先に挿絵を描いて、その挿絵から着想を得て書く短編官能小説です。
珍しい挿絵先行型かもしれない。
幼少期からよく遊んでいた5つ年上の隣のお姉ちゃん。
家族ぐるみの付き合いで、お姉ちゃんの両親も「おじちゃん」、「おばちゃん」と呼んで仲良くしていたけど、1年前、僕が中学に入学した頃くらいからは疎遠気味だ。
女子高生になり、体つきも女性のそれになってきたお姉ちゃんに、何だか話しかけづらかったのだ。
それが異性を意識するということだと当時の僕は知らなかった。
そんなある日のこと。
家の鍵を忘れ立ち尽くしていたところをパート帰りの隣のおばちゃんに助けられ、家に上がらせてもらうことに。
お菓子だけを置いて、おばちゃんはそそくさと買い物へ出かけてしまった。
そしておばちゃんが出て行ってすぐ、異変は起こった。
幻聴のような(出て行ったよね?)という声のあと、「あっ♡...あん♡」と女性の嬌声が、リビングに微かに、しかし確かに聞こえるのだ。
おじちゃんは仕事をしてる時間だし、この家にはお姉ちゃんしかいないはずだ――
小学校高学年のときに性教育は習ったし、クラスの男子の何人かはスマホでAVを見たって言ってたっけ。だからそうした世界があることは知っている。
でも僕はまだその「性」の世界をぼんやりとしか知らない。もちろん、オナニーも、射精したことがない。
でも、聞こえるその声が女性のオナニーか、もしかしたらセックスに関することだということ、そして今僕に起きている現象が「勃起」だということは分かっていた。
高まる鼓動を抑え、恐る恐るお姉ちゃんの部屋に近づいていくと、だんだんとその嬌声が近く、大きくなるのを感じた。
「あっ...♡あんっ!♡」「指とまんな...あんっ♡」
その嬌声の主の部屋の前まで来て、僕は好奇心に抗い切れなかった。
扉を少し開ける。ベッド上、下着姿で股間を指で慰めているお姉ちゃんの姿があった。
「誰??なんで?? パパ? ノックしてって言ったじゃん!」
どうやらドアを開けた音に気付かれたらしい。大分パニくったお姉ちゃんの声。
観念して扉をあける。お姉ちゃんと目が合う。
「ユウくん!?なんで!?」
「あっ、いやこれは、その...」
そうか、お姉ちゃんは僕がこの家に入ったことに気付いてないんだ。
「鍵を忘れて、おばちゃんに家に入れてもらって、それで...」
お姉ちゃんの声が聞こえて。とまでは言えずに押し黙る僕
「そっか...ええと、ごめんね。」
沈黙を破ったのはお姉ちゃんだった。
何に対してなのか分からない謝罪。そしてしばしの沈黙のあと、お姉ちゃんは凄いことを口にした。
「ユウくんはこういうことに、興味、ある?」
僕は押し黙った。こういうことって何だ?どういう意味で聞いてるんだ?
もともとこの状況に頭が一杯な中学2年生にこれ以上何を聞こうっていうんだ?
「えっちなこと。女の裸とか...興味、ない?」
沈黙を破るのはいつもお姉ちゃんだ。
僕は頭で考えるより先に、脊髄反射で首を大きく縦に振っていた。
「そっか...♡。こっち、来る?」
お姉ちゃんが掛布団に少し触れながらベッド上へと誘う。
僕はペコちゃん人形のように首を振りながらベッドへと向かう
人生で一番ドキドキした。
お姉ちゃんは、下着を少しずらし、僕の手を取って大事なところに導く。
いいよ。ここ、触って...♡