週末の夕方、健太は付き合い始めた友梨佳の家に招待される。最寄りの駅で待ち合わせていたが、友梨佳は急用で遅れることに。
妹が家にいるので、先に行って待っているように友梨佳に言われる。
家に行くと、友梨佳とはタイプも性格も全く違う肉感的な妹の桃香がいた。
桃香(19) 大学一年生 友梨佳の妹
健太(20) 大学二年生
友梨佳(20) 大学二年生 健太の恋人
※短編集「Sex & Situations~セックス&シチュエーションズ」のエピソードとして、ノクターンノベルズとpixivにも掲載しています。
「いらっしゃい。妹の桃香、といいます」
健太は、玄関でピンクアッシュのボブヘアが眼を引く、人懐っこい笑顔に迎えられた。
タンクトップを押し上げている豊かな胸の谷間をチラリと盗み見る。
「姉から聞いてます。どうぞ、こちらへ」
廊下を先に歩く桃香の尻はぴっちりとしたホットパンツに包まれ、艶めかしく揺れている。
白い太腿は大きなヒップから続く量感のある曲線で、細い足首まで見事なラインを描いている。
リビングに通され、健太はソファに腰かけた。思ったより大きな家だった。
高級そうなカップに淹れられたコーヒーを出された。
さっきから桃香を眼で追ってしまう自分に気づき、健太はあわてて視線を外した。あんまりジロジロ見たら変に思われる。
切れ長の眼で、長い黒髪、スレンダーな恋人の友梨佳に対して、妹の桃香は、やや垂れている目尻に、ピンクのショートカット、そして肉感的なボディをしている。
健太の向かいのソファに桃香は座る。
「姉と似てない、て思いましたよね」
まるで心を読まれたかのようで、健太はドキッとする。
「いや……そんな、こと、は……」
「いいんですよ。よく言われるんです」
桃香は、ぴちぴちの太腿を揺らして脚を組んだ。
「ウチの両親、再婚なんですけど、姉と私は、父と母それぞれの連れ子なんです。ですから、血の繋がりは全然ないんです」
健太は、頷いた。
「そうなんですか。妹さんは、おいくつなんですか?」
「十九です。年下なんで敬語はいらないですよ。桃香って、呼んでください」
健太のスマホの通知音が鳴る。
あと二時間かかりそう、と小動物が謝罪しているスタンプとともに、友梨佳からのメッセージが送られてきた。
(二時間か……間が持たないな……)
健太が話題を探していると、桃香のスマホにも通知音が鳴った。
画面を見た桃香が、僅かに口角を上げる。おそらく友梨佳から同じメッセージが届いたのだろう。
タンクトップの肩口から、ブラジャーのストラップが少しずれてのぞいていた。
健太が話題を探すまでもなく、桃香が友梨佳との馴れ初めを聞いてきた。
ちょっと恥ずかしかったが、当然聞かれるであろう話題だったので、健太は正直に答えた。
「で、姉とはエッチしたんですか?」
会話の流れで、ごく自然に桃香が尋ねる。
健太は唐突な質問にどう答えていいか迷い、固まってしまった。
桃香は、軽く首を傾げ健太の言葉を待っている。
「……してないんです、ね」
健太は眼を伏せた。無言の間が、すでに答えになってしまっていた。
「今夜、するんですね」
なんでそういう話になるのだろうか。
「いや、今日は……初めて来たし、ご家族もいるんで、そういうことは……」
桃香が見つめている。間が持たないので健太はコーヒーに口を付けた。
「両親は温泉旅行に行ってます。姉が帰ってきたら、私、友達の家に泊りに行きます」
健太は眼を見開いた。
「今夜、姉と二人きり、ですよ?」
友梨佳は、ウチに遊びに来て、と軽い感じで誘ってきた。
二人きりになるシチュエーションなんて全く想定していなかった。
「あれ? 姉から聞いてなかったんですか?」
桃香が微笑んで、眼を細めた。
「あ、これサプライズだったんだ……バラしちゃった」
首を傾げ、上目遣いでこちらを見る。
「でも、これで今夜のエッチは確定ですね」
友梨佳と今夜、二人きり。
健太の股間が疼き、きつめのジーンズを押し上げた。
まだキスしかしたことのない友梨佳の肌と触れ合える。
毎晩、自慰で犯してきた裸の友梨佳と絡み合うことができる。
「彼氏さん、童貞ですよね」
健太の妄想が突然、桃香によって破られた。
「な……」
「なんで判るかって?」
健太は、なぜ、そんなことを聞くのか、と言いかけたのだが、桃香は勝手に話を進める。
「彼氏さん、さっきから私のカラダばかり見てますよね」
それは、否定できなかった。
「その時の眼つきや、視線の粘っこさで、大体判ります」
否定も肯定もしたくなかったので、コーヒーに口を付けた。
「ちなみに、姉は清楚なキャラしてますけど、処女じゃないですから」
(……!)
健太は飲みかけたコーヒーを吹き出しそうになる。
「彼氏さんで、三人目です。今日、ヤれば……」
驚きのあまり、健太はカップからコーヒーを零してしまった。
コーヒーが滲みている健太の股間を、桃香がタオルで一生懸命拭いている。
友梨佳は、処女じゃ、なかった。
付き合いはじめてからも、男慣れしてない雰囲気で、もしかして処女かもと思ったが、幻想だった。
あれだけの美人が、誰とも付き合わず貞操を守っているなんてことは、やはり有り得なかった。
健太は桃香に対して苛立ちを感じ始めた。
友梨佳が処女かどうかは、本人の口からか、実際に関係を持ってから知りたかった。
それを事前に知らされるなんて……しかも経験人数まで……
桃香が健太のベルトを外し、ジーンズのファスナーに手をかけた。
「ちょっ、と! 桃香、ちゃん! 何やってんの!」
「シミになっちゃうから、洗ってきます! ちょっと脱いでもらえますか!」
桃香が一気にファスナーを下げると、抑えつけられていた肉棒がニョキッと起き上がり、トランクスに見事なテントを張った。
「あ……」
二人の目線がテントで交差する。
桃香は動揺する健太の顔を見上げ、悪戯っぽい微笑みを浮かべると、一気にジーンズとトランクスをずり下げた。
反動で反り返った肉棒が桃香の顔にびたん、と当たる。
「きゃっ!」
桃香が嬌声をあげた。
健太は突然のことで身体が固まってしまい、動けなくなる。
「やだぁ、おっきいぃ! 前の二人より全然大きいよ!」
桃香はおもむろに健太の竿を掴んで扱きはじめた。
「彼氏さん、自信持っていいよっ!」
え、何? 二人って、どういうこと?
健太が戸惑っていると、桃香が突然、ぱくっ、と亀頭に喰い付いた。
「えっ! ああっ!」
今までしていたオナニーなど比べものにならない快感が下腹部から湧いてくる。
口を窄めて上下に動かし始めた桃香の頭を健太は押さえた。
「桃香!……ちゃん、何、やってんの!」
桃香は健太の眼を見ながら、ゆっくりと口を竿から抜いてゆく。
にゅぷり、とアヒル口の唇から亀頭が現れた。唾液で濡れて、ぬらぬらと光っている。
「彼氏さん、童貞でしょ……姉といきなりセックスしたら、すぐ出ちゃうよ」
桃香は右手で竿を扱きはじめた。
「ここで抜いといた方が、いいですよ……」
桃香が頭を下げ、玉袋に舌を這わせる。
ぞくぞくとした疼きが肉棒の根元に湧き始める。
それに抗うように、健太は言った。
「桃香ちゃん……やめよう、こんなことっ!」
声が上ずり始めている。
「桃香、ちゃんも……好きな人、いるでしょっ!」
桃香の舌が裏筋を辿り、れろれろと亀頭を舐め上げる。
「ああっ……」
健太が荒い息を吐いた。
「やめて、いいんですかあ?」
頭を傾け、ハーモニカを吹くように唇で竿を辿りながら桃香が言う。
「私が好きな人は、おちんちんが大きな人!」
そう言うと、桃香は一気に肉棒を根元まで呑み込んだ。
唾液を絡めて激しく頭を上下させる。
ぐちゅっ、ずぼっ、と淫靡な音が窄めた桃香の口から洩れる。
健太は温かいぬめりに包まれ、射精感を堪えることができず、暴発した。
桃香の口内で、肉棒が断続的に痙攣し、精液を放ち続ける。
今までのオナニーでこんなに射精が続いたことはなかった。
「……んっ、んんっ……」
桃香は喉の奥で呻きながら健太の熱い汁を受け止めた。
窄めた口をゆっくりと竿から引き抜き、口を閉じて顎を上げる。
健太の眼を見つめたまま、軽く口を開けた。
白濁液がたっぷりと溜まっている。
健太の反応を窺った後、口を閉じて、喉を鳴らして精液を飲み干した。
口角から一筋、白い汁が顎まで伝う。
「暑いね」と言って桃香はタンクトップを脱ぎ捨て、背中に腕を回し、何の躊躇いもなくブラジャーのホックを外した。
ぷるん、と豊かで張りのある乳房がまろびでる。
淡いピンクの乳輪と、くりっと勃った乳首がツン、と軽く上を向いている。
初めて生で見た女性の乳房に健太は見惚れてしまう。
桃香は両手で重そうな乳房を抱え、射精後も硬さを保ったまま反り返っている健太の肉棒を、挟み込んだ。
柔肉に健太の竿は包み込まれ、亀頭だけが顔を出している。
桃香は健太の表情を見て、ニコッと微笑む。
「これ、サービス、ね。Aカップの姉にはできないよっ……」
桃香は健太を挟んだまま上体を動かし、上下させる。
亀頭が白い乳房の中に呑み込まれ、また顔を出す。
先ほどのフェラチオとはまた違った刺激に、健太の下半身は震えが止まらない。
何より、見た目の淫靡さだけで興奮してしまう。
「うりうり……どうだっ……!」
悪戯っぽい眼で桃香は健太をからかう。
健太は刺激の連続に呼吸が浅くなり、何も言葉を返すことができない。
早くも射精感が肉棒の根元から湧いてくる。
少しは堪えようと努力したが、ぐりんぐりんと艶めかしく動く乳房を見て、堪らず上空に精子を放った。
「あっ……!」
桃香は片目をつぶる。
顎と前髪に精液が付き、残りは乳房の上に垂れた。
桃香は乳房を外し、亀頭を咥えて、ずずず、と残った精液を絞り出した。
「彼氏さん、ちょっと出すのが早いかな……」
テーブルのティッシュで顔と胸を拭きながら桃香が言った。
「これじゃ、姉は満足しませんね……」
さんざん酷いことを言われているが、初めてのフェラチオとパイズリの興奮で、健太は何も言えなくなっている。
「姉は、あんな澄ました顔してますけど、性欲、強いですからね」
健太は桃香の言葉に眼を見開いた。友梨佳と性欲という単語がうまく結びつかない。
「なんたって、姉は週四でオナニーしてますから……」
またしても衝撃の事実をぶち込んできた。
友梨佳が、オナニー?
連続して精液を放った肉棒だが、再び漲ってくる。
「出すのは早いけど、回復力だけは、一流ですね」
桃香が健太の剛直に視線を向ける。
「もう、ここで童貞捨てときます?」
桃香はおもむろに健太の前で立ち上がり、背を向けた。
ホットパンツに張りつめた豊かな尻が健太の目の前で揺れる。
上半身裸の桃香が振り返る。横乳がぷるん、と動いた。
「姉に、童貞、捧げますか?」
桃香は言いながら、尻を突き出しホットパンツをゆっくり下ろす。
左右に揺れる尻が扇情的すぎる。
ほとんど裸の尻同然のTバック一枚になった桃香が、腰に手を当て健太の表情を窺った。
「……どうします?」
言いながら桃香はTバックをさっ、と脱ぎ捨てた。
「姉は、彼氏さんの童貞より、満足のいくセックスの方が欲しいと思いますけど……」
言葉では選択を迫っている桃香だが、健太には裸の女性を前にして選択の余地はないことを分かった上での挑発だった。
案の定、健太は脚にひっかかったジーンズを蹴りあげ、反り返った剛直をゆらして桃香の尻に飛びついた。
勢いで、桃香はソファに押し倒される。
動物的な唸り声で健太は肉棒に手を添えて、桃香の入り口を必死に探るが、何度も跳ね返される。
「ストップ!」
桃香の一言で健太の動きが止まる。
「彼氏さん、ゴムは?」
健太の思考が固まった。
「コンドームは?」
まさか今日、セックスの機会が来るとは夢にも思わず、健太はコンドームを用意してなかった。
「いきなり姉を妊娠させるつもりですか?」
健太はがっくりと膝を床についた。
「まあ、姉がゴムを持ってるから大丈夫ですけど……」
健太に尻をむけたまま振り返った桃香は微笑んだ。
「今度から、ちゃんと用意しときましょうね……」
健太は目の前にある桃香の円い尻と、薄い毛が生えた陰唇を見つめた。
桃香の艶めかしい裸体に欲望が滾ってしまったが、避妊具のない自分には情欲を交える資格がない。
「ほれ」
桃香が言う。
「ほれっ」
突き出した尻を揺らす桃香。
「挿入れちゃって、ください……」
ぽかんとする健太。
「……でも、俺、ゴム……ない……」
久しぶりに人間の言葉を発した健太が戸惑う。
「私は、大丈夫です」
「……えっ?」
「生で挿入れても、大丈夫です……」
「えっ……えっ?」
桃香がソファから立ち上がりかける。
「じゃ、止めときますか?」
健太は喉の奥で呻き声を上げながら、桃香の尻に再び挑んだ。
荒い息で桃香の尻の割れ目に剛直を差し込もうとするが、うまく行かない。
「彼氏さん、落ち着いて……」
桃香は充血した竿に手を添えて、愛液でトロトロの膣口に導いた。
健太の剛直は、勢いのまま一気に桃香の最奥まで貫いた。
「あんっ……!」
ポルチオを突かれた桃香が甘い淫声を上げる。
最奥への刺激によって、桃香の膣襞が健太の肉棒を締め上げる。
「……くっ!」
健太は快楽のあまり上体を思いきり反らし、口を大きく開いた。
本能のまま腰を振り、激しい抽送を繰り返す。
「あっ、あっ、あっ、あっ、ああああんっ!」
桃香は最奥を突かれるたびに膣を締め付ける。健太は、この快感を得るため更に強く突き上げる。
「彼氏さん、凄いっ、奥までっ……当たっちゃってるっ!」
ぱん、ぱん、と肉を打ち付け合う音と、ぐちゅっ、ぐちゅっ、と愛液が捏ねられる水音が、抽送に合わせて響いている。
細くくびれた桃香の腰を掴み、抽送によって出入りしている膣口が健太の竿を引く動きによって、吸い付くように伸びるのを見つめた。肉棒の根元には白い愛液が絡みついている。
上体を艶めかしく揺らしている桃香の豊かな横乳が、健太の動きに合わせて揺れている。
健太は抽送の速度をさらに上げた。
「彼氏、さん、のっ、おちんちん……凄いっ、よっ!」
濃い息を切らせながら、桃香が喘ぐ。
二度の射精で、健太の持続力は飛躍的に伸びていた。
射精しようと思えば出せるが、我慢することなく抑えられている。
自ら射精をコントロールできていることに、健太は歓喜した。
「あんっ、あんっ、ああんっ! わ、たしっ、イキそうっ!」
健太の激しい抽送によって、桃香の豊かな尻肉が波打っている。
「彼氏さんっ、一緒にっ、イッてっ、くれますかっ?」
桃香が激しく上体を揺らしながら、振り返る。
切なげな瞳で見つめる桃香に、健太は激しく首を縦に振り、同意した。
「あっ、あっ、ああああんっ! イ、イクううううっ!」
桃香の絶頂の叫びに合わせて、健太は桃香の最奥で精液を爆ぜる。
どくっ、どくっと肉棒が蠢き、子宮の中に精子を注ぎ込む。
桃香の膣襞が収縮して健太の液体を逃すまいと締め付ける。
健太と桃香、二人の口が大きく開けられ、快感の電流が全身を貫くのに耐えている。
桃香は腰を何度も痙攣で捩り、やがて脱力するとソファに腰を落とした。健太も肉棒を差し込んだまま、桃香の背中に身体を被せた。
二人の荒い呼吸は、なかなか収まらない。
「彼氏さんっ……初めて、なのにっ、凄いよっ……!」
息を切らせながら、桃香が言う。
初めて、女と交わり、絶頂まで導くことができた。
健太の中に、喜びと男としての自信が湧き上がって来た。
「これなら、姉も、喜ぶよっ……」
健太はゆっくりと起き上がり、少し萎えた肉棒を桃香から抜いた。
桃香の膣口から白濁液がとろり、腿を伝って流れ出てきた。
桃香が、張りのある乳房をブラジャーに収めるのを見て、健太はあの乳を揉んでいなかったことを後悔した。
これで今夜、自信を持って友梨佳を抱くことができる。
だが、友梨佳のスレンダーな身体は、目の前の肉感的な桃香とは違う。
初めてで、フェラチオ、パイズリ、生挿入、と刺激的な体験を桃香としてしまった。
果たして、今度は自分が友梨佳の身体で満足できるのだろうか、と不安が頭をよぎった。
その時、ふと、桃香が言っていた、健太のペニスが前の二人より大きい、という言葉を思い出した。
「前の二人」とは、姉が前にセックスした二人、という意味だろうか?
なぜ桃香が、姉の相手のペニスのサイズを知っているのだろうか?
健太の胸がざわついた。
服を着て、ソファに肘をついて座った桃香がこちらを向いて微笑んでいる。
だが、眼は笑っていない。