同級生のように、塾に通うことのできない隆成は、必死で勉強した。
母の智子が、美人の家庭教師を連れて来る。
合格率百パーセントで、合格した場合のみ料金を取るという未海は、独特の指導法で隆成を導く。
それは、ある「約束」を伴うものだった。
近野隆成(18)高校三年生
有倉未海(22)女子大生
近野智子(48)隆成の母
※ノクターンノベルズ様、pixiv様にも掲載しています。
「
夕食を食べながら、母の智子が嬉しそうに隆成に話しかける。
「母さん、家庭教師なんて、いらないよ。俺、頑張るから」
隆成は、女手一つで育ててくれた母に早く楽をさせたかった。
高校を卒業したらすぐに働くつもりだったが、学力が高かったので、周りは進学を強く勧めてきた。
母も強く望んだので、今は国立大学で奨学金を得るために、必死で努力している。
確かに、同級生のように塾や、講習に行けないハンディキャップは、ある。
だが、自分ならやれると思うし、やってやるという気概もある。
「それがね、隆成。その家庭教師は、合格率百パーセントなんだって!」
隆成はその話を聞いて、怪しいと思った。
受験に百パーセントなんてありえない。どんなに努力しても、当日のトラブルや体調や精神状態で、結果がでないことは、ある。
「母さん、俺の為を思ってくれるのは嬉しいけど、大丈夫だから」
家計が苦しいのは事実だし、母に無理をさせるくらいなら、自分が頑張ればいいだけだ。
「万が一不合格だったら、授業料は取らないんだって」
隆成は驚いた。相当な自信がなければ、そんなことは言えないはずだ。根拠はあるのだろうか? 合格率の話といい、胡散臭すぎる。
「一度、話だけでも聞いてみない?」
テーブルを挟んで向かい合った女子大生は、長い黒髪に、切れ長の眼をしたクールな美人だった。
しかし、隆成を落ち着かなくさせているのは、清楚なワンピースを押し上げている豊かな胸の膨らみだった。
微かに甘い女性の香りが漂い、隆成の鼻腔をくすぐる。
「有倉
隆成が未海に対してクールな印象を持ったのは、その風貌だけではない。この年齢の女性が自然とするように微笑んでいない事に気づいたからだ。
「お母さま。私は過去三年間、指導してきた生徒すべて合格させてきました」
その言葉には自慢も気負いも感じられない。事実を淡々と述べているだけだ、という雰囲気だ。
「ただ、私の指導法は、独特です」
母が興味を持ったのか、身を乗り出すのを隆成は眼の端で捉えた。
「私と生徒さんの間で『約束』をします。最後まで『約束』を守った生徒さんは、必ず合格しています」
「先生、その『約束』って何でしょう?」
母が興味津々といった感じで尋ねる。
「お母さま。それに関しては、教えかねます。ご理解ください」
未海が軽く頭を下げる。
「その『約束』に関してですが、生徒さんが『約束』を破った場合、その時点で契約は解除、となります」
母は特に疑問を感じないのか、微笑みを顔に張り付けたまま未海の話を聞いている。
部屋の空間に、未海の残り香が漂っている。
「隆成、どうする?」
にこやかな表情で母が尋ねてくる。
母は不安なのだろう。合格率百パーセントという言葉に縋って安心したいのだろう。
そして一番大きいのは、家計の苦しい中、合格後の支払いでいい、ということだ。
「母さん、俺、あの先生にお願いしようかな……」
母を安心させるためだ、と隆成は自分に言い聞かせる。決してクールな美人の女子大生に惹かれたわけではない。
隆成の部屋に、初めて母親以外の女性がいる。
未海はタイトなスカートにセーター姿だった。
セーターは豊かに膨らんだ胸の形をくっきりと
隆成は未海をまともに見れずに、視線をそらした。
母はパートで不在だ。美しい女子大生と部屋に二人きりというシチュエーションが、隆成の胸を昂らせる。
股間がもぞもぞと膨らみだした。
(まずい、こんな時に!)
隆成は焦るが、きつめのジーンズを穿いていたので、安堵した。勃起してもテントを張ることはないだろう。
実は隆成は、勉強に集中するために、毎日欠かさずオナニーをしていた。
勉強机のすぐ横にベッドがある。先日未海と面接して以来、このベッドで裸の未海と絡んでいる妄想で何度も抜いた。
「近野隆成」
未海が母が用意してくれた先生用の椅子に座って、隆成の名を呼んだ。
「これから、週一回、私が指導にくる」
未海の視線の圧が強い。隆成は眼を逸らしそうになったが、ちゃんと向き合え、という雰囲気を未海が醸している。
「そこで、私と『約束』してほしい」
破ったら契約解除となる『約束』だ。一体どんなものだろう、と隆成はずっと気になっていた。
「絶対、オナニー、するな」
「えっ……?」
時間が止まった、気がした。
隆成は、美人の女子大生が口にした言葉が脳の中で意味を結ぶまで眼を丸くして固まってしまった。
「じゃ、始めようか」
未海が髪をかき上げる。
「ちょっ、と……今、先生なんて……」
「は?」
未海が鋭い視線で隆成を射る。
「今、オ……ナ、とかなんか、変なこと……聞いた、気がして」
隆成は、動揺しながら未海と向き合う。
「オナニーするなと言った」
はっきりと言い切る未海に、隆成は思わず息を吞んでしまう。
「約束」を破ったら、契約解除だという。ということは、受験が終わるまでオナニーはできないのだ。
確かに、こんな約束では母には教えられないだろう。しかし、こんな美女と毎週勉強して、オナ禁できるのだろうか?
「始めないのか?」
冷徹な未海の言葉に、隆成は我に返った。
「え……っと、何から始めましょうか?」
「自分で決めろ」
未海は学習内容までは指導してくれないようだ。当然、自分の弱点と課題はわかっている。
「じゃ、数学でお願いします」
未海は黙って頷いた。
沈黙がしばらく二人の間に漂う。
「あの……先生……」
隆成がおずおずと尋ねる。
「何を、すればいいでしょうか?」
「は? 自分で決めろって言っただろ」
隆成の頭に疑問符が浮かんだ。自分で勝手に進めるのなら、家庭教師の意味がないのではないか?
そんな隆成の疑問を察したのか、未海は隆成の胸を打ち抜くような言葉を放った。
「誰が勉強を教えるって言った?」
「えっ……」
隆成は言葉を失った。
「私の仕事は、契約した生徒を合格させることだ。勉強を教えて欲しいなら、他をあたれ」
結局、時間のあいだ隆成はいつもの受験勉強をしているだけだった。
ただ、違うのは美人の女子大生がすぐ横にいることだ。
勉強を教えない家庭教師なんて、意味ないのでは?
このまま合格して、女子大生に報酬を払うのは無駄ではないか?
大体、オナ禁で毎週こんな美女に会うなんて生殺しではないか?
隆成は、何度も回している基礎的な問題集を解きながら、同時に脳内で様々な想いを交錯させていた。
その間にも、未海が足を組み替えたときに覗く黒タイツに包まれた腿や、髪をかき上げたときのうなじ、そして時折「ふう」と息を吐くときに尖る艶めかしい唇を、隆成は眼の端で捉えてしまうのだった。
せっかく喜んでいる母には申し訳ないが、これでは自分で勉強しているのと変わらないので、家庭教師を断ってもらおう、と隆成は思った。
「どうだった、隆成」
母が未海のことを訊いてきた。いつものにこやかな笑顔の母。
「うん……いい先生だと、思う」
隆成は、先ほど決意した思いと逆のことを呟いた。
冷静に考えれば、オナ禁なんて言っても、こっそりすれば未海にはわからない。
それよりも、週一度、美女を横に侍らせて勉強するのも、受験勉強のアクセントになっていいのでは、と隆成は思い直した。
思えば、女性とは付き合ったこともなく、同級生でも必要以上のことを話したことなんて、なかった。
学校中見回しても、こんな美人はいない。
女子高生には無い成熟した女の魅力に、隆成の胸が昂っていた。
次の週、部屋に入るなり、未海は鋭い視線で隆成を刺す。
匂いを嗅いだのか、鼻を少し動かした。
向かい合った未海が言う。
「隆成、お前、オナニーしたろ」
こっそりすれば分かるわけがない、と思っていた隆成は動揺する。
「いえ……してません……」
自分の声が裏返ってしまうのでは、と思いながら否定する。
「噓つけ……毎日毎日しやがって……」
なんで未海はわかってしまうのだろう?
図星を突かれた隆成は口をあわあわさせてしまう。もう言い逃れはできない。
「契約解除、だな……」
未海が背を向けた。
「待って下さい!」
ドアノブに手をかけた未海に向かって隆成が叫ぶ。
「約束守らなかったのは、事実です……言い訳はしません……」
未海は冷たい眼で次の言葉を待つ。
「母が……母を、がっかりさせたくないんです! もう一度……もう一度だけ、チャンスをくれませんか? お願いします!」
腰を折り、頭を下げた隆成に、未海が言葉をかけた。
「わかった。お母様に免じてチャンスをやろう。だが、次はないぞ……」
その次の週、部屋に入ってきた未海は、何も言わずに席についた。
この一週間は、隆成にとって地獄だった。いつもオナニーで自分をリラックスさせて勉強の能率を上げていたのだが、それを禁じられた。
嗅覚が鋭いのか、他になにか特別な能力があるのか、未海にはオナニーしたことがわかってしまうらしい。
今まで未海と関わって来た受験生は、みなオナ禁を貫くことで合格した、ということだろうか?
「隆成。こんどの期末テストの目標点数は?」
突然、未海が訊いてくる。オナ禁での苛立ちから、隆成は少し皮肉をこめたニュアンスで応えた。
「勉強は教えないんじゃなかったんですか?」
未海は表情を全く変えない。皮肉は通じなかったようだ。
「もちろん、教えない。だが、『指導』はする」
隆成は少しずつ未海のやり方が見えてきた気がした。オナ禁という縛りで、モチベーションをコントロールしていくのだろう。
だが、人は禁欲だけで高い成果を上げ続けることができるのだろうか?
「平均九十点以上を目指します」
隆成の学校は偏差値も高めで、定期テストのレベルもかなり高い。平均九十点超えれば学年上位十番には入れる。
「それじゃ、ダメだ」
未海が冷たい眼で見つめて来る。なるほど、自分の学力を伸ばすためには、少し負荷をかけた方がいいということだ。
「じゃあ、平均九十三点で」
これなら、学年トップスリーは間違いない。
「百点、だ。全教科、百点獲れ」
未海の言葉に隆成は自分の耳を疑った。
「無理……です」
隆成は、そもそもテストで百点なんて一度も取ったことはない。それを全教科百点など考えも及ばないことだ。
「挑戦する前に、降参するのか?」
今までは未海の鋭い視線の圧に押される隆成だったが、反発の意を込めて睨み返した。
「学校のテストレベルで狙った成果を出せずに、最後の受験という勝負で結果が出ると思うか?」
確かに、未海の言うことは最もだった。
「やるのか、やらないのか?」
「やります」
隆成の胸に静かな火が灯った。
それからの二週間、隆成の集中力は一気に高まった。
全教科百点。これを実現するためには、今までと同じやり方、同じペースでは絶対無理だ。
美人だからといって、無茶を押し付けてきた未海を見返してやりたい、という気持ちも強い。
指導に来た未海に二回会ったが、隆成は存在を意識することなく、自分の勉強に集中した。
オナ禁のことなど、どうでもよかった。そもそもオナニーしている時間も惜しい。
「隆成、期末テストの結果は?」
未海はいつものクールな表情で訊いてくる。
隆成も表情を変えずに、黙って結果が書かれた紙を未海に渡した。
「隆成。やったじゃないか!」
眼を上げた未海が微かに口角を上げた。微笑んでいると言えばそう見えるような、微妙な表情の変化だ。
それよりも隆成は初めて未海に褒められたことで胸が、じん、と震え涙が滲んできた。
全教科百点。
自分にはできっこない、と思っていた。
未海に対する反発もあった。だが、自分が努力して結果を出したという事実は変わらない。
「よし、出せ」
一瞬、緩んだような表情を見せた未海は、いつものクールな顔に戻って言った。
「は?」
隆成は、未海の意図が読めず、固まってしまう。
「早く、出せ」
何を出せと言われているのかわからない隆成は固まったままだ。
「チンコ、出せ」
未海が隆成のズボンのファスナーを下ろし、細くて綺麗な指で、赤黒い肉棒を引っ張り出した。
驚きで眼を丸くしている隆成に構わず、しゃこしゃこと手で肉棒を扱き始めた。
あっという間に膨張し、猛々しく反り上がった肉棒の先を見つめている未海。
ちらりと綺麗な瞳で隆成の表情を窺う。
(先生が……俺の……チンコをっ!)
初めて女性に握られた性器が、びくっ、びくっ、と蠢く。
自分の手でする刺激とは全く違った異次元の感覚。
(あ……っ……気持ち、いいっ!)
隆成は思わず顎を反らして眼を閉じる。
夢ではないかと思い、再び眼を開けて未海を見る。
無表情で陰茎に視線を向けながら、白い指で赤黒い剛直を扱き続けていた。
「あっ……ダメだっ……で、
隆成は下腹部に迫り上がる射精欲を抑え込もうと肛門に力を込めるが、未海に与えられた圧倒的な快感に、一気に沸点を越えてしまう。
「先生っ! で、射精るっ、射精ちゃうっ!」
びゅくっ、びゅっ、びゅるるるっ、びゅううぅ、びゅううっ、とこの一月あまり溜め込んでいた濃厚な精液が一気に放出された。
その直前、ベッドサイドテーブルの上にあったボックスティッシュを、未海は左手でさっさっ、と引き抜いて、隆成の鈴口を塞いでいた。
大量の精液でみるみる湿ってきたティッシュに、さらにティッシュを重ね、隆成の情欲の汁を丸め込む。
抑えきれない射精で、未海にぶっかけてしまうのでは、と焦った隆成は、安堵した。
未海は精液を吸い込んだティッシュの塊りをゴミ箱に投げ込み、さらにティッシュで亀頭をくるむと、右手で肉棒をぎゅっ、と握り尿道に残っていた残液を絞った。
手慣れた感じで処理を終えた未海は、呆然とする隆成をいつもの冷たい眼で見つめていた。
「仕舞え」
隆成に手コキをしている間無言だった未海が口を開く。
真夜中のベッドに横たわり、隆成は寝付けないでいた。
胸はじんじんとした幸福感で満ちている。
美人の女子大生が、手でペニスを扱いてくれた。至福の瞬間を隆成は何度も何度も脳内再生し続けた。
射精後だいぶ時間が経った今も、肉棒は痛みを感じるぐらい硬直している。
何度もペニスに手を伸ばしたが、隆成はなんとか抑えた。
テストで全教科百点という、これ以上望むべくもない結果を出した。
隆成の努力の成果ではあるが、未海が提案しなければ、そもそもこの結果はなかった。
さっきの手コキは、ご褒美なのだろうか?
また頑張って結果を出せば、もう一度してくれるのだろうか?
次の週も、そしてその次の週も、未海は黙って隆成の勉強を見つめるだけだった。
あの手コキは何だったのだろうか? 未海の気まぐれ? また同じことを期待してはダメなのだろうか?
期末テストで、想像以上の結果を出したことで、未海が隆成のペニスを握ってくれた。
同じように、何らかの結果を出さなければ、再び手コキをしてもらうことはできないのだろうか?
隆成は傍に座っている美人の女子大生を眼の端で捉えながら、考えを巡らせた。
もちろん、学力を高レベルに維持するために、いつも以上に受験勉強に集中はできている。
だが、あの至福の瞬間をもう一度、という想いが募っているのも事実だ。
「隆成。全国統一模試は受けるのか?」
未海が突然尋ねてくる。
(キター!)
隆成は心の中でガッツポーズする。
ここで結果を出せば、また手コキをしてもらえる。
「受けます……」
即答したら、何かを期待していると思われるので、隆成は、たっぷり間をおいて返事した。
「そうか」
未海は、興味なさそうな口ぶりで応えた。
(あれ? なんか前とは雰囲気が違うぞ?)
未海は、達成目標を聞いてくれない。これではご褒美の手コキはしてもらえそうにない。
「志望校の合格判定Aをめざします!」
隆成は訊かれてもいないのに、思わず力が入った言葉で宣言した。
「そうか」
未海の返事はそっけない。
「今のお前なら、A判定は余裕だろ」
模試の結果を未海に渡した。
美人の女子大生がしてくれた手コキは、やはり気まぐれだった。
あれからひと月半が過ぎ、隆成はただ横で勉強を見守るだけの未海にエッチな期待をするのを諦めた。
正直、学力は未海が来てから一気に向上して高いレベルを維持できている。
全国統一模試でもA判定が余裕で出た。
「隆成、よくやった」
未海は口角を少しあげた。見方によっては微笑みと言っていい、僅かな表情の変化だ。
隆成の胸が少し疼いた。結果が出て、未海が褒めてくれる。だが、こんな想定内の結果では「ご褒美」はないだろう。
「出せ」
「えっ?」
隆成は思わず裏返った声を出してしまった。
「早く、出せ」
「いいんですか?」
隆成は胸を昂らせながら、未海に訊いた。
「お前が自分で決めた目標を、自分の力で達成したんだ。誇っていい」
未海は淡々と表情を変えずに言う。
だが、隆成は、いかにもご褒美を期待していました、とばかりすぐにチンコを晒すのを躊躇った。
すると、未海が手を伸ばし、ファスナーを降ろして赤黒い陰茎を取り出した。
期待で一気に硬直した肉棒は猛々しく反り返り、天を指している。
未海の細くて綺麗な指が、肉棒の根元に添えられ、隆成は腰を小刻みに震わせた。
未海は俯いて前髪をかき上げると、舌を伸ばして隆成の亀頭を弾いた。
(えええっ?)
思わず腰を浮かせる隆成。
未海は、にゅるっ、と亀頭を唇に含む。
「ああんっ!」
隆成は女の嬌声のような高い声をあげてしまった。
温かなぬめりに包まれた陰茎は、未知の刺激に、びくっびくっと蠢く。
未海は頭を落とし、肉棒を根元まで含み込んだ。
(先生がっ……俺の、チンコを……咥えてるっ!)
美女の女子大生が、頬を窄め、唾液と舌を絡めながら、肉棒を刺激する。
ビジュアルだけで逝ってしまいそうなのに、未海は首を上下動させてさらに刺激を加えてきた。
「くっ……ううっ!」
今にも暴発しそうな下腹部の疼きを、隆成は必死に堪えた。
この至福の瞬間を、眼に焼き付け、肉に刻み込んでやろうと、射精欲を抑え込む。
ぐちゅっ、じゅぽっ、と未海の唇から淫らな音が漏れている。
(ああっ……たまんないっ……ダメだっ、耐えられないっ!)
今にも震えて抜けそうになる腰を、肛門に力を入れて必死に堪える。
だが、すでに我慢の限界は超えていた。
「先生えぇっ! 射精ちゃううっ!」
無意識の内に隼人は両手で未海の頭を抱え込んで、喉元まで刺した肉棒の先から精液を放った。
「んんっ……んっ、んっ……んんんっ!」
次々と未海の喉に白濁液が流し込まれる。未海は苦し気に呻き、隆成の情欲の液体を呑み込んだ。
長い射精が終わっても、肉棒は未海の口の中で空撃ちしながら蠢いていた。
(うわあぁ……先生の口に射精しちゃったよ……)
ベッドに横たわりながら、隆成はにんまりとした笑顔が止まらない。
肉棒を咥え込んだ未海の表情と、温かい滑りに包まれたペニスの感触をなんども脳内再生した。
今回、全国統一模試で志望校の合格判定Aを目標にした。
正直、期末テストで全教科百点のときよりは、容易い目標だった。それでも未海は、自分で立てた目標を達成したのだから、誇っていい、と褒めてくれた。
それにしても、フェラチオなんて、と隆成は思う。
手コキ、フェラ、と来たら、次は? まさかセックス?
隆成の妄想が暴走し始めた。
だが、年が明けると、もう目標とするのは受験本番しかない。
合格したら、最後のご褒美があるのだろうか? いや、そもそも未海の指導は受験前に終わってしまう。
隆成は妄想を振り払って、寝ようとした。
だが、未海の顔をどうしても思い浮かべてしまう。
詳しくは尋ねてないが、未海は他にも生徒を指導しているに違いない。
その生徒にも、手コキやフェラをしているのだろうか?
いくら報酬のためとはいえ、複数の高校生男子に、性的奉仕をすることなどあるのだろうか?
他の男子生徒のチンコを咥えている未海を想像した隆成は、胸が騒めいた。
(絶対ヤダ! 先生が他の男にしているなんて!)
自宅で自習しながらも、隆成の頭の片隅には常に未海の顔が浮かんでいた。
ベッドに入ると、肉棒が硬くなり、何度も手を伸ばしそうになるのを隆成は必死で堪えた。
「先生、ちょっといいですか?」
隆成は未海の眼を見て尋ねた。
「なんだ?」
今まで、何度か世間話のようなものを隆成から持ち掛けたが、「勉強に集中しろ」と未海に遮られていた。
「先生は、他にも生徒を指導してますよね?」
未海は無言で隆成を見つめる。
「その質問には、答えない」
「他の生徒にも……その……して、るんですよね?」
「余計な詮索を、するな」
未海はいつもの冷たい眼で、これ以上訊くなというオーラを発している。
いつもの隆成なら、ここで黙ってしまう。
だが、未海に会えなかったこの一週間、隆成が心の底で煮詰めてきた想いが溢れ出す。
「先生……俺、先生が好きなんです……」
未海が微かに息を呑んだ音が聞こえた。
「俺、先生に会えて、指導してもらって、本当に良かった……」
未海の瞳がいつもの冷徹さから少し揺らいだように見える。
「俺、絶対合格します……そしたら、俺と付き合ってくれませんか! お願いします!」
未海に向かって隆成は頭を下げる。しばらく無言の間が続いた。
「私と隆成は、先生と生徒だ……」
隆成の胸に冷気が吹き込んでくる。
「それ以上でも、以下でも、ない……」
未海が帰った後、夜中のベッドで隆成は胸が、じん、とした哀しみで充たされた。
もともと家庭教師と生徒の関係でしかなかった未海。
隆成が頑張って結果を出したことで、手コキとフェラチオまでしてくれた。
報酬のためとはいえ、ここまでするのだろうか?
冷静に考えれば、未海のような美女を周りがほっておくはずがない。
隆成は、他の生徒に嫉妬したが、大学には彼氏がいるのかもしれない。
手コキもフェラも無表情で淡々と作業のようにこなした未海。
だが、もしセックスしたのなら、甘い声で乱れるのではないか?
このベッドで、裸の未海と絡み合い、この肉棒で貫き、未海を啼かせたい。
隆成の肉棒は猛々しく硬直している。
次の週、隆成の部屋に入ってくるなり、未海は眼を剥いた。
「隆成、お前……」
しばらく隆成を見つめ絶句していた未海が、ふうっ、と息を漏らした。
「なんで、オナニー、した?」
隆成の眼には涙が溜め込まれ、やがて溢れた。
「先生が、好きだから……です」
未海は、いつもの冷たい視線で隆成に言った。
「契約解除、だ……」
未海が背を向けた。
ドアに向かいかけた未海を、隆成は背後から歩み寄り、抱きしめる。
腕に柔らかい乳肉を感じた。
「……どういうつもりだ?」
「先生が、欲しい……」
顔に当たった未海の髪から、甘い香りが漂い、隆成を酔わせた。
「もう、お前と私は、何の関係もない」
隆成は未海の胸に回した腕に力を込めた。
「これ以上したら不同意性交で訴えるぞ」
「訴えられても、かまいません……」
未海が身体を捩るが、隆成は離さない。
「隆成、お前……女と付き合ったことはないのか?」
「ありません……」
隆成は即答する。
特別、女性が苦手というわけではないし、クラスの女子とも普通に話はできる。
だが、特定の女性と付き合う、ということはしたことがなかった。
「私がしたことは、愛情表現ではない……」
隼人は、未海の手コキとフェラチオを思い浮かべた。
「あくまで、お前を合格に導くための手段として、した」
「じゃあ、好きでも何でもない相手でも、先生はあんなことできるんですか?」
未海は、後ろから抱き留められてはいるが、今は力を抜いて抵抗はしていない。
「お前は、性行為は好きなもの同士でやるものだ、と思っているんだな……」
隼人は、未海が何を言おうとしているか訝しんだ。
「そうは思っていない人間もいる、ということは……お前には、想像できないのだろうな……」
未海がブラウスのボタンに手をかけた。
(え?)
突然の未海の動きに隆成は腕の力を緩めてしまう。
未海は構わずに、躊躇いもなくブラウスを脱ぎ隆成の目前で生々しい肩口をさらした。
(ええっ?)
肩甲骨を寄せて背中のホックに手をかけるとブラジャーの肩紐が緩み、未海は下着を落として綺麗な裸の背中を見せた。
呆然と立ち尽くしている隆成に、未海はゆっくり振り返って正面から向かい合う。
綺麗な円形を保ち、豊満な張りのある乳房を晒した未海。
見惚れて呆けた顔をした隆成の首に手をかけ、未海はいきなり唇をつけてきた。
(……!)
驚きで眼を剥いた隆成の唇を割って、未海の舌が入ってくる。
「んっ……ふんっ……」
くぐもった呻きを喉の奥から漏らしながら、未海は隆成の唇を貪った。
(俺……先生と……キス……してる……)
舌と荒い息を絡め、二人の唇から、くちゃっ、くちゃっ、と音が漏れる。
隆成の肉棒は瞬間的に膨張し、未海の腹を押した。
恐る恐る未海の乳房に手を伸ばした隆成は、両手を下乳に当てる。
「ふんっ……んんっ!」
ぎゅっ、と乳房を揉み上げると未海が喘いだ。
「はっ……はあっ……はっ!」
唇を外した未海が蕩けた瞳で隆成を見つめている。
隆成の指から乳肉が零れ、乳房の形が、ぐにゃりと崩れた。
獣のような荒い息遣いで隆成が未海の乳房を揉み込む。
大き目の乳輪の中心で、ぷくっと勃った乳首を隆成は指でつまんだ。
「ふっ……ううんっ!」
未海が堪らず身体を捩った。
乳房を弄られている未海が、ズボンのファスナーを下げて、硬直した肉棒を引き出した。
「ああっ……!」
隆成は声を上げ、上体を反らした。
その瞬間、未海が身体を押し、バランスを崩した隆成はベッドに尻をついて座ってしまう。
未海が隆成のズボンとトランクスを一気にずり下げ、下半身を晒した。
猛り狂った肉棒は、垂直に天井を指している。
跪いた未海は驚いた隆成を見つめながら、両手で重い乳房を持ち、身体を寄せて肉棒を乳房で挟み込んだ。
(わあっ……凄げっ!)
未海の白いミルクのような乳肉に包まれ、赤黒い亀頭だけが顔を出している。
(これが……パイズリ!)
未海は左右の乳房で圧をかけてくる。
手コキやフェラとは違った柔らかい刺激に、隆成は興奮する。
なにより、左右の乳首が回転しているヴィジュアルが刺激的すぎた。
未海は乳房の圧に上下動を加えてきた。
亀頭が乳肉に呑み込まれ、顔を出し、再び吞み込まれる。
隆成の鈴口から溢れ出した我慢汁が、谷間に吸い込まれ、ぬちゃっ、ぬちゃっ、と淫らな音をたてている。
(ああっ……気持ちっ……いいっ!)
昨夜六回抜いてなければ、瞬時に射精しているところだった、と隆成は思う。
「隆成、オナニーし過ぎだぞ……」
未海がまるで心を読んだように呟く。その瞳にはいつもと違った冷たさがなかった。
パイズリをやめて未海が立ち上がる。豊かな乳房がぷるん、と揺れた。
未海は隆成を見つめながら、スカートのホックを外し、はらり、と床に落とした。
黒いストッキングに手をかけ、丸めるように徐々に降ろしていく。
女の曲線を描いたミルクのように白い腿が徐々に表れていった。
細く締まった足首からストッキングを抜くと、未海はためらいもなくパンティに手をかけ、片足を上げてさっ、と取った。
濃いめの陰毛に包まれた未海の秘部が隆成の眼の前に晒された。
(俺……先生と、セックス……できるの?)
眼の前に立つ全裸の完璧なプロポーションの女子大生に、隆成は息を止めて見惚れてしまう。
未海が隆成の肩を力強くベッドへ押し、身体が数回バウンドした。
仰向けに倒れた隆成の腰を未海が背中を向けながら跨いだ。
逆ハート型の大きな桃尻が隆成の眼の前でぷりっ、と揺れる。
(先生のお尻……エロい……)
未海は隆成の腰にぺたん、と尻肉をつけて腰かけた。
隆成の腰巾より広い未海の尻肉に敷かれた肉棒には柔らかい圧が加えられた。
未海は艶めかしく尻を左右に揺らし、陰唇を肉棒に当てた。
未海のぷりっとした桃尻の谷間に、亀頭だけがちょこんと顔を出していた。
そのまま未海は腰を前後にスライドさせた。
いわゆる「素股」で、隆成の肉棒を擦りあげた未海に、愛液が湧いてきたのか、隆成は圧力とともに、ぬめりを感じた。
(うわっ、気持ち……いいっ!)
ぬちっ、ぬちっ、と淫らな音が未海の尻の間から漏れている。
先ほどのパイズリとはまた違った新たな刺激に隆成は全身を震わせ、息を呑んだ。
「んっ……ふんっ……ううんっ!」
腰を艶めかしく揺らしながら、切なげな息を漏らす未海。
突然、未海が腰を上げ、正面から隆成に向き合った。
猛々しく硬直して反り上がった肉棒に手を添え、未海は腰の角度を合わせる。
隆成は、自分の亀頭が鮮やかな桜色をした未海の陰唇に咥え込まれるのを見た。
「ふっ……うっ……」
未海が息を詰めながらゆっくりと腰を落とす。
ず、ず、ず、と隆成の肉棒が温かいぬめりに包まれる。
ぺたん、と未海の尻が隆成の腰についた。
(俺の、チンコが……先生の
隆成は、二人の陰毛が擦り合っている結合部を見た。
未海は眼を閉じ眉を歪め、微かに震えている。
下から見上げる巨乳は圧倒的な迫力で前に突き出していた。
未海がゆっくり腰を上げる。隆成の肉棒に白く濁った愛液が絡まっていた。
再び未海が腰を落とす。未海は徐々に腰の上下動の速度を上げていった。
隆成は動きによって新たに咥えられた刺激に、下腹部が疼きだした。
童貞なのにここまで射精を堪えられたのは、昨夜六回抜いたからだった。
しかし、初めてのセックスの刺激は、想像以上に隆成の射精欲を刺激していた。
未海の動きに合わせて、乳房が、ばいん、と淫らに揺れている。
隆成は両手を伸ばし、揺れる乳房を掴んだ。
「はっ……はあっ……あんっ!」
明らかに未海の声のトーンが変わった。
「あっ……やっ!」
乳首を指先でつまむと未海が声を上げる。
未海の腰の動きが激しくなってきた。
赤黒い肉棒が現れては消えた。
ぱつんっ、ぱつんっ、と肉同士が当たる音が部屋に響く。
愛液が捏ねられる、ぐちゅっ、じゅぼっ、という艶めかしい音も結合部から漏れ出している。
「あっ……先生っ! 俺、射精そう……!」
既に隆成の我慢は限界を超えていた。
突然始まったセックスに圧倒されっぱなしの隆成だったが、何の避妊もしていないことに今さら気づく。
未海は隆成の言葉を無視して、無心に腰を打ちおろしている。
このままでは、未海の子宮に精液を流し込んでしまう。
「先生っ! 射精ちゃうっ、射精ちゃうよっ!」
隆成は未海の腰を持ち、陰茎から外そうと焦るが、未海の振り下ろす腰の勢いに押されてかなわない。
「あっ……あああっ!」
隆成が短く叫ぶと、未海の膣内で精液が爆ぜた。
びゅっ、びゅるっ、びゅるるるっ、と次々と白濁液が尿道を遡って未海の子宮になだれ込んだ。
下腹部を痙攣させながら、隆成の長い射精が続く。
(ヤバいっ!
めくるめく射精の快感で全身を震わせながらも、女子大生の子宮に子種を送り込んでしまった衝撃で隆成は動揺する。
未海の眼を見た。
いつもの冷たい視線ではなく、濡れた瞳で隆成を見下ろしている。
突然、未海がニヤリ、と片方の口角を上げた。
今まで見せたことのない、表情だ。
隆成は、背筋がぞっ、とするのを感じる。
避妊もせず、男子高校生の精液を受け入れた女子大生には、全く動揺する素振りすらない。
未海の両手が隆成の首の後ろを掴んだ。
ぐっ、と引き寄せられた勢いで、隆成は上体を起こす。
対面座位で向かい合った隆成の顔を未海は自分の乳房に、ぎゅっ、と引き寄せ押し付けた。
(うっ……!)
柔らかい乳肉に口を塞がれ、隆成は息を詰まらせた。
本能的に顔を捩り、唇で乳首を探り当て、吸い付く。
「あっ……ふんっ!」
未海が生々しい息を漏らす。
隆成は夢中で赤子のように、ちゅうちゅうと乳首を咥えた。
同時に、未海は腰を動かし、精液を放ったばかりの肉棒を刺激する。
隆成の陰茎は射精後も萎えることなく硬度を保っていた。
ぐちゅっ、ぐりゅっ、と精液で充たされた膣内を肉棒が捏ねている音が結合部から漏れる。
精液と愛液が混ざった白濁液が零れ出し、二人の陰毛を濡らしていた。
「うっ……くわっ!」
性器を結合させたまま再び始まった未海の腰の責めに、隆成は堪らず乳首から口を外した。
未海はすかさず隆成の唇をふさぎ、舌を刺し込んでくる。
「んっ……んぐっ……ふんっ!」
荒い息を漏らし、唾液を絡めて唇を貪り合う二人。
上下の口で濡れた粘膜と液体を絡ませてひとつになった感覚に、隆成は眩暈を感じる。
(うっわ……これ、凄げっ!)
全身が震える陶酔感で充たされている。
(これが……セックス!)
未海に責められてばかりの隆成の胸に、牡の獣欲が目覚めた。
未海をベッドに押し倒し、隆成は未海の膝裏に両腕を入れ、股を大きく広げた。
白い白濁液が溢れている膣口に、肉棒を深く差し込み、じりじりと陰毛を擦りつけるように腰を回す。
「あっ……あっ、あっ、あっ、ああんっ!」
隆成が猛然と腰を振ると、未海が今までにない高い嬌声を上げた。
ぱん、ぱん、ぱん、と肉が当たる音が部屋に響く。
じゅぶっ、じゅぼっ、と膣口から淫らな水音と二人の混ざった白濁液が漏れる。
「うんっ……うんっ、ううんっ!」
未海が堪らず女の声で呻き出した。
仰向けになっても綺麗な円形を保った巨乳が、隆成の激しい抽送に合わせて、くるくると揺れているのが艶めかしい。
「ああっ……いっ、いいっ!」
未海が悦びの声を漏らす。
自分に組み敷かれた女が快感で喘いでいる。
隆成は牡の征服欲を充たされて全身が震える感動に包まれた。
もっと、もっとこの女を責めて、孕ませてやる。
牡の本能に目覚めた隆成が、さらに腰を強く振り上げた。
未海の足首を両手で持って、万歳をさせるように上に掲げた。
肉棒の角度を垂直にして、強烈なピストンを打ち込む。
「あっ、いっ……イクっ、イクううっ!」
未海が、びくっ、びくっ、と痙攣して、隆成の背中に手をまわす。
隆成の上体が倒れ、未海の巨乳を潰した。
再び二人は唇を重ね、舌と荒い息を絡めた。
その間も隆成は腰を打ち付け続ける。
「んんっ……はっ、はああんっ!」
イったばかりなのに責め続けられた未海が、唇を外し、嬌声を上げた。
未海はぎゅっ、と隆成の背中を抱き、両足を激しく動く隆成の腰にクロスさせた。
隆成の下腹部に再び射精欲が湧いてきた。
「おっ、おおっ! み……未海っ! だ、射精すぞおおっ!」
隆成は勝手に女子大生の名を叫び、強く深く肉棒を膣に打ち込んだ。
その時、背後でかちゃり、とドアが開く音が隆成の耳を掠めた。
「あんたたち! 何やってるのっ!」
母の悲鳴が鼓膜を刺すのを感じながら、隆成は未海の子宮に溢れんばかりの精液を送り込んだ。