小説の内容は、オリジナルです。DARKSAVER、SEAGUARDの戦闘員改造手術の内容は、DARKSAVER Secter18さんものを使用しています。ですので完全なオリジナルとはいえません。
第2章に行く前に短編小説を一つ。
「シーホーク0(ゼロ)から各移動。現在、エリアJにおいて511進行中。付近のシーホーク各車は、急行せよ。」
「シーホーク7、向かいます。」
「また、ダークセイバーの奴らの領域侵犯か。こう頻繁じゃ、疲れるぜ。すいますん。大佐、一番近いので、向かいます。」
シーホークとは、シーガードの国境警備隊の愛称である。シーガード達は、自らを戦士と呼んでいたが、睾丸を改造した戦闘員であることに些かも変わらない。ダークセイバーとは、守るべきものが違うだけだった。クリスタルサイドを護る戦闘員がシーガードなのである。「このカーブを曲がると、エリアJです。」
見通しに悪いカーブであった。
「危ない。道端に誰か、倒れているぞ。」
急ブレーキは、間に合いそうにない。運転手のシーガードは、ハンドルを切り、回避しようとした。狭い林道であった。ガシャン。脇の木立に激突した。
道端に倒れていたのは、国境警備隊の義であった。彼のバトル競パンには、太い矢が刺さっていた。しかも、バトル競パンの睾丸辺りを突き抜けていた。既に絶命しているのは、明らかだ。
運転台のシーガードが降りようとドアを開けた瞬間だった。ドアの外には、ダークセイバー戦闘員の特殊工作隊がいた。いきなり、口を塞がれた。
「ウグググ。何者だ。」
口は塞がれていたが、何を言っているのかはわかった。
「シーガード。死ね。」
そう言うと、鋭い両刃のナイフを出し、競パンの脇から急所であるエナジータンク(改造した睾丸)へと刺した。
口を塞がれたまま、暫く喘いでいたが、力が無くなった。特殊工作隊が、手を離すと、車の外に転がるように倒れた。
「大佐。ダークセイバー特殊工作隊の襲撃です。」
そう言って、助手席のシーガードが出た時だった。薮の中から、音を立て、競パン目掛けて矢が飛んできた。ドカッ。矢は、シーガードのエナジータンクを射抜き、反対方向へと突き抜け。
「アガガガ、俺のマラに。」
助手席のシーガードは、マラに矢を刺したまま後ずさりした。ドン。車のボディに当たった。そのまま、車にもたれ掛かり、ズルズルと地面に朽ちていった。暫く、ピクピクと動いていたが、ガクッと力が無くなった。
「畜生、ダークセイバー工作隊の連中め。」
「雑魚どもは、始末した。大佐。死んで頂く。暗殺計画は、成功だ。お前がいては困るのだ。」
大佐も、車外に出て、応戦する体制だ。暗殺も生業としている特殊工作隊は、容赦なく大佐を襲った。大佐のバトル競パンの膨らみに、カエシの付いた矢が放たれた。1本2本3本と、始めのうちは、かわしていたが、かわしきれず、1本の矢が刺さった。脇からの攻撃だった。
「野郎。グワワワ!」
カエシの付いた矢は、大佐のエナジータンクを見事に射抜き、大佐は、そのまま、のけ反るように、倒れ始めた。
「ダークセイバーめ、覚えておれ、いつの日か、お前達が、壊滅する日がくる。ウ、ウ、ウ!」
そう言うと、車のボディにもたれ掛かりながら、倒れていった。
大佐が息絶えた後は、森の中が、いつもより静かであった。暗殺が終了するまで、時間にして、5分とかからなかった。暫くすると、付近のシーホーク各車が、が集まり始めたが、既に遅かった。