からかうような声をかけてあげながら、頭を撫でてあげる。
「あっ、エレぇ、ブゥぅうう……♡」
あ、可愛い。
全身がパチパチ言って、発電しているのがよく分かる。
あ、でも、私もこんな感じだったんだろうなぁ……
思い出しちゃって、しかも客観的に見ると無性に恥ずかしくなっちゃう。
ま、まあ、いっか、可愛がってもらえて嬉しかったのは事実だし。
「うふふ、じゃあタケル、一週間はエレブーのままなんだし……私のポケモンとして、エレブー生活しちゃおうね!」
「エッ、あっ、そ、そっか、俺、一週間……」
「はいはい、ポケモンは喋っちゃダメよ!」
「あっ、え、エレッ!」
あはは、意外とノリがいいじゃない。
「じゃーあ、エレブー! 一緒にお買い物行きましょう!」
「エッ、ちょっ、それ……」
「ほらほら、私のポケモンなんだから!」
頭を軽く撫でながら命令っぽく言う。
「え、エレ、エレェ!」
あー、可愛い。
「よしよし、じゃあしゅっぱーつ!」
「あっ、ふ、服……」
「エレブー? ちゃんとエレブーしてないと、怪しまれちゃうわよ?」
「え、エレ、ブゥ……」
あー分かる分かる、お腹恥ずかしいわよね。
すごく分かる。
でも、撫でられると気持ちいいんだよねー……
買い物のお手伝いがちゃんとできたら、思いっきり撫でてあげちゃおう!
タケルがポケモンになったせいで私の変身はお預けになったわけだけど、これはこれで……
ん、いやでも、待って?
タケルの変身が終わるちょっと前に、私が変身しちゃえば……うふふ、閃いちゃった♡
「あぁ〜、いいラグぅ、いいラグぅ、タケルのエレブーちんちん、気持ちいいラグぅ♡♡♡」
うふ、うふふ、うふふふ。
私、私、ラグラージだからぁ、電気タイプで、ビリビリしないからぁ♡
「あっ、あっ、エリ、エリィ、あぁ〜、ヌメヌメしてるの、なでなでされてぇ、気持ちいい、気持ちいエレェ、あっ、あっ、ブゥ♡」
お腹を撫でてあげながら、私は騎乗位のまま腰を動かす。
いいっ、いいっ♡
タケルを撫でてあげればあげるほど、エレブーだから発電しちゃって、おちんちん元気になっちゃって、でも私、ラグラージだから、感電しなくて安全安心気持ちいい♡
「タケルぅ、ラグぅ、好き、好きぃ、ラグぅ、ラグぅ〜ん♡♡♡」
ポケモンの姿でえっちしちゃうの、人間なのに、いけないのに、でもでも、タケルが好きで、エレブーになったタケルが可愛くって、たまらなくなっちゃって。
コーヒーを目の前で飲んでみせた時の顔を思い出す。
よりにもよってラグラージだったから、すっごく驚いてて、えへへ……♡
「あっ、ラグ、んっ、あっ♡」
私の頭のヒレを、大きな手が撫でてくる。
心がキュンキュンして、体もキュンキュンしちゃうラグぅ♡
「んっ、あっ、エリ、可愛い、可愛いエレ、大好きだブゥ♡」
「私も、私もラグぅ、好き、好き、好きぃ♡」
ふっとい後ろ足で腰を動かし、中に入っているおちんちんの感覚を堪能する。
ぎゅ、ぎゅっとおまんこが締まっちゃって、タケルのを、絞っちゃって♡
「あっ、んぅ、んっ、エレ、エレェ♡♡♡」
バチバチと音が聞こえるぐらい発電しちゃってるけど、全部私が吸い取っちゃってるから大丈夫♡
なんだか、なんだか、タケルがどのくらい気持ちよくなっているのか、幸せなのか、見えちゃうの、興奮しちゃう、ドキドキしちゃう、ラグぅ、ラグぅ♡
あ〜、どうしよう、ポケモンのままになっちゃったらどうしよう、私が一生ラグラージ、タケルが一生エレブーで、でもぉ、でもぉ、それも、いいラグぅ、いいラグぅ、いいラグぅ♡
「お、俺、なんか、もう、このままでも、いい、いい、幸せぇ、エレェ♡」
あっ、あっ、タケルも、同じこと、考えてる、あっ、ぁう、うぅう〜ん♡♡♡
一線を超えちゃって、やっちゃいけないことをしちゃって、ダメな気がするのに、気持ちよくって、幸せで。
私はラグラージとして、エレブーの旦那と一緒に、仲良く絶頂しちゃって……
「よっ、んっ、ミルゥ♡」
私は自分の乳首を引っ張り、ミルクを搾り出す。
うふ、ふふふ、胸じゃなくてお腹にあるの、不思議な感じ。
「さぁ〜て、タケルと一緒に搾りたてコーヒー牛乳飲んじゃうミル!」
そう、今の私はミルタンク。
歩くより転がった方が速そうな体になっちゃってる。
一回転がってみたんだけど、止まらなくなって怒られちゃったのでもうしてないけども。
「タケル、遅いミルねぇ。まだ寝てるミル?」
そういえば昨日の夜、こっそりコーヒーを飲んでいたみたいだけど……
何になったんだろう?
あれ以来、タケルもサブスクに入ったのでコーヒーが二倍くるように。
しかも届くコーヒーはそれぞれで違うから、変身の楽しみも二倍になっちゃって。
この前なんか、私がギャラドスでタケルがコイキング!
差がすごすぎて笑っちゃったけど……エッチ、結構気持ちよかったなぁ。
「朝よー、起きな……さ……」
ドアを開けて声をかけるんだけど……フリーズしてしまった。
「あっ、やば、ちょ、ちょっと待ってダイルぅ!?」
「オー、ダイルぅ♡」
な、ななななな!?
部屋にはオーダイルが二匹。
ベッドに仲良く横たわって、抱きしめあって。
「み、ミルゥ、た、タケル、どう言うことミルゥ!?」
「え、えっと、オーダイルになったから、その、この前進化したし、オーダイルと遊ぼうと思ったら、ダイルゥ、その、えっと、お、オス同士なのはそうなんダイルゥ、で、でも、なんか、ドキドキしちゃって、オーダイルも乗り気、あっ、わっ、んっ♡」
言い訳をしているオーダイル顔のタケルの口を、オーダイルがキスして塞いでしまう。
待って待って待って、まさか浮気相手がポケモンだなんて。
し、しかも同じ性別って、ちょっとちょっと。
私はカンカンに怒りのボルテージが上がってしまい、その場で体を丸め始め……
「わ、わー! 待つダイル、話せばわかるダイルゥー!!!」
口ではそう言いながらも、オーダイルとハグしあって気持ちよさそう。
私は容赦なく、全力でいちゃついてるオーダイルカップルに転がっていくのだった。
くそ〜! 私も手持ちのニャースとエッチしてやるんだからぁ〜!!!
おしまい