退魔師協会の最強の少女が、淫魔のあなたにたやすく負け、宿につれ込まれる。

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ハロウィンの夜に町を守る少女が淫魔のあなたの手に身も心も堕ちていく

 

 ハロウィン当日。

 外は異形となった少年少女たちがうろうろと歩いている。

 毎年、この時期になると人間たちが軽い気持ちで仮装しているのをあなたは知っている。

 

「んー! んー!」

 

 薄暗い道を歩く新米の異形たちを窓から見下ろしていたあなたは、生贄の目覚めに気が付き振り返った。

 ベッドの上。

 両腕両足を縛られた少女が、口まで封じられている。

 ベッド横には、狼の耳を模した髪飾りと、尻尾が落ちている。

 

「んんー!」

 

 何か言いたそうだ。

 だがその言葉をいま聴く必要はない。

 あなたは香を焚き始めた。

 部屋中が燻んでいく。

 あなたは深呼吸すると、馴染んだ香りに口元が綻んだ。

 

 催淫香。

 

 あなたの中のオスが暴れ始めたのを自覚する。

 この香の対象は種族も性別も問わない。

 そして年齢も。

 

 あなたがベッドへ視線を投げると、浅く荒い呼吸をしながら体をよじってはビクンと痙攣する少女の姿があった。

 

 頬や太股がピンク色に染まっている。

 

 肌が敏感になりすぎていて、目覚めた欲望に戸惑っているのだろう。

 あなたは少女の口を塞いでいたテープをはがした。

 

「ぷはっ……これ、なに」

 

 弱弱しい視線だった。

 香を吸って僅かな時間だが、自身の欲求に気が付きつつあるのだ。

 本来なら拒絶したいようなことも、体が求めてしまっている。

 

 あなたは困惑した。

 理性が強すぎる。

 

 テープをはがしたあと、懇願されながらすぐに抱くつもりだった。

 そうして理解する。

 

 思えば出会ったときから攻撃的だった。

 変な子に絡まれたと思っていたが、そうではないのだろう。

 

 この少女は一般人ではないのだ。

 恐らくハロウィンの夜に紛れて蠢く、あなたのようなホンモノを退治する側。

 

 あなたは嬉しくなる。

 

 つまり、時々配下を討っていた存在を、今から自分のモノにできるのだ。

 あなたは少女の頬をくすぐり、正体と所属を吐くよう迫る。

 

「はぁはぁ、いうわけないじゃ、ない。早くほ、ほどいて、よ」

 

 理性が強い。

 悪くない。

 

 押さえつけ、唇を奪った。

 

 少女の全身がいくども痙攣する。

 淫魔の精鋭であるあなたの全身はあらゆる部分が雌を支配するための劇薬だった。

 

 特に体液は雫を薄めて霧状にしても都市ひとつに豊穣の夜を与えられる。

 人類の数の調整に便利だった。

 

 少女の喉がうごく。

 

 原液を体内に取り込んでいく。

 あなたが体液を少女の中に流していく。

 

「……! ……!」

 

 全身を痙攣させるたび、少女の目から焦点が失われていく。

 染み込んでくる感覚に意識が、本能の優先順位が塗り替えられているのだ。

 

 淫魔なら常に感じている性衝動を、人の身で味わっている。

 

 見たところ早熟の術師なのだろう。

 この年頃でこれを味わっては二度と忘れられまい。

 

 荒い呼吸で痙攣するだけになった少女の手足の拘束を解いた。

 

 少女は横たわったまま痙攣し、意識が内側へ向いたまま、完全に無防備になっている。

 

 あなたは少女の衣類を脱がしていく。

 続けて下着も。

 

 下半身はドロドロだった。

 どんなに若くても女なのだと匂いが伝えてくる。

 

 少女を剥くと、あなたも脱ぎ衣類を投げ捨てた。

 

 裸の小さな女の子に、裸のあなたが覆いかぶさっていく。

 

「あ……わ、わた、し」

  

 細い首筋に唇を寄せ舌を這わす。

 

「あああ!」

 

 あなたの唾液が肌から浸透し、少女の官能を表面へ引きずり出していく。

 

「ああっ! やあッ!」

 

 痙攣が止まらない少女の肌を抱いていく。

 細く小さい少女は、確かに肌の奥に鍛えられた筋肉が眠っていた。

 

 この年齢で備えるには常軌を逸した質。

 

 見た目からは完全に判らないところがまた、玄人の匂い。

 どこに所属しているのか、あなたはとても気になった。

 

「ひっ」

 

 あなたの指の腹が股のワレメをなぞると、意識が飛びかけながらも少女の反応が色めく。

 指先の皮膚からは催淫を促す体液が浮きでて、それが少女の股の間へポタリポタリと落とされる。

 

 すぐに浸透した。

 手足の先まで効力が満ちる。

 

 今までよりも深く魂の底から天へ昇るような急上昇の快楽。

 

 少女の全身が壊れた玩具のようにガクガクと震える。

 時間にすると30秒ほどだろうか。

 

 体感は永遠だったろうが。

 

 これは唾液よりも効果は強いが持続時間は短い。

 だからこういう使い方をする。

 

 今はもう、天上知らずに高まり続ける性欲を、滝のように発散している状態が通常だと、少女の脳は誤認したことだろう。

 

 つまり薬効の消えた今、少女の体は飢えている。

 

 あなたは少女に正体や所属など、その辺りの情報を洗いざらい教えてくれるなら、今の刺激をまた与えようと誘惑した。

 掌全体を使って小さな女性器の入口を嬲る。

 

「ひっ、いや、いやぁ、わたし、そんな、えっちなことのために、う、うらぎれない」

 

 あなたは少女の股を開くと、そそり立つものを肌にすり寄せる。

 指先からよりも濃いものが根から先端まで、どろどろに滲み、少女のワレメ周りの肌にヌルヌルと擦りこまれていく。

 

「ッ」

 

 異常な精神力とはいえ、あなたはそろそろ堕としたいと考えていた。

 先端を少女の股に咥えさせる。

 

 もう何度目かも判らない痙攣。

 

 少女の性欲に関わる神経がこの短時間に太く育っていく。

 脳までも、より快楽を味わうために変異しつつあった。

 

 ボロボロと泣きながら、少女が口を開いた。

 

「わ、わたしの名前は■■■■で、所属は……退魔師協会」

 

 いちど崩れると早かった。

 隠されている拠点の場所も全て引き出す。

 

 あなたはご褒美に根っこまで挿入してやった。

 

 膣の途中の抵抗で、これが少女にとっての初めてなのだとあなたに伝わってくる。

 この歳の人間ならそれが普通なのだとあなたは知識として持っている。

 

 遠慮なくその肌を喰らうが。

 

 挿入を始めた段階で少女は全身であなたを求めた。

 密着するころには積極的に腰を振っている。

 

 あなたしか男の味を知らない小さな女の子が、男性器を股で咥え、いやらしくお尻を振っている。

 

 ハロウィンの夜にあなたほどの存在が現れることは想定されていなかったのだろう。

 この少女は充分に手練。

 

 恐らく今夜この町に来たあなた以外の魔物なら無事では済まなかっただろう。

 

 淫らにあなたを味わいいやらしく手足を絡めてくる少女の膣奥にあなたの呪印を刻んでいく。

 あなたと交わるたびに感度が増し、達するたび経験したことのない多幸感に染まるよう、仕込む。

 

 本能と同列になるよう、じっくりと所有していく。

 

 少女の喘ぎからはもう、罪悪感も後悔も消えた。

 ただただ快楽だけが伝わってくる。

 

 あなたの好みの味付けに堕ちたようだ。

 全身での密着を愉しむ。

 

 汗に塗れ少女の体温がどんどん上がっていく。

 

 あなたの下半身も熱が抑えられなくなる。

 寝そべるあなたに跨って泣きながら腰を振り、繰り返し達している少女。

 

 真上へ間欠泉のように撃ち込み、あなたの子種をどくんどくんと流し込んだ。

 

 灼熱の淫魔の種が小さな子宮を満たす。

 あなたの精子ひとつが浸透するたび、人間が人生で味わえる快楽を遥かに超える波に襲われる。

 

 それが500兆。

 

 膣を入口まで満たすが、一滴も外に零れることはない。

 少女は胎内であますことなく味わった。

 

 あなたと交わる以外の欲が少女の中からはほぼ消える。

 食欲と睡眠欲だけが辛うじて残った。

 

 多幸感につつまれたまま、少女はあなたの胸へ倒れこむ。

 あなたは新しく手に入れた女を抱き寄せ、寝息を感じながらゆっくりと意識を手放していく。

 

 起きたら手に入れた情報をどう使うか、楽しみだった。

 

 下半身で繋がったままあなた達は静かな眠りへ落ちていく。

 

 ………

 ……

 …

 

「わたしが来たからにはもう安心よ。この格好のごとく、狼のように敵を狩ってみせるわ! がおー!」

 

 少年に向かってそう宣言するのは、同じぐらいの年頃の少女だった。

 彼女は退魔師協会の本部からの視察らしい。

 

 退魔師協会とは世間から隠れ、密かに魔物を狩る集団である。

 

 彼女は誰もが認める天才だった。

 少女はこの歳で破格の扱いを受けている。

 

「えへへ、この狼の耳と尻尾、可愛いでしょ? 手作りなのよ」

 

 少女は荒事だけではなく、裁縫なども趣味のようだった。

 ハロウィン衣装の出来を嬉しそうに自慢する。

 可愛らしい少女だった。

 

 ここの支部の誰も勝てないほどのツワモノだとは信じられない。

 

 少年はまだ見習いだった。

 だからこそ、最強のこの少女について、今夜の仕事っぷりを共に経験するのが目的となっている。

 

 滅多に無い安全な前線の経験。

 これを逃す手はなかった。

 

 一般人の目をごまかす為、少女の横に並んで歩き、仲の良い友達を演出する。

 雑談をしながら、少女のキラキラとした瞳や、自信に満ちた口元に見惚れ、少年はドキドキしていた。

 

 憧れる。

 空の星や宝石と並んでいる浮遊感。

 そして緊張。

 

 身振り手振りの激しさに少女のおへそがたまに見えて、頬が熱くなった。

 少年の中で少女が個人的にも特別になっていく。

 

 もっと、もっともっと仲良くなりたかった。

 あの肌に触れてみたかった。

 

 すると。

 角を曲がり掛けたタイミングで、少女が手の動きで止まれと合図を送ってくる。

 

 何かが居たのだ。

 討伐対象だろう。

 

 最強の少女がいとも容易く処分するだろうと、少年もワクワクと足を止めた。

 少しの沈黙の後、少女は少年に救援を呼ぶよう伝える。

 

 アレには勝てないから、時間稼ぎをしていると。

 

 少年が救援を連れて戻ってきたとき、少女の姿はなかった。

 何か荒事があったような気配すらなかった。

 

 支部を挙げて探索をしたが、この日あの少女をみつけることはできなかった。

 早々にあなたに負けて、全く別の地域の宿に連れこまれたとは誰にも判らない。

 

 この町の支部の潜伏場所が全て壊滅したのは、この約一週間後。

 あなたの腕のなかで何日も淫行に耽り、少女は完全に別人となる。

 

 生前の少年は最後に、行方不明になっていた憧れの少女の姿を目撃できていた。

 その目に焼きついたのは、見覚えのある手製の狼耳と尻尾を可愛く揺らし、あなたの腕に抱きついて、せがんでキスを貰う姿。

 

 恋人のようだった。

 

 まだ淫魔の存在も知らない少年は何が起きているのか全く判らないまま、永遠の闇へ堕ちていく。

 さらに3日後、本部もまた壊滅した。

 




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