イメージBGM(Unwelcome School)
大競技会の最初の種目『障害物競走』。障害物やトラップを避けながらゴールへ辿り着くといったシンプルな競技だが、設置している障害物やトラップは、どんなものなのかは、わからない。
ピストルが上空向けて放った時、選手達は一斉に飛び出した。
真琴「さあ、始まりました障害物競走!!この障害物競走に設置されているトラップや障害物は、私にもわかりませんッ!!あとは自分の目で確かめるしかありませんッ!!!」
館長「でも、敢えて言わない方が、より楽しむ事になるんだよね〜♪」
最初の関門は棒渡りで、選手達は棒の上でバランスを取りながら前へ進んでいく。
真琴「棒と靴の中心線を意識して、渡っている選手もいますね。慎重に行くのもありですが、慣れてきたら有利な棒渡り!これはハラハラドキドキですね!!」
「お、おい!この下、なんか緑色の泡が吹く池が見えるんだが!?」
バルト「成程、酸の池か。」
「『成程、酸の池か』じゃないわよッ!!」
「棒と…靴の…中心線…!!棒と…靴の…中心線…!!棒と、靴の…『つるっ!』おわっ!?」
一人の選手が足を滑らせ、緑色の池へと真っ逆様に落ちて行き、見事に着水した。だが、この池は酸の池ではなく…!!
「おあちゃーーーーーー!!!アッツアツの緑茶でしたぁぁぁ!!!?」
選手達「!!!?」
バルト「そうだと思った。」
一人の選手が落ちていった酸の池の正体は、酸の池と見せかけた熱々の緑茶である事に衝撃が走った。
真琴「酸の池と見せかけたアッツアツの緑茶が落ちた選手に襲う!!これは熱い!!熱過ぎます!!!」
ドロシー「あら〜私だったら服だけ溶ける酸の池だったら良かったわぁ〜❤️可愛い女の子の可愛いおっぱいが見れたのにね〜❤️」
副館長「あんた、脳みそはピンク塗れやな…(汗)」
真琴「ですがバルト選手!!余裕で棒渡りをクリア!!後の選手もクリアしていきます!!」
◇◆◇
棒渡りを超えた選手達は、次の選手達にタッチした。その中にはドリータとルカがいた。そして次に待ち構える第二の関門は…!!
『うねうねウニャウニャ…』
ルカ「細い触手に太い触手…!!」
ドリータ「しかもヌルヌルして掴み辛いがぁ!?」
ドリータ達を立ちはだかる第二の関門は、触手をどかしながら前へ進む障害物だった。触手にはヌルヌルのローションや粘液が付いており、手が滑って中々どかし辛く、流石のドリータ達も苦戦していた。
「まるで前が見えない迷路だぜ!!ここは前に突き進むしかねえなぁ!!」
「ヌルヌルして掴み辛いで!!それに目の前にはルカの尻が見えとるで!!」
「おおっ!!今度はドリータが見えるぞ!!」
ドリータ「こんなヌルヌルな触手を意地でも抜けてやるぞいっ!!行くぞ!!ルカ!!」
ルカ「え、えぇ!!(相手チームだけど、仕方がない!!)」
ドリータとルカは力いっぱい触手をどかしながら、前へ進み、出口へ抜け出し、後から来た二人の選手も抜け出す事が出来た………………だがッ!!!
真琴「テンタクルフォレストからルカ選手とドリータ選手がヌルヌルになりながらも抜け出し、後の二人の選手も釣られて抜けて来た!!」
ドリータ「うへぇ…身体中がヌルヌルのベトベトじゃ…(泣)」
真琴「おおっと!!ルカ選手とドリータ選手が来ていたユニフォームがとろとろに溶けて、豊満な胸があらわになっていますっ!!!」
ドリータ「んぎゃあああああああ!!!?わしが着ていたのがああああああ!!?って、今はそれどころちゃう!!」
ドリータはさっきのテンタクルボックスで来ていたユニフォームを失うも、ハーフリングの底力を見せつけんと全力でダッシュし、豊満な胸がブルンブルンと揺れながらも走った。
真琴「ドリータ選手!恥ずかしさよりも今の事を優先して、全力で走っています!!」
男性達「うおおおおおおおおおおッ!!」
真琴「男性の皆さんも歓喜と共にドリータ選手を応援しています!!これはエッチで熱い展開です!!」
ドロシー「ルカも後の選手も負けんと走ってるわね。青春ね〜❤️」
◇◆◇
ちょっとしたトラブルが起きるも、ドリータ達は次の選手へタッチした。第三コーナーを走る者達にはアイリスがいた。そして彼女達を立ちはだかる第三の障害物。それは………!!
アイリス「あむっ!!」
アイリスはぶら下がっているパンを噛んで、そのまま前へ走った。
真琴「アイリス選手!素早くパンを齧り取って前へ進んでいます!!これは有利な状況です!!」
館長「ああ、一つだけ言い忘れていたよ。あのパン食いはね、ロシアン的な物なんだ♪」
真琴「ロシアン的…例えば…!!」
館長「アンパンに食パンにカレーパン、メロンパンの四種類だけど、三つは当たりで、後一つはね…」
アイリス「ほのままひゃっくに(このままジャックに)…むぐっ!?」
パンを食べながら走るアイリスに突然口を押さえた。
テオ「アイリス!?」
アイリス「か………辛ぁぁぁぁァァァァいッ!!?」
アイリスは突然口から炎が吐き出した。
真琴「ああっと!?アイリス選手の口から炎が吐き出しました!!これはどういう事でしょうか!?」
館長「あらら、ハズレの激辛なカレーパンを食べてしまった様だね…(汗)」
アイリス「か、辛い!!辛いよぉ!!(><)」
「ほっはひ〜♪(おっさき〜♪)」
「ほいひいひょくはんへひょはっはー!(美味しい食パンで良かったー!)」
「ひゃまひゃまほへのはいほうふつのはんまんへはっひー♪(たまたま俺の大好物のアンパンでラッキー♪)」
アイリス「むっむううううう…!!」
アイリスは涙目になりながらも辛いの我慢しながら全力でダッシュし、ジャックにタッチした。
◇◆◇
真琴「さて、残るのは最終コーナー!!ここはトラップも障害物も何もありません!!目指すゴールはただ一つ!!頼れるのは、己の足のみ!!!」
館長「敢えて最終コーナーのところだけトラップ、障害物無しの所にしたんだ。最後はシンプルにした方が面白いかなってね。」
真琴「おおっ!!最後のところはシンプルに!!これは面白そうですね!!!」
ジャック「負けねえ…負けねえぜ!!」
メノウ「それ、は、そっちのセリフだッ…!!」
「あの二人…お互い並走してるね…」
「でも、こっちも負けられないっす!!」
「そっちのセリフよ!!」
最終コーナーで全力で走る四人の選手。その勢いは正にかつての青春を呼び戻すかの様な勢いだった。
メノウ「シンプルだからって最後は油断できねえ!!!」
ジャック「それは俺も同じだぁぁぁッ!!!」
メノウ/ジャック「うおおおおおおおおおおおッ!!!!!!」
ジャックとメノウの激しく並走し、ゴール線まで到着し、後から並走してきた二人の選手も到着した。そして、この障害物競走を制した者は………!!
◇◆◇
「一着はメノウ選手!!ジャック選手、惜しくも二着でゴール!!!」
メノウ「うっしゃああああああああッ!!!やったぜぇ!!!」
ジャック「ちっきしょー!!あと少しでッ!!!!」
クラリス「お兄ちゃんが、凄く喜んでるよ…!」
日菜「余程喜んでるようね…(汗)」
障害物競走は、メノウ達白チームの優勝により、ジャック達赤チームよりも優勢になった。
リリィ「カレン側のチームが優勢か…でも、ここから挽回出来るわ!!」
ルカ「ああ!!そうだな!」
障害物競走は幕を下ろすが、大競技会はまだ始まったばかりだ。
アイリス「ひー!口の中がまだ辛味が残ってるぅぅ!!(><)」
尚、アイリスはあの激辛カレーパンが原因で辛い物がトラウマになったんだとか…
次回、二人三脚に玉入れに、借り物競走。
尚、チームはこう分かれている。
赤チーム=ジャック、リリィ、ルカ、日菜、クレア、アイリス、テオなど。
白チーム=カレン、ガレオン、メノウ、クラリス、ドリータ、バルトなど。