あなたがラナー王女から彼女が愛する少年騎士の目の前での寝取らせプレイを依頼された話 作:Mr.K
月明かりも差さない暗い部屋。
光源の一つもないその室内に、2人の若い男女の姿があった。
「ふふっ。準備はいいですか、クライム?」
「は、はい。ラナーさま……」
天蓋のついた大きめのベッドの上。
クライムと呼ばれた少年はそこで下着姿で横になり、頭を少女の太腿に預ける膝枕の体勢で寝そべっていた。
ただし、手首と足首を紐で縛り、一切の身動きが出来ない状態で。
「じゃあ、始めますね……♡」
カチリ、と。
少女が掌の中の何かを押す。
何かが起動する音と共に、ぼうと何かが宙に浮かび上がった。
半透明な四角い窓のようなそれが映し出したのは──
『──これでよろしいのでしょうか?』
1人の少女の顔。
金の延べ棒を溶かしたようなブランドのお髪。
人の視線を惹きつけてやまない人形のような整った顔。
王国の至宝、黄金の姫君。
今しがたこの映像を投影した本人──ラナー第三王女その人であった。
『こんばんは、クライム。ちゃんと見えていますか?』
画面の向こうの王女が笑顔で手を振る。
特別なアイテムにより記録されたこの映像は、彼女の愛する人に向けて撮られたものであった。
しかし、この映像はただのメッセージなどではない。
画面内の王女が少し遠ざかる。
彼女がいるのはどうやら彼女の私室であるようだ。
部屋の暗さから、あちらもまた夜であることが伺える。
この時間、部屋には彼女一人しかいないはずだが、
『今からまた、あなたの大好きな……
寝取らせ浮気えっちをやっていきますよ♡』
彼女以外はいないはずの部屋に、何者かの姿がある。
よく見ると天蓋付きのベッドには、男──それも上半身を裸にした──が腰掛けていた。
大柄で筋骨隆々、浅く日に焼けた肌の至る所に小さな傷が刻まれたその身体から彼が兵士か冒険者であることは明瞭であり、見る者が見ればそれだけで生半な実力者でないことが分かるだろう。
彼はベッドから離れると、撮影している彼女に近づき、
『これを見てまた好きなだけ自慰を、あっ♡ もう、まだ途中ですよ……? ♡』
王女を背後から抱きしめた。
優しく、割れ物を扱うように、されど決して逃さないようにガッチリと。
撮影中に割り込まれた王女は苦言を呈しつつも、抵抗する素振りを見せない。
美女と野獣の睦み合いを目にして、少年の鼻息が荒くなる。
「私が愛しているのはあなたですが……彼に抱き締められると、お腹の奥がキュン♡ ってしちゃうんです……ふふ♡ なんででしょうね……? ♡」
ゆっくりと。
少年の肉竿を優しい手つきで扱きながら、王女が彼の耳元で囁く。
心は少年のものだが、体は男のものになっていると聞かされ、彼女の手の中でびくびくと跳ねる。
歯を食いしばり、射精を堪える少年。
始まって1分経つかどうかであるというのに、既に限界に近かった。
そうしていると、映像の中の男女は互いの身体を弄りだした。
『あっ♡ やっ♡ あいかわらずっ、んあっ!? ♡ お上手……♡』
男は彼女の服の上から、性感帯を刺激していく。
ゴツゴツと太く節ばった指で浅く女陰をほじれば、それだけで少女は容易く潮を吹いた。
彼女は与えられる快感によがりながら、男の下着の中にある剛直を下腹部のすぐ下、股の間に挟むと前後に動かしては自力で女陰を刺激する。
男の下着はあっという間に王女のオナニー分泌液塗れになった。
股から引き抜くと、ずりゅりゅ♡と品のない水音が鳴る。
既に息の乱れた王女の様子を合わせ見ると勘違いしそうになるが、本番はまだ始まってすらいない。
『ふっ♡ ふっ♡ ふーっ……♡ では、お待たせしてしまったみたいですし、はじめていきますね……♡』
そう言うやいなや、王女は自身のドレスに指をかけた。
始まったのは正真正銘、一国の姫君によるストリップショー。
ぱさり、ぱさり、と。
彼女を着飾っていた淡い水色のドレスにはじまり──遂には下着まで剥がれ落ちていく。
まじまじと見つめる男の熱い視線を受けながら、見せつけるようにして最後の一枚まで脱いでいく。
その様子を画面から見る少年も、視線が釘付けになっていた。
隠すことなく顕になった王女の裸体は、まさに黄金に例えられるほどに均整の整った美しく完璧なもの。
何度見ても見惚れる彼女の美しさに感嘆する少年を他所に、画面の向こうの王女はベッドに腰掛ける男に近づくと、
『……っ♡ 相変わらず、すごい大きさですね。それに臭いも……すんすん……はぁ〜……
くっさぁ……♡♡』
下着を脱がした先にあったソレに、形のよい鼻を寄せた。
ソレは男の股座から生える、巨きな逸物。
王女の細腕ほどもあろうかという太さに、顔より長い竿、握り拳のような亀頭。恋人のモノより凹凸があり、女を孕ませることに向いている形と大きさをした、優秀な雄の象徴。
くっきりと浮き出た血管が竿に纏わりつくそれはバキバキに硬くなり、出番を今か今かと待ち望んでいる。
その竿の下にぶら下がる玉袋もでっぷりと肥えており、中で精子をぐつぐつと煮たたせながら生産し続けているのだろう。
その陰嚢から裏筋を通ってゆ……っくりと、肉棒を舌を舐め上げる。
丁寧に涎でコーティングされ全体がぬらぬらと鈍く光るまで続けると、口を広げて竿を飲み込み始めた。
『んっ♡ じゅる♡ じゅぱ♡ れろれろれろ〜……っ♡
んじゅるるるるるる♡♡ じゅぞぞぞぞぞぞ……♡♡』
鼻先を陰毛に埋めて、首を小さく前後に動かす。
喉奥を使った口淫。頬と舌で亀頭を刺激しながら、手で陰嚢と陰茎を労わるように優しく愛撫。
そのいずれも少年は彼女にやってもらったことはない。そうする必要もなく出し終えてしまうから。
だというのに、王女は既に何度もやったことがあるかのような熟練ぶりだった。
男の腰が震え始める。
口を噛み締め、限界まで快感を溜めていたが、やがて辛抱堪らなくなり──
どびゅ♡
どひゅるるるるるっ♡♡
びゅるるっ……びゅくびゅくびゅく……っ♡♡
最初の吐精。
たった一度の射精で王女の小さな口は満杯になり、溢れた濃過ぎるネバネバドロドロのザーメンが床でぼたぼたと音を立てた。
ふぅ〜……っ、と牡としての本懐を遂げた男から思わず漏れ出たといった声が出る。
その間にも出続けているのか、びくびくと小刻みに肉棒は蠢いている。
その出っぱなしの白濁液を王女はこくこくと音を鳴らしながら嚥下していく。
「あれ、すごいんですよ……鼻に突き抜ける臭いもエグみが酷くて、味も最悪で……
でも何故かクセになって、どんどん欲しくなるんです……♡」
『ん"むっ、ごきゅっ、ふぅ……
お恵みくださり、ありがとうございます……♡』
その全てを飲み切った。
口周りについたものも指で全て回収し、一切の取りこぼしなく。
少年の逸物が王女の中で震えたが、ぎゅっと栓をされる。
まだ出すな、出すには早いと言うように。
男女の行為はまだ終わっていない。
むしろここから本格的に始まるのだから。
画面の中の女が尻を突き上げた姿勢で男を誘う。
食べてください、えっちしてくださいと丸出しの尻を振って男に媚を売る。
王女どころか女性としてもはしたなく、浅ましい痴態。
だがその下品さが、男には効果抜群だった。
びきりと、怒張がいきり立つ。
淫らな女の蜜の香りに誘われた男は、彼女の両腕をがっちりと掴むと、
────どっっっちゅん♡♡♡
『ん"ひぃいい"い"ぃいッ!? ♡』
限界まで広げられた入口に、膨張した肉の豪槍を最奥まで突き刺した。
ばちゅんばちゅん、と。
剥き出しの姿になった汗塗れの二匹の雌雄がぶつかり合い、互いの身体を獣のうめきのような嬌声をあげながら貪る。
ぶつけては離す度に女は体の内側から押し広げられる感覚に意識を飛ばしかけ、男は女のあまりの名器ぶりに腰を抜かしかけていた。
ギシギシと軋むベッドの音が響く中、男はラナーの耳元に顔を寄せてこう尋ねた。
──自分と彼の、どっちがいいか? と。
彼──愛している相手と、身体だけの関係の男。
彼女はどちらとするのが気持ちがいいのか、と。
確かに、自分とする時よりも男とする時の方が淫れているように見える。
少年の目にも、それは理解できる。
だが、あの優しい王女なら。
自分が世界で一番愛しているお方なら、きっと自分を選んでくれる。
そう信じていた少年のささやかな希望は──
『あなたっ! あなたの方がいいんです! クライムの粗末なモノでは、もう満足できないんですぅ!! ♡♡』
──粉々に砕かれた。
彼女の返答に満足した様子の男は、更に激しく抽送を繰り返す。
王女にあるまじき獣のような低い喘ぎ声をあげながら男女の交わり、いや交尾を堪能する。
何度も何度も性器をぶつけ合い、王女の尻がたわんで波打つ。
『あ"っ♡ あ"っ♡あ"ぁっ♡ ぅ"ぉ"っ〜〜〜♡♡』
画面の中の王女は、まるで別人のようだった。
麗しき王国の黄金、美しき第三王女。
それが今やベッドのシーツを噛み締め、手で握りながら快感に悶えている。
恋人のものでは一生届かない奥の部屋を、他の男にぶっ叩かれながら。
少年の心の中では止めなければという従者としての思いと、もっと見せてくれという心がせめぎ合っていた。
理性と本能に揺れたまま、少年は何も出来ずにただ見ていることしかできない。
そこでふと、男が動きを緩める。
そして王女が枕元から何かを取り出した。
『クライム、これが何か分かりますか……?』
それは、小さく透明な瓶。
その中には、桃色がかった液体がちゃぽんと揺れている。
情事の途中で使うなら媚薬というやつだろうかと、なけなしの性知識から彼はそう考えたが──
『これはですね──排卵誘発剤、というお薬なんですよ♡』
──答えは、彼の想像を遥かに超えるものだった。
『女性がこれを飲んだら、そういう日じゃなくても……お腹の中で、卵を出しちゃうらしいですよ♡
これを飲んで中に精液を出されてしまったら……どうなってしまうか、解りますよね……? ♡
そういう日だと勘違いした私の卵が、赤ちゃんのお部屋で彼のモノに囲まれて、い〜っぱいイジメられて最後には……フフッ♡
どうなっちゃうと思いますか、クライム……? ♡』
それは、つまり。
そうなれば彼女は男の種で──
最悪の未来が脳内で想像され吐き気を催すとともに──今までにないほどのゾクゾク♡ とした刺激が彼の脳髄を襲った。
少年が「あ……あぁ……っ」と上擦った情けない声をあげている間に。
画面の中の王女はそれを指で一粒つまみ口に運ぶと──
──ごきゅん♡
一寸の躊躇もなく飲み込んだ。
『んあ〜〜っ♡』
ちゃんと飲み込みましたよ、と見せつけるために指で口を広げ、口内に何もないことを証明した。
「私は寝取られマゾの彼氏ではなく、あなたの種で孕まされたいですよ♡」という意思表示。
それを見届けた男は満足したようで、よくやったと飼い犬を褒めるかのように彼女の頭を撫でる。
撫でられた彼女もまた顔を赤らめ、満更でもない様子。
「ら、らなーさま……っ?」
掠れる声で、視線を震わせながら。
少年は現実の少女を見上げた。
嘘ですよね、と。
まさか自分以外の男と、薬を使って本気で子作り交尾なんてしないですよね、と。
うっすらと涙を滲ませた少年の視線を受けた王女は──
「……♡♡♡」
腹を手で摩りながら。
ただ、微笑みをを浮かべるだけであった。
だがそれは彼女が日頃浮かべる聖女のような清廉で慈悲の深さを感じさせるものではなく。
雌を取られて喜ぶ、番としてあまりに貧弱な弱オスを小馬鹿にするような──淫らな女の表情。
初めて向けられた類の視線に、少年は性器の先端から白い液体をお漏らしながら確信した。
あの薬は本物であると。
──もちろん薬は偽物である。
彼女が飲んだのはその逆、つまり子どもができないようにするための薬──避妊薬である。
これはあくまでもそういうプレイなのであって、本当に子どもを作ることが目的ではない。というより、デキてしまうとお互い困る。
ラナーは王国の大事な姫なのだ。
たとえ本当に好いた相手であっても、政治的な理由で簡単に子作りをするわけにはいかない身分。
しかし極度の興奮状態からそんなことを判断する力のない少年は、それを本物だと錯覚しているらしい。
自分が世界で一番愛している女性が、自分を愛しているはずの彼女が、自分以外と子どもを作ろうとしている、と。
その証拠に血流がさらに股間に集中して、びくびくと震えている。
限界は、すぐそこまで来ていた。
男は王女を仰向けの姿勢にさせ、抽送を再開した。
そして再び艶やかな嬌声を奏で出した彼女の喉を、男はあろうことかその無骨な両手で絞めだした。
王族に手をあげるなど、いかに高位の冒険者でもバレればその場で即座に処刑されても仕方のない愚かな行為だ。
だが、当の首を絞められた本人は、
『…………っ♡』
笑っていた。
ただ気持ちよくなるためだけに急所を攻撃されるという、まるで性奴隷のような酷い扱いを受けておきながら。
頬を紅潮させ、聖母の微笑みのような慈愛に満ちた表情で。
男に使われるのが、己にとってのなによりの悦びだというかのように。
女の声が途絶え、代わりに小さな呻きと激しい水音だけが響く。
そして次第にそれは早まっていった。
行為の終わりが近づいている。
「さぁ、見ててくださいねクライム。あなたの愛しい私が、メスを寝取られて喜ぶ雑魚オスのあなたではなく……
他の殿方の種を受けて孕む瞬間を……♡」
孕む。
孕まされる。
自分のこの世で最も敬愛する相手が、自分以外のオスの種で。
「3……♡」
最悪のカウントダウンが始まる。
やめろ、と言いたかった。だが、それは出来なかった。
絶対に見たくない光景のはずが、しかし目を逸らすことが出来ない。
はっはっはっと、呼吸が荒くなっていくのが自分でも分かった。
「2……♡」
ドクンッ♡ と。
少年の心臓が跳ねだす。
ばくんばくんと力強い脈を打ち、全身の血流が加速して股間部に集中されていく。
意識の全てが次の瞬間を見逃さないように視界に集中する。
そして──
「1……♡」
──溜め込んだモノが、決壊した。
どびゅるる♡
ぼびゅびゅびゅびゅっ♡
どぼりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ〜〜〜……っ♡♡♡
『────あ"っ♡♡ ♡♡♡♡』
とてつもない熱量を孕んだ白濁液が、少女の胎内を蹂躙する。
恋人ではない男のものが、我が物顔で最も大事な部屋を占領していく。
女の部屋もそれに応えるように、自分から肉棒を迎え入れ吸い付いてはごくごくと飲み干す。せっかく注がれた優秀な雄の子種を決して逃さないように。
摘めるほどの粘度だからだろうか、少女の腹部はまるで妊娠して数ヶ月経った頃のように徐々に膨らんでいった。
首締めにより酸素が枯渇しかけていた彼女の脳に、頭がおかしくなったと錯覚するほどの快楽信号が胎から伝えられる。
視界が白く明滅し、処理し切れなかった快感に全身が痙攣し潮を噴き上げた。
他の人間とは一線を画する知能を誇る王国の、人類の宝とも言えるその黄金の頭脳は、これが恋人の性癖を満たすためであることを忘れ──
『ッッッ〜〜〜〜〜!!!?!? ♡♡♡♡♡』
ただ快楽一色に染まり、支配されていた。
「どくんどくん♡ びゅるるるる〜〜♡♡ まぁすごい、いっぱい出ましたね、クライム♡」
ほら、と手についたかわいい恋人の薄く濁った液を見せつける王女。
しかし今生で最も気持ちいいのではと思える射精をした少年には聞こえていないのか、白目をむいて腰をへこへこ♡と痙攣させている。
思い人が自分ではなく他の男と薬を使ってまで子を孕もうとする、倒錯的で背徳的な映像。彼の頭の中では既に男の種が女の卵とくっつき、王女の腹が膨らむところまで進んでいた。
性癖ドンピシャの光景を見せられ、強すぎる刺激から現実に意識が戻っていないようだ。
映像が終わると共に、少年の意識もそこで途絶えた。
『はい、お疲れ様でした♪』
『えぇ、これでクライムに見せる分はばっちりです。きっと喜んでくれると思います』
『首ですか? えぇ、大丈夫ですよ。お気遣いありがとうございます』
『……ところであのお薬ですが』
『私が本物とすり替えていたと言ったら、どうしますか……?』
『……もちろん、冗談ですよ。ふふ、大丈夫です』
『ただの冗談ですから……ね?』
読了謝謝茄子!
次話未定