それはまるで大切にしていた小鳥の羽根を捥ぐように 作:おでんの具
原作:酔っ払い令嬢が英雄と知らず求婚した結果 ~最強の神獣騎士から溺愛がはじまりました!?~
タグ:R-18 #R-18 #二次創作 #小説 #クレメント×ヴィエラ #酔っ払い令嬢が英雄と知らず求婚した結果 #酔っ払い令嬢 #クレヴィエ #酔い知ら婚 #クレメント様 #ヴィエラ
の二次創作の小説です。
クレメント様×ヴィエラで、無理矢理です。
クレメント様がヴィエラの婚約を知ったすぐ後に廊下で待ち伏せしてるシーンの辺です。
原作では主人公とルカーシュ様がいい感じですが、後輩のクレメント様があまりに不憫なため思わず書いてしまいました。
久しぶりに小説を書くため、表現が古いかもしれません。苦手な方はご遠慮下さい。
漫画は最新刊まで拝読させていただいていますが、原作の小説はまだ途中となっております。作品に関する歴史や文化的な背景についても未知な部分ばかりのため、矛盾点等ございましたら申し訳ありません。
どうすれば彼女をこの腕の中で抱きしめる事が出来たのだろうか
頬を涙で濡らし飛べなくなった小鳥を横に、クレメントは虚ろな瞳で天を仰いだ
【 それはまるで大切にしていた小鳥の羽根を捥ぐように 】
大切な存在だった。
だからこそ何年もずっと自分の気持ちを打ち明けられなかったし、打ち明ける気もなかった。
慎重に行動しなければ、全てが水泡に帰すことは分かりきっていた。
なのに何故
「…ヴィエラ先輩、結婚するってどういうことですか?」
いつもより数段冷たい声。
それだけ冷静さを欠いていた。
そんな時に彼女から投げつけられた言葉は、クレメントを正気じゃなくさせるには十分すぎる内容だった。
「ご安心ください!結婚したらすぐに王都から去りますから」
王都から去る?
ずっと大切にしていた彼女が誰かと結婚するだけではなく、自分から離れてしまう
クレメントはそう考えただけで自分の身が引き裂かれるような感覚に陥った。
目の前が真っ暗になる。
一瞬で頭に血が登り、気が付けば考えるよりも先に行動に出てしまった。
「きゃ…っ!」
ヴィエラの細い腕を掴み、誰も居ないであろう部屋の扉を乱暴に開けて中へと連れ込む。
そこは数ヶ月前までは執務室として充てがわれていたが、部屋の使用者が異動になって以来、使われていない部屋だという事は普段から知っていた。
「何をなさるのですか!?クレメント様…!」
いつもと違うクレメントのただならぬ雰囲気にヴィエラは恐怖を感じた。
その表情からは怒りとも悲しみともとれる感情が読み取れるが、こんな彼の姿は見た事がない。
戸惑う彼女を他所に、クレメントは扉を閉めるとカチリと無機質な音を立てて鍵を閉めた。
少し埃っぽい部屋の中はカーテンが閉められ、入ってくる日の光などは僅かで薄暗い。
部屋の奥に執務用の大きな机と椅子が1つずつあり、その手前にはしばらく使われていないであろう来客用のソファと長机があった。
ドサッ
クレメントは大人三人が十分に座れる程のソファに、ヴィエラを下にして押し倒す。
艶やかなイエローブロンドの髪に指を絡め、逃げようとする彼女の顔を上に向かせる。
「な、なにを…っ…ん…!?」
疑問を口にしようとしたヴィエラのそのふっくらとした唇を、自分の唇で強引に塞ぐ。
咄嗟に抵抗しようと胸板を押し返そうとする華奢な腕。
だがそれは普段から鍛えている男の前ではなんの意味も持たない。
「んっ…ふ…!」
唇を真一文字にきつく結び、僅かでも抵抗の意志を見せる。
そこにちろりと舌を這わせた。
「ヴィエラ先輩、口開けて?」
「…っ…嫌です…いくら私のことが嫌いだからって…こんな事、許されるはずがありませんっ…」
この期に及んでまだそんな風に思われているのか
クレメントは胸の奥がひりつくのを感じた。
鈍感もここまでくると罪だ。
いっそこのまま自分の気持ちをさらけ出そうか
そう思ったが、今の自分には彼女に好きと言う資格は無い。
「許されなくてもいいですよ、でも大声は出さないで下さいね。この状況、バレて困るのはヴィエラ先輩ですもんね?」
「っ……!」
少し厳しめの口調で問いかけた時、ヴィエラの瞳に迷いが宿るのをクレメントは見逃さなかった。
彼女の脳裏には愛する家族の姿が過ぎったのだろう。
それか若しくは…
脳裏を過ったものに気付かないふりをしながらクレメントはさっきまで綺麗に整えられていた制服を脱がしにかかる。
丁寧に上着のボタンを外していき、中に着ていた黒いシャツを捲し上げれば、下着を纏った形の良い胸が目の前に現れた。
ひっ…とヴィエラが僅かに呑む。
その身体は小刻みに震えている。
ブラジャーのホックを外し、露になる乳首。
僅かに触れるようにその胸の飾りを指で弄る。
「やっ…あぁ…っ」
焦らすようにクレメントの人差し指がヴィエラの乳首をぴんっと弾く。
その度に頬を紅潮させながら身を悶えさせるヴィエラが可愛くて、思わず何度も指を往復させる。
ヴィエラはクレメントから与えられる快楽から気を逸らせようとするものの、生まれて初めての感覚に自分の身体がおかしくなってしまったのではないかと錯覚する。
「ここ…固くなってきましたね」
きゅっと乳首を摘むと、より一層跳ねる身体。
「んぅっ!…やめて…くださっ…!!」
否定を口にする割に、もっと触って欲しいと言わんばかりに胸の乳首はぷっくりと立ちあがっている。
それに気を良くしたクレメントは舌をゆっくりと這わす。
「あぁ…もうやぁっ…」
恥ずかしさのあまり顔を両手で隠すが快楽の波からは逃れられず、色白の肌をつたう舌からの甘美な刺激のせいで否応なしにびくびくと下腹部が反応してしまう。
クレメントは胸を舌で愛撫したまま、スカートの中に手をしのばせる。
滑らかな太腿を撫で、辿り着いたそこ。
パンツ越しに割れ目をなぞってみるとヴィエラのクリトリスが布の上からでも分かるくらいに存在を示していた。
「ひゃっ…あぅっ、そこ…だめっ!」
「ふふっ…ヴィエラ先輩のここ、随分可愛らしいですね」
そう言いながらパンツの上から指を前後させて突起を可愛がる。
ぷっくりと主張するクリトリスを刺激すると、それに応じるかのようにもじもじと腰が動いてしまう。
口では否定するものの、与えられる快楽に身体は否応なしに反応してしまう。
それに気を良くしてパンツの中まで手を伸ばし、割れ目の中に指を侵入させると、ぐちゅっと水音を立てながら容易にクレメントの指を受け入れた。
中で少し指を折り曲げると、ヴィエラの口から嬌声が漏れる。
「んんっ!クレ…メント、さまぁ…だめ…っ…あぁ…」
自分の名前を呼んでくれたことが嬉しくて、クレメントは更に指の動きを早める。
指を前後する度にヴィエラの秘部から出るいやらしい音が周囲に響いた。
「っ、ん…ふぅ…」
「先輩、可愛い…」
クレメントはそう呟くと、ヴィエラにゆっくりと口付ける。
「んぅ…あ…」
快楽で蕩けてしまった脳内では一瞬、何をされたか理解出来なかった。
その間にクレメントの舌が彼女の口内を犯していく。
ぐちゅぐちゅと柔らかい舌が歯列をなぞる。
「ふぁ…っむ…」
じゅるじゅると貪るように唾液を吸い尽くされる。
生まれて初めての深いキスに、苦しくて酸素を求めてより口を大きく開けば、更に奥へと舌が侵入してくる。
「ひぅ…っん…」
その間も長くて綺麗な指は内壁を擦り、下からの刺激と口内を蹂躙する舌になすがままのヴィエラ。
最初は抵抗していた腕も、今となっては力無く鍛えられた胸板に触れているだけだ。
長い口付けの後、クレメントが名残惜しそうに唇を離せば二人の間を銀色の糸がつたう。
そして愛撫で濡れたパンツを脱がし、自身の昂ったものをおもむろに取り出す。
ずっと好きだった女性が乱れる姿に煽られたそれは、はち切れんばかりに怒張していた。
軽々と片足を持ち上げると露わになるヴィエラの恥ずかしいそこ。
散々弄られた秘部はぱっくりと開き、何も無くなってしまってひくひくともの欲しげに疼いているようだ。
そこに自身の先端を擦り付ければ、そそり立つ一物から出た先走りの液がヴィエラの愛液と混ざり合う。
いやらしい音を立てながらわざと昂る一物でクリトリスを刺激すれば、その度に肩を揺らして身悶えしてしまう。
ぺろりと唇を舐め、熱を帯びたアンバーの瞳で言い放つ。
「そろそろ…いいですか?」
「んっ…なに…」
先程のキスでぼーっとする頭のまま、疑問を口にしようとした瞬間、間髪入れずにクレメントの一物が身体を貫いた。
「あぁあっ!ひっ…やっ、それ…!!」
「くっ…」
初めて男の侵入を許したそこは十分に慣らされたとはいえ、クレメントのものをきつく締め付ける。
それでも大好きだった女性とひとつになれた喜びの方が勝った。
はぁっ…と熱い吐息を漏らしゆっくりと腰を動かし始めれば、その動きに合わせてヴィエラから甘い声が漏れる。
「だめ、です…っん…クレメント様ぁっ…」
「綺麗です、ヴィエラ先輩…」
「あ、やだぁ…!見ないで、くださ…っ」
ヴィエラの痴態に思わず感嘆の声を漏らす。
手で顔を隠すものの腰を打付ける度に揺れる乳房は隠せず、よりクレメントを煽る。
片方の乳房を口に含ませ先端を舌で転がしながら、もう片方は指で捏ねくり回す。
「ひぁっ…ん、んっ!!」
押し寄せる快楽に軽い絶頂を迎えた。
初めての感覚に訳も分からないでいるうちに、またすぐ快楽の波がくる。
胸への愛撫により少し解れてきたのか、クレメントの一物に吸い付くように腟内は締めつけを繰り返す。
「は…気持ちいいです…っ…」
「あぁっ…ふぁ…まって、もう…んっ!」
奥に打ち付けられる度に何度目かも分からない絶頂がやってきて気を失いそうになる。
縋るようにクレメントの左腕に手を添える。
それでも腰の動きを止める様子は無く
「くっ…」
「あ…あっ…」
ふと気付けばクレメントの端正な顔がすぐ近くにあった。
そのまま近付いてきたと思ったら、唇に触れるだけのキスをされる。
先程までの貪るようなキスとは違い、まるで愛しい恋人にするような優しいキスに戸惑う。
「なんっ、で…」
「っ…」
無意識のうちに口付けてしまったクレメントだったが、咄嗟に我に返り顔を背ける。
ヴィエラが疑問を口にするも答えが返ってくるはずもなく、逆に考える隙を与えないかのように腰の動きを早めた。
「んっ…!はぁっ…」
抉るように奥まで挿入されては気持ち良いところを突いていく。
涙目になりながら嬌声を上げて乱れるその姿に煽られ、クレメントも絶頂を迎える。
「っあ…ヴィエラ先輩…もうっ…!!」
そう呻くと一物を取り出し、ヴィエラの腹の上目掛けて白濁を飛び散らせる。
「あ…」
さっきまで自分の中を犯していた精器から出された生暖かい液体が、腹に水滴や水溜まりをつくっていく。
ヴィエラはそれを遠ざかる意識の中で感じながら気を失った。
肩を上下させて荒く息をしながら、ヴィエラの綺麗な肌を自分のそれで汚していく目の前の光景を眺める。
征服感が湧き上がってくるのが自分でも分かった。
「これからどうしようか…」
涙と汗と体液に塗れたヴィエラを横に、ぽつりと呟く。
自分でも異常と思えるくらい長い間執着し、どうしても欲しいと思ったものが手に入らないと分かった今となっては、もはや継ぐべき家督のことさえも、どうでも良い気がしてきた。
先程の行為をネタにして強請り、今後も体の関係を無理矢理もつか
それともこのままどこか誰も知らないところに連れて行き、鎖で繋いでおこうか
口元に薄らと笑みを浮かべながらそこまで考えたところで、はっとして我に返る。
彼女の事を大切にしていたはずなのに、いつの間にかどす黒い感情が自分の中で蠢いている。
いつからこんなに卑劣な人間になってしまったのだろうか。
こんなはずじゃなかった
用意周到に物事を進め、家族にも認めてもらってからヴィエラと一緒になるつもりだったのに
意識の無い愛しい人の長い髪を手に取り、そこに愛おしく口付けをし、泣きそうな声で言った。
「好きになって、すみません…」
消え入りそうな声で呟いた言葉は誰にも届かず、情事後の余韻が残る薄暗い部屋の中に消えていった。
次に彼女が目を覚ました時、自分へはもう二度と以前のような笑顔を向けてくれない事を覚悟した。
END?