そして作者はこの手の作品はほぼ未経験なのでアレかもしれませんが、楽しんでいただけますと幸いです。
ピンポン──と家のインターホンが鳴らされた。
「こんな時間に誰だ──って」
来客か、はたまた宅配業者かなと思い、覗き穴を確認してみると、玄関の前に居たのは、俺の恋人である京極だった。
ガチャ
「京極、連絡も無しにどうした?」
「こんばんは楽郎!まぁ……ちょっとね……」
仕事終わりと思わしき姿で、その手にはコンビニの袋が握られていた。
「……そっか。まぁ、立ち話もなんだし、中入れよ。あっ、なんか晩飯作ろうか」
「ありがとう楽郎!でも、ご飯は大丈夫かな。はい、これおみやげ」
そう言って、京極は袋を手渡してきた。中身をチラッと見てみると、入ってたのは、大量の酒とつまみだった。
さてはコイツ、なんか嫌なことでもあったな…?
京極は、何かあった時……例えば仕事の事や家の事で爆発しそうになると、こうして酒を持ってウチにやってくることがある。まぁ…そうでなくても、時々合鍵使って家に来たりするが。
「なあ、京極」
「なんだい楽郎?」
「とりあえず話は聞くから、飲もうぜ」
「うん、お邪魔します」
「おう」
さてと……冷蔵庫にライオットブラッドはまだあったよな
* * *
「乾杯」
「かんぱーい」
手始めに、缶ビールで乾杯をした。
「それで京極?なんか嫌なことでもあったか?」
「そうなんだよ楽郎……実はさ──」
それから京極は、酒を片手に仕事の愚痴や悩みを話し始めた。
俺も酒を飲みながら、時々ライオットブラッドを混ぜながらそれを聞いていた。
「ふふふ……ねえ、楽郎」
「ん?」
「呼んでみただけ〜」
「京極、お前酔ってるな」
「えへへ〜」
あ、こいつ完全に酔ってるじゃん。普段酔ってても、ここまでトロンとしてるのは見たことが無かったが…。まあ、明日休みだしな。たまには羽目を外したいのかも──
「らくろー」
「はいはい、楽郎はここにいるぞ〜」
「わたしね、らくろーの事が大好きなんだ」
「………俺も京極の事が大好きだよ」
そう言いながら、京極と触れるだけのキスをした。
もう何度もしてるはずなのに、初めてした時のような興奮が湧き上がってくる。
「ふへへ……らくろーとキス──んっ…!」
湧き上がった情欲を抑えきれず、俺は右手で京極を背中から抱き寄せて、少し強引に唇を奪った。
「んっ……」
京極は少し驚きながらも、俺の背中に手を回してそのまま応えた──お互いに酒を飲んでるからだろうか。そのキスは酒の味がした。
「ん…」
目を閉じ、情欲のままに京極の口内を味わう……。
舌を絡めお互いの唾液を交換するように舐め合い、吐息がかかる事も気にせずに京極と愛し合った。……それからゆっくりと顔を離すと、ツーッと唾液が重力に従い弓形に垂れ落ちた。
「んへへ……今日は積極的だね……」
「京極が可愛いからだよ……」
酒のせいで柄にも無いこと言ってるな……俺……
でも京極が可愛いっていうのは本音だ
「ねぇ……楽郎……その……しちゃう?」
この一言で、ギリギリで保っていた俺の理性は弾け飛んだ
◆◇
「楽……郎……んむっ……」
ベッドまで京極を運んで、そのまま京極の衣服を脱がせながら、もう一度深くキスをした。
「ぷはっ……楽郎?いっつも攻められてるけど、今日こそは私が……!」
「うおっ……」
京極はそう言いながら俺を押し倒した。
俺はせめてもの抵抗と言わんばかりに、今しがた脱がし最後まで京極を守らんとする下着に手をかけた。
「もう何度もしてるけど、やっぱ楽郎も男なんだね」
「楽郎のココ、我慢の限界じゃないの?」
京極は不敵な笑みを浮かべながら、俺の怒張に触れた。
「っ……」
「ビクって反応してるね……やっぱり気持ち良いの?」
「くっ……」
「ほらほらぁ、どうしたの──んっ……!」
俺の焦る表情を見て調子に乗った京極を見て、このままじゃ良いようにされるなとは思った俺は、主導権を握り直すかの如く、京極の秘所に指をやった。
「そういう京極も……ここ、濡れてるじゃねえかよ」
京極の方も思った以上に準備万端だったらしく、既に濡れていた。
「い、イッたわけじゃないよ…!?別にこんな程度で……」
との事だが……完全に主導権を取り返そうじゃないか
俺は京極の薄い胸に手を──痛っ!
「楽郎…今失礼な事考えたでしょ」
「……俺は京極の事しか考えてないぞ」
実際に京極の事を考えてたので嘘は言ってない。
「そんな事より…」
「ちょっ……そこは……」
どさくさに紛れ俺は京極の胸に手を伸ばした。
小さい方が感度は良い的な事は、どっかの変態のせいで知る羽目になったが、今となっちゃここに生かされてるのが悔しいところだ。
「んっ……つまん…じゃ……」
「京極はえっちだなぁ……」
「そんなんじゃ……そう…!これはお酒のせいだから……‼︎」
「つまり酔ってるからって?」
「そ、そうだよ!」
「じゃあ、もっと攻めても大丈夫か?」
そう言いながら京極との前戯を楽しんでいると、ついに耐えきれなくなった京極が鳴いた。
「も、もう……勘弁してくれ……イったから……イってるから……」
「そうやって負けを認めた顔も好きだぜ」
「んっ……そんな……こと言って……もう……早くキて……」
「ああ……。」
俺は──ゆっくりと京極の中を貫いた
「クッ……ンッ……」
初めてではなく、もう何度も身体を重ね合ったはずなのに、気持ちの昂りは変わらない。
「んっ……楽郎……」
「大丈夫か、京極?」
「ん……良い……よ……動いて……」
遅くゆっくりと動いていく。ゆっくりと愉しむように……京極の中を犯していく。
「あっ……んっ……」
時折最奥を突くと、京極はビクッと弾ませながら喘ぐ
京極の喘ぎを聞きながら徐々に沸き上がってくる射精感を抑えながら、京極と唇を重ね合う
「ンッ……チュッ……ぷぁっ……」
キスをしながら徐々に徐々に突く速度を上げていくと、京極もどんどん声が大きくなっていた
「だ……めっ!!これ…以上……‼︎ あん……‼︎」
「もう、酔いなんて覚めたんじゃないのか!?」
「そ、うだね……そんなものはとっく……に覚めてるよ……!」
「京……極‼︎ 俺も……そろそろ限界……」
「んあっ……い、良いよ……全部、出して……‼︎」
もう……これ以上は……! クッ……俺も…イク……
「京極…!京極!」
俺は獣のように激しく動き、京極の中へ白い汚濁を吐き出した。
「〜〜〜ッ…‼︎ で、てるよ……楽郎……」
「……京極」
全てを吐き出すと、俺は俺の怒張を引き抜いた
「あっ……」
京極の秘所からは、俺が注いだ汚濁が溢れ出していた……。
◆◇
「おはよう京極」
「お、おはよう……」
アレから2回戦ほどしてから眠りに着いた。
翌朝目が覚めた俺たちは──当たり前だが一矢纏わずだ。
「その……昨日は結構しちゃったね」
「そうだな……。とりあえずシャワー浴びてこいよ」
「う、うん……いや、一緒に浴びないかい?」
おおう……。マジかよ
「まぁ……良いか……。」
「覚悟しなよ楽郎、今度こそ私が楽郎をヒィヒィ鳴かせてみせるからね…!」
「また昨日みたいにしてやるよ」
「っ……!と、とにかく行こう!」
朝っぱらからかぁ……まぁ、若いし多分大丈夫だろう……。
その時はその時だ。