「「私たちと付き合って」」
そう昼休みに、クラスメイトの月夜舞と本山明日香から言われた。
俺の名前は信沢景。
柔道部のエース……と言っても部員は俺一人だけで、俺が引退すれば即廃部になるような弱小柔道部だ。それでも大会が近いこともあり、今日も道場で練習に励んでいた。
「今日も遅くなったな……」
時計を見ると、すでに夕方の5時を過ぎている。道場の鍵を返して、家に帰った。
その時、話し声が聞こえてきた。
「ねえ、いいじゃん。遊びにいこうよ。」
「あの…困ります。」
「うざい!寄るな!うぜえ!」
どうやらナンパされているらしい。聞き覚えのある声だった。月夜舞と本山明日香、俺のクラスメイトだ。
なぜか分からないが、俺は自然と二人に近づいていた。
「何してんだ?」
「……え?」
「信沢!」
月夜舞がものすごい顔で俺を睨んできた。
俺は月夜舞を無視して、ナンパしていた男たちを3人見据えた。チャラけた格好で、いかにも遊び人といった雰囲気だった。
「行くぞ、お前ら。」
「え?あ、ああ。」
俺は月夜舞と本山明日香の手を引いてその場を離れた。
「ちょっと!信沢!」
少し歩いたところで、月夜舞が手を振り払った。
「何だよ。」
「手、離してよ。」
「あ、ああ……」
俺は二人の手を放した。
「……助けてくれたんだね、信沢。」
「あ、ありがとう、信沢君。」本山明日香がようやく口を開いた。
「……単にああいうのが気に食わなかっただけだ。」
「それでも……ありがとう。」
「ありがとう、信沢君。」
「……ああ。」
俺は二人を置いて帰った。
翌日、クラスで声をかけられた。
「信沢、ちょっと来て。」
「?」
俺は二人に連れられるまま屋上へ向かった。
「何だ?一体。」
俺がそう言うと、月夜舞が口を開いた。
「……昨日はありがとうね。」
「ああ……別に気にすんな。」
「あの……お願いがあるの。私たちのボディガードになってくれないかな?」大人しい本山明日香が口を開く。
「ボディガード?」
「そう。ナンパ避けに。最近、あそこのコンビニに変なのがよく出るの。何人もいて、本当に迷惑してるんだ。」
「だからって……俺がボディガード?」
「そう。危ない人が多いから、柔道部のエースの信沢がいれば安心なの。」
「いや……でも……。」
「あの……信沢君、大会近いよね。だから今は夜遅くまで練習してるって聞いたよ。それで、バイト代わりにボディガードをお願いしたいの。もちろんバイト代は払うから。」
「そんなことしなくても、早く帰ればいいだろ。」
「それが……私たちも居残りで勉強してるの。もうすぐテストだし。」
「そうか……。まあ、一緒に帰るくらいなら……。」
「本当!?ありがとう!」
「うん!すごく助かる!ありがとう!」
二人は大喜びした。
そして放課後、俺は二人と一緒に帰った。
それから俺たち3人は、一緒に行動することが多くなった。
一緒に帰り、コンビニに寄り、勉強する。そんな日々が続いた。
やがて、俺は二人が帰りたがらない理由を知ることになった。
月夜舞の家は母子家庭だった。でも今は男がいる。その男が家に入り浸るから、帰りたくないのだという。
「ママがその男と……その……夜、してるみたいで……もう嫌なの。だからなるべく家にいたくない。」
「私は……両親の仲が悪すぎて……帰りたくないの。いつも喧嘩してて、毎晩怒鳴り声が聞こえてきて……嫌なの。だから私たち、なるべく遅くまで学校にいるようにしてる。」
二人はそんな事情を打ち明けた。
俺は二人を見て、少し同情した。
「信沢は?何かあるの?」
月夜舞が俺の事情を聞いてきた。
「俺は別に。一人っ子で両親も普通にいる。仲が悪いってこともない。」
「ふーん。」
二人は何とも言えない表情だった。
俺は自分の生活が充実してることに気づき、少し恥ずかしくなった。
その後も俺たちはしばらく一緒に帰った。
それから、俺は二人と帰ることが楽しくなっていた。
本山明日香は大人しい女子で、読書が趣味だ。成績は優秀で、月夜舞に勉強を教えている。俺も時々教えてもらって、成績が上がっていた。
「私たち、元々同じ小学校だったの。でも中学受験で別々になって……。それで高校でまた一緒になったんだ。」
「本山って頭いいだろ?どうして俺と同じ高校なんだ?」
うちの高校は、お世辞にも頭のいい学校とは言えない。
「私は大学に進学せずに働くつもりだから、どこでも良かったの。」
「そうか……。」
もったいない。本山なら国立大学だって行けそうなのに。
「月夜は?」
「私は……一応行くつもりだけど、まだ決めてない。大学行ってもやりたいことが見つからないし。信沢君は?柔道で推薦とかあるの?」
「いや、俺なんて雑魚だ。推薦はないし、スポーツ推薦もない。」
「そうなんだ……。」
「なんか暗いね。ねえ、カラオケ行こうよ。」
「カラオケ?」
「うん。ストレス発散!行こうよ!」
「ああ……。」
俺は二人に連れられて近くのカラオケ店に行き、ストレスを発散した。
その後、俺の両親が仕事で1週間ほど海外出張に行くことになった。
その間、俺は家に一人になった。
1週間が過ぎたある日、突然月夜舞と本山明日香が俺の家にやってきた。
「どうしたんだ?二人揃って。」
「ん?あんた一人じゃ寂しいと思ってね。」
「……差し入れしようって。」
「差し入れ?」
二人は買い物袋に野菜や肉を詰めて持ってきた。
「何だこれ?」
「カレーでも作ろうと思って。材料だよ。」
「ああ……そうか。ありがとうな。」
俺は二人の好意を素直に受け取った。
「作るから台所借りるよ。」
「私も手伝う。」
「ああ……俺も何か……。」
「いいよ。あんたは座ってて。」
「ああ……。」
俺は二人に言われるまま見ていた。本山は手際が良かったが、逆に月夜はもたもたしていて危なっかしかった。
俺は座って二人が料理するのを見てそわそわした。
「できたよー。」
二人はカレーを作り上げた。俺は礼を言って食べた。
「旨いな……。」
初めてカレーがこんなに美味しいと感じた。
「でしょ。私特製のカレーなんだから。」
「うん。美味しい。」
「ああ……。」
俺は二人と食べるカレーが美味しくて、5杯もおかわりした。
「おかわり!」
「まだ食べるの?」
その後も何度もおかわりして満足した。
洗い物を済ませると、9時を回っていた。
「お前ら、大丈夫か?そろそろ帰らないと。」
「えー、こんな遅くに帰らせるの?泊まらせてよー。」
「泊まるのか?」
「うん。いいでしょ。」
「……お願い、信沢君。」
「……しょうがないな。」
俺は二人を泊めることにした。
3人で交代にお風呂に入った。
「おやすみ。」
「おやすみ。じゃあ、信沢君。私と明日香はこっちの部屋使うから。」
1階のリビングで二人が寝ることになり、俺は自分の部屋で寝た。
「ああ。」
……寂しいな……。
しばらく一人で寝てなかったせいか、無性に寂しく感じた。そして、いつの間にか眠っていた。
「ねえ……ねえってば!」
「ん?」
誰かに体を揺すられて目を覚ました。
目の前に月夜舞がいた。
「あ……?月夜?どうしたんだ?」
「ねえ、相談があるの。」
「何だ?」
俺は眠い目を擦りながら答えた。
「あのね……あんた、明日香のことどう思ってるの?」
「え?本山?……どう思うって……。」
「好きなの?」
月夜舞がストレートに聞いてきた。
「……はぁ?何だそれ。」
「いいから答えて!」
俺は考えた。そして答えた。
「はぁ……別にただのクラスメイトとしか思ってねえよ。」
「本当?明日香のことやけに意識してない?」
少し考えてみた。確かに3人でいるとき、本山を見るとどこか危なげで目が離せない時があるのは事実だった。
「……少しあるかも……。」
「やっぱりね。」
「でも、俺は女として好きなわけじゃないぞ。妹みたいな感じだ。」
「……ふーん。」
「何だよ。」
「別に。もう寝るね。おやすみ。」
「ああ……。」
月夜舞は自分の部屋に戻った。
俺はそのまま眠りについた。
30分後、今度は本山明日香がやってきた。
「信沢君……起きてる?」
「ああ。どうした?」
「私、眠れなくて。」
「……そうか。じゃあ1階に来いよ。ホットミルク作ってやる。」
「あ、ありがとう。」
俺はホットミルクを作って本山明日香に渡し、二人で飲んだ。
本山明日香は下を向いて話し始めた。
「……ねえ、信沢君。」
「何だ?」
「あのさ……聞きたいことがあるんだけど。」
「何だよ。改まって。」
「あのさ……信沢君って……その……舞ちゃんのこと……好きなの?」
俺は驚いた。
「な!いきなり何だよ。」
「……どうなの?」
「……まあ、嫌いじゃねえよ。うーん。」
月夜舞は男勝りなところもあるけど、女っぽい一面もあって、そのギャップにドキッとすることがある。
「……少しはあるかもしれない。」
「本当なの?」
「いや、でもそれはあくまで友達としてだ。」
「ふーん……そう……。」
本山明日香は納得していないような顔をした。
「……まあいいや。おやすみなさい。」
「ああ。おやすみ。」
本山明日香は自分の部屋に戻った。
俺はそのまますぐに眠ってしまった。
翌日、俺たちは何事もなく学校へ行った。
昼休みに二人に呼ばれた。
「何だよ。」
「話があるの。」
「何だ?」
二人が俺の前に来た。
「「私たちと付き合って」」
放課後、月夜舞と本山明日香にそう言われた。
一瞬、何を言ってるのか分からなかった。
「え?」
「だから!私たちと付き合って!」
「……マジで言ってんのか?」
「そうだよ。」
これは……夢か?現実なのか?だとしたらなぜ……。
「なんで?……なんで俺なんだ?」
俺は混乱した。どうして俺なんかに?二人はクラスでも一二を争う美少女だ。とても釣り合わない。それも二人ともなんて……ありえない話だ。
「それはね……。」月夜が口を開き、本山も続けた。
「私たち、信沢君のことが好きになったの。」
二人は顔を赤くしながら告白した。
「だって、あんただけなんだもん。私たちのこと理解してくれるの。友達や教師に話しても、同情するか的外れなこと言うだけで、誰も分かってくれない。でもあんたは違う。あんただけが私たちのこと理解してくれた……だから好きになったの……。」
「私も同じだよ……信沢君だけなんだよ……私たちのこと理解してくれるの……だから好きになっちゃったの……。」
俺は困惑した。確かに二人の話を聞いた。でもアドバイスや慰めの言葉なんて一切かけてない。ただ一緒にいるだけだ。
「別に何もしてないよ……俺はただ聞いただけだ。」
「それでも、私たちには充分だったの……。」
俺は二人の告白を聞いて、少し考えた。
前に二人のことを妹や男友達のようだと言った。でもそれは裏を返せば、一人一人だと好意はないということだ。
だけど二人一緒だと、その好意が倍になった。3人で過ごす時間は心地よくて楽しかった。
二人がいることで、心が満たされる感じがした。だから二人のことが好きになったのかもしれない。
「その……本当に二人同時に付き合ってもいいのか?」
「うん。」
「もちろんだよ。」
「分かった。付き合う。」
二人は一瞬笑顔になったが、すぐに真面目な顔で言った。
俺もそれに応えた。
こうして、俺たち3人は付き合うことになった。
それから俺は二人とずっと付き合った。一緒に手を繋いで帰ったり、映画を見たり、遊びに出かけたりした。とても幸せな日々が続いた。
「ねえ……あんたの家行っていい?」
俺たちは3人で俺の家に行くことになった。今日は両親が二人とも出張でいないからちょうどいい。
家に着くと、宿題をして、料理を作って、お風呂に入った。
「ねえ……頼みがあるんだけど。」
「何だ?」
二人が珍しく俺に頼みごとをしてきた。
「キスしてくれないかなぁ…。」月夜舞が言った。
「は?」
「だって、あんた付き合い始めてからずっとキスしてくれなかったじゃん。だからしてよ。」
「その……信沢君、私も……したいな。」
月夜舞の言葉に本山明日香が乗った。二人の顔は妙に赤かった。
でも二人だ。どうすればいいんだ。
「どっちにすればいいんだよ?」
「別にどっちでもいいけど……あんた、明日香の方がいいの?」
「いや……そういうわけじゃないけど。」
すると月夜舞が言った。
「じゃあ、二人で交互にするってのはどう?そうすれば公平だし。」
それはそうだが……どうするんだ。いきなりキスすることになるとは……。
「じゃあ、分かった。」
俺は近くにいた本山明日香を抱き寄せた。
「んん……信沢君……。」
今度は月夜舞が近づいてきて、俺にキスしてきた。
「ん……んん……。」
二人は顔を赤くした。俺も恥ずかしかったが、二人も同じようで、とても顔が赤かった。
「これで良かったのか?」
「うん。」
「あ、ありがとう……。」
「でも、明日香が先なの?」
「ごめんね、舞ちゃん。」
「だって近かったから…。」
俺たちはどうもぎくしゃくしてしまった。
それから、俺たち3人の仲が深まることはなかった。
確かに3人でいる時は楽しかったが、エロいことをする時は気まずかった。一人と仲良くなると、もう一人との関係が壊れる。俺は二人が仲良くしてくれればいいと思ったが、そう上手くはいかなかった。
ある日、いつものように俺の部屋で3人で宿題をしていると、月夜舞が聞いてきた。
「信沢……エッチしてみない?」
「はぁ?」
「ちょっと、舞ちゃん。何言ってるの?」
「だって、そろそろ付き合って1ヶ月だよ?それぐらいいいじゃん。」
「いや、お前な、そういう問題じゃないだろ。」
「じゃあ、どういう問題なのよ?」
月夜舞がムッとしたように言った。
すると本山明日香も口を開いた。
「舞ちゃん、信沢君の言う通りだよ。そういうのはもっと大事にしないと。」
「何よ。いい子ぶって。」
「舞ちゃん!」
本山明日香が怒鳴った。月夜舞は少し言い過ぎたような顔をした。
「落ち着けよ、二人とも。」
「何よ、いつも明日香の味方して。」
「別に味方してるわけじゃないって。」
俺はそう言ったが、二人はどこかギクシャクしていた。
「一体何が不満なんだ。」
「ファーストキス、明日香が先だったじゃん。」
「別に何でもいいだろ……。」
「……良くない。やっぱり明日香に先越されたのは悔しいの。」
「舞ちゃん……。」
本山明日香が少し悲しそうに言った。
「だから、今度は私だから。」
「その……そう言われてもな。」
すると本山明日香も俺に言った。
「信沢君……舞ちゃんにしてあげて……。」
「おい、なんでお前までだよ。」
本山明日香は寂しそうな顔で言った。
「……だって私も舞ちゃんに悪いと思ってるし。」
「いや、そうかもしんねえけどよ。」
俺は困り果てた。こんなお願いを聞くわけにはいかないが、二人のことを深く悲しませるのも本末転倒だ。迷っていると、二人が言った。
「……ねえ、信沢は私たちのこと好き?」
「……ああ。」
「なら、証拠見せてよ。私としてよ。」
俺は二人に睨まれた。二人の目を見て、どうしたものか本気で悩んだ。
「分かったよ。その……本山、悪いけど今日は先に帰ってくれないか?今度また埋め合わせするから。」
俺は本山明日香に我慢してもらい、後でたくさん好きだと伝えようと決めた。
「嫌だよ。」本山明日香が言った。
「は?」
「明日香もいて。」
月夜舞が言う。
「なんでだよ?」
「私たちは二人恋人なんだよ?だったらどっちも相手してよ。」
「いや、それなんかおかしくないか?」
俺はそう答えたが、二人は納得しない様子だった。本山明日香も言う。
「信沢君、私も舞ちゃんに賛成かな。」
「え?お前までか?」
月夜舞が俺に近づいて言った。
「……私たちはいつも3人一緒だったでしょ。デートだってキスだって全部一緒だった。」
「……そうだ……けどよ……。」
「別に体を重ねたくらいで崩れるような関係じゃないでしょ。だから、舞ちゃんとしたいなら私としてもよ。」本山明日香が言う。
そんな非常識なことはない。でも俺たち3人は元々非常識だ。今さらそんなところで躊躇するわけにはいかない。俺は折れた。
「……分かったよ。」
「信沢……じゃ、決まりね!」
月夜舞はそう言うと服を脱いだ。白い下着姿の月夜舞はとても扇情的だった。彼女は俺の服も脱がせてきた。
「ほら、あんたも早く脱ぎなさい。」
「ああ。」
俺が裸になると、月夜舞が背中側から俺を抱きしめた。柔らかい感触が背中に当たり、心地よかった。彼女は体をすり寄せ、甘い香りが漂ってきた。
「ねえ、信沢……。」
そう言われた瞬間、急に口が塞がれた。唇に湿った感触があり、月夜舞の舌が俺の舌に絡みつく。訳が分からなくなった。
「うう……はふ……。」
しばらくして月夜舞の顔が離れ、彼女は息を荒げて真っ赤になっていた。女ってこうなるんだと奇妙な感情が湧き、純粋に綺麗で美しいと思った。
俺が見つめていることに気づいた本山明日香が、今度は背中に舌を這わせてきた。胸の感触を感じつつ、彼女の手はずっと俺の陰嚢を揉んでいた。
「すごい変な形してるね。」
月夜舞が俺の急所をジロジロ見ながら言うので、照れ臭かった。
「そんなに見なくてもいいだろ。」
「だって、信沢のってこんな形なんだなって。」
月夜舞は恐る恐る俺のペニスに触れ、形状を確かめるようにしていた。するとそれはグンと反り立ち、臨戦状態に。自分でも感心した。
「ビクビクしてる。」
月夜舞は構わず竿を擦ったり剥いたりする仕草をした。彼女が触ってると思うと興奮した。
「……なんか……変な気分になってきたかも。」
月夜舞が俺に向き合って聞いた。
「ねえ、私も触っていい?」
本山明日香が言った。
「ああ…。」
俺が構わないと言うと、本山明日香が俺のペニスに触れ、しごき始めた。他人の指でされるのは初めてで、とても気持ち良かった。
「ねえ、信沢君のって大きいね……こんなんになるんだ……。」
そう言われると少し恥ずかしかったが、本山明日香は続けた。
「それに先っぽから何か出てるけど、おしっこ?」
「いや、違う。」
「ねえ、これおしっこと精液ってどう分けてるの?」
「え……?感覚で……。」
「分からないの?」
「そりゃ……やっても分かんないだろ。」
二人は俺のペニスに触りながら考えていた。少量の精液がついていて、月夜舞と本山明日香が指ですくって匂いを嗅いでいた。
「なんかちょっと生臭いね。」
「うん、臭い。」
「でも、なんか癖になりそう……。」
二人はそう言った。そして月夜舞が俺に言う。
「ねえ、私、信沢の舐めていい?」
「え?」
「本気なの?舞ちゃん。」
「うん……ダメ?」
「……ああ、いいぞ、別に。」
俺が許可すると、月夜舞は俺のペニスに顔を近づけ、先端を口に含んで舌で舐め回した。その感触が気持ちよくて、思わず声が出てしまった。
「ふふ、気持ちいいんだ……信沢。」
俺は返事をせず、月夜舞の髪を触りながらキスした。彼女は嬉しそうに舌を絡めてきた。
月夜舞が口を離すと、こう言った。
「ねえ……明日香も舐めてよ。」
「え?でも……。」
少し躊躇する本山明日香に月夜舞が言った。
「大丈夫だよ。不味いけど。」
本山明日香は困惑しながら俺の睾丸に手を触れた。その刺激が強烈で、思わず声を上げた。
「うぉ!」
彼女はさらに激しく舐め回し、口の中で舌を使って転がしたり吸ったりを繰り返した。快感が凄まじく、腰が浮いてしまった。
「うぉ!」
本山明日香はさらに激しくしごき始め、二人同時に俺を刺激した。快感が限界に達し、
「やばい!出る!」
俺がそう言うと、二人はさらに激しくした。そしてついにその時が来た。ドクンと脈動しながら大量に放出し、本山明日香が口で受け止めてくれた。そして飲み込んだ。
「ん……。」ゴクリ。
「おい、大丈夫か?」
俺が聞くと、二人は少し苦しそうな顔をした。本山明日香が唐突に言った。
「う、うん、大丈夫。」
「すごいじゃない、明日香。」
「う、うん……苦い。」
「ほんとすごい。」
二人がそんなことを言っていると、
「まだ元気だね。」
俺のペニスはまた天を向いていた。まだいけるかと思うほどだった。
「じゃあするよ。」
月夜舞はコンドームを出して装着した。
「これでいいの?」
「ああ、いいと思う。」
「分かった。じゃあ始めるね。大丈夫だけど優しくしてね。」
「ああ。」
俺は月夜舞をベッドに横たわせ、上に覆い被さった。
「いくぞ。」
「う、うん。お願いだから優しくしてね……。」
俺はゆっくり挿入した。月夜舞の中は温かくてヌルッとしていて気持ち良かった。一番奥に達したところで一旦止まり、彼女の様子を伺った。
「大丈夫か?」
「うん……動いていいよ。」
俺はゆっくり腰を動かし始めた。痛がるかと思ったが、月夜舞は気持ちよさそうだった。
「あっ!そこっ!」
彼女が反応したところを重点的に攻めると、大きな声で喘ぎ始めた。
俺はさらに激しくし、乾いた音と水音が響いた。それが興奮を煽り、速度を上げた。とても淫靡な光景だった。
月夜舞は俺のペニスを締め付けるようになり、俺も限界を迎えそうだった。
「信沢!!」
彼女が体を起こし、そのまま騎乗位になった。体重がかかり、さらに深く突き刺さる。
月夜舞は苦しそうな顔をしたが、俺は構わず動き続けた。まるで獣のようだった。
「あっ!信沢、ダメっ!」
俺は無視して腰を打ち付け、
「信沢、そろそろイキそう!」
彼女が言うと同時に、俺も大量の精子を放出した。
痙攣しながら月夜舞の小さな体が揺れ、精液を出し切った後、ペニスを引き抜いた。コンドームには大量の精液が含まれていたが、俺のペニスはまだ勃起していた。
「信沢、すごい!まだこんなだよ!」
「ああ、俺も驚いてる。」
コンドームを付け替えていると、本山明日香がすり寄ってきてキスしてきた。舌が入り、そのまま押し倒された。
「さあ、いくぞ。」
俺はゆっくり挿入した。ヌルリとした感触の中、全て入ると本山明日香が声を上げた。
「あぁ!!」
彼女も苦しそうだったが、俺は動き始めた。締め付けが強くなり、すぐに出そうだった。
「おい、大丈夫か?」
「う、うん……大丈夫だけど、ゆっくり動いて……。」
ゆっくり動かすと、
「あっ!そこっ!」
良い場所が分かったので重点的に攻めた。
「ねえ、明日香、ここ気持ちいいよね?」
月夜舞が見て聞いてきた。
「う、うん。でも、恥ずかしい……。」
「ふふ、可愛いー、明日香。」
二人の姿は妖艶で背徳的だった。俺はさらに激しく動いた。
「あっ!信沢君、激しすぎぃ!!」
それでも止めず続け、ついにその時が来た。
「あっ!出るっ!!」
大量に放出し、本山明日香も絶頂を迎えた。
「あぁ!信沢君、私もイッちゃう!!」
ビクビクと痙攣しながら果てたが、俺はまだ満足していなかった。
「ダメぇ!!今敏感だからぁ!」
構わず続け、彼女の喘ぎ声が響き渡る中、再び限界を迎えた。本山明日香が締め付けてきた瞬間、俺は果てた。
「信沢君、出てるぅ!!」
全て出し切って引き抜くと、コンドームに大量の精液が入っていた。
「すごい量だね。」
「ああ、そうだな。」
「なんかすごい恥ずかしいね。」
「明日香、凄かったよ。」
「やめてよぉ〜。」
二人の会話を聞きながら、この光景が異様で愛おしいと思った。
恋人が一人より二人の方が何倍も愛おしい。二人が揃う特別な関係だからこその感情だ。この情景に特別感を感じた。
「なあ、二人ともいいか?」
「ん?どうしたの?」
「なんか俺……二人が好きみたいだ。」
「は?」
「へ?」
二人は同時に驚いた声を上げた。俺は続けた。
「二人が俺の彼女って状況が……特別で最高だ。この環境がずっとこうしていたいって思うくらい。言葉じゃうまく言えねえけど……とにかく好きだ!好きなんだよ!」
二人はポカンとした表情で顔を見合わせていた。
「ねえ……舞ちゃん。」本山明日香が言う。
「……何?明日香。」月夜舞が返す。
「信沢君、エッチしてからずっと様子が変になっちゃったね。」
「そうだね……どうしたんだろう……。」
二人は困惑していた。
「好きなんだよ。な。」俺は二人に向かって言った。本山明日香はクスッと笑い、こう言った。
「私たちも信沢君が好きだよ?」
「うん、好きだけど。」
「二人が好きなんだ。いいか?」
「うん、私も信沢君が好き。」
「私も好きだよ。だから大丈夫なんだよ。」
「……そうか、良かった……。」
俺は安心してベッドに横たわった。二人は俺の横に寝転がり、すぐに眠りについた。俺は二人を抱きしめながら眠った。
その後、俺たちは何度かセックスをした。一人だけでする時もあったし、二人同時にすることもあった。でも大抵は3人でした方が楽しかった。
そして、卒業のシーズンが近づいてきた。
「いよいよ卒業だね。」
俺たちは結局同じ大学に行くことにした。勉強の成果もあり、国立大学に合格できた。
さらにこの大学には変わった奨学金制度があった。『特別少子化対策奨学金』というもので、若年層の結婚と子育てを支援し、少子化対策に資することを目的としている。
「この奨学金の条件がね……『大学4年間の間に子供を作る』ってことなんだよね……。」
「うん、そうだね。」
「……ってことは?」
「ねえ、作らない?赤ちゃん。」
「「え?」」
「だって、赤ちゃんできれば入学金と授業料免除してくれるんでしょ?ちょうどいいじゃん。」
「確かにそうだけど……。」
「それに私、もう信沢君の赤ちゃん欲しいもん。いつも抱かれてる内に信沢君の赤ちゃん欲しいって思うようになったし。明日香は?」
「私は……うん。信沢君との赤ちゃん欲しい。信沢君の赤ちゃんなら可愛いと思うし。」
「そうか?俺に似たら可愛くないと思うぜ?」
「そんなことないわ。信沢だって可愛いわよ。」
「うん、そうだよ。可愛くないなんてありえないよ。」
本当か?実感が湧かない。柔道やってるゴリゴリの男から可愛い赤ちゃんができるなんて想像できない。
でも二人が俺の子供が欲しいと言うなら、やってみるしかない。
「分かったよ……じゃあ頑張ってみるか。」
「やった!」
「うん、そうだね!」
俺たちは日時を決めてセックスすることにした。まずは本山明日香が先だった。
俺は本山を家に呼んだ。
「今日、排卵日ってやつなんだって。」
「そ、そうか。確率が高いなら、やってみようか。」
「うん、頑張るね。」
俺たちはいつものように裸になった。本山明日香が俺のペニスを手で掴んできた。
「信沢君……早く欲しいな……。」
俺はコンドームを着けず、生で挿入した。すでに濡れていたのでスムーズに入ったが、やはりきつかった。ゆっくり動かすと馴染んできたのか、動きやすくなってきた。
速くしていく内に俺も限界を迎えそうになり、一旦止めた。
「ねえ、まだ出しちゃダメだよ?もう少し待って?」
「ああ、分かったよ。」
再び動き始め、ゆっくり動かすと本山明日香も感じ始めたようで甘い声を上げた。
「あっ!あんっ!」
「気持ちいいか?」
「うん、すごくいいよぉ。」
俺はペースを上げ、彼女が絶頂を迎えそうになると体が震え始めた。
「あっ!イクッ!!」
大きく跳ね上がり、俺は根元まで入ったところで一旦止めた。
「信沢君、動いても大丈夫だよ。」
ゆっくり動き始め、徐々に速くした。パンッ!パァン!と音が響くほど激しくなり、
「ああ!信沢君!好きぃ!」
「俺もだ。」
子宮口に亀頭が当たった瞬間、凄まじい快感に襲われた。
「いい、良いよ!信沢ぁくん!」
さらに激しく動くと、
「信沢!私、もうダメぇ!」
「行くぞ!孕め!」
「あぁぁ!!」
本山明日香が絶頂を迎え、俺も同時に果てた。大量の精液を送り出し、彼女の腰が俺の陰茎の痙攣に合わせて動いた。
ビクッビクッと痙攣し、俺は思い切り突き上げた。
「あっ!イクぅー!」
絶頂を迎え、俺も再び射精した。全て出し切って引き抜くと、膣内に大量の精子が残っていた。
「すごい量だね……。」
「ああ、そうだな。」
「一杯出たねぇ……赤ちゃんできるかな?」
「ああ……きっとできるさ。」
本山明日香は嬉しそうな顔で俺にもたれかかってきた。
「ねえ、もう一回しよう?」
妖艶な笑みを浮かべたので、俺はそれに応えて再びピストンを始めた。
その後何度も重ね合い、落ち着いた頃には朝になっていた。
数日後、今度は月夜舞が俺の部屋にやってきた。
「信沢、いる?」
「ああ、入ってくれ。」
茶を出したり談笑したりして時間を潰した。すると月夜舞が口を開いた。
「ねえ、信沢……お願いがあるんだけどいい?」
「何だ?言ってみてくれ。」
「あの……私、今日排卵日なの。」
言い淀む様子を見て、俺は察した。
「……俺とセックスしたいのか?」
顔を真っ赤にして小さく頷いた。
「……分かったよ。だけど無理するなよ?」
俺たちは服を脱いでいった。
「じゃあ……お願い。」
月夜舞をベッドに押し倒し、キスをして胸を揉み始めた。
「んっ……。」
喘ぐ彼女を見てさらに興奮し、ブラジャーを外して乳房を口に含み、乳首を吸ったり甘噛みしたりした。彼女は感じて喘ぎ声を上げ、その姿が可愛かった。強く吸うと、快感で震えながら俺の頭を抱きしめてきた。
「あっ!信沢君、そこダメェ!」
乳首が弱いようなので重点的に攻めると、ビクビクと痙攣し、絶頂を迎えたようだった。
「大丈夫か?月夜?」
荒い息をしながら俺を見て、
「うん……。次は私がするから。」
俺のペニスを見てクスリと笑うと、亀頭に優しくキスし、ゆっくり口に含んだ。舌を動かし刺激を与えてくるのが気持ち良かった。
しばらく舐めた後、手で扱いてきた。すぐに果てそうになり、彼女が激しくしゃぶると我慢できずに出してしまった。大量の精子が口から垂れ、それを飲んだ彼女は嬉しそうだった。
「信沢、もう我慢できないよ。」
俺は月夜舞を押し倒し、キスして胸を揉んだ。
「ひゃっ!そこぉ!敏感だからぁ!」
顔を真っ赤にして恥ずかしがる姿が可愛く、意地悪したくなった。
「ここも弱いんだろ?」
股間に手を入れて直接触ると、すでにぐちょぐちょで、指を少し入れただけで音がした。
「恥ずかしいよぉ。」
彼女は素直に足を開き、女性器がヒクついていた。俺は顔を近づけて舐め続けた。
「ダメェ!そこは汚いよぅ!」
最初は嫌がっていたが、快感が上回り、甘い声を上げ始めた。激しく責め立てると、潮を吹きながら果てた。
俺は女性器に陰茎を押し当て、一気に貫いた。
「ああ!信沢!」
彼女はしがみつき、愛おしくて頭を撫でると嬉しそうな顔をした。
ピストンを始めると、月夜舞は激しく乱れた。
「あっ!信沢!好きぃ!」
キスをして強く抱きしめると、彼女も強く抱き返し、舌を絡ませた。濃厚なキスをしながら腰を動かし続け、彼女の膣が締まった瞬間、俺も限界を迎えた。
子宮口に亀頭がぶつかり、凄まじい快感に襲われ、そのまま中に出した。
「ああ!イクゥウウッ!!」
大きく痙攣し、脱力した彼女の女性器から大量の精子が流れ出た。
「一杯……出たね。赤ちゃんできるかなぁ?」
「ああ、きっとできるさ。」
しばらく休み、抱き合って眠った。
翌朝、目を覚ますと裸の月夜舞が隣にいた。再び興奮し、抱き寄せて行為に及んだのは言うまでもない。
その後も何度も重ね合った。
1ヶ月後。
「できたよ。」
「できました。」
本山明日香と月夜舞が妊娠検査薬を見せてくれた。陽性の印がしっかりと出ていた。月夜は嬉しそうに言った。
「良かったな。」
俺が返すと、二人は喜んだ。
「これで3人とも学費免除だね。」
「でも、これからが大変だねぇ。」
確かにその通りだ。お金や学校への報告など、やることは多い。でも俺は平気だ。みんなで協力して乗り越えられるし、一人じゃないから。
「大丈夫さ。」
俺は笑顔で言った。
「うん!そうだね!」
「うん!信沢君、これからもよろしくね。」
俺たち3人は笑い合った。これから色々なことが起こるだろうが、力を合わせて乗り越えられるだろう。
そう思いながら、俺は二人を優しく抱きしめた。
おわり