ライト・マイ・ファイアー ~IF 太鼓の力を侮ったな?~ 作:メリーバッドエンド大好き侍
原作:グランブルーファンタジー
タグ:R-18 アンチ・ヘイト グラブル BAD END
祭りの場にてその太鼓を叩き続けた者は一生を村の為に尽くす様になったという。
中には太鼓を叩く前後で性格が変わったような者もいたとか……
こんな感じだったらよかったのにな~と思っていた妄想を書いてみました。
アンチ・ヘイトタグは念の為、ヘイトではない(と思っている)し、いらないかも?
ジータちゃんでやるとすごく、いいですよね。
はじめてクエストやった時、このストーリー考えたシナリオ担当の人に深く頭を下げたい気持ちになりました。
妄想がめっちゃ捗ります。
後編やらずにいたらずっとあの村でこき使われていて欲しい。
時間経過で村のおっさんと夫婦になって、
マイページが夫と並んだ村人服をきたジータちゃんの画像になって切り替え不可になって、
大きくなったお腹を幸せそうに撫でてるジータちゃんの画面とか、
隣のおっさんが赤子を抱いていたり、ジータの裾を引っ張る子供とか増えた幸せ家族っぽい差分が欲しい…
(どうしてこうなってしまったんだろう……)
男の人に抱かれながら私はもう何度目かもわからない思いを抱く。
「はあ、はあ、はあ、ああん❤ んふう、ふう、ふあ、あ、あ、あ――――あ゛あ゛、ん、はあ、はあ、あ、あ……く、ふぅ、んふう、はあ❤ 、い、イイ、これ、気持ちイイ、です。ん、はあ、はあ、あああぁ……」
私の意志を無視して、『わたし』ははしたない喘ぎ声を上げて、より深く繋がろうと貪欲に男の腰の動きに合わせて腰を動かしている。
「んん❤ ああ、固い……んん、ああ……奥、届いてるのぉ、おくぅ、好きぃ❤」
男のペニスに愛液が撹拌されて、ぐちゅぐちゅと結合部が泡立つ。
腰が打ちつけられ、離れるたびに男の腰との間に糸を引いている。
「あ――――ん、んん。ふぎっ。ひい、あふん❤ お、んぉお! ん、んん、んあ゛。お、んあ、ふあ、ああ、気持ちいい、です❤ もっと、もっと突いてぇ!」
獣のような声でもっともっとと求め続ける『わたし』に応えるのように男は激しく腰を振り責め立てる。
『わたし』はあっという間に感度を高めてオーガズムに達してしまう。
「あ――――あぇ……ふいぃ❤ またイキ、ましたぁ❤ ……はあ、ん」
(――――っ!!)
『わたし』と同じ身体である以上、私も同じように絶頂してしまう。
今日だけでこれで5回目の絶頂。
『わたし』が男のしてくることを悉く受け入れるせいで、私は抵抗も出来ずに何度もイカされる感覚を味わされてしまう。
男と『わたし』が体勢を変えて再び交わり出す。
イカされたばかりの『わたし』はすぐに高まっていく。
「ふぃ、ふひぃ、んあ、あ、い、イイ、です❤ こっちも、イイ。気持ちイイです❤ はあ、もっと、もっとぉ……おちんちん、突いてください❤ んあっ、おしりに、ゆびぃっ、あ、そ、そっちも、いじってくれるんですかぁ❤ うれ、ひぃ❤」
「ひんっ、お、うお、おおおん❤ 気持ちイイです❤ まんこも、おしりもっ、い、イイ、いいのぉ❤ んふ、れろぉ、ちゅぷ、れろ、んあ、もっろ、もっとくらはい……れろぉ、んあ、ちゅぶ、んんっ!」
『わたし』はぎゅっと男に抱きつき、ディープキスをしながら抽送を強請る。
その要求に応えた男がさらに激しくなっていく。ずちゅずちゅ、とリズミカルにペニスが膣を突き、男の太い指が『わたし』のお尻の穴を弄りまわす。
男から与えられる刺激に愛液が飛び散りシーツを汚していくが『わたし』も男も気にしない。
「んきゅっ、んあ、ふぐ、れお、ちゅぷ、んん――――はあ、んあ、あ……イグっ、あ、んあ、ひい、あ、あああぅ❤」
(あっダメッまた――うくぅっ!!)
『わたし』と私が絶頂を迎えるタイミングで、男にも限界が来たらしく、男が膣の奥深くにペニスを挿入し射精する。
「あ、あ、ああ、ああん❤ い、イク、の、止まりま、せん……」
(あ――――あ、はぐっ……!また……膣内、に……)
今日3回目の射精だと言うのに勢いも量も衰えていない。
奥深くに突き刺したまま何度も震わしながらびゅるびゅると精を吐き出し続けている。
気持ち悪い。
今すぐ男を蹴り飛ばして膣内に出されてしまった精液を掻き出したい。
「あ――――はぁ、ふわぁ❤」
そんな私の希望は当然のように通らない。
『わたし』は男に中出しされている感覚が気持ちいいのか、目を細めて身体を震わしながら男の身体を離すまいと手足でがっしりとしがみ付いてしまう。
射精が終わり身体がやっと離れたかと思うと、『わたし』は男の股に顔を埋めていく。
(あっやだ!やめっ!?)
「じゅるるる、じゅるるる、んぅう❤ あふ、ちゅぶ、ちゅぶ、ぐぷっ、ん、んん、はぅ、じゅるる、んぶじゅうるる❤」
激しくペニスを吸いたてる『わたし』。
頬を窄め棹の中に残った精液を吸い上げ、舌を棹に絡みつかせて、睾丸を優しく揉みしだき、もっと精液を作り出せと言わんばかりに刺激を与える。
『わたし』が口を離すとそこには先程までと変わらぬ大きく怒張した男のペニスがそそり立つ。男はいやらしい笑みを浮かべ、再び『わたし』の腰を掴み、腰を押し込んでいった。
「ぁんっ❤」
(ほんとうに……どうしてこうなってしまったんだろう……)
*
きっかけは私が団長を務める騎空団に一通の手紙だった。
差出人は昔、まだ団員が5人しかいなかったころに依頼で訪れた、アウギュステ群島の、とある島、そこにある唯一の村の村長からだった。
受けた依頼はなんて事のない魔物退治。
ただ、その島の場所が問題だった。
僻地も僻地、その島に唯一行くことが出来る島に行くだけで飛空艇用の船着場のある島から4回も船を乗り継ぐ必要があり、そこから村のある島に行くのだって、潮の流れが特殊でベテランの船頭でも転覆の危険があり、船を出してくれる人を探すだけでも苦労する、とても行き難い場所に存在する島なのだった。
飛空艇で直接行ければいいのだが、リゾート地として名高いアウギュステでは島の上空を飛空艇で渡ることは禁止されている。それを破れば島の上空を飛んだ飛空艇は有無を言わさず解体。その飛空艇の持ち主にもとんでもない額の罰金が科される。
そんな島からの依頼をなぜ受けたのかというと、帝国であっても容易に来ることが出来ない場所だからだ。
当時、仲間の少女ルリアは帝国に狙われていた。
帝国兵が言う『蒼の少女』がどういった意味を持つのか、今の私ですらろくにわかってはいないけれど、帝国は異常とも思えるくらい執拗にルリアを追っていた。
そんな帝国から一時でも身を隠せるかもしれない。そう思って依頼を受けた。
実際、島に行ってから出るまでの間、一切帝国から攻められるどころか帝国軍人の姿すら見ることはなかった。旅の始まりから帝国から追われ続けていた私達にとって、その村にいる間は帝国に気を配らなくて済み、心を落ち着けられる場所だった。
そんな村からの手紙、また魔物退治の依頼かとも思ったが読んでみると、その手紙は招待状だった。
長年村を困らされていた魔物がいなくなり、荒らされなくなったおかげで豊作となり、久しぶりに村で祭りが開催できる。魔物退治をしてくれたあなた達にもぜひ参加して欲しい。
挨拶の言葉から長々と書かれていたが、簡単にまとめるとこんな内容だった。
『お祭り』という言葉にルリアが乗り気になり、ご厚意から招待してくださっているのだし…と思い、行くことにした。
とはいえ、以前の魔物退治で村に行ったときはまだ5人だけだったが、今では100人を軽く超える大規模騎空団の団長となってしまっている。
さすがに全員を連れて行けるわけもなく、私とルリア、ビィの三人だけで行くことにして、残った団員はアウギュステで依頼を受けつつ交代でバカンスをしていてもらうことにした。
激しい潮流によって船が大きく揺らされ続けて酔うルリアを支えながら、島に上陸した私たちはここまで連れてきてくれた船頭さんに感謝の言葉を告げて別れた。明日も漁があるから船は一度戻るが、明日また迎えに来てくれる手筈になっている。
桟橋で船を見送り、そこでルリアの体調が戻るのを待ってから村への移動を開始した。
滅多に人が通らないせいか、道は獣道かと思うくらいで、邪魔になりそうな枝を切りながら進んでいく。
ようやく村に着いた私たちは村の人達に歓迎された。村の人たちに囲まれ、かつての依頼のことで改めて感謝される。大したことではないつもりだったけれど、こうして時間が経っても感謝される辺りこの村の人にとってはとてつもない脅威だったんだろう。
村長さんに挨拶をしに行った際にも感謝されたが、その後村長さんは言い辛そうに一つのお願いをしてきた。
どうやらお祭りの主役ともいえる太鼓の叩き手がいないらしい。
お祭りの間、太鼓を叩いて盛り上げる重要な役割なのだが、とても体力がいるようで、人口の減少によってそれが出来そうな人がほとんどいないのだと言う。
それで招待客ではあって心苦しいが私にやってもらえないかとお願いしてきた。
このままだとお祭りが出来ないと嘆く村長と、祭りの主役なんてすごいとはしゃぐルリアに推されてその役割を承諾した。
実際、お祭りは大いに盛り上がった。料理やお酒を手に持って、歌って踊っての大騒ぎ。
多少の休憩はあったけど、ずっと太鼓を叩いていたのでルリア達と一緒に踊ったり出来なかったのは残念だったけれど、皆の笑っている姿を見るとまぁいいか……って気持ちになり、お祭りが終わるまで全力で太鼓を叩き続けた。
問題は翌日に起こった。
ルリアとビィと帰ろうとしていたところに、村長さんと村人達に囲われた。
これ幸いと帰りの挨拶をしたら、村長さんから帰られては困ると言われてしまった。
村長さんが言うに、どうにもお祭りは昨日だけではなかったらしい。最短でも半月は今年の豊作の祝いと来年の豊作祈願でお祭りは続き、お祭りが終わるまで居てくれないと困る。と言われてしまった。
当然そんなことを急に言われても困るのだが、昨日の時点で期間の確認をしなかったことを持ち出され、仕方なしに承諾することになってしまった。
お祭りが終わるまでの間、ただで泊まり続ける訳にもいかず、夕方までの空いている時間は村の仕事の手伝いをすることになった。
牛や豚などの家畜の世話、畑の雑草取りや水やり、家具の修理や家屋の修繕といったことを教えてもらったりしながら手伝っていく。
その中でこの村の歴史やしきたりを教えられた。
女だけで山に入ってはいけないとか、男に料理の入ったお椀を直接渡したら「私はあなたに好意を持っています」という意味になるとか、男が女に着ている服を渡すことは好意を示すことであり、渡された服を女がその場で着た場合、その男の妻になりたいという意思表示になるとか結構変わったものがあって興味深かった。
そうして話しながら働いて、日が暮れてくるとお祭りの時間だ。
櫓に上り、村人達の踊り、騒ぐ姿を見ながら夜遅くまで太鼓を叩き続ける。
そんな日を何日繰り返したか……私は少しずつ、意識が虚ろになってきた。
気が付いたらお昼時になっていて、その日するはずだった村の仕事の手伝いが終わっている。慌てて謝りに行くと、おかしなことを言うと村の人達に笑われた。
どうやら記憶にはないが、いつも通りに手伝いをしていたらしいと安堵するも、毎日手伝いとお祭りの太鼓叩きで疲れているのかもしれないと村の人達に話してみると、ようやく何も考えずに仕事が出来るようになったかと褒められた。
まるでおかしなことではないみたいに言われたのだ。
本当にそうなのかな?と疑問に思い、他の村の人にも何人か聞いてみるが、全員が同じことを言っていた。そういうものなのだろうか……?釈然としないまま、その日も太鼓を叩いた。
最近。ぼーっとする時間が増えてきたように思う。
朝起きて、ご飯を食べて、村の仕事の手伝いに行く為に家を出て、気が付いたら夜になっていて櫓の上で太鼓を叩いている最中だった…なんて日が頻繁になってきた。
ルリアや村の人達にその日の私について聞いてみると、別に普通だったという。ちゃんと受け答えはしていたし、その日の仕事もさぼったりせず、しっかり熟していたらしい。
私の記憶が消えてしまうような出来事もなかった。ヒールやクリアオールを使っても効果はなかった。ドクターのジョブもあるのに原因がわからない。
さらに日が経つと、私は起きているはずなのに、ぼんやりと夢心地になりながら動くようになった。畑の雑草取りも、お昼ご飯を食べている時も、川で水浴びをしている時もずっと夢心地。疲れも感じず、ずっと温かいお布団に包まれて微睡んでいる時みたいな感覚に包まれているみたいだった。
――――そしてこの島に来て何日が経ったのか、ついにお祭りが終わった。
もうぼーっとしたり、ぼんやりしたままだったりもしていない。
毎日叩いていた太鼓が原因だったと気が付いた時にはすでに手遅れだった。
意識がはっきりしているのに、身体が動かない……いや、自由に動かすことが出来ないと言う方が正確か。
もうお祭りが終わっているのに私はグランサイファーに戻ろうとはせず、今日も村の人の手伝いに行く。そんなことはもうしなくていいと思っているのに、だ。まるで別の誰かが私に乗り移って勝手に身体を動かしているようだった。
その証拠に、自分の意志とは真逆のことを話していた。
お祭りも終わったし、もう帰りましょうと言ってきたルリアとビィに対し、「村の人達、まだ困ってることがあるみたいなの、もうちょっとだけ残らせて」と言って引き留めたのだ。
私自身はグランサイファーに戻りたいと思っているのに、なぜか身体はこの村に残ろうとしていた。
自身の異常に気が付いているのに、それを誰かに伝えることが出来ない。
何せ自分の意志で喋ることはおろか、指一本ですら自分の意志で動かせないのだ。
どうにかルリア達に自身の異常を伝える方法がないか考えるが何一つとしてうまくいかなかった。
私は今の、私の意志を無視して身体を動かし、ルリアやビィ、村の人達と好き勝手に話す私を『わたし』と表現することにした。
私の身体は今や完全に『わたし』に乗っ取られてしまっていた。
私が動かせる時間は一瞬たりとも存在しない。肉体も、魔力の操作も何もできない。
どれだけ私が帰りたいと思っていても、『わたし』は毎日朝から村の仕事をして村の人達と笑って楽しそうにして、もはやこの村の住人のように暮らしている。
ルリアとビィの、帰ろう。帰りたいという声を宥め、「あと少しだけ」、「もうちょっとだけだから」と適当なことを言って残り続けている。ルリアもビィも、私を置いて戻ることが出来ないために、しかたなく村に残らされている。
2人に謝りたいのにそんなことも出来ない。それがたまらなく悔しかった。
ある日、今日も『わたし』に身体を動かされて村の仕事をしていると、村長さんから毎日村の仕事をやっていることへの感謝をされ、いっそのこと騎空団を辞め、住民としてこの村で暮らしていかないかと提案された。
年嵩ではあるが、独身の村の男が何人かいるのでその中の一人と結婚し、子供を沢山産んで村の未来の為に尽くして欲しい。
そんなことを村長さんは言う。
もちろん受けられる訳がない。私はお父さんに会いにイスタルシアへ行く旅の途中だし、そんな私の旅に付き合ってくれる仲間が大勢いる。
……それにこの村でまだ結婚していない男の人は小さい子供を除くと、私のお父さんよりも年上のおじさんやお爺さんしかいない。そんな人と結婚するのは絶対に嫌だ。
―――なのに『わたし』はその話を受けてしまった。
さすがに受けられるとは思わなかったのか、村長さんは私の返事に驚き、何度も確認した。本当に村に残って、ここの住人になってくれるのか? 年嵩の男しかいないが本当に結婚してくれるのか? この村の為に生きてくれるのか?
そのすべての問いに『わたし』は肯定的な回答をした。
「私、この村が好き。
みんな優しくて、あたたかくて……村長さんがここの住人になってくれって、そう言ってくれるなら、私、騎空団辞めて、この村で暮らしたい!
それに、結婚のことも……実は、気になっている人がいるんです。私のお父さんよりも年上の人で、こんなの変かなって思ったんですけど……一人になったらその人のことばかり考えちゃってて……
もしこのまま村に残れて、この人と夫婦になれたらって何度も想像してたんです。」
そんな信じられないことを『わたし』は口にした。
たしかにこの村の人達はみんな優しい。けど、ここでずっと暮らしたいなんて思わない。
気になる人なんていない。
この村で独り身の男の人は、顔立ちが整っていないだけならまだしも、身体がだらしない人だったり、身だしなみに気を配れないだらしない人だったり、酒癖が悪かったりいやらしい目で女性を見たりと、女性から嫌われる要素が強い人しかいない。
そんな人を好きになるわけもなければ、そんな人との子供を欲しいと思う訳がない。
なのに『わたし』は頬を染め、まるで恋する乙女のように恥ずかしがっている。
そんな私の様子を見て、本心から言っているのだと思った村長さんは嬉しそうに笑った。
そして急いで村の皆に話すとしようと言って、すぐに村の人たちを集め、私がこの村にずっと残りたいと思っていることを村の人達に話した。
ルリアとビィもその場にいて、信じられないとばかりに私に詰め寄った。
私も全力で否定したいけど、『わたし』が勝手に私の思ってもいないことを話す。
「腰を落ち着かせる場所をずっと探してたの。
そもそもお父さんに会うって旅の目的は、帝国に追われていたルリアが私を巻き込んだことを気にしないようするための嘘だったの。
どんな理由があったにせよ、子供の私を捨てたお父さんに会いたいなんて思うわけないでしょ?
私は旅の中で、私が幸せになれそうな場所をずっと探していたの。
どこに言っても騒動に巻き込まれるのはもう嫌なの。
ルリアだって帝国から襲われることもなくなったんだし、もういいでしょ?」
もちろんその言葉は私の意志じゃない。そんなことは思ってない。
だけど『わたし』の異常を知らないルリアやビィは、それが私の本心なのだと思ってしまった。
「む、村の人と結婚しちゃうんですか?結婚していない男の人はみんな、おじさんですよ?」
絞り出すようなルリアの言葉にも、
「年齢は関係ない。大切なのは相手と愛し、愛される関係になれるかでしょう?」
なんて尤もらしいことを言い、「それに……結婚したい、って思う人はいるの」と言って、
『わたし』はとある男の人の名前を出した。
(なんでよりにもよってその人なの……!?)
その人は『わたし』が村の仕事をしている時によく話しかけてくるおじさんだった。
胸とかお尻をよく見てきて、倒れるふりをして抱き着いて来たり、作業を教えることにかこつけて頻繁に身体に触れてくる、最も私が嫌悪していたおじさんだった。
名前を出したからか、人垣が割れてそのおじさんが出てきた。
ブサイクな上に肥満体形の、膨れたお腹をしたおじさん。
服の趣味が悪く、今日も紫と黄緑色の蛇柄のシャツを着ていた。
「ほ、本当にこやつで間違いないかの?」
え?正気とばかりの村長さんの確認に『わたし』が頬を染めて頷く。
そんな『わたし』の様子に、村長さんは「人の趣味に口を出すのもおかしな話じゃな」と言って村の人達の方へと向き直り、
「皆も彼女の想いはわかったな?
わし自身信じられんが、嘘をついているようには見えんし、ここで嘘を吐く理由もない。
じゃが、想いは一方通行ではイカンとわしは思う。
もしもお前にその気があるならば、その上着を脱いで彼女に渡しなさい。」
一瞬どういうことかわからなかったが、すぐに村のしきたりとして聞かされていた話を思い出した。
【男が女に着ている服を渡すことは好意を示すことであり、渡された服を女がその場で着た場合、その男の妻になりたいという意思表示になる】
村長さんは『わたし』に皆の前で本気でこのおじさんと結婚したいと思っているのだと、村の皆の前で証明させようとしているのだ。
それに気づいた私は必死に身体を動かそうと念じる。
だけど私の身体は動いてくれない。
おじさんが趣味の悪い蛇柄のシャツを脱ぐ。
そして、おじさんが脱いだ服を『わたし』に手渡す。
何日か洗っていないのか、それとも今日一日だけでこうなってしまったのかわからないが、手に持たされた服は汗でしっとりとしていて、自由に身体を動かせたら思わず投げ捨てたくなるぐらいに臭かった。
そんな服を、『わたし』は頭から被り、袖を通し――――着てしまった。
皆の前で、ルリアやビィが見ている前でこの人の、おじさんの妻になりたいと行動で宣言してしまった。
村の人達は『わたし』の行動で示した意思表示に歓声と拍手を持って迎えた。
私の行動の意味が分からないでいたルリアとビィは、『わたし』がした、異性から渡された衣服をその場で着ることの意味を村人達から教えてもらい絶句していた。
絶望する私に誰も気づかない。
翌日から、『わたし』は今までルリア達と住まわせてもらっていた家を出て、おじさんとの結婚祝いとして用意された家で暮らすようになった。
おじさんより早くに起きて朝食の準備を整え、おじさんを起こして一緒に食事をする。
仕事に行くおじさんを見送って、食器を洗い、洗濯物をしてから『わたし』もおじさんの仕事の手伝いに行く。
お昼前には大体の仕事は終わるので、昼食を済ましたら午後は家のことをして過ごす。
家の掃除をしたり、薪を割ったり、貯水用の甕に水を汲んだりして少し休憩したら晩御飯の準備の時間になる。
ご飯を食べ終わったらお茶を淹れて食休み。その後お風呂の準備を済まして一緒にお風呂に入る。おじさんに裸を見られるが『わたし』は気にしない。
気にしないどころか、一糸まとわぬ身体をおじさんに押しつけるぐらい普通にする。
おじさんの背中を流し、お返しとばかりにおじさんに身体を洗われて、一緒の湯船に浸かる。
お風呂の中で胸や股間を弄られ、お風呂出たらざっと体を拭いてそのままベッドに連れていかれておじさんに抱かれる。
この家に移った日から変わらず毎日『わたし』はおじさんとえっちをしている。
「今日もいっぱい愛してくださいね。あ・な・た❤」
(やだ、やだやだっ!やめて!!)
嫌がる私とは反対に、『わたし』はおじさんを強く求める。
私の声が聞こえないおじさんは『わたし』の声に応え、『わたし』を一晩中愛すのだった。
日々村の仕事と太鼓の叩き手として酷使され、疲労で思考力が落ちたところを洗脳され、村に取り込まれるって展開が本当にもう、ありがとうございました。って感じです。
時折ストーリー見直して、(やっぱここアオイドスいなけりゃ詰むよな)って思ってニヤニヤしてます。
実際いなかったら、
①あのまま村に取り込まれて村の男と結婚させられる。
②ヤルことヤッたので、子供が出来る。
③洗脳解ける解けない関係なく騎空団には戻れない。
となる可能性がとても高いんですよね。うん、すごく好きな展開だ。
しかも②で子供が出来なかったとしても、
村の男と結婚し、関係を持ってしまった以上、ジータの洗脳の解けても責任感の強いジータが夫を捨てて村を出ていくことは簡単には出来なさそうって思いがあって、そういう話お話しもいずれ書きたいです。