露出に目覚めた女のコが水泳の授業で偶然下着を忘れた話です。
経緯についてはこちら→https://syosetu.org/novel/371304/
一応つながるように書いたつもりだけど、矛盾とかあるかも。

こちらはSkebからリクエストをいただきました。ありがとうございました!
納品ファイルは印刷用PDFデータとなります。

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狂った私は、偶然を悦ぶ

 水泳の授業の前、更衣室で――服のなかに水着を着てきているコがほとんどだから、みんなサクサクと脱いでいく。

 水泳バッグに用があるのは、プールサイドに持っていくタオルを取り出すことくらい。けれど、そのとき――私は大きな違和感に気づく。タオルを取り出した後、バッグの中が空――終わった後で着るはずの下着が――ない――!

 この状況は――普通なら、慌てるところなのだと思う。けれど私は――何故かワ(・)ク(・)ワ(・)ク(・)していた。終わっても、下着を穿けない――そのまま授業を受けなくてはならない――そんな大変なことになってしまうというのに。

 水泳の授業中も、ずっとこの後のことを考えていた。いまは冷たい水の中を水着で泳いでいる。誰に、何を見られることもなく、みんなと同じ格好で。けれど、この時間が終わったら――

 そして、体育の時間が終わった後、みんなと同じように平然とした顔で教室に戻ってきたけれど――私のスカートの中はスースーしている。今日はこれから、このまま過ごさなきゃいけないのだと思うと……私は、あ(・)の(・)日(・)のことを思い出す。授業中、こっそり――ほんの一瞬だけど――裸に……なってしまった日のことを。服を全部脱いで、何も着ないで、教室の自分の席で――

 ただ、あ(・)の(・)日(・)は脱ぎやすいワンピースだったからなぁ。今日は、こんなことになるとは思ってなかったので、普通にTシャツとスカート。これだと、できることはどうしても限られる。

 とはいえ――せっかくだし、前回と同じことを繰り返すのではなく、今日は今日できることに挑戦してみたい。この、偶然やってきた一日の中で。

 授業が始まると、少しずつスカートの裾を持ち上げて遊んでみたり、お尻のところをさっと捲って直に座ってみたり。あぁ、素肌に冷たくて硬い椅子がペタっとしたり、アソコにスーっと風が入ってくると……私、恥ずかしいこと……危ないことしてるんだなぁ、って実感できて、ドキドキしてくる。

 けれども時間が経ってゆき、お昼を過ぎたあたりで――私は自分がしたいことをはっきりと理解し始めていた。――裸になりたい。上も下も全部脱いで、裸のまま授業を受けたい――

 けれど――あ(・)の(・)日(・)は、幸運に幸運が重なっただけ。そう何度も成功させられるようなことじゃない。だから、今日は教室の様子を慎重に窺って、まずは……サッとスカートを足から抜く。そして、そっと置くように膝の上にかけた。これなら隣から覗かれても気づかれないと思うけど……私はいま、スカートを穿かずに授業を受けているんだ……。何かの拍子に立ち上がれば、乗せてるだけのひざ掛けはストンと落ちて……みんなに見られてしまう。私の、恥ずかしいところが……♡

 それを想像していると……お尻の下がじっとしていられなくなってくる。椅子に座ったまま、お股のところを押し付けると――

「はぁ……」

 熱を冷ますような吐息が自然とこぼれる。これ、いいかも……♪ あんまりやってるとトイレに行きたいのかと思われちゃうから、先生やみんなの様子には注意しながら、こっそりと……あぁ……胸がドキドキしてくる……♡

 その熱を開放するように、私はシャツの裾を握りしめると、さっと一瞬だけ持ち上げる。机の下と違って隠しようがないから、すぐに下に戻したけれど。でも、もう一度だけ……スッ、スッ……。胸の上を生地が行ったり来たりするのって、何だか気持ちいいな。シャツの上げ下げの代わりに、シャツの上からちょっと触ってみたけれど――自然と指先の感じが欲しくなってくる。……うん、やっぱり、服の中に手を入れて直接触ったほうが気持ちいい♪

 胸が楽しくなってくると腰も止まらず、アソコを椅子に押しつける動きも大きくなってくる。だんだん気分も盛り上がってきて……このままじゃ、膝のスカートが落ちちゃいそう。けれど、私は気にせず……ううん、む(・)し(・)ろ(・)振(・)り(・)落(・)と(・)す(・)よ(・)う(・)に(・)――

 ――パサッ。

 それでも私はまだ椅子の上で腰をくねらせる。丸見えになったお尻を押し付けてるのがみんなから見えちゃってるのに……!

「はぁ、はぁ……あぁ……っ♡」

 先生は淡々と授業を進めている。みんなも退屈そうにしながらも前を向いている。だから……お願い! 先生、早く……早く黒板に……!

「これを公式に当てはめると――」

 きたっ! 先生が黒板に向かっている隙に、私はTシャツの裾を顎のところまで持ち上げて――胸のなかでもずっと気になってた乳首のところをしっかりと……っ。足も大きく開いて、お股の間が椅子に当たりやすいように――

「はっ、はっ、あ……っ♡」

 その指つきは、乳首を磨き上げるように。椅子は、ガタガタと音がしないよう気をつけて……けど、これまでで、一番激しく……!

 あ、あ、あ……っ、き……気持ちいい……っ♡♡♡

「――となるわけで――」

 先生が書き終わった雰囲気を感じて、私はすぐにシャツを戻す。けれど、この数秒の間に、すっごく……何というか……うん、良かったぁ……♡

 良かった反動……なのかな? 全身からシューっと熱が抜けていって……私は机にくたりと突っ伏すと、そのまま足下のほうに手を伸ばす。そろそろ授業が終わる時間だから、私は渋々スカートを穿き直した。

 ……はぁ、完璧に脱げたわけじゃないけれど、裸にはなれたかな。これはきっと、今日一番のアブなくて気持ちいい遊びになったと思う……!

 

 ということで、残りの授業は……まあ、椅子でグニグニしたり、シャツの上から中から乳首をチョンチョンしたり。けれど――やっぱり、物足りない……のだと思う。あんなすごいことをしたにも関わらず、まだ。本当は、スカートみたいにシャツも床に脱ぎ落として――素っ裸に――それを想像すると胸がふわー……ってなってくるんだけど、こうして服の中でモゾモゾしているだけだと、逆にブレーキがかかってしまう。まるで、もうひとりの私が声をかけてくるみたい。裸になったら気持ちいいよって。パンツを家に忘れてくる機会なんて、もう二度とないかもしれないよ、って。

 けど、私はそんな誘いに耐え続ける。今日は、このくらいにしておかなきゃ、って。

 今日の、教室では――

 そんなモヤモヤを抱えたまま――私の一日は過ぎていく――教室での、一日が――

 

 授業が終わり、みんな家に帰っていく。けれど、私は――まっすぐ帰る気にはなれなかった。家に着いてしまったら、この特(・)別(・)な(・)一(・)日(・)が終わってしまう――そんな気がして。

 校門を出ると、あえて私は自宅とは逆に足を向ける。そして――大通りを離れて細道のほうへ。人の目がなくなると――スッ――スカートを持ち上げながら、少し歩いてみる。お尻や股の間を通っていく風が冷たくて気持ちいい。

 今度はシャツを持ち上げてみる。ドキドキして熱くなっている胸からふんわりと熱が出ていくみたい。左手で握りながら右手の指で乳首を撫でてみると、ムズムズして、ドキドキがさらに大きくなってくる。

 そうすると、スカートのなかがまたウズウズしてきて……やっぱり、こっちは両手で上げるのがいいな。片手だと半分しか捲れないから。しっかりとお股もお尻も外の空気に触れさせると……あぁ……スーっとするなぁ……

 けど、そうすると、今度は胸もドキドキしてきて……うぅ……片方ずつしか触れないのがもどかしい。けれど、どうすればいいかはわかってる。全部脱いでしまえば――それは、わかってる。わかってるけど――!

 前のほうから車の気配を感じて、私はサッと両手を放す。スルンと下半身がスカートによって覆われて……曲がってきた車は、私の横を通り過ぎていった。それを確認してから、私は再び胸を持ち上げる。あぁ……やっぱり、乳首を触るときは、服のなかでモゾモゾするより、こうして触りやすくしたほうが……

「……あ……っ♡」

 喉の奥から小さく声が漏れた。これは、くすぐったいのともちょっと違うと思う。どう違うのか、それはよくわからないけれど……ただ、心地よくて、もっと続けていたい。でも、胸だけじゃイヤ。下のほうも一緒に触りたい――

 そんなことを考えながら……あまり家から離れすぎるわけにもいかないし、ぐるっと大回りするにも限度がある。気づけば……ああ、この道をまっすぐ行ったら、家なんだなぁ……。この、偶然の一日が終わってしまうと思うと、やっぱり残念。せっかく巡ってきてくれた一日なのだから、やりたいことは全部やってしまいたい……!

 このあたりは、自宅からも近いからよく知っている。普通の家しかないし、車もすれ違えないくらい狭いから、みんなあまり通らない。それに……マンションやアパートも多くて、逃げ込める場所もたくさんある。けれど、いまは夕方――誰が出てくるかわからないし、見通しもいい。あまり無茶なことはできない。それでも――最後にもう一度だけ、スカートを持ち上げてみる。それで、確信した。私は、やっぱり――

 思い立ったのなら、グズグズしていると余計に危ない。私はスカートのホックを外すと――パッと手を放した。支えを失い、ストンと足元まで落ちていくスカート――その中には何も穿いていない、裸のお尻――あ、あ、あぁ……それだけでもう、膝がガクガク震えてくる……!

 アスファルトに落ちたスカートを跨ぎながら拾い上げ……前と後ろをビクビクしながら見回している。けれど、このビクビクも嫌いじゃない。誰かに見つかったら大変なことになってしまうけれど、誰かが来るまで、少しでもこうしていたい……ううん、もっと、もっと……!

 私は歩きながら肩に背負っていた鞄のベルトを腕から抜き――両手の荷物を素早く地面に置くと、思い切りよくシャツを捲り上げて――これまでみたいに捲るだけでなく、頭の上まで通し切って――!

 そのまま鞄を背負い直すと、シャツを持つ手でスカートも掴み取る。あ、あ、あ……私、いま、裸で……こんな明るい時間に……裸で、鞄だけ背負って……! 誰か来たらどうしよう……。後ろからだってお尻が丸見えだし、前からなんて、全部……全部……! 胸からお股まで……何にも着てない……裸の全身が……!

 ドキドキに引っ張られるように自然と足が速くなるけれど、それをあえてゆっくり押し留めて……

「はぁ、はぁ……はぁ……っ」

 息が荒くなってくる。心臓はメチャクチャに暴れ回っているのに、それが全然苦しくない。むしろ……もっと……もっと……!

 ゆっくりした歩みは何かに絡み取られてるみたいで、足元はフラフラと定まらない。お腹の下のほうがぎゅーっと張ってくる感覚。思わず押し留めようと力を込めるけど――私はいまの格好を思い出す。濡らして困るものなんて何もない。スカートもパンツも――何も――!

 

「あ、あ、あ……ああああああああっ♡♡♡」

 ビチャビチャビチャビチャ……っ!

 

 私は足に力が入らなくなって、傍にあった電柱にもたれかかる。それでも、おしっこは止まらなくて……ビクビクも止まらなくて……! どうしよう……いまは、一歩も動けない。もしいま誰かが来たら……でも、気持ちよくて……あぁ……あああああ……っ!

 おしっこが止まったあたりで、足も少しはいうことを聞いてくれるようになった。頭を真っ白にしたまま、私は目の前のマンションに飛び込んで……エントランスから、階段を駆け上がる。二階……三階……このくらいでいいかな。ここなら、上にも下にも逃げられるから。

 段差に腰を下ろして――お尻の冷たさに、自分の姿を再確認。私、裸になってる……。誰がやってくるかもわからないお外で……!

 息を整えながら、私は静かに耳を澄ます。聞こえてくるのは遠くの街のざわめきだけ。だから、私は――

 背負っていた鞄を下ろすと、そのなかに――掴んでいたシャツとスカートをギュっと押し込む。代わりに取り出したのは――家の鍵――

 そして、再び鞄を担ぎ直す。裸の背中に、そのまま。今日は、帰っても家には誰もいないはず。だから、このまま――

 私は裸のお尻を上げると、足音を立てないよう慎重に……マンションのエントランスを素通りして……物陰から少しだけ身を乗り出して右、左……うん、誰もいない。だから、私は……っ!

 さっきのおもらしで、私のなかに溜まっていたものはすべて流れ出てくれたのかもしれない。いまはただ、すっきりした気持ちで……お尻で、胸やお股で、さっぱりした夕暮れの空気を感じている。背中や肩にのしかかるた荷物の重みが。それらを素肌で感じるのは、それもまた気持ちがいい。

 私は前後への注意を怠らず――けれど、決して駆け出さないように、いつもの足取りで。裸であること以外、いつも通りのつもりで――!

「っ!」

 ちょっと先の十字路を車が横切っていく。けれど、遠く離れていたから、私はひょいとアパートの敷地へと隠れておいた。危なかった、といえば危なかったのだろう。けど……全然遠いから、絶対気づかれてない。とはいえ……もし、もっと歩くのが速かったら、もっと近くで見られていたのかもしれない。そんな道端で、私はこんなカッコしてるんだ……!

 一歩間違えれば大変なことになっていたのに、やめよう、なんて全然思えない。私は再び、裸のまま通りを歩き始める。誰も来ないで……なんてことは考えない。誰かが来たら、どこに隠れようか――そんなドキドキが何よりも楽しい。

 そしてついに、自宅マンションのエントランスに入ると――ここで、誰かとすれ違ったらさすがに逃げ場がないかも――そうならないことを祈りながら――さすがに、エレベーターはマズイよね、と階段のほうへ。五階は結構高いのに、裸で上っていると――誰も来ないよね……? なんで、ドキドキしているとあっという間だった。

 そして、ついに五階の廊下――手すりは格子状でスカスカ。長くて細い一本道では、前からも後ろからも――それどころか、建物の外からさえもすべてが丸見え。なのに――それが私の胸を強く打ち鳴らす。このドキドキが……やっぱり心地いい……!

 こんな見晴らしのいい場所で、私の身体は――ふふ、遠くからなら、思わないよね。まさか、何も着ずに、裸で誰かが歩いてるだなんて。

 そう思ったからこそ、私は足を止め――握り締めていた鍵に目を落とす。そして、何も着ていない裸の胸や、足にも。

 きっとこれから、シャワーを浴びると思う。さっきおもらししたとき、足は濡らしてしまったし。お風呂では毎日裸になっているのに、こうして外で裸になると、全然違う――何でだろうな――そんなことを考えながら歩き始めたら、私の家の玄関はすぐ目の前。

 そこで私は鍵を差して回し、ドアノブを引いて――「ただいま」――そう言って、家に入ると扉を閉める。

 そこで私は、ある重大なことに気づいた。

 ……あ、プールバッグ、学校に忘れてきちゃった……

 けれど、その瞬間――収まったはずの胸の鼓動が、再びトクンと高鳴り始める――


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