「1、2、3、4っ!2、2、3、4っ!」
初めての口淫を経験したあの日から10日が経った穏やかな昼下がり。
窓が開け放たれた体育館では、手拍子と共にリズムを取る声が響き渡る。
そこで私はビキニの布面積を更に小さくした様な衣装に身を包み、汗を流していた。
「はい、そこまで!…マリー、始めて数日なのに本当にポールダンス上手だね。握力もしっかりあるし。」
「ふぅ…ありがとうございます。踊りは以前少々…握力は愛銃がこれなので。」
「なるほどねぇ...お客さんのを握り潰したりしちゃダメだよ?」
「そ、そんな事しませんよ!?もう…」
私はポールダンスを教わっていた。
その目的は沢山頂いた寄進へのお返しのパフォーマンス。
私の奉仕活動はかなり人気で、寄進の額が大幅に増えたらしい。
おかげで新しい養護施設を建設する目標金額に大きく近づいたのだとか。
私はそのことを嬉しく思いつつ、恩に報いなければとより一層練習に熱を入れていた。
(あぁ…でもこれ、本当に良いですね…!子宮も疼いてしまいます…♡)
(また皆様が私で気持ちよくなって、可愛らしい顔を見せてくれるでしょうか…?)
初めは隠している部分すら目を凝らせば透けて見える、この扇情的な服に羞恥心を覚えたものだ。
だが、懺悔室での授乳手淫や素股、脇コキ等の経験で露出にすっかり慣れ、今や殆ど気にならない。
それどころか、運動と普段感じる事の少ない外気が肌を撫でる感覚による解放感が心地好く、気に入っている節すらあった。
また、予定ではダンスのお披露目後に洗体と手淫をする予定でもあるため、それが楽しみというのもあった。
「やあマリー、ちょっといい?」
「あ、はい、何でしょう?」
そんな事を考えていると私を呼ぶ声が聞こえ、振り返り応える。
やってきたシスターは、私を懺悔室に案内してくれた方だった。
「手が足りな、けふっ…。あ、ごめんなさい。手が足りないのですか?」
喋りながら思わず出てしまったゲップ。
ザーメンのえげつない臭いが鼻を突き抜けて漏れ出る。
今日は学園の昼休み中に懺悔室で既に7人の方をお相手していて、量の多い方も数人いらっしゃったためだろう。
そんな私を見て彼女は嬉しそうに語る。
「わぉ、すっごい臭い。私もシたくなってきちゃった…♡っとと、そうじゃなくて…!」
「ちょっとした提案なんだけどさ、筆下ろし…やってみない?」
「わ、私が、ですか…!?」
「うん。いや寧ろ…マリーじゃないと、ってのもある。」
その内容は驚くべきことだった。
筆おろし。つまり、殿方の初めての性交渉を務めるということ。
だがそれは通常、殿方により良い思いをして頂くべく手慣れた方がするものだ。
それに対して私は外様であり、未だ未通の女。
そんな私が務めるのは失礼ではないかという念が絶えない。
なのに私でないといけないというのはどういう事だろうか。
「乱交パーティの時に相手した人、覚えてる?」
「は、はい。あの日、初めて参加された方…ですよね?」
記憶を辿り目に浮かんだのは、萎縮した可愛らしい顔立ちの年若い青年の方。
今だからこそわかるが、見た目に似つかわしくない立派な剛直をお持ちだった。
思えばあの日からまだ2週間と経っていないが、様々な経験をしたものだ。
皆さんに連れられてした、通りでの口淫奉仕。
女性との交際を体験をしたい方とのデート。
養護施設の子ども達の精通支援等々…
そうして私が思いをはせていると、続く言葉に現実に引き戻される。
「その人が、初めてはマリーが良いって言ってるんだ。」
「…!」
「もちろん断ってもいいよ、その人にも期待しないでとは言ってるから。」
それは、背徳に満ちた極めて魅力的な誘惑だった。
これまで皆さんからの厚意で本番は無しで来ていた。
だが、口淫や手淫を繰り返している内に私も思っていたのだ。
どうせなら私も初めてを体験したい、と。
しかしながら皆さんの厚意である以上は言い出しづらかった上、自分から求めてしまうというのは最後の一線を越えてしまう様で出来なかったのだ。
故に胎の疼きに苛まれる夜は自身を必死に慰めていたが、その我慢からいい加減解放されたかった。
「…私が良い、と…そう、仰って頂いていたのですね…?」
「っ…!うん、その通り。間違いないよ。」
「上手いシスターはいっぱいいるけど…彼は、それを求めてない。」
「伊落マリー、貴女を求めているの。」
その機会が、遂に、向こうからやってきた。
私の中のいけない事に対する自制心。
それを説得し、納得させ、情欲へ身を任せるに足る”理由”が。
「わかり、ました…」
これは私欲が発端の行いではない。
異文化を理解し、より多くの人の助けになるための勉強である。
また、私という個人が人生で一度きりの大切な経験に求められているものだ。
それに応えないなど、私には心苦しくてできない”だろう”。
元を辿れば人の営みの延長戦にあるもの。
故に道理に反する行いなどではなく、致し方のない事であるのだ。
「私でよければ…務めさせて頂きます…!」
この時私は、決して鏡を見てはいけないと悟った。
見ればそこには、情欲に支配された雌の顔があるだろうから。
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「おぉ…よく似合ってるよマリー…!」
「フーッ…フーッ…!あ、ありがとう、ございます…!」
そして迎えた外回り活動という名の、2回目の乱交パーティ当日。
私はシスターの皆さんに薦められるままに、入念な準備をして会場にいた。
今日の私の恰好は、もうヤること以外を考えていないものだ。
上に着ているシャツは小ぶりな乳房を持ち上げる様に下で結ばれ、ボタンは何一つとして留まっていない。
スカートは尻もおマンコも一切隠れない腰紐と言って差し支えないもので、最早その存在意義が見つからない。
そうなるとその下着が見えるはずだが、これまた下着と言って良いものか。
ビニール質な豹柄で、乳輪が少しはみ出し、紐が肉にくい込み、マン筋が綺麗に見えてしまっていた。
おまけに興奮状態にある私の勃起した乳首とクリトリスが浮き上がっている。
最初に参加した時のあの衣装が、如何に肌を覆い隠していたかがよく分かるというものだった。
「…ねぇ、何飲んだの…?」
火照る身体にしとどに濡れるおマンコ。
今か今かとその時を待ち侘びる私の身体を見て、シスターの1人が尋ねてくる。
飲んだかと尋ねてくるのは学園から支給される各種ドリンクのことだ。
正直、勧められるがままに飲んだので効果は大雑把にしか分かっていない。
だが、効果が遺憾なく発揮されていることだけは身をもって味わっていた。
「確か…精力増強、感度上昇、発情、あとは…」
「わーお…私達でも年に一回やるかのフルセットじゃん…!」
「姦通デビュー、思う存分楽しんじゃいないよマリー!」
「終わった後の仕事の話や帰りの事はアタシらがやるから、後先考えなくていいよ。」
「はい…!ありがとうございます!」
そうして私は応援してくれるシスターの皆さんと一緒に、雄の臭いが漂う会場へと足を踏み入れた。
一夜の狂乱の幕が上がり、皆が求める相手の下へと向かい、熱い抱擁や接吻を交わす。
私も同様で、私を求めてくれたあの青年の方を探す。
すると、声が聞こえてきた。
「ったく、羨ましいやつだぜボウズ!ほら、あの子だろ?」
私を指差す殿方のすぐ近くに、私を求めてくれた青年の方がいらっしゃった。
彼は初めて見た時の様に萎縮しておらず、堂々としていてどこか逞しく見える。
私は子宮の疼きに導かれるままその方の下にフラフラと向かう。
「お久しぶり、です…お兄さんが○○さんで、お間違いないでしょうか…?」
「はい、今日はどうぞよろし…っ!?」
もう、限界だった。
私は彼にこの身を預け、撓垂れ掛る。
そして彼を見上げる形で言の葉を紡いだ。
「私を指名して下さったと伺った日から…この日を待ちわびておりました…」
私は胸や腹を彼の胴体へ、股を太くて筋肉質な脚に、頬を逞しい胸板に当て、スリ…スリ…と擦り当てる。
そして腿にクリトリスと女陰を押し潰す様に、ぐりゅ、ずりゅ、くちゅ、と音を立てて当てた。
その間にも鼻孔を突き抜ける殿方の臭い、女とは違うゴツゴツとした身体つき。
それらが私を昂らせ、理性など忘却の彼方へ投げ捨てさせる。
「どうか…この私で、心ゆくまで楽しんでください…!」
熱に蕩けた頭は、気づけば精一杯に媚びた甘い声音を吐き出させていた。
「っ!!すみませんっ...!!」
「ひゃっ...!?」
「おう、行ってこい。」
彼は突然弾かれた様に動き始め、私を横抱きに抱えると早歩きで歩き出す。
向かう先は別の部屋。
そう、ここに初めて来た時にシスターが殿方と共に消えていったあの部屋だった。
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
「もう我慢の限界だ!前戯は要らないな!?」
「は、はい...!」
連れ込まれた部屋にあるダブルベッドに共に飛び込んだ私達。
彼は私を仰向けに押し倒し、両手首抑えて荒々しく声を張る。
『これからお前を犯す』という雄雄しき宣言に私の雌が過去最高に震え、子宮がちぅ、ちぅ、と子種を求めて収縮する。
そして───
「ふっ...!」
「っ───はっ───あぁっ...!!」
ずちゅん。
その音は鼓膜を震わせ、振動は脊椎を伝播して脳を揺らす。
遂に、遂に、ここに来た。
私の身体が日々疼きという名のシュプレヒコールを上げ、求めて止まなかったものがそこに来た。
肉壺の伝える信号の中に、破瓜の痛みは無かった。
あったのは果てしなく広がる様な多幸感と、脳細胞が焼き潰れていくような快楽。
そして何よりも、パズルの最後のピースがハマった時の様な、充実感だった。
「─────〜〜〜っっっ!!!」
「くっ...!!」
あまりに強いそれらを受けた私は堪らず絶頂する。
すると私の腰から下の媚肉は痙攣し、私に突き入れられた彼の剛直を刺激した。
腰は上下に細かく震え、膣肉は波打ち、彼の剛直を締め付け、舐める様に。
その刺激に彼は必死に堪えているようだった。
一呼吸置いて絶頂の波が落ち着いてきた頃、私は彼の耳元に口を近づけ、囁いた。
「お兄さん...ガマンしてくれて...ありがとうございます...」
その言葉は考えて発したものでは無かった。
口が勝手に動いていると言っても過言ではない。
まるで寒い場所で鳥肌が立つような、意思で制御できるものではない、そんな感覚。
「でもごめんなさい...お兄さんのが太くて、固くて、カッコよくて...私、イッちゃいました...!」
お兄さんの背を私の指が蛇のように這い、腰に脚が蔦の様に絡み付く。
私が覆い被さられているにも関わらず、傍から見たそれは蜘蛛による捕食の如く。
ガッチリと絡め取った獲物に、私の身体は最後の一撃を加えた。
しっとりと纏わりつくような甘い声音で、優しく耳触りが良いように。
お兄さんを理性無き獣へと堕とす、呪詛とも言える言葉を。
「私は勝手にイッちゃう様な悪い子です...ですから...」
「…私の子宮、どちゅん、どちゅん、って…いっぱい突いて、お仕置きしてください…♡」
「っ!!こ、の…!!!」
「んぉっ…!」
途端に私の中で怒張するおチンポ様。
締め付けていた私の膣肉を逆に押し返す様に広げ、ミチミチと音を立ててヒダを伸ばす。
そして始まったのは私への労りを捨てた乱暴なまでの抽挿だった。
「はっ、あ”っ、んっ、あっ、お”ぉっ…!!」
「君が、君が悪いんだぞ…!」
バヅン、バヅンと私の内腿にお兄さんの腰が激しくぶつかり、破裂音に似た音を立てる。
その一方で私のおマンコの割れ目からは愛液が迸り、ぶじゅう、じゅりゅう、ぶじゅん、ぶぱぁ、と空気の混じったきたない音を上げていた。
「ひぃ、あ”っ、あ”っ、あ”ぁあぁぁぁ…!!!」
止まらない抽挿で膣肉のヒダが磨き上げられる度に私の脳細胞は快楽に溶け落ち、最高を更新していく。
それは私の価値観、そして人生観の完全な破壊であった。
頭の中がひたすらに、肉悦に支配されていく。
気持ちいい。気持ちいい…!気持ちいい!!
これを知らずに今まで私は、何を楽しみに生きていたのだろうか。
これがあれば皆幸せになれる。これ無しの人生なんて空虚過ぎる。
そう確信できる程の幸福感。
生物として、理性を持つが故に欠けていた部分が埋まっていく充実感。
そして、それは完成を迎える。
「もう、出……!!」
「は、あ”、はいっ…!私の、私の膣内に…!!」
「ぁ─────~~~!!!!!」
剛直が一層跳ね上がりながら、その精を吐き出す。
口や手、顔では幾度となく受けたそれが、私の膣内に吐き出され、溜まっていく。
どびゅる、びゅくん、びゅるる。
その感覚の度に私のお腹の中から重さと熱が伝わり、存在をひしひしと感じることができた。
そして、私はその感覚を以て一つの答えへと至った。
(あぁ…!今わかりました…!これが、雌の本来あるべき姿、なのですね…!)
そうだ、雌は番とまぐわって子を成す事こそが生物としての至上命題。
これこそが、理想の姿なのだと。
「っはぁ…はぁ…!マリー、さん…?」
私の膣内に射精されたお兄さんは冷静になったのか、心配そうに私の顔色を伺う。
その憂いた顔はまた可愛らしいもので、思わず笑みが零れてしまう。
私はそんな彼に興奮冷めやらぬまま、告げた。
「お兄さんの、あったかくて気持ちよかったです…♡」
「もっと…私のお腹を満たして頂けませんか…?」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
私達は続く行為を何も考えず、ひたすらに互いを求め合った。
「あぁ、あっ、あぁ!!もっと、もっと激しく突いてくださぁい…!」
時にバックで、臍がおチンポ様によって隆起する程に激しく。
「んちゅ、んじゅ…っはぁ、はぁむ…んぅ…じゅる…」
時に対面座位で、互いが溶けて混ざり合う様に艶やかに。
「あぁ、乳首ぃ…!カリカリって、すると…気持ちいいですぅ…!ふあぁ…!」
時に背面座位で、互いの身体という境界線をなぞる様に穏やかに。
だが、その幸せな時間も生物学的な問題で終わらざるをえなかった。
「ふっ、ふっ、ふっ…!お兄、さぁん…!そろそろ、出ますよね…!」
「あぁっ…!来たぁ…♡」
騎乗位で腰をぐりぐりと回し、捻り、尿道に残っているであろう精までを最後まで搾り取る。
「あ、お兄さん…打ち止め、ですね…」
限界だったのか、お兄さんは最後の一回を射精しきると眠ってしまった。
殿方は出す側である以上、これは致し方の無いことだ。
だが───
「まだ…んちゅ、じゅるる…足りない、れふ…」
お兄さんのおチンポ様をお掃除フェラしながら見たのは部屋の外。
そうだ、あの会場にはまだ元気な殿方がたくさんいるのではないだろうか。
そう思った私はお掃除を終えるとお兄さんに布団をそっと掛け、その扉の向こうへと進む。
歩く度に子宮ではザーメンがたぽん、たぽんと揺れ、股から脚を伝って床まで落ちていた。
だがそんな事はどうでもいい。何せこれから、もっと汚れるのだろうから。