今でも崩落しそうなほど崩れ落ちてゆく海底神殿。その海中には、アウストリアの逆鱗とも呼ばれる存在へと覚醒したアイリスと、サン・テミオンを襲った悲劇の元凶とも言える冥海神ダゴンがいた。
アウストリア「私は怒ったぞ!!!ダゴォォォンッ!!!」
ダゴン「ふん!所詮は雌が!!雌が神に敵うとでもか!!!」
両者は突撃し、激しい鍔迫り合いの後、両者は間合いを取り、激しい攻防戦が繰り広げた。
アウストリア「よくも私達の運命や人生をめちゃくちゃにして…!!私も含め、お姉様やオリヴィア、そしてルイリーやセシルに、テオまでも…!!」
ダゴン「それだけではない。ヴァンクラッドの奴やシュトロムも我の計画の被害者であるぞ。」
『ガキィン!!ガキィン!!!ガキィン!!!』
◇◆◇
ジャック「なんてプレッシャーだ…!!」
ガレオン「リリィがデュランと戦った時と同じやけど、これは同レベルのプレッシャーやで!!」
ルカ「またしても、我々は彼女を見守りながら祈るしかないのか…!?」
日菜「こ、こんな光景…凄い…!!」
ドリータ「日菜にとっては初めてのようじゃな…ところで、テオの奴は?」
クラリス「あ、あそこ!!」
クラリスが指を刺すと、テオがアウストリアの所へ向かっていた。
メノウ「アイツも元凶を潰す気満々だな…!!」
◇◆◇
テオ「アウストリア…いや、アイリス…」
アウストリア「テオ…君の気持ちはわかる。だが、これは私の戦いだ。」
アウストリアは戦闘に乱入するテオを止めるも、テオはそれを拒否し、刀を抜く。
テオ「僕もあのダゴンっていう奴を倒したい。アイツは…僕達、あのヴァンクラッドの人生や運命を狂わせた張本人…どうしても倒したいんだ…この手で…!!」
アウストリア「こっちも同じ想いだ。あのダゴンを…この手で…!!
『バシュウウン!!』
アウストリア/テオ「!!!」
アウストリアとテオは、ダゴンが放った電撃弾をかわした。
ダゴン「何くだらん事を言っておる。冥海神であり、闇の化身たるこの我を敵うとでもか?」
アウストリア/テオ「……………」
二人は殺意に満ちた眼でダゴンを強く睨む。
ダゴン「この殺意…只者では無い様だな…クックック…良いだろう。今度は絶命させる程の雷撃で貴様らを黒焦げにしてやろう。あの小娘共の様にな!!!ククク…!!」
テオ「あの小娘共の様に…?」
アウストリア「ッ!!!」
ダゴンが言ったその言葉を聞いたアウストリアは、何かに察した。
アウストリア「お姉様のことか…………………!!」
テオ「アイリス?」
アウストリア「くっ…………ううぅ………………!!!!!」
「お姉様の事かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!!!!!」
テオ「この…………ヤロォォォ!!!」
テオもアウストリアの怒りにシンクロしたのか、彼も同時に力を解放した。
ダゴン「些細な一言でここまで激昂するとは…人間はなんとも単細胞な奴よ。」
ダゴンの目の前には、怒りで力を解放したアウストリアとテオが見えた。二人の眼はもう怒りに満ちた物へと変わっている。
ダゴン「良いだろう…二人まとめてかかってくるが良い。我の力の前でどれだけ無力なのかを教えてやろう…」
テオ「お前だけは…許さない………!!!」
アウストリア「ぶっ飛ばす…必ずぶっ飛ばしてやるッ!!!!!覚悟しろッ!!!!ダゴンッ!!!!!!!!!!」
アイリス、テオ、完全にブチ切れ!!!!
次回、ダゴンぶっ潰すッ!!!!!