タイトルまんまですがまあ人によっては暴力描写と取れるのもなくはないです。
妖怪が出ると噂され、参拝客が絶えて久しいカラスバ神社。その一角、神社に負けず劣らず古く寂れた庫裏から水音と怪しげな嬌声が響いていた。
「んんっ……主様ぁ、此度の采配もぉ……見事でございましたぁ……ちゅるっ♡」
一人の少年をありえざる巨躯を誇る巫女が畳の上に押し倒しがっちりと拘束してその幼気な顔に舌を這わせ舐り回していた。実は少年と言うには語弊があった。実は彼はこの神社の巫女もしてボンバーガール、カラスバ・ヒイロのれっきとしたマスターであり、〇学生である彼女よりも年上ではある。だが、身体的には未成熟でそれが彼女の好みにドストライクであった。更に、ボンバーガールのマスターとしての腕前も確かで癖のある彼女のスキルを最大限に活かして的確な指示で勝利を重ねていた。絆が深まるにつれ、ヒイロに流れる妖怪の血が滾り彼女の内なる欲望に火をつけていき───遂に彼女はマスターをカラスバ神社へと連れ込んでしまったのだ。
「ほらぁ、好きに動いて下すって構わないでございますよ♡ほら、ほらぁ♡」
好きにと言われても圧倒的な体格差かつ妖怪の血を引き膂力も桁外れのヒイロにのしかかられてはマスターがいかに力を籠めても抵抗などままならない。それに加えてマスターにはもう一つ動けない理由があった。
「できませんわよね♡だってヒイロの方が身体が大きいんですから♡だから好き放題しちゃいますね♡ん……ちゅ……」
ヒイロの舌が顔を、首筋を、鎖骨をなぞりマスターは身をよじろうとするがヒイロの片手にすら敵わず畳に強く押し付けられてしまい抵抗などあってないようなものだった。
「嗚呼っ、主様、美味しい、美味しい♡」
頬や耳にまで舌が這い回り愛しい人の味にヒイロの妖怪の血がどんどん昂っていく。
「主様が悪いんですよ♡こんなに愛しくて、美味しくて、素敵な方が♡」
ヒイロの口がぐぱりと頬まで裂け、マスターの頭を丸ごと咥え込んだ。そもそも並んでも背丈はヒイロの爆乳にも届かず頭のサイズですら彼女の片乳よりも小さい彼では頭を咥え込まれてはどうにもできない。必死で手足をばたつかせようにもヒイロはそれを軽々と押しとどめ人ならざる長い舌で口内の彼を舐り回し続ける。
「あはぁ、
べろべろと無遠慮に這い回る舌がマスターの口内に捻じ込まれ粘膜同士がこすれ合う。その感触に反射的にびくんとマスターの身体が痙攣しかけたのを手の中に感じヒイロはうっとりとマスターの頭を咥えながら囁く。
「|ひふひひゃったぁ。あふひはま、いいへふよへ《キスしちゃったぁ。主様、いいですよね》♡」
返事も聞かずヒイロはごくごくとマスターの身体を嚥下していく。人間ではありえないほどに喉や腹を伸縮させて頭から肩、肩から腰、腰から足と彼は少しずつヒイロの口内に消えて胃袋へと落ちていき───
「ごっくん♡」
遂に彼の身体はすっかりヒイロに呑み込まれてしまった。不自然に腹部を膨らませたヒイロはボロボロの畳の上でしばしうっとりと放心たように寝そべり───
「ああ……またやってしまったでございます……」
己の所業に気づいたヒイロは手慣れた様子で札を取り出し自身の腹部に貼った。この札には消化液の分泌を抑える法術が刻まれており、彼女の暴走した妖怪の本能の犠牲者の命を守るのに一役買っていた。
実のところカラスバ・ヒイロがこのようにして人間を丸呑みにしたことは一度や二度ではない。かつては神社に遊びに来た可愛いらしい子供を見つけては庫裏に連れ込み全身舐り尽くしてはその勢いで一呑みにしてしまっていた。その度に法術で消化を防いで記憶を消して……を繰り返し、全てを自身に流れる妖怪の血の定めと責任転嫁して隠蔽ばかりが巧みになる一方。だが、証拠は上がらずとも犠牲者に刻まれた原初の恐怖やよだれや体液まみれになった服などから根も葉もある噂が広まり警察からも注意喚起がなされすっかりカラスバ神社は屈指のトラウマスポットとして寂れることとなってしまっていた。
そんな状態でしばらく子供を呑んでおらず無自覚に欲求不満だったヒイロの前に容姿も実力もばっちりなマスターが現れまた一人彼女の犠牲者となる……はずだった。
「あら……?」
妖怪の血で昂ったヒイロは胃袋の中でびくりと痙攣したマスターの鼓動とともに広がっていく生命力の脈動を敏感に感じ取った。
「あらあらあらあらあらあらあらあらあらあら♡♡♡♡♡♡♡」
そう、マスターが動けないもう一つの理由、それは今まで犠牲になった子供たちとは違い彼はヒイロとそれなりに長い年月を過ごした成熟した男性だったということだ。
そもそもヒイロは無自覚ながら彼女の巨躯とそれを差し引きしても明らかに豊満と言える肢体は彼女の通う〇学校でも評判であり多数の男子に癖を植え付けていた。無論マスターとて例外ではなく、ヒイロに畳の上で組み敷かれて彼女の体重や香りや感触を味わい身体を舐られることで男として反応していたのだ。彼の男としての反応がその身体相応のものだったのも災いした。もう少し彼のモノが大きければ或いは妖怪の血で昂ったヒイロとて自身の所業に気づいたかもしれないだろう。だが、そうはならなかった。ヒイロの凌辱によってぎりぎりまで高められた彼は丸呑みされてその胃袋の中で胃壁に揉まれながら射精してしまった。ヒイロにとっては初めての感覚。
この日、一匹の妖怪が生まれた。
“あなたのチームの勝利です!”
アナウンスが流れ勝利したチームのガールがわっと湧く。その中にカラスバ・ヒイロの姿もあった。
「ちゅばっ♡ちゅばっ♡ちゅばっ♡」
人払いの結界が張られたロッカールーム、その中では水音と嬌声が響いていた。
「本日も、お見事な采配でございました、主様♡ちゅばっ♡」
ヒイロは片手でマスターの身体を持ち上げその唇を貪っていた。人ならざる長い舌が口内を暴れ回りマスターの舌に絡みつきふんだんに分泌される唾液を流し込む。
「頑張ったヒイロにもぉ、ご褒美をくださいませっ♡ちゅっ♡」
すぽんときぬかつぎの皮でも剥くかのようにマスターの身体が服から押し出される。ヒイロは彼の裸体を頭からつま先まで丹念に舐り回し、全身にキスを見舞う。体格差にマスターの身体にはキスマークと言うには痛々しい痣が浮かぶがヒイロはそんなことに頓着しない。
「でもぉ……こっちは……お預けでございます♡」
ヒイロは彼の全身に舌を這わせるが、ただ一か所、小さく勃起した肉棒だけには決して触れなかった。切なそうにぶらぶらと揺れるそれにヒイロはねっとりと慈愛のこもった視線を落とす。
「出すなら……こっち……でございます♡」
ヒイロの口が頬まで裂ける。口内でだらだらと糸を引いて溢れる涎を見てマスターの股間がびくりと震えた。
「いただきまぁす♡」
軽々とマスターの身体を持ち上げヒイロは見せつけるようにゆっくりと爪先から彼の身体を飲み込んでいく。
「あはっ、
爪先から丹念に味わうように舌が絡みつき、びくびくとマスターは身体を震わせようとするが舌と手にがっちりと掴まれ動くのは肉棒だけだった。
「はーい、
爪先が完全に沈み太ももまで咥え込まれる。マスターのペニスはこれから起きる凌辱に期待してか既にたらたらと先走りを零し始めていた。
「
ごくりとヒイロの喉が鳴りマスターの身体がずるりと奥に沈む。そのまま彼の腰まで口内に沈み───
「あはぁ♡」
胸近くまで咥え込まれたマスターの身体がびくびくと跳ねる。さんざん舐られて焦らされた後に脚を喉肉に、上半身をヒイロの柔らかい手に、そして男性自身をぬめる長い舌に包まれて口内に射精してしまったのだ。迸る生命力のエキスが一足先に滑り落ちヒイロの臓腑へと消えていく。
ぐぎゅるるるるるるるっ
「
新鮮な人間の生命力に覚醒した妖怪の臓腑は歓迎の鐘を鳴らし本能がヒイロの全身を貫く。まるで絶頂したようにかくんと膝をついてマスターから手を離す彼女の意志とは関係なく妖怪の食欲が喉肉を蠕動させ哀れな犠牲者をその先へと送り込んでいく。ごくごくと身体が飲み下され肩が、頭が、反射的に伸ばされた片腕さえも一瞬で嚥下され喉から胃袋へと落ちていった。
「げえっぷ、美味しい……♡」
初めてマスターを丸呑みにした日、多幸感と満腹感とともにカラスバ・ヒイロが感じていたのは一抹の焦りであった。これほどまでに有能で、美味で、弱弱しいマスターは放ってはおけないし自分以外も放ってはおかないだろう、と。だから、彼の身体も純潔も護るために最も安全な場所に匿う必要がある、と。それに何よりマスターも幸せそうだし気持ちいいし美味しいし。
「主様、外は危のうございますからね。ヒイロが護ってさしあげます。暗殺者からも、悪徳警官からも、軍人からも、侵略者からも、アイドルからも、吸血鬼からも、狩人からも、天使からも、神からも……♡」
なでなでと慈しむように腹を擦りながらヒイロは陶然とひとりごちる。
「そうだ、明日は主様をお腹に入れたまま学舎へと参りましょうか♡私、地味で目立ちませんからきっと誰も気づかないでございますよ♡でも、実はお腹の中に主様が……うふふっ♡」
ヒイロの腹が返答するようにびくりと震えた。
なんか多機能フォームでルビ入れると大丈夫なのにこっちだとルビが入ったり入らなかったりとままならないのですがどう見えているでしょうか?