AI生成物に嫌悪感をお持ちの方はお戻り下さい。
人体改造(女体化)展開を含みます。
TSFジャンルを好まない方はお戻りください。
以上の点を許容できるという奇特な御方のみ、どうぞご笑覧ください。
pixivにも同時投稿しています
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22747538
「えー、それでは撮影を開始します。…ここは、何人もの行方不明者が出ているという噂が最近ネットで流れている廃村です。廃村って言っても、そんなに山奥って感じはしないですね。別に過疎って人がだんだんいなくなったってわけじゃなくて、何年か前に大きめの地震があって住民が避難して、でも色々あって今も戻ってこれなくなってるって話です」
構えたスマホを上に向け、ライトで照らす。
「あー、電柱から電線が垂れ下がってるんで、間違って触れでもしたら危ないですね。気をつけます。あと――、」
そこで再びカメラを地面に向けて、
「…ここ数日は雨とかも降ってないはずなんですけど、道路に水たまりが出来てますね。場所によってはアスファルトが陥没して池みたいな感じになってます。水面に緑色の藻がびっしり浮いてたりとか。これ、もしかして水道管から漏水してるんでしょうか。電気もダメ、水道もダメじゃ、そりゃ住人も戻りたくても戻れませんよね、こんなんじゃ」
一度録画をストップして、背負ったリュックから取り出したペットボトルの水で喉を潤す。周囲を見回し、全く人の気配がないのを確認してから深呼吸。再び録画を再開する。
「で、被害状況の調査とかで集落に入った業者が戻ってこないとか、電気や水道の復旧業者が入ったまま戻ってこないとか、そういう噂です。元の住人も様子を見に行ったまま帰ってこない、警察も捜索しようとしたけど、二次被害の恐れがあるから大々的には動けない、とか何とか…。まあ、理屈はわからなくはないですよね。例えば土砂崩れとかそういうのに巻き込まれてたりしたら洒落にならないですから」
アスファルトに出来た大きなひび割れを跨いで、道路脇の小さな空き地に入る。
「これ、もしかして行方不明になったっていう業者の車ですかね。かなり風雨に晒されて塗装も剥がれてあちこち錆びてますけど、多分、元は白っぽい色のライトバンですよね。窓ガラスが汚れてて、中はよく見えませんが…」
伸び放題の雑草に囲まれた車体を軽く舐めるように撮影し、また一旦録画を止める。
「…んー、あんまり触らない方がいいだろうな、こういうの」
窓に触れようとして伸ばしかけた手を止めて、頭を振る。立ち入り禁止とまでは言わないが、ここが私有地だったりすると後が面倒なことになる可能性もある。再びリュックから水を取り出し、一口だけ飲む。
俺は――まあ、広義で言えばユーチューバーの端くれということになるのだろうか。仕事が休みの日に撮った動画を投稿して、少しばかりの小銭を稼ぐ。とはいえ、別に金が欲しくてやっているというわけでもない。それほど大した金額を稼いでいるわけでもないし、副業というには実にささやかなものだ。
ただ、人混みが嫌いで、人付き合いが苦手な俺は休日になると誰もいないような山や森の中、特に廃墟などを見て回るのが好きだった。人が寄り付かない場所、人のいない無人の空間にいると何となくホッとする。だから休日になるとつい、そういう場所を探してはフラフラと出かけてしまう。
だから、世の中のユーチューバーのように再生数で稼ごうなんてつもりは毛頭ない。そもそも俺は自分の撮影したものをネットにアップするだけで、他人と交流するようなことも全くしない。編集も映ってはまずいものを隠したりする程度で、さほど手間をかけているわけでもない。動画をアップしたからといって、必ず広告収入が入ってくるようなこともない。チャンネル登録者数も数百人程度だ。趣味というより暇潰しという感覚に近いだろうと思う。
寂れた廃村の小道をスマホで録画しながらのんびりと歩いていく。山奥というほどの僻地でもなく、傾斜もさほど厳しくない道なので足取りは軽い。ちょっとしたハイキング気分だ。
「ん、これは……」
ふと目に入ったのは、道端の小さな地蔵だった。苔生した台座の上に載ったそれは、かなり古いものらしくあちこち欠けてボロボロになっている。
「こういうのを見ると、いかにも片田舎って気がするよなぁ。都会じゃまず見かけないもんな。お地蔵さまってのは」
録画を止めてカメラを動画から撮影モードに切り替え、パシャリと一枚。
「おっと、いきなり撮ったらまずかったか。失礼しました。許してください」
撮ってから謝るのは順番が逆だと思い、軽く頭を下げてから両手を合わせて拝んでおく。こういうのは気分の問題だ。別に本気で神仏を信じてるわけじゃないし、罰が当たるなんて思ったこともない。しかし、探検気分であちこち出歩く奴らは俺の他にも一定数いるらしく、中にはこういった地蔵や石碑なんぞに落書きをする連中もいる。そういう罰当たりな連中のせいで、周辺住民とトラブルが起きることもある。
人と関わるのが嫌だからこういう辺鄙なところに来ているのに、そこでトラブルに巻き込まれるなんて真っ平だ。だから俺はなるべく礼儀やマナーは守るようにしている。まあ、こういうのも自己満足といえば自己満足なのだろうが。
「んじゃ、今度こそ行きますか」
録画を再開して道を進む。山あいの廃村はひんやりと涼しく、時折吹き抜けていく風が心地よい。天気は生憎の曇天模様だが、雨さえ降ってこなければ撮影にそれほど支障はないだろう。
「――ええと、放置されたままの民家は幾つかありますが、どれもかなり傷んでいますね。畑も雑草が伸び放題で、もうずいぶんと手入れされた形跡がありません」
目についた大きめの家の周りをぐるっと回りながら、その外観を撮影していく。すると、家の反対側には朽ちかけた土蔵が建っているのが見えた。入り口の鉄扉は蝶番が錆びて外れ、外側に倒れている。ぽっかりと口を開けた暗い内部は、まるで何かが息をひそめてこちらをじっと覗き見ているかのようだった。
「おお…イイね、これ」
いかにも何かが出そうな雰囲気だ。もちろん俺に霊感なんぞあるはずもないし、その手の動画を見ても本物かどうかもわからない。しかしこう何か出そうな廃墟というのは何となくテンションが上がるものだ。ついでに言えば、こういう場所を撮ると再生数もそこそこ伸びる。視聴者は怖いもの見たさというか、何かあるのではないかという期待で見に来るのだろう。
俺はぺろりと唇を舐めると、若干足を震わせながらも蔵の中に入っていく。懐中電灯があればよかったのだが、残念ながらスマホのライトしかない。窓もない土蔵の中は真っ暗で、埃の積もった床をスマホで照らしながらそろそろと奥に進んでいく。
「怖っ…いや、ここメチャクチャ怖いな」
ただでさえひんやりとしていた空気が、ここではまるで冷蔵庫のそれのように冷え切っている。冬でもないのに吐いた息が白く煙りそうな気さえする。スマホのライトに照らされた壁や床は奇妙なほどにのっぺりとしており、ガランと何もない空間がどこまでも続いているかのようだ。
「おっ!?」
思わず飛び上がってしまったのは、スマホのライトに何かが一瞬照らし出されたからだ。すぐにライトをそちらに当てる。
それは、白い尻に見えた。誰かが四つん這いになっている。白い尻をこちらに突き出すようにしている姿は、まるで誘っているようにも見えた。
「え?」
違う。よく見れば、それは突き当りの壁から生えた、下半身だった。漆喰の壁に上半身が埋め込まれているように、腰から下の部分だけがこちらに尻を突き出している。服も下着も着けていない、剥き出しのままの女の尻だけが。白い尻肉が、肉感的な太腿が、そして脚の付け根に存在する女性特有の卑猥さすら感じる割れ目までもがスマホのライトに照らされていた。
「え、は? え、何これ?」
理解不能な光景に、俺はただ呆然と立ち尽くすしかない。一瞬、壊れたマネキンか何かを本物と見間違えたのかと疑った。しかし、これはどう見ても本物にしか見えなかった。熟れた果実のように瑞々しい尻と、物欲しげにひくついた陰唇。充血し切って勃起した陰核。まるで生きているかのようなそれらの反応は、見れば見るほど作り物とは思えず、鼻先をくすぐる濃密な雌の臭気には頭がくらくらする。
『…ンぁ』
不意に、耳元で囁くような女の声が聞こえた。妙に甘ったるい声だ。声の主を探して、慌てて周囲を見回す。突き出された尻にばかり目を奪われて気付かなかったが、その尻の真上に、女の顔が浮かんでいる。浮かんでいるというのは比喩ではない。尻と同じように、壁から頭が生えている。目元を覆う黒革の目隠し。目元を隠していてもわかるぐらいに整った鼻梁や形の良い唇は美しく整っていて、熱を帯びた湿り気と共に、ちろちろと蠢く舌が見えた。口元を濡らす半透明の涎が、いやらしく垂れ落ちていく。
『ンっ、ふぅ…』
白く煙る吐息は、甘酸っぱい不思議な香りがした。思わず生唾が溢れ、ごくりと喉が鳴ってしまう。
「な、何だこれ、どうなって……」
『……ンぁ、んふ、ぅ』
尻がもぞりを蠢き、突き出された腰がくねる。まるで俺を誘うような動きだ。腰が動くたびに淫らに形を変える尻は柔らかさと弾力の両方を誇示しているようで、それでいて艶めかしく左右に揺れている。その淫らなダンスに魅入られ、俺はふらふらと引き寄せられるように近づいていく。
ふと気が付けば、堪らず目の前の尻を両手で鷲掴みにしていた。指を押し返してくる瑞々しい弾力が心地良い。スマホが床に落ちる音が、妙に遠く聞こえた。
『ンぁ、あ、んふ……っ』
尻がぶるりと震え、俺の手にもっと強く触れて欲しいと強請るように、いやらしく左右に振られる。その淫蕩さに思わずごくりと喉が鳴った。尻肉を左右に割り開く。ぱっくりと開いた粘膜の花弁からはとろりと蜜が溢れ、太腿を伝って垂れ落ちていく。
『……はぁ、ぁ』
溜息のような甘く蕩けた吐息が聞こえ、俺の理性は焼き切れそうだった。なにがなんだかさっぱりわからないのに、これが現実だとはとても思えないのに、目の前の光景から目を離せない。両手で握りしめた尻肉の柔らかさと弾力、そして熱い体温。鼻腔から脳髄を蕩けさせていくような、むせ返る雌の香り。これが夢でも、幻でも、俺は構わない。いや、むしろこれが夢でも幻でもいいから、目の前の尻を犯したいと思った。思ってしまった。
腰のベルトを緩める手が震える。ジッパーを下げる金属音すらも、どこか遠くで鳴っているように聞こえる。下着ごとズボンを下ろしてしまえば、ブルンッ!と擬音が聞こえてきそうな勢いで勃起した生殖器が飛び出す。飛び出した勢いで先端の鈴口から先走りの汁が飛んで、それが白い尻に付着した。
『はぁ、んふ、ぅ』
甘い鼻息が耳に届く。発情した獣の吐息だ。俺は再び両手で尻肉を押し開いていく。むっちりとした尻の谷間を割り開くと、薄桃色の粘膜が視界いっぱいに広がる。
ぐっしょりと濡れた穴の入り口はまるで呼吸をするようにヒクヒクと痙攣し、ぬちゃり。と、粘着質な音が響いた。太い血管の浮き出たグロテスクな生殖器が濡れた女陰に口づけすると、まるで涎でも溢れているかのように透明な液体が絡みついてくる。その淫靡さと温かさ、柔らかさはこれまでに感じたことのないものだった。
「くあ、あぁ…っ」
まだ挿入したわけでもなく、ただ女陰の入り口と陰茎の先が軽く接触しただけ。それだけなのに、ぬちゃり。にちぃ。粘っこい音と共に貪欲な女陰の入り口が俺の先端に吸い付いてくる。
喰われている。俺の生殖器が、俺が、喰われている。そうとしか言いようがない感覚。熱く熟れた膣口が生殖器の先端を咥え込もうと、いやらしく蠕動する。二枚貝のように粘膜の襞が重ねられた内側へ、自然と俺のモノは引き込まれていく。
「うあ、あっ、ああ」
『んふ……ぅ』
俺の呻き声と、尻の主の甘い吐息が重なった。俺の生殖器は、ぐじゅりと音を立てて蠢く肉の穴の中に潜り込んでいく。腰が蕩けそうな快感だ。極上の女陰の中で味わう、熱と柔らかさとぬめり。
「ああぁ、うああ……っ」
『んふ……ぅ』
俺は堪らず腰を震わせて喘いだ。その震えに合わせて女陰も蠢き、ねっとりとした粘膜で俺の陰茎に奉仕するように締め付けてくる。まるで俺専用に誂えられたかのような膣だった。いや、そうに違いない。この膣内は俺のためにあるものだ。そんな確信をしてしまうほどの名器だった。
脳の血管が切れそうなほどの興奮と、そしてそれ以上の恐怖すら覚える。おかしいだろう。何をどう考えてもおかしいだろう。なんで俺は、なんでこんな、なんでこんなに、キモチイイんだ?
『ふ、ぅ……ぁ』
甘い吐息が俺の耳をくすぐる。信じられないほど柔らかく温かい肉ヒダが搾り取るようにきゅうっとうねって俺の陰茎にまとわりつく。形に、長さに、太さに、凹凸に順応していくように。まるで最初からそうであったかのような錯覚すら感じさせるほどに、ぴったりと隙間なく吸い付いてくる。絶妙の締め付け具合だった。
「く、あ、ぁがっ」
切れ切れに、脳髄が断続的に訴える危険信号のままに俺の喉から搾り出される声。理性が残っていないわけではないはずだ。少なくとも、今はまだ。だというのに、その警告もどこ吹く風。俺の体はまるで獣のように、目の前の尻に向かって勝手に腰を打ち付けていた。
『んふ……ぅ、ぁ』
甘い吐息がさらに熱を帯びて俺の耳をくすぐる。脳髄に染み込んでくるようなそれは、もはや快楽の呼び水でしかない。
「うあ、あああっ」
ぐちゅ! ぬちゃっ! と粘っこい水音が股間で響くたびに、子宮口が亀頭を深々と咥え込み、吸引する。それは錯覚などではない。じりじりと、陰茎の長さを引き延ばすかのように、子宮に飲み込まれた亀頭が咀嚼され、粘土を捏ねるように形を変形させていく。陰茎が舐め溶かされ、飲み込まれ、引き延ばされて、蜜壷の中で変異し、ナニカ、別のモノに作り変えられていく、ような――
「く、うっ、な、んだよ、これっ」
性器であり生殖器だったはずの陰茎が、全く別のものへと変えられていく感覚。おぞましいまでの快楽。雌の媚肉と細胞が癒着し、融合していくかのような快感。陰茎が溶けていくようなその感覚に全身が総毛だつ。
「はっ、はあ、あ、ああ」
あまりの快感に歯を食いしばりすぎて奥歯が砕ける。口の中に広がる血の味。そうでもしないと狂ってしまう。とてもではないが正気ではいられない。しかし、それすらも快楽に塗りつぶされるかのようだ。
逃げたい。今すぐここから逃げるべきだ。逃げなければならない。のに、腰は止まらない。もっと深く。もっともっと奥へと誘うように蠢く女陰が与える快感と多幸感。それを少しでも長く味わっていたいという欲求に抗うことができない。
「あ、あぁ、はあ」
『んふ……ぅ』
俺はただひたすらに喘いだ。尻の主も甘い吐息を漏らして応えてくれる。それすらも嬉しくてたまらないのだ。頭がおかしくなってしまいそうだ。いやもうすでにおかしくなってしまっているのかもしれない。だがそれでもいいと思ってしまうほど、目の前の雌の肉体に溺れていた。
ごちゅり。子宮口を陰茎の先端で押し潰すように突き入れると膣内が激しく収縮する。より深くまで陰茎を届かせるために腰を突き出せば、上半分を隠された女の顔が、互いの吐息が頬に当たるぐらいにまで接近する。
「はあ、はあっ、んぷ」
その唇にむしゃぶりついた。血の味のする舌を女の口腔にねじ込み、舌同士を絡み合わせる。呼吸を奪い合い、唾液を交換しあうかのような激しい口づけだ。その間も腰の動きは止まらない。いやむしろ激しさを増したと言っていいだろう。もう何も考えられない。ただ目の前の女と快楽だけを求めるケダモノへと堕ちていくだけだ。
『んっ! んふ……ぅ!』
尻の主がくぐもった声を上げるが、それすらも興奮材料でしかない。むしろその声が俺をさらに昂ぶらせていく。この雌に種付けしたいという欲望が、衝動が、全身を支配している。
『んふあぁっ!』
女陰が痙攣する。子宮口が亀頭を吸い上げるように窄まり、膣肉が激しく蠕動する。まるで精液を搾り取るかのような動き。
「うああぁっ!」
耐えきれるはずもない。俺は女陰の中に大量の精液を吐き出す。どくり、どくりと脈打ちながら放出される白濁液で子宮を満たす感覚はあまりにも甘美で、脳髄を焼き切りそうな程の快楽が走る。それは射精によるものだとは思えないほどの衝撃だった。まるで魂そのものを吸い出されるかのような錯覚すら覚えてしまうほどに凄まじく甘美な絶頂感だ。
『んふ、あぁっ! ああぁ、んっ!』
女の唇は大きく開かれ、そこから甘い喘ぎと唾液が滴り落ちた。そして、その喉の奥から、ナニカが這い出してくる。
「う、うわ!?」
ぬるり。ずるっ。ずりゅんっ!
それは肉の塊だった。いや、そうとしか表現できないものだ。まるで蛇のように細長く、粘液にまみれた赤黒い肉塊が、粘液の糸を引きながらずるずると外界へと躍り出てくる。それが何なのかはわからない。あるいは生物学的には存在しないはずの臓器であるのかもしれない。ソレは、女と熱烈な口付けを交わしていた俺の口の中に、その身を滑り込ませると、そのまま喉の奥へと突き進んでいく。
「んぐっ!?」
思わず吐き出そうとするが、喉奥まで入り込んだそれは吐き出すことができない。それどころか、さらに深くへと侵入してくる。逃げられない。抗えない。何しろ、下半身は深々と咥え込まれたままの蜜壷の中で今も盛大な射精の真っ最中だ。喉から食道を伝って胃の中にまで侵入してくる肉の触手に嘔吐感が込み上げてくる。射精の快楽に痙攣する下半身とは別に、喉からこみ上げてくる吐き気に肩が跳ねる。
「おごっ、うぇえぇっ」
熱い粘液が胃壁に叩きつけられる。肉管が胃の中へと熱く粘ついた液体を吐き出していく。胃袋が焼けるように熱い。まるで焼けた石をいくつも飲まされているかのようだ。
胃が、溶ける。腸も。腸壁が熱を持ち、粘膜同士が溶け合い始める。まるで胃も腸も一つに溶け合ってしまったかのような感覚。溶解した内臓が腹腔を降りていき、陰茎を膨張させていく。充血した海綿体ではなく、みっちりと肉が詰め込まれた一つの器官として。その異様な感覚に悲鳴を上げるが、喉は肉の触手によって完全に塞がれてしまっている。
「んぐぅうぅっ!」
腹腔を膨らませていた内臓が溶けると共に、奇妙なほどに括れた胴体が形成される。消化器系がなくなり、次に泌尿器系も変異する。急激に体積を増した陰茎を支えるように骨盤が歪み、両腿に肉が流れ込み、前後の重心の釣り合いをとるように尻が大きくなる。
その肉体の変化は、快楽と言うよりもはや苦痛だ。体の内側から炎で炙られているかのよう。敏感になった全身の神経が燃え上がり、脳髄へと駆け上ってくるかのようにすら感じられる。そのくせ五感は鋭く研ぎ澄まされているようで、陰茎を包む媚肉の柔らかさと温かさは鋭敏に感じ取れてしまうし、鼻腔を満たす雌の香りもはっきりとわかるのだ。それはつまり、今自分が何をされているのかも嫌というほど理解させられているということでもある。
『んふ……ぅ』
尻の主が満足げな吐息を漏らす。俺の体を作り変えながら、彼女は確かに興奮していたようだ。その証拠に彼女の膣肉はさらにきつく締まり俺を責め立ててくるのだから。
排泄の必要がなくなった俺の肛門が縦に裂け、内側から捲り返るように肉色の陰唇を形成する。二枚貝のように左右に開いた大陰唇が、食虫植物のようにパクリと口を開ける。ねっとりとした粘液が糸を引き、その奥の肉襞が物欲しげに蠢く。複雑に絡み合った肉襞が、まるで別の生き物のように。
「う、あぁぁっ!?」
溶け落ちた胃の代わりとでも言わんばかりに、俺の腹腔を侵した肉管が広がっていく。括れた腰の内側で肉管が蠢き、新たな臓器である子宮を形作っていく。それは現在進行形で雌肉と交わっている陰茎の根元にまで及び、その内部をも侵食しつつあった。
「あ、ああぁ」
絶望に目の前が暗くなる。ナニカ、自分の体が決定的に、不可逆的に、致命的なまでに変質させられていく感覚。しかし、それは確かに快楽を伴っていて、俺は恐怖と快感の入り混じった複雑な感情に翻弄されていたのだった。
どくんっ! どくん……ッ!! 再び、俺の体が絶頂を迎えたかのように痙攣する。だが今度は射精ではない。子宮、卵管、そして卵巣が、俺の体内に根差した肉管から分泌される粘液によって急速に成長していく。同時に、胸板がむくむくと膨らみ始めた。早回しでもしているかのように内側から肉の質量が跳ね上がり、二つの乳房を形作る。
「ひぎぃっ!?」
強烈な疼痛。着ているシャツを、上着を内側から押し上げる急激な膨張によって引き伸ばされた神経を直接鷲掴みにされるかのような痛みが走る。まるで全身の痛覚神経に直接電極を通されたかのような苦痛。思わず体を仰け反らせるが、股間は相変わらず女陰に咥え込まれたままであり、その程度で逃げられるはずもない。
「あ、あっ、あぁぁぁぁっ!」
全身の細胞が沸き立ち、骨や筋肉どころか神経までもが作り変えられるかのような激痛。だがそれはすぐに甘い疼きへと変貌した。乳房に血液が集中し始めたせいだろうか、先端部の感覚が鋭敏になり始めたのだ。むず痒いようなくすぐったいような感覚が胸の先に走り始める。生まれてから今まで味わったことのない未知の感覚に戸惑うしかない。膨張し勃起した乳首がシャツの布地と擦れあう、ただそれだけで甘い痺れが走る。
『んっ、んふ』
「あ、がっ」
女陰に咥え込まれたままの陰茎はと言えば、その感覚をさらに鋭敏なものへと変えていた。まるで無数の舌に舐められているかのような感覚。それは錯覚であるはずなのにあまりにもリアルだった。いや、あるいは本当にそうなのかもしれない。
「うぁ、あっ、ああ」
乳房が膨らむにつれてシャツの布地も引っ張られていく。あまりにも急激に過ぎる体積の増加に、もともと痩せ型の体であった俺のシャツが引き千切られるようにボタンが弾け飛び、無意味な布切れへと変貌する。だってそうだろう。自分の目で見ても信じられないほど急激に膨れ上がった乳房の大きさに、シャツも上着も肌を隠すという服の役割を果たすことはできなくなっていたのだ。
「あ、ああ……っ!」
ずるり。と、胃壁から食道を通って喉にまで達していた肉塊が引き抜かれると同時に俺の口から漏れた声ですら、それはもはや聞き慣れた男のそれではない。まるで女のように甲高くなった声で、しかしそれは確かに俺自身の声帯が発した音で。
「んあぁ……っ」
ぬらりと粘液を引きながら口から飛び出した赤黒い肉の塊がぶるりと震える。その先端にある口器からは白く濁った粘液が溢れ出し、俺の口に糸を引きながら垂れ落ちた。思わずそれを舌を伸ばして舐め取り、ごくりと音を立てて飲み込む。それはまるで甘露のような味わいだった。
「ん、はぁ…んっ」
まるで、発情しきった雌のような媚態を孕む声だ。自分でも、そんな声を自分の喉が奏でていることに信じられないような気持ちになる。喉も、胸も、全身を余すことなく女へと作り替えられていく感覚。もはやそれが苦痛なのか快楽なのかすら区別がつかないほどに、今の俺は変質してしまっていた。
「俺、は…俺? お、れ…?」
俺、という無意識の一人称にさえ違和感を覚えるほど。男としての思考すら塗り潰されていく。もはや自分の肉体の主導権を、自分自身のものと断言することはできなくなっていた。だがそれでもいいと思ってしまうほどの甘い堕落感。
唯一、いまだ女の膣に咥え込まれたままの男性器だけが俺が俺であったことを辛うじて証明している。股間が、尻が、射精を伴わない絶頂感に打ち震える。射精しなければ絶頂にたどり着けない不便な男の体と違い、今の俺は何度でも繰り返し快楽の波に溺れることが出来る。雌の性感に、子宮の快楽に、目の前が白く染まる。
「んふ、あはぁ……っ」
ぶるんッ!と豊かな双丘を弾ませながら役立たずの上着とシャツを脱ぎ捨てる。全裸になると、改めて自分が、自分の体がもはや熟れきった雌のソレに作り変えられてしまったことを思い知らされた。
乳房は重力に従って垂れることもなく、その形を見事な釣鐘型へと変えている。乳輪も大きく膨らみ、乳首に至っては親指の先ほどの大きさに勃起していた。そして何より目を引くのがその大きさだ。まるでメロンでも詰め込んだかのような重量感と存在感があるそれはもはや胸ではなく爆乳と呼ぶべきかもしれない。
両手を股間へと伸ばす。女陰に咥え込まれたままの陰茎の根本に繋がっていたはずの陰嚢は跡形もなく消え去り、一回りどころか二回りは肥大化した生殖器は両手を使ってようやく掴めるかというほどの巨根へと変貌していた。
「んあぁっ! あ、あはぁっ」
ぐちゅっ! にちゅぅっ! ぬちぃっ!
腰を動かすと、まるで自分で自分を犯してでもいるかのような感覚に襲われる。腰を揺らすたびに乳房が踊るように跳ねまわり、勝手に喉が甘ったるい声を紡ぎ出す。だがそれですら俺、いや私の耳には心地よく響き渡り、さらなる快楽の渦へと私を突き落としていくのだ。
「んふっ、あはぁっ! ああぁ……っ」
胸も股間も尻も全てが気持ちいい。その全てを使って自慰に耽っているかのような倒錯感と背徳感がさらに私を昂ぶらせていく。下腹部で子宮がきゅんっと収縮するたびに私は甘い声を上げてしまう。激しく腰を動かす。動かせば動かすほどに脳髄が溶けていき、頭の中が真っ白になる。理性も思考も全て吹き飛び、ただ快楽を求めるだけの獣に成り果てる。自分がどうしてここにいるのか、自分が誰で、何をしようとしていたのかさえ忘れてしまう。
子宮の奥まで届いた亀頭がポルチオ性感帯をえぐり、カリ首と裏筋に密着した肉襞が絡みつくように扱き上げる。その快楽は凄まじく、一度でも味わってしまったら二度と抜け出せないほどの中毒性を持っていた。
「あぁああぁああッ!!」
絶叫のような嬌声を上げる私の鈴口から大量の精液が放たれた。それと同時に私の体が一際激しく痙攣し、背筋を弓なりにしならせたまま硬直する。
男としての射精の快感と、女としての絶頂感。その二つを同時に味わうという常軌を逸した快楽。脳髄を灼く膨大なシナプスが、理性や倫理といった社会性を司る脳細胞をブツリブツリと焼き切っていくのがわかる。人間ではなく愛欲と情欲と肉欲のケダモノに堕ちていく。口の端からダラダラと涎を垂れ流し、白目を剥いて快楽に狂わされる。
「んふっ、あぁああっ! あ、あはぁ……っ」
びくびくと痙攣を繰り返しながら絶頂の余韻に浸る私の耳孔に目の前の赤黒い肉塊から伸びた細い触手が侵入する。痛みはない、あるのは快楽だけだ。脳髄を犯される甘美な感覚。まるで脳が直接愛撫されているかのような、脳味噌を直接かき混ぜられているかのような鋭敏な性感。私はそれに逆らうことなく甘受し、むしろさらに深くへと受け入れるように自ら頭を前に突き出すようにして受け入れた。
「んあぁ……あはぁあ」
自分を構成する過去の記憶を、自我を形成する周囲の人間への感情と関係性を、全て書き換えられていく。それは一人の人間としての在り方を保てなくなるほどに致命的なものだった。
男だった自分を、忘れる。男として扱ってくれた周囲の人間との関係を、喪う。男としての自我が消え去る。そして代わりに、女としての在り方が植えつけられていくのだ。
「あぁあ、アは……っ」
だがそれでも構わないと思ってしまうほど、それは抗い難いほどの官能だった。ぬるりと耳から抜け出た触手の先端を口に含み、まるで愛しい恋人にするかのように丹念に舐めしゃぶった。そしてそのままゆっくりと唇を離すと、名残惜しげに銀糸を引く粘液を舐め取る。
「あはぁ……っ」
それはまるで媚薬のように私の思考を蕩けさせ、さらに深い肉欲へと溺れさせる。私はもう、男としての自分などどうでもよくなっていた。もう何も考えられなかったし何も思い浮かばない。ただこの快楽を貪っていたいという浅ましい欲望だけが思考を埋め尽くす。
――だから。
陰茎を咥え込んだままの尻肉が、漆喰の壁の中に引き込まれるように消えていく。尻と繋がったままの私の体も壁へと引き寄せられる。無機質な土蔵の壁だったはずのソレが、まるで生き物のように大きく口を開く。恐怖を感じるべきところなのだろう。この中に吞み込まれてしまえば二度と戻ることは叶わないのだろう。だが、そんな感情は一切浮かんでこなかった。
ただ、期待だけがあった。この中には、きっと更に大きな快楽が待っている。その予感だけが、私を衝き動かしていた。そう確信していた。だから、抵抗などしない。自ら壁の中へと足を踏み入れる。そして、その体は完全に壁の中に呑まれた。
――…トゥルルルッ。トゥルルルッ。
床に落ちたままのスマホが鳴る。受信されぬままに延々とコール音を鳴らし続けるそれは、持ち主からの返事がないことを確認するとやがて沈黙した。後には、ただ静寂だけが残されるのみだった。
■□■□■□■□■
アイテム番号: SCP-■■■■-JP
オブジェクトクラス:Euclid
特別収容プロトコル: SCP-■■■■-JPに指定される区域の周囲には複数の鉄条網と障壁を設置し、その内外は常にカメラによる監視を行ってください。SCP-■■■■-JPへの全ての経路は封鎖し、許可された者以外の立ち入りを禁じます。もし一般人の侵入が発生した場合は「地面崩落・土砂災害危険地帯」のカバーストーリーを与えて退去させてください。実験等で区域内に入る場合、基本的には無人機器での侵入を行ってください。レベル3以上の職員に許可を得れば女性職員の侵入は許可されますが、非推奨です。また、男性職員の立ち入りは完全に禁止されています。
説明: SCP-■■■■-JPは███県山間に存在する廃村です。SCP-■■■■-JPは20██年の地震により住民が避難した後、20██/██/██を境として家屋の被害状況を調査する目的で立ち入った自治体職員、インフラ復旧の為の作業員、および住民等に計██名の行方不明者が出た事により財団の注意を引きました。
SCP-■■■■-JPは、同性愛者を除く生殖活動の可能な男性が区域内に侵入した際に異常性を発露します。
SCP-■■■■-JP-Aは区域内の壁面(*1)から生えた若年女性の頭部です。目元は黒革の目隠しで覆われており、日本語で発話しますが、その内容は限られています。
SCP-■■■■-JP-BはSCP-■■■■-JP-Aと同位置に出現する若年女性の下半身です。
曝露者はSCP-■■■■-JP-AおよびSCP-■■■■-JP-Bに対し強烈な性的興奮、欲求を抱き、[編集済]を始めます。
行為の終了後、SCP-■■■■-JP-Aは口腔内部から出現する触手(以下、SCP-■■■■-JP-C)を曝露者の口腔内に侵入させます。SCP-■■■■-JP-Cは曝露者の体内に粘液を注入し、同時に未知の蛋白質を曝露者の身体に植えつけます。これにより曝露者は消化器系および泌尿器系の内臓が溶解しますが、生命維持に問題は発生しません。また曝露者には植え付けられた未知の蛋白質の作用により新たに女性器および乳房が形成され、同時に妊娠が可能な子宮、卵管、卵巣が体内に形成されます。この変異は数十秒から数分ほどの短時間で完了しますが、曝露者は自身の肉体が女性体へと変化した事に強い性的快感と幸福感を抱きます。これは曝露者の男性としての性経験や知識が影響しており、また同時に肉体が女性体へと変化する際にその快楽を享受した事によるものです。
形成された女性器を含む変異した下半身は元の大きさより肥大化した男性器を除けばおおよそSCP-■■■■-JP-Bのそれと同様であり、その体組織は遺伝子を含め女性の物へと完全に変化します。
肉体の変異が完了後、SCP-■■■■-JP-Cは曝露者の耳孔から体内へと侵入し、脳髄で増殖を開始します。これによって曝露者の脳髄は元の人格と記憶を含む社会性を喪失します。この過程は曝露者の意思では停止できず、仮に中断した場合も元の人格を回復する事はできません。
SCP-■■■■-JP-Cの増殖は脳髄の全体に及ぶため、それによって生成された新たな人格は元の肉体と精神から大きく乖離した状態になります。
SCP-■■■■-JP-Cの増殖が完了後、曝露者はSCP-■■■■-JP-AおよびBと共に消失します。Dクラス職員を用いた実験ではGPSがエラーを示すため、消失後の位置は不明です。
*1: 家屋の内外を問いません