女性は全て隔離、管理される。そして、上流階級の男に捧げられるため、妊娠や出産を繰り返すのだ。
2xxx年、この国ではクーデターが起こった。
女性は全て隔離、管理される。そして、上流階級の男に捧げられるため、妊娠や出産を繰り返すのだ。
「金持ちしかセックスできないか、気楽なもんさ」
そう言って、僕は下卑た笑い声を上げる。
僕には気になる人がいた。
大学生時に、あるweb系の会社でアルバイトをさせてもらったことがある。その会社に勤める女性社員の一人で、僕より五歳年上のひとだった。
彼女の名前は緑川雫といい、金髪で眼鏡をかけていて、非常にグラマラスだった。その外見と、眼鏡の下に隠された美しい瞳が印象的で、僕は彼女に密かに憧れていた。
しかし、彼女は隔離施設へと連れて行かれてしまった。僕のほのかな恋心は、無残にも踏みにじられたのだ。そんな思い出
に浸って僕は社会に出た。
普通の中小企業に就職し、僕は彼女以上に好きになれる女性を探した。だが、ついに緑川雫以上に愛せる女性には巡り合えなかった。
「退屈だな」
僕の日常は空虚そのものだった。
毎日決められた時間に起きて、電車に揺られる。帰宅すると寝るだけ。そして朝を迎えるとまた仕事というサイクルを延々と繰り返す。それはまるで監獄に閉じ込められたかのようだった。
刺激が欲しかったのだ。
僕の生活から色が失われていた。日々はモノクロ映画のように味気なく過ぎていった。
「死ぬ前にもう一度だけ、緑川さんに会いたいな」
僕はいつの間にかそんなことを考えていた。
ある日である。
女性を一般男性にも配布する、というニュースが流れた。
どうやら高級階級の男性にも不妊症が増えたらしい。そのため、一般男性に配布して人口を補おうという魂胆らしかった。
しかし、その確率はごくわずか。
「交通事故で死ぬ確率の方が高いだろうな」
僕は自嘲した。
ところが、そのニュースが流れて数日後、僕が帰宅すると役所から一枚の封筒が届いていた。中には、『おめでとうございます。あなたは選ばれました』とだけ書かれた紙と、パスポートサイズのカードが入っていた。
「まさか……」
僕はそのカードの情報をスマホで照合した。
それは本当に僕自身だった。生年月日、血液型、出身地、学歴、家族構成などなど、全てに間違いはなかった。そして、『あなたの遺伝子は大変優秀です。ぜひお子さんを授かる権利があります』と書かれていた。
「うそだろ」
僕は相手の女性の写真を見て愕然とした。
その写真は、紛れもない緑川雫だった。
僕は複雑怪奇な思いに駆られた。
あの緑川さんとこんな形で再会することになるとは。
「でも、子作りしないといけないのか」
確かに彼女には好意を抱いていたが、それは恋愛感情とは言えるのか。僕の思いは中途半端だったし、僕なんかに緑川さんが恋愛感情を持つはずもない。
それがいきなり子作りときた。いくら何でも急展開過ぎる。
「ま、僕は仕事なんて大嫌いだし。このまま死んでも良いんだけど」
緑川さんと子作りに励んで、それから人生を終わらせるのも良いかもしれない。
「よし、せっかくだし。楽しもうかな」
僕は送られてきた緑川さんの画像と住所を眺めつつ、ニヤリと笑った。
そして、その日のうちに役人が緑川さんを連れてきた。
「こちらが繁殖指定対象者、緑川雫様です」
「………」
緑川さんは不安そうな顔をしていた。
「こちらにサインをお願いします」
役人は僕にもサインを求める。僕はその書類にサラサラとサインをした。
「あの、これでいいんですか?」
「ええ、結構です」
役人は無表情にうなずいた。
「では、あとはおふたりでごゆっくりどうぞ」
役人は僕にだけ頭を下げると、さっさと退散してしまった。
「……」
これからここで僕と緑川さんは子作りに励まねばならないのだ。
「あの、緑川さん。お久し___」
「初めまして、」
え?初めまして?
「え、あ、はい」
「お話があるですが、お部屋に行きませんか?」
「あ、はい」
僕は彼女の圧に押されて部屋へと連れ込んだ。
「あの、私、こういうこと嫌なんです。」
「え?」
「何故こんな無理矢理性交をして、子作りするような真似をしなければならないのですか?それも初対面の人に。
私、こういうのは愛し合った人同士が行うべきだと思うんです」
初対面……。
その言葉が僕に重くのしかかった。
確かに僕と緑川さんはただの職場の同僚、知り合い以下の関係である。仕事でも数回話したかどうか。
この人とは、ただの職場の同僚以上でも以下でもない。
僕はあの日以来、緑川さんの虜になっていたが、彼女はそうではないらしい。
まるで赤の他人と子作りしろと言われているようなものだ。
そんな僕と子作りなどしたくもないだろう。
だけど、いくら何でもそんな僕に無関心なのは少し酷くないか? 確かに僕も緑川さんに声をかけない、デートにも誘っていない。
でも、僕は彼女の美しさに惹かれてずっと片思いしていた。なのに、彼女は僕のことを覚えていないと言うのか。
それはあんまりじゃないか……。
僕は落胆した。同時に怒りが込み上げてくる。どうしてここまで恋慕している僕に、無関心な態度をとるんだ。
「……人口調整法。これは国会でも通っているし、正当な理由の以外では拒否でませんよ」
「そんな……。私には無理です!私は誰とでも性交するようなはしたない女ではありません!」
緑川さんは嫌悪感をあらわにして、僕を睨みつける。
「そうは言っても選ばれた女性は税金の未払いや軽犯罪、その他もろもろの問題を持つ女性が優先されるんです。あなただって何か理由があって、ここに送られてきたんでしょう?」
「それは……。」
「そういった方々が孕んだら助成金をもらえます。そこまで悪い法律じゃありません。むしろ、国から守られるんだから感謝すべきだ」
「そんなのおかしいです!どうしてあなたに子作りされなきゃいけないんですか!?」
緑川さんはヒステリックに叫んだ。
「あなただって何かをやらかしたから、こんなところに送られたんでしょ!?お互い様ですよ」
「……そんな、私はただ駐禁違反しただけなのに……」
緑川さんはしょげ返った様子でつぶやいた。
「ふん。十分悪人じゃないですか」
「っ!」
緑川さんは傷ついたように目を見開くと、ソファから立ち上がり、部屋から逃げようとした。
僕は素早く彼女の手を掴む。緑川さんは僕を睨みつけた。
「離して下さい!私に触らないで下さい」
「悪いけど、無理矢理ヤラセて貰いますよ。あなたを抱かないと僕も処罰されるんです」
僕は緑川さんを連れてベッドルームへと入った。そして、彼女をベッドに押し倒すと、彼女の服を脱がしにかかった。
緑川さんは抵抗したが、力の差は歴然だった。
僕は彼女の緑川さんを愛撫した。緑川さんのグラマーな肉体が、僕の愛撫で快楽に反応している。
「いやっ、いやぁっ」
緑川さんは涙を流して喘いでいた。
僕は緑川さんの性感帯を探り当てると執拗にそこを責め上げた。彼女はその度に身体を跳ね上がらせる。
「いやぁっ!やめてぇっ!」
しかし、その反応とは裏腹に緑川さんの秘部からは蜜が溢れ出ていた。そして、その蜜の匂いで僕もまた興奮してきた。
僕はズボンを脱ぎ捨てると、いきり立ったペニスを取り出した。彼女はそれを見て青ざめる。
「うそ、本当に……?」
緑川さんは怯えた様子で後退る。僕は緑川さんを押し倒し、緑川さんの太腿を掴むと無理矢理脚を開かせた。そして、緑川さんの濡れそぼった秘部にペニスをあてがうと一気に挿入した。
「いやっ、抜いてっ」
緑川さんは必死で抵抗するが、僕には無意味だった。僕は本能の赴くままに腰を振った。
「いやぁっ、痛いっ!」
緑川さんは苦痛の声を上げた。だが僕は止まらない。
「お願い、許してっ!いやぁっ」
緑川さんは泣き叫びながら必死に懇願した。緑川さんの膣は温かく、僕自身を優しく包み込んでくれた。
「あぁんっ、嫌ぁっ!」
彼女は涙を流しながら喘ぐ。僕は緑川さんの中で果てそうになる。
「もう!で、出そっ!出る!」尿道か射精感を感じた。
「え?だ、駄目!出しちゃ駄目!」
「中に出す!中に!中に」
「やめてぇっ!お願いっ!」
緑川さんは必死に懇願するが、僕は彼女の子宮口に亀頭を押し付けると、そこで果てた。ドクンドクンと脈打ちながら精液を放出する。
「あぁっ……いやぁ……」
緑川さんは絶望した様子で涙を流す。そして僕の陰茎は萎えることなくまだ勃起したままだった。
「うそ……どうして」
「まだまだですよ?緑川さん」
僕は再び腰を動かし始めた。今度はゆっくりと味わうように動く。
「あぅんっ!だめぇっ!」
緑川さんは再び快楽に悶え始めた。僕は彼女の大きな胸を揉みながら、彼女の首筋に舌を這わせる。
「ひゃうっ!やぁっ」
彼女は甘い声を上げながら身体をくねらせた。僕は興奮し、更に激しく動く。
「あぁっ!いやっ、」
緑川さんは涙を流して訴えるが、僕には逆効果だった。僕の陰茎はさらに大きさを増していく。
そしてまた限界が来たので、僕は再び彼女の膣中で果てた。
「あぁっ!熱いぃっ!」
彼女はビクビクと痙攣し、僕の精液を受け入れた。そしてズルリと引き抜くと緑川さんの秘部からは白い液体が溢れ出ていた。
「はぁ……はぁ……あぁっ……あぁっ……」
彼女は弱々しく喘ぎ、身体をビクビクさせていた。その目にはもう光がなく、ぼんやりとした表情だった。
僕はそんな彼女を見て満足し、ようやく彼女の中から引き抜いた。そして彼女の隣に横になり、抱きしめるようにして眠りについたのだった……。
それから僕らの共同生活を始めた。
「部屋は貸しますので、ここで生活して下さい。洗濯と食事は自分で行うこと。」と言った。僕は親の遺産で貰った古民家に住まっている。そして一緒に生活をする。日中は優しく、紳士的に彼女と接してあげた。緑川さんは怯えながらも僕の対応に不器用ながら少し打ち解けるようになって心を許す。
だが、夜には無理やり犯しつづけるのだ。
緑川さんの部屋に忍びこみ、電気をつけると彼女が慌てふためく。その緑川さんを押し倒し、乱暴に服を脱がす。
「いやぁっ!」抵抗できないように手首を縛りつけ、一気に僕の陰茎を入れてくる。すると彼女は声を構わずに動かす。緑川さんの膣奥で射精したら今度はバックから突く。緑川さんの声を聞く余裕などなくただ強く攻めるだけだった。そしてまた射精する。
今日もまた、僕は緑川さんを無理矢理犯し続けるのだった。
そのうち緑川さんは何も言わずになり、僕のものを受け入れるようになった。
緑川さんが時折抵抗の言葉を発するも僕は無言で挿入し攻め続けるだけだった。今日も僕は緑川さんの部屋に行く。
「あ……また来たの……?」緑川さんが怯えながら聞いた。
僕は彼女の部屋の扉をゆっくり開けた。部屋の中にはカーテンの隙間から月光が差し込んでいて薄暗い部屋が広がっていた。
彼女はベッドに腰かけて、ドアを少しずつ閉めた僕の様子を注視していた。その不安そうな緑川さんの眼差しに嗜虐心をそそられながら、ゆっくりと近づいて緑川さんの前に膝立ちになる。
「いや、来ないで!」怯えた様子で僕を見る。そんな緑川さんの両手首を無理やり掴んだ。緑川さんが小さく悲鳴を上げると、僕は彼女の着衣に手をかける。乱暴に引きちぎると胸を隠す白いブラジャーが現れた。抵抗する力のない緑川さんを押し倒し、大きな胸を揺らす。そしてショーツを下ろして下半身を剥き出しにした、緑川さんが慌てて脚を閉じて隠そうとしているのを強引に開かせる。
彼女の割れ目からは白い液が流れ出している。僕はそれを指ですくった後、彼女の股間を撫で回すとまた濡れ始めたのかクチュクチュという音が響く。
「やめて、お願い」懇願するが無視する。そのまま彼女のクリトリスや膣に指を入れるとその度ビクッと震える緑川さんの反応を見ながら攻め立てたる。次第に緑川さんの呼吸が乱れ始めると同時に僕の陰茎も硬くなる。
「いやっ、やめて」緑川さんは泣きながら懇願するが、僕は無視し、緑川さんの両脚を大きく開かせると、一気に挿入する。「あぁっ!」緑川さんは悲鳴を上げて身体を反らせる。僕は構わずに腰を動かし始めた。最初はゆっくりだったが徐々にスピードを上げていき、やがてパンパンという音が響くようになる。
そしてついに限界が来たので再び緑川さんの中で果てる。ドクンドクンと脈打ちながら大量の精液を流し込んだ。
「あぁっ……熱い……」緑川さんは虚ろな目で僕を見た。僕は一切何も言わずに引き抜くと緑川さんの膣で果ててしまったので溢れた精液がゴポォッと音を立てて吐き出されてくる。その光景はとても妖艶で、また興奮する僕だった。
その内緑川さんは妊娠した。
病院で検査を受けさせると、確認した。
「おめでとうございます」妊娠の報告を役人にすると、にこやかな笑顔を見せた。
「大変お早い妊娠ですね」
「そんなに早いんですか……?」
「はい。現代人は着床しづらくなっております故、こんなに早く妊娠に至ることは少ないのです」
「そうですか」
「どうですか新山さん。もう一人対象者を孕ませてみますか?」
「え?」
「実はですね、今は男性側が病気で亡くなっていまして、対象者が一人余っております。どうですか?もう一人妊娠させてみませんか?」
「え、そんなことまでしてもいいんですか……?」
「ええ。新山さんは優秀な遺伝子をお持ちですし、成功すれば報奨金も出ますよ」
もう一人……。緑川さんという女性を孕ませ、さらにもう一人。実感が湧かなかった。こんな女性を求めたいと思うことがもう一人湧くのかと思った。それに今の生活に満足している。緑川さんとの共同生活という環境を楽しめているからだ。これ以上女性を抱くことは、この満足感が損なわれそうで怖かった。
「ちなみにこの女性です」
「え……?」僕は驚いた。この女性は僕が学生時代にアルバイト先の先輩である伊凪マイ。僕は当時とあるホテルの厨房で働いていた時に彼女はウェイトレスとして働いていた。綺麗で明るい彼女には当時憧れていた。優しく、白いエプロンを着た姿が脳裏で想起される。
「この人と……ですか……?」思わず聞き返した僕に役人は答えた。
「はい。この女性です。」
「そう、ですか……」
僕は戸惑った。ここまで僕と関わってきた女性がもう一人現れるとは思ってもいなかったからだ。
「どうしますか?新山さん」役人は僕に向かって選択を迫った。僕はしばらく考えた後、その女性を孕ませることを選択した。
「そうですか。では来週の週末に自宅にお連れしますので」
「はい、よろしくお願いします」
そして自宅に女性を招き入れることになった。
翌週の週末になると、役人が伊凪さんを連れてやってきた。
「………新山くん?ひ、久しぶり」やはり僕の好きな伊凪さんだった。少し歳を重ねているがそれがまた大人の女性へと変貌していた。
彼女は緊張しているようで、俯いていた。
「それでは新山さん。私はこれで失礼しますので。後はお二人でごゆっくりどうぞ」そう言って役人は帰っていく。玄関には二人だけになった。
「……えっと……お久しぶりです」
「うん……」気まずい空気が流れる。
「奥へどうぞ」
「はい……」
その時、緑川さんが妊娠の検査のため外出しようとしていた。
「新山さん、検査入院してくるのでしばらく家を空けます」
「そうですか。気をつけて行ってきてください」
すると、緑川さんは後ろにいる伊凪さんを見た。
「その人……どちら様?」
「ああ、えっと……彼女は伊凪さん。新しい繁殖指定対象者です」
「そう……よろしくお願いします。」そう言って緑川さんは出て行った。
「あの……彼女って……」
「ああ、緑川さんです。彼女も候補者の一人なんです」
「そうなんだ……」伊凪さんは少し驚いた様子だった。
僕達は居間に着くと、座ると話し始めた。
「あの、何か飲みますか?」とりあえず話題を振ったが、返事はない。沈黙が流れるだけだった。
僕は冷蔵庫からお茶を取り出しグラスに注ぐと彼女に差し出した。彼女はそれを受け取るとテーブルについてちびちびと飲み始めた。僕はソファに座ってテレビをつけたが、伊凪さんのことが気になって仕方がない。
「あの……」僕は意を決して話しかけることにした。
「はい」伊凪さんは小さな声で返事をした。
「あなたを孕ませなければならないんです。」
「……は、はい……」伊凪は顔を赤くした。
「あなたと性交することになりますけど、それでもいいですか……?」
「……あの、本当にするん、ですか……?」
「もし断れは、あなたは施行拒否として、罰金が発生します。悪質なら刑務所へ行くことになります。」
「…………」伊凪さんは黙ってしまった。
「それに僕も、逮捕されますね」
「え?新山くん、逮捕されちゃうの……?」伊凪さんは心配そうに僕を見た。
「はい。」
伊凪さんは少し考え込んだ後言った。
「……正直言うと僕は先ほどの女性を孕ませました。その時点で伊凪さんを孕ます必要はないんですよ。でも、伊凪さんが相手なら僕はその機会を逃したくはないな……って思っています。」
「……え?どうして?」
「それは……伊凪さんのことが好きだったからです。」
「え?」伊凪さんは驚いて目を見開く。
「僕はあなたが好きなんです。学生の時から。」
「そんな、嘘……」
「本当です。他の男になんか渡したくないって、ずっと思っていたんです。」
「そう、なんだ……」
伊凪さんは顔を赤らめながら俯いた。
「伊凪さんは僕のことをどう思っていますか?」僕は尋ねた。すると伊凪さんは顔を上げて僕を見ると言った。
「………」伊凪さんはしばらく黙っていた。
「まあいいです。子作りするかしないか考えて下さい。僕は……あなたとなら刑務所行きも覚悟しています。」
「……」伊凪さんは黙っていた。
次の日、伊凪さんは何も答えなかった。
その次の日も伊凪さんは無言を貫いた。僕は心が折れかけていて、もう諦めようと思っていた。
だが、3日目についに伊凪さんは口を開いた。
「私は……あなたと子作りする。」
「えっ?」僕は驚いた。まさかそんな返事が来るとは、思っていなかったからだ。
「なんで?どうして……?」疑問を口にした僕を伊凪さんは真っ直ぐに見つめると言った。
「……やっぱり私も借金があるの。返さないといけないし、それに逮捕は嫌だし。」
「僕としてもいいんですか?」
「………正直よくわかんない。でも……新山くんの言葉には嬉しかったのは本当。だから私も覚悟を決める。」
「伊凪さん……」僕は彼女の手を取ると自分の胸に当てた。
「ありがとう、ございます……」
「うん……こちらこそ」彼女は照れながら微笑んだ。
僕らは寝室に移動すると、裸になった。
伊凪さんの裸体は美しかった。スレンダーで引き締まった身体、大きな胸とくびれが際立っている。お腹周りはやや太めだがウエストも引き締まっているためか女性らしい印象を受ける。
僕は伊凪さんの口を塞ぐようにキスをした。舌を入れ絡めあうような濃厚なキスだ。互いの唾液を交換し合い飲み込む度に興奮が増していくのを感じた。
そして下半身に手を伸ばすと割れ目に触れるようにしながら指を動かすと既に濡れていたのでそのまま挿入していく。中は既に熱くトロけていた。指を出し入れするとクチュクチュという音が聞こえてくる。
その音を聞いてさらに興奮した僕は徐々に激しく動かしていくと、彼女は背中を反らせて声を上げた。
「んんん……あっ……」伊凪さんが艶かしい吐息を出す。
「気持ちよかったですか?」僕は聞くと、伊凪さんは恥ずかしそうにしながらもコクリと頷いた。
「じゃあもっと気持ちよくしますね」伊凪さんをベッドに押し倒し、その上にまたがるように覆いかぶさると、伊凪さんの脚を広げさせて股間に顔を埋める。そして割れ目に舌を入れて舐め回した。すると奥から蜜が溢れてくる。それを吸い上げるようにしながらクリトリスも刺激する。
「ああん!そこぉ!」伊凪さんは身体を仰け反らせながら感じているようだ。僕はさらに激しく責め立てた。
「ひゃうん!ダメ、イッちゃう……」伊凪さんは絶頂を迎えようとしていた。
「んんん……あっ……」伊凪さんが艶かしい吐息を出す。
「気持ちよかったですか?」僕は聞くと、伊凪さんは恥ずかしそうにしながらもコクリと頷いた。
「じゃあもっと気持ちよくしますね」伊凪さんをベッドに押し倒し、その上にまたがるように覆いかぶさると、伊凪さんの脚を広げさせて股間に顔を埋める。そして割れ目に舌を入れて舐め回した。すると奥から蜜が溢れてくる。それを吸い上げるようにしながらクリトリスも刺激する。
「ああん!そこぉ!」伊凪さんは身体を仰け反らせながら感じているようだ。僕はさらに激しく責め立てた。
「ひゃうん!ダメ、イッちゃう……」伊凪さんは絶頂を迎えようとしていた。僕はトドメとばかりに強く吸い上げた。その瞬間、膣内がギュッと締まり潮を吹き出した。
「あぁ……出てる……」伊凪さんはビクビク痙攣しながら脱力した。
僕はそのまま覆い被さるとキスをした。舌を入れ絡めあうような濃厚なキスをすると唾液を交換し合った後引き抜いた。
「ねぇ、入れてもいいですか?」僕は彼女に確認する。彼女は小さくコクリと首を動かした。
それを確認してから、ゆっくりと挿入していく。最初は少し抵抗があったが、やがて奥まで入ったようだ。そのままピストン運動を始めると彼女は喘ぎ声を出し始める。
「あっ……あん……気持ち良い……」
「僕もですよ」伊凪さんの中はとても温かくて柔らかく包み込んでくるような感覚があった。僕は腰を動かしながら彼女を抱き寄せるとキスをした。舌を入れると彼女もそれに応えてくれる。しばらく続けた後に口を離すと唾液が糸を引いた。
「あぁん……もっとぉ……」伊凪さんは甘えたような声でねだってきた。僕は嬉しくなってさらに強く抱きしめた後、彼女の首筋にキスをした。
「ひゃあん!」伊凪さんは敏感に反応しているようで可愛らしいと思った。そしてそのままピストン運動を続けつつ首筋を舐めたり甘噛みをしたりしながら快感を与えていくと、次第に膣内の締め付けが強くなっていった。どうやらそろそろ限界らしいと判断して最後に思い切り突き上げると同時に射精した。
「ああぁぁっ!!」伊凪さんが大きな声を上げて果てると同時に僕も果てた。ドクンドクンと脈打ちながら精液を流し込んでいると、彼女の子宮はそれを受け入れてくれるかのように飲み込んでいった。
「………」
行為が終わった後、僕らは裸のまま抱き合っていた。伊凪さんの鼓動を感じると安心すると同時になんだか不思議な気持ちになる。僕は彼女の背中を優しく撫でながら尋ねた。
「借金はいくらあるんですか?」
「えっと……200万くらい……」
「何でそんなに借金があるんですか?」
「実は……前の会社の同僚がお金に困っていて連帯保証人になってあげて……それからズルズルと増えていっちゃって……」
「そうですか……」僕は昔から彼女が優しい人だと知っていたので、なんとなく予想がついていた。
「大変でしたね」
「うん……」伊凪さんは力なく答えると僕を見つめた。僕は彼女の髪を撫でながら見つめ返す。
僕らはもう一度唇を合わせると、そのまま眠りについた。
緑川さんが帰って来た。緑川さんは妊娠の検査のため数日の外出許可を得ていた。
「戻りました」緑川さんは帰ってきた。
「おかえりなさい、検査結果はどうでしたか?」
「順調だって。予定日は来年になるそうです」
「それは良かったです」
「それで、伊凪さんとしたんですか?」
「はい、彼女と子作りしました。」
緑川さんは一瞬驚いた表情をした
「私だけじゃなかったんだ……」
「はい」緑川さんは少し考えた後言った。
「じゃあ私はどうなるんですか?」
「これからは伊凪さんとサポートして下さい。妊娠の先輩として」
「分かりました」
それから僕は毎晩伊凪さんを抱くようになった。伊凪さんはとても魅力的だった。
彼女の身体は柔らかく、そして温かかった。だが、半年過ぎても妊娠はしなかった。と言っても焦りはなかった。これぐらい妊活なんてかかるものだと割り切っていた。
「ねぇ、新山くん。」伊凪さんとその夜互いに裸になり抱き合っている時、伊凪さんは僕に語りかけてきた。
「なに?」
「緑川さんと寝てあげたら?」
「え?」僕は驚いた。
「緑川さんは新山くんと寝られなくて寂しそう。」
「それは……」
そんな訳ない。緑山さんは僕が無理やり犯した。だから、そんな嫉妬なんてある訳がない。でも、僕は緑川さんに対して後ろめたさを感じていた。
「緑川さんは僕のことなん思ってないですよ」
「そんなことないよ。気になってはいると思う。」
「でも、僕なんか……」
「お願い新山くん」伊凪さんは僕の目を見て言った。
次の日緑山さんに話をした。
「今日、緑山さんを抱いてもいいですか?」
「……なんで?伊凪さんじゃダメなんですか?」緑山さんはと言った。
「伊凪さんは今日体調が悪くて」
「なら我慢してください。」
「いや、我慢できないんだ。」
「……」緑山さんは少し考えるような仕草を見せると、僕の方を向いて言った。
「分かりました」
「どうも」僕たちは寝室へ向かった。
「……じゃあ、始めましょうか。」僕は緑山さんの下着を脱がすと、自分も脱いで裸になった。
「うん……」緑山さんは恥ずかしそうにしながら横になった。僕は彼女に覆い被さるとキスをした後、胸を揉みしだくように触り始めた。
最初はゆっくりと優しく触れていたが徐々に強くしていくと彼女の口から声が漏れ始める。
「……んっ……あっ……」
しばらく続けた後、今度は下半身の方へ手を伸ばした。緑山さんのお腹は膨らんでいる。彼女のお腹に触れると、トクントクンという鼓動を感じることができた。
「……ちょっと……そんなに見ないで……」緑山さんが恥ずかしそうな声で言った。
僕は再びキスを始めた。そしてそのまま手を下の方へ這わせていくと割れ目に触れた。既にそこは濡れているようでヌルッとした感触がある。僕は指を入れて中を探るように動かした後、クリトリスを刺激した。すると彼女はビクンと跳ね上がり、さらに高い声を上げるようになった。
「あっ……そこぉ……ダメ……」
「ここですか?」僕はさらに責め立てる。
「あっ……そこぉ……もっと……」緑山さんが求めてくるので、僕は指の動きを速めた。すると彼女は絶頂を迎えたようで身体を大きく痙攣させる。そしてぐったりとした様子で横になっていたが、しばらくすると起き上がり僕の上に跨ってきた。
「ねぇ……私も気持ちよくさせて」緑山さんは僕のペニスにコンドームをつけると騎乗位の体勢で挿入しようとした。しかし上手く入らないようで苦戦している様子だ。僕は彼女を支えるようにしながら彼女の腰を落とさせた。
「あぁっ……」緑山さんは気持ちよさそうな声を上げる。僕はゆっくりと腰を動かし始めた。最初はゆっくりだったが徐々にペースを上げていく。パンッという肌同士がぶつかる音が部屋に響く中、僕らは絶頂へと近づいていく。
「あっ……もう……イっちゃう……」緑山さんがそう言った瞬間、僕は射精した。同時に彼女も絶頂を迎えたようでビクビクと痙攣している。
その後、僕たちはしばらくの間繋がったまま抱き合っていた。僕は彼女に愛されているという感覚は無かった。だが、愛とは違う、執着のようなものを緑山さんから感じ取っていた。それが何かは分からない。でも、確かに何かが彼女の中にあるような気がした。
■
「伊凪さんも新山さんとするんですか?」
「はい、彼と子作りします」
次の日、伊凪さんと緑川さんが居間で話し込んでいた。
僕は自室で仕事をしていたけど、会話が気になって仕方がなかった。
「そう……じゃあ、私は必要ないですね……」緑川さんは寂しそうな表情で呟いた。
「すみません。新山君、独り占めして」
「いいんですよ。別に……私達そういう関係じゃないし……」
「そうですか……」
「はい……」
「……」緑川さんはしばらく沈黙した後言った。
「伊凪さん、……やっぱり私も協力します」
「え?」
「伊凪さんだけに新山君のお世話をさせるのは気が引けます。私も週一くらいは新山君のお世話をします」
「でも……緑山さん、妊娠していますよね?大丈夫ですか?」
「確かにそうですけど…。」
「それに、緑山さん、新山君のこと嫌いですよね?好きじゃないのに、お世話するのは……」
「……うーん、よく分かりません。私は彼のことが好きなのか、嫌いなのか……でも、伊凪さんだけに新山君のお世話をさせるのは気が引けます」
「……わかりました。では、週一でお願いします。」
「分かりました、伊凪さん」
こうして私と緑川さんは週一で子作りをすることになった。
■
次の日僕は伊凪さんを抱いた。
「じゃあ始めましょうか。」
「はい」伊凪さんを愛撫していく。
「……」伊凪さんは目を閉じ、されるがままになっている。
僕は彼女の首筋を舐めると、胸へと手を伸ばす。そして揉むようにして柔らかさを堪能した後、乳首に触れる。すると彼女は少しビクッとなった後甘い声を上げるようになった。僕はさらに強く刺激を与えつつ下に手を伸ばそうとしたのだが、そこで伊凪さんが僕の腕を掴むと言った。
「待って……今日は私が上になるわ」珍しいこともあるものだな、と思いつつ僕は伊凪さんの言う通りにした。伊凪さんが上になると、僕のものを掴んでゆっくりと挿入していく。
「あぁ……入ってく……」伊凪さんは気持ちよさそうにしている。やがて根元まで入ったところで動きが止まった。
「大丈夫?」僕が聞くと彼女は答えた。
「うん……動くね」伊凪さんが上下運動を始めた。最初はゆっくりとだったが次第に激しくなっていく。パンッという肌同士がぶつかる音が部屋に響いた。
「あっ……はぁっ……」伊凪さんは快楽に溺れているようだった。
「新山君、もっとぉ」僕は彼女の要望に応えるために強く突くようにした。すると彼女は大きな喘ぎ声を上げながら絶頂を迎えたようだったが、それでも動きを止めなかった。その後も何度も繰り返しセックスを続ける内に僕も限界に達しようとしていた。だがそこで伊凪さんが言った。
「中に出して」僕は言われるままに射精した。ドクンドクンと脈打ちながら大量の精液が流れ込んでいく。伊凪さんはそれを受け入れるかのように僕のものを強く締め付けてきた。
「あぁ……出てる……」彼女は幸せそうな表情で言った。
その後、僕らはしばらく余韻に浸っていたのだが、やがて伊凪さんが口を開いた。
「ねぇ新山くん」
「ん?何?」
「今日はいっぱい出してくれてたんだね……。」
伊凪さんは満足そうな表情を浮かべている。
僕はしばらくボーッとした後、自分も服を着た。そして二人でリビングに戻った。緑川さんがソファで寝転がっているのが見える。僕らは緑川さんにも声を掛けて一緒に夕食を食べた後に別れた。
それから数週間が経ったある日のこと、僕はまた伊凪さんから妊娠したと報告を受けた。
「赤ちゃん、出来ました」
「本当ですか?ありがとうございます!」
「ええ、私も嬉しい。新山くんが頑張ってくれたから」伊凪さんは笑顔で言った。
「ところで、男の子と女の子どっちだと思いますか?」
「そうですね……僕は男なら良いなと思っています」
「どうして?」
「うーん……なんとなくです」僕は少し考えた後答えた。
「そう……じゃあ、私も男の子が良いわ」伊凪さんはそう言うとお腹をさすりながら微笑んだ。
「デキたの?」緑川さんが聞いてきた。
「はい!」
「そう……。おめでとう」緑川さんは少し落ち込んだように言った後、表情を変えて言った。
「緑川さんの赤ちゃんも予定日は半年ですし、上手く行けば同学年ですよ」
「そうね。お互い、頑張りましょう。」
それから二人は段々と仲が良くなり、まるで友人のように接するようになった。
一緒に料理をしたり、映画を見たり、買い物に行ったり……まるで親友のような関係になっていくのを僕は不安に思いながら眺めていた。
それから一年が経った頃、二人は出産した。
伊凪さんは女の子、緑川さんは男の子を産んだ。二人の子供はどちらもよく似ていて、まるで双子のようだった。
「初めまして」緑川さんは言いながら子供を愛おしそうに眺めた後で、僕にその子供を抱かせてくれた。
伊凪さんも似たような表情していた。
それから僕らは三人で育児をすることになった。伊凪さんと緑川さんは互いの子供の世話をしながら、時には喧嘩しながらも仲良くやっていた。僕はその様子を見て安心したと同時に少し寂しさも感じていた。
■
この生活が続いて数ヶ月が経ったある日。
この日は珍しく子どもたちが早く寝て、大人三人が久々の晩酌を楽しんでいた時だった。
緑川さんが僕に聞いてきた。
「ねぇ、今日しませんか?」
「え?」
「ほら、産まれてすぐの頃は、なんかそう言う気分にならなかったから……久々にどうかなと思って」
緑川さんが僕に迫ってくる。酒を飲んだせいか、顔は赤く目は潤んでいた。
「ちょ、ちょっと待ってください……まだ深夜じゃないですよ?子供達が起きちゃいますよ」と言いつつ僕はドキドキしていた。
「いいじゃないですか、ちょっとくらい。ね?」と言って抱きついてきた。胸が当たってくる感触で頭がボーッとしてくる。
「伊凪さんもどう?」
「え?」
「三人でするの。どう?」
「え?三人って……」
「三人でエッチするのよ」緑川さんが耳元で囁いてくる。
「え?いや、それはちょっと……さすがにまずいというか……」僕は慌てて言った。
「いいじゃない。もう恥ずかしがることないじゃないですか?」
「……そうですね。新山君もご無沙汰だろうし……じゃあ、ちょっとだけ……」伊凪さんも乗り気になったようだ。
僕ら三人は寝室に入ると服を脱ぎ裸になった。
「じゃあ、どうぞ」と伊凪さんが言った。僕は緑川さんを押し倒すようにして上に覆いかぶさるとキスをした。舌を入れ絡めあうような濃厚なキスをする。互いの唾液を交換し合い飲み込む度に興奮が増していった。そして下半身に手を伸ばすと割れ目に触れるようにしながら指を動かすと既に濡れていたのでそのまま挿入していく。中は既に熱くトロけていた。指を出し入れするとクチュクチュという音が聞こえてくる。その音を聞いてさらに興奮した僕は伊凪さんの方を見た。すると伊凪さんは恥ずかしそうにしながらも自分から脚を広げて見せてくれたので僕はその間に体を割り込ませると腰を押し進めていった。
「ああぁ……入ってく……」伊凪さんは嬉しそうな声を上げると僕の背中に腕を回してきた。そして僕らは繋がったままキスをした。舌を絡ませながら何度も繰り返すうちに頭がボーッとしてきてしまい何も考えられなくなるほど快感に支配されてしまう。やがて限界に達しそうになったところで僕は一旦動きを止めたが、すぐにまた動き始めた。パンッという肌同士がぶつかる音と共に刺激を与え続ける度に伊凪さんは気持ち良さそうな声を上げるようになった。
「あぁ……もっと突いてぇ」
その言葉を聞いた僕はさらに激しく動いた。すると伊凪さんの中が強く締め付けてきたので僕はそのまま射精した。ドクンドクンと脈打ちながら大量の精液を流し込んでいく感覚は何度味わっても最高だ。
その後しばらく余韻に浸っていたが、やがて緑川さんが口を開いた。
「ねぇ……次は私ですよ」
「ええ、分かりました」
僕は一度伊凪さんから陰茎を抜くと緑川さんを抱き抱えるようにして緑川さんの腰を掴んだ。そして一気に突き入れた。その瞬間に緑川さんは背中を反らせて声を上げる。それがとても可愛らしいと思った僕は更に強く腰を打ち付けた。パンッという肌同士がぶつかる音と共に彼女の子宮口に当たると、その度に中がキュッと締まるような感覚があった。それがとても心地良くて何度も繰り返すうちに彼女も次第に声を抑えられなくなり始めていた。そして遂に絶頂を迎えたのか体を痙攣させ始めたので僕はそこで一旦動きを止めた後ゆっくりと引き抜いた。するとドロッとした液体が流れ出てくるのが見えたのでティッシュで拭き取った後で彼女にキスをした後、今度は伊凪さんを抱き抱えるようにして自分のものをあてがい挿入していく。
「あっ……入ってく……」緑川さんは嬉しそうな声を上げる。やがて根元まで入ったところで動き始めると、最初はゆっくりとだったが徐々に激しくしていった。すると彼女はすぐに絶頂を迎えたらしく中を強く締め付けてきたので僕もそのまま中に出した。ドクンドクンと脈打ちながら大量の精液を流し込んでいく感覚は何度味わっても最高だと感じた。
その後、僕らは三人でシャワーを浴びた後、再び寝室に戻り眠りについたのだった。
僕らピクニックに行くことになった。場所は近くの公園で、お弁当を持って行くことになった。
僕と緑川さんと伊凪さん、そして二人の子供と一緒に。
公園に着くと、僕らはシートを広げて座り込むとお弁当を広げた。
四人は楽しそうに笑いながらお弁当を食べている。
とても幸せな時間だった。
こんな日がずっと続けばいいのに……
僕はそう思った。
「ちなみにこの女性です」
「え……?」僕は驚いた。この女性は僕が学生時代にアルバイト先の先輩である伊凪マイ。僕は当時とあるホテルの厨房で働いていた時に彼女はウェイトレスとして働いていた。綺麗で明るい彼女には当時憧れていた。優しく、白いエプロンを着た姿が脳裏で想起される。
「この人と……ですか……?」思わず聞き返した僕に役人は答えた。
「はい。この女性です。」
「そう、ですか……」
僕は戸惑った。ここまで僕と関わってきた女性がもう一人現れるとは思ってもいなかったからだ。
「どうしますか?新山さん」役人は僕に向かって選択を迫った。僕はしばらく考えた後、その女性を孕ませることを選択した。
「そうですか。では来週の週末に自宅にお連れしますので」
「はい、よろしくお願いします」
そして自宅に女性を招き入れることになった。
翌週の週末になると、役人が伊凪さんを連れてやってきた。
「………新山くん?ひ、久しぶり」やはり僕の好きな伊凪さんだった。少し歳を重ねているがそれがまた大人の女性へと変貌していた。
彼女は緊張しているようで、俯いていた。
「それでは新山さん。私はこれで失礼しますので。後はお二人でごゆっくりどうぞ」そう言って役人は帰っていく。限界には二人だけになった。
「……えっと……お久しぶりです」「うん……」気まずい空気が流れる。
「奥へどうぞ」
「はい……」
その時、緑川さんが妊娠の検査のため外出しようとしていた。
「新山さん、検査入院してくるのでしばらく家を空けます」
「そうですか。気をつけて行ってきてください」
すると、緑川さんは後ろにいる伊凪さんを見た。
「その人……どちら様?」
「ああ、えっと……彼女は伊凪さん。新しい繁殖指定対象者です」
「そう……よろしくお願いします。」そう言って緑川さんは出て行った。
「あの……彼女って……」
「ああ、緑川さんです。彼女も候補者の一人なんです」
「そうなんだ……」伊凪さんは少し驚いた様子だった。
「あっ……そこぉ……ダメ……」
「ここですか?」僕はさらに責め立てる。
「あっ……そこぉ……もっと……」緑山さんが求めてくるので、僕は指の動きを速めた。すると彼女は絶頂を迎えたようで身体を大きく痙攣させる。そしてぐったりとした様子で横になっていたが、しばらくすると起き上がり僕の上に跨ってきた。
「ねぇ……私も気持ちよくさせて」緑山さんは僕のペニスにコンドームをつけると騎乗位の体勢で挿入しようとした。しかし上手く入らないようで苦戦している様子だ。僕は彼女を支えるようにしながら彼女の腰を落とさせた。
「あぁっ……」緑山さんは気持ちよさそうな声を上げる。僕はゆっくりと腰を動かし始めた。最初はゆっくりだったが徐々にペースを上げていく。パンッという肌同士がぶつかる音が部屋に響く中、僕らは絶頂へと近づいていく。
「あっ……もう……イっちゃう……」緑山さんがそう言った瞬間、僕は射精した。同時に彼女も絶頂を迎えたようでビクビクと痙攣している。
その後、僕たちはしばらくの間繋がったまま抱き合っていた。僕は彼女に愛されているという感覚は無かった。だが、愛とは違う、執着のようなものを緑山さんから感じ取っていた。それが何かは分からない。でも、確かに何かが彼女の中にあるような気がした。
■
「伊凪さんも新山さんとするんですか?」
「はい、彼と子作りします」
次の日、伊凪さんと緑川さんが居間で話し込んでいた。
僕は自室で仕事をしていたけど、会話が気になって仕方がなかった。
「そう……じゃあ、私は必要ないですね……」緑川さんは寂しそうな表情で呟いた。
「すみません。新山君、独り占めして」
「いいんですよ。別に……私達そういう関係じゃないし……」
「そうですか……」
「はい……」
「……」緑川さんはしばらく沈黙した後言った。
「伊凪さん、……やっぱり私も協力します」
「え?」
「伊凪さんだけに新山君のお世話をさせるのは気が引けます。私も週一くらいは新山君のお世話をします」
「でも……緑山さん、妊娠していますよね?大丈夫ですか?」
「確かにそうですけど…。」
「それに、緑山さん、新山君のこと嫌いですよね?好きじゃないのに、お世話するのは……」
「……うーん、よく分かりません。私は彼のことが好きなのか、嫌いなのか……でも、伊凪さんだけに新山君のお世話をさせるのは気が引けます」
「……わかりました。では、週一でお願いします。」
「分かりました、伊凪さん」
■
次の日僕は伊凪さんを抱いた。
「じゃあ始めましょうか。」
「はい」伊凪さんを愛撫していく。
「……」伊凪さんは目を閉じ、されるがままになっている。
僕は彼女の首筋を舐めると、胸へと手を伸ばす。そして揉むようにして柔らかさを堪能した後、乳首に触れる。すると彼女は少しビクッとなった後甘い声を上げるようになった。僕はさらに強く刺激を与えつつ下に手を伸ばそうとしたのだが、そこで伊凪さんが僕の腕を掴むと言った。
「待って……今日は私が上になるわ」珍しいこともあるものだな、と思いつつ僕は伊凪さんの言う通りにした。伊凪さんが上になると、僕のものを掴んでゆっくりと挿入していく。
「あぁ……入ってく……」伊凪さんは気持ちよさそうにしている。やがて根元まで入ったところで動きが止まった。
「大丈夫?」僕が聞くと彼女は答えた。
「うん……動くね」伊凪さんが上下運動を始めた。最初はゆっくりとだったが次第に激しくなっていく。パンッという肌同士がぶつかる音が部屋に響いた。
「あっ……はぁっ……」伊凪さんは快楽に溺れているようだった。
「新山君、もっとぉ」僕は彼女の要望に応えるために強く突くようにした。すると彼女は大きな喘ぎ声を上げながら絶頂を迎えたようだったが、それでも動きを止めなかった。その後も何度も繰り返しセックスを続ける内に僕も限界に達しようとしていた。だがそこで伊凪さんが言った。
「中に出して」僕は言われるままに射精した。ドクンドクンと脈打ちながら大量の精液が流れ込んでいく。伊凪さんはそれを受け入れるかのように僕のものを強く締め付けてきた。
「あぁ……出てる……」彼女は幸せそうな表情で言った。
その後、僕らはしばらく余韻に浸っていたのだが、やがて伊凪さんが口を開いた。
「ねぇ新山くん」
「ん?何?」
「今日はいっぱい出してくれていたんだね……。」
伊凪さんは満足そうな表情を浮かべている。
僕はしばらくボーッとした後、自分も服を着た。そして二人でリビングに戻った。緑川さんがソファで寝転がっているのが見える。僕らは緑川さんにも声を掛けて一緒に夕食を食べた後に別れた。
それから数週間が経ったある日のこと、僕はまた伊凪さんから妊娠したと報告を受けた。
「赤ちゃん、出来ました」
「本当ですか?ありがとうございます!」
「ええ、私も嬉しい。新山くんが頑張ってくれたから」伊凪さんは笑顔で言った。
「ところで、男の子と女の子どっちだと思いますか?」
「そうですね……僕は男なら良いなと思っています」
「どうして?」
「うーん……なんとなくです」僕は少し考えた後答えた。
「そう……じゃあ、私も男の子が良いわ」伊凪さんはそう言うとお腹をさすりながら微笑んだ。
「デキたの?」緑川さんが聞いてきた。
「はい!」
「そう……。おめでとう」緑川さんは少し落ち込んだように言った後、表情を変えて言った。
「緑川さんの赤ちゃんも予定日は半年ですし、上手く行けば同学年ですよ」
「そうね。お互い、頑張りましょう。」
それから二人は段々と仲が良くなり、まるで友人のように接するようになった。
一緒に料理をしたり、映画を見たり、買い物に行ったり……まるで親友のような関係になっていくのを僕は不安に思いながら眺めていた。
それから一年が経った頃、二人は出産した。
伊凪さんは女の子、緑川さんは男の子を産んだ。二人の子供はどちらもよく似ていて、まるで双子のようだった。
「初めまして」緑川さんは言いながら子供を愛おしそうに眺めた後で、僕にその子供を抱かせてくれた。
伊凪さんも似たような表情していた。
それから僕らは三人で育児をすることになった。伊凪さんと緑川さんは互いの子供の世話をしながら、時には喧嘩しながらも仲良くやっていた。僕はその様子を見て安心して未来を希望した。