・暴力的表現 ・ロリ ・体格差
20XX年、世界は存続するか滅亡するか。そんな未曾有の危機に立たされていた。
とある破壊的で冒涜的な病が流行し、その影響によって人類は絶望の淵へと追いやられていたのだ。
――"
二十年ほど前に存在が確認され、人類を絶滅の間際まで追い込んでいる疾病の名前であり、諸悪の根源。
未知のウイルスによって感染するこの病は主に第二次成長期前の少女で発症する可能性が高く、飛沫感染や空気感染等によって容易く感染経路を拡大していく。
その症状は一貫して「成人男性に対する侮蔑感情の肥大」となる。「ざぁこ♥」や「くっさぁ♥」が主な鳴き声となり、ほぼ常に成人男性を見下すような発言しか行えなくなる。そしてこの疾病に対して何の処置も行わなければ、症状は悪化の一途を辿り激化する一方となってしまう。それにより、成人を迎えてからも幼少期と同様の発言を繰り返す"
つまりこの症状に対しては早期の治療を要する。が、未だに治療薬等の完成は果たされていない。
そこで一年ほど前に誕生した『ある診療所』が画期的な治療法を編み出した。
――"腹パン女須我貴クリニック"。
その治療法とは、特殊な技法を用いて患者の腹部を刺激して体内に蔓延るウイルスの活動を抑制、最終的には死滅させることによる――通称『腹パン』。
この技法は一部の限られた男性にしか会得出来ないもので、免許皆伝となった者達は全国で支店を開き病との戦闘を開始したのだった。
今日もまた、M県某所支店に
「すみませーん、診察の予約をしていた
「私が"腹パン女須我貴クリニック"の土萌と申します。空口様ですね、こちらの診察室へどうぞ」
呼ばれて出て来た人物は、その奇天烈な施設名からは想像が付かない程にまともな白衣姿で部屋から現れた。土萌と呼ばれるその男性は患者を連れた女性と言葉を交わし、小さな個室へと案内をする。
パソコンの置いてあるデスクからカルテを手に取り、近くの椅子へと腰かけた。
「えぇっと、患者様の名前が"空口
「初めて鳴き声を発したのが二週間ほど前で、主人に対して『まぬけぇ♥』や『ママの座布団もどきぃ♥』と口にするようになってしまって。日に日にエスカレートしていくので遂には主人の心も弱っていってしまって、今では…………っ。先生、この病気を治してくださいっ。お願いしますっ」
「なるほど、分かりました。大変に辛い思いをしたことでしょう。ちなみに奥さんの体調はどうでしょうか? 成人男性を目にする度に罵り、煽りたくなる衝動などはありませんか」
「いえ、私は特に大丈夫です。主人の精液を定期的に摂取しているからか、そういった症状は特に何も」
「そうですか。……ただ、それは単なる民間療法で実際の効力には審議の余地がありますので過信はなさらないで下さいね」
「え? あ、はい」
この"女須我貴症候群"が流行り始めてから国内外を問わず世間では様々な通説が飛び交うようになり、その中の一つに『愛する男性の精液を飲むことで予防できる』というものがあった。恐らく男性を見下したくなる気持ちを性的な被虐心によって打ち消し、ウイルスの活動を抑えられると考えられたためだろう。そんな説の他にも『特大コンドームを頭へ覆いかぶせる』や『週に一回、妊娠検査薬を肛門に差し込む』などというものも流れている。
しかしそんなものに明確な効果などあるはずも無く、SNSで日々多くの嘆きが発信されるのも日常風景となってしまったのである。
「それでお子様なのですが、…………何故下着を口に詰め込まれているのでしょうか」
「口を開く度に品性の欠片も無い鳴き声を発してしまうので、何か口を塞げるものは無いかと探していたら……手元にあったので」
「それならハンカチで良かったのではないでしょうか」
「…………そこまで思い至らず」
「まぁ、その。経緯は理解しましたので取ってくださって構いませんよ」
「分かりました。では――」
そう言って少女の口に入れられていた布地を親が取り出すと、まるで電池を入れた喋る人形の如く真子の口から土萌医師へと様々な挑発の言葉がぶつけられる。
「はげぇ♥ バーコードヘッド♥ 外見年齢に対して毛穴よわよわぁ♥ ざこ毛穴ぁ♥」
「……いつもこんな感じで主人に。本当、前まではこんな子ではなかったのに…………」
「なるほど、確かにウイルスの症状と完全に合致していますね。特にこれはかなり重症のようです、このまま処置をしていなければニ十歳、三十歳と年を重ねてもこのままでしたよ」
「話長すぎぃ♥ 要領を得ないくそざこ語彙力ぅ♥ 日本語弱者ぁ♥」
「"
「ですが安心してください。再発のリスクは多少なりともありますが、それでもこれまで処置を行ってきた患者様は漏れなく症状が無くなりますので。一度で治らなければ通院をして頂くことになりますが、宜しいでしょうか?」
「はい、それは全く問題無いです」
「分かりました。それとなのですが、当施設では看板に掲げておりますように『腹パン』――平たく言ってしまえば患者への暴行が前提となります。今までに後遺症の類は見られてませんが、万が一にも治療の中で負傷をすることになる可能性は一切否定できません。その点についてもご了承いただけているということで宜しいでしょうか?」
「コンプライアンス意識は高いんですね、こんな診療所を構えている割に…………」
「だからこそですよ。患者様やその関係者の方々と信頼関係を築かなければ、”女須我貴症候群”の撲滅は進めませんので」
「それは確かにそうですね、…………ええ承知の上です。外科医の先生が
「それとこれとではかなり意味合いが違うと思いますが……。とにかく、了承して頂けるのであれば別に問題は無いです」
「テンポ悪すぎ♥ いつまで喋ってんのぉ、ちびはげぇ♥ 早くかかってこいよ三下ぁ♥♥ 玉無しぃ♥」
「では、そろそろ耳障りなのでこの
「分かりました。宜しくお願い致します、先生」
土萌は椅子から立ち上がると部屋の隅に置いてあるマットを移動させ、患者にそこまで移動するように呼び掛ける。
すると患者である少女は母親に服を全て脱がされた後で素直について行き、マットの上でガニ股開きで腰を振り始めた。
「ほ~ら、お腹殴るんでしょ♥ そのひょろひょろもやし腕で殴るんでしょ♥ 早くやって見なよ、ざぁぁこっ♥」
「そうだね。それじゃあ早速一発いかせて貰いますね」
土萌は肩や手首を回して軽くストレッチをしてから患者と対峙する。
固く握り拳を作り、大きく腕を振りかぶる。
よく見てみると彼の腕は一回りほど肥大し、逞しい筋肉が芸術的とも思える凹凸を作り上げていた。
「♥???」
「…………治療、始めます」
瞬間、ビュンと風切り音が少女の耳に届いた。そしてそれと同時に下腹部へ拳がめり込み、背骨が折れてしまうのではないかという衝撃によって表情が一変する。
「お゛ぉ゛っっ、ごぉぉぉ…………っ♥」
そのあまりの激痛に少女の身体は痙攣を起こして、膝から崩れ落ちそうになる。が、それを土萌は許さない。
空いている手で少女の肩を掴むと真っ直ぐ立たせ、そしてそのまま二撃目を先程と同じ場所に目掛けて振り抜いた。
「お゛お゛お゛ぉ゛ぉぉっっっ、ほぉ゛ぉ゛…………♥」
「まだまだ、腰も入れてないただの手打ちなんですから耐えて下さいね。ただの
「ん゛ぅ゛、おえ゛ぇっっ…………。はぁ、はぁ……、っ。……あ、当たり前……でしょっ♥ こん……な、くそざこパンチ……痛くも痒くもない、んだか――お゛お゛ごぉぉ゛っッっっ」
まだ生意気な態度を取り続けている患者に、土萌は彼女の言葉を遮って更なる打撃を与える。狙う場所も威力も先程までと変わらないよう調整し、繰り返して拳を振り抜いた。
相手が泣こうと喚こうと倒れかけようと、構う事無く片手で支えながら暴力を振るう姿は無機質な機械のよう。
「げほぉ゛っっ、えぐゥっっ、お゛ぇっっ」
「これで分かりましたかね? あなたは私よりも下の立場にあることを。今までの振る舞いが全て間違いだったことを理解して、反省しましょう」
「だ、だれ…………が――ごほぉぉ゛ぉ゛っっ゛」
「思っていたよりも強情ですね。これはかなり手こずりそうだ」
そう呟きながらも彼は患者の反応を隈なく観察し続け、そして気づく。口調や声色こそ殆ど何も変化が無いままではあるが、彼女の瞳には土萌へ向けた確かな恐怖が滲み出ていることを。
この恐怖心こそ、"
「ではもう少し強めの治療を始めましょうか」
「っっ…………♥ ただのはったり、強がりなくせにぃ♥ 脅しなんて意味無いんだから、まぬけぇ♥」
重度な
その様子を見た土萌は僅かに頬を緩ませると、彼女を支えていた手を離して彼女の母親に話しかけた。
「空口さん、申し訳ないのですがお子様を抑えていて下さりませんか? もう少し力を入れて治療を行うので、片手で抑えていられないのです」
「わ、わかりました。でもそんな全力で殴られて、娘は大丈夫なのでしょうか」
「これでも医者を名乗っておりますので、加減はしっかりと弁えているつもりです。それよりも、かなりの衝撃が来ると思いますのでしっかりと踏ん張って下さいね」
そう言って彼は患者から一歩離れて肩を鳴らす。
そして両脚を肩幅ほど開いてから、先程までよりも大きく拳を振りかぶる。彼の鋭い双眸は患者の下腹部を真っ直ぐ射抜いていた。それはとても今から治療を行おうとしている人の視線ではなく、完全に得物を逃すまいと狙いすます狩人のそれであった。その視線も併せて見れば、彼の腕はさながら弦がはち切れそうな程に引き絞られた弓矢のようである。
「では、そろそろこの馬鹿げた病をぶっ飛ばすとしましょうか」
思いきり捻った腰による上体のバネ、そして強く握りしめた拳とそれにより隆起する上腕筋。
「――お゛っ゛♥」
今度は風切る音すら僅かに聞こえるか否かという尋常では無いスピード。
凡そ人間業とも思えない一撃が刹那の内に少女の身体へと突き刺さり、それを抑える母親諸共に吹き飛ばしかねない衝撃が
そしてそれと同時に彼女の口から短い呻き声が漏れたかと思えば、一瞬にして意識を刈り取った。
「っっ、っっ、っっ…………」
白目をむいたまま一言も発せなくなった真子だが、その身体はビクンビクンと脈打つように痙攣している。
あまりの衝撃に見舞われて意識を手放してしまったからか、弛緩した股間より黄金色の液体がちょろちょろと滴り始めた。
「おっと、気絶してしまいましたか。ですが丁度良いですね、喧しい口を黙らせることに成功しましたから」
「…………本当にこれでうちの娘は治るのでしょうか?」
「いえ、まだまだこれからです。と言うよりも、今までのは全て準備段階です」
土萌はそう言うと振り抜いた拳を引いて患者を寝かせ、徐に自身のズボンのチャックを下ろしていく。
その行動にギョッとした様子で真子の母親は医者を止めようとする。それもそのはず、このような状況下で男性がズボンを下ろした後に取る行動など、一つに決まっているのだから。
「ちょ、ちょっと待ってください! 何をしようとしているのですか!?」
しかし、土萌はとても落ち着き払った様子で彼女を宥める。
「落ち着いて下さい、空口さん。これは治療なのです」
「ズボンを下ろしてどんな治療をするって言うんですか!? そんなの、エロ漫画でしか見たこと無いですよっ」
「これには論理的な根拠があります。患者に腹パンを喰らわせるだけでは苦痛を与えるだけで、ウイルスの一時的な鎮静にしかなりません。ですので、根本的にウイルスを絶滅させるには別の作用が必要になるわけです」
「別の…………作用?」
「そうです。そしてそれは、強烈な”快楽”です。いえ、より正しく言い換えれば”雄への服従心”や”肉悦への渇望”です。ウイルスは女性の脳へ影響を及ぼし、雄という生物への敵対心や優越感を引き起こして増幅させる。つまり逆に言えば、雄に対する何らかの強力な欲望を植え付けることによってウイルスの活動を停止させることが可能になるわけです」
「……そうはならないと思うのですが」
「なるんです」
毅然とした態度で彼ははっきりとそう言い切った。
「そしてその為には雄のイチモツを女性器へ挿入する必要があるのです。性行為をすることで、
「…………いえ、それは有り得ないと――」
「ウイルスの根絶に近づいて行くのです」
「……、いや有り得な――」
「近づきます」
「…………。分かりました、もう後の事はお任せします」
頑としてそう言い張る医者の態度を前に、もう何を言っても意味が無いと悟った患者の母親は諦観の色を顔に浮かべてそう言った。
「ありがとうございます。では、治療を続けますね」
親からの許可を得られた医者は頭を下げて感謝を言葉にすると、改めて男根を露出させる。
ボロンと雄々しく怒張しているそれを揺らしながら、土萌がゆっくりと患者に近づいて行く。
「ぅぐ…………げほっ、ぅぅ」
「腹パンの衝撃で既に多少は濡れているでしょうが、念のために準備段階から始めましょうか。大切な患者様の秘部を壊してしまったとなれば、私のクビは瞬く間に吹き飛びますからね」
そう言う彼の足下には殴られた箇所を擦りながら呻く少女の姿。あまりの激痛によるのか、彼の接近にも気づけず得意の罵倒は一言でさえ喉から搾り出すことも叶わない。
そうして彼はそっと彼女の両頬に手を添え、自身の方へと優しく向けた。
「では、苦しかったら手を挙げて下さいね」
その一言だけ伝えると、何の躊躇も無く自身のイチモツを彼女の口内へと捩じ込んだ。
「んぐっっ!? ぐぷっ、ぅぐう゛ぅぅっっ」
常人よりも一回り程は大きな肉槍で少女の口粘膜を擦り上げ、一気に喉奥まで突き込む。
あまりに急で乱暴な口腔への責め。目を見開いて驚愕する彼女は咄嗟に彼から距離を取ろうとするが、がっしりと抑え込む掌からは逃げ出せない。
そのまま彼はまるでオナホールを扱うかのように腰を前後に動かし始め、少女の口内を穢していく。
「ふぶっ、ぐじゅっ、じゅぶぶっ、う゛ぐっ……っぷぁ……はぁっっ、はぁっっ、はぁ――んぐむっっ!」
彼が腰を引くと口の端の僅かな隙間から掻き出される唾液が滴り落ち、淫らな水音を立てて糸を引く。
そして腰を突き出せば口蓋垂と亀頭が接触して強く押し込んでいく。
これを暫く繰り返して彼女の唇から男根を引き離し、窒息状態から解放する。そうして息を整える時間を少しだけ与えれば、再び挿入して抽挿運動を始める。
「んぅうっっ、んぅううぅぅっっ!」
その息苦しさから彼女は土萌の太腿をバシバシと叩いて行為の中断を要求する。口を塞がれていなければ、あの生意気な罵声も一緒に飛び出していたかもしれない。
だがそれを素直に聞き入れていては”女須我貴症候群”の治療は永遠に終えらない。
そもそもとしてこの腹パン治療法は大きく二つの工程に分けられる。
まず体外からの衝撃等により苦痛を与え、”女須我貴症候群”によって増幅した自尊心を完膚なきまでにへし折ること。これをしなければ他に何をしようとも、結局「自分が一番偉く尊い存在」という固定観念から自身の態度を改めることが無い。よって、その舞い上がった思考と共にウイルスを弱らせる必要があるのだ。
次に体内からの刺激等により悦楽を与え、雄と共生するメリットをその身体へ徹底的に教え込むこと。これは言わば、鞭の後に与える飴であり服従心を植え付ける段階とも言える。しかしこの治療において必要なのは「男性を見下してばかりの思考を除去する」ことにあり、ウイルスによって「雄はこの世界から不要」という心理を修正することこそが肝要となる。
そして彼が今しているのはこの二つの中間、つまり苦痛を与えながらも快楽を同時に与えて次の段階へとスムーズに移行できるようにする準備段階。相手を気持ち良くする必要もあるが、多少なりと苦しみをも覚えさせなければならない。
口内を犯しては解放し、少し時間が経てば再び犯す。泣こうとも喚こうとも、その激しさを決して緩めてはならず
これを暫く繰り返した後に土萌は彼女から両手を放して苦痛から解き放った。
「はぁ……はぁ……はぁ……っ、げほっけほっ」
「……ここで一つ訊きたいのですが――」
すると彼は患者の少女へと質問を投げかける。
「私のチンポはどうですか? 美味しく感じたり、気持ち良く感じたりはしませんか?」
――と。
あまりに唐突な問い掛けに少女は肩を上下に動かしながら息を整えて逡巡する。そして、フッとほくそ笑んだ表情を彼に向けて言い放つ。
「そんなわけないでしょ、へんたぁい♥ 一生牢獄でくっさぁい飯でも喰ってろ、性犯罪者ぁ♥ 野垂死ねぇ♥」
「…………そうですか」
ほんの数分振りだというのに、どこか懐かしさすら感じる彼女の挑発的な罵声。
それを聞いた土萌は深く息を吐き出すと肩を
「では、治療続行ですね」
「――んぶぅぅっっ!」
彼女の返答から、彼女の脳を支配しているウイルスが弱まっていないと判断した彼は容赦なく再びイチモツを口内へと突き刺す。側頭部をがっちりと抑え込み、先程までよりも激しく力任せに腰を動かす。
「じゅちゅっ、ぶじゅっ、じゅるっ、ぅぶっっ、ぐじゅっ」
休む暇すら与えず、そのまま窒息死させてしまいそうな程の勢いで犯し抜く土萌。その光景はまさしく強姦現場でしかなく、それも成人男性が抵抗する少女を無理矢理に。
それを目の前で見せつけられている彼女の母親は止めたくなる気持ちを抑え、「これは治療だから」と必死に自分自身へと言い聞かせる。そう、全ては愛する娘が"
「ぢゅる、ぐじゅっ、ぢゅぷっっじゅるっ、じゅずずっ」
彼がイラマ治療を開始してから幾何か経ち、次第に彼女の口内は水気を増していく。
依然として口の端から唾液のような透明の分泌液が垂れ流されているため、出て行く量は変わっていないはずである。更に言うなればこの行為にも多少の慣れが出来てきた為、誤嚥しない程度に唾液を飲み込んでいるのだから寧ろ口内の水分量は減っているはずである。
それでも彼女の口内で水気が増している理由。それは、土萌の
「んじゅっ、じゅりゅっぢゅぷっ、ぐぷぅっっ」
射精が近い彼の男根から粘液が溢れ出し、それが少女の口内を満たしていた。
生臭く、苦い風味を覚えるそれに真子は嫌悪を感じる。一方で、不思議な高揚感が芯から溢れてきているのも実感している。まるで媚薬でも盛られたかのような、そんな感覚。
決して美味しくはないのに段々と身体が勝手にそれを求めていってしまう。
「はぁっ、はぁっ、くっ…………
その感覚が少しずつ心地よく思えてきた、その時。彼が力強く少女の頭部を自身の股座へと押し付けた。
そして――。
「んぐぅぅぅぅうぅぅぅっっっっ!?」
灼熱の白濁汁が喉奥で爆発し、瞬く間に食道を流れ込んでいく。
その量は凄まじく、十秒、二十秒と時間が経てども勢いが止まらない。
「ぐぅっ、ぅ゛ぅ゛っっ…………」
呑み込み切れない分が唾液と共に唇から零れ出て行くが、それでも間に合わない。
ドロドロとした粘液が喉を通り過ぎていくのを感じる度に息苦しさだけでなく、得も言われぬ疼きを身体に刻み付けていく。
そんな時間が一分近く続いたくらいで漸く彼女は解放された。
「お゛え゛えぇ゛ぇっっ、ごほっっげほっ、げぇぇ……っ。はぁっ、はぁっ…………」
とても少女の口から出ているとは思えないような汚い嗚咽を漏らしながら、彼女は呑み切れなかった精液をマットの上にぶちまけた。その量は並みの成人男性が一度に放つ精の量を軽く凌駕しており、それでいて土萌の解き放った射精の量全体から見れば数パーセント程度なのだ。大部分は彼女の胃袋へと直送され、小さな腹部をぽっこりと膨らませていた。
「もう罵声を飛ばす気力すら残っていないのでしょう? それでは治療の最終工程に入りましょうか」
「はぁ……はぁ……、近寄るな♥ くぅ~ず♥ 化け物ぉ♥」
「語彙力の低下。かなり弱っているみたいですね」
そう言いながら彼は抵抗する程の体力をも失った少女をマットの上で押し倒すと、そのまま正常位の姿勢に入った。
人外レベルの射精をした直後だと言うのに、彼のイチモツは少しも萎えた様子を見せていない。変わらずギンギンにそそり立つ肉の槍を少女の秘部へと押し当て、そして少しずつ腰を入れて割れ目の中へと男根を
「お゛ぉ゛っ……お゛ぉ゛ぉ゛ぉっっ」
彼の陰茎が彼女の膣内へ侵入していくと、それに合わせてサイズ違いな凹凸の合体によって少女のなだらかな下腹部がぽっこりと膨らんでいく。それだけ、狭い雌穴に包まれる密着感が凄まじい。
口淫によって分泌された粘液だけでなく破瓜の血液すらも潤滑油となって、想定よりもスムーズで無抵抗なセックスの始まりとなった。
ふと相手の表情を確認してみる土萌だが、少女の顔に苦悶の色は見られない。
「お゛ぅっっ、お……お゛ぐぅ……っっ」
そうしてゆっくりと突き進んでいたイチモツの先端が少女の生殖器の最奥――子宮口へ接触した瞬間、彼女の反応が僅かに変わった。まだ根本までは
「ざ……ざぁっこ♥ もやしおちんぽっ♥ こ、んなのっ……いれたうちに、入らないんだからっ♥」
しかし、真子は初めてを奪われたショックを表に出そうとせず強がりの挑発をしてみせる。
腹パンやイラマ治療で散々に苦しい思いを強いられたというのに、まだ自分がこの世で一番尊い存在であると信じて止まないのだろう。もしくは土萌を馬鹿にすることでしか自分の地位を保てないだけなのかもしれない。これこそが"
「思ったよりも調子の回復が速いですね。では最初のうちは激しめに治療をしましょうか」
患者の様子からあまり治療の進捗が芳しくないと判断した彼は、セックスの方針を変更した。
本来であれば男根の挿入からは一種のご褒美タイムと言える工程なのだが、今の状態で飴を与えても治療の効果は殆ど期待できない。よって、まだ苦痛を与えるフェーズが必要なのだ。
「お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉぉぉぉっっっっ♥♥」
最奥まで突き入れたチンポのカリ首で尿道側の肉襞を削り取るように引き摺りだしていく。ぴったりと密着した蜜壺が陰茎のデコボコに引っ掛かり、膣口から柔肉が薄く伸ばされる。
「お゛ごぉっっっっ!♥」
そしてそのまま勢いよく子宮口へ亀頭を叩き付けた。さながら、体内からの腹パンとも思える一突き。
この突き込みを皮切りに、彼はおよそ処女喪失直後の相手にするものとは言えない抽挿を開始した。
「ひぐっっ、あ゛っあ゛ぁっ、はやっ、はやいぃっっ! もっ、どぉ、ゆっぐりぃっ!♥」
パンパンパンパンと小気味良いテンポで腰を打ち込み、それでいて彼女の子宮へ与える衝撃は決して緩めない。しかしそれだけでは"
よって――、
「お゛ごぉっっ♥♥♥!」
セックスをしながらもこの診療所の本髄である腹部へのパンチを行った。子宮口の付近へ正確に狙いを定め、所謂”ポルチオ”と呼ばれる箇所を目掛けて手打ちで殴りつける。
治療という名の性行為の最中ということもあって、全力の四割も無い程度の威力しか無い一撃。
「ひぐぅぅっっ♥♥! や゛っ、や゛め゛っっ――ぅ゛ぐぇっっっっ」
しかしそれでも身体の内側と外側から交互に叩き付けられる衝撃が苦しくないはずもない。
一撃毎に少女はくぐもった呻き声を漏らし、目尻からは大粒の雫が一筋の軌跡を描いて零れ落ちる。
「い゛だいぃっっ、もっや゛め゛――ぃぐぅっっ♥♥! お゛ごぉ゛っっ……ら、めぇぇっっっ」
膣内を擦り上げながら内臓を押し上げんとする肉棒の突き込みと、成人男性の拳による垂直な打ち込み。二種類の異なる刺激からくる苦痛と快楽との絶妙なバランス。それによる未知の感覚から、流石に患者も音を上げ始めてきた。
しかし、彼は知っている。
――これは
(これまでの経験上、このタイミングでの泣きは演技でしかない。しっかりと治療が進んでいる患者はこの性行為フェーズに入る前か、もしくは何度かの嘘泣き後に本物の乞いを始める。ここを見誤れば治療が長引いてしまう、重要な過程)
過去に診てきた患者の表情や行動,実際の治療進行度から幾つかのパターンを把握している彼は、このタイミングでの涙が無意味であることを読み取った。ここで手を抜いてしまっては腹パン治療法の効果が薄れてしまい、完治するまで倍以上の時間と労力をかけてしまうこととなる。
「お゛ごぉぉっっ♥! な、んでぇっっ……わだしぃ、らめっ……てぇぇっ」
「しっかりと謝罪をするまでは止めません。『ごめんなさい』と言うまでは、ね」
「やらぁっっ、ぜったいぃ……あやまら――お゛ごぉぉっっっっ!」
謝罪を強制しようとした彼に対する反応から、土萌の経験則は間違いではなかった。どうやら、現状としては彼女に「自分が折れる」という選択肢など欠片も存在していないようだ。
「はっ、はっ、はっ――ぇぐぅっっっっ! なっ――お゛ほぉぉ゛っ゛っっっ♥♥」
短く浅い呼吸を繰り返し、息を整えようとしている彼女の腹部へと思い切り拳を突き、そして男根を最奥まで捩じ込む。
イラマ時に彼が放った精液で膨らんだ少女の腹部を揺らし、凹ませ、刺激させまくる。
それによる負荷は並みの幼子に対して与えるべきものではない領域。しかし、こうまでしなくてはこの恐ろしいウイルスに感染してしまった患者を救う事など不可能なのだ。
「……………………」
娘を凌辱されている光景を目の当たりにしている彼女の母親は卒倒してしまいそうになるが、それでも娘の為と信じて無言のエールを送り続けている。
「やらっ、もっ……やめっ――ぇ゛ぶぅっっ! おっ、お゛ごぉっっっっ♥! げほっ、ごぽぉっっ」
鉄拳治療による数打目の衝撃が患者の膨張した腹部に突き刺さった直後、その小さな口から白濁の粘液が大量に逆流して溢れ出した。尋常では無い量の精液を溜め込んだ後でこれほどの打撃を受け続けたのだから当然のことだろう。
口元から生臭い汚汁でその顔を穢し、虚ろな双眸から涙を溢し、それでも彼女は依然として態度を改めない。
「やめっ……ろぉ、お゛ぐっっ! はげっ、くずぅ゛――ごほぉっっ」
しかし段々と余裕が無くなってきているのだろうか。挑発的な口調は鳴りを潜めて、直情的な言動が少しずつ増え始めて来ていた。相手を小馬鹿にするような罵声ではなく、怒りに任せた侮蔑が表現として近い。
これはかなりウイルスも弱ってきている、と土萌は直感した。
「『ごめんなさい』が言えたらご褒美をあげますけど、どうですか? 謝れますか?」
「だまれぇ、しねぇっっ――ひぐぅぅっっ!! はぁっはぁっ、あぐっ……ぅ゛う゛っッッっ」
傍目から見ればあまり治療の効果が無いように映る彼女の反応だが、これまでに数多くの
(あと
そう確信した彼は、腹部へ与える刺激を単純な打撃から静的なものへ変化させる。
固く握りしめた拳を患者の下腹部に押し付け、そこからじわじわと体重をかけて奥へ奥へと押し込んでいく。
「お゛お゛ぉっ、おおぉ゛ぉ゛ォ゛ぉっっっ」
そしてそれに併せてイチモツも単調なピストンから、腰を深く押し付けるように体重をかけていく。身体の内と外から患者の子宮を圧縮して、潰すかのように少しずつ少しずつ。
サイズの違いから入りきらなかった男根が僅かに彼女の膣内へ深く侵入していく。段々と露出するイチモツが蜜壺へと埋まっていき、その分だけ実際に彼女の子宮は圧し潰されていく。
「く゛る゛、しぃ゛ぃ……や゛め゛てっ。やめて゛ぇ゛ぇ゛ぇっっっっ」
柔らかい筋肉によって構成されて高い収縮性を持つ女性器でも、限度と言うものがある。
最初は全長の二割ほど入りきらずにいた肉棒も、土萌が全体重をかけてゆっくりと押し込んでいくことでもう殆ど肌色が見えなくなっている。
彼女からしてみればまさしく、身体が引き裂かれて内臓という内臓が圧迫されていくような感覚。それは単調で力任せな暴力を受け続けた後だからこそ全身へ浸食するように伝播していく。
「もうむり゛ぃ゛、こう゛さ゛ん゛っっ。こうさんし゛ま゛す゛ぅっっ゛ぅ゛ぅっっ!」
「降参ですか? ちゃんと謝れますか?」
「あや゛ま゛りまずっ、ごめん゛な゛さい゛ぃ。あた゛し゛が全部まちがって゛ま゛し゛たっっ!」
「はい宜しい、しっかりと謝れて偉いですね」
遂に折れて謝罪を口にした彼女の表情からは反抗的な態度など見る影も無くなっていた。必死に土萌へと許しを請い、これ以上の苦痛から解放するように懇願していた。
この反応を見れば、後はもう苦しめる必要も打撃を喰らわせる必要も無い。腹パン治療法は患者の様子を観察しながら適切な判断を下していかなければ、肉体的にも精神的にも大きな後遺症を残してしまう可能性が高い。
「病に打ち克った偉い子にはご褒美をあげましょう。ほら、気持ちいいセックスですよ」
「ひぐっ、えぐっ……ぐすっ。んっ、ふぅ……ぅんんっ」
そう言って彼はゆっくりと腰を引き、そして優しく突き上げる。
カリ首でGスポットを擦る動きも意識しつつ、それでいて激し過ぎる刺激は与えないように。
「あっ、ふぅぅ……んっ、んぅっ」
すると先程までの泣き顔が嘘だったかのように涙は止まり、頬が段々と紅潮して悦楽が表情へ滲み出す。たったの数擦りでこの変わりようである。
「どうですか? とても気持ちが良いでしょう?」
「あっ、あぁん……はぁぁ。うん、気持ち……いぃ♥」
「それは良かったです。さぁ、キスもして差し上げましょう」
「んぅっ、ふあぁ…………んっ、んふぅ……」
彼女が吐き出した子種汁によって汚れた唇を掃除するかのように、彼は甘く触れる程度の口付けを交わす。
とにかく力を入れ過ぎないこと、そして主導権は握りながらもペースの基本は患者の反応に合わせること。激しく暴力的な治療の後は、とことんまで相手を心地よくさせるように全神経を集中させなければならない。
彼の腹パン治療法は順調そのものと言えるだろう。
しかし肉体的な服従だけではまだ足りない。精神的にも雄のイチモツを認めさせ、それを言葉にさせる必要がある。
「真子ちゃんのおまんこはとても具合が良い。そしてそれと同じくらいにおちんぽは素晴らしく、最高に気持ちが良い。そうは思いませんか?」
「っ……っ、わ……悪くない……かな」
顔を背けながらそう呟く真子。どうにも素直ではない反応を示してしまうのは、”女須我貴症候群”の最後の抵抗なのだろう。だがここまで来てしまえば完治までそう長くはなく、更に再発の可能性も低い。現にそんな抵抗を見せる彼女の表情には、発症時特有の挑発的な色が完全に消え失せていた。寧ろ、どこか更なる快楽を
――そんな表情を見せられては悪戯心が芽生えてしまうのも無理無い。
そう自分自身に言い聞かせて彼は言時の悪い返しをする。
「そうですか。私は真子ちゃんのおまんこが最高に気持ち良いと認めているのですが、真子ちゃんは私のおちんぽを認めてくれないのですか」
「っ、別に認めてないわけじゃないもん」
「ではしっかりと言葉にするべきですよ? でないとどうなるのか、賢い真子ちゃんはもう理解できているでしょう」
彼女の言葉を真に受けてすんなりと引き下がる演技を見せた土萌に、彼女は慌てたように発言を訂正しようとする。恐らく、この快感をお預けにされそうだと予感したのかもしれない。もしくは再び腹パンをされると勘違いしたのかもしれない。
「このおちんぽが、……気持ちいい。もっとして欲しい、です……」
「”もっとして欲しい”、というのは何をして欲しいのでしょうか。具体的に自分の言葉で説明してみて下さい」
「そ、れはぁっ……んんぅっっ♥」
まだ言い淀む仕草を見せるのはウイルスの所為か、羞恥心の所為か、それとも――。
とにもかくにも患者には素直になって貰わなくては、この治療を完成出来たということにはならない。ここで手を抜いてしまって症状を長引かせた経験談は後を尽きない。
彼は敢えて抽挿運動のペースを緩ませ、彼女の身体を焦らせていく。「はっきりと言葉にしなきゃ、このまま絶頂させずに続けてやるぞ」という姿勢を見せるのだ。
「んぁあぁっっ、たりないっ、足りないぃぃっっ♥ もっと気持ち良くして欲しいのにぃぃっ、ひどぃいぃぃっっ」
自ら激しく動こうとする患者の腰を相手よりも早く力強く掴み、それを制した。この治療において患者が行為のペース,主導権を握ることがあってはならない。
一切の甘えを許さない土萌の行動に対し、遂に彼女が折れて涙ながらに言葉を紡いだ。
「もっとおくぅぅっ、おくをゴンゴンってついてほしぃのぉっっっ♥ せんせぇのおっきいおちんぽでぇっっ、あたひのざこおまんこ――んひぅっっ、めちゃくちゃにひてほひぃのぉぉっっっ♥♥ もっろはげひくぅっ、きもちよくひてぇぇぇっっ♥」
「はい、よく出来ました」
ウイルスに侵される前の素直で正直な女の子に戻った真子。
その様子を見た彼女の母親は安堵の息を漏らして喜ぶ。
「良かった。病気はもう治ったんですね」
「えぇ、それでは最後の仕上げに入ります」
そう言って土萌は患者を抱きかかえると、抽挿のテンポを速める。
腹パン治療法は最後に完治の証――濃厚精液を子宮へ浴びせる感覚を刻み込んで終わりとする。これにより、再度ウイルスに感染しても膣内射精の快楽を覚えた身体と脳が男を蔑むような行動を拒むようになるのだ。
「あんっ、あっはぁ、はぁ、んぅぅ♥ はやいっ、はやいぃっっ……んむぅっっ、ちゅっ。ちゅる、ちゅるるっっ」
肉襞がグニグニと蠢く膣内を素早く擦り上げながら、右手ではクリトリスを、左手では乳首をそれぞれ撫でるように弄って刺激を与え続ける。そして蕩けるようなキスも忘れない。全身のあらゆる器官から快感が伝わるよう、自分の身体で使えるものは手も舌も使って愛撫する。
「ひゅごぃぃっっ、おちんぽ……きもひぃぃっ♥ んあっ、あぁっっ……くるっっ! にゃにか、くりゅぅぅっっ♥!」
「さぁ、偉い子には完治の証を差し上げましょう。思いっきり
お互いに汗まみれ、汁まみれになりながら土萌は更に段々とピストン速度を高めていく。
愛液と我慢汁が混じり合って泡立ち、秘部と股座とで幾本の細い糸が橋を架け、粘膜越しに互いの欲望をぶつけ合う。
土萌は半ば、これが治療であることを忘れかけてしまう程に真子との性行為を没頭していた。この診療所を開いてから数ヶ月の間で、彼がこんな気持ちになったのは初めての事だった。
もしかすると、まだ幼いながらに真子の身体は彼の身体と相性が抜群だったのかもしれない。
「――っ、んひゃあぁぁぁぁっっっっ♥♥♥」
そうして快楽のボルテージが最高潮に達した瞬間、土萌と真子の二人は同時に果てた。
激しい肉壁の収縮と共鳴するかのように肉棒は脈打ち、熱々の白濁液を思いの限り解き放つ。口淫の時よりも量はかなり減少しているが、それでも常人離れした射精量で未熟な蜜壺を溢れさせていく。
「はぁっ、はぁっ、んっ……んあぁぁっっっっ♥」
ドクンドクンとビートを刻むイチモツの拍動が終わりを見せた頃、彼はゆっくりと狭い穴道から抜き出す。サイズ違いな肉棒を限界まで咥え込んでいた膣襞が引きずり出され、やがて小さな水音と共に元へ戻る。
ぽっかりと開いたままの裂け目からドロドロの粘液が溢れ出し、僅かに膨らんだ下腹部が引っ込んでいく。
「…………これで治療は完了です」
「先生、ありがとうございました」
激しい性行為を終えて一息吐いた彼に、患者の母親が頭を下げる。
「これで娘はもう大丈夫なんですよね?」
「……、えぇ。ただ絶対ということはありませんので、もしも再発したような症状が見られましたらここに来て下さい。次回以降は料金が発生しませんので」
「分かりました。本当にありがとうございました」
「あぁ、それとなのですが。患者様はかなり消耗していますので、今日一日はゆっくりと身体を休ませてあげて下さい」
「はい」
徐に立ち上がった土萌は手近な場所に置いてあったタオルを一枚掴むと、真子の身体を丁寧に拭いて行く。
絶頂の余韻で意識が定まっていない彼女を柔らかい布で包み、脱がせていた衣服を着させる。
これにて、空口 真子への腹パン治療は完了した。
――そのはずだった。
◇◆◇◆◇◆
数日後、土萌の診療所に空口親子が再び訪れた。
「先生、うちの娘がまた"
「ざこ医者ぁ♥ ざこちんぽ野郎ぉ♥ 全然効いてないよぉだ、まぬけぇ♥♥」
どこか懐かしさすら覚える罵声を浴びせられながら、彼は彼女の様子を一目で窺う。そして理解した。
恐らく、彼女は"
言動は例の症状と変わらないが表情からも声色からも、本気で彼を馬鹿にしている風ではない。
(鞭の後に与えられる飴の味が、余程美味だったのでしょうかね)
ただの予測でしかないが彼女は土萌との行為を忘れられず、どうしても再び味わいたくて再発したように振舞っているだけなのだろう。こうすれば、また腹パン治療法をしてくれると学習してしまったのだ。
本来ならば治療の必要など無い。母親に再発していない旨を説明して帰って貰うのが通例ではあるものの、彼自身も彼女との行為をまた楽しみたいと心の節では思っていたところだった。
「…………分かりました。では、服を脱がせてこちらに連れて来て下さい」
「やぁい、のろまぁ♥ 猿以下のド低能ぉ♥ 基本的人権の非適用者ぁ♥♥」
――患者へ利己的に欲望をぶつける等、医者失格だ。
そう考えながらもテキパキと治療の用意を始めている辺り、彼は自身が思っていたよりも医者向きな性格ではなかったのかもしれない。
ある晴れた昼下がり、今日も