にこと凛の百合短編です。
静かな土曜日。自分の時間を過ごすのには最適な日。
誰かと遊んだり、好きなアイドルの動画を見たり、なんだってできる日。
でも今日は予定は無いし、見たい動画も見終わっちゃったし… それに妹たちもママと出かけてるし…
この可愛いにこにーが一人ぼっちなのよ?誰か遊びでもなんでも誘いなさいよ!
今日は私一人の時間。何をするのも自由な日。
そう、何をしても自由なの。
でも外に出かけるほどの気力は無い。
昨日の練習キツかったのよ。海未の変なスイッチが入っちゃって、延々と同じフレーズばっかり踊らされるし。
おかげで皆とタイミングが合うようになったからいいんだけど。
何をして過ごそうか悩む。最近の休日は凛や花陽、真姫と過ごすことが多くなってて一人の時間って久しぶりだったし。
そうやって悩んでいるとスマホが鳴った。画面を見ると凛からの着信だった。
凛「もしもしにこちゃん!今日って空いてるかにゃー?」
にこ「ヒマよ。ほんっとうにヒマ。」
凛「じゃあ凛と遊ぼ!」
にこ「でも今日は外に出ないモードなのよね」
凛「じゃあにこちゃんの家で遊ぶのは?」
にこ「それならいいわよ」
凛「かよちんと遊ぶ約束してたんだけど、急用で遊べないって言われちゃって〜 にこちゃんならヒマかなって思って!」
にこ「そこまで暇人じゃないわよ!」
凛「ごめんにゃ〜 今から向かうね!」
凛が家に来てくれるらしい。
家で遊ぶならそこまで疲れることもないはず。
でも何をしようか悩む。
花陽だったらアイドル話ができるけど、凛はあまり興味なさそうだし…
練習の事とか話そうかしら。
ピンポーン
インターフォンが鳴った。
どうやら凛が来てくれたようだ。
にこ「意外と早かったわね」
凛「にこちゃんちに早く行きたくて急いできたにゃ!」
そう言われて少し照れてしまった。私に会うために急いでくれるなんて可愛いところもあるのだな、と思ってしまう。
私は照れるのを隠しながら凛を家の中に入るよう促した。
凛「にこちゃんの家って久しぶりにゃ〜」
凛は私の部屋に入って早々くつろぎモードに入っている様子で。麦茶の入ったコップを手渡して、何をするか尋ねてみた。
凛「んん〜…特に決めてないよ!」
凛「でもにこちゃんとだったら何か楽しいことあるかなって!」
凛は笑ってそう答えた。
凛がそれでいいのなら私は構わないのだけど、暇な人間が二人揃っても暇な事には変わりがない。
アイドルの動画でも一緒に見ようかと思ったところ、凛は本棚からマンガを手に取った。
凛「にこちゃんもこういう本読むんだね!」
凛が手に持っているのはどこにでもあるありふれた少女漫画だった。
にこ「誰でも持ってるんじゃないの?」
凛「そうなの?凛は持ってないよ」
にこ「いや、漫画くらい持ってるでしょ」
凛「漫画はあるけど恋愛漫画は買ったことがないにゃ」
意外だ。ある意味一番女の子らしい凛が恋愛漫画を持っていないなんて。
凛はパラパラとめくるように本を読み始めた。
私も本を読もうかしら… と思って本棚に手を伸ばそうとしたところに凛から訊ねられた。
凛「この人何してるの?」
凛が指差したページには女性が自分を慰めているシーンが描き出されていた。
何をしているかわからない…?本当に?
困惑する私を凛はきょとんとした目で見ている。
凛の歳で知らないなんて信じられない。
私なんて小学生の頃に発見したのに…
にこ「うーん、わからないニコ!」
なにやら恥ずかしい気がしてきたのでとりあえず誤魔化すことにした。
にこ「花陽ならわかるんじゃないかしら?」
花陽「かよちんにも同じようなこと聞いたけど、にこちゃんに聞いてって言われたにゃ」
花陽… とんでもないことをしてくれたわね…
確かに幼馴染にそういうコトを教えたくないのはわかる。でも私に持ってくることはないでしょ。
凛「にこちゃんもわからないなら誰に聞けばいいのかな?」
仕方ない、ここで答えなかったら他の人に聞きに行くんだろうし、もう教えてあげることにした。
にこ「わかった、教えてあげる。でも、誰から聞いたかはここだけの秘密よ」
凛「うん!わかった!」
何も知らない凛にまずそこに至るまでの過程、そしてどこを触っているのか、触るとどうなるのか一通り伝えた。
凛「そんなとこ触ると気持ちいいなんて…」
凛「にこちゃんのえっち…」
聞いてきたのはアンタでしょうが!と言いたい気持ちを抑えながら、誰にでもそういう気持ちになる時があることを伝えた。
凛「じゃあにこちゃんもそうなる時があるの?」
一番聞かれたくなかったコトを聞かれてしまった。
私だってそういう気持ちになる時はなるし、する時はする。でもそれを凛に面と向かって伝えるのはいくらなんでも恥ずかしすぎる。
答えるのに躊躇してしまった。
凛「凛がそうなっちゃうのは変なのかな…」
にこ「全然変じゃないわよ!?」
凛「だってにこちゃんはならないって言ったし…」
にこ「アイドルにこにーはならないけど、私はなるし、自分でするわよ」
意味不明な返しをしてしまったが、凛はなるほどといった顔で頷いていた。
凛「凛はにこちゃんのことを考えるとなっちゃうの」
にこ「んえぇっ!?」
凛の言葉に思わず間の抜けた声が出てしまった。
いや…花陽でならわかるけど…私で…??
何故私なのか、理由を聞いてみることにした。
凛「にこちゃんは可愛いし、すごく女の子らしいし、アイドルになりたいってすごく頑張ってるのが伝わって、すごく素敵だなぁって」
正直体中を掻きむしりたくなるほど恥ずかしい。
人からこんな形の好意を向けられるなんて初めてだし、しかもそれが自分の友達からだと思うとどう対応していいか全くわからない。二人してしばらく固まってしまった。
確かに凛の事は私も好き。凛だってすごくかわいいし、素直だし、なんだかんだ他人の気持ちを慮ってくれる、素敵な女の子。
でもそれが恋愛感情だとか、そういう感情ではないと思っている。
にこ「私は凛のこと───」
その事を凛に伝えようとすると、阻まれるように凛にハグされてしまった。
そして凛は今まで私が見たことのない「女の子」の顔をして上目遣いで私の目を見つめてくる。
凛「にこちゃん… 好きだよ…」
凛は透き通った目を逸らさずにそう呟いた。
にこ「凛…」
凛「んっ…」
その目に吸い込まれるように私は凛に顔を近付け、キスをしてしまった。
柔らかな感触が唇に伝わってくる。
私の中で何かが崩れる音がした。
にこ「んちゅ…… はむ……」
無意識に凛を求めて舌を入れ、口内を探っていると、凛もその柔らかい舌を絡ませてきた。
しばらく二人でお互いを求め合った。少し顔を離すとお互いが混ざった唾液が糸を引いて垂れ落ちる。
にこ「アンタがそういう気持ちにさせたんだから、責任取りなさいよ」
凛「うん…」
凛はうっとりとした顔でぼんやりと答える。ディープキス、ううん、キス自体初めてだったけど、上手くできたみたい。
凛「凛は…どうすればいいの…?」
にこ「私が教えるから大丈夫よ」
そう言って首筋に舌を這わせながら服を脱がせていく。抵抗もせず、時折体を震わせながら出す声が妙に
私の興奮をそそり立てる。
にこ「嫌だったら言ってよね」
ブラジャーのホックに手を伸ばす。
凛「にこちゃんだもん、嫌なんて言わないよ」
本当に、もう止まれない。
にこ「ここも気持ちいいのよ?」
ピンク色の突起に舌を這わせる。甘い香りと、少しだけ汗の味。
もっと気持ちよくなって欲しくて舌を動かす。
もっと、もっと凛が欲しい。
自然と手が凛の太ももに伸びていた。
脚の付け根に指を持っていくとパンツ越しに凛の熱さが伝わる。
凛「触って欲しいよ…」
にこ「こっち来て…」
ベッドに移動し、寝転がった凛のパンツを下ろす。
指を割れ目に沿わせていくといやらしい粘液が指に纏わりつく。
にこ「すごい濡れてるじゃない…」
凛「だってにこちゃんが触ってくれるって思うと…」
指で愛液のぬめりを感じながら愛撫していると、凛の声が少しずつ大きくなる。
凛「あっ…!」
硬くなった突起に触れるととても可愛らしい声が耳をくすぐった。
指を動かすたびに凛の秘部はくちゅくちゅと音を立て、普段の凛からは想像できないような可愛い声が聞こえてくる。
(こんなの…可愛いすぎるじゃない…)
興奮が止まらず秘部に顔を近付けた。
汗をかいたからだろうか、濃い匂いがするが、それが凛の匂いだと思うと愛おしく感じてくる。
凛「にこちゃん…!?何してるの!?汚いよ!」
にこ「凛のなら汚くないわよ」
じゅる……… くちゅ………
部屋には互いの粘膜から発せられるいやらしい音だけが響いている。
(凛の…愛おしい味がする…)
上へ舐め進め、先ほど指で触っていた突起を軽く吸うと先程より凛の反応が強くなっているのがわかる。
舌で刺激を与えながら中指を凛の中にゆっくりと挿入する。
にこ「痛くない?」
凛「痛くない… でもにこちゃんが入ってるのわかるよ…」
私は舌を止めないまま、中指を折り曲げるようにしてざらざらとした部分を刺激する。
凛「それ…だめ…っ!変になっちゃうよ…っ!!」
指を動かすたびに凛は腰を跳ねさせている。
(私だけの特別な凛。誰にも渡したくない。)
唇で軽く突起を吸いながら舌を上下させる。
凛はもはや声にならない声を上げていて…
凛「ダメ…っ!来ちゃうから…っ!止めて…!」
止められるわけがない。そのまま口と指で刺激を続けていると中がキュッと締まり、そして凛は全身をびくびくと震わせた。
(やっちゃったわ… 凛に…嫌われないかしら…)
凛「にこちゃん…♡」
幸福で満たされた顔で名前を呼ばれ、少し安心した。
凛「にこちゃん、大好きだよ」
にこ「私も、好きよ」
凛「にゃぁ…♡」
嬉しそうな顔を見ていると自分まで嬉しくなってきてしまう。
凛「結局二人でしちゃったけど、一人でする方法は教えてくれるの?」
にこ「やっぱり教えない」
凛「なんでにゃ!にこちゃんずるいにゃー!」
にこ「だって私がいれば一人でしなくてもいいでしょ?」
凛「もう…にこちゃんはずるいにゃ…」
照れながら俯く凛とふふっと笑う私。
凛「じゃあ二人でできることをもっと探すにゃ!」
凛はそう言って私の唇に唇を重ねてきた。
もっと色々教えてあげないとね。
これから、時間をかけて。
おわり