R15とR18で分けるために作成しました。
中々R18は書かないと思いますので、続きが気になる方はR15の本編をお読みください。


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今更ながら気付いたのですが、検索R18にしないと中々皆様には読んでもらえない事に...
なので、分けさせて頂きました。何回か修正してしまい申し訳ありませんが、今後も宜しくお願い致します!

今回は第1節ではアトラム・ガリアスタの人物像が分かりづらいので、彼の視点を書いてみました。

まあ、この物語では要約すると最低な魔術師と言う設定です。本家もおおよそそうかと...

⚠️注意⚠️ 予めお読み下さい。

女性を道具としか思っていない、と言うイメージで書きました。
ご不快に思われる方がいらっしゃるかと思いますので、このお話しを飛ばして読んでいただいても大丈夫です。
重要:想像で書いたので作者はそう考えておりません。どうか、誤解なきように宜しくお願い致します。


幕間 アトラム・ガリアスタ

幕間 アトラム・ガリアスタ

 

 

 

本格的な聖杯戦争が始まる1ヶ月程前、工房化されたとある部屋にて金髪で褐色、整った顔立ちで長身の男...アトラム・ガリアスタは今の現状に冷静さを失い、感情を露にして座っていた椅子に八つ当たりをしていた。

 

 

 

「一体! いつになったら、令呪が現れるんだよ!」

 

 

 

最後に蹴った椅子がドカッと大きな音を立てて壁に当たる。

 

既に、この冬木の地に降り立ち1ヶ月が経とうしていた。

 

彼は、魔術協会に属してから日が余り経っておらず、己の劣等感を覆そうと金にものを言わせて今回の聖杯戦争に参加している。

 

ここで大成すれば自分に箔が着く、と成功する自分を夢見て。

 

冬木に行く前の魔術協会の連中には、

 

 

 

「俺は前回失敗したエルメロイとは違う」

 

 

 

と豪語してきた手前である。

 

だが序盤、しかも英霊を呼ぶどころか聖杯戦争に参加する資格すらないと言う初手の段階で計画が頓挫していた。

 

既に英霊を呼ぶための触媒は用意している。

 

...と言ってもこの触媒ですら、当初予定していた物とは違うのだが。

 

 

 

「はぁー...まだ焦る時じゃない。

 

しっかしな~、うん。こう言う時は女に限る!」

 

 

 

アトラムは、女の魔術師や一般人を魅了と言った魔術や道具を駆使して虜にするようなクズである。

 

憂さ晴らしがてら、今日も溜まった鬱憤を晴らそうと愛人の魔術士達がいる別の工房へと足を向けるのだった。

 

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部屋中に甘ったるい匂い、汗と性の臭いが充満している。

 

ベッドには複数の女が所々を体液まみれになりながら倒れているのを見て満足する。

 

体力が無くなった彼女達に再び魅了の魔術をかけ、今日もアトラムは鬱憤をぶつけて発散した後、日課である聖杯戦争の準備をしに帰路に着いた。

 

 

 

今日も自身の傑作であるマナの結晶を作るため、材料を探して歩く。

 

まだ令呪は宿っていないが、そこはまだやりようがあると考えていた。

 

話が少し変わるが、彼がマナの結晶を作るには、成人していない子供を材料にする必要がある。

 

ここ最近の13~19才の子供が既に10人程が行方不明になっている事件の犯人は当然この男、アトラム。

 

聖堂協会からも犯人ではないかと目を付けられつつあるが、聖堂協会からの無関係の人を極力巻き込まないようにするお達しが各参加者に流され...もとい、警告に近い通知が来ていた。

 

アトラムはそれを無視しながら今日も良い材料を求めて、目星の材料が誘拐できる状況にないかリストアップした子供の周辺を散歩がてら歩いていた。

 

 

 

彼は散歩の道中で、好みの女性を見つけた。

 

最近は他の女を抱いていなかったなと思い、魅了の魔術を用意してナンパする。

 

2人きりになったら、いつものように持ち帰るつもりだった。

 

 

 

「すみません、嫌がってるようなので止めませんか?」

 

 

 

そこで思わぬ邪魔が入る。

 

学生服姿の男が庇うように手を出して、アトラムと女性の間に割り込んできたのだ。

 

内心舌打ちをしつつ、邪魔しやがってと顔を覚えるために表情を崩さず最初に声をかけた時と同じ笑顔で見やる。

 

そこでアトラムは彼の右手の甲に赤い模様があることに気付いた。

 

令呪!こいつ、マスターか!...と一瞬笑顔を崩してしまったが、気付かぬ振りをして一端引き下がる。

 

 

 

その場から離れた後、驚いてしまったがよくよく考えるとなんであんな奴が持ってるんだと思い始めた。

 

色々考察した結果、学生服の男はもしかして魔術を知らない一般人なのではと思い至る。

 

現にあんな不用心に令呪が見える状態なんて自殺行為に近い。

 

 

 

「ハハッ、俺にも運が回ってきたらしい!

 

けどムカつくな、なんであんな奴が聖杯に選ばれるんだよ。」

 

 

 

先程会った学生に苛立ちが膨れ上がり、アトラムは決心する。

 

 

 

「よし、あいつから奪ってやるか。

 

見たとこ周囲に気配もないし召喚前だろ。

 

こいつはついてる。」

 

 

 

アトラムは先程の男を追跡しつつ、念の為に拘束や戦闘に長けている魔術士2人を呼び寄せた。

 

魔術で魅了されている女2人と合流した後、追跡対象の学生が人通りの無い場所に移動するのを待つ。

 

 

 

「やあ、さっきは邪魔してくれたね。」

 

 

 

後ろから声をかけるのと同時にガンドを撃つ。

 

諸に食らって、動けなくなった男に対しアトラムは確信する。

 

こいつは、やはり見立て通りの男だとほくそ笑みながら傍に控えていた2人に肩を担がせ移動させた。

 

 

 

本拠地の魔術工房についた後、学生服の男から令呪を奪うのは大前提として内心むしゃくしゃした感情を彼に暴力でもって向けていた。

 

途中、何回か余興をしながら楽しんでいると後方から光が差し、風が舞う。

 

 

 

「は?なにが...」

 

 

 

言い終わる前に強烈な光と風が強くなり、音を立てて視界が白く染まる。

 

目が眩み、視界が回復する。

 

何が起きたのか状況を確認しようと見ると、その方向には女性が立っていた。

 

 

 

美人だ...

 

 

 

目の前で起きた召喚に焦るより先に感嘆の声を漏らす。

 

すると彼女と目があった。

 

突然の出来事に何も言えないでいると彼女が話し始める。

 

 

 

「こんばんは。

 

貴方が私の召喚者...では、ないようですね?

 

後ろの彼が...」

 

 

 

彼女がこちらから目線を外した...後ろにいる男を覗き見てこちらに目線が戻った...と思ったその一瞬、それは突然の出来事だった。

 

 

 

「食らえ!アコーロン・クラスター!!」

 

 

 

その瞬間、アトラムの目の前で渦が発生して爆風が起きた。

 

吹っ飛ばされ壁にぶつかる。

 

こうして、アトラムは意識を手放した。

 

 

 

アトラム・ガリアスタと言う男がどういう人物かお分かり頂けたのではないでしょうか?

始めに書きましたが、クソと言う事ですね笑

 

本編はもう少しで投稿予定です。今しばらくお待ちくださいませ。




アトラム・ガリアスタと言う男がどういう人物かお分かり頂けたのではないでしょうか?
始めに書きましたが、クソと言う事ですね笑

本編はもう少しで投稿予定です。今しばらくお待ちくださいませ。

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