アリアは、静かな村で家族と平穏に暮らしていた若い村娘。しかし、隣国の凶悪な軍隊がその平穏を破り、村を襲う。村は一夜にして焼かれ、家族や仲間たちは奪われ、アリアもまた戦争の犠牲となり、捕虜として隣国の軍に連れ去られる。

捕虜となったアリアは、軍人たちの奴隷として過酷な生活を強いられる。しかし、彼女が仕えることになったのは、意外にも温和で優しい主人だった。彼は、アリアを厳しく扱うことなく、むしろ彼女を人間らしく扱い、心の傷を癒すように接してくれる。アリアはその優しさに驚き、次第に心を開いていく。

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第1話

強国隣国は、東欧に強い影響力を持つ強国である。国王は軍事力を強化し、周辺国に強硬な外交を展開。従わない国には容赦なく出兵した。隣国は最新の銃器と鉄生成技術を誇り、その軍事力は世界一と言っても過言ではなかった。特に「黒翼部隊」と呼ばれる、黒い重装鎧をまとった兵士たちは周辺国に恐怖を植え付けた。彼らは鍛え上げられた体格で、並大抵の弾丸なら弾き返す重い鎧を平然と着こなし、戦場で活躍した。

しかし、その蛮行も際立っていた。軍律で禁止されている強姦が黙認され、周辺の村々の婦女子が攫われ、凌辱された。さらに、重い鉄の鎧を着る兵士たちは戦場に長く留まれず、損耗率が極めて高かった。そのため、隣国は短期間での勝利と占領を繰り返す戦略をとっていた。今回の「母国」への侵略も、驚くほど短期間で終わり、母国の軍隊は壊滅。国王は捕らえられ降伏を強いられ、王族は人質として隣国の首都に幽閉された。母国国民は過酷な労働と支配を強いられることになった。

白樹村は、母国西部に位置する小さな村だ。主に麦と野菜の農業で成り立っており、村の集会所は1階が食堂として使われている。現在、「黒翼部隊」がここを拠点にしていた。上官から待機を命じられた彼らは、村で強姦行為を繰り返していた。集会所の1階には、約10人の村人が集められ、恐怖で震えている。中には泣き叫ぶ者もいた。

「黒翼部隊」の隊長が、村一番の美人と評判の娘に覆いかぶさり、犯そうとしていた。彼女は抵抗を試みたが、男の力に押さえ込まれ、涙を流しながら声を殺すしかなかった。

 

10日前:アリアとサンドラの会話

「ねぇ、アリア、もう軍隊が近くまで来てるそうよ」

「本当? サンドラ」

私の名前はアリア。白樹村で小作人の娘として暮らしている。サンドラは同じ小作人の娘で、私と同じ16歳だ。私はこの年では発育が良く、胸やお尻がふっくらとしている。一方、サンドラは童顔で愛嬌のある可愛らしい顔立ちだが、少し背が低く、発育はあまり進んでいない。

「『黒翼部隊』は非情な兵士たちよ。軍隊が来たら私たちも襲われるわよ」

 

 

サンドラは震えながら訴えた。

「今から逃げる準備しておいた方がいいわ。捕まったら、全員凌辱されて殺されるわ」

「そうね」

だが、「黒翼部隊」は異様な速さで村に到着した。兵士は殺され、反抗した男たちも皆殺しにされ、私たちは「黒翼部隊」の支配下に置かれた。

 

支配の始まり

「おい、早く行け」

若い娘たちが集められ、「黒翼部隊」の隊長が娘たちを吟味した。

「俺はこいつでいい。残りは好きにしろ」

 

 

隊長はサンドラの手を取ると、部屋に連れていった。

背の高い兵士が順番に娘を選ばせた。

「こいつは俺が貰う」

 

 

私はその男に引っ張られ、部屋に連れられた。

「いやぁ、いやだぁ」

 

 

私は抵抗するが、無理やり引きずられた。

「お願いだから、許してください」

 

 

私は懇願した。

「……」

 

 

背の高い男は兜を脱いだ。

「……!」

 

 

驚いた。「黒翼部隊」を血も涙もない強盗殺人集団だと思っていたが、まさかこんな美しい男がいるとは……。彼は精悍な顔立ちで、赤い髪に筋肉質な体。鋭い眼光は野生の虎を思わせた。

「おい、脱がせろ」

 

 

男は傲慢に命令した。私は恐る恐る彼の服を脱がした。

「!」

 

 

驚愕した。彼の体には無数の傷が刻まれ、戦場の過酷さを物語っていた。

「体を拭け」

 

 

彼は水の入った桶を渡してきた。私は背を向け、彼の体を拭き始めた。

「終わったか」

 

 

男が聞いてきた。

「お前、名前は?」

「アリア……です」

「服を脱げ」

 

 

男が命令した。私は怯えながら体を拭くのを中断し、全て脱いだ。

「後ろを向け」

 

 

言われた通り後ろを向いた。

「背中を出せ」

 

 

彼は布を私の背中に当て、体を拭いてくれた。私はなんだか優しさを感じた。この人は戦場の過酷さを経験しすぎて、普通の兵士ではなくなってしまったのだろう。きっと心まで歪んでしまったのだ……。そう思うと悲しくなった。こんな美しい人なのに……。

私の体は貧相で、男が欲情するようなものではないはずなのに。

「よし、来い」

 

 

彼は私を押し倒した。私は覚悟を決めた。

「お願いします。私は処女で……せめて優しくしてください」

 

 

私は哀願した。処女喪失はとても痛いと聞く。まして乱暴にされたら、死んでしまうかもしれない。

「なんだ、そういうことか」

 

 

彼は私の体を撫で始めた。

「んん……」

 

 

彼のごつい指が肌をなぞると、ムズムズした感覚がした。

「思ったより良い体してるな。筋肉もしっかりある」

 

 

彼は私の胸を揉み始めた。

「くふぅ……」

 

 

今まで感じたことのない刺激に戸惑った。

「どうだ? 感じてるのか?」

「わ、分かりません……少しムズムズします」

 

 

私が答えると、彼は胸に顔を近づけ、赤ちゃんのよう乳首を吸い始めた。

「あぁん! やめてください!」

 

 

急な刺激に戸惑った。

彼は胸を揉みながら乳首を吸い続ける。私の下半身が熱くなった。

「あぁぁ……」

 

 

奇妙な感覚に戸惑い、なぜか声が出てしまった。

「そろそろいいか」

 

 

彼は指を私の女性器に入れ、中をかき回した。

「あぁっ、あんっ」

 

 

自分の口から漏れる声に驚いた。とてもいやらしい声だった……。初めての感覚は、形容しがたいものだった。

彼は私の女性器を丹念にほぐすように責め続けた。

「はぁ……あぁぁ……」

 

 

声が漏れるのを止められなかった。

「もう良いな。まあ、今日はこのくらいでいいだろう」

 

 

彼は私の横で寝た。傷だらけの筋肉質な裸体と私の裸体が触れ合った。

「もう寝ろ」

 

 

彼は瞼を閉じた。

「あの……お名前を聞いてもいいですか?」

「セイル」

 

 

彼はぶっきらぼうに答えた。

「どうして女性に乱暴するんですか?」

「国の命令だ。戦争で減った人口を増やすためだ。特に黒翼部隊は優秀な兵士が多い。優秀な子孫が生まれることを期待されてる。お前も孕んでもらうぞ」

「今日はしないんですか?」

「俺は軍医でもある。乱暴して子宮が傷ついたら子を産めなくなる」

私は愕然とした。

「寝ろ。とりあえず今日は犯さないでやる」

 

 

そう言うと、セイルと名乗る男は寝息を立て始めた。私は眠れなかった。彼の横顔を見た。互いに裸で一緒に寝ている。不思議な感覚だった。

 

次の日:村人たちの苦しみ

朝、目が覚めたが、セイルは既に起きていた。

「服を着ろ。他の女を集めろ」

 

 

彼は服を着て部屋を出て行った。私も急いで服を着た。

食堂には20人ほどの若い娘が集められ、セイルの命令で一列に整列させられていた。私はその状態を見て驚愕した。体中にあざがあり、皆涙で目を腫らしている。一目で分かった。一晩中、兵士たちに強姦されていたのだ。私はショックだった。セイルは冷酷で非道だと思っていたが、他の男たちはそれ以上だった。

セイルが食堂に入ってきた。皆怯えて震えている。

「お前たちは今から兵士の食事と洗濯をしろ。逃亡したら殺す。手助けした者もだ」

 

 

セイルの命令に皆が怯えた。彼はどこかへ出かけてしまった。

私たちは言われた通りに洗濯と食事の準備を始めた。

「……」

 

 

サンドラが私の傍に来た。彼女も顔が腫れ、青あざができていた。私は彼女の肩を抱き、無言で慰めた。他の娘たちも身を寄せ合って震えていた。

兵士たちは見張りを残してどこかへ行ってしまった。私たちは黙々と仕事をこなした。

「ねぇ、アリア」

 

 

サンドラが声を掛けてきた。

「何?」

 

 

私は聞き返した。

「あのセイルって人、酷いよね……私たちにあんな酷いことするなんて信じられないよ」

 

 

サンドラは涙ぐんで言った。

私も同感だった。確かにセイルは兵士の中で一番美しい人だったが、その美しさと冷酷さの落差が心を揺さぶった。サンドラは私より胸が大きく、腰もくびれており、男が好きそうな体つきだ。彼女の不安げな顔を見ると心が痛んだ。

「アリアはあの男に連れられたんでしょ? 大丈夫だったの?」

「うん……」

 

 

私は少し頬を赤くした。昨晩のことを思い出すと恥ずかしかった。

「どうしたの? 何かされたの?」

 

 

サンドラが心配そうに聞く。

「大丈夫、ちょっと触られただけ」

 

 

私は慌てて否定した。セイルとのことを話すと心がざわつく気がしたからだ。

「本当に?」

 

 

サンドラが食い下がるので、私は顔を真っ赤にしながら頷いた。

「ねえ、アリア。きっと後で酷いことするのよ。私も昨晩ずっと犯されて……やめてってお願いしたけど、やめてくれなかった」

「えっ……」

 

 

その言葉に驚いてしまった。サンドラの胸は私より大きく形も良く、肌も綺麗だ。それが羨ましいが……。

「一晩中ずっとよ……ひどすぎるわ」

 

 

サンドラの瞳に涙が浮かんだ。彼女が本当に悲しんでいるのが分かった。隣国の男が酷いと再確認すると同時に、私は複雑な気持ちになった。あんな美しい男に体を蹂躙されるのは、なぜか心地よさそうに思えたからだ。

 

宴会と再会

その夜、兵士たちが帰り、宴会を始めた。酒を飲み、大騒ぎしながら武勇伝を語り、仲間の勇敢さを自慢していた。そんな様子に呆れていると、セイルが私のところに来た。

「部屋に入れ」

私は暗い顔で部屋に入った。与えられたパンを食べ、水を飲んだ。

「美味しくない……」

 

 

私は呟いた。絶望していた。昨晩セイルにされたことが頭をよぎり、体が熱くなった。慌てて別のことを考える。

(そうだ……あの隊長は何をしているんだろう?)

 

 

疑問に思ったが、考えても仕方ないと思い、明日に備えて眠ることにした。

「おい、起きろ」

 

 

一時間ほど眠ると、セイルが戻ってきた。

「拭け」

 

 

彼は服を脱ぎ捨て裸になり、私に命令した。

「あの……」

 

 

私が言うと、

「何だ?」

「他の女性は犯さないのですか?」

 

 

サンドラのことが気になっていた。彼女を思うと、セイルを独占しているようで申し訳なかった。

「俺は女が嫌いだ。正直、この命令も面倒だから犯さずにいられればいいんだがな」

 

 

セイルが答えた。

「お前だけだ」

「どうして私なんですか?」

 

 

私が聞くと、彼は吐き捨てるように言った。

「さあな」

 

 

そう言うと、彼は私の胸に触れた。

「んんっ……」

 

 

私は声を漏らした。

「ふん、まだ開発してないな」

 

 

彼は胸を揉みながら言った。私はドキドキしていた。昨日されたことを思い出すと、体が熱くなり股間が疼いた。

彼は私の股に手を伸ばしてきた。

「あっ……」

 

 

触れるだけで変な気持ちになった。ゆっくり中をかき回され、昨日のせいですっかり濡れていた。

「もう感じてるのか」

 

 

セイルが言う。私は恥ずかしくて何も言えなかった。

突然、彼は手を止め、ズボンを脱いだ。

「今日は奉仕を教えてやる」

 

 

彼は大きくなった男性器を取り出した。太く長いそれを見て、私は恐怖と驚愕に襲われた。

「これを触ってみろ」

 

 

私の顔の前に突き出された。私は恐る恐る触った。生暖かく、少し柔らかい感触だった。

(気持ち悪い)

 

 

最初の印象はそれだけだった。

「そうだ。上下に動かしてみろ」

 

 

言われた通りにしごくと、彼の男性器がさらに大きくなった。

「あぁ、いい感じだ」

 

 

彼がうめき、さらに固くなるのを感じた。私は複雑な気持ちになった。抵抗感はあるが、不思議な気持ちも湧いてきた。それは何なのか、自分でも分からなかった。

セイルの顔が変わった。仏頂面だった彼が快楽に酔う表情を見せ、それが可愛く見えた。私はさらにしごき続けた。

「お前は見どころがあるな」

 

 

彼がニヤリと笑う。その笑顔に少しドキッとした。

(何だろう? この気持ちは)

 

 

心の中で自問したが、答えは出ない。

しばらくすると、彼は射精した。気持ち良さそうな表情を浮かべていた。

「よし、いいぞ」

 

 

彼の陰茎が動き、白い液体が私の手に飛び散った。

「んん!!!」

 

 

その勢いに驚いた。

(これが……精液……)

 

 

母から聞いていた。男の種のようなものだと。

「これは……何ですか?」

 

 

恐る恐る聞くと、

「精液だ。子供の元だ。これがお前の膣に入ると妊娠する」

「えっ!?」

 

 

驚いた。

「そうだ」

 

 

彼は私を押し倒した。

「いいか、この精液はお前の中に必ず入れろ……俺の子を産んでもらうぞ」

恐怖を感じたが、同時に体が熱くなった。その不思議な気持ちは何だろう?

「まぁ、今日はこれくらいで許してやる」

 

 

彼は私の秘所に指を入れた。

「はうぅ!!」

 

 

叫んだ。昨日で敏感になっていたのだ。

「なんだ? そんなに良かったのか?」

 

 

私が必死に頷くと、彼は笑った。そして指を激しく動かした。私は快感に絶頂を迎えそうになった。

(もう少しで……)

 

 

残念な気分になった自分に驚いた。母や姉たちはこんな気持ちよさを味わっていたのだろうか? そう考えると少し気持ちが沈んだ。

「よし、今日はこれで終わりだ」

 

 

彼が言う。私は残念な気持ちになった。

「ところで……」

 

 

彼が私を見た。

「はい」

 

 

何か大事なことを言う気がした。

彼は私の目を真っ直ぐ見て言った。

「お前は俺のもんだ。他の男に股を開くのは許さないからな」

「え?」

「いいか、他の兵士に犯されそうになったら、『セイルの女だ』と名乗れ。そうすりゃ手を出さん」

「は……はい……」

 

 

わけが分からず頷いた。

彼は私の頭を撫でてくれた。

 

続く日常と変化

次の日も、私たちは兵士の食事と洗濯をした。兵士たちは罵声を浴びせ、時には暴力を振るう者もいたと他の娘たちから聞いた。私は彼らの機嫌を損ねないよう必死で働いた。

「さぁ来い」

 

 

セイルは乱暴に私の肩を掴み、自室に連れて行った。

「拭け」

 

 

昨日と同じ命令。私は黙って彼の体を拭いた。

セイルの体を見るたび、ドキドキする自分に気づいた。なぜか? 分からなかったが、彼が気になって仕方なかった。

「次はお前だ」

 

 

彼は布を取り出し、私を全裸にした。

「……」

 

 

不思議と恥ずかしさを感じなくなっていた。

彼も服を脱ぎ、私に抱きつき、体を触った。

「はぁ……んっ……」

 

 

思わず声を上げた。

しばらく撫で回されると、体が熱くなり、鼓動が速くなった。息が荒くなった。

(なんだろう? この感じは)

 

 

初めての感覚についていけなかった。ただ気持ちいいことだけは分かったので、身を任せた。

彼は私から離れた。

「そろそろいいか」

 

 

彼は大きくなった男性器を出した。それを見て、私はゴクリと唾を飲んだ。

「挿れるぞ」

 

 

彼は私の足を持ち上げ、秘所に男性器をあてがった。

「あっ……」

 

 

声を漏らした。

彼は少しずつ腰を動かし、私の中に侵入してきた。最初は痛んだが、すぐに快感に変わった。

(何これ……気持ちいい)

 

 

快感に体を震わせた。

「どうだ?」

 

 

彼が言うので頷いた。

「いいか、お前は俺の女だからな」

 

 

彼は激しく動き始めた。パンッという音が響くたび、頭が真っ白になるほど興奮した。そしてついに絶頂を迎えた。

「うぅっ……!!」

 

 

私が達すると、彼も限界に達したのか、体を痙攣させ射精した。

「ふぅ」

 

 

彼は一息つき、私に抱きつき優しくキスをした。

「デカい胸だな」

 

 

彼は私の胸を触り、揉み始めた。

「あぁ……恥ずかしいです」

 

 

恥ずかしくて手で隠したが、彼は手をどけて直接揉んできた。

(なんだろう? この気持ちは……)

 

 

快感だけではない何かを感じた。

「あっ!」

 

 

乳首が固くなるのを感じた。彼はそれを見逃さず、胸を舐めた。

「はぁ……」

 

 

快感に身を委ねた。

(ああ、すごい……)

 

 

彼の舌使いにすっかりやられてしまった。

彼はまた胸を弄び始めた。彼の男性器が再び大きくなっていることに気づき、それが愛おしく思えた。

「おい、もっと欲しいか?」

 

 

彼が聞いてきた。私は恥ずかしながらコクリと頷いた。

彼は満足そうに、再び私の中に入ってきた。最初はゆっくりだったが、徐々に速くなり、また絶頂を迎えた。彼も同時に射精した。

(あぁ……)

 

 

私は快楽に身を任せた。

「よし、今日はここまでだ」

 

 

彼が言い、私を抱きしめた。私は彼の胸の中で余韻に浸った。

それから、私とセイルは何度も体を重ね合った。

 

愛の芽生え

ある日、セイルに呼び出された。いつものように体を清め、彼の部屋へ向かった。ドアをノックすると、すぐに返事があり、中に入った。

「ん! んんっ」

 

 

熱いキスを交わし、舌を求め合った。服を脱がせ合い、ベッドで絡み合うように体を重ねた。

「んっ! あっ」

 

 

彼の執拗な愛撫に何度も絶頂を迎えた。

彼は私の中に入ってきた。

「行くぞ……」

 

 

ゆっくり腰を動かし始めた。最初は違和感があったが、徐々に快楽に変わった。

「どうだ? 分かるか?」

 

 

彼は私の下腹部を優しく撫でてきた。

「は……はい……」

 

 

恥ずかしくて顔を背けたが、体は正直に反応した。

(これが精液を出すための行為なんだ)

 

 

頭では理解できても、心では理解しきれなかった。

「んっ……」

 

 

彼の腰の動きが速くなった。私もそれに合わせて声を漏らした。

(あぁ……すごい)

 

 

彼の動きに合わせ、私も動いた。彼はさらに激しく責め立てた。

「あぁ……!!」

 

 

絶頂を迎え、体を反らせると、彼は私の頭を撫でながら優しく微笑んだ。

その夜、私は考えた。セイルは他の男と違う。私を奴隷扱いせず、乱暴な言葉もかけない。私のことを気にかけてくれ、体を優しく扱ってくれる。私は横で寝ている彼を見ながら幸せを感じた。彼の大きく筋肉質な体、無数の傷は彼の生き様を物語っていた。

(好き)

 

 

心の中で呟いた瞬間、急に恥ずかしくなった。顔が熱くなり、心臓の鼓動が速くなった。

(もしかして私……この人のことが……)

 

 

初めての感情に戸惑ったが、嫌な感じはしなかった。

「この人の傷を癒やしてあげたい……」

 

 

彼の頬の傷にキスをしながら眠りについた。

 

村人たちの衰弱と決意

次の日も炊事や洗濯をしたが、娘たちは日に日にやつれているように見えた。

「大丈夫ですか?」

 

 

心配になり、サンドラに聞いてみた。

「ええ……大丈夫よ」

 

 

彼女は弱々しく笑ったが、目の下に隈ができ、疲労困憊の様子だった。

「アリアは? 平気?」

 

 

サンドラが心配そうに聞いてきた。

「はい、なんとか……」

 

 

無理して答えた。本当は辛かったが、ここで弱音を吐くと他の娘たちが不安になると思った。

数日経っても彼女たちの顔色は悪化する一方だった。私は彼女たちを助けたいと思い、ある晩、セイルの部屋を訪れた。

「なんだ?」

 

 

彼は驚いた様子で私を見た。

「あの……頼みたいことがあります」

 

 

緊張しながら言った。

「なんだ? 言ってみろ」

「女たちの体調が悪いので、伽を止めさせてください」

「……ふん」

 

 

彼はうんざりしたように言った。

「これは国の命令だ。止めることはできん」

「でも、これ以上犯せば自殺する女性だって出てきます。そうなればセイルの立場だって……」

「……俺 isa女が嫌いだ。だが、それ以上に女を犯す男は嫌いだ。本音を言うなら全員殺してやりたいが、俺は隣国の軍人だ。命令に背くわけにはいかん」

「お願いです! これ以上、彼女たちが苦しむのは見ていられません。私は大丈夫ですから、どうか女たちには手を出さないでください!」

 

 

必死に懇願した。

彼はしばらく思案した後、言った。

「だが、隊長が中止とは言ってない。隊長の命令には逆らえない」

「そんな……」

 

 

絶望した。セイルなら止めてくれると思っていたからだ。

「仕方ないんだ……分かってくれ」

 

 

彼は悲しそうに言ったが、私の目から涙が流れ落ちた。

「おねがいします! セイル様は本当はお優しい方です。どうか、女たちにそんなことをするのは本心じゃないはずです!」

「……」

 

 

彼は黙っていた。

(私は何を言ってるんだろう?)

 

 

自分の気持ちを押し付けているような錯覚を覚えた。

「……隊長を殺せばいい」

 

 

彼が口を開いた。

「え?」

 

 

思わず聞き返した。

「奴が死ねば、俺が中止命令を出したことになる。そうすれば女たちを守れる」

「それは……そうですが」

 

 

言葉を濁した。そんな単純な話ではない気がした。

「……どうだ、やれるか? お前が隊長の飯に毒を入れればいい」

「私が……ですか?」

 

 

驚いた。

「そうだ。毒の扱いに長けたお前ならできるだろう?」

(本当にそんなことしていいの?)

 

 

迷った。自分がそんなことをしていいのか分からなかった。

「……隊長を殺したら、お前の欲求不満も解消されるんじゃないのか? だったら別に構わないだろう?」

「私が毒を使えば……女たちが苦しまなくて済むのですね」

「……そうだ」

 

 

ゆっくり考え込みながら言った。

(本当にそれでいいのかな?)

 

 

一瞬疑問がよぎったが、気づいたら答えていた。

「はい……」

 

 

私の返事を聞いて、彼はニヤリと笑った。

 

隊長暗殺と解放

数日後の夜、私は隊長にシチューを持っていった。中には毒が仕込まれていた。

「なんだこれは……?」

「とても良いお肉が手に入ったので、シチューを作りました。どうぞ召し上がってください」

 

 

笑顔で答えた。

隊長は私の顔を見た後、シチューに口をつけた。ごくり……。飲み込む音が響いた。

「うっ……」

 

 

一瞬苦しそうにしたが、すぐに顔色が変わり、大きく息を吐くと倒れた。私は駆け寄り、脈を確認した。脈も呼吸も止まっていた。

(やった! 成功だ……)

 

 

喜びで胸がいっぱいになった。

「おい……」

 

 

背後から声がして振り返ると、セイルがいた。彼は隊長に近づき、息を確認した。

「死んでるな……」

 

 

静かな声で言った。

「えぇ……毒で」

 

 

私が答えると、彼は振り向いた。

「そうか……よくやってくれた」

 

 

彼は私を抱きしめ、頭を撫でた。

「俺はお前の本気が知りたかった。ただの口だけの女じゃなく、他人のために体を張れる女だと分かった」

「セイル……」

 

 

抱擁されて胸がいっぱいになった。

「一緒に地獄に落ちるぞ。お前だけのせいにしない」

 

 

彼は私の唇を奪った。

「ん……ふあっ!」

 

 

舌を絡めながらキスを続けた。キスが終わり、私は思わず笑みを浮かべた。彼もそれを見てニヤリと笑った。

その昼、彼は仲間を集めた。

「隊長は緊急の用で本国へ発った。そして、全員帰国命令を受けた。夜までには本国に到着しろ。装備と荷物を用意しろ」

部下たちは不思議そうに彼を見たが、納得して準備を始めた。皆が鎧や荷物を詰めた。

「それと、女たちは置いていけ。連れて行く余裕はない」

 

 

こうして女たちは解放された。

 

新しい人生

「これでいいか? アリア」

 

 

私は別室に呼ばれた。

「はい、ありがとうございます……」

 

 

感謝した。

「アリアは本国に連れて行く。俺の妻としてだ」

「え? 本当ですか?」

 

 

嬉しい反面、戸惑いもあった。

「本当だ。アリアは真面目で気丈な性格で気に入った」

「でも……いいんですか? 私が貴方の妻になれば、女性には手を出さなくなってしまうんですよ?」

 

 

心配になって聞いたが、彼はフッと笑った。

「女なんぞどうでもいい。俺はアリアが欲しいんだ」

嬉しくて胸がいっぱいになった。

(この人は本当に私のことを好きでいてくれるんだ)

 

 

そう思うだけで幸せだった。きっと彼の優しさに触れられたからだ。

「セイル様はご結婚されてないのですか?」

 

 

ふと思いついた疑問を口にした。

「なんだ急に……?」

 

 

彼は少し困惑した表情を浮かべた。

「いえ、愛人かと……」

「俺は愛人など作らん」

 

 

真剣な表情で私を見つめて言った。

「そうだったのですね……すみません、勝手に想像してました」

 

 

頭を下げた。

彼は真剣な顔で私の目を見た。

「でも、私だけ本国に連れて行っていいんです?」

「アリアは妊娠してるという設定で行く。演技しとけよ」

「は、はい」

 

 

驚いて返事をした。

「また逢うのを楽しみにしているぞ」

 

 

彼は私にキスをした。

その夜、私たちは解放され、荷支度を終えた後、馬車で本国へ向かった。

 

隣国での新生活

隣国に到着すると、私はセイルと一緒に入国した。途中、兵士に身柄を確認されたが、私を妻と偽って誤魔化し、無事に通過した。

私たちは周囲に怪しまれないよう新婚を装って旅を続けた。最初はぎこちなかったが、数日経つと自然な関係になれた。

「上司に報告する必要があるから、軍の本拠地へ行く。ついて来い」

 

 

彼に言われ、都市の軍司令部に案内された。

司令官が部下を引き連れて出迎えた。セイルは敬礼し、司令室で任務を報告し始めた。

「隊長が死んだ……だと? そんな馬鹿なことがあるか?」

 

 

司令官は怒りで声を震わせた。

「ええ……急な病で」

「ふん、あの丈夫なだけの男が病死など考えにくい」

「ですが事実です。信じてもらうしかありません」

 

 

突然、セイルは棚からワインボトルを取り出し、グラスに注いだ。

(何をするんだろう?)

 

 

驚いていると、彼は平然とそれを飲んだ。そして私を見た。

「それに政府の方針に逆らうとはどういうことだ?」

「任務は成功しました」

 

 

セイルは正直に答えた。

「ほう、任務は成功させた……」

 

 

司令官は真剣な表情で彼を見た。

「はい。こちらのアリアという女……懐妊しています」

 

 

私が驚いて彼を見ると、彼は平気な顔でグラスを傾けた。

「もし虚偽なら厳罰に処するところだが……」

 

 

司令官は私のお腹を見た。

「まぁ、いいだろう。あの男が鬱陶しいと思っていたのは事実だし、正直取り消したいとも思っていた。それより終わったことだ。セイル、お前については不問としよう」

 

 

司令官は私たちを下がらせた。

私たちは司令部を後にし、セイルの家に向かった。大きな家だが、年老いた使用人二人だけで生活していた。

「ありがとうございます、セイル様」

 

 

私は礼を言った。

「気にするな。俺のためにしたことなんだ」

 

 

彼は私を抱きしめた。私も彼の胸に頭を埋めた。

「ですが、隊長殺しの件はどうなるのでしょうか?」

「あいつは略奪行為が多く、首脳部から愛想を尽かされていた。本国の繁殖計画もあの隊長が無理やり進めたものだ。司令官も民衆の反発を避けたかったんだろう。あいつは恨みを買っていたから、司令が上手くやるさ。気にする必要はない」

彼は軽く流したが、私はドキドキしていた。真実が知られたら反逆者として逮捕されるかもしれないからだ。

 

本当の夫婦へ

数ヶ月後、私は本当に妊娠した。私とセイルは本当の夫婦になることにした。結婚式は内緒で簡単に済ませることに。牧師の前に立った。

「一生この伴侶と支え合うことをここに誓います」

 

 

セイルはそう言って私と唇を交わした。

心から幸せを感じた。

(これでいい。愛する人と生きていけるのだから……)

 

 

セイルは本気で私を愛し、大切にしてくれた。だから私も彼を大事にしようと思った。

 

 


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