※この作品はR-18です。

デジモン漂流記   作:ボルメテウスさん

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戦争

キュウビモンとの戦いの最中に現れたのは、2人の青年。

見ると、俺達と同世代ぐらいだが、その横に立つのは、俺達と同じようにケモノガミを引き連れている。

 

「・・・えっと、ケモノガミなのか、それは」

 

そう、俺は思わず尋ねた。

 

「まっまぁ、疑問に思いますが、今は、向こうの対処ですぞ!」

「太田君の言う通りだよ、まさか、ムジナと遭遇するとはね」

「知っているのか?」

 

彼らの反応からして、何か知っている様子だが。

 

「・・・面倒な奴ら、もう良いや、帰るよキュウビモン」

「あっ待っ」

 

そう言う前に、彼女、ムジナは姿を消した。

 

「とりあえず、危機は脱したようだね」

「あぁ、助かったよ、それで、君達は」

 

この状況で、新たな味方が出来たのは頼もしい。

 

「僕は太田玖朗、こっちは一緒に来た氷室凍矢君。それで一緒にいるのはハグルモンとブルコモンだよ」

 

そうして、各々の自己紹介を終えると共に。

 

「それで君達は、どこから」

「実は、この近くにケモノガミ達がいる村にいるんだ」

「ケモノガミ達が?けれど」

 

これまで、俺達はケモノガミに襲われた事がある。

ギルモン達が助けてくれたとはいえ。

 

「その事情を話しますと!実は、今、この世界では何やら戦争が起きているらしい」

「戦争?」

 

それに対して、俺は首を傾げる。

 

「僕達も詳しい事は分からない。けれど、さっきのムジナはその勢力の一つに属しているらしい」

「勢力って」

 

俺は思わず尋ねると、氷室は続けてくれた。

 

「勢力は、未だに謎が多くて、村にいる年長者であるババモンから聞いた話によると、7つの勢力があるらしい」

「7つ?」

 

すると、俺はあの時、ムジナが呟いた言葉を思い出した。

 

「憤怒、色欲。それに怠惰」

「それって、七つの大罪じゃないですか!!!!」

「七つの大罪って、確か」

「えぇ、ラノベでもよく出るので、簡単に言うと人間の罪と言われている部分ですね」

「それが、一体、何の関係が?」

「ババモンが言っていた七つの勢力、確か七大魔王だったか。彼らがこのケモノガミの支配を企んでいるようだけど」

 

その話だと、先程のムジナの言葉に疑問が残る。

ムジナは、まるで、他の七大魔王を敵視しているようだ。

けれど。

 

「俺達は七大魔王なんて知らないぞ」

「えぇ、そんな事、ここで初めて知ったから」

 

俺もアヤノも同意した。

そして、六花も。

 

「・・・そうだね、私もまるで知らないから。けどさ」

 

すると、六花は続ける。

 

「私達の知らない所で、何かされた可能性とかない?だって、こんな世界に連れてこられたんだから」

「それは、確かに」

 

六花の話を聞いて、思わず同意した。

 

「とにかく、話は、村で続きをしませんか?まだまだ、分からない事だらけですし」

「そうだね」

 

そう、俺達は、太田の案内と共に、村へと向かった。

だが、その時に氷室は、何かを考えていたようだけど。

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