イラストレーターが書くおねショタの短編小説です。
先に挿絵を描いて、その挿絵から着想を得て書く短編官能小説です。
珍しい挿絵先行型かもしれない。

1 / 1
第1話

幼少期からよく遊んでいた5つ年上の隣のお姉ちゃん。

家族ぐるみの付き合いで、お姉ちゃんの両親も「おじちゃん」、「おばちゃん」と呼んで仲良くしていたけど、1年前、僕が中学に入学した頃くらいからは疎遠気味だ。

女子高生になり、体つきも女性のそれになってきたお姉ちゃんに、何だか話しかけづらかったのだ。

それが異性を意識するということだと当時の僕は知らなかった。

 

そんなある日のこと。

家の鍵を忘れ立ち尽くしていたところをパート帰りの隣のおばちゃんに助けられ、家に上がらせてもらうことに。

お菓子だけを置いて、おばちゃんはそそくさと買い物へ出かけてしまった。

そしておばちゃんが出て行ってすぐ、異変は起こった。

幻聴のような(出て行ったよね?)という声のあと、「あっ♡...あん♡」と女性の嬌声が、リビングに微かに、しかし確かに聞こえるのだ。

 

おじちゃんは仕事をしてる時間だし、この家にはお姉ちゃんしかいないはずだ――

 

小学校高学年のときに性教育は習ったし、クラスの男子の何人かはスマホでAVを見たって言ってたっけ。だからそうした世界があることは知っている。

でも僕はまだその「性」の世界をぼんやりとしか知らない。もちろん、オナニーも、射精したことがない。

でも、聞こえるその声が女性のオナニーか、もしかしたらセックスに関することだということ、そして今僕に起きている現象が「勃起」だということは分かっていた。

 

高まる鼓動を抑え、恐る恐るお姉ちゃんの部屋に近づいていくと、だんだんとその嬌声が近く、大きくなるのを感じた。

「あっ...♡あんっ!♡」「指とまんな...あんっ♡」

 

その嬌声の主の部屋の前まで来て、僕は好奇心に抗い切れなかった。

 

扉を少し開ける。ベッド上、下着姿で股間を指で慰めているお姉ちゃんの姿があった。

 

「誰??なんで?? パパ? ノックしてって言ったじゃん!」

どうやらドアを開けた音に気付かれたらしい。大分パニくったお姉ちゃんの声。

観念して扉をあける。お姉ちゃんと目が合う。

 

「ユウくん!?なんで!?」

 

「あっ、いやこれは、その...」

そうか、お姉ちゃんは僕がこの家に入ったことに気付いてないんだ。

 

「鍵を忘れて、おばちゃんに家に入れてもらって、それで...」

お姉ちゃんの声が聞こえて。とまでは言えずに押し黙る僕

 

「そっか...ええと、ごめんね。」

沈黙を破ったのはお姉ちゃんだった。

何に対してなのか分からない謝罪。そしてしばしの沈黙のあと、お姉ちゃんは凄いことを口にした。

 

「ユウくんはこういうことに、興味、ある?」

 

僕は押し黙った。こういうことって何だ?どういう意味で聞いてるんだ?

もともとこの状況に頭が一杯な中学2年生にこれ以上何を聞こうっていうんだ?

 

「えっちなこと。女の裸とか...興味、ない?」

沈黙を破るのはいつもお姉ちゃんだ。

 

僕は頭で考えるより先に、脊髄反射で首を大きく縦に振っていた。

 

「そっか...♡。こっち、来る?」

お姉ちゃんが掛布団に少し触れながらベッド上へと誘う。

 

僕はペコちゃん人形のように首を振りながらベッドへと向かう

人生で一番ドキドキした。

 

お姉ちゃんは、下着を少しずらし、僕の手を取って大事なところに導く。

 

いいよ。ここ、触って...♡

 

 

【挿絵表示】

 


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。