二人を競り落としたのは砂漠の国からやって来た王様だった。
彼の国に連れ帰られた二人はメイドたちの媚薬オイルマッサージでイカされ、足腰が立たなくなるまでトロトロにされた状態で破瓜を迎える。
異教徒の王に処女を奪われるなんてと口惜しく思っていた二人だが、媚薬漬けにされた身体で王の巨根を味わい堕ちてしまう。
先輩プリーストのマリアンネに性的な関心も含めた好意を持っていたコンスタンツェは、レズっ気をチンポに上書きされて女に生まれた悦びを高らかに歌い上げる。
マリアンネは神に捧げたはずの肉体を美丈夫に抱かれ、スリーサイズ93センチ、58センチ、89センチの豊満なボディに眠っていたスケベな本能が目覚める。二十三歳妊娠適齢期まんこをひくつかせながら射精をねだった。
陽の光も教会の威光も届かない地下深い場所に男たちが集まっていた。
人目を避けて集った彼らは仮面で顔を隠し、指定された席に座ってステージ上に目をこらす。薄暗い地下室でそこだけライトアップされたステージには、次から次へと年ごろの娘たちが連れられてくる。
「次の娘は故郷では村一番の器量よしと評判を取った美少女。まだ歳は十七と若いが、それだけに青い果実から熟れた食べごろまで長く楽しめます。当オークションハウスが責任を持って生娘と確認済み。男を知らない
手枷を嵌められた黒髪の少女がステージに引っ張り出される。下着さえ身に着けさせてもらえない全裸を衆目に晒し、いまにも泣き出しそうな顔で会場の男たちの視線を受け止める。
ここで行われているのは競りだ。競る対象は各地から捕まえられてきた女。下は一桁から上は三十代までの女が出品され、最も高値をつけた男に買われていく。
女たちは少しでも好条件の男に買われようとステージ上で従順に振る舞い、己の魅力をアピールする。商品であるうちはオークションハウスが傷をつけないよう扱うが、落札されてしまったら先の人生は買った男の気分しだい。
酷い話になれば買った日のうちに『壊され』てしまうこともある。
「まあまあ顔は整ってるが替えは利くレベルかな」
「田舎の村なら一番でも、ここに出品されてくる女の平均を知ってるとね」
「私はもう少し肉付きのいい身体のほうが好みかな」
会場には男たちの値踏みする声が響き合う。
結局この少女は始値で老紳士に買われたが、彼は女は十代までという信念の持ち主として有名。会場にいる人々は数年後また少女がオークションに逆戻りするだろうと予想した。
予定されたオークションが次々に進み、落札者が決まった女、買い手がつかず戻される女のドラマが展開された。
それらをステージ端から見ている女が二人。
「酷い。ここの連中は女をなんだと思ってるんでしょう」
「王都の地下でこのようなおぞましい取引が横行していたなんて」
目を吊り上げて憤慨する銀髪の女はベロニカ・コンスタンツェ・ヘラー、静かな怒りに唇を戦慄かせる女はカテリーナ・マリアンネ・エレールマイヤー。
二人とも教会に所属する
なぜ彼女たちがこんな場所にいるか。守るべき民から裏切られた結果である。
モンスターの討伐依頼が協会に寄せられ、マリアンネが後輩のコンスタンツェを伴い現場に駆けつけた。だが通報は虚偽だった。待っていたのは協会から派遣されてくるプリーストを捉え、オークションに出品しようとする人身売買組織の男たちだった。
村は組織に占領されていた。村の若い女を連れて行かれたくなかったらプリースト誘拐に協力しろと脅されていたのだ。
歓待の食事に眠り薬を盛られたマリアンネとコンスタンツェは、それと気づいたときには縛り上げられ、魔力封じの魔道具で無力化され手も足も出ない状態だった。
強化魔法で己の身体能力を何倍にも上げて戦えるマリアンネであるが、魔法が使えない彼女はただの美しく、男に邪な気持ちを抱かせる豊満な肉体を持った女でしかない。
コンスタンツェも同様だ。
「次は本日最後の商品です」
「おら、行け」
司会の呼び込みを受けてステージ端の男がマリアンネとコンスタンツェの背中を押す。強い力で押された二人は、よろけるような歩き方でライトの下に出た。
「本日のトリを飾るに相応しい美女二人セット、ピンクのロングヘアーはマリアンネという名でスリーサイズは上から九十三、五十八、八十九。銀髪のショートヘアはコンスタンツェで同じく上から九十、五十七、八十七。二人とも教会に所属するプリーストだったため、彼女たちの貞操は当オークションハウスは元より神や教会のお墨付き。一度は神に捧げた極上まんこを味わうまたとない機会です」
屈辱的な紹介のされ方にコンスタンツェが青筋を浮かべる。
マリアンネは男たちが送ってくる下卑た視線を眼光鋭く打ち返した。
二人とも男なら誰しもむしゃぶりつきたくなるような美女。しかも神に操を捧げた聖職者というレア属性。競りが始まると男たちは次々に値をつり上げていく。間違いなく本日一番の盛り上がりを見せた。
「五百万!」
「八百!」
「一〇〇〇万だ!」
大台に乗っても入札は止まらない。
あっと言う間に一〇〇〇万が二〇〇〇万、三〇〇〇万になる。
「マリアンネお姉さま」
常軌を逸した現ナマが飛び交う異常空間に怖じ気づいたか、不安げに揺れる瞳でコンスタンツェはマリアンネに身を寄せる。
四歳下の幼馴染みでありプリーストの後輩でもある彼女の肩をマリアンネは優しく抱く。
「大丈夫よ。きっと私がなんとかするから」
コンスタンツェを落ち着かせるために言った言葉だが、ではどうするつもりかと聞かれても打てる手はない。
魔法で身体能力を強化できるなら逃げられたかもしれないが、魔力封じを施されては無力だ。
「四五〇〇! ただいまの入札金額は四五〇〇です。さらに上はありませんか。ないなら、そちらの紳士に決まりですが」
どこまでも跳ね上がっていきそうだった金額が四五〇〇万で止まる。
ざわつく会場の注目を浴び、でっぷり太った男がマスク越しにも分かる勝ち誇った笑みを浮かべている。
「かわいそうに。あいつに買われたら彼女たちもお終いだ」
「あの鬼畜サディストめ。また美女を玩具にして使い潰すつもりか」
「あんな人間に限って金を持ってるのだから世の中は不公平だ」
五感が鋭いマリアンネとコンスタンツェの耳に、会場のヒソヒソ話が入って来る。
どうやら自分たちを落札する男は評判がよくないらしい。詳細は不明だが内容から察するに女を
よりにもよってそんな男にとマリアンネは我が身の運命を呪う。
「ありませんか。ありませんね。それでは――」
司会が競りの終了を宣言しようとしたまさにその時、会場から男の声がした。
「一億」
すぐにマリアンネ、コンスタンツェとも声がしたほうを見る。仮面で顔は見えないが年若い男のようだ。練達の剣士のように逞しい身体をしている。黒曜石のように真っ黒な眼が仮面の向こうで爛々と光る。全身から生気が迸っていた。
「一億? 一億でお間違いありませんか。悪戯入札は当オークションの会員資格を永久に失うこととなりますが、よろしいですね」
倍以上に跳ね上がった入札金額に司会も半信半疑。本当に払えるのかと男に尋ねる。会場にいる他の男たちも同じ気持ちのようだ。
「あれは誰だ。見たことないぞ」
「新顔だな。若造が一億なんて大金を本当に払えるのか」
「誰でもいいさ。あのサディストには毎回、その日の目玉を掻っ攫ってはすぐに壊されてイライラしてたんだ、一泡吹かせてやれ」
ガヤガヤと会場の雰囲気が落ち着かない。
コンスタンツェは、ますますマリアンネの身体に強く抱きつき、震えながら成り行きを見守る。
マリアンネとコンスタンツェの視線を受け止めた若い男は、にぃっと口の端を持ち上げる。ただの一度たりとも人生で己の意志を曲げたことがない勝者の笑みだった。
「一億一〇〇〇万」
一億が払えるのかという問いに自ら金額を上乗せして答える。
会場は爆発したような熱狂に包まれ全員の視線が男に注がれた。
「一億一五〇〇!」
サディストと呼ばれた男が顔を真っ赤にして応戦する。彼にもプライドがある。落札寸前で女を横取りされ「はい、そうですか」と帰るわけにはいかない。
彼にとっても一億を超える取引は平常心で居られない額なのだろう。金額を告げる声は震えていた。
それに対して若い男は「一億二〇〇〇」と事も無げに告げる。この程度の金額では眉ひとつ動かない。いったい何者なのかと会場のざわつきは大きくなる。
誰が見ても格の違いは歴然としているが、サディストはなおも食い下がる。
「一億二一〇〇」
「一億三〇〇〇」
「一億三〇五〇」
サディストは往生際悪く細かい数字を刻んでついていく。緊張のためか大量の汗が額に浮かびライトに照らされて光る。
対照的に若い男は金額が上がっても涼しい顔だ。払う気がない金だから心配してないのではないか。そんな疑いを笑い飛ばすように男は人差し指と中指を立てる。
「二億」
お遊びはここまでだと言いたげな入札額にサディストは座席から崩れ落ちる。
勝者と敗者が決まった瞬間に会場にいた人間は我知らず拍手を贈っていた。
「お姉さま」
コンスタンツェがマリアンネの耳元で囁く。
「あの人が私たちを買ったようね。何者かしら」
「一人頭一億の出費に見合う奉仕なんてなにをやらされるんでしょう」
二億は単なる奴隷や性欲処理用の肉便器に出す金額ではない。妹分の怯えを受け止めながらマリアンネは己の恐怖心も抑え込んでいた。
地下オークションから一週間後。マリアンネとコンスタンツェの姿は遠く離れた異国の地にあった。
砂漠を越えて辿り着いた国は周囲を砂に囲まれたオアシスだった。王都の中心には白亜の宮殿がそびえ立つ。尖頭アーチの門を抜けて馬車が王宮の敷地に入ると、コンスタンツェが人心地ついた様子で深い息を吐き出す。
「やっと着いたみたいですよ、お姉さま」
後輩プリーストは周囲の様子に興味津津で馬車の窓から辺りを窺う。
オークション終了後に明かされた男の素性、それは異国の王様だった。砂漠に囲まれた豊かな国を彼は若くして継いだ。その資産は計り知れない。二億の現金も彼には端金のようだった。
「君たちには私のハーレムに入ってもらう」
私たちを落札した理由はなんだと尋ねるマリアンネに男は飄々と答えた。
「子供を産んでくれさえすれば宮殿内で如何様に過ごそうとも自由だ。安全と何不自由ない暮らしは保証しよう。ここにやって来る男たちの客筋を思えば、私に買われるのは最高の結果だと思うが」
自分で言うかとマリアンネは呆れるが、十代の少女にしか欲情しないロリコンや女を甚振るのが趣味のサディストに買われる人生を思えば、王族の末端に加わる結果は確かに最高の部類だろう。
落札されたらすぐにでも子作りが始まるのかと二人は身構えたが、どうも彼の国には独特の風習があるらしい。国王が妻に娶れるのは処女のみと決まっており、神聖な王妃の処女は王宮にある祈りの間で破るのが習わしなんだとか。
それゆえ王宮に戻るまでは国王も手を出してこない。
旅の道中もマリアンネとコンスタンツェは国王と別の馬車で移動し、途中の休憩や食事時間以外はほとんど顔を合わせなかった。
薄暗い地下室で落札された二人は、かんかん照りの空の下を何日も馬車に揺られ、やっと目的地に到着したのだった。
「旅の垢を流して祈りの間に来る準備をするがよい。前もって支度しておくよう伝えてある。すぐに取りかかれるはずだ」
宮殿に着くなり国王は二人に風呂を勧めた。身綺麗にしてから自分が待つ寝所に入って来いと言う。そこでなにが行われるか。マリアンネは二十三歳、コンスタンツェも十九歳だ。経験はなくとも男女の営みくらい知っている。
「とうとうここまで来てしまった」
道中何度か逃げ出そうとタイミングを見計らっていたが、馬車の周りを護衛に取り囲まれては手も足も出ない。相変わらずマリアンネとコンスタンツェには魔力封じが掛けられたままだ。外から近寄ってくる者を拒み、内から抜け出そうとする者を閉じ込める鉄壁の布陣に、マリアンネは逃亡のタイミングが掴めないまま彼の国に来てしまった。
砂漠の国は彼女たちが住む国と別のルールで回っている。人々の基本的な世界認識を形作る宗教からして違う。別な神を信奉する砂漠の国には、マリアンネとコンスタンツェの身分を裏書きする教会の権力は及ばない。ここで彼女たちは子を産ませるため金で買われてきた小娘でしかないのだ。
「お待ちしておりました」
旅装を解かれ風呂場に入ると女たちが待っていた。彼女たちがマリアンネとコンスタンツェの身支度を調えるよう命令された世話係だ。
「お二人の肌を磨かせていただきます。その後は香油を使ったマッサージで旅の疲れを癒し、リラックスして陛下のご寵愛をいただけるコンディションに整えます」
テキパキと女たちが動いて二人は頭の先から爪先まで洗われる。ゴシゴシ擦って垢を洗い流し、湯船に肩まで浸かった状態でマッサージを受ける。たっぷりのお湯に身を沈める気持ちよさは格別で、馬車旅で強張った身体が芯からほぐれる。
王宮メイドの奉仕は格別で、状況に流されてはいけないと思いながらも天国にいる気分を味わう。
「身体が温まったので本格的にマッサージをしましょう。こちらへ俯せで寝てください」
ウトウトしていたところを起こされる。もうもうと湯気が立ちこめる湯殿に、いつの間にか簡易式のベッドが組み立てられていた。
ふらふらとベッドに近づき言われるまま腹ばいになる。
「首筋から押していきますね」
強すぎも弱すぎもしない圧で首の太い筋肉を押される。
「はぁぁ~~~」
人の手に揉まれる心地よさで溜め息が漏れてしまう。
しばらくは極上のリラックスタイムが続いた。
異変を感じたのは香油を用いたオイルマッサージが始まってから。
オイルに数種類の薬草を混ぜた香油が全身に塗られ、滑りのよくなった肌を撫でるように刺激される。
初めは背中、腰、太もも、ふくらはぎなど一般的なマッサージだった。しだいに手が双臀を割り開き、丸見えになった尻穴や渓谷にまで直接オイルが垂らされる。さらに手刀を尻たぶの間に割り込ませ、蟻の門渡りにオイルを塗り広める。
「ひぁ、ンっ! ……そ、そこはマッサージしなくても」
「皆さまにしてることですから。ある意味ここが一番重要なポイントですからね」
「陛下に使っていただく場所ですから。初めてなら念入りにほぐさないと」
「使ってもらうなんて……そんな、んンっ! いやっ♡ あっ♡」
会陰部への刺激に反応してマリアンネの尻が無意識に持ち上がる。もっと触って欲しいとおねだりするような動きに気がつき、恥ずかしいと感じるも腰が跳ね上がるのは止められない。
コンスタンツェは? 彼女はどうなったのかしらとマリアンネが横を見ると、後輩プリーストは仰向けに引っ繰り返され、膣内に指を深々と埋め込まれていた。
「はひ……っ♡ ひっひひっ♡ んひっひっ♡ ひひっ♡」
コンスタンツェは背筋を仰け反らせ、ベッドをガタガタ揺らしながら悶える。
「大事な部分を内側からほぐすことで女の魅力が増しますからね。気持ちよくても我慢してください」
「ひゃひっ……♡ くふぅっ……んっ♡ んひっ……っ♡ あふっ♡ んくっ♡ あひ……っ♡」
返事もできないくらいメイドたちの手で感じさせられてしまっているコンスタンツェ。後輩の乱れっぷりにマリアンネは息を呑む。
「マリアンネ様も仰向けになりましょうか。膣奥までほぐして差し上げます」
「いやっ、やめなさい、手を放して」
「これは必要なことですからね。マリアンネ様は私たちに全て任せてくださればいいのです。悪いようにはいたしませんから」
魔法を封じられ一般女性並の力しか出せないマリアンネを四人の女が引っ繰り返す。
「それでは――」
膣内マッサージ担当の女がマリアンネの入り口に触れ、折り重なった肉の割れ目をくつろげながら中指を穴に滑り込ませていく。膣孔もメイドの指も大量のオイルに塗れて光る。ぬりゅんっとオイルを潤滑剤にしてメイドの指が、マリアンネの神に捧げたはずの未使用おまんこに入っていく。
「あぅ♡ 指ッ♡ 抜いて♡ そんな、ゆっくり……ひぁ♡」
ずっぽし入った指を女はこれ見よがしに抜き差しする。膣に馴染ませる動きで指は浅いところを出入りした。
「おかわいらしいこと♡ とても二十歳を過ぎた妙齢の女性とは思えませんわ」
「本当に。まるで十代の娘のような反応をされる方ですね。私もイケナイ気分になってしまいます」
「私も奉仕いたしますね」
マリアンネの両腕を押さえていた女たちが左右の胸に手を伸ばす。オイルで濡れ光る指で乳首を摘まみ、わざと滑らせて刺激した。マリアンネのピンク色の突起は、ちゅるんっと指先から逃げるたび甘い官能の疼きを持ち主に残す。
「はあ、ああ、あ、だ、だめ……あん、あ! や、ああ……」
女の急所に指を埋められたまま乳首も転がされ、初心なプリーストは簡易ベッドの上で敏感な身体をくねらせる。
「お、おかしいっ♡ いくらなんでもぉ……ふはっ♡ あっ♡ こんなに感じるなんてっ♡ はあんっ♡ あんっ♡ あんっ♡ あひいいっ♡ い! いやあっ……♡ くはっ……はおっ♡」
神に仕える清らかな身を保つため煩悩の類いは遠ざけてきた。性的な欲求もその中には含まれる。と言っても人間である限り、プリーストでも肉欲を完全に断ち切ることは難しく、己の手で慰めたことはあった。その経験からマリアンネは膣内のどこを触られれば、どれくらい感じるかだいたいのあたりをつけていた。
女の手戯による快感は彼女の予測を遥かに上回るものだった。他人の手で触れられていること、彼女の手戯が自分よりも巧みであることを加味しても、激烈な反応はまだ説明できない。
「そんなに悦んでいただけると奉仕のし甲斐がありますわ。私はこの、ピンピンに勃ち上がった、かわいらしいクリ勃起ちゃんを」
マリアンネの脚を押さえ、開いていた女の手がクリトリスに伸びる。快感の肉芽を摘ままれて今度こそ二十三歳処女プリーストは正気を失う寸前まで追い詰められる。
「あっ♡ あんっ♡ ああ、あああっ♡ や、やあっ♡ あああーんっ♡ だめえっ♡ ふあっ♡ あああーんっ♡ ひいいっ♡ はひっ♡ ひいっ♡ ひい♡ ひいっ♡ ひあっ♡」
ベッドから転げ落ちそうになりながら暴れる。麻酔なしで腹を掻っ捌かれる人間のような狂い方だ。
両乳首と膣内とクリトリスの四箇所同時責めがマリアンネの肉欲に火をつける。
「ひ、ひん、ひ、ひい、も、う、む、も、いや……だめっ♡ ご、ごめんなさい、お姉さま! お姉さま! あっ♡ あっ♡」
隣のベッドでは一足先にコンスタンツェが絶頂を迎えていた。同性の先輩後輩の枠組みを越えた一方ならぬ感情をマリアンネに抱いていた銀髪のプリーストは、他の女の手でイカされる不義理を想い人に詫びながら果てる。
張り詰めたコンスタンツェの身体が弛緩し、ぐったり力なく横たわる。
「こんなっ♡ こと……はぁっ、はぁっ、はぁっ! 神はお許しになりませんよ」
マリアンネは残った気力を振り絞って女たちを睨む。異形のモンスターとやり合ってきたプリーストの眼光は、一般兵士なら怯んで逃げ出してしまうほど鋭く強烈だが、女たちは一向に怯まない。クスクスと笑って受け流す。
「それはマリアンネ様の国の神でしょう? 私たちの神は違います。偉大な御方に奉仕するための行いならば全ては許されます。さあ最後の仕上げです。マリアンネ様もイキましょう」
膣内を抉っていた女は手首のスナップを利かせ、天井の敏感な部分を刺激しながら出し入れを速める。彼女がスパートを掛けたのに合わせて他の女もピッチを上げる。
「あ、あぁっ、も、もう、あ、あああぁっ♡♡」
昂ぶっていた肉体に最後の一押しを受けてマリアンネの理性は崩壊した。
「い、い、いく、いくいくいく、いっく、いくいくいくいく――――ッ! い、いっくうううううううううっ!」
「これは念入りに仕上げたな」
派手にイキ過ぎて足腰が立たないマリアンネとコンスタンツェは、国王が待つ祈りの間に全裸のまま車いすで運ばれた。途中に感じる僅かな振動にも彼女たちの子宮は反応し、とろ~っと粘っこい本気汁が股ぐらから漏れる。
砂漠の国の若き太陽は祭壇とベッドが置かれただけの部屋で待っていた。一糸まとわぬ姿で裸身を晒す。股間の情熱は新妻二人を味わいたくて早くも臨戦態勢だ。
「媚薬入りの香油もたっぷり使ったな。全身媚薬漬けでどこを触っても性感帯じゃないか」
ツンっと国王がマリアンネの二の腕を指先で突く。たったそれだけの刺激に彼女は頭が白くトビそうになった。
「ひぁっ! はぁっ! やめっ!」
「教会が誇る悪魔祓いのエリートもこうなっては形無しだな」
「やめなさい!」
マリアンネは気力を振り絞り彼の手を掴む。単純に接触してるだけで頭がフットーしそうだ。グツグツ脳みそが茹だる。我慢よ。最後まで抵抗の意志は見せるの。たとえ絶体絶命な状況で結末は覆せないにしても、心だけは抗い続けるのよ。
マリアンネは己に言い聞かせて国王を睨みつける。メイドたちにも利かなかった睨みが彼に通じるとは思っていない。異教徒の手に堕ちることは不本意だと示すための睨みだ。
この段階になって初めてマリアンネは国王の顔を直に見た。
オークションハウスでは仮面を着けていたし、砂漠の国までの道中でも「祈りの間で初対面のほうが劇的だろ?」と悪戯っ子のような発想を見せ、彼は素顔を晒していなかった。
国王は控え目に言って大変な美男子だった。浅黒い肌と彫りの深い顔立ちは猛禽類のように精悍。仮面越しでも印象的だった黒い眼のインパクトは素顔でも衰えない。名工が掘り出した彫刻のように全てのパーツが計算され尽くした調和を見せ、単体でも印象的な目鼻口がそれぞれの魅力を引き立たせている。
ごくりとマリアンネは唾を飲み込んだ。異教徒に純潔を散らされる口惜しさで睨みつけたはずの彼女ですら、間近で見る国王の美貌に目を奪われる。
いけない、なにを考えているの、神に操を捧げた身で異教徒の王に見蕩れるなんて。
苦労してマリアンネは国王から目を逸らす。おかしい。理性的な判断力が退行して本能が剥き出しになるような、物事を衝動で判断してしまうような違和感がある。
部屋に充満する香に仕掛けがあるのかもしれない。オイルマッサージに使われた香油が媚薬入りだったように、準備段階から王との性行為に抵抗を抱かないよう誘導されているのでは。
「マリアンネはまだ抵抗する力があるようだ。それなら先にコンスタンツェの儀式を済ませるとしようか。そこで見ているがいい。自分を実の姉以上に慕う少女が女になる瞬間を」
国王がコンスタンツェに近づき、横抱きで車いすから持ち上げる。祭壇の前に置かれたクイーンサイズのベッドに彼女を寝かせた。
「もう準備はできてるな。前戯の必要はなさそうだ」
メイドの指で絶頂を刻まれたコンスタンツェの膣孔は、指より太いモノを求めて開いたまま、呼吸するようにパクパク動く。
両脚を大きく開かせ、国王はコンスタンツェの割れ目に亀頭を触れさせた。
「あっ、あっ、あっ♡」
コンスタンツェは間もなく訪れる衝撃を予見して息が弾む。
国王が腰を突き出す。ガチガチに勃起したペニスの先端がプリーストの貞淑まんこを押し広げる。入り口で固く閉じた肉が抵抗しているのだろう。国王の腰が堅物な門番を口説き落とすように何度も往復する。
つっかえていた場所を抜けて肉棒が膣内の肉を巻き込みながら進む。
「はぁっ、はぁっ! ……はっ、はっ!」
初めて侵入してくる男の身体の一部。存在感と圧迫感にコンスタンツェの身体が震える。
「あっ、はっ、は、入るぅ……!」
ずるずると滑り込んでいた国王のペニスが止まる。根本まで到達したのだ。彼の欲望をコンスタンツェは全て受けきった。
「痛くはないか? ないな。それなら動くぞ。コンスタンツェの膣内は具合がよすぎて、私もジッとしてるのはつらい」
腰を揺するように動き始めた国王はすぐに加速する。正常位でコンスタンツェの膝に手を添え、大きく両脚をM字に開かせながら突く。
「う、ああっ、こ、この、姿勢は……!」
「セックスの体位は傍目に見ると滑稽なものが多いな。大股開きで男のチンポを入れられてる姿もおかしなものだ。だが恥ずかしい思いをするだけの価値はあるくらい気持ちいいだろ」
「やっ、あっ……! あっ、や、やだっ、あっ、あっ……!」
コンスタンツェは顔を横に背け、目の前の出来事から目を逸らす。心を切り離して自分の身になにが起こっているか遠ざけようとするが、休みなく送られる快感でそれは上手くいかない。
国王は慣れた腰使いで突き込みの深さを変え、強弱をつけ、当たる部分を変えながら銀髪巨乳プリーストのおまんこを探る。コンスタンツェは、指では届かない部分の作りまで把握されてしまう。
「ペースを上げるぞ」
腰の律動がスピードアップしてコンスタンツェの吐き出す嬌声は余裕のないものになる。
「ひぅっ! おほッ、おほぉっっ、あんっ、あっ、あっ、あっ、いく、いっちゃう、はひゃあっぁっ! は、あっ♡」
「イクならイッてしまえ。今日は朝まで何度だってイカせてやる」
「んぁ……ふあぁっぁあッ♡ だめっ、それだめッ♡ あはぁっ♡ はっ、やっ、やめッ♡ ふあッ♡ あひ、ひうっ♡ おがじくなっひゃ……く、ふぁ、んぅうっ♡」
「おかしくなってしまったほうが得かもしれんぞ。故郷を離れ、信じてきた神を裏切り、一生ここで暮らすんだからな」
「そ、そんなこと、んっ♡ いや、いやぁ……あひっ、ひぁああああッ♡」
プリーストとしての生き方しか知らないコンスタンツェの人生観を、国王の巨大なペニスが上書きする。神と教会のために生きていくはずだった聖職者の人生が、チンポを気持ちよくするだけの時間に変わっていく。
「コンスタンツェのまんこが痙攣し始めたぞ。イキたいんだな」
「イキたくにゃんか……にゃいぃぃ! こんなので……こんな……こっ……あっ♡ あっ♡ あっ♡ ひぎっ! おほっ! ひぎゃあああぁぁっ♡」
「強情な娘だ。だからこそ堕としてやりたくなる」
くつくつと笑いながら国王はコンスタンツェの両脚を肩に担ぐ。エビのように丸めた少女の身体に上からのし掛かり、より深い場所までペニスを届かせた。
「くふっ! はっ! あっあっあっ! ひぎっ! ひぃ……やめ……あぎいっ! ふぎぃっ♡ ふぎっ! おほっ♡ おおぉぉぉ~っ♡」
コンスタンツェからは声を出してはならない、マリアンネに喘ぎ声を聞かれたくない、彼女には感じている様を見られたくないという意志が感じられた。だが虚しい努力を国王のチンポが嘲笑う。口を噤みたくとも巨根の一撃がさせてくれない。
絶頂間近でなお手加減してくれない極太ペニスに膣洞を押し広げられ、媚肉を引っ掻き回されながら出す声は、発情した雌の悦びを高らかに歌い上げていた。
「気持ちいいぞコンスタンツェ。君はどうだ」
「いやっ♡ あっ、言えない、言わせないで……やだっ♡ 強いっ♡ 男の人の生殖器すごっ♡」
「生殖器なんて硬い言い方、この場にそぐわない。チンポと言ってごらん。私のチンポがどうなってる。私のチンポに突かれてコンスタンツェは気持ちいいかい?」
ギシギシとベッドの軋み方が激しくなる。十九歳の食べごろおまんこを一突きされるたび、彼女は整った顔を歪め、全身をピクピク震わせる。
「あぁっ♡ こ、こんなの知らないっ♡ あぁっ♡ 知らなかったっ♡ 男の人のチンポ気持ちいい♡ あぁっ♡ こんなこと言うつもりないのに♡ うそ、嘘よ。いまのなし」
「嘘なものか。自分の気持ちに蓋せず素直になれ。君たちには黙っていたが王宮には魔法が掛かっている。ここでは、女は王の命令に逆らえない、つまり私の指示で明かした気持ちがコンスタンツェの本心だ。そんなに初めてのチンポはいいかい?」
地面に張った氷を叩き割るような重い突き込みが銀髪巨乳プリーストを襲う。国王とコンスタンツェの初セックスが仕上げの段階に入ってるのは明白だった。
息も絶え絶えで気を失いそうになりながら、突かれたことに反応して女の身体から喘ぎ声だけが搾り出される。泡立った本気汁を粘つかせ、糸を引きながら二人の性器がくっ付いたり離れたりを繰り返す。
「私の首に腕を巻きつけて。抱きつくように。一人じゃないから安心してイキなさい」
「んひゃあっ♡ んくぁああっ♡ 奥っ♡ おぐっ♡ 突かれるとっ♡ 頭馬鹿になっちゃうっ!」
言われるまま国王の首に抱きついてコンスタンツェはケダモノの声をあげる。事情を知らない者が見れば熱烈に愛し合う恋人か夫婦の営みと感じるだろう。
「イッてしまえ。大好きなマリアンネお姉さまに見られながら、初セックスで頭馬鹿になるくらい気持ちよくなってしまえ」
絶頂目前のコンスタンツェに国王が甘い毒を吹き込む。あと一歩踏み出せば、そこは天国への階段か、底なしの快楽地獄か。いずれにしても知らなかったころへは二度と戻れない遠い場所に彼はコンスタンツェを連れ去ろうとする。
二人の行為の激しさに言葉も忘れて見入っていたマリアンネの前で、とうとうコンスタンツェが初アクメをキメた。
「だめ、だめぇ――ああっ、だめ、だめぇぇっ……あ、あっ、あっ、あ……っ! はぁーッ♡♡ はぁーッ♡♡ あっ♡ あっ♡ 止まらない♡ イクの止まらないのほぉぉおおお♡♡♡ おねぇぇさまあぁぁああ♡♡♡♡」
国王が抱え込んでいたコンスタンツェの脚を解放すると、彼女は絶頂の余韻が消えない身体をベッドに力なく投げ出し、官能の波が駆け抜けていくのを楽しんでいた。
「イッた直後で悪いが私は射精してないのでな。種を付けるまで初夜は終われない」
国王はコンスタンツェの片足を小脇に抱え、身体を交差させる体位を取る。
「あはっ♡ かっ♡ あっ♡ ふかぃぃ♡」
松葉崩し。これも正常位より深く刺さる体位だ。
イッたばかりで神経が剥き出しになった敏感な肉体を使われ、コンスタンツェの喉が再び甲高い声を張り上げる。
「ひっ! やっ♡ いいぃっ♡ あっ♡ ひぃっ♡ ふあぁっ♡ しゅごっ♡ しゅごい♡♡」
もはや異教徒のチンポで感じていることを隠そうともしない。無駄な努力は諦めて強い男に抱かれる快楽に身を委ねる。ベッドの上にいるのは教会のプリーストではなく、エッチな肉体を持て余した十九歳の女の子だった。
媚薬や淫香で敏感になった身体に男の味を叩き込まれ、チンポで気持ちよくなることしか考えられない。おまんこをキュンキュン疼かせながら、神とマリアンネお姉さま以外には許さないはずだった子宮に子種が入って来ることを期待してしまう。
「ああ♡ あっ♡ くうぅっ♡ ああっ♡ や、やだあぁっ♡ こ、こんなっ♡ あっ♡ んくぅっ♡ は、激しすぎっ♡ そんなっ♡ おくっ♡ ごりごり削っちゃぁっ♡♡」
「でも奥が好きなんだろ?」
「しゅきだからぁっ♡ 好き、だから変になる♡ やっ♡ しょこやぁっ♡ やめぇえっ♡ お、奥っ♡ ゴリゴリされちゃぁ♡ あぁんっ♡ そ、そこっ♡ らめっ♡ らめなのっ♡ い、イクっ♡ イっちゃうぅ♡ そんなとこまでとどいちゃらめぇぇぇ♡♡」
背骨が折れるのではと心配する勢いでコンスタンツェが身体を仰け反らせる。ピンク色に紅潮した身体を激しく震わせながら早くも二度目の絶頂を迎えた。
まだ射精してない国王は彼女の身体を裏返し、尻を持ち上げて後背位でフィニッシュに向かう。
屈強な男の下腹部と肉付きがよい美女の安産型ヒップがぶつかり合い、祈りの間にリズミカルな打擲音を響かせる。打楽器のように尻肉が打ち鳴らされると、コンスタンツェの喉は女に生まれてきたことを神に感謝する歌を紡いだ。
「あっ♡ あっ♡ ああああっんっ! いいっ♡ ああっ、き、きもちいいのっ♡ そんな奥ばっかり♡ ずるい♡ 男の人のチンポじゃないと届かないところ、何度も気持ちよくして♡ オチンポのことしか考えられなくなるっ♡♡」
射精するためだけの遠慮ない抽送が繰り返される。コンスタンツェの陰唇は国王のカリ高極太ペニスに捲り上げられ、完全降伏して彼の言いなりになっていた。押し入ってくるときは追い返すように締めつけ、引き抜かれるときは別れを惜しんで粒立った膣肉がハグしてくる。
マリアンネに単なる思慕とも違う特別な感情を抱いていた百合属性持ちプリーストは、初めて知った雄の力強さに魅了され、全身で彼に媚びていた。
「くぉ゛っ♡ おっおっおっ♡ いくっ♡ いくいくいくいくっ♡♡ おっ♡ おぉお♡ いくいくいくっ♡ イくっ♡ うおおっ♡」
「私もイクぞ。中で出すからな。受け取って孕め」
「んひっ♡ ひいっ♡ わ、わらひも……は、ひいぃい゛っ♡ いくッ♡ いくいくいく……ッ♡♡」
二人が同時に仰け反り激しかった動きが止まる。
静かになった部屋でコンスタンツェは目を閉じ、ウットリした表情で射精を受ける。
「んっ♡ まだ出てる♡ 凄い量♡ 絶対妊娠しちゃう♡」
「待たせたな」
絶頂の余韻に痺れるコンスタンツェをベッドに残し、国王がマリアンネの車いすに近づいてくる。
射精したのに些かも萎えない巨根が天を衝く。男の精液と女の愛液が混じった、この世で最も淫らな粘液を纏い、てらてら濡れ光りながら本日二個目のおまんこを犯したくてうずうずしていた。
「いや……だめ、近づかないで。来ないで」
数々の異形を相手取り戦ってきた勇士でもあるマリアンネだが、かつてないほどの恐怖に身が竦み、か弱い少女のような反応しかできない。
女性にしては身長が高く、肉付きのよい肉体のマリアンネだが、そんな彼女を国王は軽々と横抱きに取る。お姫様抱っこで優しくベッドの上に下ろされると、メイドたちの愛撫や後輩プリーストの痴態に反応して疼いていた肉体が、逞しい雄に初めてをもらって欲しいと訴えてくる。
切なく甘い本能の暴走が愛液の量を増やし、勝手に挿入される準備を整えてしまう。
いつでも入れられる状態まで身体が昂ぶっている。
マリアンネは結婚適齢期の二十三歳。巷では同年代の女性が子を産み母になっている。聖職者の倫理観とは別に彼女にも動物としての本能や雌の機能はある。一度も男を知らず、子宮を使うことがないまま、人生の最も妊娠に適した時期が過ぎようとしていることに、彼女の孕みごろまんこは抗議していた。
エキゾチックな魅力に溢れた美男子に強い性的関心を向けられ、彼の種を注がれたいと子宮が妊娠するための準備を急ピッチで整えていた。
「やはり大きいな」
ベッドに座らせたマリアンネの巨乳を国王が手で掬う。九十三センチHカップの乳房が、どたぷんと触覚だけでなく視覚でも男を楽しませる。すれ違う男には好色な目で、女には羨望の眼差しで見られてきた胸が、人並み外れたセックスアピールであることは彼女も自覚していた。
不埒な男がこちらの意思を確認せず手を伸ばしてくることもあった。戦闘慣れしたマリアンネは不躾な男たちを成敗し、軽くのして己の身を守ってきた。そうしなければ貞操が危ない危機は何度もあった。
いまも抵抗するべきなのだろう。だが国王の手を払いのけようとは思わない。王宮に掛けられた魔法のせい? いや。おそらく自分の中に彼なら触れて欲しいと思う気持ちが僅かなりにもあるのだ。
「マリアンネの胸は揉み心地最高だな。どれ味のほうは」
大きな手の中で変幻自在に形を変えるプリーストおっぱい。片時も同じ形を保ってない乳房の中で唯一、変わらずツンと勃ったまま男を誘惑するいけない果実に男の唇が触れる。
ふーっと息を吹きかけられただけで針でも刺さったように強い刺激を感じる。
ぱくっと彼の口に乳首を含まれると泣きたくなるほどの快感が走った。
「んんっ、あんっ、そんなに吸っちゃ、いやぁん!」
「吸うのは駄目か。それなら優しくなめてやろう」
「あっ♡ そういう問題では。あぁ、本当に優しい舌使い、女を金で買って抱いてしまう卑怯な男なのに……どうして乳首には優しくするの……やあっ、もう……あンっ♡ だめ、ああ、感じちゃう」
「乳首が敏感なのだな。軽く触っただけなのにクリトリス摘まめるくらい勃起してるぞ」
メイドに媚薬オイル塗れの手で愛撫された勃起クリトリスが、早くもクリ弄りのおかわりをねだって固くしこり始めた。肉の合わせ目から顔を覗かせる淫らな真珠が触って、触ってと男を誘惑する。
国王の手がマリアンネの下腹部に伸びる。
「ぐっしょり濡れてるな。コンスタンツェの乱れる姿を見て自分もしてもらいたくなったか」
「なにを!」
図星ゆえに強すぎる反応を返してしまう。皆まで言わなくとも分かると言いたげに国王の手が膣孔に触れてくる。いきなり二本の指を突き立てられてもマリアンネの蜜道は難なく咥え込む。処女とは思えない蕩けきった具合にカッと身体が熱くなる。
くちゅくちゅと水音が立つ。おまんこを指でほじくられて彼の手首まで愛液だらけにする。
「ぁっ、あっ、ひぃんっ、いや、いやぁ……ッ」
「マリアンネの身体はコンスタンツェよりエッチなことが好きだな。女として出来上がっている差だろうか」
「ちが……ぅぁ……違うのぉ♡ 私……ぁあ♡ エッチな♡ からだなんかじゃ、ない……んん゛ンっ♡」
「違うもんか。ここをこんなに濡らして。はしたない。神に捧げた身体が聞いて呆れるな」
「あぁ♡ 言わないで♡ ああああっ♡ 駄目よ♡ 中で指を曲げたら♡ そこされると弱い♡」
「脚を閉じるな。いまさら無駄な抵抗だ」
「だっ、だって」
マリアンネも閉じようとして閉じてるのではない。気持ちよすぎるのが怖くて自然と内股になってしまうのだ。
「マリアンネも私のを触ってごらん」
彼に手首を掴まれ勃起に導かれる。戦士のように鍛えられた肉体に似つかわしい、隆々たる肉の塊は傍に近づいただけで火傷しそうなほど熱く、女の隘路を切り拓くため鉄のように硬かった。
彼の男根は握りしめたマリアンネの指が輪っかを作れないほど太い。長さも彼女の顔ほどある。
こんな物を私は入れられてしまうの? 無理よ、入りっこない、絶対に無理。怖じ気づいたマリアンネは顔を青くするが、先ほど見たコンスタンツェと彼の行為を思い出す。入るはずがないと思う巨根も女の身体は意外と飲み込めてしまう。
国王の肉棒に楔を打たれた後輩プリーストは、息苦しそうにしながらも恍惚の表情で喘ぎ三度もチンポでイカされた。自分にも同じことが起きるのだろうか。
「私のチンポはどうだ」
「……すごく太いです」
「入れたいと思うか」
国王の問いに答えられなかった。本来は入れたくなどないと答えるべきなのだろう。だが圧倒的な威容を誇るオチンポ様を前にして嘘はつけない。いっそ入れたいと言えと命令してもらえば、女を隷属させる魔法のせいにして正直になれるのに。
おちんぽ入れてくださいと言えない自分を口惜しく思ってることにマリアンネは気がついてしまう。聖職者としての体面を邪魔に感じるこの気持ちこそが答えではないのか。
「入れるぞ」
彼は女の答えを待たず事態を進める。
仰向けに倒されたマリアンネに国王がのし掛かる。硬いモノが自分の中心に触れる感触。ひくひくと恥ずかしい入り口が戦慄いて彼の到来を楽しみに待つ。
枯れることなどないかのように湧き出る愛液を塗しながら彼の男根が入って来る。
感じたことのない質量が自分の中を満たす。鉄のように硬く、それでいて生身の弾力もある肉の塊が、膣壁を擦りながら徐々に奥へ進む。
「っあ……あ、あ……あんっ」
甘い声を漏らしながらマリアンネは男根を飲み込む。極太ペニスに身体を引き裂かれる違和感はあるが、いっぱいに膣洞を拡張され彼の形に造り変えられてしまう行為に膣内が甘く震える。
心配した痛みはない。
ただ心地よさだけがある。
これは好きになってしまう。セックスも。セックスで気持ちよくしてくれる彼のことも。
もう言葉も理屈も要らない。マリアンネの肉体は堕ちる準備を始めていた。心も肉体に引きずられ出す。
「あっ、ん、んぶっ……んん、んんっ、んうっ!」
膣洞の途中で立ち止まった彼が腰を小刻みに揺らす。カリに引っかけられた肉襞が堪らなく気持ちいい。
亀頭に押された膣壁が、お返しとばかりチンポを取り囲んで包む。膣の収縮をガチガチに勃起したチンポに受け止められ、それがまたマリアンネを悦ばせた。
「あううっ! はぁ、はぁっ、あ゛っ、ああ゛っ……うっ……」
準備運動は終わりだと宣言するかの如く国王が根本まで男根を埋める。行き止まりをコツンとノックされ腰が跳ねた。下から彼の下腹部におまんこを擦りつけるような格好に羞恥が込み上げる。だけど彼が動き出したらなにも考えられなくなった。
小さい動きで最奥をくちゅくちゅ小突き回されると快感が弾ける。
未経験でも女の本能で察してしまう。子宮口を虐めてチンポの言いなりに躾けてしまう動きだ。孕ませる側と孕まされる側。初手で立場や身分の違いを教え込もうとしているのだ。
「や、あぁ………んっ………ん、んぁっ………ん、んぅっ♡」
激しい動きではないのに目の前がチカチカする。
「初めてなのに子宮が感じるなんて。やはりマリアンネの身体は淫乱だな」
「あっ、あんっ! ち、違う………ん、ああぁんっ!♡ ぁあっ、ぁぁんっ!」
「違わない。こんな身体で神に操を捧げてたなんて。宝をドブに捨てるようなものだ」
信仰する神をドブ扱いされたのに彼女は抗議ひとつ満足にできない。口を開けば初めてのセックスに酔いしれる嬌声が出てくる。
「ぅ、ぅぅ………ち、ちがぅう………ちがぅの、ぉ………わたし、こんな、かんじて、なんか………ぁ、んんっ!♡ ひゃあっ、あんっ! やめてっ♡ やっ♡」
感じてる顔を見られたくない。両手で隠そうとするが国王の力強い手に阻まれる。指を絡めて恋人同士のように手を繋ぎ、彼はマリアンネの両手をベッドに縫い付ける。
磔にされた状態で身体ごと擦り合わせるように揺らされ、性器だけでなく広い面積で彼の肌の質感を感じた。
その体勢のまま国王の顔が近づいてくる。
王族ゆえの育ちの良さと野味も感じさせる男の魅力に溢れた顔を至近距離で見て、彼のように素敵な男性に抱かれて悦ばない女など存在するのかとマリアンネはときめいてしまう。
唇をついばまれるのも嫌な気はしない。もっとして欲しいと彼女のほうから唇を突き出した。
「舌を出して」
指示に従うと舌を絡めた大人のキスが始まった。挨拶や親愛の情を示すためのキスではない。性行為と同等の意味を持つ深いキス。文献による知識しか知らなかったマリアンネは、初めての快感に戸惑いながらも悪くない、これを好む人が多いのもよく分かると蕩けた表情を浮かべる。
「ん、んちゅ……ちゅ、んんっ……」
「もっと舌を絡めて、ほら。私の舌で押すからマリアンネも押し返して」
「ん、んっ、ちゅっ、んんっ、ふ、んぁ、んっ……」
二匹の蛇を遊ばせながら国王は腰もリズミカルに動かし続ける。
人生初のキスハメにマリアンネは教育される。男で感じること、男を感じさせること、なぜ自分がおまんこを持っているのか、自分のようにスケベな身体をした女の正しい生き方。
キスの心地よさに弛緩した身体を荒々しく突き上げられる。既に違和感は然程ない。彼に力強く奥を打たれるたび、未知の快感が全身を駆け抜けて脳髄が痺れる。
「ちゅぷっ♡ んんっ♡ んっ♡ ちゅぱっ♡ んっ♡」
夢中で国王の舌に吸い付きながらマリアンネは腰をくねらせる。なぜかそうすることで男が悦んでくれると感覚で分かる。スケベな身体をした女の肉体には、スケベな知識が宿っていて、持ち主の意思にかかわらず行為が始まったら浮かび上がってくるのだろうか。
「ンぁっ♡ あっ? ああっ、あんっ♡ はあぁぁ♡ や、んっ♡ あ、あ、ああっ♡」
マリアンネは自分でも戸惑いながら絶頂への最適解を歩み続ける。二人の動きは息ぴったり。何度も肌を合わせた恋人のようにお互いの息づかいを感じ取る。
彼の律動が速まる。互いに下腹部を打ちつけ合い、ひたすらに快感の高みを目指す。
「私たちの相性は最高のようだ。これからも愛し合おう」
彼の黒い瞳に真っ直ぐ射貫かれマリアンネは熱に浮かされながら頷いた。
「はいっ♡ いっぱい愛してください♡ 私のスケベな身体の本当の使い方を教えてください」
答えると彼がさらに深く奥に押しつけてくる。腰を密着させた状態でぎゅうぎゅうに子宮口を押し潰された。
「あっ、あっ、あっ、あっ♡ イク♡ おまんこいっちゃう♡」
細かい膣奥ノックでついにマリアンネの肉体は陥落する。
これまでよりも強い快感が弾ける。背筋を仰け反らせブリッジしながら悲鳴に近い絶頂宣言を発した。
「イっくぅ♡ イっちゃう♡ イっちゃう♡ おまんこイっちゃううぅうぅうぅ♡」
やや遅れて国王も腰を震わせる。
達した衝撃で強烈に締め上げるプリーストまんこに包まれながら国王の肉棒が爆ぜた。大量の白濁液をマリアンネの子宮に注ぐ。
「あひぃい♡ あつあつザーメン♡ おまんこでおちんぽ暴れてる♡ ……すきっ♡♡」
くったりして大の字で身を投げ出す彼女を国王が愉快そうに見下ろす。
「私のチンポが気に入ったようだな。私も君たちのおまんこの具合が気に入ったよ。二億の買い物に見合う気持ちよさだ。これからも毎日使ってやるからな」
「ま、まいにち……これを……」
こんなことを毎日されてしまったら、それこそチンポとまんこのことしか考えられなくなってしまう。気持ちいいセックス以上に大事なものなどこの世にはないと思わされてしまう。
「少し休んだら二周目を始めるぞ。コンスタンツェも準備しておけ」
国王は近くで休んでいた後輩プリーストの銀髪に優しく指を通す。
頭を撫でられるむず痒い快感に彼女の背筋が震えた。
部屋に立ちこめる催淫の香。甘ったるい香りにいまは三人分の精臭が混じる。夜通し交わり続けるうちに、いつか精臭のほうが濃くなることもあるだろうか。
熟れた日々の始まりにマリアンネの胎が二回戦を求めて啼いた。
Skebご依頼(https://skeb.jp/@inokuma_yoga/works/14)で書きました。
アンホリプロダクションのマリアンネとコンスタンツェが奴隷商人に捕まり、オークションに掛けられた二人は高額で落札されてアラビア風の国に連れて行かれる。
媚薬、淫香などを使った責めに屈して二人はハーレム堕ち。