※この作品はR-18です。

Lily EP2 ~黒濁の海に沈んだ王国~   作:YU-GO

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黒濁の海に沈み、かつて海賊王国だった海底神殿の中で、最後の戦いが始まる。


第22話 ~最終決戦、アウストリアVSダゴン~

今でも崩落しそうなほど崩れ落ちてゆく海底神殿。その海中には、アウストリアの逆鱗とも呼ばれる存在へと覚醒したアイリスと、サン・テミオンを襲った悲劇の元凶とも言える冥海神ダゴンがいた。

 

アウストリア「私は怒ったぞ!!!ダゴォォォンッ!!!」

 

ダゴン「ふん!所詮は雌が!!雌が神に敵うとでもか!!!」

 

両者は突撃し、激しい鍔迫り合いの後、両者は間合いを取り、激しい攻防戦が繰り広げた。

 

アウストリア「よくも私達の運命や人生をめちゃくちゃにして…!!私も含め、お姉様やオリヴィア、そしてルイリーやセシルに、テオまでも…!!」

 

ダゴン「それだけではない。ヴァンクラッドの奴やシュトロムも我の計画の被害者であるぞ。」

 

『ガキィン!!ガキィン!!!ガキィン!!!』

 

◇◆◇

 

ジャック「なんてプレッシャーだ…!!」

 

ガレオン「リリィがデュランと戦った時と同じやけど、これは同レベルのプレッシャーやで!!」

 

ルカ「またしても、我々は彼女を見守りながら祈るしかないのか…!?」

 

日菜「こ、こんな光景…凄い…!!」

 

ドリータ「日菜にとっては初めてのようじゃな…ところで、テオの奴は?」

 

クラリス「あ、あそこ!!」

 

クラリスが指を刺すと、テオがアウストリアの所へ向かっていた。

 

メノウ「アイツも元凶を潰す気満々だな…!!」

 

◇◆◇

 

テオ「アウストリア…いや、アイリス…」

 

アウストリア「テオ…君の気持ちはわかる。だが、これは私の戦いだ。」

 

アウストリアは戦闘に乱入するテオを止めるも、テオはそれを拒否し、刀を抜く。

 

テオ「僕もあのダゴンっていう奴を倒したい。アイツは…僕達、あのヴァンクラッドの人生や運命を狂わせた張本人…どうしても倒したいんだ…この手で…!!」

 

アウストリア「こっちも同じ想いだ。あのダゴンを…この手で…!!

 

『バシュウウン!!』

 

アウストリア/テオ「!!!」

 

アウストリアとテオは、ダゴンが放った電撃弾をかわした。

 

ダゴン「何くだらん事を言っておる。冥海神であり、闇の化身たるこの我を敵うとでもか?」

 

アウストリア/テオ「……………」

 

二人は殺意に満ちた眼でダゴンを強く睨む。

 

ダゴン「この殺意…只者では無い様だな…クックック…良いだろう。今度は絶命させる程の雷撃で貴様らを黒焦げにしてやろう。あの小娘共の様にな!!!ククク…!!」

 

テオ「あの小娘共の様に…?」

 

アウストリア「ッ!!!」

 

ダゴンが言ったその言葉を聞いたアウストリアは、何かに察した。

 

アウストリア「お姉様のことか…………………!!」

 

テオ「アイリス?」

 

アウストリア「くっ…………ううぅ………………!!!!!」

 

 

「お姉様の事かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!!!!!」

 

 

テオ「この…………ヤロォォォ!!!」

 

テオもアウストリアの怒りにシンクロしたのか、彼も同時に力を解放した。

 

ダゴン「些細な一言でここまで激昂するとは…人間はなんとも単細胞な奴よ。」

 

ダゴンの目の前には、怒りで力を解放したアウストリアとテオが見えた。二人の眼はもう怒りに満ちた物へと変わっている。

 

ダゴン「良いだろう…二人まとめてかかってくるが良い。我の力の前でどれだけ無力なのかを教えてやろう…」

 

テオ「お前だけは…許さない………!!!」

 

アウストリア「ぶっ飛ばす…必ずぶっ飛ばしてやるッ!!!!!覚悟しろッ!!!!ダゴンッ!!!!!!!!!!」




アイリス、テオ、完全にブチ切れ!!!!

次回、ダゴンぶっ潰すッ!!!!!
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