衛士強化装備すき
西暦2001年。
ここはアラスカ、国連軍管轄のユーコン基地。
対BETA用人型ロボット『戦術機』の各国間情報・技術交換を目的とした一大国際プロジェクト『プロミネンス計画』の要石。
そんな重要拠点であるここで今、とある噂が広がっていた。
「おい、聞いたかよ?例の噂」
「噂?知らないけどなんだよ」
「どうやらあの中尉さん、とうとう男がデキたとかなんとか」
「え、マジで!?じゃあもしかしてその相手って……米軍のブリッジズ少尉か?」
「んあーどうだろうな、最近あの二人距離近いもんな……でもどうやら違うらしいぜ」
「そうなのか?でも、だとしたら一体誰だよ」
「さーてね、それは本人に聞いてみないとわかんねぇんじゃねえの?」
そんな三面記事にもならないような他愛もない話をしていた歩哨の視界に『ご本人』が映る。
「あの山吹色と紫の機体は……」
「間違いない、日本のアルゴス小隊、しかもタケミカヅチだ。って事は、噂をすればなんとやらと言う奴か」
どうやら演習を終えたのか、ぞろぞろと戦術機達が格納庫に戻ってきたのだ。
「よし、俺達はさっさと持ち場に戻るか。油売ってる所を見つかったら何言われるか分かったもんじゃない」
「ああ了解」
歩哨達はその場から蜘蛛の子を散らす様に退散していった。
─数刻後、ユーコン基地居住区:VIP様宿泊施設にて。
「失礼します」
コツコツと扉を鳴らし部屋に入室したのは、山吹色の零式衛士強化装備に身を包んだうら若き女性。
即ち篁唯依その人である。
「待っていたよ、篁中尉。先程の演習見ていたぞ。実に見事な腕前だった」
部屋の主である『大佐』と呼ばれる男はソファに深々と腰を掛けたまま、彼女の方に顔を向け、その力量を賞賛する。
「あっ……ありがとうございます、大佐……んっ♡」
突如小刻みに悶える唯依。
その様子を一目見た『大佐』は口角を上げ、再び口を開く。
「その様子、しっかり挿入して来たようだな」
ニヤリと笑う大佐を相手に、唯依は苦虫を噛み潰したような表情で睨みつける。
実は唯依は演習の前から今に至るまでの間、大佐の命令で常に膣にバイブを挿入したまま行動させられていたのである。それ故秘所は常に刺激を受け続け、しかもその快感に耐えながら戦闘する為当然大なり小なり支障が出るのは間違いない。
そして今もなお唯依はバイブを挿入した状態のまま、この男の前に立たされているという訳である。
「それにしても挿入れたままの状態でなおあれ程の動きが出来るとは。君の技量には驚かされるよ」
「……お褒めいただき光栄です、大佐。その……えっと……」
「なんだね?君にしては歯切れが悪いでは無いか」
『大佐』はニヤついた表情を崩さぬまますっとぼけ、眼で舐め回すかのようにに彼女の身体を視姦する。
「……ッ!」
その視線に耐え切れず、唯依は思わず目を逸らす。
衛士強化装備は確かに男女問わず艶めかしいボディラインを浮かび上がらせるが、当然それを纏う衛士達はそれらについて意識しないように訓練されている。だが、目の前の男のそれは明らかに常軌を逸している。
唯依自身、異性からの性的な目線については多少なりとも理解しているつもりだった。
だがそれでも今自分自身に向けられているその視線が、他人のそれとは明らかに異質である事は感じ取れていた。
……せめてユウヤだったら幾分かは許せたのだが。
挑発の意を込めて改めて『大佐』の眼を睨みつけるように視線を戻し、再び口を開く。
「大佐。お言葉ですが、二度とこのような真似はさせないで下さい。これでは任務に支障が及びます」
あくまで毅然とした態度で訴える。
しかし。
「ほう、そうかね?私は寧ろ、支障どころか動きが良かったように思えるがね?特に最後の不知火との模擬戦などは」
「……ッ!」
言葉に詰まる。
図星だ。
『大佐』の言う通り、彼女は演習中に何度か絶頂を迎えてしまっていたのだ。
その証拠に、股間の辺りはぐしょ濡れになり、今装備を脱げば愛液がボタボタと滴り落ちる事は間違いないであろう。
「ふッ、どうやら自覚はあるようだ。まあ普段よりここまで乱れていては、それも当然ではあるか」
言いつつ、懐から取り出した二枚の写真を唯依の目の前でわざとらしくヒラつかせる。
「この写真……貴様ッ、本当に悪趣味な……!」
一枚はとある日、就寝前に自らの情欲を慰めている様子を隠し撮られてしまった物。
もう一枚はそれをダシに脅された上、不本意ながら自らの純潔を奪われ哀哭している姿を激写されてしまった物。どちらも唯依にとってあまりにも屈辱的なものであり、まだ無抵抗でBETAに食い殺された方がマシとさえ思わせる代物であった。
「こんな情けない顔をしておきながらよくもまぁそこまで強気な態度を取れるものだ。まぁ、愛しのブリッジズ少尉と『計画』が白紙になっても構わないというのなら好きにしたまえ」
「なッ……!?」
何故彼女が性悪男に従わざるを得ないのか。
理由は二つ。
一つ、篁唯依はプロミネンス計画内における日米共同新型戦術機開発計画『XFJ計画』の開発主任である。
かつてBETAから自分を庇い散っていった戦友や恩師の為にも、最良の結果を本国に持ち帰らねばならない。
そして二つ目。
「……くッ…………」
ユウヤ・ブリッジズへの恋心、であった。
実の所彼と初めて顔を合わせた当初は『犬猿の仲』と言うに相応しい関係であった。
だが強き感情は時として反転する。
正しく立派に成長していくユウヤに対していつしか唯依は好意を抱くようになっていたのだ。
彼には生きていて欲しい。
彼と共に歩みたい。
彼を護りたい。
その想いは日に日に膨らみ、『もしもユウヤと計画どっちを取れと言われたらどうするか』と考えてしまったが最後本気で悩みこんでしまう程に。
それ故に、喩え屈辱の極みであろうともその両者を口先ひとつでどうとでも出来る『大佐』の言いなりになる他に道は無かった。
「ふむ、良い表情になった。では今日も宜しく頼もうか。もちろん着たままでね」
そう言いながら『大佐』はソファにふんぞり返ったまま、顎を軽く動かし指図をする。
「了解、致しました……」
唯依はその顔を憎々しげに見つめながらも黙って従う他選択肢など無い。
カチャカチャと金具が擦れる音が響き、ベルトが緩んだ『大佐』のズボンに手を掛ける。
ジッパーを下げる。
男物の下着、そしてその上からでも分かるくらいに硬く勃起した陰茎が布越しに存在感を増す。
その大きさに思わず怯んでしまいそうになるのを堪えて、唯依は両手でそっと下着を下げると、暴れ馬の様に勢い良く陰茎がまろび出る。
「うッ……んぐッ……」
鼻先に突きつけられた悪臭に眉が縮こまり、好きでも無い男に奉仕せざるを得ない事も含めた生理的嫌悪感は吐き気として表れ、慌てて唾をゴクリと飲んだ。
『大佐』はその様子にやけに満足げなのが尚更怒りを誘う。
いっそ噛み切ってしまいたくもなったが、唯依は覚悟を決めた。
皮膜に覆われた豊満な乳房を持ち上げ、まずは陰茎を優しく挟む。
「相変わらず心地好い感触だ。最初に衛士強化装備を考えついた者には頭が上がらんよ」
そんな小言を無視しつつ、唯依は胸で挟んだままゆっくりと上下に動かす。
谷間からは亀頭が見え隠れし、その先端からはカウパー腺液が溢れ潤滑油となり、ぬらぬらとした輝きは次第に胸元に零れ落ち、濃紫色の生地の光沢は更に増していった。
その間にも唯依の頬は赤みを増している。
なにせ未だにバイブは刺さりっ放しな上に震えっぱなし、ハッキリ言って無意識の内に発情していると言って差し支えない。
そしてそれは行動として発露する。
「……はむっ……んっ……ほふっ……」
「言わずとも咥えてくれるとは、中々分かっているではないか」
「(好きでこの様な事をするはずが無いだろう……早く終わってしまえば楽なだけだ……)」
心中で言い訳をしながらも、口内に広がる苦味には自然と唾液が増していく。
舌で裏筋をちろちろと刺激し、雁首の周りをなぞるかの如く丹念に舐め上げる。
その度に陰茎はビクりと脈打ち、硬度と熱量はさらに増す。
頃合いが迫っていると見た、乳圧を強め乳壁による摩擦を速めながら、同時に口をすぼめ亀頭に吸着しつつより丁寧に舐め回す。
「おぉぉ……これは凄い……では私からのお返しだ、射精るぞ」
「うぐ!?ごっ!?」
遂に口内に白濁が放たれた。
粘っこく、生臭く、雄臭く。
そして何よりも量が多い。
「ごっごふッケッカッ……!えふッ……!」
喉奥にまで達するほど大量に吐き出された精液はどろりと咽頭に絡みつき、危うく誤飲しかけた唯依の口からボタボタと垂れ落ちる。
「勿体無いな……そもそも口に出している時点で勿体なかったか」
「かはッ……ゲホッ……ア゛ァッ……!はぁ……はぁ……」
咳き込みながら力なくへたり込む唯依。
「(やっと終わった……)」
だがまだまだこれからだという事に彼女は気付いていない。
「疲れている所申し訳ないのだが、まだ終わってはいないぞ?」
そう言うなり大佐の指先は唯依の下腹部に伸び、秘所に挿入されているバイブを強化装備の皮膜越しにがっしりと掴む。
「ひゃうッ!?♡」
想定外の刺激に思わず喘声が出てしまう。
「つい数週間前まで処女だったとは思えない程火照っているな?」
「なっ、何を言って……」
「違うかね?今更隠しても無駄だ」
「そ、そんな事ある訳ッ……あぅッ♡」
反論しようとするも膣内の振動に意識が向いてしまい言葉が続かない。
「こんなにも濡れておいて説得力は無いと思うがね……身体は正直とはこの事か」
そのまま大佐はバイブをねっとりと引き抜き始める。
「あっ♡やっ、だめぇっ♡」
引き抜かれる事によって発生する快楽に膣肉はバイブに絡みつき、腰がガクガクと震えますます力が抜けていく。
「駄目という割に嫌がっている顔には見えないがな?」
「う、うるさッ……ひャあッ!?」
突如腕をグイと引っ張り上げられ、無理矢理立たされる。
「ほら、自分で立ってみなさい」
「わ、私はもう……いくらなんでもいい加減に……んゥッ!?♡あッ♡」
抗議の言葉を口にしようとした瞬間、抜け駆けていたバイブが膣穴から、破れかけていた皮膜を裂きながらずるりと抜け落ちた。
「ははは篁中尉、今のはかなりそそられたよ」
「へっ、変態が……!」
「ほら、こちらにその美しい臀部を向けなさい……こういうのは後ろ
ガラス張りの窓に手をつき尻を突き出す屈辱的な姿勢を取らされ、唯依の表情は羞恥で真っ赤に染まる。
しかし既に抵抗するだけの力も抜けきっており、なすがまま受け入れるしかない。
「この体勢はいつ見ても実に素晴らしい眺めだよ」
大佐の再び硬くなったソレを濡れそぼった秘所にぴとりと当てられる。
「ま、待て……せめて避妊ッ……ゴムだけは……」
「すまんな、今回はこのままいかせてもらう」
無慈悲な一言と共に肉棒が勢いよくずぶりと突き入れられた。
「くはァッ!!♡ああぁッ♡ぐぅッ!」
本人がどう思っているかは兎も角、散々焦らされ続けていた唯依の肉体にとってそれは耐え難い快感であり、背中を大きく仰け反らせながら悲鳴のような喘ぎを上げる。
「ほう、挿れただけでこの反応とは。やはり将来有望だな」
「それは…………」
「……ん?どうしたのかね篁中尉?」
突如言葉を濁らせる唯依。
それだけなら今まで幾度もある事だが、今回ばかりは様子が違う。
「い、いえ……何でも……」
実のところ、篁唯依は情けなさを覚えていた。
ガラスの向こうに見えるは演習場や飛行場。
遠目には地を飛び、鍛錬を繰り広げる戦術機達。
彼らは未来の為に一心不乱に修練を重ねているというのに、自分は弱みを握られているとはいえ下衆な男相手に股を開かされて、一体何をしているのか……。
そう思うと、自然と涙が溢れていた。
だがその心に無慈悲にも追い討ちがかかる。
「おやぁ?彼処にいるのは……もしやブリッジズ少尉かね?」
「えッ……!?」
嘘だ。
どこに?
人影。
まさかそんな訳が無い。
でも。
もしかしたら。
ユウヤに。
万が一。
誰も見るな。
こちらに顔を向けるな。
せめてこの私が篁唯依である事に気づかないでいてくれ──
羞恥心と恐怖は唯依の膣肉を万力の如く強く締めつけさせるには十分。
「うぉッ!?こ、これは想像以上……!」
その力は大佐に思わず声を上げさせてしまう程。
当然その陰茎の脈動は唯依にも伝わっており……
「(まさか……このまま膣内に!?)」
「このまま射精しても構わんな中尉?」
まずい。この男は本気だ。
こんな所で出されれば妊娠は免れない。
「まっ、待てッ!それだけはッ!!中だけはやめてくれッ!!」
「悪いがそんなに簡単には止まらんよッ!」
射精されてたまるか。
こんな奴の子種なぞ。
そう頭によぎった瞬間、篁唯依は先程までの羞恥心とは【逆】の方向に叫びをあげていた。
「ユウヤぁーッ!!!」
「なっ!?」
突然の大声、しかもに一瞬呆気に取られ動きを止める大佐。
「……ふむ、なるほどそういうことか……流石だな中尉。今回は私の負けだよ」
大佐の陰茎が引き抜かれ、装備の上から白濁が降り注ぐ。
「はぁっ……はぁっ……」
終わった。
これで最悪の事態は避けられた。
「君も中々やる。行為の間に他の男の名を叫ばれて興奮する者などごく一部だ」
「…………」
「分かっていたのだろう?私の言葉がブラフだということに。君を見くびっていたよ。シャワールーム、好きに使いなさい」
「……ありがとうございます」
数分後。
シャワールーム内にて。
「……はぁ……」
唯依は溜息混じりに頭から熱い湯を浴び続けていた。
穢された心を洗い流す為。
だが、そこにはただただ虚しさだけが募る。
「私はどうなってしまうのだろうな……」
ユウヤに想いを伝えるどころか、それから離れていく気がしてならない。
自分が自分で無くなっていくような感覚。
もし、もしもあのまま膣内に精を吐き出されていたら。
そう考えるだけで身体の震えが止まらない。
案外、受け入れてしまうのでは無いのか?
否。
あそこまでしてしまったのは訓練中ずっとバイブなんか入れさせられていたからであって。
決して、自分の意志などでは。
だからあんな事、本来ならば絶対にありえない。
筈。
「(駄目だ、これ以上考えるな。今はさっさと済ませるとするか)」
思考を中断し髪や身体を洗おうとした、その時だった。
「私も混ぜてもらおうかね」
ガチャリと、扉が開く音がシャワー越しに聞こえた。
「なッ!?何故ここにッ!?」
咄嵯に身構える唯依だったが、大佐は強引にその腕を掴み眼前まで引き寄せる。
「私はまだ終わりとは一言も言っては無いぞ?『一晩褥を共にする』……今日はそういう約束の筈だがね……もしかして忘れてしまったかね?中尉」
「まだ物足りないのか……!?」
「勿論だとも。中尉、君は実に良い女だ。一度抱いてみて改めて実感したよ」
その言葉と共に唇は奪われた。
抵抗しようとする一瞬の隙だった。
「んぅッ!?」
舌を捩じ込まれ唾液をも絡ませられながら壁に押し付けられた上、そのまま大佐の手は唯依の下腹部へと伸びる。
「んっ!んぶッ!むッ……!」
抵抗するも既に遅く、指先が陰核に触れてしまえばもう何もかも手遅れだ。
「やめっ……触うんひゃ……なっ♡」
抵抗しようにも身体は反応してしまい、更に力が抜けていってしまう。
「君の唇は絶品だったよ。さて、次は私が直々に身体を洗ってあげよう」
「(とっくに触れている癖に……!)」
大佐は唯依を容易く後ろ向きにし、いつの間にかボディソープを絡ませていた手で背後から胸を揉み始めた。
「や、やめろッ……こんな事をしても無駄……んッ♡」
唯依がいくら拒絶しようとも、大佐はお構い無しといった様子で愛撫を続ける。
「中尉は乳首の方も弱いようだな。ここはひとつ、二点攻めとでも洒落込むか」
「そのような訳が無ッ……ひうぅッ!?や、やめぇ……♡」
唯依は必死に堪えるも、乳頭と陰核を同時に攻められてはその泡立ちに比例して快感は増す一方。
「んッ♡……はァ……ッ♡」
声を抑えきれるはずもなく、快楽に抗えず膝がガクつき始める。
「ふむ、そろそろか……」
攻めのスピードは更に増し、甘い声も更に滲む。
「ぁ、あっ♡むっ……りイッ……♡ンンッ♡♡ぐぅッ♡♡」
とうとう唯依は限界を迎え、崩れこみながら絶頂に身を捩らせる。
「はあッ……はーッ……♡」
「どうだい中尉。身体は正直な様で何よりだ」
息を整える唯依に大佐は言う。
「だが、これで終わりという訳ではないぞ?」
「へぇ……?」
「これからが本番だよ中尉。こちらも辛抱たまらんのでね」
そう言いつつ大佐は唯依の腰を掴みながらしゃがみこみ、自身の股間へ押し付ける。
「(ま、まさか……また、第2ラウンドなのか?)」
予感は正しかった。
「さて、それでは始めさせて貰おうか」
「ちょっ、待ッ……!」
大佐は唯依の両脚を掴み広げ、そのまま唯依の秘部目掛けて貫いた。
「はぁぁぁッ……♡」
無意識のうちに悦びの声が漏れてしまっていた。
「(嘘ッ……!?)」
困惑する唯依を他所に大佐は燃え上がっていた。
「先程とは違い随分素直じゃあないか。嬉しいねぇ」
「違ッ……これはバイブのッ……!」
唯依がどれだけ否定しようとも、この事実は覆らない。
「ふふ、燃えてきたよ。しかしここでは狭すぎる、場所を変えよう」
さらに数分後。
ろくに身体も拭けぬままシャワールームから連れ出された唯依はベッドに仰向けで力無く倒れていた。
「(こ、こんな……私は屈したわけじゃ……)」
だが既に身体は大佐を受け入れてしまっている。
「どうかね中尉?少し入れただけで乱れていたんだ、こちらでもあの美しい声を聴かせてくれたまえよ?」
大佐は再び唯依をベットに抑えつけながらなおも硬いままの陰茎を容赦無く挿入する。
「うああッ……♡」
「良い声で鳴くじゃあないか中尉」
「ち、違ッ……んぅ……」
否定の言葉も力なく漏れるばかり。
快楽に抗えず唯依の意識は次第に遠のいて行き、やがて大佐のされるがままになっていく。
だが、それでも唯依の心はまだ折れていない。
XFJ計画の為、そしてなによりユウヤのことが脳裏に浮かんでいたからだ。
「……ユウ……ヤ……」
気づいた時には彼の名が口から零れ出していた。
「おや、また彼の名前かい?その様子だとまだ彼に未練があるようだね」
大佐は一度動きを止め、唯依に語りかける。
「ならば私が忘れさせて……いや、安心させてあげよう、私に身を委ねた方が君のためだ」
「……どういう……」
「私と婚姻を結ばないかね」
大佐は突拍子も無い事を言い出した。
狂ったのか?
当然断る以外に選択肢はない。
が、その意志に覆いかぶさるように大佐の言葉が続いた。
「君は今の地球人口がどれぐらいなのか知っているかね?」
「はっ?……確か……十億人程度の筈ですが……なぜそれを?」
行為中にもかかわらず急にくそ真面目な話題を振られ拍子抜けするも、生真面目な唯依は素直に答えていた。
「正解だ。かつては四十億にも届こうとしていた人類だったが、今はたったの十億人。仮にBETAを素早く根絶やしにできたとしてもこのままでは近い将来人類の衰退は免れないだろう。そうなれば当然、子孫を残し血脈を残す事も難しくなる」
「……」
「君は優秀だ。だからこそ理解してくれるだろう?私の言っている事がわかるはずだ」
「つまり……ユウヤの身の安全を保証させる代わりに、貴方の伴侶として生涯を共にしろと……?」
「察しが良くて助かるよ。当然、XFJ計画についてもこの私が後ろ盾となってみせよう。不知火は優秀な戦術機でもあるしな」
唯依は頭が真っ白になっていた。
これを受け入れるのならばユウヤは少なくともBETAに殺される事は絶対に無い。
だが心の奥底に残っていた理性と倫理観は『それでいいのか』と悩んでいた。
「ふむ、どうした?迷っているならば、追加材料を出そう」
そう言うなり大佐は写真を唯依の前にひらりと落とす。
「こ、これは!?ユウヤ……ッ!?」
そこに写っていたのは彼女を驚愕させるに値する代物だった。
「クリスカ・ビャーチェノワ少尉……イーニァ・シェスチナ少尉……」
そこにはユウヤと共に二人の少女が写っており、どちらもユウヤと楽しげに会話を交わしている姿が映されていた。
まるで、家族の様だった。
「勿論彼女らの安全も保障しよう」
ユウヤの傍にはあの二人が居る。
自分が居なくても大丈夫かもしれない。
この男と添い遂げればXFJ計画だって安泰だろう。
ユウヤにはクリスカとイーニァという家族が居るのだから。
ユウヤとはもう会えなくなるけど、きっとユウヤならわかってくれる。
ユウヤの為になるなら……。
「……なり……ます……」
「ん?」
唯依はつい口にしていた。
弾みだったのか、確固たる意志を持っていたのか。
「貴方の……貴方の伴侶に……なります……」
「その言葉を待っていたよ中尉、いや、『唯依』」
そう呼ばれた瞬間、彼女の中のスイッチが入ったのだろうか。
唯依は無意識に膣肉を締めていた。
「ぬぉっ……どうやら本気の様だね、嬉しいよ」
大佐は唯依の腰を掴み、再びピストン運動を開始する。
だが先ほどまでとは違い、唯依の反応を見ながら的確に弱点を突いていく。
その唯依の表情は吹っ切れたかのように蕩けきっており、先程とはまるで別人である。
「あぁッ……♡そこッ……♡はぁぁッ♡♡」
口から漏れ出す言葉ももはやメス犬その者と形容しても差し支えないであろう。
「そろそろイキそうだ……ところで我々の子供は欲しくはないかね?」
「はいィッ♡欲しいッ♡欲しいですッ♡なのでッ♡私の
「そうかそうか!ならばッ!」
M字に開脚していた唯依の秘所に猛烈な勢いで射精寸前の陰茎が叩き込まれる。
「ほッ♡あッ♡んはぁぁッ♡♡♡♡」
その様子はまさに『種付けプレス』と形容するのにふさわしいものであった。
「中に射精すぞ唯依ッ!」
その言葉と共に唯依の最奥部にドクドクと大量の精液が流し込まれていく。
「ああッ……♡沢山……♡」
その熱量を膣で、そして子宮で感じ取った唯依の表情は今までにないほどの幸せ、そして快楽に満たされていた。
そして翌朝。
「……んん……もう朝か……ん?」
股座からぺちゃぺちゃと淫靡な音と感触を感じ、顔を向けるとそこには全裸で大佐の陰茎を舐めしゃぶる『妻』となった唯依の姿があった。
「何も言わずとも奉仕してくれるとは、やはり君は最高の女だよ」
そう言いながら頭を撫でると、唯依は嬉しそうな笑顔を見上げてきた。
「これも妻の責務ですから……♡」
その目に昨日までの面影は無い。
「フフッ、だがこのままでは折角の精子が少しばかり勿体無いな」
その言葉に唯依は頷きながら自ら『大佐』、否『夫』の陰茎の上に跨り腰を勢い良く下ろした。
「んああああッ♡♡」
騎乗位というこの男が一番気持ちいい体勢であろう体位で自ら唯依は陰茎を膣で咥え入れ、腰を振り始める。
「ほう……素晴らしい……!!」
「ふぅッ♡♡はぁッ……♡あッ……♡」
強き感情は時として反転する。
その乱れっぷりは大佐の目をもってしても凄まじく、昨日までの彼女とは別人と言って差し支えない程である。
「(よくもまあここまで変貌するものだ……そういえばこの後の彼女のアルゴス小隊のブリーフィングがあったな……果たしてブリッジズ少尉は気付くかね?)」
笑みを浮かべながらそんなことを考えている間にも唯依は激しく腰を動かし絶頂を迎えようとしていた。
「イクッ♡♡またイッてしまいますッ♡」
「構わぬよ、好きなだけ果てるがいいさ」
その言葉と同時に膣内の締まりは一層強くなり、唯依が腰を勢いよく叩きつけた瞬間。
「ああッ……♡♡はぁぁッ♡♡♡」
同時に膣内に精液を吐き出され……
大佐の怪しい笑みに気付かず、唯依は精の染み渡る感覚を覚えながらそのまま絶頂を迎えたのであった───