Uber憑依 『アプリ注文で貴方の魂をお好みの相手にお届け♪』 作:ドライパイン
オリジナル:現代/ミステリー
タグ:R-18 憑依 TSF 憑依 乗っ取り オナニー 復讐 JK オリジナル
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本編リンク(DLSite)→ https://bit.ly/3Ym4MNb
その男子高校生は3年の高校生活で全く女子に縁が無かった。
焦った彼が誰かとお近づきになろうと検索し、スマホを弄ると「ウーバー憑依」というアプリと共に謎の女性が現れた。
メアと名乗る彼女は「魂の配達人」。望んだ身体に魂を送り届けることが出来る。それこそ……性別の違う体にすら。
同級生の、憧れていたJKの身体に魂を「配達」され、女体を弄る事で快楽に溺れる青年だが、
「配送料」は彼の予想を超えるもので──
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聖華快楽書店のエルトリア様(https://www.pixiv.net/users/5831713) よりお声がけ頂き、脚本担当をさせて頂きました!
表紙はYone様(https://www.pixiv.net/users/33141889)、
イラストは兎原クロ様(https://www.pixiv.net/users/7112385)!
女体の快楽を知ってしまった青年がこれからどうなるのかは……是非とも本編をチェック!
C104-2日目 東 ミ-46aの「聖華快楽書店」スペースでもコミック冊子版を頒布予定とのこと。コチラもよろしくお願いします!
夕暮れの日差しが差し込む部屋の中。学習机にふかふかのベッド。そして幾つかの化粧品と、何枚もの友人の写真がコルクボードに刺さった、とある少女の部屋で。
「ずっと言えなくてごめんね……だけど、どうしても気持ちを伝えたくて抑えられなかったの」
その部屋で、少女──
「こんな……変態で淫乱な雌に告白されて、迷惑かもしれないけど」
告白をする前の少女のようにあどけなく。しかし、誰かを妖艶に誘うかのように色っぽく。鏡のすぐ隣にあるタンスには、彼女自身の痴態を撮影するようにスマホが立てかけられていた。
「
ピンク色の蛍光色が強烈な、大きなディルド。綾香の愛用品だ。今の彼氏と付き合うまでは、毎日これでオナニーするのが日課だった。制服のスカートを着たまま、綾香はワレメでそれを咥えこむ。
「い゛ぃっ♡♡♡
ビクンと体を震わせ、彼女は喘ぎ声を隠そうともしない。ぱちゅん、ぱちゅんと乱暴なまでに自分自身の身体をいじめぬく。僅かな痛みが彼女を現実に引き戻そうとするが、それ以上に快楽の波が綾香を溺れさせてゆく。
「ふぅーっ……♡♡♡♡ あーぁ……このディルドが、本物の翼クンのオチンチンだったら、もっと気持ちよかったのに、なぁっ♡♡♡ ひゃぅう♡♡♡ 今の彼氏のより、絶対キモチイイもん……♡♡♡♡」
彼女の乱れる姿、今の彼氏への不満。それら全ては、彼女自身のスマホで全て録画されていた。これも、無論隠し撮りではなく『
「そうだ! 大好きな翼クンには、もっと過激で淫乱な
半端に制服を着つつも、胸元を完全にはだけさせて。綾香は淫靡な言葉を語り続ける。そして、姿見の前でマシュマロのように柔らかい彼女自身のおっぱいを強く揉みしだいて。
「ん゛っ♡♡♡♡ もっと乱暴にして欲しいなぁ、翼クンっ♡♡♡♡♡」
第三者からの目で見れば。綾香の痴態も、発言も。全て、彼女自身の意志で行っているかのように見える。自らの彼氏を蔑み、他の男に愛を囁きながらオナニーをする彼女。誰が見たとしても、全て綾香の意志で行っているかのように見えるだろう。
──北村綾香の意志が、何者かによって歪められている事など、誰が理解できるだろうか。
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辺境も辺境、同じ学年の人間が居ない、小中学生合わせて10人も居ない様な限界集落。娯楽も無ければ、マトモな本屋すらない村。安藤翼は、そんな村で一生を過ごすのではないかという恐怖に駆られた。中学に上がってからは、このド田舎から絶対に抜け出してやると、参考書を手に入れるのも苦労しながら勉強に時間を費やしてきた。
3月上旬のまだ肌寒いころ。都会の公立高校の合格発表に、自分の受験番号を見つけた時。安藤翼は、とても喜んだ。これで、一生をあの村で終える事は無く。今まで年の離れた子供たちしかいなかった村から離れて、同級生と遊ぶことの出来る、夢の高校生活が始まるのだと。
「やっぱり街は凄いな……歩けばすぐにコンビニもあるし、漫画も読める、ちょっと歩いて駅まで行けば、もっと知らない凄い所にも行ける……!」
下宿の寮を借りて、新たに高校生活の準備を始める頃。安藤翼は、ある野望を秘めていた。
「都会の生活を楽しんで、いっぱい友達を作って! それで……いつか、この部屋に彼女を呼んでみたりして……!」
狭いけど新たな自分の城、ワンルームの部屋で、そんな欲望を滾らせて。少年は、これからの高校生活にワクワクが抑えられなかった。
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そして、2年と3か月が経過した。
「俺の青春、知らん間に終わりそうなんだけど……?」
こうなることは至極当然の事だった。田舎から出てきた、異性との付き合い方も知らない少年。幸いにも部活や男友達などには受け入れられることが出来たが、同学年の女子と話す経験すらなかった彼にとって、2年という時間を費やしても女子とうまく話すことは困難だったのだ。無論、彼女を作るなどという芸当が出来るはずもない。
「で、でも! これから高校生最後の夏休み! 今からでもどうにか、海デートまで漕ぎつけるチャンスをっ!」
高望みのし過ぎである。周りの友人に彼女持ちの人もいるが、彼らはあくまで昔っから都会人だ。自分の様な境遇とは違う。ならば、と翼はスマホに向き合った。
「こういう時はネットの集合知に頼るべきだ! えーと、『高校生 彼女 作り方』っと……」
あまりにも短絡的な考えだったが、インターネットはあやふやな質問に対しても一応の答えを返してくれる。
「えーっと……『スキンケアをする、清潔感を身に着ける、オシャレを勉強する、ファッション雑誌を読む』……」
30分後。スマホと共にベッドに転がり込んだ翼は、ぐったりした声で呟く。
「う~ん……ダメだ、どれもちゃんと出来る気がしない……」
折れるのも早かった。いつの間にかスマホを弄る手は、適当なゲームサイトを巡るネットサーフィンへと変わっていて。自堕落なまま、本来の目的を忘れつつあった。
「しっかし、こういうサイトに出てくる広告っていつも邪魔だな、操作するときに毎回消さないといけないし」
どでかいポップアップ広告の、ほんの小さなバツ印を押すのに苦心する。そんな事を何度か行っていると。
「……ん?」
ふと、気になる広告が目の前の液晶ディスプレイに現れる。
『気になるあの子も『即』貴方のモノに! 【Uber Possession】 今すぐダウンロード!』
文字列とDownloadの色文字だけが表示された、とても簡素な広告。いつも通り、消去ボタンを押そうとしたが。
「あっ」
どうやら消去ボタンを押せずに、広告ページを開いてしまったらしく。そして、瞬時に画面が切り替わった。ポン、と画面に表示された緑と黒色のロゴマークに表示されていたのは、先ほどと同じ【Uber Possession】のロゴ。その真下には。
『貴方のモノにしたい相手を入力してください!』
そう書かれた、文字入力フォームがあった。
「は、はは……な~んだ、ジョークアプリかぁ。突然アプリが起動したから驚いちゃった」
乾いた笑いが喉から漏れる。ふぅ、とため息をついた。そろそろネットサーフィンも終えて、宿題をしないといけないが。
「いや、そうだ……折角のジョークアプリだし試しに入れてみるか。どんな結果が出るのか見てみたいし!」
翼は。文字入力フォームの下にある、小さな字で書かれた長ったらしい文章を読むこともせずに。
『貴方のモノにしたい相手』に『北村綾香』と入力し。送信ボタンを、安易な気持ちで押した。
──ほぼ同時だった。バァンと玄関の方から衝撃音が響いたのは。
ぎょっとして、身動きの取れない翼が恐る恐る玄関の方を覗くと。
「ど~も~! 本日はウーバー憑依をご利用いただきありがとうございま~す! 配達員のメアで~す!」
桃色の髪、灰色の瞳。そして──へそ出しで胸元だけしか隠していないような、露出度の高いレースクイーンの様な服装。その胸元も、きつく締め付けられている事が一見して分かるぐらいには豊満なバスト。腰元はスリットの入ったミニスカート、そして「Uber Possession」とロゴの描かれた黒いタイツ。
街中で仮に見かければ、誰もが振り向くだろう美貌を持つ女性の登場。だが、今の翼には彼女の美しさを認識するよりも、唐突な彼女の乱入に驚く事しかできなかった。
「…………だ、誰っ!? 何だよ!?」
あまりの事に。翼が絞り出せたのは、ほんの一言二言。それを意に介していないかのように、「メア」と名乗る女性はつかつかと、ショッキングピンク色のハイヒールを履いたまま翼の自室に乗り込んでくる。彼女は翼を一瞥し、一瞬考えたような表情をした後。ずい、と顔を近づけて。
「んー、契約の説明は面倒ですしちょっと省いて……契約書はちゃんと読みましたよね?
怒涛の勢いで言葉をまくし立てるメア。それに圧倒され、翼は何も言えず。ふと、彼女の腕輪が光る。
「あ、時間が無い! それじゃ──『お客様を配達』しますね♪」
「……え?」
怪しい笑みを浮かべるメアの手が、翼の頭に振れた瞬間。翼の意識は、電源を落とされたテレビのようにブツンと途切れる。
──翼は。気が付くことが出来なかった。『メア』と名乗る女性の袖には、別のロゴが記載されていたこと。そこには、黒字に白で明確に書かれていた。
【
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北村綾香。安藤翼と同じ学年であれば、あるいはその下級生の一部も彼女の事を知っている。活発で誰にでも優しく、男女問わず人気のある少女。彼女の溢れんばかりの元気で綾香の居るクラスは回っている、と言っても過言ではない。
笑顔が眩しい彼女だが、風の噂ではバストはDカップであると翼は男子同士の会話で聞いた。流石にジロジロと見ると本人に嫌われるから、意識的に目を逸らしているが──美少女で胸が大きいともあれば、男子達の憧れになるのは明らかだった。そして、安藤翼もその一人だった。
「ん……ぉ……?」
『翼』の意識が戻る。瞬きをすると、彼は。自分が、全く知らない部屋に居ることに気が付く。彼が普段住んでいるワンルームの寮よりもずっと広く、綺麗に整った部屋。そして、部屋には。
「ここは、どこだ……? ん、鏡……?」
翼の居るワンルームには、そんなものは置いていない。ふと、気になって近づいてみる。
彼は驚愕する──突然、知らない部屋に来てしまったことよりも。
「えっ……!? な、なんで……!?」
鏡の向こう側。
「これって……オレが……北村さんになってる……!?」
発した声が翼のモノではなく、綾香の高い声になっていることに余計に動揺が増す。そして、実感が強まる。本当に──本当に、自分があの北村綾香になっているのだと。鏡に映る
「き、北村さんのスマホ……?」
ふと気になって画面を見ると。
【ウーバー憑依のご利用ありがとうございます! 当サービスで、貴方の魂を他の人に『配達』します!】
【『
【それでは、良き時間を!】
『Uber Possession』のロゴと共に表示されていたその表記は、十数秒すると消えて。元のスマホのロック画面に戻ってしまった。『気持ちよくなれる事』。その表記が、翼の記憶に焼き付く。
「北村さんの記憶を読む……? で、でも……気持ちいい事をするって、どうやったら……」
綾香の口で、そう呟いた時。何かが頭の中で引っかかった。彼女の使っている学習机、その奥。そこを探れば何かがあるのではないか、と。
「う、ん……? で、でも勝手に開けちゃったりしていいのかな……いやでも、記憶をどうにかしないと……」
そう言いつつ。何処を探ればいいのか、今の
「う、うわっ……なんだよ、コレ……!? ディルド、ってやつだよな……」
ひょっとしたら、翼が一番勃起したときよりも大きいのではと思うほどのサイズ。小さな綾香の手のひらで握ると、ちょうどフィットする大きさ。
「気持ちいいことってつまり、オナニー、だよな……うわっ、いま北村さんの声でオナニーって言っちゃった……!」
羞恥心と興奮の入り混じった感情が
「でもさ、これを
心臓が早鐘を打つとはこういう感覚なのだろう、そう
「っ……♡♡」
制服のスカートの内側に手を忍び込ませて。
「っぁ……♡♡♡ ぬ、脱がせちゃった……♡♡♡ いや、自分で脱いだんだ……っ♡♡♡」
改めてディルドを握る。こんなに大きなものが──
「こ、こうやって、
たったの一突き。それを身体に入れた瞬間、肉体のスイッチが切り替わってしまったかのように。それまでの躊躇や未知への恐怖がすべて吹き飛んで。代わりに、悦びの感情だけが綾香に襲い掛かる。
「あ゛っ♡♡♡♡ ぇぁっ♡♡♡ こ、こんな風にっ……♡♡ 北村さん……オナニーでっ♡♡♡ こんな風に感じてるんだっ……♡♡♡」
ずちゅ、ずちゅと。自分の身体を乱暴に扱い始める。膣にディルドを入れる手が早くなり。身体に衝撃と快楽の波が、何度も何度も押し寄せてくる。
「はぁあ゛っ♡♡♡♡ うぁあ゛っ♡♡♡♡ こんなの、しらなっ♡♡♡♡ っぁあ゛っ♡♡♡♡」
女体の快楽。女のオナニー。雌の絶頂。翼の知らない感覚。綾香という美少女を通じて、それを貪る。
「お、俺っ────♡♡♡ 北村さんのまんこで──♡♡」
溜まりに溜まった熱が一気に最高潮に達して。もう、これ以上はガマンできない。思わずディルドを両手で握りしめて。膣奥に入っているディルドを、より膣奥まで突き──
「イ゛っ♡♡♡ ぎゅぅうぅう゛♡♡♡♡ あ、ぁああああ゛っ──♡♡♡♡♡」
糸の切れた人形のように、くたりと床に倒れこんでしまう。幸福感、ふわふわとした感覚、あたたかいきもち。くるくると空転する頭の中で、それだけが今の
「ぁ、ぁあ゛っ……♡♡♡♡」
──それと同時に、翼の脳裏に流れ込んできた、今まで読み取る事のできなかった『綾香』の記憶の深層。
北村綾香が、こんなにも淫らな少女だったのは。彼女には既に彼氏がいて、何度も身体を重ねていたからだった。
その事実は、決して翼にとって大きすぎる衝撃ではなかった。綾香ほど魅力的な娘に、彼氏が居ないはずがないのだから。相手は、翼と同じ部活の友人。いつも、彼氏が居ない翼に色々とアドバイスをくれていた良い奴。
「だ、よな……そりゃ、告るよな……」
友人は良い奴で。綾香も、彼の真摯な気持ちに打たれて恋人になった。……だけど。だからといって。『翼』の気持ちが整理できる訳がなかった。
「でも……今は俺が綾香なんだから……」
混乱した気分と、ぶつけようのない黒い感情が合い混ざって。
「『上書き』しても、良いよな」
そう、
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「えへへっ♡♡ 普段の
綾香の記憶、感情、心理。全てを読み取った翼は。綾香の全てを、自分のモノに塗りつぶしてやろうと画策する。そのために、綾香《つばさ》は自分のスマホで何枚もの写真を撮影する。鏡の前で、乳首だけを人差し指で隠して殆ど上裸な姿を取る。あるいは、私服に着替えてみてミニスカートからパンツがわざと見えるような恰好をさせてみたりする。
「うぇへへ……
そして、遂には。
「ねぇ、翼クン……本当の
綾香の全てに繋がった今の彼ならば。綾香の演技をすることだって容易だ。否、最早演技と呼べるものではなく。彼女の思考を
「翼クンに、
手の届かない高嶺の花が。皆にとっての太陽が。そして、既に他の男の
「他の男なんかと浮気してゴメンね……でも、この気持ちは本当だから……♡♡ 今すぐにでもキミとセックスしたいけど、難しいから……今日は、この偽チンポで我慢するね……♡♡♡ これを翼くんのおちんぽだと想って、たくさんご奉仕するねっ♡♡♡♡」
左手で、くち、くちゅっと。
「っじゅるるっ……♡♡♡ ちゅぅう゛っ……♡♡♡♡ はぁっ……♡♡♡♡ どうかな、わたしのフェラ……今度会ったら、翼クンのホンモノのおちんちんの味が知りたいなぁ……♡♡ はぅう゛っ♡♡♡♡♡」
ディルドを愛おしくフェラする綾香の姿。鏡に映るソレは、綾香の暗い欲望を燃え上がらせるのには十分だった。一度絶頂に達した後だったのもあり、ソコの準備は既にできていて。今にも、その隙間を埋めて欲しいと下半身が、胎の奥が疼く。
「あ、あはは……翼クンの事を考えてたら、ワタシのココももうこんなにぐしょぐしょになっちゃった……♡♡ ね、ねぇ。これを……翼クンのおちんちんだと思って、
愛らしくおねだり。それに応える者は居ない、止める者も居ない。だから。
「は、ぁあう゛っ♡♡♡♡ っぁあ……♡♡ こんなオモチャより、本物の翼クンのが欲しかったけどっ……♡♡♡ 今度、絶対に
ディルドで突く動きが、どんどんと激しくなる。気持ちよくなれる方法が分かった今なら、綾香《じぶん》の身体の何処を突けばいいのか、簡単に分かってしまう。だから。
「や、やばっ♡♡♡♡ またっ、イきそうぅ゛っ♡♡♡♡ つっ、翼くんのおちんちんでっ゛っ♡♡♡♡」
抑えが効かなくなる。もう、鏡で
「イ゛っ──ぁあ゛っ♡♡♡♡ んぁぁあああ゛っ────♡♡♡♡♡」
バチン、と電流を流された時のように。綾香の身体が跳ね、抑えられない嬌声が響く。ぷしゅ、と部屋のカーペットに彼女の潮が広がる。ピク、ピク、と快楽の余韻で痙攣する綾香の姿を、彼女のスマホはずっと録画し続けていた。
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「はーい、
『配達員』のメアが、翼を見下ろして宣告する。いつの間にか眠っていたようだ。あるいは、意識を失ってしまったのかもしれない、と。朧げな意識から復帰しようとする翼。頭を振り、メアの返答に答えようとする。
「オレは……夢でも見ていたのか?」
「おやおや。確かに超現象的な事が起こった時に、人間はそれを否定する所から始めますが……お客様は『確固たる証拠』をお持ちではありませんか♪」
「あぁ……? あっ! そうだ、スマホに!」
自分が床に落としたスマホを拾い上げ、メール画面をチェックする。宛名の登録されていないメールアドレスから、何通もの件名とメッセージの無いメールが来ていた。そこに何枚も、何個も入った動画ファイルを確認する。
──北村綾香の、あられもない自撮り姿が。自分を扇情的に見せつける姿が。大量に送り付けられていた。翼は確信する。
「ははっ! 本当に……オレは
「ふふっ、気に入っていただけたようで何よりですっ♪ ただ、お気をつけてくださいね? その写真や動画で『お届け先』を脅すのは契約違反ですから」
そんな危なっかしい事はしない。強請って無理やり何かをさせるよりも──より、彼女の心すら支配する方法を覚えてしまったのだから。
「く、くくっ……このアプリさえあれば、誰でも……!」
スマホ画面に釘付けになり、異様な笑い方を始めた翼をよそに。
「それでは、またのご利用お待ちしておりま~す♪ あ、言い忘れてた。『利用料』は既に徴収しましたので。後で確認してくださいね?」
「これでしばらくオナネタには困らないな……」
メアが居なくなった部屋で、翼は綾香の写真と動画を、興奮の滾った眼で見続ける。だから、メアが去り際に残した発言など、気にも留めていなかった。
彼は、まだ気が付いていない。
メアが発した『利用料』という単語の意味を。
そして、自分の身体に生じた異変も。
童顔気味だった翼の顔つきは──無精ひげの生えた、社会人になりたての青年の様相へと変貌していた。