400年の時を生きてきた彼女は、呪われた王オスカーと幾つもの試練を乗り越え、自身が囚われてきた因縁に共に終止符を打った。
自身を信じ、救ってくれたオスカーへの想いを自覚した事で、魔女と王はついに結ばれる……
―――が。
400年もの間処女を貫いてきた魔女にとって、夫婦の営みはあまりにも未知の領域すぎた。
青き月の魔女、ティナーシャ。
彼女は永き時を生きる中、荒野に建つ塔の試練に挑戦し、頂上まで辿り着いた者の願いを叶えてきた。
その試練を乗り越えたファルサス王国の王子、オスカー。
彼は自身にかけられた子を成せぬ呪いを解いてもらうために塔に挑戦し、呪いに耐えうる女性としてティナーシャに求婚する。
拒否するティナーシャだが試練に対する報酬は与えねばならないため、1年の契約期間を設けてオスカーの守護者となることを決める。
その後、2人は数々の苦難を共にし、因縁を乗り越え、絆を深め……ティナーシャはついにオスカーに対する自身の気持ちを自覚する。
戸惑い、悩みながらも、ティナーシャはオスカーに想いを伝え、美しき月の夜に2人は結ばれたのだった───
───の、だが。
「……で? 今日は何の用なの?」
億劫そうに吐き捨てながら、半目で目の前の客に問いかける赤毛の美女、『閉ざされた森の魔女』ルクレツィア。
男の夢を操り精気を得る彼女は、突如我が家を訪れ頭を下げてきた年下の友人に困惑と呆れが混ざった表情を向ける。
「……お願い、ルクレツィア。こんなこと、あなたにしか頼めない」
差し出されたティーカップに触れることなく、テーブルに両手をついて土下座のような勢いで頭を下げる青い髪の美少女・ティナーシャ。
普段の軽さが鳴りを潜めた真剣な面持ちに、初めは何事かと身構えたルクレツィアだったが、すぐに何かを察した様子で肩の力を抜いた。
迫真の表情で見つめてくるティナーシャ……彼女の首元にかすかに覗く、赤い虫刺されのような痕を見て。
「オスカーに閨で反撃する方法が知りたい」
「それ飲んでさっさと帰って」
空気が張り詰めるほど真剣な面持ちでのたまわれた馬鹿馬鹿しい願いというか相談事に、ルクレツィアは即座に相手にすることをやめた。
「おねがいっ! このままだと私はこの先一生ずっとオスカーに勝てなくなる! ルクレツィアしか頼れないの! だからお願いっ!」
側から聞けば、惚気でしかない内容。
本人の鈍さにやきもきしたり、魔女だからとウジウジ躊躇ったり悩んだり、過去の因縁から一時は引き離された2人がようやく結ばれたことは実に喜ばしいのだが。
やや眉間にしわを寄せたルクレツィアは深く深く息を吐き、額に手を当てた。
「色々突っ込みたいところはあるけど……まずその手の話で真っ先に私に相談しにくるあたり、もしかしてケンカ売ってる?」
「だって、ルクレツィアには前にオスカーから精気取ってた前科あるし、そういう知識も豊富なんじゃないかって……」
苦々しい顔で、友人の両頬をつまんで左右に引っ張る。痛い痛いと弱々しい抗議の声が聞こえてくるが構うものか、人を色狂いの情魔か何かのように言いやがって。
涙目になったティナーシャに一通りの仕置を与えてから、どっかりと椅子に座りなおす。
「幾ら何でも大げさでしょう。ていうか、あんたが今まで経験ゼロだったからいろんな行為が余計に刺激が強く感じてるだけよ。向こうは子を作れなくても、閨教育とか色々受けてただろうし……」
言いながら、ティナーシャにその手の知識を期待するのは酷だろうと内心で思う。以前まで彼女の心の中には、1人の碌でもない男が巣食っていたのだから。
かつてティナーシャが大国の王女だった時代。彼女が兄のように懐いていた男、ラナクはティナーシャの力を利用するために血を流させ、王国の民を犠牲にし、何百年もの月日を費やさせてきた。
外法で生きながらえ、なおもティナーシャを使い潰すことしか考えていなかったあの男は、最期はティナーシャに計画を利用され破綻させられ、そしてオスカーに引導を渡されたという。最後まで自分本位で身勝手なクソ野郎だった。
そんな男への復習を胸に生きてきた魔女が、男を悦ばせる技などわざわざ覚えようとするだろうか。
まぁ、場合によっては
「あんただって男の肉体構造を知らないわけじゃないでしょ? 逆に彼の知らない知識で翻弄してあげたらいいじゃない」
「……それはもう、やろうとしたこと、あるんだけど」
「ん?」
「……『ここまで奉仕されて応えないわけにはいかないな』って、逆に私の知らない私の気持ちいいとこ全部見つけ出されて開発されまくって、恥ずかしい声出して悶えることしかできなくって……」
付け焼き刃ではダメか、ルクレツィアは無言で溜息をついた。
次期王として教育を受けてきたオスカーがそういう知識を得ていなかったはずもない。ティナーシャも元王族だが、当時の彼女はかなり幼かったと聞く。閨教育もまだ始まっていなかった可能性はある。
元から持っていた武器が違うのだ、太刀打ちできないのも無理はない。
それはそれとして、何百年も生きてきた魔女がなんたる不甲斐なさか。思わずじとりとした目で睨めば、あわあわと反論の声が返ってくる。
「だってオスカーのっ……あ、あああ、あれ、すごくおっきいんだもん! そこに置いてあるネブラカの根くらいあるんだもん!!」
「生々しい例えすんじゃないわよ! 使いにくくなるじゃない!!」
ネブラカの根とは、魔法薬の材料となる太くて長い植物の根を指す。冷え性に対し効果があり、使用する際は細かく刻んだ後に水にさらしてアクを抜き、長時間煮込んだものを布で濾す必要がある。
大きさは、個体差にもよるが大体10歳程度の子供の腕(肘から指先)ほどには育つ……え、あれくらい? え、でか、え、ちょっと、エグくない?
「あとオスカー……1回じゃ絶対治まらないし、最初は私も頑張ってたけど途中からもう力が出なくてされるがままになっちゃうし」
「ふーん……昨日は何回?」
そう問うと、ティナーシャは目を逸らした。顔は先ほどよりも赤みが増す。
「……じゅ、13回」
「じゅっ!?」
「一番最初は10回だった。だんだん増えてる。私、このままじゃ死んじゃう」
しおしおと塩漬けにされた菜のごとく弱々しく肩を落としながら、ティナーシャは思い出す───ルクレツィア達に諭され、自らのオスカーへの想いに気付き、結ばれた最初の夜の事を。
「ん……ん、ふ、ぅ……♡」
───くちゅ、ちゅ、ちゅるっ、れろ、ちゅぷ
艶やかな水音が響く。
月光で青く染められた室内、その奥に置かれた寝具の上で二つの影が重なる。
端正な顔立ちと鍛え上げられた長身を持つ大国ファルサスの王、オスカー。
青き月の魔女の異名を持つ亡国トゥルダールの王女、ティナーシャ 。
つい最近初めて結ばれたばかりの、初々しい人と魔女という存在の壁を超えた番。
兄のように慕っていた男に裏切られ、祖国を滅ぼされ、復讐のために生き続けてきた魔女は、少しばかり迷走しつつも自身の想いを自覚し、王と自身の持つ想いを告げあった。
解呪という目的のために出会い、因縁との決着を共に乗り越えた二人は、今や毎晩のように互いを求め合っていた。
「ンはぁ……は、ぁ……♡オスカー……オス、カー……んっ♡」
「ティナーシャ……」
互いの名を呼び、唇を合わせる。片や柔らかく艶やかで相手のものを優しく受け止め、片ややや乾いて硬いが、力強く相手のものを食み逃さない。そして、どちらも火傷しそうなほどの熱を孕んでいた。
「ん、んんっ♡おしゅかー……らめ……おしゅかー……♡ふむゅ、はむ……んゅう♡」
熱く濡れた眼差しで、ティナーシャは目の前の愛しい男を見つめる。
重ねた唇、その間をオスカーの太くて長い舌が通り抜け、侵入してくる。初めは驚いて口を閉ざしてしまっていたが、力強いそれにいつしか唇は緩み、されるがままになる。
入ってきた舌はティナーシャの歯をなぞり、歯茎を刮ぎ、最奥で縮こまっていたティナーシャの舌を捕らえてきた。
「んむゅ……ふぅ、あン……♡ちゅ…ぢゅちゅっ、くふぅ……♡」
オスカーの舌は長く、怯えるティナーシャの舌を蛇のように捕まえ離さない。だというのに、その優しい感触は子犬を慈しみ舐め回す母犬を思わせる。
口内には分泌された大量の唾液が溢れ、オスカーはさらにそれをもからめ取り、ちゅるちゅると啜り飲み干してしまう。蜜が吸い上げられる度、ティナーシャの背筋はゾクゾクと震え、えもいわれぬ快感が走り、胎の奥底に募る。
二人の舌はにゅるにゅると絡み合い、クチュクチュと淫らな音を響かせ、ほのかに甘く感じる唾液を混ぜ合った。
「ん、はァ……♡はぁ……は、ぁ……ふぁぁ……♡」
「どうした? キスだけでもうトロトロじゃないか」
「ぅ、うるしゃいです……♡はっ……はぁっ……ま、まだまりゃこれかられひゅ……♡」
唇が離れ、2人の間に唾液の銀の橋がかかる。
息も絶え絶えといった様子でビクビクと肩を震わせているところに、恋人となった男にからかわれ、思わず喧嘩腰で言葉を返してしまう。呂律が回っていないため、凄みなど一切見せられなかったが。
(ど、どうなってるんですか……! なんでキスしてるだけなのにこんなっ…! こんな気持ちよくなっちゃってるんですか、私の身体は!?)
行為が始まって、まだ数分。ごくわずかな時間の間に、体はとてつもなく昂らされ、思考はとろとろに融かされてしまっている。
初めての時はそこまでではなかった。キスはあくまで互いの気持ちを通じ合わせる前菜。そこから互いの肌に触れたり、敏感な箇所を撫でたりして快楽神経を奮わせ、オスカーの分身を我が身に受け入れる備えをしていく模範的な営みが行われていたはずだった。
だが幾度も唇を重ねるうちに快感が強くなり、気づけば唇を重ね、舌を絡ませる前戯だけで半ば達するほどに敏感にさせられてしまっている。これは明らかに異常だ。
(身体…熱いっ……! 頭ぼーっとして、ちゃんと考えられない…! お腹の奥がさっきからずっとキュンキュンして、切ない……苦しいっ! どうしてくれるんですかこの人はぁ!!)
混乱の中、ティナーシャはオスカーを睨む。
自分がこうなっている原因は間違いなくこの男だ。この男の持つ何かが、自分の体をこんなにも淫らに、敏感に狂わせているのだ。
恐らく、この男の持つ技術の所為だろう。
(オスカーの舌っ…指っ! 触れ合うたびに私の弱いところを見つけ出して、徹底的に苛めてきてっ……! ね、閨でもっ! お、女の急所も正確に攻められるとかっ! 夜まで強いとか弱点無いんですかこの人はっ!?)
ここまで昂ぶらされるともう駄目だった。
手足に力が入らず、相手を攻めることもできなくなったまま組み伏せられ、一方的に愛され犯されるのみ。
過剰に敏感にされた身体を様々な方法で苛められ、体の奥の熱をより強められる。
今宵もまた、オスカーにされるがままになりかけている。寝具の上でぺたりとへたり込んだまま熱い息を吐きまくるティナーシャの寝間着の肩紐に指がかかり、そっと優しく下げられていく。
薄い生地が取り払われ、染みひとつなく、艶やかに上気した素肌が、程よく実った乳房が露わにされてしまった。
「ふぁ……は、だ、だめ、れす……おすかぁ♡」
「こんな立派で美味そうなもの、食わない方が無作法というものだ───」
「ひゃうンッ♡♡」
自身に向けられる熱い眼差しに背筋をぞくぞくと震わせるティナーシャ。荒い呼吸で上下し、ふるふると揺れる彼女の乳房に、オスカーの無骨で硬い掌が重ねられ、キュッと揉み潰される。
「はぁ……ふ、ぁ、ぁ、あぁっ、ん♡んはぁっ♡」
「大きく柔らかく、しっとりと掌に吸い付く瑞々しさ……お前の身体は、どこもかしこも俺を惹きつけてやまないな」
「やぁん……♡」
強くて硬い指、剣胼胝だらけのそれが胸の脂肪に食い込み、むにむにと形を歪ませる。決して小さくはない、むしろ世の女性を平均した数値よりも多少大きい自覚があるそれも、オスカーの手にかかればすっぽりと覆い隠され、逃げられなくされてしまう。
しかも、ただ力任せに揉まれているわけではない。痛みを訴える直前の絶妙な力加減で、乳房のツボというか、神経の集中している箇所を的確に探り当てられている気がする。
敏感な箇所に指先が食い込む度に、ティナーシャはびくっ、びくっと派手に身を震わされていた。
「んっ……ん、んンッ♡はぁ……ぁ、あぅ♡おす、かー、おすかー…ら、らめ…♡ぉ、ぉっぱ……むねぇ♡そんな……つょく、揉んだ、ら……あっ♡」
表面を丸く撫でるように、左右から寄せて一つにまとめるように、下から掬いあげて重さを確かめるように、左右の乳房を上下反対に揉み上げ肌と肌をこすりあわせるように……揉み方一つで感じ方も異なり、ティナーシャの嬌声が止むことはない。
乳房にはじっとりと汗が滲み、明かりを受けて艶やかに照り返す。
男の欲望を受けて変幻自在に形を変える乳房の頂点で、次第に薄い桃色の輪が膨らみ、中心で小さな突起が屹立し始めた。
「ぁ、はァ……ひゅ、ひゃぁウ♡く、ふぅ……ん…♡」
「こっちも美味そうだ」
「きゅゥンッ♡♡」
思わず子犬みたいな啼き声が出てしまう。乳房を揉んだままか背中を屈めたオスカーが、ぷっくりと膨らんだ突起をパクリと咥えたのだ。
白い肌の頂点で遠慮気味に屹立し、ピクピクと震えていた乳首。怯えた小動物のようにわずかに顔を覗かせていたそれが、小山のように体積を増した乳輪ごと頬張られてしまう。
「ちく、び…♡ふぅううンッ♡らめぇ……だめれひゅ……♡うひィ♡しょ、しょんな……つよ、く、吸われひゃあッ♡」
オスカーの口内に囚われた乳首に待っていたのは、あまりにも淫らな拷問だった。
ジュルジュルと音を立てて吸引され、縮こまる我が身を強引に引っ張り出され、丸裸にされたところを今度はぬるぬると蠢く舌が責め苛む。
乳輪に隠され、空気にも触れていなかった箇所が舌先のザラザラに刮がれ、雷撃のような刺激が神経を迸る。
「ひぃあううううぅっ♡♡んひっ、ひぎ、ふひゅううぅ…♡ぢぐ、び♡しょんな、なめりゃれ……ひぅ♡かんじゃ……かんじゃめぇ♡らめらのぉ♡」
絶え間無く苛められ、こりこりに痼り勃った乳首。先端の窪みには硬く尖らせた舌先がツンツンと突き込まれ、上下から前歯が甘く挟み込んでくる。
その上で、オスカーはもう片方の乳房を苛めることも忘れない。手のひらで丸く円を描くように解しながら、親指と人差し指で乳首と乳輪を挟み、ころころと転がしてくる。
(ど、同時ぃっ♡同時はダメぇ♡ぉ、おっぱぃっ……乳首っ♡敏感なところ両方っ♡オスカーにイジメられちゃってるっ♡)
びくん、びくびくっ、びくんっ!
ティナーシャの腰が前後に跳ねる。本人の意思に反して勝手に筋肉が収縮し、下腹が前へ……愛しい相手へと押し付けるように前後する。
それに、ちゅるんと乳首から唇を離したオスカーが目ざとく気付き、笑みを浮かべる。
「ああ、こっちもちゃんと触れてやらなくてはな」
「ふきゅううううぅ〜〜〜ッ♡♡♡」
咥えていなかった方の乳首を揉んでいた手が、態とらしく乳房の表面を、臍をなでおろし、ティナーシャの股間へと辿り着く。
無骨な指先は魔女の両足の付け根、閉ざされた割れ目の上をつぅっとなで、溢れ出た蜜を掬い上げる。
(あ、ああああ…触られてる、撫でられてる……私の一番大事なとこ………優しく、慰められてるぅ)
ティナーシャのそこは、すでに何度も経験を重ねているというのに、まるで乙女のごとき清らかさを保っていた。
パン生地に1本の糸を押し付けたようなぴったりと閉じた陰唇。上部に生えた髪色と同じ陰毛は艶やかで、肌の白さと合間ってより美しく映える。
かかったオスカーの指の力は僅か、なのに触れられた箇所には激しい電流が走り、ティナーシャは大きく背中を仰け反らせて甘い甘い悲鳴をあげる。
「はっ♡はっ♡はひっ♡ひぁ……お、おすかぁ♡そ、そこ……くひん♡そこはらめれしゅ♡そ、そこをいじめらりぇたりゃ……わらひ♡わらひぃ♡」
「もう十分潤っているが悪いな、もう少し解させてもらうぞ。……お前の甘い声がもっと聴きたい」
「ゃあああぁン♡♡」
そのまま、オスカーの手がティナーシャの秘所をすりすりとなぞる。人差し指と中指を揃え、ずぶ濡れになった割れ目の表面を滑らせる。
ずぶ濡れになったそこはにちゃにちゃ、くちゅくちゅと耳朶を犯す水音を響かせ、滲み出させた蜜をオスカーの指に絡ませる。
ふと、オスカーのもう片方の手がティナーシャの背中に回る。二の腕で魔女の背中を支えながら脇の下に入り込んだ掌が、再び乳房を鷲掴みにした。
「あひんっ♡ひぃっ♡ひぃうっ♡ぉ、おっぱぃとぁそこっ……くひんっ♡びんかんなとこいっしょにいじめりゅのらめっ♡ひんっ♡らめぇ♡びりびりくりゅの♡きもひいぃのがびりびりきちゃうにょ───あきゃうぅっ♡も、もうかたっぽもちゅーちゅーしちゃめぇっ♡♡」
乳房を下から掬いあげ、揉みほぐすオスカーの右手。今度は根元から先端へと、乳を絞り出すような動きで刺激し、摘んだ乳首をころころと転がし捻る。
さらにオスカーは背中を丸め、ピクピクと痙攣するもう片方の乳首を咥えこみ、ジュルジュルと音を立てて吸引する。右と左、双方でまだ出るはずのない母乳を吸い上げようとしているかのようだ。
加えて、ティナーシャの秘所への刺激も強まる。折り曲げられたオスカーの中指が秘裂に差し込まれ、閉ざされた小さな穴にちゅぽちゅぽと突き入れられていた。
「んぅぉおお…♡お♡ぉ、お、お♡しょ、しょこ……らめ、らめらの…♡しゃ、さんかしょどうじらなんへちゅよすぎりゅ……んぎぅ♡ぉ、おしゅかー♡おしゅかぁ♡ゃ、ゃめ、やめへ…♡ほんとにやめ───♡」
がくがくがく、がくっ、がくっと断続的で不規則な痙攣を起こし、大きく仰け反り喉を天に晒すティナーシャ。
呂律の回らない舌はだらしなく突き出され、口の端から大量の唾液が漏れ出す。両目は半分白目を剥き、虚空を凝視しながら滲んだ涙の筋を頰に垂らす。
じゅるぢゅる、くりこりゅ、ちゅぷつぷ……耳を塞ぎたくなるくらい淫らな音が自分の体から発している。
脳が、思考が煮えたぎる。どくどくとうるさく激しく脈動する心臓から、凄まじい勢いで熱い血潮が送り出され、全身が茹っている。
チカチカと視界に光が瞬き、景色が白く染まっていく。募り、昂ぶる自分の中の熱が、自分の許容限界を超えて膨張していく。
「ぉお……♡おしゅかー、おしゅかぁ、おしゅかぁ……♡らめ、らめぇ♡き、きひゃうの♡ぉなかのおぐ、あちゅいのきひゃうかりゃぁ♡」
「好きなだけ感じろ。思う存分に───
「みゃううううううぅっ♡♡♡」
乳首をつまむ指に、咥える唇に、陰唇に突き入れた指に力が篭り、落雷のごとき快楽をもたらす。
3箇所の弱点を突かれた魔女は雷に打たれたように激しく痙攣し、背中を大きく仰け反らせ手足の指先までピンっと張り詰めさせる。
びく、びくっ、びくんっ。何度も震えるティナーシャ。しばらく経ち、収縮していた筋肉が弛緩し始めた時……ぷしっ、ちょろ、ちょろろろろろ。
「ふぁ……ぁ、あ、あ♡ゃ、らめ……れひゃらめ……あ、ぁ、あ♡もらひてりゅとこ、みにゃいれぇ…♡」
オスカーの指を咥え込む陰唇から透明な飛沫が弾け、続いて一条の黄金色の液体が零れだす。
つんと鼻に刺さる強い臭いを放つそれを、我に返ったティナーシャが止めようと身をよじらせるも、緩んだ孔からの迸りは止まらない。
あっという間にシーツに大きな水たまりの跡ができてしまった。
「ふぁ……あ…♡ご、ごめんなさぃ……き、もち、よしゅぎて…ぉ、おもらし、しちゃ、た……♡」
感情も、生理機能も自分の制御が効かない。自分がよちよち歩きの幼児になった気分で、ティナーシャはぽろぽろと涙をこぼす。自分では気付いていないが、先程から言動も退行している。
しかしオスカーに穏やかな笑みとともにポンポンと頭を撫でられると、途端にティナーシャの表情は明るさを取り戻し、ふにゃりと猫のように目を細める。
「気にするな。それだけ俺の手で満足してくれたんだろう? 好きなだけ粗相していい」
「やぁ…れも、はずかしぃのぉ♡」
「何を言う……ここからはもっと乱れてもらうぞ」
ティナーシャの頭を撫でながら、オスカーはゆっくりと彼女を寝具の上へと横たえさせる。さらさらと波打つ黒髪にも気を配り、真上に陣取る。
ティナーシャは気付く。オスカーの下半身の昂りに───元からかなりの大きさを誇っていた彼の分身が、硬く太くそそり勃っていることに。
「ふぁ…ああ…おしゅかぁの……♡おしゅかぁのが……ぉっきくなってる……しゅごぃ………♡」
のそりと鎌首をもたげる、子供の腕ほどの長さを有する巨体。胴体は半ばあたりが大人の握り拳大に膨らみ、太い血管がどくどくと脈打つ。
蛇の頭部を思わせる先端の膨らみは大きく、胴体との間に深い段差を作っており、突き出た角を想起させる。先端に開いた小さな孔からはうっすらと白い粘液が滲み、獲物を前に涎を垂らす猛獣のような威圧感を放つ。
まさに、女を殺す凶器。蜜壺を貪り食い散らす、竜を思わせる恐ろしい外見をなしていた。
「ふ、ぁ……あ、あ、あ…!」
ティナーシャは怯え、ふるふると身を震わせる。逃げてはならないとはわかっていても、どうしても体が勝手に後ずさってしまう。
もう、それは何度も見てきた。初めて見た時に衝撃を受け、とっさに臨戦態勢に入るほど驚愕した男の……オスカーの分身。
すでに何度も我が身に受け入れたことのある凶器だが、それでも目の当たりにする度に疑ってしまう……本当にこんなものが自分の中に入るのかと。
「はぁ……はぁっ……! ひ、ぅ……あ♡」
怖くて、恐ろしくてたまらない。心臓は漠々と激しく脈動し、冷や汗がこめかみを流れ落ちる───だが、それでも目を離せなくなる。
「そろそろ、俺も我慢の限界だ……覚悟はいいな?」
「ひゃ、ひゃい…♡」
不意に、竜がティナーシャに迫る……いや、己が分身を従えたオスカーがティナーシャの上に覆い被さってくる。
投げ出されていたティナーシャの両足にオスカーの手がかかり、膝を折らせてから左右に大きく開かされる。おむつを変える赤子のような体勢に思え、ティナーシャの脳内の羞恥が余計高まる。
ずぶ濡れになった秘所を露わにされ、かーっと耳まで真っ赤になって息を詰まらせる。
(あぁ……あ、ぁ、見られてる……オスカーに、オスカーにあそこ、見られてるぅ……!)
思わずぎゅっと瞼を閉じて顔をそらす。
視線が秘所に突き刺さっているような気がして、ただでさえ濡れているそこからさらに蜜が溢れてくる。
そして───つぷ。
「ひぅっ♡」
割れ目に触れる肉の感触、押しのけられる肉唇。目を閉じていてもわかるほど大きく、硬く、熱い剛直が女の急所に突きつけられている。
肉の竜はゆっくりと前進し、陰唇を左右にかきわけ鼻先を潜り込ませていく。まだ経験が少なく青さが勝るティナーシャの蜜孔が徐々に、しかし確かに強引に広げられ、龍の頭を頬張ろうと懸命に伸びる。
「は、ぁ、ぅあ、あ、ぁ、は、ぁ、ひ、あ、あ……♡」
ほんの少し、竜の顔の先端を咥えただけで、陰唇は限界を訴え出す。広げられた孔の口はぎちぎちと引きしぼられるような音を立て、凄まじい圧迫感により魔女の呼吸を阻害する。
オスカーの分身はまだ、その巨体の10分の1も入っていない。だがティナーシャはきつく歯を食いしばり、寝具のシーツを握りしめて必死に耐えていた。
オスカー自身の長大さ、ティナーシャの秘部の狭さが重なって分身の侵入は遅々としており、それがティナーシャの苦痛をより長引かせていた。
それでも、オスカーは腰を進める。自分にとって唯一の女を、何より大切に想う伴侶を全身全霊で愛し抜くべく、硬く閉ざされた蜜壺の最奥を目指し突き進む。
そして───ぐりゅ、ごりっ。
「お゛っ♡♡♡」
峠を越える。そんな言葉が似合うほど、ある箇所を通り抜けた分身が速やかに奥へと侵入し、鼻先が最奥へと突き当たる。
2人の重なった箇所を見れば、ティナーシャの茂みと、オスカーの茂みがぶつかり、絡んでいる。あれほど長大だったオスカーの竜を、ティナーシャは余すことなく咥え込んでいた。
「お、おぉ、ンぉ、あ……♡は、はいっ、だ……おしゅかーの、が、ぜんぶ、はいっ……あ♡」
「……っ、相変わらず、すごい締め付けだな」
だが、代わりにティナーシャの下半身は凄まじい有様を晒していた。
元の大きさからは考えられないほど広げられた蜜孔は、いっそ痛々しいほどに引き伸ばされ、今にも引き裂かれそうだ。腹は横に倒した円柱状ぼこりと膨らみ、外からでもオスカーの分身の形がくっきりと表れて見える。
「お゛……ほぉ、お、ぉ…♡ぉ、おなが、おしゅかぁので、いっぱ、ぃ、で……は、ぉ、あ…………♡」
「よく耐えたな……偉いぞ」
「ふぁ♡ぃま、いま、あたまなでりゅの、らめぇ……♡」
試合の表情で頭を撫でられるティナーシャの顔もさんさんたる有様。半目を向いた目からは涙が溢れて頰と顎を滝のように伝い、突き出した舌からポタポタと唾液が滴り落ちる。
普段の凛とした美しさなど微塵もない、快楽で狂い乱れた酷い姿……だがオスカーは、そんなティナーシャの姿も一切見苦しいとは思わず、むしろ愛おしさに溢れた穏やかな笑みを浮かべながらそっと優しいキスをする。
「…動くぞ」
「へぁ…? は、ぁ…! ま、まっへ……まっへくらさぃ、い、いまうごかれたらひぎゅうううううううぅっ♡♡♡」
ティナーシャの制止が耳に届くことはなく、オスカーの腰が一度後ろへ下がっていく……その際に、ブシュブシュと大量の蜜液が掻き出され迸った。
侵入者をきつく締め上げていた膣。巨大すぎる竜を呑み込んだそこは僅かな隙間もなく、無数のひだが蠢きながらオスカーの形に変形していた。
ただでさえきつく埋まっていたその孔を、オスカーの分身がズルズルと後退する。襞の一つ一つに分身の先端の膨らみの段差が引っかかり、ガリガリと削られていく。
ティナーシャの脳内にはバチバチと激しい放電が発生し、華奢な背中が弓なりに仰け反った。
(あ、あ、ぁ、あそこの……中ぁ……! オ、オスカーの大っきいのでガリガリされて…え、抉られてる…! ごりごりって、ずりずりって、オスカーのオスカーの太くて硬いところが、私の中の気持ちいいとこに全部当たって……痛いくらいに擦って……♡)
ピクピクと体の各所が震える。過剰に敏感にされた身体に、過剰に快感を与える男の剣。次々に津波のように襲い来る快楽にティナーシャははっはっと小刻みな息を繰り返し身をよじらせる。
だが、まだたった1回挿れて抜いただけ……それだけでは、オスカーの昂りは収まらない。
「次だ───ふっ!」
「お゛んっ♡」
出口ギリギリまで引き抜かれたオスカーの分身が、再び狭い膣道をかき分け突き進んでくる。ずんっ、と重い衝撃が腹の奥底、胎の入り口付近に響き、最奥の女の器官を震わせる。
ティナーシャの華奢な体が真上に跳ね、それに伴って乳房もぷるんと揺れた。寝具から背中が浮くほど仰け反り、半分白目を剥きながらビクビクと震える。
すると再び剛直は膣道を退却し、また攻め込み最奥を突き上げてくる。ずるずる、ずるごつっ、ずるずる、ずぷごりっ……削られる衝撃と抉られる衝撃が交互に襲いかかり、その度に激しい快楽の電流がティナーシャを貪った。
「ほあぁっ♡あひっ♡あんっ♡はひっ♡ひぎゅ……かひぃ♡ぅあっ…ひゃう♡くひんっ♡」
オスカーの屈強な体が前後し、ティナーシャの中を行き来する。
魔女の上の口からは甘い甘い悲鳴が、下の口からは粘ついた液体が掻き出される淫らな音が響く。自分の声が、オスカーの息遣いが、下から響く水音が、更にはギシギシと寝具が軋む音がティナーシャの耳朶に突き刺さり、脳内まで犯してくる。
「ふぁっ……ふああぁ♡おしゅ…ひんっ♡おしゅかぁ♡ひぅ♡しゅっ、しゅごいれひゅ……ひん♡おしゅかーの…はひっ♡おしゅかーのぜんぶ♡くひゅ♡わらひのきもひいぃところ……ぜんぶこすって♡え、えぐっへ♡あっ♡」
「俺もだっ……ティナーシャの中、俺が最も感じる箇所を正確に咥えて絞り上げてくる……! 襞も、凄いぞ……表面のつぶつぶが俺のを刺激して……くっ!」
「ああああああっ♡♡ま、またうごきはげしく…やぁン♡おしゅかぁ♡おしゅかぁああっ♡♡」
ぶしゅっ、ぷしっ。みっちりと広げられた孔の隙間から透明な飛沫が飛ぶ。ビクビクと腰が小刻みに跳ね、ティナーシャが感じる快楽の証が迸る。
オスカーの動きは速度を増し、表情からも余裕が消え始めた。眉間にしわを寄せ、歯を食いしばり、荒い呼吸を繰り返しながら呻く。
対するティナーシャはとっくに限界に達していた。体の内側に溜まった熱が、今にも弾けようとふつふつと沸いている。
だが、ティナーシャ自身が無意識のうちにそれを押し留めていた。まだ、足りない───脂汗に塗れ、蜜液を噴き出させ、乾き続ける己が最奥に最後の一押しを欲している。
体内を暴れ回り、荒々しく蹂躙する巨体の先端から吐き出される欲望の塊を求め、魔女の身体は熱を増す。
気付けば、オスカーの分身にも変化が生じ出す……剛直の表面に浮き出た血管がより太く、強く脈動し震える。竿自体が一回り、きつく締め付けるティナーシャの膣内で体積を増していく。
ティナーシャはこれまでの経験と、女の本能から理解する───ああ、もうすぐだ。もうすぐ望んだ瞬間が訪れる。
「くっ…ぐ、む……! そろそろ…俺も、限界だ…! 出す、ぞ…!!」
「はひっ、はいぃっ♡き、きて……きてぇ♡おしゅかぁのあちゅいの♡あちゅくてどろどぉのっ♡いっぱひ……ぃっぱい♡わらひのなかにそそぎこんでぇええええ♡♡♡」
オスカーに力の限り突かれ、上下に揺れるティナーシャ。プルンプルンと乳房が激しく揺れ、空中に薄い桃色の軌跡を描く。
脳が、思考が痺れて自由が利かない手足を渾身の力で動かし、持ち上げた両腕をオスカーの首に、両脚を腰に巻き付け、がっしりと絡みつく。残る全ての力を使って愛する男に抱きつくと、オスカーもティナーシャの背中に両手を回し、きつくきつく抱きしめてくる。
これでもう、双方逃げられない。剛直は膣内に収まったまま激しく前後し、窮屈な道で極限まで膨張して塞ぎ何物も漏らさない。
一瞬、オスカーの動きが停止し、ビクンと大きく腰を震わせる。そして───
「ぐっ……!!」
「ぁひっ♡ひ、は……ふぁ♡ふああああああああああああああああああ♡♡♡♡♡」
どくんっ、とオスカーの剛直がひときわ激しく脈動し、白い血潮が迸る。細い管を通り抜け、どろどろに煮えたぎった欲望の塊が先端から吹き出し、ティナーシャの中に叩きつけられる。
その衝撃に、ティナーシャの息がつまる。オスカーを絞め殺す勢いで手足に力がこもり、同時に膣内の剛直も強烈に締め上げる。
放たれた白い奔流はティナーシャの中で勢いよく渦を巻き、入り口をきつく塞がれているために最奥以外どこにも流れ出せず、いつまでも熱を保ったまま回流した。
あっという間にティナーシャの腹部は風船のように膨らみ、みちみちと身体が悲鳴をあげた。
「かハッ…♡あ、ぅあああ…あ、あ、ぁ、あ、あ、あ……あ♡♡」
魔女の背中が弓なりに仰け反る。真後ろが見えるほどに反り返り、その姿勢のまま激しい痙攣を繰り返す。
その間もオスカーの分身はびゅくびゅくと白濁を吐き出し続け、魔女の腹は妊娠初期の妊婦のように膨らんでいく。
1分、2分……どれだけの時間が経っただろうか、意識が真っ白な光の中に飛ばされ、自我が曖昧になったティナーシャには計る術がない。
オスカーに巻きついた両腕と両脚の感覚が消え失せ、ただ筋肉が勝手に収縮してオスカーを締め上げる。脳が超高温で焼き尽くされたかのように蕩け、キーンと耳鳴りが響いた。
「───〜〜っは、ぁ……あ、ぁ、は…♡…はぁあああぁ♡♡」
長い、長い時間が経ち、ようやくティナーシャの視界に色が戻ってくる。縮み上がっていた全身の筋肉が弛緩し、両腕がオスカーの首から、両脚が腰から、押しつけていた胸も離れてずるずると寝具の上に崩れ落ちる。
もう、指先一本動かせなかった。
だらりと両手足を投げ出し、はっはっと犬のような喘ぎ声をあげて虚空を見上げ、だらしなく垂らした舌から唾液を垂れ流すしかなくなる。目も焦点が合わず、ぼんやりと虚空を見つめるばかり。
(ぉ……おわっ、た……きもちいぃの……ぉわった…………ぉわっ、ちゃっ、た……♡)
やたらと腹が重い。先ほどオスカーに注ぎ込まれた欲望が未だ膣内に詰め込まれたままだからだろう。
一度出したというのに、凄まじい巨大さを誇るオスカーの分身は縮んでもティナーシャの孔をぎっちりと埋めてしまい、外に流させてくれないのだろう。
(きょ、きょうはもうむりです……はぃりません……けっきょく、きょぅもおすかーにいじめられるだけで、はんげきできなかった…………くゃしぃ、でも、もぅゆびいっぽんうごかせなぃ…♡)
今宵こそ、と意気込んでいた戦いに敗北し、がっくりと横たわるティナーシャ。
緩みきった彼女の身体から、オスカーはゆっくりと後退し剛直を引き抜いていく───と、思いきや。
「すまん……まだ収まらん」
「ぴぎぃ!?」
ずごっ! と再び剛直がティナーシャの最奥に叩き込まれ、思わず目を剥いて悲鳴をあげた。
一瞬で朦朧としていた意識が覚醒し、しかし凄まじい衝撃で意識が飛びかける。混乱したままぎこちなく顔をあげたティナーシャの目に……フゥフゥと荒々しく息を吐き、ギラギラと鋭く光オスカーの目が交わった。
先ほどよりも強く、熱く、獲物を食い殺さんとする猛獣の目に、ティナーシャの背筋がぶるると震えた。
「ぉ、おすかぁ……!? だ、だめ…だめれひゅ…! わた、わたし、これいじょうはひぎぅ♡♡」
「もう少し……付き合ってもらうぞ。まだ、お前の体を貪りきれていない」
「ひゃあっ♡ひぁああっ♡らっ、らめっ…らめぇえ♡こわれりゅ…こわれまひゅぅ♡♡こんにゃにおくごちゅごちゅされたらっ……わらひのからだこわれひゃううううっ♡♡♡」
制止の声もむなしく、オスカーの蹂躙は止まらない。
たくましい両腕ががっしりと腰に回され、逃げることを許さない。もっとも、脱力しきったいまの体ではもう指一本動かせないが。
(…こ…殺されりゅ…♡わらひ……おしゅかーに殺されりゅ…♡きもちよすぎひぇ……からでゃのしょともなきゃもどろどろにとかしゃれひぇ……♡おしゅかーにあたまばかにされひゃう……♡♡)
恐怖と快楽に慄くティナーシャ。
ひくひくと震えるその身体───引き攣りながらも、再度蜜を溢れさせぐちゃぐちゃに濡れた秘部に向けて、オスカーの腰が激しく前に動き、剛直が突き刺さった。
「ひぁあああああああン♡♡♡」
───結局、明け方近くになるまで、囚われた魔女の嬌声が止むことはなかった。
「…………という、感じで」
「……お、おおぅ。そ、そっか、うん。はいはいなるほど。…………そりゃ負けるわ」
ひくひくと頬を引きつらせつつ、ルクレツィアはしおしおになったティナーシャを見下ろす。
思っていた以上に濃厚で、その上本人が臨場感たっぷりに話すものだから、年甲斐もなく照れてしまう。
「……一応聞くけど、嫌なわけじゃないのよね?」
「いやっ、では、ない……です。ただ、あの、やられっぱなしは悔しいっていうか、威厳に関わるっていうか」
「やっぱ惚気じゃない」
「……ただ」
ただ?と聞き返すが、ルクレツィアはすぐに相談に乗ったことを後悔した。
悔しげだったティナーシャの口元に、隠しきれない笑みが滲み出ていたからだ。
「こんな日々が続くと私、四六時中オスカーに抱かれて愛を囁かれるのを期待するエ……エエ、エッチな変態女になりそうで」
これもう手遅れだろ、ルクレツィアは半目でそう思った。
現に今、散々犯され愛でられ苛められ啼かされ求められまくった昨夜を思い出したのか、真っ赤な顔で口元をモニョモニョと悦に歪めて息を荒げているのだし。絶対一生オスカーに勝てないだろこいつ。
ていうか、夜も強いなオスカー……いや、ティナーシャが弱すぎるだけか。
「ありえないけど……違うとは思うけど……オスカー、もしかして私の神経を狂わせる魔法か何か使ってるんじゃないかなって思うんだ」
「バカなの?」
「ていうかそうとも思わないと納得できない……わ、私ばっかりあんな…あんな恥ずかしい声上げさせられて、恥ずかしい顔させられて、なのに涼しい顔してるオスカーが憎くて憎くてたまんない!一回でいいからあの余裕かました顔を歪ませてやらないと気が済まないの!」
「いや、単純にあんたが快楽に弱いだけで……」
「おねがいっ! 何かこう……オスカーを、男を喜ばせる技とかがあったら教えて欲しいのっ! 立場を逆転させたいのっ!」
必死の懇願に、ルクレツィアは腕を組んでしばし考える。
ティナーシャの相談内容に悩む……わけではなく、この色ボケ魔女にさっさと帰ってもらうためにどう言いくるめたものか、と返答を考えていた。
正直に言って心底どうでもいい。
勝手に乳繰り合っていてくれ、というのが今の本音だ。
───ただ、ここでルクレツィアの根にある友達への優しさといたずら心が囁く。この色ボケ魔女がどこまで行くのか見てみるのも悪くない、と。
「……ふーん」
ルクレツィアの視線が下に……自分の組んだ腕で持ち上げられ強調される膨らみと、ティナーシャの胸元にある膨らみに交互に向く。
ニヤリ、と自然に笑みがこぼれた。
「……まぁ、サイズ的にはちょっと物足りないけど、いけなくはないか」
「?」
「あのね───」