いつもと同じように、マネージャーの部屋の掃除を手伝いに来てくれた沙季。
掃除が終わったあと、沙季は物欲しそうにアピールをするが、マネージャーはわかっていてスルーする。
沙季は発情した顔をして、すっとぼけたマネージャーに向かって自分の欲望を素直に口にした。
その熱にとうとうマネージャーは我慢できなくなって――
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お久しぶりです。よろしくお願いします。


お掃除のあとは淫らな彼女と欲望のままに

 

 

「――んしょ……っと、これで……」

 

 休日の午後。俺の部屋に白石沙季がいる。掃除道具片手に部屋を懸命に掃除してくれていた。今日が初めてではない。

 きっかけはいつも通り散らかっていたデスクの片付けをしてくれた沙季に『マネージャーの部屋の掃除もしましょうか』と提案されたことだ。いや、あれは提案というよりは勧告とか命令とか、そういうのに近かった。キツい口調の沙季にたじろいでしまい……あっさりと俺は白旗を上げてしまった。

 書類山盛りのデスクを見て沙季がキレるのは想定内のことで、それなのに片付けをしなかった俺の自業自得だ。そしてそんなデスクだからか、俺の家が酷い有様だと彼女が想像するのは至極真っ当なことだった。

 アイドルを家に入れることに抵抗はあったが、相手が真面目な沙季だから大丈夫だろう。問題は起きないだろう、とそう思っていた。……思っていたんだ。

 

「マネージャー! そっちはどうですか?」

 

 俺と沙季は二人で同じ場所を掃除するのではなく、それぞれ別々の場所を掃除していた。沙季は水回り、俺はそれ以外という分担だ。大部分が既に終わっていて、今やっているところが最後だ。彼女は台所の辺りの掃除をしていて、俺はベッドメイキングをしていた。

 掃除が終わったのだろう。ぱたぱたと足音を立てて、沙季が近寄ってきた。

 

「ちょうど今こっちも片付いたところだ」

 

 タイミングがいい。彼女に合わせたみたいになったが、俺の担当していた分もちょうど終わった。

 

「そうですか。それじゃあ……これで掃除完了、ですね」

 

「ああ。……ありがとうな、沙季」

 

「ふふっ、どういたしまして。でもマネージャー、ちゃんと自分でも定期的に掃除してくださいね」

 

 釘を刺されてしまった。散らかっているわけではなかったが、日々の忙しさにかまけてサボっていたから埃や汚れがかなり溜まっていた。すっかり汚れた雑巾を見て改めて気付かされた。

 

「……まあ、頑張るよ」

 

 と言ったものの。仕事を終えて帰宅してから疲れた身体で掃除をする気なんて起きるわけがない。ほんの少しの片付けだってなかなか辛い。結局は掃除しないで今日みたいになりそうだった。

 

「もうっ、やる気あるんですか?」

 

 沙季は小さな子供を叱るようなジト目をして俺を責める。年下の女の子に日常生活のことで怒られるのは客観的に見て情けない。でもまあ、沙季にはもう情けないところを沢山晒しているからなぁ……。

 なんだかんだ言って沙季が手伝ってくれるだろう、と。もはやそれが当たり前だと思っているところがある。客観的に見なくても情けない。

 

「いやだってなぁ……忙しいしなぁ……」

 

 沙季がいるからか、なんだかんだ甘えてしまう。

 

「忙しくてもちゃんとやってください。私がいなくても、です」

 

「…………はい」

 

 仰る通りで言い返せない。言い返せないが、反省して今後やるかどうかは不明だ。忙しさを言い訳にやらない可能性大だ。そうしてまた沙季に怒られる……そんなことを繰り返しそうだ。

 

「――……それで、マネージャー?」

 

 もじもじと、沙季が身体を微かに揺らす。上目遣いで、なにか言いたげ。

 

「ん?」

 

「えっと…………掃除、終わりました……よ?」

 

「ああ、そうだな。本当にありがとうな、沙季。助かったよ」

 

 沙季の態度には気付いている。だけど俺はそんな彼女の態度にはワザと触れず、手伝ってくれたことの感謝だけ伝えた。

 やはりというか、沙季は俺の言動にもどかしそうな表情でなにか言いたげにしていた。

 

「その、マネージャー……? 自分で言うのもなんですけど、私、マネージャーのために頑張ったと思うんです」

 

「…………」

 

「だから……あの……えっと、その…………っっ」

 

「どうしたんだ、沙季……? はっきり言ってくれないとまったくわからないんだが」

 

 それでも、はっきりとは言いにくそうにしていて、言い淀む沙季。

 ……実のところ、彼女が言いたいことはわかっている。それでも俺はわからないふりをして沙季の口から言わせようとした。そのほうが可愛い沙季が見れるからだ。

 

「……ご褒美があっても、いいと思うんです」

 

「『ご褒美』……?」

 

 『ご褒美』、というワードが出てきて俺は内心ニヤついてしまう。そう、俺が聞きたかった単語がようやく沙季の口から出てきた。

 でもまだすっとぼける。鈍感なふりをする。もっと恥じらう沙季を堪能したいのだ。

 

「……わかっててやってますよね、それ」

 

 流石に露骨すぎたか。沙季はジト目で俺を睨みつけてくる。まあこれが初めてではないのだから、彼女がわかってしまうのは当然だ。

 

「はははっ……いや悪い悪い。沙季が可愛くて、つい」

 

「つい、じゃないですっ」

 

 眉を吊り上げて怒るその姿もいい。俺が揶揄いたくなるのも、仕方がないんじゃないか。

 というか沙季が悪いのだ。はっきりと言いたいことを言わないのが悪い。自分の望みを、欲望を曝け出さないと。

 

「いやでも沙季。それならちゃんとおねだりをしなきゃ駄目じゃないか」

 

「っ……それは――……」

 

 呻いて、言葉を詰まらせた。言葉が宙に溶けていく。沙季にはまだ躊躇いがあるようだった。その躊躇いを取り除かせてやる必要がある。

 

「……じゃあ、やめておくか」

 

「え……」

 

「さて、じゃあ俺はお茶を入れて休憩でも――」

 

 動揺している沙季を尻目にお茶を入れようと台所へと向かおうとして――できなかった。シャツの袖を掴まれて彼女にぐいっと引っ張られて進めない。

 無理矢理に彼女を剥がして進むこともできるが、そうすることが目的ではない。お茶を入れに行くのはあくまで沙季から本音を引き出すための手段でしかなかった。

 

「――…………シたいです、マネージャー」

 

 ぽつりと、恥ずかしそうに言葉を発した。瞳を熱っぽく潤ませて、頬を上気させて、沙季は整った顔を発情させていた。それは少女がする顔じゃない。女の顔だ。

 あまりにもわかりやすくて、俺まで当てられてしまった。かっと身体が熱くなって、衝動的に突き動かされる。その雌顔に近づいて、唇を奪う。

 

「――んんんっ……んぁ……んむっ、んふぅ……んぅ……ふむぅ……」

 

 待ってましたと言わんばかりに、沙季はすぐに応えてくれた。互いに唇を擦りつけ合う。無我夢中な俺たちは鼻がぶつかるのもお構いなし。作法も遠慮もなく貪り合う。これもいつも通り。

 気持ちいい。胸が幸せ一杯になるぐらい気持ちいいが、物足りない。唇だけでは足りない。触れ合いだけでは足りない。より深い触れ合いがしたくなる。止めどなく欲望は湧き上がってきた。

 

「んんっ! ちゅっちゅく……ぢゅる、ちゅぅちゅっ……えぅ、れろっ、んぅっ……えろろっ」

 

 唇の間、沙季の口内に舌を捻じ込む。彼女の厚い唇に触れた。身体を震わして沙季は驚いたが、今回もやっぱりすぐに順応した。彼女は舌を俺の舌に絡ませて、自らからも積極的に動き始める。

 舌同士の貪り合いは唾液を二人の口の周りに撒き散らす。そんなものは俺は気にならなかったし、沙季も気にしていない。性欲の前には些細なことだ。

 そんなことよりももっと、もっと。唇だけじゃなくて。舌だけじゃなくて。もっと、身体を、胸を、足を、太もも、腹を、そして性器を。俺も沙季も相手に擦りつけ合う。

 触れ合う部分が熱くなって、ピリピリと甘い痺れが皮膚の上を走った。いつの間にか、二人とも腕を相手の背中に回して、抱きしめ合っていた。本当に気付いていなかった。

 身体が熱い。布という壁が鬱陶しい。ベルトを緩めて、ズボンを乱暴に脱いでいく。沙季も同じなのか、身体をムズムズさせながらも服を脱ぎ捨てていった。唇を重ねて擦り合わせるのが気持ちよすぎてキスは止められない。だから俺も彼女も脱ぎ方はかなり乱暴だ。

 

「はぁ、はぁ……はぁ……」

 

 息継ぎのタイミングで唇が離れた。唾液でできた透明な橋がかかっていて、ゆっくりと落ちていった。

 どのぐらいの時間、舌を交わらせていたのか、定かでない。息が苦しくならなければ。呼吸をするという行為が煩わしく思えた。沙季の顔を見るとやはり彼女も名残惜しそうにしていた。瞳の奥が揺れている。

 沙季も俺も残りの衣類も脱いで――下着だけになる。沙季の下着姿に釘付けになってしまう。ライムグリーンのブラジャーとショーツ。月下美人の刺繡があしらわれた、その下着は生地が薄くて、スケスケで、大事な部分が隠れていなかった。薄っすらと見えて、わかってしまう。

 ショーツから染み出てきた白濁液が太ももを伝って垂れていく。俺は沙季の許可も取らずに股間部分に触れると、布越しに指先は水気に感じた。濡れていることがはっきりとわかった。

 

「――あ……っ」

 

「期待してたんだな」

 

 恥じらいと期待が混じった高い声を沙季は出した。

 蜜をたっぷりと掬った指をショーツから離して、それを見せつけながら沙季にニヤついて笑いかける。自分でも下卑た笑みだったと思う。

 

「……っ」

 

 頬を赤らめ、沙季は唇を噛む。否定の言葉は出てこなかった。俺の言葉に『違う』と反論できるような根拠が見つからないのだろう。悔しげな表情がそれを裏付けていた。

 

「なにをしたいのか、ちゃんと口にするんだ、沙季」

 

 反論できないのをいいことに俺はさらに言葉攻めをする。沙季が高圧的だと感じるような言葉遣いで。

 沙季は目を泳がせて、最初の数秒だけ迷って――

 

「……マネージャーと……せっ、くす、するの期待してましたっ。マネージャーとっ、セックスしたいんですっ」

 

 躊躇いがちに口を開いて、俺の望み通り言葉を発してくれた。いや沙季が自ら望んで、だ。恥ずかしそうで歪んでいた顔に歓喜が滲んで見えた。

 まだだ。まだ、沙季は我慢している。スケベな本性を曝すのを躊躇っている。もっと曝け出せるようにしてやらないと。理性で抑えつけられている沙季の本質を引き摺り出してやる。

 

「もっとドスケベに言うんだ」

 

「っ!?」

 

 唇を強く噛んで、愕然とした反応。潤んだ瞳がゆらゆらさせた。俺の更なる命令に彼女の理性は抵抗を見せていた。

 

「……マネージャーとっ! 生ハメセックスしたくてっ! 掃除中もおまんこぐちょぐちょ濡らして期待してましたっ!」

 

 沙季が叫ぶ。恥も外聞もなく、濁流のような勢いで言葉を吐き出す。欲望を晒していく。

 

「早く……っ、早くシたいですっ! 交尾したいんですっ! パコパコしたいんですっ! だからっ……マネージャーのおちんぽくださいっ!」

 

 食い気味に言葉を吐き続ける。待てができないほどにすがりついてきて、盛りのついた犬のようだ。

 我慢の限界はとっくに超えていたらしい。いやこれこそ俺が期待していた姿だ。

 普段はデスクの散らかしっぷりを見て厳しいことを言う沙季が今や煩悩の赴くままに物欲しそうな態度を見せる。そんな彼女を見ていたら、もっと焦らしたくなる。

 

「――あっ♡ な、なんで……っ♡ あっ♡ はあ♡ あぅ♡ ……ちゃ、ちゃんとっ、おねだりしたのにっ♡ ぅん♡」

 

「…………」

 

 ハメてほしいという沙季のおねだりをあえて無視して豊かな胸を揉みしだく。切なげに声を上げて抗議してくるが、無視した。

 確かな質量を両手で楽しむ。円を描くように手のひらを動かし、指の一本一本を丹念に膨らみに沈み込ませていく。圧迫するような強めの力のほうが今の沙季は好きなようで、彼女の声はさらにイヤらしく、下品なものになった。

 俺は目の前の彼女に悟られないようにほくそ笑んだ。想像通りの乱れっぷりだ。自分の思い通り、欲望を隠さない雌になっているその様をを見て、悦に浸らずにはいられない。

 

「沙季、ブラ取るからな」

 

「え……っ、待っ……――あっ♡ ゃあっ♡ ああっ♡ ふぁあっ♡ 乳首、ぎゅってされてっ♡ あっ♡ ぁっ♡ だ、駄目ですっ♡ やっ♡ 頭おかしくなっちゃいますっ♡ あぁ♡」

 

 返事は聞かず、胸を守っていた布を剥ぎ取った。露わになった乳首はぷっくりと膨らんでいて、触ってほしそうにピンと主張していたから乳しぼりをする要領で指で挟んできゅっと扱く。

 首をイヤイヤと左右に振っていて、沙季は快感に耐えながらも明らかに悦んでいた。喘ぐ声が高くなっていく。

 

「あっ♡ それっ♡ やぁっ♡ それ駄目です♡ あ♡ あ♡ そんなにぎゅって、引っ張られると……っ♡ んっ♡ んふ……っ♡ はぁっ♡ もっと駄目になりますっ♡」

 

 指で挟んだ乳首を引っ張ってやると沙季は身体をぶるっと震わせてより淫らな反応を見せた。

 おっぱいだけでこんなに簡単に乱れるなんて……。それなら上だけじゃなくて下も触ると一体にどうなるのだろうか、期待が膨らんでいく。

 片方の手を彼女の下半身へと這わせていき、ドスケベショーツの中へと侵入させた。もちろん、それだけで止まるつもりはない。

 

「そんなぁ……っ♡ 下着の中、だけじゃなくてっ♡ はあ……っ♡ 女の子の……大事なところにまで♡ んっ♡ あっ♡ ああ……っ♡ マネージャーのおっきな指が入って、いく……っ♡」

 

 前戯なんて必要ないぐらいに、そこはすでにぐっしょりと濡れていた。潤いの元となっている窪みに指を沈ませる。吸い込まれるかのように指が奥へと飲み込まれていった。

 指を入れた膣の中は温かい。チンポが入ってきたと勘違いしているのかと思ってしまうぐらいに、指を包み込む襞が締め付けてくる。それこそ本物に挿入すれば間違いなく気持ちいいだろう。

 

「大事なところ、じゃないだろ? ちゃんとどこか言うんだ」

 

「あっ♡ あっ♡ あっ♡ ……お、おまんこっ♡ 私のおまんこの中まで入れないでくださぃっ♡ んぁっ♡ ち、がっ♡ そこも駄目っ♡ ぁ♡ お♡ クリトリスくにくにしちゃ♡ あっ♡ んっ♡ んぅぅ♡ 駄目っ♡ だめっ♡」

 

 指で膣内を掻き混ぜながら命令すると、沙季はあっさりと俺の言う通りに下品な言い方をしてくれた。俺はご褒美に親指を使ってクリトリスを転がすように擦ってあげる。

 駄目、駄目と沙季はうわ言のように繰り返し呟いた。俺に言っているようにも聞こえるが、どちらかと言うと自分に言い聞かせているようだった。俺にはなんだかそう聞こえた。

 

「駄目? はは、駄目じゃないだろ。もっとしてほしいよな?」

 

 沙季に問いかけながら乳首、膣、クリトリスの三点を強くイジってやる。駄目じゃないことを俺は知っている。もっと、本音を引き出してやらないと。

 

「んんぅ~~っっ♡ んっ♡ んぅ♡ あっ♡ あっ♡ ……は、はいっ♡ そうですっ♡ あぁ♡ んぁっ♡ ぁ♡ もっと、してほしいですっっ♡」

 

 沙季は耐えきれずに大声で叫んだ。言わせてやったのだ。

 

「はははっ……ああ、わかった。沙季の望み通り……イかせてやるからなっ」

 

 膣内の指を曲げ、彼女の臍下辺りを撫でまわすように動かしていく。それだけじゃなくクリトリスを擦る指の動きを速くさせる。駄目押しに乳首を搾る力も強くしてやる。一か所だけに留まらず、三点同時に激しく責め立てることで、沙季が受け止める快感は一気に増えていった。

 

「あぁっ♡ あっあっぁっ♡ そんな、マネージャーっ♡ くぅぅ……っ♡ はっ♡ や♡ あっ♡ あは♡ ぅぅ♡ 激しく。責められたらっ♡ ふぅっ♡ あっ♡ あぁ♡ んぅぅ……っ♡ すごいのきちゃう♡ きっちゃいますっ♡ ぁ♡ 止まらないですっ、マネージャーっ♡」

 

 その快感によって沙季は腰をヘコヘコと淫らに動く。声に余裕がなくなって切羽詰まっているものへと変わっていく。手が、腕が、身体が、ゾクゾクゾクとわななく。オーガズムが近いことは明らかだ。

 

「そのままっ……そのままイけっ」

 

「はいっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ イきますっ♡ イきますっ♡ イくっ♡ イくっ♡ イくぅっっ♡ ~~~~~~っっっ♡♡♡」

 

 その瞬間、彼女は声にならない悲鳴を上げる。昼間の部屋に淫らな絶叫が静かに響き渡った。

 沙季は背中を丸めて下半身をがくがくと大きく震わせる。その秘所からはお漏らしみたいに勢いよく潮を吹かせていた。

 イった。俺の愛撫で簡単にあっさりと沙季はイった。堪えることも、抵抗もなかった。それはそうだ。彼女自身が絶頂することを望んで期待していたのだから。

 

「……っ♡ はぁ♡ はぁ♡ はぁっ♡ はぁー……っ♡ はあ……っ♡」

 

「はは……っ」

 

 身体を落ち着かせようとして沙季は荒れた呼吸を繰り返す。頭の中はふわふわとしたままなのか、その瞳は虚空を見つめていて、幸せそうにぼんやりとしていた。

 それもあってか、自分の力で立っていられなくなって沙季は身体をグラつかせる。そしてすぐに身体から力が抜けて、彼女はもたれかかってきた。俺は身体で受け止めて支える。

 沙季との関係はこれが初めてじゃない。今日のように部屋の掃除に来てくれた彼女を性欲溜めまくりでムラついていた俺が我慢できずに襲ったのがきっかけだ。あの日俺は沙季を自分専用の雌にした。それ以来セックスの快楽にドハマりした沙季は俺のセクハラに抵抗するどころか、自ら誘惑してくるようになったのだ。健全な恋人とは言えない、互いに性衝動をぶつけ合う関係。そして、それは今日もだ。

 

「さて……と」

 

 そのままもたれかかってきた沙季をベッドに寝かせてやる。放心状態の彼女は寝かされたことに彼女は気付いていなさそうだ。

 俺も沙季と同じように服を脱ぎ捨てる。そしてベッドに上がって、彼女に覆い被った。

 ガチガチに勃起したチンポの先端から我慢汁が溢れ出てきて、垂れていく。彼女の腹の下に落ちて、肌を汚す。その様にチンポは悦ぶみたいにひくついた。

 

「じゃあ、挿入するからな……って聞こえてないか」

 

 わかっていたが、もちろん返事はない。意識朦朧の中、挿入するなんて、沙季が知ったらどう思うのだろうか。沙季は怒るかもしれないが、俺はもう我慢できないのだ。早く肉棒を突っ込んで、身体を支配する性欲を発散したいのだ。

 反応のない彼女のおまんこにチンポを挿入していく。ほかほかの膣肉が俺の竿を飲み込んでいった。沙季の中は締まりがよくキツキツで、ぼんやりとしているのに時折チンポを締め付ける動きを見せてくれた。

 

「ああ……気持ちいい……」

 

 思わず漏れてしまう。何度味わっても飽きることない、気持ちよさ。刺激を得ているのは男性器だけだが、身体中に快感が巡っていき、溶けそうになる。

堪らずに腰を引くと襞に絡みついて、新たな刺激が湧きたって全身を駆けていく。その快感が引いたチンポを押し込ませた。更なる刺激を求めてより奥へ、そして突いて引いてを繰り返す。腰が止まらない。

俺のチンポを受け止める沙季はぼんやりとしたまま、悩ましげな吐息を漏らす。この状態でも気持ちよくなっているのだと見てわかった。だから俺は沙季のことを容赦なく思い切って腰を彼女にぶつける。

 

「――んあ゛っっ♡ ぇ? な、なんで……あ♡ あっ♡ ぁっ♡ あぁ♡ マネージャーのが♡ んぁっ♡ 入ってるぅ♡」

 

「ごめんなっ。我慢できなくなって」

 

「あぁっ♡ やあっ♡ あっ♡ あっ♡ 謝るぐらいなら……っ♡ ぁん♡ 腰振るの、止めて下しゃいっ♡ おっ♡ おぅっ♡」

 

 いきなり強く打ち付けたからだろう。その瞳に光を戻した沙季は驚いて目を白黒させて――どうしてこうなっているのかと理由を問いかけてきた。だがピストン運動によって襲い掛かる快感に喘いでしまっていて、糾弾するような圧はない。蕩けきった顔からも彼女が気持ちよくなっていることは明白だった。

 謝りながらも腰振りは止めない。止める気もないし、おそらく止めようと思っても止められない。もう自分ではどうにもならない。口ではあんなことを言っているが、きっと沙季も同じだ。

 

「――わかってる。もっとしてほしいんだよ、なっ」

 

「ちが……っ♡ ぉっ♡ あぁっ♡ あぅっ♡ な、なにゃんでっ♡ ぁっ♡ トントン、早くなってりゅんですかぁ♡ あっ♡ あっ♡ あーっ♡」

 

「そんなこと言って、沙季のここはやめてほしくなさそうだがっ」

 

「あ♡ あっ♡ あ、あっ♡ そ、そんなわけっ、ないですっ♡ やぁんっ♡ そんな……っ♡ んんっ♡」

 

 彼女のお望み通りに、そして俺もさらに快感を求めて、腰振りを速くする。肉と肉がぶつかる音も、性器の繋がっている部分の水音も大きくなった。腰の辺りを覆うムズムズとした、心地の良い違和感は増していき、その範囲を広げていく。

 沙季の肉体は口よりも素直だ。否定の言葉を口にする裏腹に、膣の襞はまるで嬉しそうにその動きを活発にさせ、肉棒を締め付けてきた。いや声だって、彼女は隠しきれずにボリュームを上げていく。

 果たして、いつまで認めないでいるのか、見物だ。この調子ならすぐに認めそうな気がするけど。

 

「へーえ、そうなのか……俺にはそうは見えないけどなあ……。俺に嘘を付く必要はないんだぞ? 本当の自分を曝け出して、いいんだぞっ」

 

「あっ♡ お♡ ぁっ♡ んぉっ♡ ~~~~っっ♡ ――そ、そうですっ♡ マネージャーの言う通りですっ♡ おチンポズンズンやめてほしくないですっ♡ もっとパコパコしてくださいっ♡」

 

「ああ……っ。沙季の望み通りにしてやるよっ」

 

「おチンポいい♡ あっ、ぁっ、ああっ♡ 気持ち、いい……っ♡ あっ♡ あひっ♡ ああぁ♡ ガチガチおチンポすごい♡ カッコイイっ♡ もっとっ、奥イジメてくださいっ♡ はああっ♡ うぁっ♡ んぅっ♡ んんんっ♡」

 

 やはり、俺の予想通り。すぐに素直になってくれた。今更取り繕っても……と思ったが、欲望を晒すことに抵抗があるのは当然のこと。その抵抗がなくなるぐらいに、性欲の快楽に対して貪欲になってくれている沙季を見て、俺は雄として誇らしくなった。

 理性的な沙季には似つかわしくない、下品で媚びるような言葉遣い。その言葉に普段のしっかりした優等生な姿とのギャップを感じさせて、俺をさらに昂らせた。もちろん俺を興奮させるためにあえて口にしているというのもあるのだろうが、俺には心の底から湧き出てきたままに発しているように思えた。

 オナホを扱うみたいに身勝手な腰振りをするため、沙季の腰をしっかりと掴んだ。このほうが当然動かしやすい。腰振りの激しさが増したことで、彼女の二つの豊かな胸がぷるぷるとピストンに合わせて勢いよく揺れた。

 

「こんなにヨガってっ……チンポだったら誰のでもいいのか?」

 

「ち、ちがいますっ♡ あぁっ♡ マネージャーのっ♡ マネージャーのがいいですっ♡ あっ♡ あぅ♡ はあああっ♡ マネージャーのおチンポじゃないとヤですっ♡」

 

「本当かっ? 嘘ついてないなっ?」

 

「んんっ♡ あっ♡ あっ♡ ほんと、ですっ♡ このおチンポだけですっ♡ あぅぅっ♡ 私のおまんこはこのおチンポ専用なんですっ♡ やぅっ♡」

 

 俺の意地の悪い問いかけに沙季は必死になって否定してくる。その上でチンポに媚びるような淫らな言葉遣いで寄り縋ってきた。愛らしいその態度に俺はさらに興奮してしまう。

 ぐぐぐっ、と沙季の膣内で肉棒が硬度を増していき、膨張していく。暴風に似た衝動が身体を駆け巡り、全身がマグマのように熱くなった。沙季の身体で気持ちよくなろうと、そして沙季を更なる快楽地獄へと突き落とそうと、彼女の膣の奥深くへと腰を突き出して、責め立てる。

 

「あああっ♡ あっ♡ なかでおチンポおっきくなってるっ♡ もっとかたくなってっ♡ ああっ♡ すごいっ♡ あっ♡ あっあっ♡ あああぁっ♡ きもちいいっ♡ マネージャーおチンポきもちよすぎましゅっ♡ おぅっ♡」

 

「もっと気持ちよくなれっ。気持ちよくなれっ」

 

「はいっ♡ なりますっ♡ きもちよくなりますぅ♡ おっ♡ おっ♡ おっ♡ はげしっ♡ あ♡ おくトントンされてるっ♡ あっ♡ あっ♡ おくすごいっ♡ すごいのとまらないっ♡ おチンポトントンで、へんになるっ♡ おおっ♡」

 

 沙季の子宮が降りてきているのか、亀頭の先端にこりこりとした感触が当たるようになる。その壁をチンポで叩くように何度も繰り返し重点的に突いていく。その度に彼女は腰を面白いぐらいに大きく跳ねさせた。

 沙季の膣の明らかな反応の変化。雄の射精を受け止めて精液をより多く取り込んで、二人の遺伝子が混ざりあって出来た子を己の胎内に宿そうと、雌の本能がその準備をさせていた。彼女の膣襞が肉棒に絡みあってきて、精を気持ちよく吐き出させようと吸い付いてくる。ただでさえキツい締め付けなのに、チンポから伝わる快感は急激に増していっていて――限界はもう近かった。

 

「ぐっ、締め付けヤバい……っ。ああ……っ、クソっ、チンポがイラつくっ。もうムリだ……っ、射精してやるっ。沙季のおまんこに精子注ぎ込んでやるからなっ」

 

「はいっ♡ だしてくださいっ♡ ぁっ♡ ああ♡ おまんこのなかにっ、せーえきだしてっ♡ おっ♡ おぅっ♡ マネージャーのせーえきでいっぱいにしてくださいっ♡ ゃああっ♡」

 

 ドクドクと生産されまくって、溜まりに溜まった精液が早く女の胎に行かせろと主張してくる。お陰様で痛いぐらいにチンポは気持ちいい。強すぎる快感で不意に射精してしまわないように気をつけながらガン突きを繰り返して、もっとも気持ちよく射精できる瞬間を窺う。

 沙季は俺の身勝手すぎる中出し宣言に嫌悪感を示すどころ、悦んで、自ら進んで受け入れる姿勢を見せた。子宮口が精液を強請って、きゅぅぅと吸い付いてくる。さらに背中に回した手の爪を皮膚に食い込ませ、俺の身体にしがみついて密着してきた。恋人に甘えるみたいに、精液を一滴たりとも逃さないように。

 

「まねーじゃー、わたし……っ♡ おおっ♡ イくっ♡ もうイきますっ♡ あっ♡ あっ♡ イっちゃいますっ♡ あぁっ♡ あぅぅっ♡ あたまおかしくなりながら、イきますっ♡」

 

「あぁ……イけっ、イけっ、イけっ」

 

 俺だって沙季を逃がす気はない。彼女にその気がなくても反射的に逃げてしまうかもしれない。だからこそ、しっかりと腰を掴んでいるはずの手に改めて暴力的な力を加えて、女の力では絶対に逃げられないようにしてやった。最高に気持ちのいい瞬間はもうあと少しだと、下半身に言い聞かせて、腰を突き出して奥をぐりぐりと抉り、亀頭で子宮責めをする。

 沙季はおかしくなると叫びながら、膣内をきゅうきゅうとキツく締め付け、身体を激しく震えさせていた。だがこれが大きいな絶頂ではない。単なる甘イキにすぎない。何度も沙季とセックスしているのだからわかる。深い絶頂はまだだ。だがもうすぐだ。

 

「イきますっ♡ イくっ♡ イくっ♡ おまんこけいれんとまらないですっ♡ ゾクゾクがとまらないのっ♡ げんかいなんですぅ♡ あっ♡ あっ♡ あぉっ♡ もう我慢ムリぃっ♡ ぉぉっ♡ あぁぅぅぅっ♡ イきますっ♡ イくっ♡ イくぅっ♡ イ――――ぅぅぅぅっっっっっっ♡♡♡」

 

「ぐぅ……っ」

 

 沙季の膣がチンポを押し潰そうとするぐらいの圧で急激に締まって……その圧迫感に俺は耐え切れず振り切ってしまい、膣奥に押し付けたまま子種を吐き出した。

 耐えに耐えたことで抑えつけていたストッパーを外した時の快感は凄まじい。チンポだけではなく、下半身にも快楽物質が駆け巡り、溶けそうなぐらいに気持ちいい。世界が明滅して、視界が定まらない。頭がおかしくなる。

 

「んふー……っ♡ ふぅー……っ♡ ふー……っ♡」

 

 精を受け止める沙季は目をとろんとさせていて、恍惚とした表情になった。うっとりとしながらも、下半身を断続的にがくがくと激しく震わせる。ベッドの布地を力強く掴み、彼女は押し押せる絶頂の快感を身体に馴染ませようとしていた。その額には薄っすらと汗玉が浮いて、赤く染まった白肌を伝って流れた。

 

「あああ……っ♡ おチンポ、まだ、ドクドクって……っ♡ はー……っ♡ 精液、熱いです……っ♡ んふぅー……っ♡ ふー……っ♡ 私のおまんこ、いっぱいになっちゃいますよ……っ♡」

 

「まだ、出る……っ、とまらない……ぐっ」

 

「はいっ♡ もっと流し込んでください……♡ んふー……っ♡ 気持ちいい……っ♡ んぅ……っ♡」

 

 俺が射精の快感に浸っている間にも沙季の膣内は脈動を繰り返して、金玉を空っぽにしようと肉棒を絞って精液を吐き出させてくる。熟成された重たい精子が沙季のお腹へと溜まっていく。精液だけでぽっこりとお腹を膨らませてしまうのではないかとぼんやりと想像して、余計に俺は興奮した。沙季が望んでいるんだから――そんな考えが免罪符となり、遠慮をなくさせた。

 熱に浮かされた彼女のエロ顔が更なる情欲を掻き立てる。射精中だというのに金玉には追加の精液が生産されていった。射精が止まらない。

 長い射精の間ずっと、沙季は足で俺の腰をぴったりと固定させて、抱きしめてきた。子種を余すことなく受け入れたい、逃がしたくない、そんな意図を彼女から感じた。俺も、射精した子種汁が隙間から溢れないように、突き出した腰をぴったりとくっつけていた。

 

「はぁー……っ♡ はぁ……っ♡ はぁ……♡ マネージャー……♡」

 

 射精が止まっても呼吸の乱れは沙季も俺も収まっていなかった。どころか快感の余韻が身体の中でまだ燻っていて、頭がくらくらとしていた。ぼんやりとどこか焦点の合わない沙季を見れば、俺と同じ状態になっているのは察せられた。いや俺よりも重症かもしれない。

 

「マネージャー……おチンポ、気持ちよかった、です……っ♡ ありがとう、ございました……♡」

 

 お互いに落ち着いてきて。それでもまだ少しぼんやりとしていた沙季が喘いでいた時より遥かに小さな声で囁いてきた。俺の肉棒に向けた賛辞の言葉で、おまんこの中の射精済みチンポがピクついた。その反応を感じた沙季は嬉しそうに笑った。

 一度、肉棒を引き抜く。精液と沙季の愛液でドロドロにコーティングされた竿がずるりと現れる。まだ膣内から引く抜いてほしくないのか、膣襞が引っかかり亀頭にしがみついていたが、思いっきり腰を引いてようやくすぽんと抜けた。

 

「……ぁ♡ 精液溢れて、垂れちゃう……♡」

 

 パクパクとさせていた膣口からドロリと、白濁液が垂れて落ちていく。ゆっくりと、確かな量の粘液が綺麗にしたはずのシーツを余計に汚した。

 俺はベッドの上で胡坐をかいて、ふうと一仕事終えて息を吐く。……これは準備体操みたいなものだ。まだ一回戦が終わっただけなのだから。

 

「おチンポ……まだ大きいまま、ですね……♡」

 

 のっそりと。股から垂れる精液を拭かずに、沙季は起き上がった。四つん這いになって胡坐をかいている俺に近づいて、汚れたチンポを愛おしそうに見つめていた。

 彼女の言う通り、射精を終えたばかりだが、チンポはまだ硬く勃起していた。いますぐにでもまたヤれる状態だが――

 

「頑張ってくれた格好いいおチンポに感謝のキスです……ちゅっ♡ ――あっ♡ おチンポびくってなりました♡ 可愛い♡」

 

 沙季はチンポに顔を寄せて、愛液と精液で汚れた亀頭に唇を尖らせて口づけをしてきた。

 唇の感触とリップ音でチンポが反応してしまった。それを見た沙季が嬉しそうに微笑んだ。もちろんいつもの穏やかな笑みじゃなくて発情した雌顔でいやらしく笑っていた。

 この後、沙季がどうするのか。俺はわかっている。なにせ俺が仕込んだのだから。

 

「……このままおチンポ掃除させて頂きますね♡ ちゅ……っ♡ ちゅっ♡ ちゅちゅぅぅ♡ ちゅっ♡」

 

 俺の教えの通りに彼女は唇を使って汚れた肉棒を綺麗にし始めた。まずは音を出しながら口付けをして、竿にこびりついた汚れを吸い取っていく。そして小さな口から舌を出して、竿の下から上までをその肉厚でなぞり、沙季はドロドロの液体を舐め取った。

 もちろん亀頭の先の鈴口やカリ首、汚れが溜まっているところもぐりぐりと擦って、残さないように取ってくれる。普段掃除をしてくれるだけあって、チンポの掃除も上手い。

 

「へー……れろっ♡ れろぉっ♡ えろれろっ♡ ちゅーっ♡ ……もう、マネージャー、おチンポ震えすぎでお掃除しにくいです……♡」

 

 くすぐったさと気持ちよさに陰茎はビクッ、ビクッと沙季の唇や舌が触れる度に震えた。こればっかりは俺の意志ではどうにもならない。時折沙季の頬にぺちんとチンポが勢いよく当たった。

 文句を言うような言葉だが彼女はどこか楽しそうにしていた。奉仕できるのが嬉しくて堪らないといった感じだ。

 

「だからおチンポ咥えて、動かないように抑えちゃいますからっ♡ はぁむっ♡」

 

 口を開けて、亀頭をぱくりと咥えた。温かい口内に包まれる。温泉のような心地よさ。思わず声が漏れてしまった。俺のその声を聞いた沙季は目で笑っていた。

 

「ん……っ♡ んんーっ♡ んふー……っ♡ えろろっ♡ んんふっ♡ じゅぷっ♡ んふっ♡ じゅぷぷっ♡ んじゅっるっ♡」

 

 沙季の口の中でチンポが彼女の舌で擦られて、ぞわぞわとした感触が背中を駆け巡る。

おまけに沙季は口の中を窄めてきて、肉棒を強く扱いてきた。生温かさと舌の動きと頬の肉の圧迫が合わさって、まさしくおまんこの中に似た感触で包まれていた。お掃除フェラという名目なのに、気持ちよくなっていく。精子が作られていく。

 ……恐らく無意識だろう。尻を後ろに突き上げて、左右に揺らして、沙季は奉仕に夢中になっている。犬が飼い主に尻尾を振る姿を想起させた。

 

「んっ♡ んっ♡ ちゅぅ♡ ちゅぅっ♡ ぢゅるっ♡ ぐちゅっ♡ じゅぷっ♡ じゅぷぷっ♡ じゅぷ、じゅぷっ♡」

 

 舌を動かすのと合わせて沙季は顔も前後に動かしてきた。頬で擦られて、彼女の口内から出てきたチンポの汚れはすでに取れていたが、唾液まみれになっていた。沙季の動きは徐々に早くなっていって、それを見た俺は自分で動かしていないのにガン突きしている気分になる。

 チンポを咥えながら沙季が俺を上目遣いで見つめてきた。ご奉仕をしているというのに、挑発するような視線。彼女はこのままでいいのかと煽ってきた。……また射精しないのか、そう誘惑されていた。

 

「沙季」

 

「ん……っ♡ マネージャー?」

 

 勃起チンポから口を離して、顔を上げた。ニコニコと微笑んでいる。

 

「……わざとか?」

 

「なんのことですか?」

 

「……いや、なんでもない」

 

「はい、それじゃあ続きしますね……――んむっ♡ じゅるぅ♡ じゅるっ♡ んぢゅっ♡ んぢゅぅっ♡ んぷっ♡ じゅぷっ♡ んじゅぷぷ♡」

 

 ワザとやっているのか、と問いかけたのだが。そもそも意図をわかっていなかった。きょとんとした顔で、沙季は首を傾げた。そしてまたすぐにお掃除フェラを再開した。

 いや……わかっていないフリをしているのかもしれない。

 

「――んふっ♡」

 

 チンポを扱きつつも沙季は笑った。その笑みで確信した。沙季は口内射精を誘っている。口もオナホを扱いしてみて、と。

 ……もはやお掃除フェラだけで済ませることはできなくなった。

 

「っ…………沙季。ちょっと我慢しててくれ」

 

 有無を言わせず、そんな間を与えずに、俺は沙季の頭を掴んで前後に動かし始めた。もちろん彼女にかかる負荷を気にせず、思いっきり激しく、なにより俺のやりたいように。

 

「――ん゛んぅっ♡ ぇっ♡ んぶっ♡ んん、うぇっ♡ んじゅぽっ♡ えぅっ♡ ぐぽっ♡ んぐぽっ♡」

 

「ああ、やばいっ、止まらない……っ」

 

 苦しそうに沙季はえずきながら、それでも抵抗することなく健気に口を窄めて舌を動かしてチンポに奉仕してくれる。彼女の頭を掴んで俺の思い通りに遠慮なく動かしている事実に、沙季を自分の支配下に置いているのだと改めて実感して、征服欲が満たされた。性交時と同じぐらいの興奮が脳内をいっぱいにして、俺の腕は止まらなくなる。

 

「じゅぷっ♡ じゅぷぅ♡ ぉ゛っ♡ じゅぷぷっ♡ じゅぼっ♡ ぐぽっ♡ ん゛っ♡ ぐぽっぐぽっ♡」

 

 さっき出したばかりだというのにまたも精子が昇ってきて、吐き出したくなる。射精が近づいてきている。我慢しきれずに俺は腰を突き上げた。

 勢いがよすぎたためか、沙季の喉に亀頭が当たる。流石に彼女も反射的に抵抗する素振りをみせたが、それは一瞬だけ。すぐに受け入れてくれた。身勝手すぎる行為とそれを受け止める沙季に俺の支配欲は満たされ、そして快感は増していく

 

「このまま、精液出すからな……口で受け止めてくれっ」

 

「ん゛んっ♡ んんぅっ♡ ぐぽっ♡ じゅぼじゅぼっ♡ んぐ♡ んぐぽっ♡ んん♡ じゅぷじゅぷっ♡ ん゛じゅぷぷっ♡」

 

 俺の言葉に沙季は嬉しそうに口内射精を受け止める準備をする。受け止めるためのその動きにぞわぞわとしたものが背筋を伝って身体全体に広がっていった。太ももががくがくと震え始めて――

 

「あーっ……出る、出る、出るっ……ああっ、出るっっ」

 

「ん゛ん゛っっ♡」

 

 肉棒を深く突っ込んだ状態で、沙季の口の中に精液をぶちまけた。びゅくびゅくびゅるるっ、と二度目の射精だというのに勢いよく飛び出したドロドロの粘液が沙季の口内を満たしていく。精液を受け止める彼女は顔を歪めていて、流石に苦しそうに鼻息を漏らした。

 全部出し切った後、沙季の口から肉棒を引く抜く。吐き出された精液で膨らんだ頬がまるでリスみたいになっていた。彼女は精液を吐き出さず、そのまま口に含んだままにしていた。

 

「えー……みえくだはい……」

 

 見てください、と。俺の以前教えた通りに沙季は口を開けて、口内に溜まった精液を見せてくれた。白濁の粘液が舌に、そこから零れそうなぐらい乗っていた。彼女の口で射精したという確かな現実がそこにはあった。あのしっかり者で真面目で沙季の、マネージャーが相手であろうとお小言を言う口に、だ。やってやった、と達成感が心を満たした。

 いや、まだこれで終わりじゃない。

 

「……よし、飲んでいいぞ」

 

「あいっ♡ んっ……んっ……んっ……♡」

 

 俺の命令で口を閉じて精液を嚥下していく。粘りついた液体が喉に絡むためか、一気には飲み込めずに、沙季は唾液と混ぜ合わせながら少しずつ胃の中へと流し込んでいった。己の子種を飲み干していく沙季に男としての優越感を覚え、胸が熱くなった。

 

「――ぷはぁっ……ご馳走様でした……。マネージャーの子種汁、美味しかったです♡」

 

 精液を飲み干した沙季は満足そうに息を吐いて、恍惚とした表情を見せた。要するにエロい雌顔で。興奮しないわけがなく、俺のチンポはまたしてもイライラし出した。

 もう一度、沙季のおまんこにハメて気持ちよくなりたい。そんな本能的な欲望で頭がいっぱいになった。

 

「…………」

 

「ふふっ、まだマネージャーのおチンポ元気ですね。……今度は私から動きますから♡」

 

「……ああ、沙季に任せるよ」

 

 あまりにもあからさま過ぎたのか、沙季も気付いていたみたいだ。わかりやすいほどの臨戦態勢をチンポはとっていた。隠す気は微塵もなかったから当然だ。

 今度は俺がベッドに寝転がり――その上に沙季が覆いかぶさってきた。俺の下腹部に跨った沙季は勃起チンポが逃がさないように手で固定して、ゆっくりと腰を降ろして自分の中へとまた受け入れていく。

 膣肉の締め付けがまたチンポに吸い付いてくる。膣内は精液でぐじょぐじょになっていて、沙季にお掃除してもらったチンポを汚していった。

 

「――んんぅっ♡ んはぁ……♡ ふぅー……♡ はぁー……っ♡ まずは、ゆっくり♡ んっ……しょっ♡」

 

 胸に手を置いて、沙季は腰を振り始める。言った通り、ゆっくりとした速度で、チンポを味わうような腰振り。汚れた勃起チンポがカリ首辺りまで引く抜かれて、そして抵抗なくスムーズにまたにゅるりと飲み込まれていく。

 

「ん……っ♡ はぁ……っ♡ ふ……っ♡ ぉ……っ♡ んふー……っ♡ はぁー……♡」

 

 ゆっくりながらも沙季は快感を存分に得ているようで、まだ少々抑え気味だが甘い喘ぎ声を漏らしていた。

 ぐちゅりぐちゅり、と膣内の精液がチンポで攪拌されていく。カリによって膣から掻き出された粘液は竿を伝って根本まで落ちていき、俺の下半身までも汚した。

 

「マネージャー……♡ ふーぅ……♡ どうですか……っ♡ ぁ♡ 気持ちいい、ですか……♡ んはぁ……っ♡」

 

「ああ、気持ちいい……。それに……いい眺めだ」

 

 ギチギチとした締め付けではなく、膣襞が俺のチンポを吸着するみたいに甘く締め付けて扱いてくる。しかもチンポの出し入れするたびに襞の吸い付きが少しずつ変わってきていて、その些細な違いが気持ちいい。

 なにより寝転がりながら見上げる景色が絶景すぎる。腰を上げて落として、沙季のたわわに実った二つの果実が揺れる揺れる。上下に、左右に、リズミカルに揺れる柔肉に視線が釘付けになる。騎乗位だと乳揺れが見やすいし、迫力があって、男としては堪らない。

 

「もー……♡ ぉ♡ えっち、ですよ……っ♡ んぅっ……♡ ぁ……♡ んふぅ……っ♡ そんなこと言う余裕があるなら……♡ んぅ♡ 早くしちゃいますね……っ♡」

 

 俺の変態発言と視線に沙季はまんざらでもなさそうにしていた。どこかニヤけを抑えられないような顔をして、腰振り速度を上げていく。

 腰振りを早くするだけではない。ぱちゅんぱちゅんと肉のぶつかる音が次第に大きくなって響く。沙季は俺を興奮させようとわざと大きく響かせようと強く尻を落としてきていた。

 

「んっ♡ んっ♡ んっ♡ ほらっ♡ どうですか♡ んんぅ♡ これでっ♡ あっ♡ そんなこと言う余裕っ♡ おっ♡ ぁっ♡ なくなったんじゃないですかっ♡」

 

 激しい腰の動きと言葉で沙季は俺を責め立てる。彼女の狙い通り、俺の余裕は削られていく。とはいえ、まだまだ限界には程遠い。チンポからの快楽を堪能して楽しみながら彼女のピストンを受け取めていた。

 やはりというか、沙季が俺の態度に少し不満そうにした。

 

「まだ、余裕がありそうですね……っ♡ はあっ♡ はあっ♡ ぁ♡ それなら、乳首も……っ♡ んっ♡ コリコリって♡ ぉっ♡ 弄ってあげますっ♡ はぁっ♡ んぅっ♡」

 

「く……っ」

 

 腰を上下に動かしながらも沙季はさらに乳首責めを始める。両手を俺の乳首に伸ばして、細い指でかりかりと引っ掻くように擦ってきた。

 下半身のみならず、上半身にもむずむずとした快感が走る。快楽は明らかに増したが、それでもまだ余裕を失うほどではない。だが、時折強く快感が身体中を走るせいで俺はその強さに顔を歪めてしまう。

 

「いいぞ、沙季……ねちっこい指遣いも、勢いよく打ち付ける腰振りも……どっちも気持ちいいぞ……っ」

 

「はい、ありがとう、ございます……っ♡ んっ♡ んぉ♡ もっと、気持ちよくしてあげますからっ♡ はぁっ♡ はぁ♡ もっともっと、チンポ硬くしてくださいっ♡」

 

 沙季に言われなくても、俺のチンポは鉄のように硬くなっていく。あの真面目な沙季がチンポに貪るように腰振って杭打ちピストンをする様を王様のように寝転がりながら眺めているのだ。下半身が熱くなって、チンポが硬くなるのは当たり前だ。

 その沙季がまだ足りないと物欲しそうに熱っぽい目を俺に向けてくる。目の前にいるのは真面目で貞淑な女ではなく、女の快楽を追及するのに貪欲な女だ。膣肉もそんな彼女に呼応するかのようにきゅうきゅうと締め付けてくる。

 

「んちゅっ♡ ちゅぅ♡ ぢゅっ♡ ごめんなさいっ♡ キス我慢できなくてっ♡ ちゅちゅっ♡ んちゅぅっ♡」

 

 ついには顔を近づけてきて、許可も取らずに俺の唇を貪りだした。キスというには一方的で、欲望のままに唇の肉を擦りつけて、舌を俺の口内に侵入させ蹂躙してくる。やられっぱなしでいいのかとその舌が誘ってきたから、俺は沙季の挑発に乗って舌で応戦する。目を一瞬大きく見開かせて、彼女はすぐに嬉しそうなうっとり顔になった。

 お互いに遠慮なく動かすからすぐに俺の口元はお互いの唾液で濡れた。そのべたべた具合に見て沙季は舌を引いて、俺の口元を丁寧に舐めとってくれる。綺麗にした後はまた唇に吸い付いてきたが、今度はさすがに抑えめになった。

 

「ちゅぅ♡ んふぅ♡ ぁ、おチンポ膨らんでる……♡ んむっ♡ 気持ちいいんですねっ♡ ちゅくっ♡ ちゅっ♡ あははっ、精液また溜まってきてますね♡ ぢゅるるっ♡」

 

「お陰様で、な。あー……また精子溜まってきた……っ」

 

「もっと動きますから……っ♡ んちゅーっ♡ んふっ♡ お金玉で精液いっぱい作って……いっぱい溜めてっ♡ んれろっ♡ えろっ♡ んふーっ♡ ちゅぱっ♡ 私の奥で全部びゅーびゅーしてくださいね♡」

 

 彼女の腰振りが大きな動きから小刻みなものへと変わっていく。上下運動に加え、前後左右に腰をくねらせて沙季は陰茎に刺激を与えていく。彼女のその腰遣いでクリトリスが俺の下腹部に擦れる度に、膣がそれに連動するように激しく脈動して一際強く締まった。

 控えめになったキスは身体の内側から沸々と幸福感を湧き上がった。性欲を相手にぶつけ合う実感は少なくなったものの、互いに丁寧に唇を擦りつけ合うことで感情を伝え合うことができていた。気持ちよくなりながらもお互いに好意を伝え合って、頭の中を幸せで埋め尽くして麻痺させる。下半身からも押し寄せる快感もあるので、身体中に幸福物質が充満していて、どこにも逃げ場がない。逃げ場のない中毒的幸福は更なる快楽とその先にある解放へと身体を突き動かす。

 その上での沙季の言葉だ。男に射精してもらおうとイヤらしく、懸命な言葉に胸が熱くなる。なんとしても中出ししてやらなければならない。その胎を子種でいっぱいにして膨らませないと……。

 

「ああっ、クソッ、我慢なんてできるわけないだろっ、出すからなっ、沙季っ」

 

「ぁ♡ んっ♡ ちゅーぅっ♡ 私はマネージャーの雌ですからっ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡ 我慢しないでくださいねっ♡ んぢゅっ♡ ぢゅるるっ♡ 私の腰振りで、射精してくださいっ♡ んふぅ♡ んぉっ♡」

 

 唇を啄んで離してを繰り返しながら、沙季はその合間合間に射精を促す言葉を囁いてきた。俺のことをご主人様なんて言って、男心をくすぐって、なんの気兼ねなしに欲望を吐き出させようと促してくる。膣の最奥が亀頭の先をちゅうちゅうと吸い付いてきて、精液を胎の中に取り込む気満々で、物理的にも俺に射精させようとしてくる。

 もちろん、一度中出ししているのだから躊躇うことはない。妊娠の心配なんて、セックスの気持ちよさの前では微々たるものだ。出来てしまった時に考えればいい。破滅的な未来ですら沙季とのセックスのスパイスになって、余計に燃え上がった。

 沙季も同じことを思っている、とそんな確信があった。その目を見ればすぐわかる。爛々とした目に理性はどこかへ消え去ってしまって、もう宿っていない。

 

「ん゛っ♡ んぐっ♡ びゅーびゅーってっ♡ ちゅっちゅっ♡ マネージャーのお精子くださいっ♡ んぉっ♡ 私にお子種、恵んでくださいっ♡ んぢゅっ♡ ぢゅぅぅ♡ くださいっ♡ くださいっ♡」

 

「言われなくても出してやるっ、沙季のおまんこに中出ししてやるからなっ、お腹大きくなるの想像しながらザーメン受け止めろっ」

 

「はいっ♡ 受け止めますっ♡ 孕むこと想像して受け止めますからっ♡ んちゅぅっ♡ んふぅ♡ あっ♡ ああっ♡ 私もイきそうですからっ♡ あ゛っ♡ はぁぅ♡ 一緒にっ♡ ぁ♡ んぉぉっ♡」

 

 射精のタイミングを自分で調整するために、下から揺さぶるみたいに腰を軽く突き上げる。沙季の極上おまんこに入れて雑に射精するのはもったいない。爛れたカップルのように毎日セックスできるならともかく、俺たちはそうはいかないのだ。

 沙季の膣は激しいくわななき始めていて、大きな絶頂の寸前だった。声も乱れに乱れ、切迫した色が混じり、その割合が増えてきていた。彼女はいつイってもおかしくない。だからこそ、イった時の膣のキツい締まりを想像して、尚更雑に射精するのが惜しいのだ。

 彼女の下半身はぞわぞわと軽く痙攣し始めていた。沙季はそれでも腰振りを止めない。乱れに乱れて、切迫混じりの声で喘ぎながらも、二回目の中出しを望んでいた。

 

「あ♡ おっ♡ おぅっ♡ もう、イきますっ♡ 私跳んじゃいますっ♡ あっ♡ あ゛っ♡ イくっ♡ イきますからせーしくださいっ♡ あ゛あっ♡ いっぱい出してっ♡ おっ♡ お゛ぁっ♡ あ゛♡ イくっ♡ イくイくイくイくイくっっ♡♡ ~~~~~~~~っっっっ♡♡♡」

 

「ぐ、ぉぉっっ」

 

 沙季は身体を激しく跳ねさせて、大きな快感の波に背中を仰け反らせた。彼女の身体の全体を溜め込んできた快感が光の速さで駆け巡っていって、下半身に激しいうねりを起こし、膣肉は締め付けを一際強くした。愛液がぷしゅぅっと悦ぶように飛沫を上げ、俺の身体を汚した。

 沙季を上に乗せたまま、俺も身体を反らして、チンポをより膣の奥へと埋め込んで精を放つ。ぐつぐつに煮詰まった重たい精液が尿道口から勢いよく飛び出して子宮口へと吸い込まれていった。金玉で作られ溜め込まれていた精液はその貯蔵量が多かったために放出の勢いを弱めることなく、射精は短い時間で止まらずに数十秒間続く。射精の快感のせいか、その時間が永遠に続くかのようにも思えた。

 

「ふ、っ……は……ぁ……」

 

 己が呼吸をしているのかもあやふやになる。すぐ近くにある沙季の顔さえ、きちんと見ているようで見えていないよう。ただただ襲い来る真っ白な爆発が五感の機能を奪って、肉体の細胞を甘く溶かすしていく。

 

「ぁ、は、っ……あぁ……っ♡」

 

 沙季から聞こえる吐息は力なく、恍惚としていた。とても理性が残っているようには思えない息遣い。悦びに満ちたそれは俺の鼓膜に吸い込まれて、内側で反響した。

 快感の余韻にどっぷり浸っている間も、二人の性器の絶頂は続く。今も沙季のおまんこの締め付けはキツい上に、精液を搾り取ろうと纏わりついた襞がうねった。まだまだ精液を出し切れていないのもあって、チンポは硬い勃起状態を維持しながら尿道に残すことないように精を吐く。お互いに敏感な粘膜を擦りつけ合って、絡み合って、終わらない快楽を堪能していた。

 

「はぁ、はぁ、はぁっ……♡ はぁ、はぁー……♡」

 

 幾たびにも渡る吐精も膣の締め付けもようやく落ち着いてきた。身体を重なり合わせて、お互いに激しい呼吸を繰り返す。二人だけしかいない、窓から差し込んできたオレンジで染まった部屋に響く。

 少しずつ、五感が正常へと戻っていく。肉体には甘い倦怠感が燻り残っていたが、どうにか動かすことができるようになってきた。

 沙季も同じようで、快感を受け止めてぼんやりとしていたが意識は戻ってきたように思えた。ただそれでもその顔は快楽に蕩けた、はしたない雌顔をしているが。

 

「んふぅ……♡ はー……っ♡ んー……ちゅっ♡ ちゅっ♡ んぢゅるっ♡ ぢゅぅぢゅ♡ ちゅるるっ♡ ちゅぱぁ……♡ 私の子宮をマネージャーのお精子でいっぱいにしてくれて、ありがとうございます♡ ちゅぅっ♡」

 

 呼吸が整ってから、熱っぽい表情のままの沙季は再び覆い被さって顔を近づけてきて、そして唇を突き出し重ねてきた。それに俺からも応えて、舌を交わらせてねっとりと絡ませ合い、互いに唇を貪る。唇の肉同士がぬちゅぬちゅと唾液を纏わせながら密着して擦れていく。

 セックスの余韻に浸るかのような、数秒間の口付け。ゆっくりと名残惜しそうに、沙季は唇を離していく。唇の間にかかった唾液の糸が伸びて、落ちる。沙季はまだまだヤりたりないように、俺には見えた。

 

「お腹の中、熱くて……っ♡ んっ♡ ふーぅ……♡ やっぱり中に出されるの、気持ちいいです……♡」

 

 身体を起こした沙季はザーメンが溜まっているであろう臍下を手で愛しむように擦って、内側に残る生命の熱を感じ取っていた。俺の子種が確かに彼女の胎の中にあるんだと実感させるその仕草に、俺もまたヤりたくなる。

 体力には余裕がある。まだ日が高いが、それでも夜までどころか、次の朝までヤれる自信がある。精液で腹ボテさせて、妊娠したみたいさせてやろう。真面目な沙季が一晩中セックスしてそんな風になったら……と思うと興奮は止まらない。

 

「沙季、今日は泊まっていくよな?」

 

「それは――」

 

 俺の提案に沙季は言葉が続かなくなる。夢から覚めたみたいに、熱っぽさの中に理性が宿る。迷いが滲み出ていた。お泊りに魅力を感じているのは間違いない。まあお泊りと言っても体力が尽きるまでヤるだけなのだが。

 当然沙季もそのことはわかっているだろう。その上で迷っている。理性を飛ばして、パコりまくることが不健全であるのは言わずもがな、泊まるということはつまるところそのことを寮にいる面々に伝えなければならない。正直に言えるわけもないので、嘘をついて誤魔化さなければならない。セックスをするために仲間であるみんなに嘘をつくという行為がきっと彼女を躊躇わせていた。だから――

 

「まだ足りないだろ?」

 

「――はい♡」

 

 性欲でその逡巡を上書きしてやればいい。俺の思った通りに沙季はあっさりと欲望に従ってくれた。頷いた時の彼女の顔は清々しいと思えるほど、悦びに満ちていた。そんな顔にさせたのは俺で、だからこそ笑えてくる。

 

「じゃあ、泊まっていけよ。いいよな?」

 

「もちろんです♡ 泊まっていきます♡」

 

 明らかに調子に乗った、いけ好かない口調にも関わらず、沙季は怒ることもなく、従順に俺の言葉に従った。普段の真面目な沙季と同じ人物とは思えない言動だ、本当に。いや真面目だからこそ性の快楽の甘美さにドハマりしてしまったのだろうな、きっと。

 ともかく、沙季は俺の家にお泊りすることになったのだ。それならば、やらなくてはならないことがある。ヤることしか頭にない今の彼女でもわかっているはずのことを改めて口にして突き付けてやろう。

 

「なら、ちゃんとそう月ストのみんなや千紗にも連絡しないとな。マネージャーとセックスするために帰りませんって」

 

「もー……そんなことしたら困るのはマネージャーですよ♡」

 

 沙季はやはり動揺もしない。冗談だと思ったのか、くすくすと笑った。俺的には本気にしてもよかった……というのは倫理観が終わりすぎているか。今更か。

 ごそごそとベッドの近くに脱ぎ捨てられた服から自分のスマホを取って、操作をし始める。メッセージを送り終わったのだろう。数秒して、沙季はその端末から目を離して、ベッドの脇へと置いた。

 

「――……はい、今ちゃんと外泊するって連絡しました♡ 友達の家に泊まることになったって」

 

「ははっ、みんなに嘘ついて……悪い子だな」

 

「そうしたのはマネージャーですよ? 責任取らせますから♡」

 

 責任なんて、当たり前すぎて言うまでない。どこまでも爛々とした沙季の瞳がこちらをじっと捉えて離さない。その視線も俺にとっては性的興奮のスパイスとなった。

 

「夜は長いですから……たくさんパコパコできますね♡」

 

 沙季はそう言うが、まだ夜になってもいない。夜になるまでの時間もまだまだある。いや沙季もそれはわかっている。夜になるまでの時間――その間ずっとヤりまくるのは当然のことだから言わなかったのだろう。俺だって当たり前だと思っている。

 言葉の代わりに勃起したチンポがピクリと動いて返事をした。自分専用のおまんこを使って、まだまだ快楽を堪能できるのだ。ムラつきは収まらない。

 

「――あ゛ぁっ♡」

 

 そうして俺はまたバキバキに反ったチンポをメスまんこにぶち込んで腰を振り始めるのだった。

 




お目汚し失礼いたしました。
ありがとうございました。

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