恋人のkanaと過ごすイチャラブ性夜 作:pathfinder
原作:IDOLY PRIDE
タグ:R-18 IDOLY PRIDE アイプラ IDOLYPRIDE アイドリープライド kana 中出し
性の6時間という言葉もあるように、二人でヤることなんて決まっている。
「――ちょっと待ってろ」
そう言って、マネージャーを待たせたkana。数分後、脱衣室から戻ってきた彼女の姿は――
(pixivにも投稿しています)
クリスマスイブの夜。俺はホテルに来ていた。恋人のkanaさんと一緒に。
カップルの二人でクリスマスイブの日にデートをするのは恋人の定番だ。また性の6時間という言葉があるように、恋人とクリスマスの夜を過ごすのは世間の恋人のド定番だ。俺とkanaさんもそんな過ごし方をするのは極々自然なことだと思う。
ただし俺たちはマネージャーとアイドルで、正々堂々とデートなんてできるわけもない。だから今日は仕事でカモフラージュをしつつ、その合間に二人でデートをしていた。当然だがkanaさんはフラストレーションが溜まっているようではあった。とはいえ渋々だが納得しつつ、デートをそれなりに楽しんでくれていた。
そして最後に俺たちはホテルに来ていた。それなりに名の知れた、お高いお値段のホテルだ。なおかつお高いお部屋だ。ヤることは決まっている。
「――ちょっと待ってろ」
一緒に部屋に入ったのだが、そんな言葉を残して、kanaさんは鞄を持って脱衣室へと向かった。言われた通りにしばらく部屋を見回して、kanaさんを待つ。
最上位の部屋ではないものの、それなりのランクの部屋だ。部屋の装飾、家具、広さ……全てが自分がよく知るものとは違っていて、高級感に溢れていた。なんというか俺には場違いな気がしてしまい、落ち着かない。ベッドに腰をかける気にもならず、部屋の入口から奥まで歩き回って時間を潰していた。
「じゃーん、どうよ」
「これは……」
そわそわしながら待つこと数分。kanaさんが脱衣室から戻ってきた。
その格好に驚く。真っ赤な服と帽子に、黒色のベルト。まごうことなくサンタコス。kanaさんは腰に手を当てて、俺に見せびらかすみたいに胸を張った。
「だって今日はクリスマス! こういう格好のほうがマネージャーも喜ぶかな~って……ほらほら、kanaに言うことがあるんじゃないですか?」
「世界一可愛いです、kanaさん。サンタコスもバッチリ似合ってます。大好きです」
猫を被ったkanaさんがニヤリと笑って、称賛の言葉を求めてきた。可愛い子ぶるkanaさんは今となってはなんともわざとらしい。
けれども俺はそんな彼女を可愛いと思った。そんな心の中の言葉を素直にそのまま吐き出す。
いやそもそもさ。クリスマスプレゼントはサンタなkanaさんだなんて最高すぎる。早く頂きたい。……とは言わなかった。キモがられそうだった。いやもう遅いか。
「……いやあのさ……流石にチョロすぎない?」
kanaさんはぶりっ子をやめて、引いていた。kanaさんが望んだのに。
ただ若干嬉しそうしていたのもなんとなくわかった。頬が緩んでいるように見えたから。
「kanaさんが褒めろって言ったんじゃないですか」
「そうなんだけどさ……」
「俺はkanaさんの恋人ですよ? 恋人を褒めない彼氏なんていないですよ」
「うわ、クサ」
俺を罵倒しながらもやっぱり嬉しそうに見えた。どこかニヤニヤしているような。俺の目の錯覚でなければ、だが。
「ま、でも及第点かな。kanaの彼氏だったら、もっとスマートに褒めてほしかったな~。あとは具体的に。ここが可愛いとか、そういうの」
大概kanaさんも俺に甘くなったと思う。恋人になる前なら及第点どころか赤点だったと思う。追撃の罵倒が飛んできていた。
というか、追い褒めを求めてきていた。まだ褒められたいとか……可愛すぎる。いくらでも褒めたい、愛でたい。とはいえ困った。
「具体的に……ですか。いやkanaさんの全部が可愛かったので」
「……あんたさぁ……kanaのこと、好きすぎない?」
kanaさんの頬がほんのりと赤みがかる。照れているのだろうか。
「さっきからそう言ってますよ」
そもそも大好きじゃなきゃ恋人になったりしていない。
kanaさんは目を瞑って、深い深い溜息を吐いた。その吐息には照れと呆れが入り混じっていた。だけど嫌味を感じさせなかった。単なる惚気なのかもしれない。
吐ききって、彼女はゆっくりと目を開けた。照れくささは残ったままに見えた。
「kanaにぞっこんなポンコツマネージャーにご褒美をくれてやる。……だから目、閉じろ」
言われたままに目を閉じた。kanaさんが近づいてきている。そんな気配を感じた。
「――ちゅっ」
その音とともに、唇に柔らかい感触が触れた。熱く、脳を痺れさせすような甘さ。その気持ちよさがキスによるものだと気づくのに時間はかからなかった。
いきなりのことだ。キスなんて何度だってしているが驚いてしまい、俺は目を開けてしまった。
目を瞑っていたkanaさんが間近にいた。細く、弧を描いた眉毛が綺麗だった。
予想通りとはいえ、動揺して俺は顔がブレてしまう。それでkanaさんも目を開いた。目と目が合った。二人ともばっと顔を離す。
「っ……目、開けるなって」
「キスするならkanaさんのこと、見ながらしたいです」
恥ずかしさを誤魔化すためだろう。kanaさんが俺を咎めてくる。
だけどkanaさんとキスをするなら目を見つめながらしたい。彼女のキス顔をしっかりと見つめたい。目を合わせながらアイコンタクトして、kanaさんと心を通わせながらキスをするのはきっとすごく幸せで、気持ちいいに違いない。
kanaさんは呆れながらも、期待で満ちた顔をしていた。きっと俺と同じことを考えていた。
「生意気なやつ……いいけどさ……――ちゅ♡ ちゅー……ちゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅぅぅ……んふ♡ んちゅぅ♡ んぢゅぅっ♡」
そんなことを言いながらもkanaさんはいそいそと顔を寄せてきた。今度は俺も、そしてkanaさんも、目を開けたまま、唇を触れ合わせる。
触れ合うだけのキス。目で意志を伝える。したいことを伝える。きっとkanaさんに通じたはずだ。
唇をすぐに離して、またくっつける。3回、4回とそれを繰り返して、それから唇の端から端まで、余すところなく擦りつけ合った。その全て触れ合わせた後はまた唇を離して、吸い付くようなキスした。限界まで吸って、それから一度顔を引かせた。
「……あんたはいっつもねっちこいキスするよね」
「それ、どちらかと言えばkanaさんのほうですよ……」
甘えるみたいに唇を強く擦りつけてきたのは間違いなくkanaさんだ。吸引力強めの吸い付きをしてきたのもkanaさんだ。あっさりとは程遠いキスだった。
「あ? なに言ってんの。kanaそんなにねっちこくないし、そもそも別にキスしたくないし、あんたがしたそうだからしてあげてるだけだし」
「……kanaさんがそう言うならそうなんでしょうね」
「なにその顔? むかつくんですけどー……おい、舌出せ」
「はいはい……」
仰せの通りに、舌をべーと出して、彼女に顔を近づける。
「えー……っ♡ えろー……っ♡ えろっ、えろっ♡ んぢゅぢゅぅ♡ んぢゅるっ♡ ぢゅる♡ ぢゅるぢゅるっ♡ ぢゅるるぅ♡」
舌同士が接触して、絡み付く。肉厚の舌を吸うと、甘いエキスが口の中に広がっていった。中毒的な味わいで、何度も吸ってしまうぐらいに病みつきになる。
kanaさんも舌を積極的に動かしてきて、俺の舌を吸ったり、歯茎を舐めてきたり、唾液を流し込んできたりしてきた。kanaさんの口内を責めるのも興奮したが、それと同じぐらいに彼女に責められるのも興奮した。挑発的な目がもっと、もっとと求めてきていた。
俺は舌を絡め合わせながら、手をkanaさんの尻に這わせて触った。さすさすと何度か撫で回してやると、kanaさんはビクッと身体を震わせただけで、特に抵抗はしなかった。それならばと、指に力を込めてその尻を揉み始める。モデル出身ということもあって形の整った綺麗な尻。だからといって肉付きがまったくないというわけではなく、年相応の丸みを帯びていた。柔らかくて、確かな触り心地。ずっと触っていたい。
「……っっ♡ ん、はぁ…っ♡ ちょっとっ……なんで、勝手に尻揉んでんだよ……っ♡ はぁっ……♡」
唇を離すとkanaさんが俺を睨み付けてきて、恫喝してきた。その彼女は足りない酸素を求めてか、色っぽい吐息を混じらせた呼吸をした。
「いやだってそこに尻があったから」
正確に言うとkanaさんの尻があるから、だが。kanaさんの尻が揉めそうならば揉みしだくのは至極全うだと思う。
「ちっ……んんぅ♡ だからっ……勝手に、揉むなって言ってんの……ぁっ♡ んっ♡ はあ……っ♡ くぅぅ♡」
「気持ちいいです、kanaさんの尻……手が溶けそう……」
睨み付けられたって怖くない。だってkanaさんも実は尻を揉みしだかれるのを望んでいるとわかっているのだから。kanaさんの瞳が熱っぽく潤んでいた。
「ん……っ♡ はぁ♡ んぅ♡ ……だから、揉み続けるなよ♡ 許可を取れ、許可を……っ♡」
「kanaさん、尻揉ませてください」
kanaさんの尻を揉みしだき続けながら俺は彼女に懇願する。kanaさんは怒りを通り越して、呆れた顔をした。でも止めれるわけがないじゃないか。揉むたびに手が溶けそうになるぐらいに気持ちいいのだ。張りのある尻は手に吸い付き、離せなくなった。
「本当、どうしようもない変態だな……ま、いいけど……――ぁんっ♡」
「kanaさんっ」
「んっ♡ ぁ……っ♡ んん……っ♡ しょうがない変態マネージャーだな♡ ぁは……っ♡」
負けじとkanaさんも手を動かしてくる。俺の太ももの辺りをさすさすと撫で回してきた。細い指先が這い、擦れる。その動きによって太ももでこそばゆさが湧いてきて、下半身をむずむずとさせた。その刺激で俺の手は止まってしまう。
「うぁっ……kanaさん、そこ……っ」
「あんただって揉んでるんだから……kanaだってその分あんたを触って……気持ちよくしてあげる♡」
kanaさんの手は俺の敏感な部分には触れてこなかった。あくまでも太ももを中心に、焦らすかのように擦ってくる。同じところを重点的に擦るというよりかは広範囲に手を動かして這わせて撫でてきていた。
その触り方が下半身を逆にムラつかせた。血液が海綿体に溜まっていき、ふにゃふにゃだった陰茎が硬さを宿していく。ムクムクと、陰茎は少しずつ大きくなっていく。
「ぁぁ……くぅぅ……っ」
「あははっ、手が止まってるぞ~♡ 太もも触ってるだけなのに気持ちよくなっちゃってるんだ~♡ 可愛い♡」
「か、kanaさん……っ、くぅ……それなら……俺だってっ」
「んっっ♡ んん~っ♡ ぁ、はっ♡ そうそう……♡ あ……っ♡ やれば、できるじゃん♡ んんぁ……っ♡」
俺は再び手を動かし始める。掴んで揉みしだくだけじゃない。尻の膨らみを掴んだまま、こねくり回してやる。
その手の動きに喘ぎを漏らしながらkanaさんは褒めた。その褒め方はなんというかダメ人間を褒めるみたいなものだったが、彼女が気持ちよさそうだったから俺は気にならなかった。
「こーすれば……♡ ぁ♡ もっと気持ちよくなれるでしょ~♡ ぁん……っ♡ んっ♡ んぅぅ……っ♡ ほらっ♡」
俺との間に隙間ができないようにkanaさんは身体をぴったりとくっつけてきた。つまりは勃起したおちんちんが彼女の身体に押し当たる。密着しているせいで身体に挟まれたおちんちんはぎゅーっと押さえつけられて、気持ちよくなってしまう。ぴくんぴくんと間に挟まれたおちんちんは何度も震えた。kanaさんはそんなおちんちんの反応にしてやったりと俺を煽るかのように笑った。
おちんちんを刺激されて、彼女に煽られて……さらに昂ってしまう。おちんちんがイラついて、kanaさんをさらに深く、激しく貪りたくなった。俺は思わず手に強い力が入ってしまって、またkanaさんの唇に貪りついてしまう。舌をねじ込んで激しく動かしてやる。
「んんんっ♡ ぢゅる♡ ぢゅるぅぅっ♡ ぢゅるるっ♡ んぢゅっ♡ んふー……っ♡ ぷはー……♡ 煽ったら急に激しくなって、男って単純だな……っ♡」
「……それはkanaさんが悪いと思います」
「人のせいにすんな」
唇を離して、kanaさんは馬鹿にするように言った。俺は少し納得できなくて彼女を責めてみたが、バッサリと切られてしまった。
煽ったkanaさんのほうが明らかに悪いのに。勝手にムラついたほうが悪いだなんて、なかなかに酷い。俺をムラつかせるように煽って、おちんちんを押さえつけて……絶対にワザとに決まっている。
挑発的な目でkanaさんは俺は眺めてニヤついていた。不思議と彼女の言わんとしていることがわかった。
「で……このまま、ここでキス続ける? それとも……」
「ベッド行きましょう」
「きゃはっ……マネージャーは欲望に忠実ですね」
「なんとでも言ってください」
kanaさんもその気のくせに。俺がヤりたいから仕方なく……ということにしたいらしい。あざとく笑ってかけてきた。
俺の言葉を引き出したのはkanaさんじゃないか、とそう言いたくなった。だけど結局、俺がヤりたいのは変わりないので止めた。それよりも早く繋がりたかった。
「ま……kanaもシたいんだけどね」
「…………」
ぼそり、と。kanaさんが消えそうなぐらい小さな声で呟いた。
kanaさんさあ……そんなこと言われちゃったら、俺はもう、もう……っ。
「――きゃっ」
堪えきれなくなった俺はkanaさんを抱き寄せる。なにも言わずにしたから彼女は驚いて可愛らしい悲鳴を上げていた。
「はっ♡ はっ♡ はっ♡」
kanaさんと縺れ合いながら、舌を交わらせながら、邪魔な服を脱ぎ捨て始める。折角のサンタコスも今は邪魔でしかない。ただし脱衣をすることよりも彼女とキスすることや身体を弄ることのほうが大事で、いつもの倍以上の時間をかけながら脱いでいた。ようやく服を脱いで二人とも下着姿になる。
「っ……すみません、kanaさんっ」
「ベッドにたどり着くまでに盛っちゃってさぁっ♡ は……っ♡ ん……っ♡ 動物かよ……♡ ちゅっ♡ ちゅぅぅ♡ ちゅぷっ♡」
「kanaさんが可愛すぎるのが悪いんですよっ」
未だにベッドルームにすら辿り着けていない。もはやベッドに行く必要もないんじゃないかと思ってしまう。俺の動きにいちいち可愛らしい反応を見せてくれるkanaさんを今すぐにもっと愛してやりたくて仕方がない。下着の上から尻を揉みしだきつつも、その形のよいおっぱいを触り、愛撫する。
「あんっ♡ そうそう、もっと手ぇ動かして♡ あ♡ んんっ♡ うふーっ♡ ほれほれ、もっと大きくしろーっ♡」
「ああっ……kanaさんっ、kanaさんっ」
「んんぅ♡ むちゅぅっ♡ いいじゃん♡ 素直にがっついてるマネージャーは格好いいですよー♡」
kanaさんも俺のおちんちんをすりすりと触ってきた。囁き声が耳をくすぐる。頭と下半身の両方を刺激されて、昂っていく。息が荒くなっていく。もう我慢できないぞ、これ。
見れば彼女も似たようなもので、その瞳は熱っぽく潤んでいた。kanaさんの小さな口から色っぽい吐息がとめどなく漏れ続けている。
「ちゅちゅぅ♡ ちゅーっ♡ ぢゅるぅぅ……♡ んふー……っ♡ は……っ♡ もうベッドまで我慢できなくない……♡ あんただって今すぐヤりたいよね~……っ♡ ねぇねぇ……♡」
「ヤりたいに決まってるじゃないですか、kanaさんと繋がりたいですよ!」
早く繋がりたい。kanaさんに男性器をぶち込んでやりたい。我慢汁で俺のパンツは濡れてシミが広がっていた。二人とも身に着けているものを全て脱いで、生まれたままの姿になって――それでもう、俺は我慢の限界だった。
「あははっ♡ ウケるぅ、めっちゃ素直じゃん……♡ いいよ、ここでシよ♡ んっ♡ あっ♡ ぁ♡ kanaもシたいし、ね♡」
kanaさんは笑って、そう俺を誘った。こくんと首を縦に振って答える。
「……でもま、その前に……ん」
「……はい」
目を瞑って顔を寄せるkanaさん。黙っていても黙っていなくても超絶可愛らしいお顔が迫ってくる。
俺のほうからも顔を近づける。その唇に一瞬だけ重ねる。
「ちゅぅ♡ ――……よくわかったじゃん、エラいエラい」
「kanaさんの恋人ですから」
俺の言葉に驚いて、kanaさんはその顔をすぐに唐紅に染めた。とても濃い色だ。情事によるものじゃないことはその唇の角度からわかった。照れていることが丸わかり。
「っっ……ったくさー、本当さー、そういうとこさー……好き」
「kanaさんっ」
俺も似たようなものだ。いやkanaさんよりも単純だ。その言葉で身体に火が付いた。
ベッドルームには辿り着けず、リビングルームでセックス。こんないいホテルに泊まって、勿体ないことかもしれない。だけども、今はなによりkanaさんとセックスしたいのだからこれでいい。夜は長いのだから、最初の一回ぐらいはこういうプレイでもいいはずだ。
kanaさんを部屋の壁にもたれかけさせて、さらに片足を上げさせる。その太ももを俺は持って支えて、身体を近づけた。kanaさんのおまんこに俺の勃起したおちんちんを近づける。
言うまでもなく、彼女のそこはぐちょぐちょに濡れていた。おちんちんの受け入れ態勢はバッチリだ。おちんちんが入ってくるのを期待して、おまんこからその蜜がだらーと足を伝っていく。
「――ぁっ♡ あぁ……っ♡ は……っ♡ は……っ♡ 相変わらず、ガチガチじゃん♡ ほんと、kanaのこと大好きすぎ♡」
おちんちんはガチガチになっていて、挿入を期待してぶるりと何度も震えていた。その先端からは透明なカウパー腺液がだらだらと漏れて零れていく。
kanaさんは俺のおちんちんを見て、物欲しそうな表情をしていた。早く挿入してほしいと言っているようだった。その期待に応えないわけにはいかない。
おまんこにあてがって、ゆっくりと竿を奥へと入れていく。飲み込まれていく。熱く、ドロドロとしたkanaさんの膣の感触がおちんちんを通して脳内にまで伝わってきた。
相変わらず、世界が変わってしまうぐらいの気持ちよさだ。kanaさんからもう離れることができなくなってしまった。
「ん……っ♡ ほら、頑張って腰振れー……♡ ふー……♡ はー……っ♡ あんたの男らしいところ、kanaに見せて♡」
体勢が不安定なこともあって、ゆっくりと腰を動かし始めた。腰を引くとおちんちんが彼女の愛液を纏って眼下に晒される。カリの部分まで出てきたら、そこからまた腰を押し込んでいく。スローテンポな腰振りを繰り返す。
「あ……っ♡ あ……っ♡ ぁ……っ♡ あんたの大きいおちんちん、kanaの中ぐちゅぐちゅに掻き回してる……っ♡ ぁん……っ♡ あ♡ あぁ……っ♡ ……あはっ♡ やれば、できるじゃんっ♡」
kanaさんの可愛らしい喘ぎ。それに混じって聞こえる褒め言葉に俺は馬鹿みたいに嬉しくなった。それでも慌てずにkanaさんの反応を見ながら腰を動かし続ける。
まだ入れたばかりだが、それでもkanaさんは気持ちよさそうに見えた。自分で今のおまんこの状況を口にすることで俺を興奮させるだけでなく、自らも昂らせていた。その表情が次第に蕩けていった。
「ん……っ♡ あはは……っ♡ あんた、気持ちよさそー……♡ 顔が気持ち悪いぐらいに蕩けてるし♡ あん……っ♡ 余裕、ありそうだし……もっと激しくしてみせてよ♡ あぅ……っ♡ んっ♡ 格好いい恋人の腰振りしてみせろー……♡ kanaの恋人ならできるでしょ♡」
どうやら俺もkanaさんと同じみたいのようだ。蕩けた顔をしているらしい。こんなに気持ちよくなっているのだから当然か。
甘い声によるkanaさんの煽りに腰が自然と早くなる。kanaさんに格好いいところ見せないといけない。気持ちよくしてやらないといけない。そんな思いが身体を突き動かす。
「あ~っ♡ あ♡ あぁ……っ♡ あんたってさ、ほんっと、馬鹿みたいに単純♡ んん♡ こんなんで腰振り早くしちゃってさ……っ♡ あっ♡ あっ♡ ゃぅっ♡ ぅぅ~っ♡ あんたのおちんちん……気持ちいいっ♡」
「kanaさんが可愛いからっ……あ、ぐ……エロい顔見たら我慢できるわけないです……っっ」
「っっ♡ あんたに言われたくないんですけどー……っ♡ ん♡ んぅっ♡ は……っ♡ ぁっ♡ あ~……っ♡」
対面で繋がっているから当然kanaさんの顔が見える。そのトロトロの顔を眺め続けて、興奮しないわけがない。もっと蕩けさせようと激しくなるのはなんにもおかしくない。恋人なら当たり前のことだ。
腰振りが早くなり、接合部からのぐちゅぐちゅという水音が大きく響くようになった。おちんちんがおまんこを掻き混ぜることによって愛液が攪拌される音だ。kanaさんの喘ぎ声だけじゃなく、その音にも俺の頭は官能的に揺さぶられる。
「キスっ、キスしたいです、kanaさんっ」
「あっ♡ あっ♡ ぁぅっ♡ しょうがないなー……っ♡ あ♡ んっ♡ ぅん♡ ほら……顔寄せろ♡ んー……♡」
kanaさんをもっと堪能したい。kanaさんともっと繋がりたい。だから俺は彼女に上の口でも繋がりたいとおねだりした。馬鹿にされるかと思ったが、kanaさんは意外にも俺がキスしやすいように唇を突き出してきた。腰振りは止めずにその顔に近づく。
「ちゅぅ♡ ちゅぅ♡ んちゅっ♡ ぢゅぅ……っ♡ んえっ♡ ……えろっ♡ れろっ♡ えろろっ♡ んふ♡ ぢゅるるぅぅっ♡」
最初は唇を合わせるだけ。慣れてきたら舌を絡ませ合う。そしてお互いの舌を吸い合った。腰を動かしながらのキスは――特にディープキスはやりづらさがある。腰を突く力の具合とか顔の位置とか。だけどもそれ以上に気持ちよくて、幸せなのだから俺たちはそのキスに夢中になってしまう。
ただ腰を動かしながらのキスは酸素が足りなくなるのが早くて、それがネックだった。鼻で呼吸するとはいえ、それ以上に身体が酸素を欲してしまう。俺たちはどちらともなく顔を離した。
「んはっ……♡ あんた、だいぶキス上手くなったね~……♡ ん♡ はぁー……♡ kanaの調教のおかげかな♡ ぁ♡ はー……っ♡ んぅ♡ kanaに感謝しろ~♡」
「kanaさんっ……ありがとうございます、こんな俺と付き合ってくれてっ……愛してますっ!」
「っっ、ほんと、あんたさぁ……っ♡ んちゅっ♡ むぅぅ……っ♡ んふー……っ♡ っ、はぁ……っ♡ kanaのこと、力強く抱き締めて……っ♡ あ♡ あっ♡ あっ♡ でも……まだまだ、こんなんじゃ足りないからなっ♡」
kanaさんに言われなくても俺は彼女に感謝している。だって俺はkanaさんと付き合えて、恋人になれて幸せなのだから。言葉だけじゃこの気持ちを伝えるのには足りない。
愛を伝えるように、足を抱えていないほうの腕を彼女の背中に回して、強く抱き締める。まだまだ足りないと言うkanaさんにこれでもかと力を加える。成人男性の腕力で彼女を引き寄せて、その状態で腰を降り続ける。kanaさんは痛いと言うかもしれない、それでも。
「kanaのこと大好きなら……っ♡ あっ♡ もっとkanaを気持ちよくできるでしょっ♡ んむぅ♡ んんんぅっ♡ んぢゅぅぅ♡ んんっ♡」
「kanaさん、可愛いですっ」
「んっ♡ ん♡ んふー……っ♡ っ、は♡ 当たり前だ♡ だってkanaなんだからっ♡ そんなkanaに、好かれてるんだから……あんたは世界一幸せな男だなっ♡」
「っ……そうですよっ! kanaさんと付き合えてるんだから俺は世界一幸せな男ですよっ!」
深く密着して腰を振りながら、彼女の口を塞ぐ。kanaさんを気持ちよくするためにどうすればいいのかと考えたら身体が勝手に動いていた。お互いの口の周りが唾液まみれになる。それが気にならないぐらいにはお互いにお互いの存在を貪って、気持ちよくなっていた。うっとりとした表情を見せてくれて、俺の心はより満ちていく。
本当に、俺は世界一幸せな男だ。衒いも外連もなく、そう言える。
「~~っ♡ あーっ♡ もう馬鹿♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ 簡単に肯定すんなっ♡ こっちが恥ずかしくなるわっ♡ んん~っ♡」
「んはっ……ははっ、それならもっと言ってあげますよ」
「言わんでいいっ♡ ぁっ♡ はぁっ♡ んぅ♡ 嫌がらせかよ♡ あ♡ あぅっ♡ いい度胸してんな♡ ぁ……っ♡ んふーぅ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡」
恥ずかしがるkanaさんが可愛くて、俺は何度も耳元で囁き続けてしまう。やめろって言われても真っ赤の頬を見たら止められなくなった。
いやでも、kanaさんだって言われて喜んでいるに違いないのだ。囁くたびに膣の中がきゅぅきゅぅと締まり出しておちんちんを甘く絞ってきている。唇を突き出して、キスのおねだりだってしてきているのだから、間違いない。もちろん恋人なのだからkanaさんの可愛らしいおねだりに俺も喜んで応える。
それだけでは済まさずに、kanaさんの身体のあちらこちらに――首筋だったり、おっぱいだったり、鎖骨だったり、肩だったりにキスを浴びせる。その痕跡がついてしまうぐらいに強く。kanaさんの身体がびくんとくすぐったそうに跳ねた。
「んっ♡ あ♡ っ♡ キスマーク、つけんな……♡ んぅ♡ マネージャー失格かよっ♡ 痕、残るじゃん……♡ ぁ♡ ひぁ♡ はぁぁんっ♡」
「kanaさんがまた『好き』って言ってくれたら、やめますよ」
「ゃん♡ ぁぅ♡ さっき、言った……だろうがっ♡ あぁっ♡ んんっ♡ んふぅ♡ んんぅ♡ んふーっ♡ ……っ♡ まだ、足りないのかよっ♡」
足りない。足りるわけがない。何度だって聞きたいのだ。kanaさんからその言葉をいくらでも聞きたい。だからマネージャー失格でも、キスマークをつけてやる。その痕をつけると膣襞が嬉しそうに騒めき、おちんちんに絡みついて、溶けそうになった。
「全然足りないですよっ」
「んぅ♡ んぅぅっ♡ んぁぁっ♡ くす、っぐたい、って……っ♡ ぁ♡ おい、マネージャー……っ♡ ひぅっ♡ ポンコツ、マネージャー……っっ♡」
kanaさんの抗議を無視して、そのままキスを継続する。もちろんピストンは続けたままだ。時折、好きですと耳元で囁くのも織り交ぜる。
最初は文句を言っていたkanaさんも次第にその声を潜めていく。その口から発せられる音が切羽詰まった喘ぎでいっぱいになっていく。膣内の反応も甘えるみたいで、ちゅうちゅうと吸い付いてくる。このまま続ければいい。kanaさんは快感で頭の中をぐじゅぐじゅに溶けていっている。素直に『好き』って言うのもきっと、そう遠くない。
喘ぎ声を叫びながらkanaさんはその合間に荒い息を吐く。快感の波から逃れようとしているようだった。なんとか意識を快感に染められないように保っていた。
だけども俺はそんなkanaさんに容赦なく責め続ける。そして……ようやく彼女は諦めた。
「あ~っっ♡ あ……っ♡ はぁ♡ ぁ~っ♡ あっ♡ あっ♡ ん~~っ♡ ゃぁっ♡ あぅ~~っ♡ ……わ、わかったっ♡ 言う、言うからっ♡ あっ♡ 好きっ♡ あんたのこと、好きっ♡ ぁ♡ 大好きだってっ♡」
「もっと言ってくださいよ」
「~~っ♡ だから……っ♡ ぅー……♡ 愛してるってっ♡ はぁ……♡ あ♡ うわー……なにこれ、めちゃ恥ず……っ♡」
一回言った後も、俺がおねだりするとkanaさんは叶えてくれた。言うことで幸せになっているのだろうか、恥ずかしながらも幾度も『好き』と言ってくれる。俺の目から逃げるみたいに顔をそっぽ向いてしまうのがまた可愛い。昂った愛情を伝えなければならない、そんな使命感に駆られた。
「可愛いです、kanaさん――」
彼女に感じてもらおうと俺は腰の動きに変化をつける。kanaさんが一番感じやすいところ――臍の下の辺りを内側から押し上げるみたいに亀頭で重点的に擦っていく。
囁きとキスとでの重ね技のおかげか、kanaさんの下半身がガク、ガクと断続的に震え始めた。膣の襞の動きが活発になり、無数の襞がそれぞれ別の生物みたいにおちんちんを激しく扱いてくる。kanaさんが気持ちよくなることで俺も気持ちよくなっている。なんて幸せなことなんだろうか。
「――あぁっ♡ あっ♡ あっ♡ ちょ、急に、激しくなんなっ♡ ぁ♡ だから、身体中にキスすんなよっ♡ ひゃぅ♡ ゃぅぅ♡ んん♡ んぅっっ♡」
「でも嫌じゃないですよね? 恋人だからわかりますよ。嫌だったら蹴り飛ばしてでも俺を止めますよね?」
「そう、だけどぉ……あっ♡ あん♡ あっ♡ あっ♡ ああぅぅ♡ んっっ♡ ……い、嫌、じゃない♡ んっ♡ ぁ♡ あんたにキスマークつけられるの、好きぃ♡」
kanaさんが滅多に言わないようなことを素直に口にしている。心の中に染み込んで、頭だけでなく身体までもが甘く痺れる。こんなことを甘々で言ってくれるのはエッチの時だけだ。だからこそ可愛くて愛おしい。溢れすぎた感情が限界まで身体を突き動かして下半身を溶かしていく。
kanaさんのその言葉を口にした瞬間、膣がぎゅぅぅぅとおちんちんを絞り上げてくる。あまりにもキツい締め付けに限界が見えてきてしまう。溜まっている精液を出したくなる。
「kanaさん、俺――」
「言わなくてもわかるつーの♡ ぁ♡ あっ♡ ぅ♡ そろそろ出したいんだよねー♡ んん♡ あ♡ kanaの中で精液吐き出したいんだよね~♡ でもまだ、我慢な♡」
「なんで、ですかっ」
「kanaも、もうちょっとでイきそうだから♡ あっ♡ あっ♡ kanaのマネージャーなら、我慢できますよね♡ タイミング合わせられますよね♡ んっ♡ んぁ♡ ああ♡」
……そんなことを言われたら耐えるしかないじゃないか。kanaさんの期待を裏切るわけにはいかない。射精をしてしまわないように下唇を噛む。
「……頑張ります」
「よーし、よく言った♡ あっ♡ あ♡ はーっ♡ ほれ、頑張れ頑張れ♡ んふっ♡ んむく♡ ちゅぅ♡ ちゅっ♡ kanaをイかせてみせろー♡」
だいぶ快感で蕩けているとはいえ、kanaさんは俺に比べるとまだ少々余裕があるみたいだった。それが少し悔しくて、めちゃくちゃになって欲しくて、kanaさんがもっと気持ちよくなれるように俺は背中に回していた手を彼女のおまんこへと持っていく。ぷっくりとしたクリトリスを指で挟んで扱いてやる。
「ゃん♡ んぅっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ 指で愛撫しながら……っ♡ んんっ♡ ぁんっ♡ ひぅ♡ 腰、トントン激しっ♡ あっ♡ ん~っ♡ あ、ぅっ♡ あーっ♡ あぁっ♡ あぁんっ♡」
クリトリスへの愛撫と腰振りの同時責めで流石のkanaさんも余裕が瞬時に消し飛んだ。kanaさんが体勢を崩してしまわないようにと注意しながらも責めの手は緩めない。イかせてみろと煽ったのだからこれぐらいは彼女も覚悟しているだろう。
より深くおちんちんを突いていくとその先端がなにかに突き当たる。これ以上奥へはおちんちんを押し込むことはできない。そのなにかがちゅぅちゅぅと吸い付いてくる。精液を早くくれと言っているみたいだった。
「んんっ♡ そこ、いいっ♡ 気持ちいいっ♡ ぁ♡ ぁ♡ あんたのおちんちん、子宮に当たってるぅ♡ あっ♡ んんぁ♡ んぅぅ♡ いいぞ、その調子――んんぅぅっっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡」
執拗なぐらいに彼女の子宮を亀頭でぐりぐりと押し付け続ける。kanaさんはガクガクと全身を震わせていて、その肢体に力を強く込めすぎたせいなのか強張ってしまっていた。膣の襞が少しずつわななき始めていた。kanaさんも絶頂が近いのだと悟った。
「はぁん♡ ゃぅ♡ んっ♡ んぅ♡ ぁ♡ あー、やっば……っ♡ 気持ちいいの止まんない……♡ あぁっ♡ 大きいのがクる……っ♡ あっ♡ っ♡ kanaもう、イきそう……っ♡ んん♡ あ~っ♡ んんっ♡ っ、だからあんたもっ♡」
「――わかってますよっ」
「んんむぅ♡ んちゅぅ♡ ちゅるるぅぅ♡ ぢゅるるっ♡ んふぅ♡ んはーっ♡ ちゅっ♡ ちゅぅぅ♡ ……ほら、キスしながらイけよ♡ kanaもイくから……♡ んむぅっ♡ ぢゅるっ♡ れろっ♡ えろろっ♡ んふ、んんんっ♡」
ラストスパート。お互いに終わりを悟って、快楽の最後の高みへと昇ろうとする。深いキスで貪り合う。舌を交わらせて、俺もkanaさんも鼻息を荒々しく繰り返す。
お互いの目を見つめ合っているから、彼女のトロンとした瞳がしっかりと見える。その目が愛してると叫んでいるみたいで、俺の頭は幸福で真っ白に染まっていって、思考能力が極端に落ちていった。残ったのはkanaさんのことを愛してるという言葉だけ。
「んふ♡ んふーぅ♡ ちゅるるっ♡ んふぅ♡ んん♡ んふ♡ んちゅっ♡ んふぅぅっ♡ んんんっっ♡」
密着した身体が俺とkanaさんの境界線をなくしていく。溶けあっていく。肉体的な気持ちよさと精神的な気持ちよさ、その両方が身体を満たして、その中に閉じ込めておくことができなくなって、溢れ出しそうになる。
亀頭で子宮を強く押し込んでやる。その瞬間、kanaさんの限界を超えたのか、おちんちんを雑巾搾りして押しつぶそうとするぐらいの勢いで膣内がキツく締まった。その瞳が大きく見開かれる。
「んんんんん~~~~~~っっっっっ♡♡♡♡」
ぎゅぅぅ、ぎゅぅぅと何重に竿を圧迫するオーガズムをkanaさんは迎えた。塞いでいたkanaさんの唇の隙間からくぐもった悲鳴のような高い叫びが上がる。彼女の下半身がビクンッ、ビクンッと大きく跳ねて、それが全身に広がって、断続的に続いた。
その締め付けで俺のおちんちんは射精しかけていたが、最後の気力で収縮した膣内をもう一往復動かす。溜めていたものを解放するために、もう一度強く押し込んで――俺は射精した。びゅーびゅーと子宮を叩くような勢いで精液が子宮に向かっていく。より奥へと精子が届くように上半身を反らして、kanaさんと同じく身体が震えた。
暴風のような荒れ狂う快感が幾度も襲い掛かり、身体の中で暴れる。脳内で快楽物質が広がってパチパチ弾けて、視界が薄っすらと白く染まり、明滅を繰り返す。ここではないどこかへと視界が飛んでいってしまう。kanaさんもきっとそうだ。最後に見た彼女の瞳は蕩けすぎたせいなのか、ハイライトをどこかに失くしてしまっていた。
好きだという感情を頭の中でうわ言のように復唱する。それが俺の意識をなんとか現実に繋ぎとめていた。
「はー……っ♡ はー……っ♡ はー……っ♡」
……射精が止まり、膣の痙攣が弱まって、俺たちは唇を離して、心臓の拍を元に戻そうと深く大きな息を何度も吸っては吐いた。とても乱れた呼吸。身体が落ち着くのにさらに時間がかかってしまった。日頃の運動量のせいなのだろう、kanaさんよりも俺のほうが酷かったのは言うまでもない。
俺たちは顔を見合って、どちらともなく笑ってしまう。だって目の前のkanaさんが気持ちよさでトロトロに溶けた、だらしない顔をしているのだ。その顔が少し間抜けていて、尊くて、愛おしかった。俺がどんな顔をしているのかだって、kanaさんのその反応を見れば、すぐわかる。
「……きゃはっ、マネージャー、だらしない顔してる~」
「はぁ……はぁ……kanaさんに言われたくないですって……kanaさんだって、だらしない顔してますよ……」
自分のことを棚に上げて言うkanaさんにそう返す。でも仕方がないと思うんだ。性交の快感だけじゃない。愛し合ったからこそ、こんなにも気持ちいいのだ。
だからこそ、素面だと聞けない言葉だって聞ける。これはkanaさんは認めないかもしれないが。
「……生意気」
だらしない顔を指摘したことが癇に障ったのだろうか。kanaさんは少しムッとした表情をして、俺の頬に手を伸ばして、引っ張ってきた。地味に痛い。
「ちょっと耳貸せ」
「……え、はい」
なにを言われるんだろうか、と思いつつkanaさんに逆らわずに頷いた。俺の生意気発言にやり返そうとしていると、そう思うのだが予想がつかない。きっと、セックスのダメ出しではないはず。なんだかんだ、kanaさんも気持ちよくなっていたのはきっと事実だし。
ぱっと頬を掴んでいた指を離した。kanaさんはしかめっ面でそのまま耳元に顔を寄せてきて――
「――kana、あんたのこと、愛してるから」
なんてさらりと囁いてきた。本当になんでもないように言うから俺は耳を疑ってしまって、脳の記憶領域に高音質で保存する準備ができていなかったんだ。もっとしっかりと聞きたかった。もう一度、聞きたい。
顔を離して、kanaさんはなんでもないような顔をしていた。すまし顔の頬がほんのりと赤いのはきっとそういうことだ。セックスの興奮で赤くなっているわけではない。
「~~っ! ……kanaさん、すみません、もう一度。もう一度だけ言ってくれませんか」
「イヤでーす。kanaの愛の囁きは高くつくんだから。簡単には言ってあげない」
しかし俺のお願いも虚しく、kanaさんは意地悪そうに笑って拒んだ。ただ絶対とは言っていない。だからそれはつまり、言う価値があると彼女が認めた時には言ってくれるということなのだ。そう思うとkanaさんを抱き締めたくなる――というか抱き締める。
「って、なんで抱き締めてくんの。しかも力強っ」
「愛おしくなったので」
「……はぁ~、まったくポンコツマネージャーは仕方ないな~」
満更でもないような顔で俺の抱き締めを受け入れるkanaさん。抱き締め返したりはしてこなかったが、それでも当たり前のように受け止めてくれていて、どこか嬉しそうな空気を醸し出していた。
楽しくてしばらく抱き締めたままでいるとkanaさんが小さく声を漏らした。彼女の視線が下に行くのを俺も追う。kanaさんの足を白く濁った液体が伝っていた。
抱き締める腕を解いて、慌てて俺はそれをティッシュで拭く。kanaさんはくすぐったそうにしていたが、されるがままになっていてくれた。
自分でも驚きだが精液を結構出したみたいで、kanaさんのおまんこから流れ落ちていくのがなかなか止まらない。いっそシャワーを浴びに行ったほうがいいのかもしれない。聞けば、彼女も同じ意見だった。
「つーかさ、精液出しすぎ……kanaを妊娠させたいの? マネージャー失格だね~」
kanaさんはケラケラと笑って、俺をイジる。妊娠なんて単語まで出して……俺を焦らせたいのだろう。だが俺に動揺はない。
「確か、今日は大丈夫なんですよね」
「は、なんでkanaの生理周期知ってんの。キモ」
なんでって……そんなのは愚問だ。軽蔑するような視線を容赦なく向けてくるkanaさんに負けじと返してやることにした。いやそもそも。
「……大丈夫な日だって言い出したのはkanaさんですよ」
「ち、つまんねーの」
舌打ちまでして、kanaさんはノリが悪いと言いたげな顔だ。俺がテンパっている姿をさぞ見たかったのだろう。俺だって慣れてきているんだ。このくらいでもうやられない、多分。そんな俺の様子を悟ってなのか、それ以上は揶揄ってこなかった。
「つーかさ、まだ始まったばっかじゃん。もっといっぱいヤれるねー」
kanaさんは壁に備え付けられていた時計を見て、そう口にした。まだ日付は変わっていない。12月24日のまま。所謂、性の6時間はまだ半分も終わっていない。今ちょうど6分の1が終わったぐらいだ。つまりまだまだヤれる。
「はい……なのでいっぱいシますよ。何度だってヤります。俺はそのつもりです」
「そうそう、その意気……kanaだってそのつもりだし」
俺のヤる気にkanaさんはニヤっと口の端を釣り上げて笑った。揶揄うというよりかはきっと俺の気合が彼女の期待通りだったからだろう。
ただkanaさんの期待を裏切るようで申し訳ないが……
「だけど……ちょっとイチャイチャしてもいいんですか」
なんというか、今の俺はそういう気分だった。次に行く前に少しイチャつきたい。ああ、ただシャワーも浴びないと。まあイチャイチャしながらでもシャワーは浴びれるか。
「しょうがないなー……あんたがしたいなら付き合ってあげる――んむぅ!?」
kanaさんはまんざらでもなさそうに、だけど俺に渋々付き合ってあげてますよ風に言う。なんだかそれがおかしくて、可愛くて、kanaさんのことが好きだという気持ちがまたしても溢れてしまって、その唇に貪りついた。
急な俺の行動でも、kanaさんの反応は予想通り。そのまま二人でイチャつき、縺れ合いながら浴室まで向かった。
kanaさんと過ごす性夜はまだ終わらない。
お目汚し失礼いたしました。
ありがとうございました。
今作で今年の投稿はラストになると思います(多分)。皆様、今年は大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。