『月刊少女野崎くん』野崎くんにモデルを頼まれ張り切る千代ちゃんだったが、それがパンチラのモデルで!?…というよくあるシチュでシちゃうお話です(*^-^*)

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特別号 その恋は、R-18化されていく。

 

 

 

 

 

ショリ、ショリ、と微かな音が静かな部屋に響く。

―― 一体どうしてこんな事に……?

この状況に至る経緯を反芻する。

はしたなく両脚を広げたその中心に見える真剣な目をした野崎くんに、ドキドキが止まらない。

――どうして私、野崎くんにあそこの毛を剃られちゃってるんだろう……

 

 

 

「佐倉、モデルになってくれないか?」

「モデル!? 私が!?」

漫画家である野崎くんが“モデル”と言ったら、それは当然“描く為にポーズをとる”という事だ。

――つまり、野崎くんに見つめてもらえる!

好きなひとに頼られた事が嬉しくて、二つ返事で了承する。

「もちろんだよ、野崎くん! 私にできる事ならなんでも協力するよ!」

「助かる。他に頼めそうな知り合いの女子もいないし、御子柴や若松には頼めないから困っていたんだ」

「じゃあ私はマミコとか女性キャラのつもりでポーズをとればいいんだね」

「ああ、いや、『恋しよっ♡』じゃなくて、路線を変えた新作を描いてみようかと思って」

「ええ! 夢野咲子先生の新作!? わあ、楽しみ!」

「うん。俺の漫画家人生が、これに懸かっている」

はしゃぐ私に対し、野崎くんはいやに真剣な表情だ。

 

 

「……じゃあ、これ」

渡された袋をわくわくと開いて中を検め、思わず固まる。

――え? ええ!?

出てきたのは白いパンツだった。しかも、パッケージがちょっと大人っぽいというかエッチな感じがする。

「野崎くん!? これを、はくの?」

「ああ、これをはいてポーズを頼む。佐倉の実物を見せてもらう訳にはいかないからな」

 

――まさかモデルって――パンチラのモデル!?

 

「少女漫画で、パン――下着を見せたりして大丈夫なの? 剣さんに怒られない?」

我ながら“一番に聞く事はそれか?”と思ったが、最初に浮かんだ疑問だからしょうがない。

「剣さんが少年誌に異動になるらしいと聞いてな。少年誌でもいける事を証明して、担当を続けてもらうんだ」

確かに担当編集の剣さんを敬愛する野崎くんなら、思考がそういう方向に行ってしまうだろうなと思いながら、手にしたパンツを改めて見る。

「……白、だね。野崎くんの好みなの?」

さりげなさを装いつつ、好みを聞いてみた。

「好みというか、パンチラと言ったら白だろう」

「あ、うん、そうだね……」

それは漫画の本編は白黒だからじゃないのかな、とちらりと思ったが、口には出さない。

それよりも気になるのは――…。

「……あの、野崎くん。ちなみにこれ、どこで買ったの?」

「ネットだ。“下着 女性 白”で検索して、サイトの中で口コミ評価が一番いいやつを選んだんだ」

最近、野崎くんはネット通販にハマッているらしい。

「へ、へえ~…」

相槌を打ちながら改めて手元のパンツを見て、その生地の薄さにごくりと唾を飲む。

 

――いやこれ、白は白でも生地が透けてるエッチなやつ!!

 

でも“描く”と言う事は、“よく見る”という事だ。さすがの野崎くんも、私の事を女の子として意識してくれるようになるかも……。

 

「佐倉? 気が変わってしまったか?」

「っ~~~~」

いつもは鋭い眼光をした野崎くんの、悲しそうな大型犬みたいな表情にキュンとしてしまう。それに私が断ると、野崎くんは別の誰かに頼むかもしれない。そしてそのままいい雰囲気になった二人は――…。

「そんなの絶対ダメ!」

つい声に出てしまい、野崎くんががっかりと肩を落とした。

「やっぱりダメか……」

「違っ、今のは――」

恥ずかしくても頑張るのよ、千代!

「ダメじゃないよ! でも野崎くんに見せる前に、バスルームで試着させて!?」

 

 

 

――おおう……

下着の上から試しに着けてみて、このまま直にはいたら確実に下の毛がはみ出してしまう事を確認する。

確かにパッケージから出した時点でなんとなく、ちょっと小さいとは感じていた。

けれど実際はいてみると、思った以上に はきこみが浅い。それにかなり食い込む。

これは処理が必要だ。

洗面所を出て、所在なげに待っている野崎くんに声を掛ける。

「野崎くん、ちょっと買い物行ってきていい!?」

「何か必要なものがあるなら、俺が買ってくるが――」

野崎くんにカミソリを買ってこさせるなんて、絶対無理!

「自分で買ってきたいの! あと、新聞紙とか捨ててもいい大きな紙があったらもらっていい?」

「わ、分かった」

 

急いで近所のドラッグストアで、T字カミソリとシェービングフォームを購入してくる。

「よし」

野崎くんには“絶対に入っちゃダメ”と念を押し、洗面所に新聞紙を広げてスカートとソックスと下着を脱いだ。

Vラインにシェービングフォームを乗せて馴染ませ、慎重に真新しいカミソリを当てる。

「あ……あれ?」

ショリ、と入った刃は、すぐに毛が絡まって止まってしまう。

――そっか、長い毛は短く切っておかないと、いきなりカミソリで剃る事はできないのか……

「……佐倉?」

待たせ過ぎてしまったのか、野崎くんに扉の外から遠慮がちに呼ばれた。

「ご、ごめんね、待たせちゃって! もう少しかかりそうで……」

「いや、俺の方こそ、女子は色々と準備が必要なんだと思い至らなくて悪かった。何か手伝える事はないか?」

「えっと……じゃあ、はさみを貸してもらえるかな?」

「はさみ?」

ちょっと待って、と言い残した野崎くんがすぐに戻ってくる。

「一体何に使――」

言いかけ、何かに気付いたように言葉を切った。

「――悪い、なんでもない。焦らなくていいから、ゆっくりやってくれ」

 

 

「……お待たせ、野崎くん」

なんとかムダ毛の処理を終え、野崎くんの用意した下着を着けてドキドキしながら仕事部屋に戻る。

「あ、ああ……」

心なしか、野崎くんも緊張しているように見えた。

 

結局、やっているうちにどこで止めればいいのか分からなくなってしまい、毛は全て剃り落としてしまった。

野崎くんに断ってシャワーを借り、細かい毛を綺麗に洗い流してから、ちょっとヒリヒリするので持っていたハンドクリームを薄くつける。

ツルツルになった事で合わせ目がまる見えなのは恥ずかしいけど、これでどんなポーズをとっても、毛がはみ出したりして恥ずかしい思いをする事はないはず!

 

「無理言ってすまない、佐倉」

「大丈夫! 私だって夢野先生の大ファンだもん。役に立てれば嬉しいから」

「ありがとう。……そうしたら、まずはそこに体育座りしてもらえるか?」

「え、あ、制服のままでいいの?」

「ああ。新作のキャラはブレザーの予定だからそのままでいい」

言われた通りにフローリングにぺたんと座り、膝を揃えて曲げる。

「……こう?」

「うん、それで頼む」

――ひゃああ~…恥ずかしいよう

スケッチブックから顔を上げる野崎くんの視線が私の大切な部分に向けられているのだと思うと、なんだかお腹の奥がムズムズしてしまう。

 

 

「……佐倉は“パンチラと言ったらこれ”っていうポーズ、あるか?」

描き終えた野崎くんに問われていくつか思い浮かんだが、自らそのポーズをするのはかなり恥ずかしい。

――でも、相手は野崎くんだし

ひとつの部屋に高校生の男女が二人きり――となれば間違いのひとつも起こりそうなものだが、漫画の事しか頭にない野崎くんが、私に変な事をするなんてありえない。

「……こんな感じ、とか?」

両膝をくっつけたまま足を開くと、「ああ、あるある。主人公とぶつかって転んだ時のポーズだな」と野崎くんが頷いた。

スケッチブックをめくり、描き始めた野崎くんがサラサラと鉛筆を動かす――と、こちらを見た瞬間、何かに気付いたように視線が止まった。

「どうしたの?」

「いや、その――なんでもない……」

その後もポーズの確認をしながら、チラチラと視線が落ちる。

――どうしたんだろう? ムダ毛の処理はちゃんとしたから、変なところはないよね?

大丈夫、と自分に言い聞かせるが、どんどん不安になっていく。

とうとう野崎くんが鉛筆を置いて、顔を逸らした。

「すまない、佐倉。頼んでおいてなんだが――今日はもう帰ってもらえないか?」

「な、なんで!? 私、なんか変な事しちゃった!?」

「いや、佐倉は悪くない。これは俺の問題で――」

「理由を教えてよ、野崎くん。じゃないと帰れないよ……」

「本当にこれは、俺の問題で――」

泣きそうになっている私を見て焦った野崎くんは、顔を隠すように手で押さえて言った。

 

「その……割れ目が、まる見えなんだ」

 

――割れ目? 割れ目って?

何を言っているのかよく分からずに戸惑っていると、野崎くんのズボンの股間がグッと盛り上がっているのが目に入った。

「野崎くん、それ――…」

――あれって勃起、だよね? なんで急に? まさか――私が原因で?

「これはその……っ!」

慌てて背中を向ける野崎くんを見て、逆に心に余裕ができる。

――あの野崎くんが、私を見て“そういう気分”になってる――…

嬉しいという気持ちが込み上げて、身体の芯が熱くなるのを感じた。

 

もし野崎くんが他の誰かに頼んでいても、同じ反応をしたのかもしれない。

この先、私なんかに野崎くんが欲情してくれる事なんてないかもしれない。

きっとこれは“チャンス”だ――そう自分に言い聞かせた私は思い切って大胆なセリフを口にしてみる。

「野崎くん、もっとよく、見てみたくない……?」

「佐倉!?」

迷うように視線を泳がせていた野崎くんが「俺が見ても、いいのか?」と小さく伺った。

「うん」

ローテーブルにコロンと寝転がり、おずおずと脚を開く。

「私、野崎くんにだったら見られてもいい、よ?」

「ッ――」

いつも女の子に漫画家としての興味以上のものを示さない野崎くんが赤くなり、初めて見るその顔に、キュンが止まらない。

昂りのままに、気付けば私は普段なら絶対にいえない言葉で、野崎くんを誘っていた。

 

「見るだけじゃなくて――触ってみる?」

 

 

 

さすがの野崎くんも、無防備に脚を開くエッチな下着の女の子を前に、好奇心と欲望を抑えきれなくなったらしい。

膝を持って大きく開かれた脚の中心に顔を近づけ、息がかかりそうなほど近くでじっくりと眺めた後、おもむろに指先でつつかれた。

「ひゃっ」

「すまん、痛かったか!?」

「ううん、ちょっとびっくりしただけ。続けて、野崎くん」

「あ、ああ……」

遠慮がちに、ふにふにと性器の外側を指で押される。

「こんなに柔らかいのか……なるほど……」

敏感な部分ではないはずなのに、自分でもあまり触る事のない場所の感触を確認され、あそこがキュウッと痛いくらいに疼いてきてしまう。

「やはり……あ、いや……」

野崎くんが何かに気付いて、言い出せずに言葉を止めた。

「野崎くん? 何か、変?」

「その、少し――チクチクする……?」

「ええ!? あんなにしっかり剃ったのに!?」

信じられないという気持ちと、見えないところだからそうだよね、という気持ち半々で声を上げてしまうと、野崎くんが微笑んだ。

「やっぱりそうか。さっき準備に時間がかかっていたのは」

「う、うん」

「ありがとう。俺の為に、全部剃ってくれたんだよな」

「うん……すっごく恥ずかしかったけど、はみ出したりして野崎くんに見苦しいものを見せる訳にはいかないから……」

加減が分からなくて迷った挙句、野崎くんを待たせている焦りから、“いいや、全部剃っちゃお! またすぐ生えてくるんだし! ”と思考を放棄した事は黙っておこう。

「そうか。急に頼んだりして悪かったな。もっと配慮するべきだった」

「ううん! それはいいの! 私も野崎くんにお願いされて嬉しかったから!」

反省する野崎くんの姿に慌てて起き上がり、両手をブンブン振ってフォローすると、安心したように息を吐いた野崎くんがとんでもない事を提案した。

「……剃り残した毛、俺が綺麗にしてやろうか?」

 

 

 

――静かな部屋に、ショリ、ショリ、とカミソリの音が微かに響く。

スケスケとはいえさすがに下着を脱ぐのは抵抗があったので、見えないギリギリまで布地を除けながら野崎くんに剃ってもらっている。

好きなひとの前で脚を広げるだけで恥ずかしいのに、下着越しに触れられ、あそこの毛まで剃られ、変な気分にならない訳がない。

私が怪我しないよう少しずつ慎重にカミソリを動かす野崎くんの優しい手つきに、あそこが切なくて仕方がない。

身体が熱く昂ってしまっている私とは違い、初めこそドギマギしていた野崎くんは、もういつもの顔に戻っている。

――やっぱり、野崎くんは私の事、なんとも思っていないのかな……

こんなにも恥ずかしくて扇情的なポーズで大切な部分をさらけ出しているのに、と悲しい気持ちに押し流されそうになる。

やがて毛が完全に剃られた証拠に、肌に当たる刃が音を立てなくなると、野崎くんが満足そうに息を吐き「うん、完璧」と頷いた。

「じゃあ、風呂場に行くか」

「へ!?」

「剃り落とした毛を綺麗に洗い流さないといけないだろ? それに……」

「それに?」

「パンツに染みてきてて、凄い事になってる」

「え? あ!」

慌てて膝を閉じ、ローテーブルから下りようとすると、野崎くんに抱え上げられてしまった。

「ちょっ、野崎くん!?」

お姫様だっこでお風呂場に連れていかれ、そこで初めて野崎くんのズボンがパンパンに張っている事に気が付いた。その張り具合は、さっきの比ではない。

――嬉しい♡ 野崎くんも――♡

昂っていたのは自分だけではなかったのだと、胸に喜びが込み上げる。

「佐倉……」

「野崎くん、それ、苦しいんだよね?」

私の視線を追って自分の下半身を見下ろした野崎くんは、もう隠せないと観念したように頷く。

「ああ」

息を乱す野崎くんにキュンキュンとお腹の奥が疼き、気付けば私は大胆な誘いをしてしまっていた。

「お風呂場で……する?」

「え!? いや、でも、さすがにそれは――」

「私は野崎くんならいいよ――ううん、野崎くんが、いい」

「佐倉……」

野崎くんはグッと顎を引くと、深く息を吐いてから真っ直ぐに私を見た。

「そこまで先に言わせてごめん。俺も、佐倉がいい。佐倉が欲しい」

「野崎くん――…」

――これは夢かな?

大好きなひとが、私が欲しいと言ってくれている。嬉しくて、嬉し過ぎて、自然と涙が溢れた。

「佐倉!?」

「ごめっ……ごめんね驚かせて。野崎くんが私の事を欲しいと思ってくれるなんて思わなくって……」

そうだな、と野崎くんは溜め息を吐くように言う。

「俺は今までずっと少女漫画が生活の中心になっているせいで、そのジャンルから外れた発想をしないように無意識に自分の思考や行動を制限していた。女子に対しても健全でなければいけないと、自分の欲にも気付かないふりをしてきた。佐倉が手伝いに来てくれるようになって初めて、気の置けない女の子と交わす会話や存在が楽しいものなんだと、一緒に過ごせる時間を大切に思う自分に気付いた。だからこそ、余計にそういう雰囲気を出さないようにしていたんだ。気まずくなりたくなかったし、嫌われたくなかった」

「嫌いになんてならないよ。私、野崎くんが、好き」

「俺も、佐倉が好きだ」

「やっと――やっと言えた……」

涙が溢れて、止まらない。

「私ね、ずっと野崎くんに言いたかったの」

野崎くんが優しく私を抱き寄せ、鼓動が早鐘を打つのが聞こえた。

「ああ、ありがとう」

 

 

もどかしく制服を脱ぎ、野崎くんに後ろから抱きすくめられながらシャワーを浴びる。

サァッと身体に当たる細かな水滴が陰毛のない無防備な股間を流れて落ちていき、腰に当たる硬いものが野崎くんのアレなのだと思うと自然と呼吸が浅くなってしまう。

「ひゃっ!」

突然野崎くんがひょいと私を持ち上げ、バスチェアに立たせた。

「野崎くん―― !?」

ぬるるっと太ももの間に何かが挿し入れられ、股間からピンク色のツルンとしたものが顔を出しているのが見える。

それが男性器の先っぽだと理解した瞬間、ゾクゾクと全身が震えた。

――あの野崎くんが、私に欲情してくれてる――…♡

「はは……ツルツルだな。それにぷにぷにしてて、滅茶苦茶気持ちいい――」

「野崎くんの、凄く硬くて熱い――♡」

不意に野崎くんが足元のバスチェアを見てフッと笑った。

「これも――“箱”だな」

「そうだね。箱だね」

「堀先輩が見たら、怒り出しそうだ」

二人で顔を見合わせて、笑う。

「――このまま、いいか?」

「うん♡ 初めてを野崎くんに貰ってもらえて、嬉しい♡」

野崎くんはハッ、と深く息を吐いてから短く「いくぞ」と言った。

「ッ―――…」

熱い痛みがゆっくりと身体を貫いていく。

「狭っ――キツっ――」

身体の中に異物が入り込む感覚に震えながら見下ろすと、ツーと太ももに血が伝い、身体にかかるシャワーに流されていく。

――初めてって、こんなに痛いんだ……

けれどそれが好きなひとと繋がる事ができた証なのだと思うと、痛みでさえも幸せだと感じられる。

唇を噛んで痛みに耐える私に、野崎くんが優しく囁いた。

「こんな時、男は動かずに痛みが治まるまで待った方がいいんだよな」

「ん……ごめんね」

「いや、俺の方ももっと準備ができてればよかったんだが。何か気を紛らわせるには――」

野崎くんは出しっぱなしだったシャワーを手に取り、もう片方の手で恥骨の辺りを押さえる。

「んやぁあああぁぁ!?」

剥き出されたクリトリスにシャワーが当たり、一瞬で漏らしてしまいそうになった。

「だめだめだめだめっ!」

必死にこらえたが、絶え間なく当たるシャワーの刺激で膝と太ももが勝手にガクガクと震える。

「出ちゃう! 出ちゃうッ♡ んうっ♡ ううぅーッ♡」

10秒と持たなかった。

絶頂と同時に温かいものが噴き出し、シャワーのお湯と一緒にびしゃびしゃと床に落ちる。

立っていられずにバスチェアから落ちそうになった私を、野崎くんが支えてくれた。

「っと」

「わ、私、漏らし――?」

恥ずかしさで頭に血が上り、野崎くんの顔が見られない。

「大丈夫か?」

「ごめんなさい、野崎くん、私お風呂場を汚して……」

「いや、今の“潮”だろ? 気持ちよくなってくれた証拠だから気にするな」

「しお?」

「ああ。まったく、佐倉エロ過ぎ。噴く瞬間、滅茶苦茶締めてくるし、イッた後の痙攣もヤバいし」

野崎くんが、私の両脚を広げるように抱え上げる。

鏡に、繋がっている部分が映し出された。

――凄い……私の中に野崎くんのがずっぽりと――

自分の性器に好きなひとのおちんちんがしっかりと挿入されているのを見て、背筋が悦びで震える。

絶頂の痙攣が治まる頃には痛みも和らいでいた。

「……野崎くん、もう、動いて平気と思う」

「無理はしてないか?」

「うん♡」

 

 

ぱちゅん、ぱちゅんっ、と水を含んで肌を打ち付ける音がお風呂場に響く。

「……ん♡ ……ぁ♡ ……っあ♡」

音が響くのでできるだけ声を出さないように我慢したが、それでも奥を突かれる度に勝手に声が漏れ出てしまう。

さっきまでの痛みが嘘のように、全身が気持ちよさで痺れていた。

野崎くんに抱えられ、足のつかない体勢で抽送され、鏡越しにその様子を見せつけられて、イクのが止まらない。

「っあぁ♡ もうイク♡ 野崎くんっ、イッちゃう♡ イッちゃうっ♡」

「待て、佐倉! 急にそんなに締め付けられたら――」

慌てて抜こうとしたおちんちんにゴリッと内側を擦られて潮を吹き散らすと同時に、野崎くんが射精した精液が同じ弧を描いて鏡に掛かった。

 

 

野崎くんは私を下ろし、荒い息を吐く。

何度も絶頂した私と違い、野崎くんはまだ一度しかイッてない。

私は野崎くんの前に跪いた。

「佐倉?」

恥ずかしいのを押し殺して、ドロドロと愛液と精液を纏ったままのおちんちんに舌を伸ばす。

「佐倉……!?」

「んむ♡ ……んう♡」

――これ、私の味なのかな……それとも野崎くんの味なのかな……?

ペロペロと舐めていると、治まりかけた野崎くんの息遣いが再び荒くなっていく。

「佐倉、頼む。先を――咥えてくれないか?」

「うん♡」

あーん、と亀頭を口に含んでチュッと吸うと、野崎くんがブルルッと震えた。

「うぁっ―――は♡」

――あ、嬉しい♡ 野崎くん、気持ちよさそう――…♡

好きなひとの喘ぐ姿に、一生懸命 口と舌でご奉仕する。

「ん、大きくなった……♡」

ビクッ、ビクッと脈打ち、パンパンに膨れ上がった肉棒から口を離し、野崎くんを上目遣いで見上げた。

「ね、野崎くん。お願いがあるの」

「なんだ?」

「今度は前から抱えられて、シたい」

「分かった」

野崎くんは私と向かい合うと、軽々と腰を抱えた。

入学式の日、野崎くんと初めて出会って恋に落ちたあの瞬間を思い出し、心臓がドクンと高鳴る。

「……野崎くん、大好き♡」

「ああ、俺もだ」

 

 

 

 

 




大柄な野崎くんと華奢な千代ちゃんの体格差CPです。ベッドに行こうか迷いましたが、剃毛の後ならお風呂場でエッチかな、と!
大抵は両方の目線で書くのですが、いまいち野崎くんがどんな事を考えているか掘り下げられなかったので、千代ちゃん目線で通しました。
せっかく”例のパンツ”をはかせたのに食い込ませる事ができなかったのが残念……
(書いたけど流れとして余計だったので削除)
他に千代ちゃんには全裸ニーソでエッチというのも考えたのですが、処理後にシャワーしたら脱いじゃったので書けず!
(ノД`)・゜・。クウッ

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