この世界には、サキュバスが潜んでいる。
原因が究明されていないだけでその被害は年間でかなりの数が確認されており。
あまりの死者数や救急で搬送される男性達の急増は様々な都市伝説が広まる程知れ渡っている。
サキュバスの厄介な所は、外見は容姿が優れている以外に特徴は無く。
実際に性行為に至るまで人間かどうかの区別はつかないが、一度情事に及んでしまえば最後。
死ぬまで搾り取られる以外に道は無く。
このままではありとあらゆる男性たちが腹上死してしまう……だがしかし。
そこでこの俺の出番だ。
そう!我こそは、表向きには普通の大学生として過ごしているが実際はサキュバスを夜な夜な処理するサキュバススレイヤー!
……厨二病かと思ったか?まぁそこは否定しないけど。
これには事情がある、至極分かりやすい事情が。
実はこのサキュバス共は近年出没したものであり、元々この世界に居た訳ではない。
本来は異世界…それこそファンタジーな感じの世界からこちらに来てしまった存在で。
言わばバグみたいなものが起きたのが原因なのだと。
世界のバグとかいうどうしようもない事態に巻き込まれた人間たちを見て、あらゆる世界を管理する神が。
流石にこれはマズいな…直接介入は出来なくても多少は何かしないと、我のミスだし……。
と頭を悩ませたところ、神様が俺にある依頼を出した。
高校生の時に天啓?的なものを受けて実際に神様と話し。事情を聴いてお願いを快諾した俺はサキュバスへと対抗する為の力を貰った。
その力を以って調子に乗ってるサキュバス共をとっちめてほしいとのこと。
あいつらの力が弱まれば後は神様がちょちょいと元の世界に戻してくれるらしいから、俺は気にせず役目を全うできる。
役目って?決まってるだろ。
男の精気を喰らうのがサキュバスの定番であるのなら、その倒し方も定番通りだ。
要は食事だなんだと迂闊に手を出されたところを逆に……。
「お゛っ♡も、勘弁して……ぁ♡♡♡」
この様に徹底的にハメ倒して成敗してやればいい。
精気の吸収上限を突破して与え続けると逆に弱くなっていくらしいのだ。
「どうした?ほら、最初の威勢はどこ行ったんだサキュバスさんよぉ!」
「んあ゛っっ♡♡ごべ、うぐぅ♡お゛お゛ぉぉ♡♡♡♡」
「全く。ごめんなさい位はちゃんと言えよ、あんな失礼な事言ってたんだからさ」
「どめ゛っっ♡じゃあ止めてえ゛え゛ぇぇ♡♡」
「そう言ってお前らは止めて来たのか…よっと」
「あ゛ぁ♡♡♡イ゛っっグぅぅぅぅぅ♡♡♡♡♡」
絶頂のタイミングに合わせて一突きし、それから体を解放する。
抑えていた体は放り出されるようにベッドに埋まり。
必死になって息を整えようと吸って入手を繰り返す様は、過呼吸でぶっ倒れてるみたいにも見えるけど。
相手はサキュバスでしかもやっていた事はただのセックスともなれば罪悪感など全く湧かない。
今目の前で死にかけそうに見える女は、前々から疑惑のあったターゲットだった。
俺が神様に貰った力は正確に言えば魔法であり。幾つか授かったがどれも主な目的はサキュバスに絞りつくされて死なないようにする為のもの。
だから探すのは自力で探さなければならないのが難点だ。
そこで俺は日々サキュバスが潜んでいそうな場所に行き来したり、色んな人脈を以って怪しそうな人物に接近したりしていたのだが。
こいつはかなり簡単にあぶり出す事が出来た。
成人したて位の女性がクラブで男を漁りまくってるらしい、との噂を聞き実際に行ってみれば。向こうから簡単に接触を図って来て、流れのままホテルに直行。
最初は「死ぬまで絞りつくしてあげる♡」なんて事言っていたのに今ではこのザマ。
と言うより誘い文句もかなり酷かった。
やれパッとしない顔とか、すかした奴とか、夜も雑魚そうとか言ってきたから今回はいつもより徹底的に相手する事になり現状、という訳だ。
(金髪に陽気な雰囲気、露出の多い服から見えるスタイル抜群の体。如何にも過ぎる見た目だから今までより手強いかと思ったんだがな……)
ザ遊んでるギャル、という印象を集め過ぎた結果二次元にしかいないレベルの特徴。
もしかするとこれまでのサキュバスよりも強かったりするのかと思いはしたが、結局これまでと一緒。
自信満々で煽ってくる割に直ぐこうだ。
「期待外れだったな、サキュバスってんなら一晩位で堕ちんなよ」
「だ、誰が堕ちたですって…?あんた、調子乗ってんじゃない……」
「聞き飽きたんだよなぁそのセリフ」
最早聞くに堪えな過ぎて最後まで言い切る前に再び挿入。
「あ゛あ゛あ゛ぁぁ♡♡♡」
「まだ挿入れただけだろ?大口叩くなってもう」
横向きに寝転がっていた所にぶち込んだが、そろそろ仕上げに入る為に体制を変え。所謂正常位になるよう足を開かせる。
「お゛お゛ぉぉ♡お゛♡奥に、当だって♡♡♡んあ゛あ゛あ゛♡♡♡♡」
顔はもう見るに堪えない程ぐちゃぐちゃになっていた。
シーツも彼女の潮やら俺の精液やらで、水鉄砲対戦でもしてたんかって言われてもそうだと言って乗り切れるかもしれない。匂いさえなければ。
まぁそれはいい。なんと神様は事後処理までやってくれるので、どれだけ散らかしてもサキュバスを元の世界に戻す時に掃除までしてくれるありがた仕様。
「ね゛っもう許して……謝るからぁ……」
神様への感謝を心の中で復唱していると腰の動きを止めてしまっていたらしい。
ようやく喋れるまで息が整った彼女は許しを乞う為に、自分の中にあるプライドやらなんやらを押しのけて下手に出始めた。
「じゃあ言う事あるよね?簡単な一文字で良いからさ。それだけ言ったら後で解放してあげるから」
そう言うとパァッっと顔が明るくなり、直ぐに謝罪の言葉を口にしてきた。
「ご、ごめんなさい!本当に申し訳ありませんでした!」
基本謝る事などしないサキュバスなりに言葉を選んで必死に謝ったつもりなのだろう。
(でもお前らって人殺しちゃったりしてるからな……)
だが俺は約束を守る男だ。
向こうが謝罪の言葉を口にしたのならこっちもさっき言った通りにしようではないか。
「うんうん、じゃ。これだけ射精したら返してあげる、元の世界に」
「……へっ?」
俺の言葉の意味に理解する前に、再びピストン運動を開始。
「あ゛あ゛あ゛あ゛♡♡♡なんで♡なんでえぇぇぇぇ♡♡♡♡♡」
「なんでも何も、後で解放するとしか言ってないし。何よりそっちがイキまくってただけで俺最後に射精したの結構前なんだよ。途中で終わらせるのとか一番やっちゃいけない事でしょ」
「う゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛♡♡♡イ゛グ♡♡♡イ゛ぐぅぅぅぅぅ♡♡♡♡」
「あー完全に頭壊れちゃったか。大丈夫!元の世界に戻れば俺と会う事は無いから、少なくとも人生で一番の格上との戦いは無事に生き残れるんだからさ」
もう意味はないと分かっていながら最後の言葉を掛けて。
良い感じにこっちも射精そうになったから、より一層動きを激しくして終わらせにいく。
「あーそろそろ射精そ…最後の精液くらいちゃんと受け止めろよ?ほらっ!」
「っっっお゛♡♡♡♡♡♡ひぐぅぅぅぅぅ♡♡♡♡」
一番奥に突いてから俺は精液をこれでもかと流し込む。
「あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛♡♡♡ながっ♡ながいぃぃぃ♡♡」
既に許容量は限界をとっくに超えているので、出した精液は彼女の秘部から次々と漏れ出て行き。
射精の時間も尋常でない程長い。
表現として射精でイクなんてあるが、この位出さないと多分それは無理だ。
数十秒の射精を終えて、最奥にまで差し込まれていたチンポを引き抜く。
すると栓が無くなった秘部からは更に大量の精液が零れ出て行き。コップを零した程の量が溢れる。
「はぁー……はぁー……」
不格好に足を広げ、口も塞がらずに空いたまんま。手も力が出ないのかだらりと下がっていて。
絵面としては非常に性欲をそそるものなのだが、さっきまで散々やったのでもう流石に大丈夫だ。
後はいつものように儀式をすますだけ。
「さてと。神様ー終わったよー」
そう呼べばベッドに座っている自分の顔よりも少し高い位置が円形状に光り始め、そこから声が聞こえてくる。
「今日もご苦労様じゃったな」
「まぁまぁかな。後片付けだけ頼んでいいかな」
「任せよ。何せこの位しか出来んのだからな。それちょちょいのちょいと」
もう慣れた会話を済ませると、彼女の体は突如全身から淡い光を放ち始め。そして消える。
綺麗さっぱり、まるで最初から存在していなかったように。
そしてびちゃびちゃだったシーツも新品同様にまで綺麗になり、なんなら枕の位置まで元に戻っている。
「いつもありがとうね神様」
「ええのよええのよ、じゃあこれからも頼むぞ」
「任せてー」
緩く言葉を交わせば円形状の光も消え、部屋はただのラブホテルに。
「つっかれたー」
日付が変わる頃ぐらいから、陽が出始める位までヤリまくっていたので流石に疲労はたまる。
後は綺麗になった大きなベッドで一人快適に眠る。
これが俺のサキュバス狩り後のルーティーンだ。
とまぁこんな感じで日々サキュバスを処理していっているのだが。
奴等本当に数が多いし色んな種類が居る。
長い黒髪と眼鏡で一見大人しい子を装っていながら、実際行為が始まった時に豹変する奴。
誰にでも優しい良い人~を演じながら陰で男を喰いまくっていたり。
魔法を使って好きに学校には行ったりも出来るから高校や大学にも結構蔓延っていて、制服のまま元の世界に送ってやった奴もいたっけか。
かれこれ三年以上サキュバスと戦い続けてるけど、偶に虚しくなる時もある。
日常生活は基本奴らを探して倒す事しか考えてないし。あいつらは一晩で消えるから嬢を買いまくってる気分にもなれば。折角広げた交友関係も捜索の為に日々を費やしてるから本当の意味での友人も殆どおらず。
別に仕事でもないし、神様もそこまで頑張らなくてもええんやで。的な事を言ってはくれたりするのだが。
実際サキュバス被害は結構ある。
死ぬとまではいかずとも病院に運ばれる事態になったり、トラウマになって女性恐怖症になったりとか。割とマジで放っておけない……なんて中途半端に正義感を持ってるから虚しくなったりするんだろうな。
(まぁでも、全員揃いも揃って見た目は最高だし、テクも具合も良い訳で……そこだけが救いだな)
抱く女全員が極上クラスだから続けている、ってのはある。
もしお世辞にも綺麗とは言えない連中だったら正直ここまで頑張っては無かったし。
良い思いしてる部分もあるのは自覚してるから神様にも感謝してるんだよね。なんやかんや言っても辞めるつもりはないし。
体が持つ限りは……だけど。
神様が俺にくれた魔法は、簡単に言えば絶倫になる魔法と。短い時間でも休めれば回復する体質?にしてくれる魔法で。
前者は分かりやすくそのままの効果で、後者の方もまぁ分かりやすくはある。
例えば俺も普通に大学に通っている訳だが、丸々一晩掛かるサキュバス退治を常日頃行っていたら学業が疎かになる。もしくは体が終わる。
そこで、短い時間でも休めれば一気に八時間睡眠をとった勢いで回復してくれる魔法なのだ。だから睡眠時間が終わっていてもピンピンしてるし、因みに下の方も回復の対象内なので一応毎晩戦う事も出来なくはない。
流石に一週間位となるとしんどいし、そもそもそんな簡単に奴らは見つけられない……っと、ん?
大学からの帰り道。
今日はバーにでも足を運んでみようかと思っていた時、ある女性に目を引かれる。
普通なら、というか普段なら。綺麗な人だな~で終わるところなのだが、妙だ。
(なんだ?確かにサキュバス共は顔が良いから疑っちまうのはいつもの癖だけど……)
腰の辺りまで伸ばしている茶色い髪。白のニットに水色の長ズボンを着て、肩にはトートバッグを担いでおり。
見た目からしても大学生位なんじゃないかと思うのだが。
それにしても、ここいらでは見た事がない。
ここまで綺麗な人が居るのなら耳に入っている筈だからだ。
見慣れない綺麗な人に見惚れる……にしては妙な感覚を覚えながら横目で彼女を見ながらそのまま通り過ぎる。もし気になるなら後で調べればいい、と思っていたのも束の間。
「あの」
完全に横を通り過ぎる直前、その女性に声を掛けられる。
「!!」
近くで真正面から見た事により、さっき感じた妙な感覚の正体に気が付く。
「いきなり声を掛けてしまって申し訳ないんですけど……よろしければ私とお話ししてくれませんか?」
この美貌にニコッと笑いかけられて断れる男は居ないだろう。俺も断るつもりはない。
「構いませんよ。じゃあ、、、場所移しましょうか」
言っておくが俺は可愛いからこの人の誘い乗った訳じゃない。現に、どこに行くのか告げていないのにも関わらず彼女が迷いもなく足を進めてある場所に向かっている。
(こいつは……やべぇかもな)
断言する。こいつはサキュバスだ、それもこれまで出会って来た中で一番力を持っている。
俺も魔法を使えるようになったりサキュバスと長い時間を過ごすようになって、多少は分かって来たのかもしれない。
だがきっと、遠目でも分かったのは多分こいつの強大な力を感じ取ったからだ。
纏っているオーラが違うと言うかなんと言うか……兎に角これまで出会って来た奴等とは一線を画す存在だとは分かる。
「あのー、、どこに向かってるんですか?」
「ふふ。面白い事を聞きますね、分かっているんでしょう?」
(やっぱりか……さて、今日は手応えのある奴っぽいから期待しとこうかな」
自分で聞いた割に答えは返さず、そのまま後ろを着いて歩いて行く。行き先はラブホだ、多分。
なんせこの辺りにあるホテルは全て頭に叩き込んでいる、だから奴が今どのホテルに行こうとしてるかすら分かる。
移動中、他に言葉は一切話さずにそのまま入室まで済ませた。
部屋に入ると、先にシャワーを浴びていいと言われたのでそうし。
入れ替わりで入って行く彼女をベッドに座って待つ。
(ここ良いよなぁ、部屋の料金自体は高めだけどおもちゃが一部除いてタダなのがさ。色々使えたら便利だし)
別のサキュバスと来たこのホテルについて部屋を見回しながら様々な記憶を思い出していると、彼女もタオルを体に撒いて浴室から出てくる。
「そんなに辺りを見て、童貞ですか?」
「まさか。この部屋にも来たことあるなーって思ってただけだよ。というかもう隠すのは辞めたの?」
「必要ないからね。だからそっちも隠すのは辞めたら?」
街で声を掛けてきた時は好印象だったのに、今は突然気安い雰囲気だ。
「分かってたから声掛けてきたんだろ。まだ陽が出てるのにもう盛ったか」
「だってあんたでしょ?私達サキュバスを消して行ってるのって。あれ、どうやってるの?」
「俺もよく分かんないよ。ただまぁ一個言っといてやるなら、俺に堕とされたらこの世界にはもう居られないって事だけだ」
「ふーん……別の世界から来た事も知ってるのね。まぁいいわ、詳細はどうあれ方法が分かったから」
「どうする?最後にこの世界でやり残した事とかやってから行くか?」
「無いわよ。要は皆あんたにハメ倒されたから消えたんでしょ。ならちゃーんと私が絞りつくせば問題は無い」
「確かにそうだな、出来たらだけど……」
こんな厨二感のある会話一回だけしてみたかったんだよね!調子乗ってかっこつけちゃった。
向こうも気取ってて乗って来るから楽しかったんだ、しょうがないだろ?
ロールプレイってのも必要だし。
いつもと違って食料ではなく敵だと認識してる相手なんて珍しいし、本当に勝負っぽい雰囲気出るのなんて始めたなんだから。
「まぁいいわ、もう始めましょうか」
巻いていたタオルを取って、隠れていた胸や秘部は露わに。
ならばこちらも…と思い一応腰に巻いていたタオルを取ろうと思ったのだが。
「と言うよりあんた、ずっと言いたかったんだけど……それ意味あるの?」
そう彼女が指を指して言ってきたのは、タオルからはみ出ている俺のチンポについて。
「しょうがねぇだろ普通のタオルじゃ小っちゃすぎんだよ。かと言ってバスタオルはデカすぎるし」
神様と最初に話した時に聞いた事がある。何故俺を選んだのかと。
その理由として、とてつもなく強い性欲とこの巨大な性器が理由なのだと教えてくれた、
平常時でさえ十㎝は軽く超える程あるし勃起すればもう黒人のそれと比較しても引けを取らない程にはなるし。
半立ちよりちょい下の興奮度である今の大きさでも腰に巻いたタオルからはみ出る。
普段はデカすぎてズボンの着方に気を付けなきゃいけなかったりと少々面倒だったが、夜になればこれ以上ない程暴れてくれる。
現にサキュバス共も俺のを見た時には皆口をあんぐりと開けて驚いていた程だ。
こいつはどんな反応を見せてくれるか、と思いながらタオルを完全にとって男根を完全顕現。
「へぇそれがあんたの……」
「流石にこの程度じゃ驚かねぇってか」
「世界中周ってたからこっちの住民のも色々見たしね。でも一応驚いているのは本当よ?本気を出せばどれ位おっきくなるかしら♡」
そう言う目は完全に狙いを定めた雌の目だ。
「あ、名前だけ聞いといていい?」
ベッドに乗り込んで距離を縮めてくる彼女の一言。
「ミアよ。こっちも死ぬ前に名前位聞いといてあげるわね」
「後で覚えてろよお前……将司まさしだ」
本当は名前くらい聞いといてやらないと可哀そうだからな、ってイキったセリフ使おうとしたのに先に似たような事を言われてしまった。
連続で使うとなんとなくパクったみたいになるし気分も下がったのでやめよう、うん。
普通にあいつらの土俵でボコボコにしてやろう。
「さっきよりおっきくなってる、辛抱溜まらないのかしら?」
「お前を良い気にさせてるのに我慢の限界が来てるのはマジだからな」
そう言って俺は近くにまで迫って来ていたミアを押し倒す。
「やーん犯されちゃうー♡」
(こいつ今迄で一番癇に障る奴だなほんと……)
「……ああ、徹底的に犯しつくてやるよ」
俺の色んな意味でやる気ゲージの溜まったチンポは、既に完全に勃ちきっており。
準備は充分。
その完全戦闘態勢に入ったモノを握り秘部へと近付けていく。
「もう入れちゃうの?」
「お前らに前戯なんて必要ないだろ、それともやってほしいか?もしくは俺の舐めたいとか?」
「あんた面白くないねー、まぁでもそこが逆に面白くもあるんだけど」
性行為に特化した身体構造をしているサキュバス共に前戯は必要ないようになっている。
中には二、三回戦した辺りで正体をカミングアウトする奴とかだと色々したりはしたけど。必要ないんだったらいい。
だって目の前の女を気持ちよくするのが目的なのではない。
目の前のサキュバスをただのメスだと自覚させる為に堕とすだけだ。
折角恵まれたチンポがあるならそれを出し惜しみせず最初から使えばいい。
挿入の為に引いていた腰を少し前に戻して、先端から膣内へと侵入を開始する。
「っ…随分ゆっくりなのね」
「形を確認する時間は作っといた方がいいだろ、色々とな」
二十㎝を優に超えるサイズのチンポを全て入れ終わる頃には、細い体が一部盛り上がって見える。
「ん……♡本当に良いの持ってるわよ、あんた」
「そりゃどーも」
「最初は動かせてあげるから、今のうちに好きにしときなさい」
「んじゃお言葉に甘えて」
どうやら先攻は譲ってくれるらしい。
まだ自信たっぷりの面を歪めさせてやるのが今にも楽しみだ。
最初はゆっくりとピストン運動を始めていく。
「ふっ♡ん…はぁ♡」
いざ始まってみるとミアは思いの外静かで。
変に煽って来たりはしないし、あえて声を抑えたり逆に演技したりもせず。
言ってしまえば普通。というのが最初の印象だった。
「なぁに?もしかして感じてる演技でもしてほしかった?」
前言撤回、即煽って来た。
「いわねーよ。つーか今からそんな調子じゃ後が持たないからな。まぁでも……」
そう言いながら腰を思い切り引き。
限界まで引いた所から一気に奥へと打ちつける。
「う゛っ♡♡」
「そっちがそういうスタンスなら、こっちも合わせようか」
何も言ってないのにこちらの様子を見て煽って来た奴へのイラつきもあり、当初の予定よりも早く動きを激しくし始める。
どうやら向こうは最初から激しいのがご所望なのかもしれない。
まぁ実際そうかどうかはいい。だってあいつらにとって俺達は食料か、もしくはおもちゃでしかないのだ。だから大抵の事は内心ほくそ笑んで済ませる。(因みに内心事情は堕とした時に聞いた)
「あ゛っっ♡っぁあ゛♡」
行為が始まってから数時間。
未だにターン交代は挟まらず、一方的に俺が攻め続ける時間が続く。
「っ、そろそろ射精すぞ」
「はあ゛ぁ゛♡いいよ♡来て♡」
もう何度目かの射精。
「う゛ぅ゛♡」
サキュバス共は揃いも揃って名器だ。
毎度毎度射精の回数はかなりの数に上りがちになる。
しかも厄介なのは……。
「はぁー、また沢山射精してくれちゃって。ごちそうさま♡」
精気を食うあいつらからすれば、こっちが出せば出した分だけそれを吸収していくから。
中途半端に止まると逆にパワーを増されてしまう。
かと言ってこいつら相手に射精しないとかは無理だ、だから大事なのは回数をこなす事と。一度に仕留めきる事。要は陽をまたがず今ここでハメ倒す必要がある。
「食え食え。こっちでの最後の食事なんだからな」
「その強気がいつまで続くかは見物ねって…あん♡せっかちねぇ」
別に焦っている訳では断じてないが、こいつの余裕はまだ続いている。
(いつもならここら辺で余裕がなくなってきて本気出し始める頃合いなんだけどな……)
予想通りこれまでより核の違うミアは、まだ余裕があるらしい。
(まぁいい、面白い。このままあと三時間位ハメりゃいけんだろ…!)
「ん゛ん゛♡♡あっ♡」
その後も俺は一心不乱に腰を振り続けた。
それから四時間後。
「あ゛っ♡はぁー……また出たわね♡」
後ろからのピストンを止め、一度チンコを引き抜く。
(こいつ…!本当に……)
あれからも攻め続けていたが、今俺はサキュバスとの戦いの中で初めて焦りを感じていた。
「はぁっ、はぁっ…」
幾ら言っても体力は消耗するし、何より手応えが薄い。
どれだけ攻めてイかせたとしても、後一歩深くならない。余裕の面を剝がせない。
「あれあれー?もしかしてもう限界?」
そんなこちらの様子を的確に見抜いて来て、ここぞとばかりに煽りを入れてくる。
「まさか、まだ日付が変わったばかりだぞ。こっからに決まってんだろうが」
「本当に?そういう割には息切れてるし……余裕なさそうに見えるけど?」
バレている。完全にバレている。
(クソ、こいつどこまで持つんだ。まだ限界の片鱗すら見えねぇ)
「はいどーん!」
「うおっ?」
俺が頭の中でごちゃごちゃと考えている隙に、逆に彼女に押し倒されてしまう。
「そろそろ私が攻めてもいいターンだよね?」
(マズい……)
サキュバスとの行為で最も大事な事は、ペースを握る事だ。
何も攻め続けなくとも、受け止め切ってその後で反撃出来るなら問題は無い。
ただ今は状況が違う。相手の底が見えない状態で、こちらが消耗し始めたタイミング。
考え得る限り一番避けたい展開だ。
しかしここで拒否すれば余裕がないと言っているも同然、なので……。
「…いいぜ、勝負はフェアにいこう」
当然呑むしかない。
(ここは賭けだ、相手が動いてる時に消耗してもらってその後仕掛ける)
セックスと言えど、サキュバスが相手である以上命の危険がある今。必死にならない訳にはいかない。
ここは自身の体力を信じて耐えられると踏み。
受けの態勢となるのだが……。
「あ、やば!射精る、射精る!」
「ん゛♡はぁ~また出した♡」
俺の上で彼女が腰を振り続けてから一体どれだけ過ぎただろうか。
言ってしまえば俺は、図り間違えたのだろう。
あの後ペースを握られてしまってからはただただ彼女の良いように射精させられるばかりで。
攻勢に転じるどころか、精気を吸い取られ続けている。
「流石にお兄さんも限界かな?もう大分へばってんじゃーん」
「…っは、好き勝手人の精気食いまくりやがって」
最早何を言い返しても何の意味もない。
「遂に口すら元気無くなってんじゃん!自慢のおチンポ君もちっちゃくなっちゃって来てるし~」
悔しい位に事実だ。
何度も何度も射精させられサイズはいつもより随分大人しくなってきている。
今なら精々並の巨根位だろう。
相手がサキュバスさえなければそれでも良いんだけど。相手が相手だから死活問題だ。
「まぁ一応頑張りはしたし、最後は思いっきり気持ちよくしてあげるからね♡」
そう言って再び腰を動かし始める。
「あれだけ射精したのにま~だ勃ち続けてる君にご褒美~♡」
「うっ…!」
搾り取る事に特化した腰振り。完全に止めを刺しに来ている。
「ふふっ♡よわっちぃ声出しちゃって、あんたも結局私に搾り取られるだけの男なのよ♡」
屈辱だ。
確かに俺は今まで調子に乗っていたのかもしれない。
サキュバス達相手に苦戦らしい苦戦はしてこなかったし、驕っていた部分はある。
俺の中にあったプライドの様なものが崩れ去って行く感覚を如実に感じる。
モデル顔負けの美貌に、全体的にスレンダーではあるがしっかりと出るところは出ている体。
基本的にテクニックの高いサキュバス達の中でも最上級に搾り取る技術を持っているし。どれだけ精気を吸い取っても限界が来ない無尽蔵のスタミナ。
「あっは♡ビクビクって動きが強くなった♡またイっちゃうの?」
一方的に腰を振られ続けて搾取され、こんな煽りを受けても言い返す事すら出来ない。
「…っ、射精る……!」
「ん゛♡」
先程受けた煽り通り射精させられてるしかない。
「はぁ~あ。思ったよりはしぶとかったけど、本当にここからが限界っぽいわね。後は精々二、三回すれば……」
「……やる」
「ん?なんか言ったの?」
しょうがない。
本当にこのままでは死ぬまで絞られてしまう。
「負けを認めてやるよ、お前は凄い奴だ」
「は?何急に。命乞いでもしようっての今更」
「そうだよ。負けた気分だ」
本当は使うつもりはなかったがこうなっては仕方ない。
切り札を使おう。
「気分もなにも、、実際ボコボコにされてるじゃない」
「いいや、ボコボコにされるのはお前だ。悪いが勝つのは俺だ」
「はぁ……もう頭おかしくなっちゃってるのかしら?」
「言ったろ、負けた気分だって。つーか俺の中では負けなんだが……もうこの際どうでもいい」
余裕綽々といったこいつの度肝を抜く。
その為にあえてこのまま使ってやろうじゃないか。
「悪いな……お前の舐めた態度もこれで最後になる。せめてちょっとは耐えてくれよ」
「は?あんた本当に何言って……ん゛っっ♡♡」
突然の快楽に困惑する彼女を見て、俺は説明を始める。
「神様が俺にくれた魔法は二つあってな、一つは自動的に発動するんだがもう一つは自分で使うタイミングを選べるんだ」
「っ♡!?」
膣内にていきなり膨れ上がったチンポに理解が追い付かず、ミアは何も話さなかった。
「絞りつくされて死なないようにする為の絶倫になる魔法は、効果はシンプルに精力増大。
どれだけ萎みきっていようが人間の限界を超えて精子を作り続け勃起状態は維持され続ける」
「ま、まって……それだとあなた、ずっと素の人間でサキュバス達と?」
「そうだ。と言うか特殊な力があると分かっていたとは流石に頭がキレるな…まぁいい。悪いが俺もこの魔法を使うのは初めてでな、どの位精力が増えるのか分からないし。ブレーキが効かなくなるかもしれないから先に謝っておく」
「あ…う、嘘……」
悪いが本当だ。
それと魔法の影響か、理性が薄れて欲が脳を支配していってるのが明確に分かる程効果は強い。
だからもう気を掛ける事は出来なくなるだろうから、最後に謝っておいて正解だった。
上に跨ったままである彼女の腰を掴み、俺は再び本来のデカさを取り戻したチンコを深く突き上げる。
「ん゛ん゛っっ♡♡♡」
当然一度で終わらすはずもなく、何度も何度も下から突き上げる。
「あ゛っ♡♡あ゛♡ん゛ん゛♡♡♡」
「いきなりイイ声出すなぁ、ほら!」
「ん゛ん゛っっっっぐ♡♡」
嬌声と共に盛大な潮を吹く。
「はぁっ…♡はぁっ…♡」
一度動きが止んだ今のうちにと、必死に息を吸って呼吸を整えようとしている。そこにさっきまでの余裕の表情はどこにもない。
(虚を突いたのもあってかなり感じてるみたいだな……)
魔法のお陰か向こうの反応も良いのでここが好機。
再びペースを、いや先程以上に攻めて攻めて攻め堕とす。
まだ体に力が上手く入っていないところを押し倒す。
「いいか、再び俺のターンだ。そしてもうお前にターンは回ってこない。意識が飛んでもまた叩き起こしてハメ潰す」
「っあ゛♡……」
「覚悟しろよ、ミア」
「ん゛あ゛っっっ♡♡♡」
部屋には彼女の嬌声と、腰を打ち付ける音。それに水音が加わるのみ。
「あ゛ぁぁ♡♡む、む゛り゛♡♡♡」
魔法で勢いを取り戻した俺は、完全に場を支配していた。
今の四つん這いの姿勢も犯し始めてそこそこ経つ。
「この体勢飽きたか?なら次は寝バックで押しつぶしてみるか」
「ま゛まっで♡そういう意味じゃん゛お゛ぉ゛お゛♡♡♡♡」
足を持ち上げて体勢を崩し、ベッドに体全身を押し付けるようにしてピストンを開始。
「そら、そっちばっかイってないでそろそろ俺にも射精させてくれよ」
「し゛ら゛っないわよ♡♡」
「セックスしといてお互いにしらないとかないだろ。マナーがなってない奴にはお仕置きな」
そう言って俺はミアの口に手を伸ばし、指で舌を弄び始める。
「っっっっっ♡♡♡」
息すらしんどい状況でも当然動きは止めない。
絶え間なく子宮口を叩きつけ続け、膣内が痙攣していようと気にも留めず。
先程からぷしゅぷしゅと何度も潮を吹いていようがお構いなし。
「ぁ゛ぁ゛♡♡♡」
更に時間が経過すると、俺はある事に気が付く。
「あ、そだ」
何時間も入れっぱなしだったチンコを引き抜いて、ベッドの枕方面にある物に手を伸ばす。
(確かこの時間なら対応してくれる筈)
手に取ったのは受話器。
フロントと連絡を取る用の電話だ。
「すみませーん、宿泊もう一日延長とかって……ああ大丈夫ですか?ありがとうございますー、それじゃあ失礼しまーす」
かなりの長期戦となっていたのでもうチェックアウト時間が迫って来ていたのを思い出し、追加で部屋の時間を延ばすのを忘れずに。
「ま、まだ…するの……?」
力なくベッドに倒れ込んでそういう彼女は、間違いなく弱り切っている。
そこから一日延長となれば今みたいな絶望顔も当然なのかもしれない。
「勿論だ。このまま終わればただの人間のセックスだぜ?サキュバスなんだからまだまだいけるだろ」
それに……と俺は更に移動して部屋の中にある箱を開け中身を彼女の元まで持っていく。
「見て見て!このホテル一部以外おもちゃとか無料で使えるんだ!これなら飽きとかないよな」
「ひっ…!」
一部と言っても、ローターやバイブ。目隠しもある。
「先ずはローターを乳首に着けてみるか。クリの方はもうちょい後にとっとこうぜ」
抵抗する力のない彼女に俺は強引にローターを取り付け、再び行為は始まる。
「う゛あ゛あ゛あ゛ぁぁ♡♡♡♡♡」
最初に行為が始まってから、既に三十時間以上経過している。
俺の体はセックスに関しては疲れ知らずなので動き続ける事は出来るし、例の魔法の効果によって下も全く問題がない。
対する彼女の方はと言うと……。
「い゛♡い゛ぐううううううううう♡♡♡♡」
もうぐっちゃぐちゃのどっろどろ。
下はまぁもう触れないとしても、涙やら涎やらで顔もぐしゃぐしゃだ。それでも元の美人さが分かるのは流石のサキュバスさんだろう。
仮に人間だったら本当に死んでるレベルで体液を出しまくってるし、体力的にも本当に魔物って凄いなって思う。
「ぁ゛ー♡ぁ゛ー♡……」
喋る元気は流石になさそうだ。
「ほらほら、誘ってきたのはそっちなんだから責任持って最後まで相手して」
「っっっぁ゛あ゛♡♡」
何十時間突き続けても未だに精気を搾り取ろうと締まり続ける膣。
けれど体にはもう全く力が入っておらず、ただただ一方的に打ち付けられる肉棒を受け入れる肉道具と化した彼女は。
もうまともに意識があるのかどうかも分からない状態だ。
そんな時は乳首を軽くつねってやるだけで……。
「ん゛ん゛ん゛♡♡♡!?あ゛♡や゛、やめて゛♡♡も゛う無理♡♡♡」
半気絶状態から呼び起せる便利仕様。
「流石にこれで最後にしてやる、だからラストスパート耐えきってな。ちゃんと意識持てよー」
まぁ意識失っても叩き起こすんだけど。
「お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛♡♡♡♡」
最初の余裕の風貌はどこに行ったのか、これまでの連中の中で一番乱れた顔をしている。
(…こんだけ長くヤったこいつも消えるんだよな。いや全く情とかはないけど、幾ら強くても所詮サキュバスはサキュバスか……)
間違いなくこれまでで一番の強敵だったミアも、結局は元の世界へ返すだけ。
そもそも好きだったとか何もないから惜しくもなんともないが、やはりほんの少しの寂しさが残る。
結局サキュバスとはそういうものなのだと。
「……ほら、お前も最後謝っていけよ。失礼な事言ってごめんなさいってさ」
俺はいつもの恒例となった謝罪を最後の言葉として聞いておこうと。半ば命令の様にそう告げる。
だが……。
「あ゛あんたなんかに゛♡誰が…あ゛あ゛ぁ♡♡♡」
「!」
腰の動きは止めてないし、現に言っている最中もイキまくっている。だというのに。
「言わない♡絶対いわ゛♡言わ゛な゛い゛♡♡」
「っっっ!!」
そう言われて俺は、嬉しいと思ってしまった
生まれて初めてと言っていいいレベルの高揚感が心を満たす。
「そうか、、そうか!はは!最高だよミアお前!」
とてつもない興奮、快感にも近い。
心が高ぶっているのをとても強く感じる。
「最後射精すぞ!ほら、受け取れ!」
「あ゛っあ゛ぁぁ♡♡♡♡♡ぃ゛ぐぅぅぅ♡♡♡♡」
これまでに感じた事のない程の高揚感に満たされたまま、俺はそれを丸ごと吐き出すように最奥でぶちまける。
「ん゛ん゛♡♡♡♡あ゛ぁ゛♡♡お゛お゛お゛お゛ぉぉぉ♡♡♡♡♡♡」
子宮口に先端を押し付けて精液を吐き出し続ける。
「あ゛あ゛♡♡♡♡♡ん゛っ♡♡♡」
間違いなく人生で一番気持ちのいい射精は何十秒と続き。
ようやく膣内からチンコを引き出すと、尋常でない量の精液が溢れ出てくる。
「お゛♡♡♡だ、だめ♡♡♡♡な゛なんか♡もれてる♡♡お゛ぉ゛~♡♡♡」
そして同時に明らかに今彼女から出ている液体やらなんやらも加わり。股辺りはかなりエグイ事に。
(さ、流石に疲れた……なんか一気にドっと来たし、もう寝るか…)
幾らが魔法だと言っても疲れは来る、精神的な疲労とかもある。
っと最後寝る前にやらなきゃならない事が……。
「神様、、後頼……み、ます」
届いたかどうかは分からないが、最後にそう伝えて俺は眠りについた。
隣で気を失っているミアを一目見て、心の中で別れを告げながら……。
「ん……朝?」
昨日果たして何時までヤっていたのかは分からないが、そこそこ眠れたと思う。
辺りを見回してみると、どうやら最後の神様への言葉は通じた様で。ベッドは綺麗になっていたし、それから彼女の姿もなくなって……いたのだが。
俺は自分が目を覚ました原因を足元に感じている。
不自然に盛り上がった布団をめくり中を見ると……。
「ん?おはよう将司、朝から元気ね♡」
「……は?」
朝起きた時からなにか違和感があると思っていたら、消えた筈のミアが俺のチンコをしゃぶっている。
「はぁ!?おま、なんでいんだよ?」
「ん…私だって知らないわよ。あんたがそうしなかったんじゃないの?」
事態が上手くつかめない俺は直ぐに神様を呼ぼうとしたが、その前に向こうから現れてくれたようで。
円形状の光が部屋の中に出現してそこから声が。
「あー…そのだな」
「ちょ神様、なんでこいつ送ってないんですか?掃除はちゃんと終わってるのに…」
「実は……そやつ力が強すぎての。まだ元の世界に遅れなかったんじゃ」
「はぁ!??」
「だからもうちょっとだけ面倒見といてくれんかの?他の男に手を出さんように」
「いやいやいや……」
まだ理解が追い付かない。
昨日の感じを見るに今までのサキュバス達と同じ、若しくはそれ以上に弱らせた筈だ。
て事はこいつを元の世界に返すのは最早不可能なのでは?という事が脳裏に過ぎった時。
「んーよく分かんないけど、まだこれからもあんたから精気を貰えるって事ね?」
「ちょ、ちょっと待てよ。流石にこの前のがこれからずっとは流石に……」
「え、なに?ビビってんの?もう一回やったらこの私に勝てないと思ってるんだ~♡」
イラっと来る一言としては満点を寄越してくる。
(こっちはまともに考えてんのにこの野郎……)
もうこうなりゃ理性やら常識なんて捨て置け。
「てめぇ覚悟しろよミア!」
「あ゛♡もう朝から犯されちゃう~♡」
これからこいつと一緒に過ごすなんて考えたくもないが。
少しだけ。
本当に少しだけ。
消えてしまわなかった事に対して安堵と喜びを覚えてしまったのは、サキュバスの魅了とやらのせいなのだろうか。
でも、今は前より……気持ちが楽な気がする。