※この作品はR-18です。

Lily EP2 ~黒濁の海に沈んだ王国~   作:YU-GO

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SP06 ~大競技会その6~

アカシック主催の大競技会。最後の種目は最後に相応しい対抗リレー。このリレーは至ってシンプルで赤チームと白チーム、二つのチームがお互いのプライドを掛けた種目である。

 

真琴「さぁさぁさぁぁぁぁッ!!!みなさん!!!刮目してくださいッ!!!赤チームと白チームのガチンコリレーが、スタートしますッ!!!」

 

この対抗リレーで一番目に走るのは、ルカとメノウの二人から始まる。

 

『on your mark…』

 

ルカ/メノウ「……………」

 

『set…!!!』

 

『パァァァァンッ!!!!』

 

ルカ/メノウ「ッ!!!!!!」

 

真琴「さぁ始まりましたチーム対抗リレーッ!!両者最先の良いスタートダッシュを成功しましたぁぁぁ!!!」

 

館長「両者も全力全霊が籠った走りをしてるね。アメイジングだ。」

 

ルカとメノウの最先の良いスタートダッシュから始まったチーム対抗リレー。二人はそのまま次の選手にバトンを託した。

 

ルカは一人の選手へ、メノウも一人の選手にバトンを渡した。

 

真琴「ルカ選手!メノウ選手!!見事にバトンタッチ成功!!前の選手からもらった二人の選手も、本気で突っ走っていきます!!」

 

ドロシー「白チームの子、かわいいおっぱいがぷるん❤️ぷるん❤️揺れても顔は必死で息を切らしながら走ってるの良いわぁ❤️❤️」

 

館長「可愛くもカッコ良さが引き締まってるね。だけど、距離的には白が少し優勢ってね♪」

 

◇◆◇

 

ドリータ「アイリスか、これは負けられないのう!!」

 

アイリス「それはこっちのセリフだよ!ドリータさん!!」

 

真琴「さぁ第二選手が近づいて来ます!!バトンタッチは見事に決めれるのか!?」

 

前の選手がバトンを出し、アイリスとドリータはそのバトンをキャッチし、ドリータの方が先にバトンを持ってダッシュし、アイリスは遅れるも全力でダッシュした。

 

『見せてやれ!!親分!!!』

 

『ハーフリングの底力って奴を見せろぉぉぉ!!!』

 

『アイリスッ!!負けんなよ!!!』

 

日菜「ア、アイリス、さん…ドリータさん…ファイト、おー!!(><)」

 

対抗リレーに参加していない選手達の熱い声援の中、日菜はその熱い声援に翻弄されながらも必死に応援していた。

 

アイリス「はぁ、はぁ、はぁっ…!!」

 

ドリータ「ぜえ、ぜえ…!!」

 

アイリスとドリータのユニフォームに汗が付着し、下着が見える程透けているが、二人はその事を気にせず、ただ必死に次の選手の所まで突っ走っていく。

 

真琴「アイリス選手とドリータ選手の胸がブルンブルンと揺れながらも、二人は必死に全力で走っています!!次の選手はジャック選手とバルト選手ッ!!!」

 

アイリス「ジャック、君!!」

 

ドリータ「バルトッ!!!」

 

二人はジャックとバルトにバトンタッチし、二体の機械人形はそのままダッシュした。アイリスとドリータはその後に気力を失ったのか、ドタっと倒れ込んだ。

 

この後走り終わった選手達に救護されたという。

 

アイリス「本当に、君って面白いね…ドリータ。」

 

ドリータ「わしのどこか、面白いのじゃ…?」

 

アイリス「そう…だね…貴方の………その巨乳…!」

 

ドリータ「わしのこの豊満な胸を馬鹿にするのではないぞ…!」

 

◇◆◇

 

真琴「両者ライバルでもあり親友でもあるジャック選手とバルト選手!!負けん気で突っ走り、最後のアンカーまで一直線に走っています!!」

 

ジャックとバルトは最後の選手であるアンカーにバトンタッチする準備をした。そして、その目の前には、リリィとカレンがいた。

 

ジャック「リリィッ!!!」

 

バルト「カレンッ!!!」

 

リリィ/カレン「ッ!!!!!!」

 

リリィとカレンは2体の機械人形が指したバトンを掴み、そのまま勢い良くダッシュした。

 

真琴「アンカー対決はまさかの姉妹対決ッ!!姉のリリィと、妹のカレンッ!!!アンカーはこのスタジアムの周りをぐるっと一周するだけとなっておりますッ!!!」

 

カレン「はぁっ…はぁっ!!くっ!!」

 

真琴「リリィ選手もカレンに負けぬと全力で走っていますっ!!!」

 

リリィ「負、け、ない、わよぉぉ!!」

 

カレン「それは…そっちのセリフ…よッ!!」

 

千鶴「凄いわね…まるで青春が溢れる大運動会のようだわ…」

 

ちさと「リリィさん、カレンさんッ!!頑張って!!」

 

ドロシー「あぁん❤️ドキドキして、私、身体が疼いちゃうわぁ〜❤️」

 

副館長「ちょいちょいドロシーはん?このタイミングで発情するのはアカンって…(汗)」

 

◇◆◇

 

リリィ(この勝利は、私の物よッ!!!)

 

カレン(私だって、この対抗リレーには勝ちたいのッ!!!)

 

真琴「さあ最終コーナーに入りましたッ!!!周りの選手も観ている皆さんの声援と共に、両チームのアンカーが今ゴールしそうです!!!」

 

スタジアム内のみんなの声援が大きく聞こえる中、姉妹はそのままゴール直前まで辿り着いた。そして、この対抗リレーを制したのは……………!!!!!

 

リリィ/カレン「ッ!!!!!!」

 

『タァンッ!!!』

 

先にゴール線に足を踏み入れた方は、リリィだった!!!

 

真琴「真っ先にゴール線に足を踏み入れたのは、リリィ選手ッ!!!よって、この対抗リレーの勝者は、赤チームとなりますッ!!!!!」

 

『ワアアアアアアアアァァァァッ!!!!!!』

 

ジャック「よっっっっっしゃああああッ!!!」

 

バルト「負けたのは悔しいが、カレン、よく頑張ったな。」

 

ガレオン「リリィはん!カレンはん!!よく頑張っでぇ!!おじさんも大喜びやッ!!」

 

リリィ「ッッッッッしゃあああああッ!!!!!!」

 

カレン「くっ…うぅ…!!」

 

勝利の歓喜を上げる姉のリリィの背後には、膝ついて悔し泣きをする妹のカレンがいた。

 

カレン「やっぱり…私はお姉ちゃんよりも…!」

 

リリィ「そんな事は無いわ。カレン。」

 

カレン「えっ…?」

 

カレンは顔を上げると、笑顔で手を差し伸べる姉のリリィがいた。

 

リリィ「貴方も頑張ったね。カレン。私だけでも無く、この大競技会に挑んだ選手達も、みんな頑張ったわ。」

 

カレン「お、お姉ちゃぁぁん…」

 

カレンはうるうるとした顔を見せ、わんわんと泣き喚いた。

 

◇◆◇

 

そして迎えた閉会式。この大競技会に参加した選手達は、スタジアムの中央に集まっていた。

 

真琴「これより、この熱戦で列戦で超激戦で、超接戦の大競技会はこれにて終幕といたしますッ!!みなさん、お疲れ様でしたッ!!!」

 

館長「この大競技会は勝ち負けという概念は少なく、あくまでみんなが主役である事だ。純粋に楽しみ、純粋に競い合い、そして純粋に仲を深める。僕はこの大競技会を開催させ、漂流者とアカシックの者達と共に絆を深める。」

 

ドロシー「更に、純愛こそが正義である事を…ね❤️」

 

館長「ドロシー君が言った事は多少気になってしまうけど…でも、何はともあれ、みんな良く頑張った。」

 

真琴「以上を持ちまして、大競技会はこれにて終幕といたしますッ!!この大競技会を観に来た観客のみなさん!!盛大な拍手をお願いしますッ!!!」

 

『ワアアアアアアアアアアアアァァァァッ!!!!!!』

 

こうして、大競技会は成功に終わり、熱戦と列戦、激戦、そして接戦に満ちた大競技会は、幕を下ろした。

 

 

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