こちらもskeb依頼作です。

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プロのデジタルカードゲームプレイヤーだったけど理不尽に蟲の苗床にされた件

彼の名前は牙倉(きばくら)セイヤ。

デジタルカードゲーム「シャド○バース」のプロプレイヤーである。

一時期は世界が大変な事になりかけたり弟のタクマがかなりヤンチャだったりするものの、基本的には彼の人生は順風満帆だった。

今この瞬間までは。

 

「……ぐっ!?」

 

突如後頭部を殴られ、一瞬の内に気を失ったセイヤ。

どこからとも無く現れた男達に身体をハイエースに押し込まれ、そのまま何処かへと連れ去られていった。

 

「……ここ……は……?」

 

幾許か後、彼は見慣れぬ場所で意識を取り戻した。

視界はまだぼやけたまま。

股間がなんだか重い。それに腕と脚に力が入らない、というよりなんだか生暖かいもので固定されているかのような感触を覚えた。

 

「んっ!……だめみたいだ……」

 

早速引き抜こうと試みるも、予想以上に力は強く、到底自力では抜け出せないと確信した彼は思わず項垂(うなだ)れる。

視界を下にやったセイヤは股間辺りの違和感が一向に解消されない事に気付く。

徐々に視界がくっきりとし始める。

彼の目に写ったのは――

 

「えっ……これ……僕のちん……」

 

何を隠そう、その正体はあまりにも肥大化した自らの陰茎と陰嚢であったのだ。

その威容は勃起していないにも関わらずの身の丈程の長さと大木の様な太さを持ち、陰嚢も大玉スイカが十個入ってなお余裕があるかの如く膨れ上がり、地に着いていた。

そしてその両方に腕程はあろうかという太い血管が所狭しと走り、自らの身体である事を嫌という程主張せんとドクン、ドクンと血流が流れ込み、自らの身体に戻っていった。

 

「うそだ……なんで……」

 

セイヤは恐怖を感じていた。

急に後ろから殴られ、意識を取り戻したらこの有様である。

おまけに周辺を見回しても出口らしい出口は見当たらなく、腕と脚は肉壁に埋め込まれたも同然。

しかしそれでもなんとかしようと身体をくねらせもがいていると、彼の前に一本の触手らしきもの降りてきた。

 

「こ、今度はなんだい…?」

 

ぬらぬらと液体がまとわりつき、うぃんうぃんと不思議な音が鳴る、つるんとした見た目だ。

その得体のしれぬ触手に思わず顔をしかめてしまう。

その触手はどんどん伸びていき、陰茎と呼ぶにはあまりにも大きくなった大木の先、亀頭の鈴口の近くまで迫った。

嫌な予感がした。

 

「いや……まさか……そんなはずはないよね……?」

 

予感は的中した。

ずぶり、と触手は鈴口から尿道に侵入したのだ。

 

「んぐっ!いっ……ああっ!」

 

声にならない呻きをあげるセイヤ。

やめてくれ、と精一杯身体を捩らせるも無駄な足掻きであった。

触手はずぶずぶと巨大なペニスの奥深くまで進んでいく。

その感触は陰茎全体を刺激し、全体へと血流を一気に流し込み始める。

 

「い゛っ!……いだっ……い゛だいっ!」

 

巨大なペニスが勃起し始めたのだ。

 

「あ゛っ……あ゛あ゛っ!止まってっ……っ゛!ひ!っあ゛っ!」

 

激痛が彼の神経に襲いかかる。

ただでさえ身の丈程のモノが更にそれ以上大きくなろうとしているのだ。その負担は我々常人にとっては計り知れないであろう。

 

「はう゛っ!あ゛っ!が゛!あ゛……!」

 

もはや声にもならない悲鳴を上げながら、彼の陰茎はメリメリと地面を押し退けるように膨らみ、そそり立つ。

 

「はぁっ……はぁっ……」

 

ほんの少し、だがあまりにも長い時が経ったかに思えた勃起が完了した。

その威容はまさに樹齢数千年の大木かと言わんばかりの太さ、そして長さであった。

 

「うわぁ……ぁう……」

 

そして当然彼自身の身体にも影響は及ぶ。

陰茎が勃起する時、身体から大量の血液が流れ込む。

仮に心肺機能も改造されていたとしても、当然血液は無限では無い。

故に、彼の意識は朦朧としていた。

しかしその隙を触手は見逃す筈がなかった。

彼の意識がぼんやりとしている間に、触手は彼の尿道を舐りつつ奥の奥、精巣にまで掘り進めていたのだ。

ぶちゅり、ぶちゅりと触手は先端から蟲の卵らしきモノを大量に吐き出す。

ぷりぷりとした小さな卵が隅から隅までこれから産まれる精子全てを我が物にすると言わんばかりに産み付けられ始めた。

同時に、精巣全体を都合よく改造せしめんとじわじわと【改造媚薬粘液】とでも言わんばかりの代物も放出され、改造されていく。

蟲と、彼をこの身体にした何者かに都合が良い様に。

 

「……んっ……ああ……」

 

漸く彼の意識が明瞭になる。

しかしそれはその目で自らの勃起した、陰茎と言うにはあまりにも大き過ぎるそれを再び目視せざるを得ないという事でもある。

陰茎に張り巡らされた血管が脈打つ。

その流れは先の先まで届き、自分の身体まで帰ってくる。

あまりにも非現実的なモノが自分の身体の一部であるという事実は当然彼にとって受け入れ難かった。

 

「なんで……なんでこんな目に遭わなきゃあならないんだろう……」

 

心の底から声が漏れ出る。

当然、彼になんの落ち度もない。

だがそれでも彼は選ばれてしまったのだ。

彼が呆然とし続けている間にも精巣の中では変化が訪れている。

産み付けられた卵に精巣内で作られたばかりの精子が次々と受精し、新たな命が産まれようとしているのだ。

その様な事も全く知らなかった彼がその異変に気付いたのは触手による種付けが終わった数十分後の事であった。

ちゅるんと尿道から触手が引き抜かれる。

 

「あうっ……!」

 

思わず苦悶の声を上げるセイヤ。

尿道から何かが抜ける感覚には慣れる筈もない。

 

「(僕のちんちんに対して何故こんな事を……いくらなんでも気味が悪すぎる……こんな事……うっ……金玉が……むずむずする……)」

 

ついに異変に気づいたセイヤ。

早くも精巣の中で卵が次々と孵化し始めたのだ。

ただでさえ精巣の隅から隅まで産み付けられた上、その全てが誰一匹として残す事無く産まれきる。

数にして百はくだらないであろう程の蟲達が蠢き、溢れ出そうとする程。

当然いくら彼の陰嚢が巨大だとはいえ、容量に限界はある。

当然、産まれた蟲達は一斉に唯一の外界への道である尿道へ向かい、自由を得ようとする。

 

「はうっ!あっ……んあっ!何っこれっ……!ああっ!やめっ!んっああいっ!!」

 

無数の蟲達は尿道を裏から刺激し、不快感と快感の入り交じった独特な感情をセイヤに与えていく。

 

「うっ!んああっ!ひっ!やめてくれっ!気持ち悪いっあっああっ!!」

 

彼がいくら叫んだ所で蟲達には聞こえる筈もない。

蟲達は本能に従い外に出たがっているだけなのだ。

多数の蟲達が尿道を徐々に埋めつくし始める。

 

「あっ!だめだっ!ほんとっ!っうっ!頼むっ……んうあぁ!」

 

精巣から始まった不快感は尿道から陰茎全体へと伝わり、今すぐ引きちぎりたくなる様な強烈な嫌悪感に襲われる。

しかし生憎両手両足は肉壁の中、どれだけ蠢こうともどうしようも無い。

 

「ああっ!ぐぁ!んぁっ!もうやめてくれっああっ!んっ♡ああっ!?」

 

何度も懇願の声を上げるセイヤ。

しかしその声が僅かに嬌声へと変わり始める。

 

「うあっ!んっ♡あふっ♡なにっ♡この感覚っ!やめっ♡たのむからっ♡ふああっ♡」

 

尿道も当然陰茎の一部。

刺激を加えられ続ければ快楽に変ずるのは必然。

快感を憶えた脳は即座に精巣へ精子を作り出すよう命じる。

グツグツと煮え滾り始める精巣という名の釜は蟲達の居場所をさらに奪い始める。

やがて産み出された精子は同じく煮え滾る前立腺液や蟲達と混ざり合い、尿道を登っていく。

そして……

 

「あっ♡ううっ♡あ♡だめだっ♡何かっ出るっ♡止めてっ止まってぇっ♡はううっ♡」

 

ブリョッブリョブチョチィッブチョッタパパパッ!!

 

固体と液体が混じった独特の音を出しながら遂にセイヤは蟲混じりの射精を迎えた。

白濁に塗れた肉の床の上で千円札ぐらいの長さをした肉厚なゾウムシによく似た蟲がウゾウゾと蠢いていた。

 

「うわぁ……♡」

 

セイヤは自らの陰茎から吐き出された蟲達に対して意外にも嫌悪感は特に憶えず――

 

「(可愛い…♡)」

 

むしろ愛おしさを覚え始めていた。

これが母性というモノなのだろうか。

それとも彼の精神が早くも限界が訪れ、壊れてしまったのか。

そんな事を考える暇もなく、彼の意識はふっと途切れた。

そしてまた暫く後……

 

「あぁ……みんなどこに行ったのかな……」

 

次にセイヤが目を醒ました時、彼の目前から蟲達は何処にもいなくなっていた。

どことなく恋しさを感じながら、彼はなんの違和感も抱かずに次の出産を待ち侘び始めた。

少し前の彼とは同一人物だとは思えない程に。

 

「はぁ……♡早く僕の子供達を産みたいな……♡ああっ♡興奮してきた……」

 

そこからは正に転げ落ちるかの様にどんどんと蟲達を産む事に取り憑かれはじめていった。

精巣の蠢きに胸躍らせ、尿道を蟲が這いずり回る感覚で脳は快楽漬けになり、射精と共に【出産】する事で母性が育つ。

一度植え付けられれば後は勝手に卵を自ら精巣内で孕み、同じ精巣で作られた精子と受精する。

もはや種付けすら不要。

二回、三回と出産を繰り返す。

繰り返せば当然その分快感の虜となり母性は増幅される。

四回目の出産をする頃には彼の表情は柔らかな慈愛を感じさせる母親のそれとなりつつ、射精出産の際には性欲を全身で感じるかの様に……

 

「おっ♡おっほ♡僕の子供産まれるっ♡ほおっ♡ほぉっ♡ああっ♡気持ちよくなりながら赤ちゃん産むママでごめんなさいっ♡ほぉっ♡」

 

ご覧の有様である。

そして我が子たる蟲達がもぞもぞと歩き出すのを見届けて意識を失う。

不思議と空腹感は覚えず、ただただ産む機械として子供達を精巣で孕み、産み続ける。

この繰り返しであった。

そして出産回数が2桁を超えたある時、変化は訪れた。

 

「うっ♡……これももうだいぶ慣れたなぁ……どうせならもっと……もっと子供達を……」

 

セイヤはさらなる出産を渇望する。

その気持ちに呼応するかのように久々に触手が降りてきた。

 

「ああっ……♡久しぶりっ……はぁ……♡2本もっ♡」

 

彼の言葉通り2本の触手がうねりながら彼の目の前に降りる。

彼の瞳はその触手に目を輝かせ、口を半開きにしながら涎を垂らし、自分に更なる変化を齎す【夫】にメロメロであった。

 

「早くっ♡早くっ♡」

 

セイヤは身体をうねらせ触手を求める。

かつてはここから抜け出そうと身体を動かしていた彼はもう居ない。、ここには自らをさらに淫猥にしようと試みる一体の蟲製造機が居た。

そして触手の先端が開き、注射針の様なモノが中から飛び出す。そして彼の右乳首に狙いを定め…

 

「はううっ♡」

 

プスリ、と乳首を貫いた。

 

「あはっ♡はあっ♡はあっ♡おおうっ♡」

 

多少の痛みもあったはずだが、彼にとってはこれから更に生まれ変わる期待感で塗りつぶされていた。

同じ様に触手は左乳首も貫く。

 

「はううっ♡あっついっ♡熱くなってきた♡」

 

彼の両胸が熱を帯びる。

心臓が高鳴る。

全ての血液が胸に集まりだす。

変化は早く訪れた。

 

「あっ♡ああっ♡胸あちゅいっ♡ピンピン張ってるっ♡ふううう♡」

 

乳首が痛みを覚える程勃起する。

それに呼応して胸が丸みを帯びる。

否、膨らんでいる。

男性にも僅かにある乳腺が急激な成長を遂げ乳房へと変貌しているのだ。

セイヤの息は荒くなり、乳房は更なる成長を遂げる。

みるみるうちにその乳房は膨らんでいった。

 

「ふぁあ♡おっぱい♡これで赤ちゃん沢山育てられるっ♡」

 

悦びに震えるセイヤ。

そして乳房そのものも脈動しつつあり、その意味を彼は直感で理解した。

 

「(おっぱいで孕もうとしてる……♡)」

 

その直感は正しかった。

彼の乳房は第二、第三の苗床として生まれ変わりつつあったのだ。

ボコボコと音を立てながら膨らみ続ける乳房。

それに伴い桜色をしていた乳首も色が黒ずみ始め、面積を増し、タラリタラリと母乳らしきものが滲み始める。

 

「ああっ……♡はぁ……♡」

 

セイヤの淫猥な目付きからも興奮を隠しきれずにいる事が見て取れる。

そしてあの時のように産み付けられた卵は乳の中で次々と孵化し、所狭しと踊り、蠢き、暴れる。

そして程なくして彼の乳頭から蟲達が顔を出す。

 

「はううっ♡産まれるっ♡おっぱいから子供産まれるっ♡ああああっ♡♡」

 

ブジュリブジュリと音を立てながら母乳まじりの蟲が産道と化した乳頭をこじ開け這い出でる。

 

「おふううう♡♡」

 

もはやろくな言葉も発せていないセイヤ。

ボトリ、ボトリと蟲達が産まれると同時に尿道からも数多の蟲達が産まれていた。

 

「ああっ……しあわせ……♡」

 

完全に蟲達の母となった牙倉セイヤ。

もはや彼の心に元に戻りたいという気持ちは微塵も無く、ただただ蟲を産み落とすプログラムとして洗練されていった。

そしていつもの様に気を失った。

 

セイヤが気を失っている頃、肉壁で包まれて居るはずの空間に足音が聞こえる。

 

「今日が初めてなんだっけか新人?」

「はい!」

「そうか。一応さっき説明したがこの先が蟲の生体プラントだ」

「了解。しかしここで見た物は口外しちゃならないってどんなのなんすか…?」

「見りゃわかる」

 

どこからともなく防護服に身を包んだ数人の作業員がやってきたのだ。

そして彼らはセイヤが蟲の苗床になっている空間まですんなりと辿り着く。

足元には産まれたての蟲達がうようよと蠢いていた。

今まさに産まれたばかりの蟲も居た。

 

「うわぁ……やばいすねこれ……ちんこでっか……」

「だろ?こいつも昔は腕のいいプロのカードゲーマーだったらしいが、今じゃこのザマだ。食用サゴワームのプラントってワケ」

「これってうっかり腕とか抜けたりしないんです?」

「いんや。腕と脚はこの肉の壁と完全に融合して抜けようがないんだとさ。まあ仮に抜けたとしてもこのでっかいチンコじゃ動きようもないがね」

「ほえ〜……」

「ほらさっさと蟲集めな。生イケるなら一匹ぐらい食ってもいいぞ。かぶりつくとたまんないんだよ」

「え、遠慮しときます……」

 

作業員達の持ち出したカーゴにセイヤの子供達と言える蟲達が次々と放り投げられていく。

彼は自らの子がムシャムシャと誰かの胃の中に収められているという事実を知る余地は無い。

 

「しかしこれが食料問題解決の鍵とはビックリですね……結構顔もいいのに」

「なんかこの前の【虚の影】?とか言う奴に操られてた人間が適正が高いらしくってな、しかもその中じゃこいつがダントツだったらしい」

「あーあのでっかい樹の奴っすよね」

「そうそれだ。まさかこんな形で俺達人類のご飯を提供してくれるとはな……こいつも幸せそうな顔して寝てるし本望だろ」

「そっすね。あ、これで最後みたいっす」

「おう。そんじゃこいつが目ぇ醒ます前に引き上げるぞ」

「うぃっす」

 

彼らは新鮮な蟲達が満杯になったカーゴを押しながら足早に引き揚げていった。

 

「……っうっ……♡ああ……♡産まれそうっ……♡僕の中で子供産まれてくるっ♡」

 

また、いつもの様に精巣と乳房の中で蟲達が孵り、蠢動する。

蟲達は鈴口や乳頭から産まれ落ち、母親の守護も得られぬまま回収され、食料としてどこかの誰かに提供されていく。

ずっとずっと、これが続いていくのだ。

彼が望むか望まざるかに関わらず、食用蟲のプラントとして生かされ続けるのだ。

永遠に……


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