テオ「……………」
神眼の剣士へと覚醒したテオは、刀を構えながらシュトロムを睨みつけていた。彼の目の前にいるのは、姉のセシルをとどめを刺した冷徹なる魚人王がいる。
シュトロム「中々の殺意のようだな。それほど余を打ち取る気のようだな。」
シュトロムの手元には、セシルを突き殺した槍がある。その槍の先端には、姉の血がこびりついている。
テオ「………………!!」
テオは真っ先にシュトロムに立ち向かい、彼を斬りつけようとするが、シュトロムはその攻撃を流すかのようにテオの攻撃を流した。だがテオはシュトロムに流されようとも受け身を取り、怒涛の連撃でシュトロムを追い詰めてゆく。
ジャック「す、すげえ…テオの奴、覚醒してから性格が変わってるぜ…!!」
アレイス「あのテオが…シュトロム様に挑んでいるとは…」
ガレオン「あのテオっちゅう奴。普段は虫をも殺せない程の優しい性格やけど、キレたら怖い奴っちゅうのを理解したで…!」
リリィ「今の所…テオはシュトロムを本気で倒すつもりのようね…!」
シュトロム「中々大した物だな!!テオ!!だが、この攻撃は避けれまい!!」
シュトロムは槍を天高く突き上げると、槍が電気を帯びた。シュトロムが槍を振う時、槍から雷を帯びた斬撃波が放って来た。
テオ「ッ!!」
テオは紙一重に斬撃波を回避し、迅速なる一撃と共にシュトロムにお見舞いした。
『ザシュ!!』
シュトロム「ぬう!?」
シュトロムはテオの攻撃に怯むも、直ぐに体勢を整え、反撃するかの如く連続突きを繰り出した。
『ズドドドドドドドッ!!!』
テオ「ちいぃっ!!」
テオはシュトロムの連続突きを刀で弾き返しながら、槍と刀が互いに鍔迫り合う。
シュトロム「ほぉ…ここまで余を追い詰めるとは、中々大したものよ。だが!!」
シュトロムはテオの刀を受け流すと、テオは大きく体勢を崩し、彼の背後にシュトロムの槍が襲った。
しかし、テオは直ぐに振り返ってシュトロムの槍を受け流し、一突きの一閃がシュトロムに貫いた!!
「ドスッ!!!」
シュトロム「ッ!!!」
シュトロムはテオの攻撃を受け、怯んだ。
シュトロム「き、貴様ぁ…!!この余を貫くとは…!!!」
『もう見飽きた。』
テオ/シュトロム「ッ!!!」
突如として、頭から謎の声が聞こえ始め、テオとシュトロムだけではなく、リリィ達も響いた。
リリィ「な、なんなの!?この声!?」
ジャック「頭から響いたぞ…!」
イリス「今の声は…!!」
シュトロム「何者だ…この余を指図する愚か者は…!!!」
テオ「………」
シュトロムとテオは背中を合わせながら、謎の声の正体を探っていた。
アストリット「さっきの声は…!!」
クラリス「………来るっ!!」
クラリスは、何かを察知した。それは青く、そして黒い電撃弾が神殿の奥から放って来た。
シュトロム/テオ「ッ!!!!」
二人はその電撃弾から避けようとするも、既に遅く、二人はその電撃弾に直撃した。
『バチィィィ!!!』
シュトロム「ぬおおおっ!!」
テオ「がああっ!!」
二人は感電しながらも受け身を取った。
ガレオン「な、なんやぁ!?今の黒い電撃弾は!?」
???「シュトロム。多少は失望したが、少々面白い物を見つけたようだな。」
神殿の奥から、巨大な海竜が現れた。
リリィ「な、何あれ…?」
カレン「黒い…海竜…?」
リリィとカレンが見たのは、青く、そして黒い電撃を宿した海竜の様な魔物が現れた。
シュトロム「まさかと思ったが、貴様が陰から動いておったとは…!!」
バルト「ラ、ラギアクルス希少種だと!?」
メノウ「ラギアクルス…知らねえ魔物だな…(汗)」
ガレオン「って、ちょい待ちやぁ!!なんでハンターやらモンスターやらがおる世界の希少種がここにおるねん!?まさか次元を超えてここに来たんかいなぁ!!?」
ラギアクルス希少種「違うぞ…身体はその世界にいた冥海竜とやらだが、その内に宿る存在は違う…」
ドリータ「何ィ!?お前は何者じゃ!?答えろ!!」
ラギアクルス希少種「なんとせっかちな小童よ…まぁ良いだろう。名乗り出てやろう。我が名はダゴン!!!深き者であり、闇の化身である存在なりッ!!!」
ジャック「ダゴン!?」
ガレオン「ダゴンって、あのクトゥルフのダゴンかいなぁ!?」
ジャックが言う通り、目の前にいるラギアクルス希少種は、ダゴンだった。
メノウ「コイツも闇の化身の一人なのか!?」
シュトロム「ラギア…いや、ダゴン…!!貴様の目的はなんだ!?」
ダゴン「我の目的はただ一つ…この世界を素晴らしき千年帝国を建て、そしてあらゆる世界を蹂躙する為なのだぁ!!!」
ダゴンの目的は、この世界を千年帝国を変え、そしてあらゆる世界を蹂躙する事だった。
次回、シュトロムの過去が明らかに!?