街の郊外で起きた野戦では、教皇軍が皇帝軍に勝利した。
教皇軍の傭兵たちが街に入る。
街の住民は、傭兵たちをもてなすが、酒に酔った傭兵たちが暴れて、略奪と女への凌辱を始める。
女神官(33)
傭兵(46)
【注意】歴史的事実や宗教制度について、物語作成のうえで独自の変更や解釈をしています。
※短編集「Sex & Situations~セックス&シチュエーションズ」のエピソードとして、ノクターンノベルズとpixivにも掲載しています。
皇帝が教皇に従わず、反旗を翻した。
教皇は皇帝を破門したが、教会の権威を認めず聖典の教えのみに従う「聖典派」と皇帝が結託し、「教会派」の支配権を持つ教皇に対抗した。
両軍の戦いは一進一退を続けていたが、このところ教皇軍が優位に戦いを進め、一大決戦が行われようとしていた。
夜が明けてから、街の郊外で教皇軍と皇帝軍が激突した。
轟く砲声と兵士たちの咆哮が、街の修道院にも届いている。
女神官は神に祈り続けた。
(神よ……神の国を司る、教皇様の軍に、勝利を与え給え……)
女神官は食事も摂らず、ひたすら祈り続けた。
昼過ぎに、報せが届く。
「神官様! 教皇軍の勝利です!」
修道院は歓喜の声で湧いた。
街に教皇軍が凱旋してきた。
人々は、歓迎し、教皇軍の兵士たちに酒食を振舞う。
だが次第に酔いが回った兵士たちは暴れはじめ、給仕していた女を犯し、街で略奪を始めた。
金品が奪われ、女は見つかり次第、レイプされた。
一部の兵士から始まった略奪は、やがて街全体に広がっていった。
「騒がしいですね……何が起きているのですか?」
女神官は、修道女に尋ねる。
街の中心部から、人が騒いでいる声と物が壊れる音が届いてくる。
間もなく街の女たちが、次々と修道院に駆け込んできた。
「神官様! 街で教皇軍が暴れています!」
「何ですって? ここは教会派の街ですよ!」
「神官様! 教皇軍って言っても、ほとんどが金目当ての傭兵だよ! 奴らにまともな信仰心なんてありゃしないよ!」
中年の太った女性が毒づいた。
男子禁制の修道院には、傭兵たちの凌辱から逃れようと街の女が大勢避難してきた。
「リーデル卿に、使者を送りましょう!」
女神官は、教皇軍の司令官であるリーデル卿に事態を収拾してもらおうとした。
「ですが、神官様、傭兵に捕まらずに、街を抜けられますでしょうか?」
修道女が言う。
女しかいない修道院から凌辱の嵐が吹き荒れる街に使者を放つのは危険すぎる。
そうしている間にも、街の女たちが礼拝堂を埋め尽くし、外には入り切れない女たちが溢れていた。
「書庫と、居住棟を解放しなさい!」
「えっ、神官様、よろしいのですか?」
一般信者を絶対に入れないことになっている空間を解放することを、修道女は躊躇った。
「今は、街の女性たちを救うことが最優先です!」
修道院の南門に向かって三人の女が駆けてくる。
「早くっ! こっちだよ!」
南門にひしめき合っている女たちが叫ぶ。
後ろから、傭兵の集団が追ってきた。
「早く、早くっ!」
先を走っていた二人が門に逃げ込んだ。
最期を走っていた若い女が門に駆け込もうとする直前、傭兵に髪を掴まれ、顎を反らした。
女たちは、門から手を伸ばし、傭兵と必死にもがく若い女を引っ張り合った。
「離しなさいよ!」
「うるせえっ! そっちが離せ!」
女たちの悲鳴と怒号が修道院でこだましている。
誰かが、どこから持って来たのか、花瓶を傭兵の頭に投げつけ、若い女は門の中に引きこまれた。
「くそっ!」
傭兵は、激しく非難する女たちに毒づくが、門の中には入ろうとはしない。
凌辱と略奪を行う非道の傭兵であっても、一応は信者である。
男子禁制の修道院に入り込んで、神罰を受けることを恐れている。
南門に近づいた傭兵の集団は、諦めて去っていった。
一方北門では、逃げる少女を三人の傭兵が追っていた。
「もう少しだよっ! 急いでっ!」
門の中の女たちは、少女に声をかける。
ところが、あと少し、というところで少女は躓いてしまい、傭兵たちに捕まった。
「離しなさいっ!」
「そんな子供に何するつもりっ!」
女たちは非難
傭兵たちに抑えつけられ、頭と足を激しく振っている少女の服が裂かれた。
膨らみかけた胸が晒される。
全裸に剥かれた少女が両脚を広げられた。
一人の傭兵が立ち上がって、女たちの悲鳴と怒号を一身に浴びながら、ニヤリと笑ってズボンを降ろす。
いきり立って反り返った巨根をぶるん、と揺らして、女たちの前に晒した。
男が巨根に手を添えて少女の股に割って入る。
「待ちなさい!」
女たちと傭兵たちの眼が、門の前に立つ女神官に注がれた。
「その娘を離しなさい」
女神官が毅然とした態度で傭兵に声をかける。
「あなたがたは神の子……本来、神とひとつの存在です……」
女神官の言葉に、傭兵たちは動きを止めた。
「ひとつの存在が、お互いバラバラだと思い込んで、争い、傷つけあう……」
女神官の微かに潤んだ瞳が、傭兵を見つめている。
「神は悲しんでおられます……」
女神官が傭兵たちに向かって、微笑んだ。
「さあ、その娘を離しなさい……」
少女を抑えつけていた二人の傭兵が、力を緩めた。
「待てっ!」
肉棒を晒した傭兵が叫んだ。
「俺のムスコが、納得してねえんだよ……」
街の女に修道院に逃げ込まれ、傭兵は淫欲を果たせず苛立っていた。
「どうしても離して欲しけりゃ、この小便臭い娘のかわりに、大人の色気のある女を代わりによこしな!」
門の中の女たちは、お互い顔を見合わせて騒めいた。
わざわざレイプされるために、自分の肉体を差し出そうという者は、いない。
「神官様が代わりでも、いいんだけどな……」
傭兵の男が、ニヤリと笑う。
女神官が、門の外に踏み出す。
修道院の女たちと、傭兵たちが、息を呑んだ。
「私が、その娘と、代わります」
女神官が、ゆっくりと傭兵に近づいていった。
「神官様、おやめください!」
「神官様、行っちゃダメっ!」
修道女と門の中の女たちが一斉に叫ぶ。
女たちの悲鳴と怒号の中、女神官はペニスを晒した傭兵の前に立った。
眼を丸くして女神官の様子を見ていた傭兵が、我に返った。
「神官様、いいのかい?」
女神官が頷く。
少女を抑えていた二人の傭兵は呆然として力が抜け、その隙に少女は身体を捩って逃れ、門の中に駆け込んだ。
「神官様、よく見ると、いい
ペニスを晒した傭兵が、女神官の顎に指を掛け、くいっ、と持ち上げた。
神官服を押し上げている胸の豊かな膨らみ。きゅっと締まったウエストから女の曲線を描く成熟した腰つき。
傭兵は思わず唾を呑み込んだ。
「おいっ、やめろよ……神罰を受けるぞ……」
二人の傭兵は恐れをなして、ペニスを晒した傭兵を止めようとする。
「うるせぇ! さっきっから子供かババアばかりじゃねえか! こんないい女、めったに抱けないぞっ!」
傭兵は叫ぶと、女神官の胸をいきなり両手で掴んだ。
「ふんっ……!」
女神官が息を漏らす。
思わず反射的に肉体を捩ってしまった女神官だったが、息を整え、傭兵の眼をみつめたまま、胸をされるがままにしていた。
傭兵が神官服の前を切り、強引に裂いた。
やや横に広がり、重みで僅かに垂れているものの、張りのある豊かな乳房が傭兵の前に晒された。
「おい、見ろよ! 凄げえ乳だぜっ!」
始めは躊躇っていた二人の傭兵も、女神官のむき出しの艶めかしい乳を見て、感嘆の息を吐いた。
「よしっ、やっちまおうぜ!」
三人の傭兵によって地面に押し倒された女神官は、なすがままに服を剥かれ、頭を覆うベールだけを身に着けた裸体になった。
女神官は生々しく絹のように白い太腿を思いきり拡げられた。陰裂に顔を埋めた傭兵が、ちゃぴ、ちゃぴっ、と淫らな水音をさせて舌を躍らせている。
二人の傭兵は、仰向けになっても形が崩れず綺麗な円形を保つ豊満な乳房に、左右両側からむしゃぶりついている。
「ん……んっ……んっ……」
男たちの舌で嬲られている女神官は、眼を伏せ唇をきつく閉じ、声をこらえて必死に耐えている。
「たまんねえなぁ、こんないい
ペニスをさらした傭兵が身体を起こし、肉体を貪られながら震えている女神官を見下ろした。
「どうだい、神官様。男に肉体を弄ばれる気分は?」
眉根を歪めていた女神官が、潤んだ瞳で傭兵を見上げた。
「神は、あなたがたの罪をお赦しになります……」
傭兵は女神官の言葉に、はっ、となって動きを止める。
「これからチンコ挿れられるってのに、俺たちに説教しようってか?」
女神官は口元に微笑みを浮かべ、慈悲深い眼で傭兵を見つめる。
ペニスを晒した傭兵は呆然としていたが、心の奥に燻ぶる罪悪感を振り切るように叫んだ。
「お前ら、どけっ! これから俺が神官様にこのビンビンなチンコを嵌めてやる!」
両方の乳房に吸い付いていた二人の傭兵が離れた。
「おいっ、やっぱこの辺でやめといた方が……」
二人の傭兵が不安げな表情になる。
「うるせえっ! お前らは黙って見てろ!」
頭にベールだけの女神官は艶めかしい女体を地面に横たえている。
先ほどまで、男たちに舌で嬲られて震えていた女神官は、覚悟を決めたのか、真っ直ぐにペニスを晒した傭兵を見つめた。
「神があなたをお赦しになるように、私もあなたを赦します……」
傭兵は女神官の言葉に息を呑む。そして衝動的に女神官の顔を跨ぎ、猛り狂った肉棒を女神官の口にねじ込んだ。
「んっ……ぐっ!」
「黙れっ! 俺に説教なんかさせねえ!」
神に祈り、人々に神の言葉を伝えていた女神官の口が、赤黒い肉欲の硬い肉に塞がれた。
「んんっ……ぐほっ、がはっ……んっ!」
喉の奥まで激しく突かれた女神官は、口元から涎を垂らし、苦し気に眉を歪め、目尻から涙を零す。
傭兵が肉棒を抜いた。
「うっ……げえっ、げほっ!」
女神官は激しくえずいて、苦し気な息で喘いだ。
傭兵は、女神官の股を大きく開き、猛々しく反り返った肉棒に手を添えて陰唇に亀頭を当てた。
「あなたも、私も、神の子……」
これから男の剛直に貫かれようとしているのに、女神官は慈悲深い瞳をしている。
「神と、私たちは、ひとつなので……うっ!」
女神官の言葉は、傭兵の肉槍によって、裂かれた。
ぐ、ぐ、ぐ、と女神官の膣壁が男の肉によって押し広げられていく。
「うっ……ううっ……はっ!」
女神官に男の陰茎が嵌り込み、完全に貫かれた。
「どうだい、神官様……神じゃなくて、ただの男とひとつになった気分は?」
傭兵は自分の肉が埋め込まれている女神官との結合部を見ながら、陰毛を擦りつけるように腰を回した。
「んっ……ふっ……んんっ……」
女神官は男の肉の圧に必死に耐えた。
傭兵は腰を引き、再び女神官を突き上げる。
「んっ……あっ!」
思わず女神官が声を上げた。
傭兵は容赦なく、激しい抽送を開始した。
「うっ……あっ……くっ……」
女神官は男の肉の責めに声を殺して耐えている。
豊かな乳房が傭兵の動きに合わせて、くるくると踊るように揺れている。
「結局は、男に嵌められて、喘いでんじゃねえか!」
傭兵は腰を振りながら、組み敷かれて肉体を艶めかしく揺らせている女神官を見下ろした。
ぱんっ、ぱんっ、と肉を打つ音が高くなってくる。
「神官様、もう男に犯られちまったんだ……もう神に仕えることはできないぜっ!」
結合部からは、ぬちっ、ぬちゃっ、と淫靡な音が漏れ始めた。
「神は……うっ……あなたをぉっ……お赦しにぃっ……なり、ま……すっ!」
傭兵の容赦ないピストンに貫かれながら、優しく慈悲深い眼で見つめる女神官。
「くっ……そっ!」
傭兵は女神官の視線から逃れるために、眼を閉じ、腰をさらに激しく振り抜いた。
「あっ……気持ちいいぜ……」
閉じた瞼の裏で、傭兵は女神官の膣襞に締め付けられた肉棒に意識を集中する。
「……!」
突然、傭兵が腰の動きを止めた。
瞼を開け、自分を見上げている女神官と眼を合わせた。
「神官様……あんた、処女じゃねえな!」
女神官が、ふっと微笑み、眼を細めた。
「私は娘の時、あなたのような傭兵に強引に犯されました……やけになった私は、娼婦になりました……」
女神官の静かな告白に、傭兵は眼を剥いた。
「何人もの数えきれない男に抱かれた私……どん底で、微かな光を見つけました……神は、私のような穢れた者でも、愛で包んでくださいました……」
傭兵は、女神官に肉棒を深く差し込んだまま、震え始めた。
「あなたにも、神の光が届きますように……私は、祈りま……くっ!」
女神官の言葉を遮るように、傭兵は強く肉棒を突き上げた。
動物の様な咆哮をあげて、傭兵は肉棒を抜き挿ししながら女神官の肉体をうつ伏せに返す。
逆ハート型の大きな尻肉に腰を打ち付けながら、傭兵は細い腰を両手で掴み、膝立ちになった。
後背位の体勢で、傭兵は容赦なく女神官を突き続ける。
ぱつん、ぱつん、ぱつん、と肉が当たる重めの音が響き、尻肉が波打った。
「んっ……はっ……んんっ……はっ!」
女神官は声が出てしまうのを必死に抑える。
傭兵は湧き上がる射精欲を感じ、神に仕える女の子宮に子種を送り込んでやろうと、さらに突き上げの速度を上げた。
「どうだ……どうだっ! 神官様よお……神だとか何だとか、言ってるが、所詮男に孕ませられる女じゃねえか!」
傭兵に突かれて肉体を揺らしながら、女神官は、ただ、されるがままに、耐えていた。
「ああっ……射精るっ、射精るうっ……神官様にっ、射精すぞおおっ!」
叫んだ傭兵の顔にフライパンが打ち込まれる。
衝撃で、背後に倒れた傭兵の陰茎がずりっ、と女神官の膣から抜け、精液を空中にまき散らす。
地面に仰向けに倒れた傭兵に、女たちが一斉に襲い掛かった。
修道院の中の女たちは、女神官が凌辱されるのを震えて見ていた。だが、怒りに駆られた数人の女が、食器や花瓶、燭台などを手にとって修道院を飛び出すと、他の女たちも一斉に傭兵たちに襲い掛かった。
三人の傭兵たちは、女の集団による責めになすすべもなく、全身と顔を滅多打ちにされた。
「やめなさい!」
裸で立ち上がった女神官の一声で、女たちが傭兵を
修道女が女神官を毛布で包む。
「あなたたちにも、神のご加護がありますように……」
女神官は、自分の肉体を穢し尽くした男たちに向けて、十字を切って祈りを捧げた。
女神官と女たちが、ぞろぞろと修道院に戻っていく。
傭兵は、地面に伏せながら、いつまでも咽び泣いていた。