再掲致します。
※本作は全編を通して凌辱要素はございませんが、世界観は他の作品と地続きとなります。
その点はご承知おきください。
「こちらが、本日から我が校に交換留学で来て頂いた伊落マリーさんです。」
シスターフッドの大聖堂とは比べ物にならない程に小さな聖堂。
そこで私は、初めてお会いする方々の前で深々とお辞儀をしていた。
「未熟者ですが、よろしくお願い致します…!」
下げた頭に投げかけられたのはパチパチパチ、という複数人の拍手の音。
顔を上げればそこには柔和な笑みを浮かべる、シスターフッドとはまた異なるシスター服を纏った方達がいた。
その歓迎の様子を見て私はほっと胸を撫で下ろす。
ここに来るまでの間、私の心は不安と緊張でいっぱいだった。
何せここは元々、ミッション系でありながら治安も評判も非常に悪い小さな学園だったからだ。
ブラックマーケットがすぐ側にある事も相まって、それこそ無法地帯と呼べる程。
「シスターマリーはこれから3ヶ月間、我々と寝食を共にします。くれぐれも!失礼の無い様に!」
私を紹介してくださった3年生のシスターの方は、他のシスターの方々に釘を刺す。
「HeyHey、姉貴!それじゃあアタシらが失礼する問題児みたいじゃないの!」
「あぁ、何と嘆かわしい…私達ってばこんなに敬虔なシスターだというのに…!」
「姉貴の方が私らに失礼じゃないのー?」
一気に騒々しくなる構内。
皆さんの表情は一様にイタズラ気のある笑顔だった。
私はその様子に面食らいながらも恐る恐る隣を盗み見る。
「OK、よく聞けバカ共。敬虔なシスターは自分で敬虔とは言わねぇし、構内で榴弾パナしたりしねぇんだよ…!」
激怒されていた。それも満面の笑みのままで。
その額には青筋が立ち、気づけば後ろ手にはThunder.50というバケモノ銃が握られていた。
「先日の”聖水”の件…今から全員締め上げてやってもいいんだぞ?」
「「「………」」」
途端に静まり返る構内。
先程の軽口を叩いている様子から、3年生のシスターの方は慕われていることは間違いない。
だが、それはそれとして畏怖の対象ではあるらしい。
「はぁ…早速失礼しました、シスターマリー。」
「あ、はは…いえ、気にしておりません。」
「こんなのですが…まあ、悪い奴らではありませんので…」
最後の言葉は周りに聞こえないよう私の耳元で囁く。
その顔は真っ赤で、照れくさいのが一目瞭然だった。
「ん、んんっ…!正直、我が学園の都合による側面がある事は否めません。」
「代わりと言っては何ですが、我々にできる事でしたら極力お応えしますので…」
咳払いを置くと彼女は申し訳無さげに私に告げる。
その態度には何故私がここに交換留学で来ているのかが大きく関与していた。
今回の交換留学は、この学園の一学園としての実績作りがメインなのだ。
事の次第としては、連邦生徒会長の失踪まで遡る。
奇妙な事に、この自治区は連邦生徒会長の失踪と同時期に周りとは反比例する形で治安が改善。
更にそこから発展を遂げ、気づけば周辺の学園も統合して中規模な総合学園へと急成長していた。
だが、成長しても所詮は実績の無い新興校。
キヴォトスでの地位はまだまだ低く、発言権も無いに等しい。
故に学園は連邦生徒会を仲介してトリニティに交換留学を要請し、その存在を確立しようとしたのだ。
そして一人目は必ず成功させねばと、ミッション系に適応し易い生徒として抜擢されたのが私というわけだった。
「ありがとうございます。ですが、寧ろ他の皆様と同じように接して頂ければ…」
「特別扱いでは今回せっかく頂いた機会を不意にしてしまうでしょうし、皆さんのご負担になるのは私としても心苦しいのです。」
「そう言って頂けると有り難い限りです…困り事があれば、いつでも言ってください。」
私は彼女からの謝意に心からの笑顔をもって応える。
彼女も安心したのか少し肩の力を抜き、はにかんで笑う。
こうして、私の価値観を大きく変える事となる交換留学は始まったのだった。
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「───でさぁ、跳弾がパフェ吹っ飛ばしちゃって!」
「そうなんだよぉ、アタシの顔面真っ白けでさぁ!」
「うふふっ、そんな珍しいこともあるのですね。」
交換留学が始まって2週間。
私は気さくな皆さんのおかげですっかり馴染んでいた。
朝に礼拝、講堂の清掃をしてから授業へ、放課後は炊き出しや街の清掃等のボランティア活動。
学業も、シスターとしての活動も、一部を除いてトリニティとそう変わるものでも無かったのだ。
正直、文化の違いもそれなりに覚悟していたのだが、完全に肩透かしを食らっていた。
そうなると、別の疑問が顔を覗かせる。
(本当に、トリニティと変わらない⋯では、あの悪い噂は一体⋯?)
そう、悪い噂。
トリニティにいた頃、一部の生徒が話しているのを偶然聞いてしまったのだ。
それは要約すると、『男に媚びを売って大きくなった浅ましい売女の学園だ』というもの。
考えに耽る私を察してか、お話をしていた方の一人が不意に私に尋ねる。
「…マリーさ、最初はウチらの学校ヤバいって思ってたっしょ?」
「んで、今は噂と違って拍子抜けって感じかな?」
「え…!?」
「あはは、図星じゃん!顔にめっちゃ出てるし!」
「ぁ、その…正直に申しますと、はい…」
思っていた事を見事言い当てられ、動揺で挙動不審になってしまった。
一方で皆さんは、これまた楽しそうにケラケラと笑う。
そして一頻り笑うとその笑みは自嘲混じりのものに変わり、かつてを懐かしむ様に語る。
「うーん、まあ、しゃーないんじゃない?アタシらも大概だったし。」
「そ、そうなのですか…?」
「そうだねぇ、ここいらは本当に荒れ放題だったから…生きるためには何でもしてた。」
「ウチは元ヘルメット団だし、そっちのはフリーの傭兵やってたし。」
「え、えぇ…?」
気づけば話題は生い立ちが主となり、これまでの様々な経験が口から飛び出していた。
そして、そのいずれもが悲惨と言う他無いものが多かった。
ある人曰く、物心ついた時にはスラムにいて、生きる為に食べ物を盗む他無かった。
またある人曰く、実親からの虐待で死にかけていた所をこの学園の先輩に救われた。
皆が一様に壮絶な経験の果てに紆余曲折あってこの学園に身を寄せ合っているのだと。
聞けば聞くほど心が痛く、如何に自分が恵まれていて幸せだったかを実感する。
私ならどうしていただろう、死んでいたのではないか、笑う事も出来なくなっていたのではないか。
「ぁ⋯」
「あ、やっべ!?姉貴に殺される…!」
「えーと、マリーこれ、ハンカチと、ええと…!」
感情移入をしながら話を聞いていると、気づけば私はポロポロと涙を溢していた。
それを見かねたのか、近くの一人が私を引き寄せ耳元で囁く。
「…優しいんだね、マリーは。その気持ちだけでも嬉しい。」
「でもね、今ウチらはこの学園に救われて幸せなんだ。だからそんなに泣かれても、その…な?」
「うぅ…はい…」
優しく諭され、涙を拭って顔を上げる。
すると私は皆さんは温かい目を向けられていたことに気づき思わず赤面した。
そんな私を気遣ってか、諭した彼女は少し大きめの声で私に提案をして空気を変えてくれた。
「そうそう!これはちょっとした提案なんだけどさ。」
「ウチらの”外回り活動”、一緒に来てみる?」
「あの、いつも任意参加でされている活動、ですか…?」
外回り活動。
これがトリニティとは異なる活動だった。
人伝に聞いたのは学外の方へ無償の奉仕を行い、その奉仕を元に成功や社会復帰をされた方々から寄進を頂くとだけ。
以前から気にはなっていた。
だが、部外者の自分が参加しても良いものかという遠慮があったのだ。
「うん♪ 私達がやる事は慰労。具体的には疲れた人や立ち上がる元気が無い人を元気にする事。」
「私達が慰めて、慰めた人達が頑張って働いて、得たものをちょっとだけ還元してもらう…まあ、私達も色々貰ってるんだけど…♪」
「もちろん無理にとは言わないし、1回だけでも良いよ。」
「”外回り活動”は私達を救ってくれた学園の発展理由でもあるんだ。」
「まあ人によっては嫌だろうから任意なんだけどねー。」
「い、良いのですか…?」
「もっちろん!マリーは心優しいから、寧ろ一番向いてると思う!」
「相手を思いやる心が一番大事だからね、この活動。」
この提案は渡りに船と言う他無かった。
もし今後、ここにいる皆さんの様な辛い経験をされてきた方と出会った時、今の私にはどうすればいいのかわからない。
だからこそ、皆さんが救われたその所以を知りたかった。
「では、よろしくお願いします…!」
私は、私を誘うその手を取った。
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「あ、あの…この格好は…!?」
「うん、よく似合ってるよマリー!」
「すごく…スースーします…」
山の端に太陽が隠れ、薄明かりが星のものに移ろうとする頃。
私は皆さんと一緒に学園の裏門に、想像を絶する恰好でいた。
「あれ?結構控え目なやつを引っ張り出してはきたんだけど…」
「マリー、普段はあんまりオシャレでも露出はしない感じ?ならもう少し控えめでも…」
「い、いえ…!折角ですから…」
その恰好は、とても肌面積が多かった。
上はワイシャツ、下はスカートと字面で見れば至って普通だが丈が短い。
スカートは所謂膝上丈のもので、体操服を除けばその様な服は1着も持っていなかった。
だと言うのに今着ているこれは、その膝上でも結構攻めたもの。
大きく動けば下着が見えてしまうのではないかと思うほどだ。
ワイシャツも中々のものだ。
第2ボタンまでは外す様に言われて外したが、気分としては肌けてしまっている様に感じる。
袖はノースリーブで、丈もお臍の上までしかない。
臍出しというスタイルは本当に経験が無く、お腹が空気に晒されている違和感が羞恥心をより助長していた。
だが、これでもまだマシと思う他無い。
他のシスターの方々は、もっと煽情的で、殆ど丸出しと言って差し支えない程だったのだから。
「とりあえずマリーは今日が初めてだし、見てるだけでもいいよ。あ、見抜きだけならイケるか。」
「見抜き…ですか…?」
「Oh…うん、まあ、勝手に手を出さない様に言っとくから安心して。」
私を連れてきてくれたシスターは、顔に手を当てて天を仰ぐ。
どうやら私は、本当に世間知らずだったらしい。
その事を内心で恥じながらも、彼女の後ろをついて行った。
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
「な、何をしているの、ですか…!?」
「ん?何って、パイズリだけど?」
目の前の光景が信じられない。
私は手を自分の胸元で抱くように組み、唖然としていた。
着いた場所は公民館の教室2つ分程の大きさの部屋。
朦々と甘い匂いのする香が焚かれたその空間にいたのは、数多くの半裸、または全裸の殿方だった。
私はそれだけで完全に硬直し、思わず目を背けてしまいそうになっている。
だがそんな私には誰も構わず、始まったのがこの光景だった。
「おじ様、もしかして今日の為にオナ禁なさってたんですかぁ?」
「お、流石にわかっちゃうか。そうだよ、君とヤるために我慢してたのさ。」
「まあ、嬉しい♡…パンッパンのキンタマ…すっごぉい…!」
乳房をはだけて頬を紅潮させ、男性器を愛おし気に撫でるその姿。
今日の日中、仲良く話していたシスターの一人と同一人物とは思えなかった。
ふと別の場所を見ると、他のシスター達も同様だった。
「けこっ、んぼっ、んぶぅ…!」
「うおっ…!また、一段と…!上手くなってない…!?」
「んぶっ、んっ、っぷぁ…!ふふ、おじ様のおチンポが美味しすぎて…♡」
「…今日は全部射精し尽くしてやる…!」
「やん♡そうこなくっちゃ♪」
あるシスターは男性器を喉奥にまで咥え込み、全力でしゃぶりついていた。
ぬぽん、と口から抜かれた男性器からはそのシスターの唾液が光る橋を作り、更に殿方を誘惑する。
殿方は辛抱堪らなかったのかそのシスターを抱きかかえ、尻を揉みしだきながら別の部屋へと消えていった。
「お兄さん、私…”オツトメ”上がりなんです。今日は我慢してた分までもらいにきました。」
「ひえっ…赤玉は出ない様に頼むよぉ…?」
「うーん…考えときます♪」
またあるシスターは殆ど隠れていないスカートの下、とても派手な下着に殿方の男性器を挟み込み、乳房を押し当て、腰を擦りつけていた。
その目はさながら捕食者のもので、殿方はその身を縮こませながらもその男性器をビクビクと怒張させている。
どこを見てもそんな調子で、男女が互いの肉を貪り、求め合う。
にちゅ、ぐちゅ、という水音が鳴り出した頃にようやく私は我に帰り、連れてきてくれたシスターに視線を戻す。
そして言葉を紡ごうとした矢先、ある事に気づいてしまった。
よく見ると、彼女の乳房の先端にはとんでもないものが着いているではないか。
「あ、これ気になる?綺麗でしょ、乳首ピアス♪」
「な、な、な…!?」
「私が選んだのを着けてくれてるとは、嬉しいね。」
「そっちの子は確か…マリーちゃん、だっけ?」
「うん。あ、今日初めてだから本人からOK出ないとお触り厳禁だよ?」
「もちろんわかってるさ。まあ仮にOKだとしても、私は君しか触らんがね。」
「もう…♡ んちゅ、んっ、んぶ…!」
私が目を白黒させている内に二人は濃厚なキスをし始め、その身を擦り付け合う。
息継ぎのために口が離される度に二人は熱い吐息を漏らし、その胸が大きく上下する程に息を吸ってからまた口が舌から繋がる。
何度も、何度も。繰り返す間に彼女の脚は殿方の腰に組み付き、殿方は彼女の尻を持ち上げ、濡れて変色した下着の結び紐を解く。
「ふあぁぁ…!あった、かぁい…!」
「いつにも増してっ…良いな…!!」
そして、気づけば殿方の男性器は彼女の女性器にずっぷりと…挿入っていた。
その光景を見て私は酷く狼狽する。
シスターとは清くあるべきもののはずで、姦淫はしてはいけないとされているのが一般的…なはず。
なのに、彼女らは嬉々としてそれを行っている。
それは私の理解の範疇を数段飛ばしで超えていた。
「こ、こんな、こんな事…!?」
「うん?何かおかしい?」
気づけば通りかかった別のシスターの方が私の横に来ていた。
そして、目の前の異常事態をあっけらかんと、当たり前の事だと語る。
「人間の三大欲求って知らない?」
「…食欲、睡眠欲に…性欲、です…」
「流石に知ってるか。その性欲を満たしてあげてるだけだよ?」
「で、でも、いけない事なんじゃ…」
「うーん…確かにそう言う人もいるね。でもさ、男の人の性欲が満たされないのって、女よりもかなり辛いんだよ。」
「あと、良いとか悪いとか言ってても世の中解決しない事の方が多いからさ。マリーも深く考えずに楽しんじゃいなよ!じゃ!」
「あ…」
返された言葉を介錯し、呑み込もうとしている間に彼女はあっという間に去って行った。
私は彼女らがまぐわうその様子を、ただ茫然と、茹った頭で見ていた。
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
「っはぁ…!あ、マリーどう?アタシらの外回り活動は?…って───」
回らない頭のままかけられた声に振り向くと、一人のシスターがいた。
彼女は上気した顔でイヤリングやバーベルの乳首ピアスに避妊具のゴムを結びつけ、男女の体臭の混ざった臭いを漂わせている。
その臭いを嗅ぐだけで、私はえもいえぬ気分になる。
してはいけない事、なのは分かる。
でも、まぐわい続ける皆さんを見ていると、そんなに気持ちがいいのか、どんな感覚なのだろうかと思考が巡る。
すると彼女は何かに気づいたのか、嬉しそうにその表情を綻ばせる。
「完全に出来上がってるじゃん…♪」
「…ふぇ…?」
見せられた手鏡。そこには自分とは思えない顔が映り込んでいた。
潤んだ瞳に真っ赤な頬。耳はピンと張り、肩は左右にもぞもぞと動いている。
どう見ても、発情しきった雌の姿だった。
そう、私は目の前どころか空間で行われている性行為にアテられていたのだ。
意識を秘部へと向けると、水でも被せたのかと思える程ぐちょぐちょに濡れていた。
そんな私に彼女は甘い誘惑の声をかけてくる。
「ちょっとだけ…やってみよっか?」
「え…!?あの、私は…」
「大丈夫、私もついてるし姦通は無しにするよ。だから…ね?」
「………はい…」
ダメだという理性は確かにある。
だが私は自らの火照りに抗えず、その場から手を引かれていく。
引かれてきた先にいたのは、年若い青年だった。
「お兄さん、今日初めてだよね?」
「あ、はい…そうです…」
「うん、丁度良いね♪この娘も今日が初めてなんだ。」
「よし、マリー。私が手伝ってあげる。その様子をお兄さんに見せてあげて?」
「ぇ、あ…はい…」
ソファに座らされた私は、隣に座った彼女に為されるがままに身体を動かす。
シャツは更にはだけさせ、あと少しで見えてしまう程に。
スカートは下ろされ、黒い下着が全て露わに。
そして、彼女の手が私の手を取り、下着の下に潜り込ませ、秘部の縦スジを優しく撫でさせる。
「ひぁっ…!」
「殆どシたことないんだね…綺麗なスジ…!」
彼女はそう言うと、ゆっくりとそのスジ周りをぐりぐりと押すように撫でる。
すると、自分一人でシた時とは全く異なる、別次元の快楽が背筋を駆け抜けた。
「あ、あ、あぁ、ひぁ…!」
「なるほどなるほどぉ…マリーはここが好きなんだね。」
「その手はそのまま続けて…こっちの手は、チンポを摩ってあげるの。」
そう言うと彼女は手持ち無沙汰だったもう片方の手を、殿方の屹立した男性器に添えさせる。
ビクンビクンと脈打っていたそれは、触れた瞬間により一層跳ね上がった。
そして導かれるままにその男性器を摩り始める。
殿方からは清潔に洗った後なのであろう石鹼の匂いがしていた。
だがそれでも、目の前の怒張した男性器からは殿方、いや、雄特有の臭いを感じる。
その臭いを嗅いだ瞬間に私の臍の下の内側、つまり子宮は、ぎゅう、と締め付けられた様に一層疼いていた。
先程まで見ていたシスター達は、皆がこの剛直を胎に受け入れていた。
私もいつかはそうなる日が来るかもしれないと漠然と考えていたが、現物を目の当たりにするとまた違う。
ビクビクとグロテスクな見た目で跳ねる姿に、怖さを確かに感じている。
だがそれ以上に、生物としての本能が、私の雌が、それを欲している事を感じてしまった。
「ふーっ…ふーっ…!」
見上げれば殿方は酷く興奮しきった様子で目を閉じ、心地良さそうに私の手の感覚、所謂手コキを感じていた。
スリスリ、と撫でる度に男性器は反応し、殿方の顔を見れば快楽を堪える様に閉じた瞼が微かに動く。
自分の行為で相手が悦んでくれている、その実感が嬉しくて、その仕草が可愛らしくて⋯
もっと奉仕してあげたい。
私で気持ち良くなって欲しい。
そんな気持ちが、沸々と、私の内から湧いて出ていた。
「ハァ…ハァ…!」
私も気づけば興奮で呼吸が荒くなり、涎を垂らし、その殿方から目を離せないまま秘部を弄る手により力を込めていた。
スリスリ、という男性器と私の秘部を擦る音は気づけば他のシスター達が出していたニチ、ニチュ、という水音に変わり、快楽は蓄積していく。
そして遂に、至るべき場所へと私達は至る。
「ひうっ────~~~~!!!!」
「うっ…!!」
私の快楽が最高潮に、つまり絶頂をすると同時に手の中の男性器は膨らみ、大きく跳ねる。
そして気づけば、私の顔や耳には温かいドロっとした何かが付着していた。
鼻の周りにも付着していたため、その臭いを自然と嗅ぐことになった。
「あっ…!?す、すみません…!」
慌てて謝罪をされる殿方。
だが、私はその言葉を聞きながらも反応できなかった。
何故なら───
「ッスゥー…ハァ…ッスゥー…ハァ…!」
「ま、マリー…さん…?」
その臭いに、私は魅了されていた。
ああ、何という臭いなのだろう。
決して良い匂いではない。だが、私の中の雌が、この臭いを求めている。
本能を刺激する臭いは、私の脳をじくじくと蝕んでいく。
もっと嗅ぎたい、嗅いでいたい。いや───味わいたい。
「あむっ…んちゅ、れろぉ…」
気づけば、私はそれを指で掬い取り、舐っていた。
爪の間に入ってしまったものも残さない様、しっかりと舐り回す。
茹った頭に、幸福感が満ちていく。ああ、堪らない。本当にこれは…
「幸、せぇ…♡」
視界が真っ白になって、ふわふわと浮いている様な感覚を覚える。
全身から力が抜け、お股からは温かい何かがじんわりと広がっていく。
人生でこれまでに一度も味わったことの無い程の幸福感の中、私は静かに意識を手放した。
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「ふふっ、流石に香の真横にあれだけ座ってちゃ耐えられないよね…♪」
「大丈夫かなぁ、一応トリニティの子でしょ?」
「何言ってんの。皆合意でやってるのに問題なんてあるわけないでしょ?それにぃ…」
「マリーは滅茶苦茶才能あるよ…!香だけでここまでだなんて思いもしなかった…!」
「えっ、本当に香だけなの…!?へぇ…可愛い顔してるのにねぇ…?」
「…ねぇ。マリーさ、ウチに欲しくない?」
「超欲しい。私もマリーみたいな良い子にはずっといて欲しいし、ここまでの才能があるならここにいた方が幸せになれると思う。」
「じゃあ決まり!マリーの古巣にはちょっと悪いけど、ヘッドハンティングだ⋯♪」