※この作品はR-18です。

Lily EP2 ~黒濁の海に沈んだ王国~   作:YU-GO

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SP04 大競技会その4

第4の種目『借り物競走』。スタジアムの中心にばら撒かれた無数の紙切れには、お題が載っており、そのお題は何を描いてあるのかわからないため、自分の目で確かめるしかない。

 

クラリス「あわわわ…みんな一斉に…でも、目の前に紙切れが…!」

 

クラリスは人混みの中で目の前に落ちていた紙切れを拾い、そのお題を見た。

 

クラリス「(この世で一番好きな人❤️)…はっ!!」

 

クラリスはそのお題を見て、近くにメノウがいた。

 

クラリス「お、お兄ちゃん!!私と一緒に来て!!」

 

メノウ「なっ!?」

 

『がしっ!!』

 

クラリスはメノウを掴んで一生懸命にゴールの所へ向かった。

 

真琴「おおっと!クラリス選手がメノウ選手を強く引っ張ってゴールに突入ッ!!」

 

館長「お題は見なくてもわかるよ♪」

 

真琴「クラリス選手が拾ったお題は、何を書かれていたんですかね…?」

 

◇◆◇

 

ジャック「クラリスの奴、真っ先にゴールしやがった!!」

 

ルカ「先手を取られたか…ってこっちは…。」

 

ルカは既に持っていた紙切れを見た。そこに書かれていたのは…!

 

ルカ「(一番信頼できる奴!!)………」

 

ルカはそのお題を見て、あたりを見回した。

 

ルカ「信頼できる者…かつてはディレク様だったが、今は………!!」

 

バルト「ルカ、俺と共に来ないか?」

 

ルカ「バルト!丁度良い!一緒に来てくれ!!」

 

ルカはバルトと共にゴールへ向かっていった。尚、バルトが拾ったお題は『自分の後輩は?』と描かれていた。

 

◇◆◇

 

ガレオン「アイリスのお嬢ちゃん!!あんたの海賊帽子、一時的に貰っとくわ!!」

 

アイリス「あーーっ!!私の海賊帽がぁぁぁ!!!」

 

 

ドリータ「カレンよ…その…わしと一緒に来ないか?」

 

カレン「えっ、アッ、ハイ…。」

 

ドリータ「(お題が『女の子なのにおちんちんが生えている女の子』じゃが、これ考えたのドロシーやな…どうやって考えたんや…あの魔女は…)

 

 

ドロシー「へぷしっ!」

 

千鶴「ドロシーさん?風邪でも引いたのですか?」

 

ドロシー「い、いえ、鼻がムズムズしただけよ。(誰か私の事をひっそりと話していたのかも知れないわね…)。」

 

 

リリィ「スタンド使い…資料書を見ていて良かったわ。」

 

日菜「ス、スタンドって…ギア・グラップラーのこと!?まだ何も知らなかった…」

 

白熱する借り物競走は争奪戦となり、この争奪戦となった借り物競走は白チームの優勝と共に幕を下ろした。

 

◇◆◇

 

争奪戦となった借り物競走の後は、昼休憩となり、各選手達はそれぞれ、弁当を食べ、元気に会話しながらスタジアムは賑わっていた。

 

真琴「いやー、午前の部は色々と白熱したね〜♪」

 

館長「真琴君、お疲れ様。午後もよろしく頼むよ♪」

 

真琴「はいっ!」

 

ドロシー「ちひろちゃん、お疲れ様❤️」

 

ちひろ「はい!借り物競走楽しかったです!!って、千鶴ちゃんは…?」

 

ドロシー「あら、千鶴ちゃんはあそこにいるわ。アリスちゃんを迎えにね。」

 

ちひろはドロシーがある方角を指し示している方を見ると、千鶴が妹であるアリスの所に行っていた。

 

 

アリス「千鶴!見ていて楽しかった!!とても面白かった!!」

 

千鶴「アリス、貴方も見ていたのね。この大競技会、どうだった?」

 

アリス「みんな負けられない気持ちが大きくて、とても興奮したよ!!でも、ドリータとルカの服が溶けたり、アイリスのお姉ちゃんが火を吹いてたりしてた…」

 

千鶴「障害物競走の時ね…(汗)」

 

楽しく賑わう大競技会の昼休憩。しかし、午後からの種目は曲者揃いの競技が立ちはだかっていた。

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